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【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズどうか安心して欲しい。 愚か者はここにも一人いる。 君は...独りじゃないから。 (-79) 西 2022/02/15(Tue) 8:28:38 |
【人】 ピアニスト イングラハム*** 君一人のためだけに僕の音色を届けましょう。 そんな想いは運命の因果を掛け合わせて 結果、彼女の優しさに甘える形に収まる。 叶うかも分からない約束を交わせば それは私自身の生きる糧ともなっていった。 課題にも観衆にも民俗にも縛られない そんな自由を彼女の為に使えるのなら...。 未来を夢見ていたのは、お相子というわけだ。 (67) 西 2022/02/15(Tue) 8:32:04 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ表情に出ようとも出なかろうとも 病室に漂う空気が君の涙を予言する。 僕はといえば心配になってつい君の 様子を伺うことにするのだが、 告げられた感謝の言葉に 杞憂であることを教えられて。 「あぁ、楽しみにしていてくれ。」 君の涙ぐむ笑顔につられるように 僕も小さく微笑んで、決意を固めてみせただろう。 (-81) 西 2022/02/15(Tue) 8:33:15 |
【人】 ピアニスト イングラハム*** 彼女の助けになろうと躍起になったものの 実際、私は私で彼女に救われた。 それは譜面に音符のインクが滴るように 彼女との約束は私の演奏への意欲を この上ないほどに高めてくれていたから。 両親がからかうように 「何かいいことでもあった?」などと言うので やめてくれと不満を顕にすることもあったが。 (68) 西 2022/02/15(Tue) 8:55:32 |
【人】 ピアニスト イングラハム新たに予定表に書き込まれる日課 学校と演奏の練習以外には何よりも優先される 病院への見舞いというイベント。 それまではアンネが病室から出られる日がある なんて思ってもみなかったから。 アンネからそれを聞いた時は分かりやすく 喜びの表情を浮かべることになっただろう。>>64 受付で看護婦が微笑ましげに ニヤついていた理由が、その時初めて分かった。 (69) 西 2022/02/15(Tue) 8:56:12 |
【人】 ピアニスト イングラハム「本当か!?」 外出の許可が降りたということは 回復も近いのだと私は勝手に解釈して 病室には相応しくないくらい声を張り上げる。 それからこほんと咳払いをして 頑張ったんだね、などとアンネを労うと 「なら、その日は必ず予定を空けるよ。 僕にとっては君が一番大事だから。」 そう、意気込んでみせるのだった。 その心臓の奥底に、大きな決意を秘めて。 (70) 西 2022/02/15(Tue) 8:57:48 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ演奏を聴かせようと、海へ行こうと、決めたあの日 僕の秘めた想いも、決意も その全てを明かそうと思っていたんだ。 君と一緒にいたいと、心からそう思ったから。 (-85) 西 2022/02/15(Tue) 8:58:43 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズアンネロズ。 ずっと、僕の傍にいてくれないか。 君の病気のことも、一緒に背負わせて欲しい。 僕は.........君の事が──── (-86) 西 2022/02/15(Tue) 8:59:50 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム[ この本を読んでいて良かったって。 本好きのアンネはただの役に過ぎなかったのに 貴方と何かを共有できるならそれは素敵なことだし 本を読むのもいいものだって思えたわ。 これは貴方のおかげね。 貴方と共有することで、 一人で読んだ時には恐らく 強くは感じなかったはずの気持ち…… ハッピーエンドへの羨望 を抱いてしまったけれど。 ] (-88) alice0327 2022/02/15(Tue) 12:12:54 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム 貴方と私も物語みたいに……なんて そんな風に思ったことだけは、言わなかった。** (-89) alice0327 2022/02/15(Tue) 12:13:43 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム*** [ 貴方の小さな微笑みを見て ただただ、幸せだな、って思っていた。 この幸せな時間が、ずっとずっと続いてほしい。 貴方の隣でずっと微笑んでいたい。 心に秘めた想いを音にはしなかったけれど 私は握ってくれていた貴方の手をとって 自分の頬へと引き寄せると あたたかさを確かめるかのように いとおしさを表現するかのように 頬擦りして、微笑った。 ] (-90) alice0327 2022/02/15(Tue) 12:16:06 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム[ 貴方に報告する私はきっと嬉しそうにしてたはず。 そうして二人で予定を決めた。 私はとても楽しみだったの。 貴方の演奏を聴けることも 海へ行けることだって。 何より、貴方と病院の外で会えることが。 ] (-92) alice0327 2022/02/15(Tue) 12:22:22 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム その日は私も普通の女の子になれる。 そう、夢を見ていたの。 病気なんて忘れて、好きな場所へ行ける ただのアンネロズになれるって。 貴方の傍に居られるって、思っていた。 きっとその日なら、病気のことを聞かれても 私は答えたんだと思うの。 貴方の決意を、聞くことが叶っていたなら…。 (-93) alice0327 2022/02/15(Tue) 12:23:09 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム[ 本当に楽しみにしていたのに。 二人にとって大切な約束が 貴方に消えない傷をつける結果になるなんて。 ]** (-94) alice0327 2022/02/15(Tue) 12:23:37 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム[ でも、見られてしまったのなら どう思っているのか、聞きたくなるでしょう…? だから私は、置いてあったリボンを結んでから 貴方の前に行って、少し裾をつまんで見せて。 ] ねぇ、エド。 この服、可愛いでしょう? [ そんな風に笑いかけたの。 似合ってるって思ってくれていたらいいな。 ]* (-95) alice0327 2022/02/15(Tue) 12:27:08 |
【人】 ピアニスト イングラハム*** あの日は確かたまたま近くで公演があって せっかくだからと病院に足を運んでいた。 観客から頂いたフルーツのおすそ分けという 我ながら取ってつけたような理由を添えて。 とはいえ急な来客だったものだから 迷惑でないか、と病院の看護婦に 再三確認を取ったわけで。 とんとん、というノックと共に 彼女が許可をくれれば病室にその顔を 覗かせるのだったが。>>74 私が驚きのあまり口をポカンと空けたその顔は まさにマヌケと呼べるような情けないものだった。 (76) 西 2022/02/15(Tue) 21:27:27 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ目に映るのは、普段とは違う君の服装。 頭で分かっていたことだったのに 君が普通の女の子だってことを改めて実感すれば 込み上げるものだって当然あるんだ。 (-97) 西 2022/02/15(Tue) 21:27:54 |
【人】 ピアニスト イングラハムサプライズドッキリにしては あまりにも空気が読めてなかったらしい。 アンネがどうして不服げなのか すぐに察した私はというと 「あ、いや、ご、ごめん。 一言連絡をするべきだった。 その......僕は、間が悪いな。 」思わず頭を下げると慌てて病室の外へと 出ようとする。 しかし目を逸らすアンネを前にして そのままトンズラをこくという訳にもいかず ただ反省の色を浮かべることしか出来なかった。 (77) 西 2022/02/15(Tue) 21:29:02 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ逸らされた目がだんだんと泳ぎ始めて。 醸す不服は段々と興味へ、その香りを変える。 僕が君に何を想うかなんて そんなの決まっているのに。 それは覗き見てしまった代金なのか 感想を求められた僕は頬を染めて。 「えっも...その服は、僕の...ために...?」 自惚れを承知の上で、尋ねてしまう。 もしも君の答えがYESなら 僕はさらに手で顔を覆い隠すところだ。 (-98) 西 2022/02/15(Tue) 21:29:59 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ「あぁ...よく、似合ってると思う。 こう言ったらなんだけど... 凄く、ドキッとさせられたよ。」 (-99) 西 2022/02/15(Tue) 21:31:10 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズそう感想を告げた僕はと言えば その日は終始頬を染めていたものだから。 病室にやってきた看護婦にからかい気味に 微笑みを向けられてしまったわけだ。** (-100) 西 2022/02/15(Tue) 21:32:36 |
【人】 ピアニスト イングラハム*** アンネとの約束の日。 私は朝から落ち着かない気持ちでいた。 演奏の練習も全てキャンセルして 彼女に会うためだけに身嗜みに普段以上に 気を遣ってみせたりもして。 彼女の可愛らしい姿を思い出して 少しでもそれに釣り合うようになりたかったから。 この後何を予定しているかは 傍から見ればすぐに分かってしまうほど 私はずっと浮き足立っていた。 まるで、何も知らない呑気な子供のように。 (78) 西 2022/02/15(Tue) 21:34:03 |
【人】 ピアニスト イングラハム病院から一番近いところにある海 付近の公民館をわざわざ無理を言って借りて 夢を叶えようとこの日の準備を重ねてきた。 彼女はどう喜んでくれるだろうか。 そんな期待に胸をふくらませて。 私は病院へと向かって歩き始める。 「お昼頃にそっちへ迎えに行くよ」と そんな連絡をひとつ残して。 私は彼女に、会いに行くのだった。* (79) 西 2022/02/15(Tue) 21:35:14 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム[ 普段病衣ばかり見せていたから。 私だって、気にしていたのよ。 可愛いって、思われたいから……。 頬を染めた貴方から自分のためなのかって 問いが返ってくれば、ふふっと笑って。 ] そうよ、貴方と出かけるときのために。 [ 自惚れなんかじゃないわ。 貴方の前では可愛い女の子でいたい。 手で顔を覆い隠している貴方を見ると 私まで、頬が赤くなっていくの。 だって、恥ずかしいじゃない……。 ] (-102) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:17:56 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム それなら、たくさん悩んだ甲斐があったわ。 貴方に、喜んでほしかったの。 (-103) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:18:37 |
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