人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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【秘】 空閑 千秋 → 三谷 麗央

 
   嗚呼、女なのに、
   男として抱かれたなぁっていう、
   ……やるせなさ、ですね。

 
 
[それはきっと運が悪かった。
 でも、最初に抱かれた経験がそうだから。
 どうしようも無く、私の心を苛む。]
 
(-194) 夢見 2020/08/12(Wed) 7:06:25

【赤】 空閑 千秋

 
   だから、心地よさは、あんまり……。
   回数も、余り。
   でも、こちらを好む方も、いますよね。 
 
 
[妊娠の心配をしなくて良いからと
 此方を好んで使う相手もいたなと思いだしながら
 そんなところです、と淡い笑みで締めくくった。]**
 
(*169) 夢見 2020/08/12(Wed) 7:06:44

【秘】 空閑 千秋 → 三谷 麗央

 
   あ………。
 
 
[恥ずかしくて泣きそうになる。
 泣きそうなのに体が疼く。
 下腹が切ない。
 視線で、言葉で、レンズで犯されてるかのようだ。

 んく、と息を呑んで、顔を俯けて床を見つめる。
 太腿の外側から腕を回し、
 太腿を抱え込みながら秘唇に指先を伸ばした。
 そっと触れれば淡い悦。
 両側のふっくらとした萼片を開けば
 その奥側に覗いた赤い花弁が綻んで
 とろり、潤んだ蜜が溢れて会陰を渡り菊座まで濡らしていく。
 ひく、ひく、と物欲しがるそこを隠すものは何もない。
 耳まで、首輪のかけられた首元まで赤くしながら
 私は更に花弁にまで指をかけて
 クパァ…とそこを開かせた。
 すっかりそこを潤わせる蜜が
 ねっとりとした糸となり赤い花弁と花弁を繋ぐ。
 紅い媚肉が奥の方まで開かれて、
 そんな奥側まで外気を感じてまた私の奥底が震えた。

 ひく、とわななく度、新たな蜜が生まれて。]
 
(-196) 夢見 2020/08/12(Wed) 8:32:22

【秘】 空閑 千秋 → 三谷 麗央

 
   わ、私は、麗央さんに……。
   首輪をつけられて喜んで、
   下の毛を、しょ、処理して、頂きました……。

   ン、ん、私は、それだけで、
   こんなに感じてしまっている、
   ……淫らでいやらしい、
   雌犬なんですぅ………、は、ぁあ……。
 
 
[自分で自分を蔑む言葉を選ぶ。
 それだけで私はたまらなくて
 甘く吐息をこぼして体を震わせた。
 目の蓋にいっぱい涙を溜めて、
 恥ずかしいのにそれで喜んでる顔で彼をチラと見た。

 言葉だけでいけるんじゃないか。
 そんな錯覚にとらわれるくらい、興奮してる。
 全身が敏感になっている。
 それでも後ろで行けるかどうかは分からない。
 解して用意もしているけれど
 そこを望んで使ったことは今まで無かったから。
 嗚呼でも。後ろでもいけるようになってしまったら。]
 
(-197) 夢見 2020/08/12(Wed) 8:33:06

【秘】 空閑 千秋 → 三谷 麗央

 
 
  (本当に、日常に、差し支え…………、)
 
 
 
(-198) 夢見 2020/08/12(Wed) 8:34:11

【秘】 空閑 千秋 → 三谷 麗央

 
 

(嗚呼、でも、構わない)     

      
変えて
        
(私の形を、教えてくれるなら。)**
 

 
 
(-199) 夢見 2020/08/12(Wed) 8:35:17

【独】 空閑 千秋

/*
んむー。
乱行村だから、こう、村趣旨的に、ね?

