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【赤】 店長 ジン別に、なるななんて言わないよ? 男同士、生理現象なのは知ってるしねェ。 謝ったのは、俺が軽率だった、って思ったの。 俺はァ、麦がね? 俺を好きってのは聞いたから、麦ならべたべた構ってもいいかなァ、とかさ? 好きなら、我慢させたくないな、とか。そーゆーんで、絡みすぎたって思って。 そんなん、しんどいじゃん。 [例えば俺に、もう若さの昂りを受け止めてしまうだけの割り切りか好意があれば、いっそ良かったのかもしれない。 隠された張り詰めを、この肚の中に叩き込んでもいいと言える度量があれば。 けれど息を呑んでしまった。欲情の気配に緊張を覚えた。 そんな相手に、自分なら手を出せない。――きっと、麦も。 ならば耐えるしかないのに、相手が煽り続けるなら、地獄。] (*133) papr 2021/05/24(Mon) 0:51:59 |
【赤】 店長 ジンけっこー年上が好きなんだね、麦は。 俺もタイプだったりしたらいいんだけど。 [一目惚れっていうのは、タイプとかを飛び越えるから。 どうだったのかと思うのは興味本位。] (*142) papr 2021/05/24(Mon) 2:07:28 |
【赤】 店長 ジン[軽口に乗せるなら、俺とはしたいの、と聞いてしまいたくなるけれど。 さっきの生理現象がすべてを語ってくれている。] ん。じゃー、俺も喋んなきゃだなあ。 長くなるからテキトーに聞いてて。寝てもいーよ。 [人生の黒歴史を晒すのだ、もうチェイサーではやっていられない。 またタリスカーをワンフィンガー。勢いで呷ってしまってもいいように、水割りにして一口。] 俺はね、正直、分類的にはどっちかわかんない。 聞いといてなんだけどさ。 (*143) papr 2021/05/24(Mon) 2:07:48 |
【赤】 店長 ジン最初の恋は多分、涼だろうな。近所によく遊ぶ女子がいてさ。 小学校も同じで、中学まで腐れ縁。 けど、中学ともなるとマセてくるやつがいて、付き合ってんだろなんて噂されんの。 お互いそんな訳ないって否定するけど、言われると意識するってやつ? 否定する材料を探そうとして、涼のことを目で追って―― まあ、でも、自然消滅ってやつだ。高校違ったしね。 [さて、それから問題の話。 高校の先輩に、一目惚れした話だ。] (*144) papr 2021/05/24(Mon) 2:08:11 |
【赤】 店長 ジンそんな事があったから、高校では彼女欲しいとかそういう話に、あんま積極的になれなくてさ。 まあ、ただ、聞いて。たまに中学の話を盛って話して。 別にいつか勝手に好きな人ができるまで、それ以上はしなくていいかなって思って。 けど、来たんだな、その時が。 [はー、と深めに息を吐く。 自分からはじめた話のくせ、いざ話すとなったら思い返すだけでもだいぶ恥ずかしい。 助けてくれタリスカー。水割りをごくりと、大きめの一口。 喉が熱くて、頭の芯が痺れだす。] ……制服着た先輩が近所で発声練習してんの見かけてさ。 セリフっぽいことやってたから、演劇部だろーなって思って。 学祭近かったから自主練だったんだろうけど、正直演劇部ってのが学祭のそういう時期以外何やってるかも知らなかったから、年イチしか出番ないのに必死になってよくやるなー、って思ってたんだけど。 (*145) papr 2021/05/24(Mon) 2:08:36 |
【赤】 店長 ジンなんか目離せなくて、ずっと見てたんだよ、その練習。 それから何日か、その練習見ててさ。いざ本番見に行ったら、これがまたそんなにうまくねーの。 やる気が空回りってか、悪目立ち? 浮いてる? 発声やってたから声はデカいんだけど、他のメンバーとテンションが合ってない、みたいな。 [喋りはじめれば、昨日のことのように語れる。 昔の恋の話は、麦の耳にはどう届くだろう。] だけどさ、なのに、もっと見ていたくなったんだよな。 カリスマ、とかそーゆーんじゃなくて。 全然かっこよくないけど、かっこよかったんだよ。スベってるのに光って見えた。 多分俺はあんなに全力で何かに打ち込んだことねーな、みたいな。 (*146) papr 2021/05/24(Mon) 2:09:02 |
【赤】 店長 ジンそれからずっと、部活の練習とか影で見てたり、発声練習見に行ったり。 その時くらいにやっと、最初に見たときから俺惚れてたんだなって気づいたかな。 会えるだけで嬉しくてまともに話したことすらないのに、劇の相手役になった想像でヌいたりしてさ。 [興味のつもりが恋愛だったと気づいた瞬間、高校生の熱というのは簡単に燃え上がる。 たいして顔もいいわけじゃなかった。喋ったこともなかった。同じ部活に入って、同じ舞台に立つ勇気すらなかった。 けれど隣で応援しているだけで、恋心というのは育つ。まるで少女漫画だ。] (*147) papr 2021/05/24(Mon) 2:09:22 |
【赤】 店長 ジンけど、先輩だから卒業すんだろ、先に。 そんで卒業式の日にさ、なるべく女子っぽい文字練習して、超丁寧に『大好きでした』って手紙書いて下駄箱に突っ込んで、それで終わり。 ――終わりに、した。 [あの手紙は何らかの物議を醸したのか。その顛末すら知らない。 或いは自分の存在がとっくに気づかれていて、嫌悪のままに破り捨てられたかもしれない。 想像はできるが、それだけだ。] (*148) papr 2021/05/24(Mon) 2:09:39 |
【赤】 店長 ジンこんなお話でよろしい? ま、だから俺はさ、麦がずっと想い続けてくれたのすごいなって思うし、それを知ったからにはなんか応えたくなるん、だよなぁ。 [年寄りは長話をしました。 反省とともに、水割りを飲み干してグラスを置く。 ソファにとろんともたれかかって、そのまま麦の方に体重を寄せる**] (*149) papr 2021/05/24(Mon) 2:10:00 |
【独】 店長 ジン/* ここから多軸にならないように繋ごうと思ったがそろそろロールパワーが切れたので今日は恋バナを語って終わりにするぜ! (-315) papr 2021/05/24(Mon) 2:12:49 |
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