人狼物語 三日月国


131 蕐の残香、追憶のブーケトス

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【秘】 イングラハム → アンネロズ



   「くっ......、ちょっと、アンネ......」



   びっくりするじゃないか、と。
   そんな抗議を口にしようとしても身体は正直で。

   初めて出会った時、綺麗だと思ったその指先が
   僕の身体に触れているというそれだけの事が
   心地よくてたまらなくなってしまうんだ。

   
(-140) 西 2022/02/23(Wed) 8:04:10

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   けれどアンネに施されるのは悪戯だけじゃなくて
   まるで花を愛でるかのように僕の身体に
   柔らかな痕が装飾されていく。


   君の色香にあてられて
   すっかり汗ばんだ身体を愛されるのは
   なんだかむず痒くもなったりしたけど。



   それは快感とは違う、落ち着くような
   そういう部類の心地良さで。

   頭がふわりと浮いたような感覚の中、
   僕は君の仰せのままに、その手を、見せた。


   
(-141) 西 2022/02/23(Wed) 8:05:19

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   僕のこの傷痕は、戒めであり、記憶であり
   同時に罪悪感からの逃げ道でもあった。

   その痛みを二度と忘れないと違うその裏で
   この痛みで他の痛みを紛らわせていた。

   でもそれは結局本質的には
自傷行為
に過ぎず
   僕がやった事は、単なる無謀の象徴。

   文字通り僕の黒歴史であったからこそ
   君に知られるのは躊躇いがあったし、
   知られるならば君が良いとも思っていたんだ。



(-142) 西 2022/02/23(Wed) 8:06:07

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   僕を癒そうとその口付けをくれる君に
   僕が今どれだけ救われているものか。

   愛情の先にある淫らな混ざり合いの中で
   あまりにも清く礼節ある癒しのキスが
   くすぐったいなんて思うはずもなく。

   けれども、この時の僕の微笑みは
   きっと哀愁を漂わせてしまっただろう。

   君が死んでしまってもなお
   君に救われてしまうんだから。


(-143) 西 2022/02/23(Wed) 8:06:41

【秘】 イングラハム → アンネロズ



 ***

   アンネに膝立ちをしてもらった後のこと。

   アンネには言っていないだけで
   僕の身体はとっくに限界を迎えそうだぅた。

   それでも君に触れようとするのは
   君への気遣いだってあるけれど
   なにより、出来るだけこの時間を続けていたいから。



(-144) 西 2022/02/23(Wed) 8:08:53

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   伸ばした手が下着の布が音を奏でると
   僕はその意味を理解するのに数秒、手を止める。
   それから、アンネの瞳を覗きながらふわりと笑って。


   「よかった。
    アンネが、僕を感じてくれて。」



   そのまま下着越しに割れ目をなぞって。
   水音がよく聞こえるように、解していった。


(-145) 西 2022/02/23(Wed) 8:09:40

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   すると、アンネがイヤと首を横に振る。
   けどそれは拒絶ではなく、戸惑いなのだと
   僕は勝手にそう解釈することにして。


    「ごめんね、アンネ
     アンネがあんまり可愛いから

           指...止まんない。」



   下着を太腿まで下ろす
   直にアンネの中へと、指先を忍ばせて
   熱く絡まる

   肌を通じて僕の心まで満たしていく。


(-146) 西 2022/02/23(Wed) 8:10:29

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   君は僕の言う通りに裾を食んでくれる。
   そんなアンネは僕の本心に
   一体どこまで気づいているのだろう。

   そんなことを考える余裕はないままに。
   僕は彼女の中の肉壁を指先で優しくなぞる。
   中を広げるように指先の関節を曲げて
   時には入口の秘豆を指の腹で撫でながら


   「君の音色が聴きたいんだ。」



   そんなわがままを言いながら
   水音と共に漏れる
君の演奏
を僕は堪能し続ける。


(-147) 西 2022/02/23(Wed) 8:29:26

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   それでも、自分がそうお願いしたとはいえ
   アンネが自分の全てを見せつけるその姿に
   言いようのない、ゾクリと気分の高揚を感じる。

   熟れて紅潮した頬も
   素直に僕の言う通り受け入れてくれることも
   僕の理性を壊してしまうには十分すぎる。


   僕はもう耐えることが出来なくて。

   僕はアンネの手を自分の下腹部に誘導して
   もう限界であることを示すと
   アンネの指先を操るようにチャックをあけて
   テントのように張られた熱を剥き出しにする。

   それから、するりとアンネの太腿にかかっていた
   下着を片足だけ脱がせると。


(-148) 西 2022/02/23(Wed) 8:30:34

【秘】 イングラハム → アンネロズ



      「.....いい?」


(-149) 西 2022/02/23(Wed) 8:31:46

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   僕は君にそう尋ねて
   君の腰に手を添え、入口に発熱をあてがった。*



(-150) 西 2022/02/23(Wed) 8:33:53

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 膝にのっているわけだから。
  私が貴方の下腹部の変化に気づかないわけもなく。
  それでも何も言及しなかったのは
  私がこうさせたのかな、と思ってしまったからで
  そう思ってしまうともう何も言えなくなるの。


  あぁでも、私の悪戯がそれを加速させたのなら
  少しは貴方に仕返しが出来たのかな、って。 ]

  
(-152) alice0327 2022/02/23(Wed) 12:55:45

【秘】 アンネロズ → イングラハム



    
だめだった?