首輪とぱいぱー確定したから
やんわりゆるり、
次軸しても良いかな。
もしちょい齟齬ったらごめんなさいの構え。
(-200) 夢見 2020/08/12(Wed) 8:39:39

【人】 空閑 千秋

 
─→ラウンジ─
 
[濃厚な交流を経た後。
 私は満たされた気持ちで再びラウンジを訪れていた。

 此処に泊まると私の形がわかる。
 現実の中で曖昧になっていく私の形が
 ハッキリ感じられ、或いは変化させられて
 嗚呼これが私だったのか、と
 感じ入る事が出来る気がして好きだった。

 きっと黒革の首輪はそのままに
 ラムコークを注文して、一人。
 従業員は先ほどとは交代していたか。
 ぼんやりと部屋の照明を見上げて

 頬杖をつき、届いたカクテルのグラスの縁を
 指先でゆうるり、つるり。]
 
 
   ………あのデータ、どうしようかな。
 
 
[スマホの中に残された物を考えると
 ほんの少し、迷うけれども。
 そう呟く割にその声音は全く困ってはおらず
 ほんの少し楽しげな空気すら纏っていた。]*
 
(169) 夢見 2020/08/12(Wed) 9:41:48
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a44) 夢見 2020/08/12(Wed) 9:47:08

【人】 空閑 千秋


─それは、ある日の─
 
   ん…………。
 
 
[矢張り夜勤明け定時はキツい。
 思ったよりも深く眠りに落ちていたようで
 一度目は覚醒には至らなかった。

 声は聞こえている。>>172
 それでも体が目覚めないしあまり理解はしていない。
 肩を叩かれてようやく瞼が上がる。
 上がった瞬間ハッと顔を上げて。]
 
 
   は、ハイッ、先輩!
   寝てません大丈夫です!!!
 
 
[声のしていた方に背筋を正して大声。
 同時に敬礼したが、その数秒後に事態を把握した。
 カァッ、と顔面の熱が上がるのがわかる。
 ゴシゴシと口元を拭いて…
うわっ、ヨダレ出てた…

 荷物を抱え直してから頭を下げた。]
 
(173) 夢見 2020/08/12(Wed) 11:08:14

【人】 空閑 千秋

 
   すいません、寝ぼけました……。
   あ、その、それで、……………あ?
 
 
[嗚呼、電車は無情である。
 そのまま私を乗せる事なく出発してしまったようだ。

 もしかして目の前の彼も乗るのでは無かったのか。
 それを思えばさあっと今度は青褪める。]
 
 
   その、……すいません。
 
 
[改めて深々と頭を下げ、謝罪したのだった。]*
 
(174) 夢見 2020/08/12(Wed) 11:08:42

【赤】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間・バスルーム─
 
   調、教……。
 
 
[呆けたように呟いた。
 嗚呼そうか、私は調教されるのだと
 自分自身に言い聞かせるように。>>*182
 しかしそこまで感じるようになるのだろうか。
 彼なら出来るのかもしれないという気持ちと、
 いや、本当にそうだろうかという惑いが混在する。
 けれど今の私には、
 彼に逆らう理由なんて特に無かったのだ。

 だから椅子から降りて四つ這いになる。
 まだヒリヒリと腫れている尻朶を撫でられると
 緊張に僅か力が込められてしまったが
 ゆっくりと呼吸を繰り返し、その力を抜いていく。
 中央の窄まりが慎ましく閉じてはいたけれども
 その周りは過去の経験のせいか
 ふっくりと膨らんで赤みを帯びていただろう。
 そこにつぷりと指が差し入れられれば
 花弁とは違いキツいゴムのような弾力で
 異物を押し出そうとキチ、と締め付けてしまう。]
 
(*188) 夢見 2020/08/12(Wed) 11:40:49

【赤】 空閑 千秋

 
   んぐ、………ふ、…………っ。
 
 
[異物感に耐えて眉を寄せた。
 細く長く呼吸を繰り返し、力を抜いていけば
 きついながらも侵入はたやすくなるだろう。
 内側はきれいに"掃除"してきてある。
 けれどそれから時間も経っていたから
 今の状態が完璧では無いはずだ。
 最初とは違い、受け入れ始めれば呼吸にさえ気をつければ
 指が多少増えても受け入れられる。
 無論、その度に息を詰め、呼吸を整える。
 その作業は必要だったし、
 どうしても苦しげな顔になってしまうけれど。]
 
