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【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ「……ありがとう、リヴィオせんぱい。 せんぱいに信じてもらえるの、うれしい、……です」 「せんぱいが言う通りにオレ、きっと迷路の中に居る。 一緒で、ずっと、誰かが望んだ道を歩んでるだけで。 なるところまでは来れたけれど…… 本当にオレはここに相応しいのかなって足元、ぐらついてた」 「居続けるのが正しいのかわからない、です。 でも、わかんなくても。 ……いつかせんぱいみたいになってみたい」 ラベルを貼れず形を掴めない。 そんなものばかりが埋め尽くす胸中にも、はっきりと見える心はある。 それは例えば、貴方へ抱く憧憬、だとか。 「そうなれるの、ずっとずっと先かもしれない、けれど。 その、よかったら見守っていてほしいってねだるのは……」 「……甘えすぎ、ですか?」 [2/2] (-428) mspn 2023/09/17(Sun) 9:53:44 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「変わり者へ関わりたくない人間は多い。 仕事上の関係で終わらせる方が楽だしね」 まともに話が出来ると感じているのは一部だろう。 今まで積み上げた"リヴィオ・アリオスト"という人間が、 他者にそうさせてしまっていた。 「どうして、か。保てなかったからだろうか。 心も、体も……俺は案外劣等感の塊らしいからね」 背後のベッドへ背を預け、コルクが抜かれていく様子を眺める。 その表情はいつも通りとは違う、素の"リヴィオ"だ。 「君には話したことがないとは思うが、 俺は親に捨てられて児童養護施設に引き取られたんだ」 「だからね、昔は大人しくて暗い人間だったよ。 …ただ、捨てられた人間だと。要らない人間だと。 そう思う度に生きているのが苦しくてね、 生きるために俺は、そうするしかなかったんだよ」 そのおかげで、今の家に引き取ってもらえた。 要らない人間じゃないって、思えた……はずだった。 「…でも、俺がどれだけ努力しても"本物"には叶わない。 嘘のリヴィオが誰かの目に憧れとか、 そういうものを抱かれる度に俺は……苦しくなったんだ。 生きるために嘘で描いて、その結果苦しむなんて」 馬鹿だろう?男は自嘲するように笑い、視線を落としていく。 (-478) sinorit 2023/09/17(Sun) 14:02:38 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ涙を流すことの何がみっともないのか。 そう思う心はあれど、君が隠すなら暴こうとは思わない。 代わりに、浮かんだ笑顔に笑顔を返そう。 「誰かに問える君は強い。顔を上げられる君は強い。 だから君は、君なら、 大丈夫 だ」もう一度君に大丈夫を唱え、笑みを深める。 君なら君の道をいつか、見つけられると信じているから。 「そうして悩める君は強くなれるよ。 迷うことは悪じゃない、立ち止まることもそうだ。 諦めてしまわない限り、君の道はちゃんと続いている」 「いくらでも迷っていいから、いつか。 …いつか、君がその迷路を抜けられる日を俺に」 語る男の瞳は細まり、そのまま緩やかに閉じられた。 「──俺に、見せてくれ。見守っているさ、ずっと。 だから俺で良ければ、いくらでも」 (-488) sinorit 2023/09/17(Sun) 14:38:12 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「そういうことか。 やっとしっくりきた。 だから疲れて自棄になってたんだな。」 貴方の生い立ち、過去を聞いて ようやっとその点と点が繋がってきた心地になる。 「今も、誰にも必要とされてない不要な人間だと そう思っているのか。苦しかったな、それは。」 ぐり、ぐり、と更にコルクにねじ込んでいく。 「だったら俺はお前を縛っちまうのかもな。 俺にとっては、リヴィオは必要な存在だから。」 (-490) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 14:48:55 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ「────」 ……あ、やっぱだめかも。 過った次の瞬間には一滴だけ零れてしまった。 だってあんまりにも貴方が真っ直ぐに、己を信じてくれるから。 「……ぁー……」 大丈夫の一言を貰えるだけでこんなにも安堵する。 見守ってくれる誰かがいるというだけでこんなにも幸せに満ちる。 己の為にと贈られた言葉ひとつひとつを胸の内、大切に抱きしめながら。 ぐしぐしと目元を擦り、顔を伏せながらも声を絞り出した。 「……せんぱい、だいすき」 ありがとうの方が先だったかもしれないとは形にした後に。 だから次いで震えた声で「ありがとう」もちゃんと伝える。 そうして顔を上げればまだ少し潤む瞳を細め、それでもにっと笑った。 「──へへ。 