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【秘】 浅見 律 → 入江 修 (-30) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:07:01 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修「気が向いたら。」 そんな答えを返して。 あなたに背を向けて、俯くと 小さく言葉を零してから、その時は立ち去った。 (-31) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:07:26 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修そんな言葉を吐いてしまえば、 嫌でもわかるはず。 私は一番頼れるはずの親に頼れない、 私がどうなろうと親は気にかけない、と。 (-33) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:08:22 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修翌日の放課後。 私は迷いもせずあなたが待つ資料室へと行って。 「……気が向いたので、来ました。」 寂しかったので あなたに向かって、そう言ってしまう。 その日が、私達の始まり。 (-34) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:09:24 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修いい先生であり、私が好きな人。 好きだよ、修先生。 あなたは私の居場所をくれたから。 それが仮初だと、わかってるのに。 (-36) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:12:22 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修 わかっているのに。 こんなことで心を温められないから 私は今ここに居るってことくらい。 (-37) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:12:45 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修 年下の、生徒の言葉に甘える先生が いい先生なわけがない。 本当に、最低だと思う。 それでも、私は隷属したまま。 胸板に顔を埋めて、甘えるように擦りつけて。 こんなこと、されたことなかった。 膝の上に乗るのだってそう。 本当にしてほしいと願う人ほどしてくれない。 耳を撫でられて、微かに身じろぎしながら あなたの背に手を回して、 触りやすい程度に密着して、温もりを得ようと。 最初の頃と手つきが違う事なんて 気づかないわけもない、でも。 その手さえ心地いいのだから救えない。 熱っぽくなっていく吐息のせいで 私が嫌がらないことがあなたに分かってしまう。 (-38) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:13:54 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修「……よく、ご存じで。」 私に絡んでいく言葉の糸は 回数を重ねることにきつくきつく私を縛る。 この人は、本当に私をよくわかってる。 私がどんな言葉を求めるのかも。 こう言われれば逃げられないことも。 その首輪、もう何度も受け取りましたよ、先生。 (-39) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:15:27 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修布越しで触れられるのなんて お互いにもどかしいだけだから。 酷く合理的だし、 私達がこの行為に慣れ切ったからこそ。 恋人同士の行為なら、 初めにキスくらいするでしょうに。 (-40) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:16:20 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修可愛いなんてあなた以外の人から 言われたことなかった。 あなたはそれを分かってて言っているんでしょう? 説得力のない言葉なのに、 欲しかった言葉だから。 違うんだと分かっていても身体は昂るし、 頬は微かに赤くなりもする。 (-42) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:17:44 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修 出来るだけ声を殺していても、 執拗にいじめられていれば我慢も出来なくなる。 耳を甘嚙みされる感覚にぞくり、として 抗議するようにあなたの方を見てしまう。 この抗議には何の説得力もないけど。 「修先生のおかげ、ですね。」 最初は上手く快感を拾えなかった身体も 快楽に慣らされた今ではすっかり熟して。 あなたが触ろうとしているその場所は 蜜が溢れてきてしまっているし、 触って欲しそうに震えているはず。* (-43) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:19:16 |
【独】 浅見 律/* 可愛げis何処とか言ってるけど、今回は可愛さを割と意図的に排除はしてるつもり……(できてるかは知らない (-44) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:46:49 |
【独】 浅見 律/* 西さんキャラ幅が……とか言ってる時あるけどちゃんと年齢幅広いんですよね……入江先生はしっかり大人……いやクズだけど(褒め言葉) (-46) alice0327 2022/12/09(Fri) 22:05:11 |
【人】 入江 修人のことを聞きたきゃ自分も話せ。 昔聞いた人と仲良くなる鉄則を 俺は浅見に対して使っただけのこと。 タバコに触れられなかったことは感謝しかない。 写真でも取られたら無事に俺の首が飛ぶ。 その効果があったかどうかはさておき 俺のことは、理解してくれたようだ。** (58) 西 2022/12/09(Fri) 23:36:24 |
【秘】 入江 修 → 浅見 律それにしても。 気が向いたら。 随分と上手く逃げられたもんだ。 そう言えば角も立たなないし 了承したことにもならない。 これじゃまるで俺がフラれたみたいで その語り口に思わず笑ってしまう。 こりゃまいった、と。 (-47) 西 2022/12/09(Fri) 23:37:56 |
【秘】 入江 修 → 浅見 律澱んだ言葉を吐き出す浅見に俺は尋ねる。 そんな言葉、誰かに刷り込まれたか、 誰かのせいでそう思えてならなくなったか、 そのどっちかが濃厚だろうと思っていたからだ そして同時にその言葉は 俺が浅見を相手に選ぶ、決め手となった。 (-49) 西 2022/12/09(Fri) 23:39:49 |
【秘】 入江 修 → 浅見 律だから俺は言ったのさ。 次の日、素直に俺の元へ来た浅見を快く迎えて 「お前の価値は俺が教えてやる。」 底の見えない泥沼に引きずり込むように 浅見の唇を奪おうと顔を近づけて。 それが叶ったのなら 浅見が余韻に浸れるくらいの長い口付けの後、 逃がさないように抱き上げ 哀れなガラス姫を、ソファーへ寝かせて……* (-51) 西 2022/12/09(Fri) 23:41:27 |
【人】 入江 修だんだんと分かってくる。 俺の事をいい先生だと思ってるなら そりゃ至極光栄なことだが。 浅見は言われるほど不良なわけでもない。 蓋を開ければ良い子なんだ。** (60) 西 2022/12/09(Fri) 23:43:42 |
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