 
   んん………っ、ふー……っ、ん……。
 
 
[ふるふると震えながら
 甘い蜜が花弁から滴り落ちるのを
 止められるはずも、なく。]*
 
(*189) 夢見 2020/08/12(Wed) 11:41:13

【赤】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間・バスルーム─
 
   んんぅ、ふ………っ!
 
 
[つるりと何もない恥丘を撫でられる。>>*192
 直接は性感の強い場所に触れられず、
 けれど期待からか無防備ゆえに敏感になったか
 それだけで私は背筋を逸らす。
 まるで背後の遺物感ですら同じなのだと
 ゆっくりゆっくり、教え込まれるように。

 いいや、きっとそれはそれそのものだ。
 そう教え込まれている。
 そうなるように調教されている。
 私の形をどんどんどんどん変えられていく。
 より淫らでより仕方のない女の姿に。]
 
(*198) 夢見 2020/08/12(Wed) 13:02:17

【赤】 空閑 千秋

 
   あ、言わない………で………ッ、
 
 
[キュ、とまた彼の指を締め付ける。
 淫らな水音がバスルームに響いて私を耳から犯す。
 床についた手を強く握りしめて、
 硬く目を閉ざしてゆるく頭を横に振る。
 ひくついてるのは気持ち良いから?
 それとも苦しいから?
 それとも、苦しいから気持ち良い?

 指を引き抜かれるときにゾクゾクするのは
 きっとそれが本来の動きだから。
 額に汗が浮かび、頬を伝って顎に落ちる。]
 
 
   は、あ、……んぐ、く……っ。
 
 
[いたくはない。少し苦しいけれども。
 そんな汚い場所を弄られて悶えるなんて、
 そんな背徳感の方に私は酔いしれ始めていた。

 首輪をして、犬のように四つ這いになって。
 その姿は本当に
 現実に関わる誰かに見せられないものだった。]*
 
(*199) 夢見 2020/08/12(Wed) 13:02:35
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a48) 夢見 2020/08/12(Wed) 13:03:10

【独】 空閑 千秋

/*
多分あの人があの人で
この人がこの人。
4人くらい、知ってる方な気がする。
村たてさん初見だけど、
恋塚さんかなー…?
(-214) 夢見 2020/08/12(Wed) 13:53:37

【人】 空閑 千秋


─それは、ある日の─
 
   いやほんとその、すいません……。
 
 
[笑われてもすいませんしか出てこない。>>184
 それにしても仕事中?>>185
 うわわ、と思わずうろたえたけれど
 謝罪を制され、大人しく座り直した。

 一人分、席を開けての隣。
 ミントを差し出されありがたく貰っておいた。
 手の上にころり、ミント飴。]
 
 
   お仕事中だったのにほんとすいません。
   当直明けでどうにも、寝ぼけて。
   昨日も仮眠中に叩き起こされたものだから……。
 
 
[そんな言い訳をしながら包み紙を破り
 口の中へ放り込んだ。
 キツいミントの清涼感に思わず首を竦める。
 イ、と歯と歯の間に挟んで呼吸をすれば
 スウスウし過ぎてじわりと涙が滲んだ。
 なるほどこれは良く効く。今度買ってみよう。
 今度は心して口の中に納めなおす。と、]
 
(186) 夢見 2020/08/12(Wed) 14:37:52

【人】 空閑 千秋

   ……逃げたくなることは、しょっちゅうですね。
   でも、10年今のところで下積みして
   ちゃんと次に認められないといけないんで……。

   ふらっと。どこかへ。
   普段から出来れば、気楽なんでしょうけど。
 
 
[それには休み返上上等で迫ってくるお仕事たちが。
 思い出してしまってキリ、と胃が痛んだが
 そんな事を呟く彼こそ。]
 
 
   ……どこか、行きたいんですか?
   いろいろな事を忘れて。
 
 
[彼の左手薬指にはまだ指輪があった。
 その頃は、それが過去形になるとは知る由もない。
 帰る場所があるのに。守る場所があるのに?
 そんな事を思いながら、その横顔を眺めて。]
 
 
   何か悩み事でも?
 