せんぱいのお陰で明日からもがんばれそー……です! ね、オレ、無敵のナンバーツー目指すんで!」 もちろんナンバーワンは既に無敵の貴方だ。 そんな軽口を叩けるぐらいどこか心が軽くなった男の声に、沈んだ色はもう無かった。 (-491) mspn 2023/09/17(Sun) 14:59:44 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ己の息を呑む音が聞こえて、 落ちた視線も勢いよく持ち上がった。 それはどちらも無意識で、君の言葉を聞いたが故に。 「……………は、君ってやつは。 俺を口説いたところで何も渡せないぜ」 僅かな間の後、ようやく引き出した言葉は冗談めかすもので。 少し崩れた笑みが君の瞳に浮かぶのかもしれない。 「…それに君に必要なのは、君の幼馴染達だ。 あまり多くに手を伸ばすなよ、掴めるのには限度がある。 そうやって沢山口説いてると後が大変だよ」 なんでもないように言い切って、 けれど深いため息が男の口から零れていく。 そのまま持ち上がった手が自身の髪を乱して、 複雑な感情の中、もう一度下手な笑みを作った。 (-500) sinorit 2023/09/17(Sun) 15:34:54 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「欲しいなら欲しいって言えば良いだろ。」 絞り出すような言葉に静かに返す。 「確かにテオとアリーは大事だが アイツらは自棄を起こすほどじゃないし 俺が勝手に守ってるだけだ。」 「俺が居なくても上手くやれるのは ようく知ってるよ。だが、お前はそうじゃない。」 ようやく差し込み終えた栓抜きを 緩く引っ張り始めた。 「必要っつったら必要なんだよ。 今の俺の本音を知ってるのは、署じゃお前くらいなんだから。」 (-503) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 15:57:33 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ男が再び瞳を開く頃、一滴の涙は既に落ちきって。 映るのは目元を擦り、顔を伏せながらも声を絞り出す君だった。 だいすきだと伝えてくれる君へ「俺もだよ」と返し。 ありがとうを伝えてくれる君へ 「礼を言われることじゃない」と男は笑う。 結局、言葉を受けて下を向き続けるか。 あるいは、上を見て、前に進もうとするか。 それを選ぶのは自分自身他ならないのだから。 「はは、その調子だ。君がそう名乗れるようになること、 俺は楽しみに、期待して待っているよ」 いっそナンバーワンになるほどに高く。 君の心が強く、いつか形を掴めますようにと願って、 君へと手を伸ばしその頭を撫でようとするのだった。 (-504) sinorit 2023/09/17(Sun) 15:57:52 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ頭を撫でられると反射でつい目を瞑ってしまった。 それもすぐに開けて、己が目標として憧れる貴方の顔を見つめる。 未だ未熟な心はすぐに揺らぐ、視野だってきっと広くはない。 それでも与えてくれた愛情を躊躇いなく受け止める術だけは十分に知っていたから。 「リヴィオせんぱいに期待してもらえるなら、 がんばらないとなあ」 綻ぶ口元はふにゃりとした柔らかなもの。 ほんのちょっぴり、自分からも撫でてくれる手に擦り寄るように頭を押し付けたりしていた。 そんなやりとりがちょっと落ち着いた頃に、すっかり冷めきったパネッレをひとつ摘まんで。 「ご飯こうやって一緒に食べれて、うれしかったです。 でも今日は雨降るんだっけ……そろそろ食べ切らなきゃかな」 もそ、と口に運んで咀嚼し、後にオレンジジュースも飲み切る。 食事を片付けていく途中、ちらっと貴方を見上げた男は本日最後のおねだりを。 「ねえリヴィオせんぱい。 オレがんばるけど……また、もし。 ちょっと下を向きそうになったら、せんぱいに甘えても良いですか?」 「そうじゃなくても、またせんぱいの話色々聞いてみたいし…… ごはんとか……こう……」 いいかなあって、向けているのは期待を込めた瞳だ。 (-512) mspn 2023/09/17(Sun) 17:03:39 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「…………君ってモテるだろ」 もう一度深いため息を吐き出して、 君の表情を伺うように翠眼が揺れた。 「俺がそんな人間に見える?くらい言えたら良かったんだが、 ここまで話して言えることはないな……困ったな」 断言された内容が本当にその通りで、 今更否定したところでなんの意味もない。 諦めたように一度肩を落として、 何を言えばいいかと言葉を探す。 「……そんなこと言われると、惜しくなるだろ」 自棄になって破滅を望み進んだ先で、 欲しかった言葉が真っ直ぐに向けられて、 描こうとした終わりに、ほんの少し未来が欲しくなった。 本当の自分としての未来を。 