[ 正直に反応されて、嬉しかった私は
  してやったり、と言わんばかりに
  くすりと笑って見せるの。
  貴方の反応に気を良くした私は
  暫く指先で貴方に触れて悪戯を続けてた。 ]

  
(-153) alice0327 2022/02/23(Wed) 12:56:28

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 柔らかな口付けの雨は止められても
  やめるつもりなんてなかったけれど。
  貴方が受け入れてくれるから
  すこししつこいくらいに貴方の身体を愛して
  時折貴方の顔を見て、はにかんでみせるの。 ]

 
(-154) alice0327 2022/02/23(Wed) 12:56:56

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ お願いを聞いて貰えて、
  貴方の手を、貴方の傷跡をみたって軽蔑とか
  そんなことは決して思わない。
  純粋に、貴方が背負った痛みを思うと
  私まで胸が苦しくなってくるの。

  
  
背負わせてしまったのは、私だもの……。


  癒す資格なんて、本当はないのかも。
  本当は、別の誰か。
  貴方に真に寄り添える人に
  癒してもらえるのならきっとそれがいいはずで。

  でもね、私はわがままだから。
  どうしても、癒せるのなら癒したかった。

  
大切な貴方を誰かに渡したくなんて、なかった。


  
もう、生きて貴方の隣には立てないのにね。 ]


  
(-155) alice0327 2022/02/23(Wed) 12:58:40

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 傷を癒したくてしているのに。
  貴方の哀愁が混じった微笑みを見てしまっては
  困ったように眉下げて、
嫌だった?
なんて
  聞いてしまうの。
もう貴方を傷つけたくないから。

  
  貴方の返事がどうであれ、ごめんなさいを
  言ってしまいそうになるのを抑えるために
  半ば強引に唇を重ねて、言葉を飲み込んで。


  幸せな行為のはずなのに
  覆せない現実のせいでどうしようもなく切なくなる。
  せめて、せめて声には出さないように。 ]


  
(-156) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:00:17

【秘】 アンネロズ → イングラハム


 ***


[ よかった、なんて言われても羞恥は消せない。
  思わず首を振ってしまったけど
  それは貴方が察する通り拒絶ではないから。
  ごめんね、なんて言われてしまうと
  身体が反射的に反応することはあっても
  言葉での抗議は封じられてしまうの。

       もとより止めて欲しいわけじゃないから
            封じられても困らないけれど。 ]


 
(-157) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:01:16

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 下着を下ろされてきゅっと目を瞑ってしまったのは
  貴方が見ているって意識したら
  どうにかなってしまいそうだからで。
  
でも、それは結果的には悪手。

  閉ざされた視界の中で、蜜を溢れさせている
  秘所に触れられてしまえば、
  悲鳴にも近い声をあげてしまうの。
  貴方の指に絡まる蜜は動きを滑らかにして
  気持ち良さが増していく。

  だから言われるままに裾を食んで
  ただ快感に悶えている私は
  服を脱げば裾を食まなくてもいいとか
  そんな簡単なことには気づけないし、 
  まして貴方の本心に気づく余裕もなくて。 ]


 
(-158) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:02:41

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 中をなぞるような指の動きも
  広げるように指先を曲げられるのも
  知らなかったはずの感覚なのに。

  さっきは鍵盤の上で鮮やかに踊っていた
  貴方の指先が、今は私の中にあるなんて。
  そう思うと未知の感覚は快感へと変わるの。

  
貴方に触れられているから、きっとそう。 ]



   エ ド……、
   すき、ぁああっ、すき……。

  

[ 裾を食んでいたはずの口はいつの間にか外れて
  貴方へと
音色
を届けるの
  
貴方のわがままに応えてる?

  
ううん、結果的にはそうなのかもしれないけれど

  
もう、声も想いも止められないだけ。

  
  入り口の秘豆を撫でられると
  ぎゅうっと中が貴方の指を締め付けて
  より貴方の指を感じることになってしまって。
  甲高い嬌声が部屋いっぱいに響いたから、
  それは貴方を楽しませていたのかしら。 ]


 
(-159) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:04:57

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 全てを見られて、声も全部聞かせて
  中を丁寧に解されて。
  もう、ただただ、貴方が欲しかった。
  理性が壊れたのは私も同じで。   ]


   
ゆびじゃなくて……、ほしいの……



[ 耐えかねて強請ったのと
  貴方が限界だって示してくれたのはほぼ同時。
  操られるままに、チャックを開けて
  布地に抑えられていた貴方の熱を解放した。

  早く欲しくてたまらない。
  だから私は貴方の熱を握って
  何度か擦るように手を動かして。
  貴方のことを、煽るの。早く早く、って。


  冷静に考えれば恥ずかしいことをしてるはずだけど
  普段の思考なんて吹き飛んでいるから。
  そんなことすら気づかないの。 ]


 
(-160) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:07:24

【秘】 アンネロズ → イングラハム



    
ん……、きて……?