 
[そんな風、行きずりの人に声をかけるのは珍しい。
 けれどつい、そんな風に声をかけていた。
 ミントのおかげで目が覚めたのもあるし
 単純に、興味を引かれたからもある。]**
(187) 夢見 2020/08/12(Wed) 14:38:20

【秘】 三谷 麗央 → 空閑 千秋

 

もちろん。
雌犬になって尻尾を生やした千秋の姿も、
お前のスマホに残してやるさ。

目隠しを着けて、誰だか分からないようにしてからな。


[その程度で、誰だか分からない――などという訳も無いのだが。
笑いつつ、アナルパールにもローションを垂らし、
こぽりこぽり、球体をひとつまたひとつと奥深くまで
呑みこまさせていった。]*
(-217) yuma 2020/08/12(Wed) 14:43:42

【赤】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間・バスルーム─
 
[指が増えて、菊座のシワがまた引き延ばされていく。>>*218
 確かに、普段は使わない場所を、しかも不浄の場所を
 じっくりじっくりと捏ねられて拡げられて
 それを自覚するように指摘されて。
 そんな言葉の一つ一つに心が震えていた。
 自分が今どんな状態にあるのかを突き付けられて。
 その言葉ひとつ一つが私自身の形を自覚させる。

 淫らな雌なんだと、自覚させられるから。]
 
 
   んぐっ、ん………ひ、ぅん……っ!
 
 
[体の内側で指を広げられる感覚に
 小さく呻き、ぎち、と矢張り締め付けは強い。
 ただそれも括約筋のある入り口だけだ。
 内側は柔く広がっていき、
 指を引き抜いた瞬間はその一瞬
 鮮やかな紅色を晒してひくつくだろう。
 はく…、と一瞬切なげに開いて、
 それは直ぐにきゅうと閉じなおされたけれども。]
 
(*226) 夢見 2020/08/12(Wed) 15:20:13

【赤】 空閑 千秋

 
   ん、………あ。
 
 
[圧迫感に苛むされる時間が終わり呼吸を整える。
 待てとされたと判断して四つ這いのまま。
 すると、彼が手にしたものに胸が躍る。
 カチ、と首元で鳴る金属音。
 ジャラリとなる鎖の音に切なげに眉を寄せて。]
 
 
   ………わうん?
 
 
[人の言葉は使って良いのだろうか。

 そんな疑問を抱いて、一声鳴いた。
 首を傾げて、もし彼の指示があったから
 人の言葉すら今は捨てる。
 けれど、そこまで意図せずとも良いのかもしれない。

 結局、意味のある言葉を綴れるかどうかが
 これからのことを考えれば謎なのだから。]**
 
(*227) 夢見 2020/08/12(Wed) 15:20:35

【秘】 空閑 千秋 → 三谷 麗央

 
   く、……んう、ぁ…………あ!
 
 
[はーっ、はーっ、はーっ、……と。
 背後に廻られ球体を治められる度、
 呻いて呼吸を整え、また呻く。
 くぷん、くぷん、と
 球体を飲み込むたびに一瞬後孔が広がり、瞬時に窄まって
 きゅく、と健気にそれを咥え込んで震えていた。
 それを最後の大玉までくぷり、と飲み込むと
 床に突っぱねた両腕の間に頭を垂れて
 深く深く息を繋ぐ。
 それが苦痛なのか。悦楽なのか。
 それとも別の何かなのか。
 混乱した頭でぽろぽろと涙をこぼしながら
 それでも軽く尻を振る。]
 