「君ってやつは本当に、お人好しだな……」 (-532) sinorit 2023/09/17(Sun) 19:06:42 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ「もちろん俺も嬉しかったさ。 誘ってくれてありがとう、ニーノ」 前を向き晴れていく君の心とは対照に、 曇り空の広がる空は今にも雨が降り出しそうだ。 この時間を名残惜しく思う気持ちはあれど、 そろそろ解散の時が近付いているのかもしれない。 「…あぁ、俺で良ければと言っただろう? いくらでも、甘えてくれて構わない」 「また、食事も行こう。俺の話は……はは。 何か、いい話題を考えておくよ。 君も、聞きたいことを考えていてくれ」 隣へと置いたカップを再び手に取り、 残るジュースを飲み干して、 立ち上がった男は君へと手を差し出した。 「次も、楽しみにしているよ」 (-536) sinorit 2023/09/17(Sun) 19:21:14 |
リヴィオは、この『 』が希望になるよう願った。 (a35) sinorit 2023/09/17(Sun) 19:22:22 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「さてね。少なくとも恋人が出来たことはないな。」 きゅぽん、と音を立ててコルクが抜ける。 芳醇な香りが漂うかもしれない。 「お人好しで結構。 惜しくなったなら迷わず掴めよ。 後悔するぜ。この先マジで何が起こるか分かんねえぞ。」 貴方のグラスに赤ワインを注ごうと寄せる。 (-541) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 19:32:17 |
【人】 無敵の リヴィオ>>86 ルチアーノ 「OK、仲良く分け合おうか」 意図は違うとしても形は同じ。 黙った理由を問うこともなく頷いた。 元々自分が持ちかけた話を断る理由もない。 取り皿を貰えるようマダムに頼み、 運ばれてきたスープをきっちり2人分に分けて片方を君に。 「ありがとう、レディ。それじゃあいただきます」 両手をきっちりと合わせてから料理への感謝と敬意を述べる。 スプーンで掬って運んだスープは確かに高級な店には劣るが、 気持ちは込められているのだろうと笑顔が浮かんだ。 「…うん、美味しいね。ほら、君も早く食べるといい。 空腹よりも多少腹を満たす方が頭は回るからね」 君の用事を全く把握していないものの、ご利益を求めるくらいだ。 頭が回せる状況にしておくべきではと勝手にも考えての言葉。 実際のところは必要のないことなのかもしれない。 #路地裏 (94) sinorit 2023/09/17(Sun) 19:58:08 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「…そうかい」 それは君が幼馴染に夢中だったからかもね。 漂う香りとともに余計な言葉は飲み込んで思うだけに留める。 「………分かっているさ、分かっているよ。 しかし今更覚悟をするってのは案外勇気がいるものなんだ」 それは、これまでして来なかったことだ。 嘘で身を固めて、掴もうとしなかったものだ。 注がれるワインを眺めながら躊躇うように手を伸ばして、 触れる直前で指先を握りしめた。 (-561) sinorit 2023/09/17(Sun) 20:41:37 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ感謝を伝えられると、ああ誘ってよかったんだなって思えて。 甘えることを許されれば、向ける好意は膨らんでいくもの。 差し出された手には少しばかり驚いて瞬いていたが、それでもすぐ。 喜色に満ちた満面の笑みを浮かべれば── 「……はい!」 ──指先を伸ばし、重ね、その手をぎゅっと握った。 ……その後は、ゴミをきちんと片付けてから共に歩く。 真面目な話を多くしたから、帰路の道中は他愛のないものを。 例えば明日せんぱいが着けてくるピンの予想とか。 例えばねこって好きですか?とか。 話していればあっという間に分かれ道の場所。 最後は手をぶんぶんと振りながら別れたのだろう。 そうして一人、家へと向かって歩いて行く最中。 貴方から貰った信頼と勇気を忘れぬよう。 胸の内で大丈夫を繰り返し、ずっと抱きしめていた。 (-562) mspn 2023/09/17(Sun) 20:42:03 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「…大丈夫だ。怖がらなくていい。」 注ぎ終えたワインボトルを一度置いて。 躊躇いを見せる貴方をじっと見つめる。 自分が掴むことは容易いけれど、これはきっと。 貴方が自分で掴むことに意味がある、と思ったから。 「全部受け入れるから。」 貴方がどういう思いを持っていたとしても 惜しくなってくれたのならば、拒みはしない。 穏やかな笑みを浮かべたまま、見守るだろう。 (-565) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 20:54:43 |
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