[ するりと下着を脱がされて
  片脚しかかかっていない下着はもう意味をなしてない。
  普通に脱ぐより恥ずかしいことになってるなんて
  そんなこと、もうどうでもよくなるくらい
  私は貴方が欲しかったから。
  来て欲しいって、伝えて。
  
貴方の熱を、中に受け入れるの。 ]


 
(-161) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:10:04

【秘】 アンネロズ → イングラハム



   
―――――っっっ!  

 

[ 貴方の熱をすべて受け入れると、
  充足感と、圧迫感でしばらく動けそうもなくて。
  倒れ込むように貴方へと寄りかかれば
  勢いがつきすぎたのか、押し倒すような
  そんな格好になってしまうの。
  でも、起き上がることも私は出来なかったから。
  顔を隠すように、貴方の胸元に顔を埋めてた。 ]


 
(-162) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:11:33

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 
痛み?

  痛くない、痛くないわ?
  
…………痛みなんて訴えたくないの。


  
だって、私、とても幸せだもの。

  幸せだけを感じていたいもの。
  痛いと言ってしまえば、
  心の痛みまで自覚しそうだから。
  理不尽な現実に泣きたくなるから。


  
だからね、痛くないのよ、平気だもの。 ]*


  
(-163) alice0327 2022/02/23(Wed) 13:12:36

【秘】 イングラハム → アンネロズ


 ***

   嫌じゃないと思ってくれてるんだ、と。

   そんな安心感があったのに
   言葉で抗議されることを良しとしないのは
   アンネが取れる手段をひとつずつ摘み取って
   君を振り回してしまいたいから。



   裾を咥えて僕に愛されているアンネの姿に
   僕は征服という新しい快感を覚えてしまった。

   君の中を味わう僕の指先に遠慮が無くなったのは
   そんな征服欲の体現だと言えるだろう。、


(-164) 西 2022/02/23(Wed) 23:21:37

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   淫らな水音を奏でながら続く演奏の最中
   アンネの口から裾が外れて落ちてしまえば
   アンネの恥ずかしい所は全て隠れてしまう。


   もう一度咥えて貰えばそれで済む話なのに
   それを言う気になれないのは、君が僕への愛を
   余さず言葉にしてくれているからで。


   僕は落ちた裾をまた掴むと
   今度はアンネの手へと差し出して。


(-165) 西 2022/02/23(Wed) 23:22:23

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   「ちゃんと手で持って
      アンネの恥ずかしい所、見せて。」



(-166) 西 2022/02/23(Wed) 23:23:18

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   そう言って強引に裾を握らせる。

   そして裾を外してしまったことへの罰として
   アンネの秘豆と胸の先端を同時に摘み
   さっきよりも強めに撫でて。

   僕の言うことを聞こうとしてくれる事への
   感謝と愛情を、口付けで君へと返していった。


   その嬌声がより耳元で鮮明に聞こえると
   僕はもう、君を気遣うことなんて出来なくなる。
   頭の中は君と繋がりたいという想いでいっぱいで。

   だから君が僕と同じように強請ってくれた時には
   その愛らしさから思わず抱き締めてしまうのだ。



(-167) 西 2022/02/23(Wed) 23:24:11

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   荒く熱い吐息をそのままに
   アンネの手が僕の熱を包むと
   煽るように滑らかに擦り始める。

   このまま続けば直ぐに果ててしまうくらいの
   そんな快感に身を捩ると、アンネの瞳を覗き。


    「おいで、アンネ。」



   僕はアンネの手を自分の肩へと置かせて
   蕩けた君の秘部に自身の先端を宛てがうと

(-168) 西 2022/02/23(Wed) 23:25:33

【秘】 イングラハム → アンネロズ




    ゆっくりと誘導するように
    アンネに腰を落とさせて。


            熱く蕩けたアンネの中に
            僕の証を刻み込んでいく。




(-169) 西 2022/02/23(Wed) 23:26:57

【秘】 イングラハム → アンネロズ



    「.........っ.........」



   僕が大きな吐息を零すと
   締め付けられたアンネの中で
   僕の熱がもっと、と膨らんでいく。

   するとアンネが僕へと寄りかかってきて
   それだけ負担をかけていることが分かれば
   胸元に顔を埋める君を、僕は優しく抱きとめた。


(-170) 西 2022/02/23(Wed) 23:27:53
 




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