(-221) 夢見 2020/08/12(Wed) 15:20:59

【秘】 空閑 千秋 → 三谷 麗央

 
   きゅう……ん………。
 
 
[苦しくて切ないのか。
 感じてもいけなくて切ないのか。
 どうしたら良いか分からなくて切ないのか。

 その、全てか。

 アイマスクをされる前、不安げに揺れる瞳を向けた。
 涙に濡れながらも奥底に期待の光をたたえながら。

 くぅ、と鼻先でまた甘えた声を漏らした。]**
 
(-222) 夢見 2020/08/12(Wed) 15:21:23

【秘】 三谷 麗央 → 空閑 千秋

[犬としての振る舞いを求められたか、と千秋は理解した様子。
その認識は故無きことではないし、又、責めようとまで
思うものでは無かったものの。
それは、麗央が望む形とは異なっているのだ、と
どう伝えるかを少し思案した。]


……ふふ、可愛い犬の真似だけど。
俺は、獣姦がしたい訳じゃないぞ?


[アイマスクを着ける前の、不安げに揺れる瞳を見つめた。
可笑しむ声色を掛けつつも穏やかに愛でるような微笑を交えて。]


俺が犯したいのは、
人間の、女の、千秋
だからな。
成人した人間のまま、這いずり歩かされる。
そういう姿に、俺はさせたいんだ。


[この説明で良いか? と軽く頭を撫でて。
その言葉が伝わったかと確かめた後、
彼女の視界を閉ざさせていっただろう。]*
(-223) yuma 2020/08/12(Wed) 15:41:30

【秘】 空閑 千秋 → 三谷 麗央

 
   えっ、あ………そう……なの?
 
 
[指摘されてはた、と我に返ったよう。
 態々人間の、女の、と重ねて指摘されて
 そうかこの人が自分に求めている形は
 今のこれではなくて、と悟る。
 途端なんだか恥ずかしくなって
 身体を覆い隠したい衝動に駆られたのだ。

 自分を雌犬扱いしたいのだと思っていた。
 それを受け入れる心算だった。
 けれど今、それをやんわりと否定されて
 自分自身の名前を呼ばれたからこそ。

 真っ赤になり、戸惑い言葉を失っているうちに
 その視界は閉ざされて。
 頭を撫でられた感覚がやけに優しく感じられて。]
 
 
   あ、麗央さん………っ。
   やっぱり私、すこし、…………。
 
(-227) 夢見 2020/08/12(Wed) 16:20:04

【秘】 空閑 千秋 → 三谷 麗央

 
[それは、ほんの少し怖い。
 そう口にしようとして、けれど拳を強く握りしめた。

 視界が隠れる直前、見せた怯え。
 それは本音の部分だけれど、でも。]
 
 
   ………先に、キスして、欲しいの。
   いけませんか………?
 
 
[こんな、目隠しして、しっぽをはやした四つ這いの女。
 首輪をしてリードで引かれるその相手に
 彼はキスをしてくれるだろうか。

 閉ざされて視界のまま答えを待つ。
 ほんの少し震えながら。]*
 
(-228) 夢見 2020/08/12(Wed) 16:20:35

【秘】 三谷 麗央 → 空閑 千秋

[すこし、と
とぎれて消えた声に、続く求め。
間に入る筈だったのはどんな思いだっただろう。

答えは近くにある気はしても、暴き出そうと捕らえはしない。
代わりに千秋の封じられた眼前に膝を落とし覗き込んだ。]


もちろん。どこにでも。


[頬を掌ではさんで、先に額へ口づけた。
ついで鼻頭へ、それから唇へ。

触れ合わせた唇だけを柔く動かす甘いキスを続けた後に、
彼女の唇を割り開こうとしていくが、
もし千秋から求めてくるなら、攻守は反対になっていたか。

絡め合う舌を麗央の口中へ誘い入れても、歯で噛むのではなく
唇を間に入れて押さえるように楽しむだけ。
やがて千秋の頬を挟んだ手は彼女の肩へと滑りおり、
その裸身を抱き寄せていった。]*
(-229) yuma 2020/08/12(Wed) 16:40:30

【秘】 空閑 千秋 → 三谷 麗央

 
[額に落とされた口付けにほんの少し眉を寄せる。
 そこじゃないの、と言いたげに。
 次に鼻先に。そこも違う。
 私は唇をひき結んで待って。

 やっと唇が重ねられて表情を和らげた。
 今は私から進んで舌先を差し出したりしない。
 押し付けるだけのキスが心地良かったから。
 やわやわと唇と唇を触れ合わせるだけのそれが。

 けれど、舌先を拒みもしない。
 彼の舌先を受け入れて、絡ませて。
 彼が差し入れたのと同じだけ舌先を伸ばす。
 喉をそらせば首輪がすこし食い込んで苦しい。
 けれど、その柔らかな口づけがその苦しみを和らげる。
 こう言うキスを、甘いと表現するのだろう。
 そんなことを考えながらたてる微かな水音は
 視覚を閉ざされた中でやたらとはっきり耳に響いて。]
 
(-230) 夢見 2020/08/12(Wed) 17:12:22

【秘】 空閑 千秋 → 三谷 麗央

 
   あ、…………………?
 
 
[抱き寄せられた?
 私は抵抗なく彼の腕の中に収まってしまう。
 聞こえるのはどきどきと脈打つ心臓の音。
 お互いの息遣い。
 両手を床についたまま私は縋り付くこともできなくて
 ただ近くに感じた彼の一部に頭をすり寄せる。
 肌に触れたならそこにちゅ、と唇を寄せて。]
 
 
   麗央さん?
 
 
[どうかしたのか、と戸惑いがちに名前を呼ぼう。
 貴方は私に、何を求めているの?]*
 
(-231) 夢見 2020/08/12(Wed) 17:12:45

【人】 空閑 千秋


─それは、ある日の─
 
   でも、人手不足なんですよ。
   最近は試験が簡単になったから
   もう少ししたら楽になるかもしれないですけど。
 
 
[大変なのはきっとどこも同じだろう。
 それが金銭面か人間関係か、
 大変の形を変えてそれぞれのしかかってくる。
 それをどう耐えるか、躱すか、逃げるか。
 それが人の生き方というものかもしれない。
 偉いと言われて少しばかり表情を和らげながら>>201
 しかし人間関係に悩んでいるらしい彼に
 そうか、と少しばかり天井を見上げた。

 悩み事とは違うとはいうけれど。>>202
 
(203) 夢見 2020/08/12(Wed) 17:28:38

【人】 空閑 千秋

 
   優しいんですね。きっと。
   大事な人の望むように動けたとしても、
   それで自分が削れてしまったらどうしようも無いです。

   大事な人も、貴方も。
   双方が妥協も含めて、幸せに歩いていける選択肢を
   互いに模索して行かなくちゃいけないかなって。
 
 
   ……すいません、通りすがりの若造が
   わかった風なことを。
 
 
[ヒラ、と軽く手を振って笑った。
 相手の事情は知らないけれど、
 たくさんそんな事例を見てきたのだ。
 片方の為に片方が無理をして潰れる、壊れる、犠牲になる。
 自分自身母の望みを叶える為に自分を殺して
 自分の形を見失っていたのだ。
 だから片方だけがひたすらに尽くす事は
 間違っているのではと理性は訴える。
 
反面、心の奥底では
捧げて尽くして、良いように扱われても
相手に求められることを是とする自分もいる。
だから全てを否定はできない。けれど。

 やはり、人間はその一人一人がそれぞれ
 寄り添いあって生きるものであって
 片方が、誰か一人がその責を背負うのは
 違うのでは、と思えたのだ。]
(204) 夢見 2020/08/12(Wed) 17:28:57
 




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