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【神】 口に金貨を ルチアーノ>>G22 フィオレ 「そこも詳しく俺たちは把握ができていないが……。 新聞の内容だけでも噛み砕いていこうか」 貴方を引き連れたまま座れる場所に向かいテーブルに新聞を広げれば膝にその軽い体を乗せて一文字ずつ説明をしてやる。 大まかな事件、法案、マフィアに関わるすべての人間が狙われていること。 「そりゃあ、警察の連中には会わない、余計な詮索をしないこと。 アジトから出ないのも一つの手段ではあるし、指示があるまで部屋に閉じこもるやつもいるだろうなあ」 今告げた全ての言葉を本日中に破る予定の男は努めて優しく声をかけた。 閉じ込めたいわけでもないが、こうも怯えている姿を見れば連れて行かせてなるものかという気にもなる。 「…………食事ぐらいはしてもいいと思うぞ。 お前達の提案してくれた件、気晴らしが欲しいと思っている連中は多い」 (G25) toumi_ 2023/09/15(Fri) 0:32:35 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「なんですか」 「焦らずとも秋の花はこれからが盛りですよ」 当たり前な事だが、今日はどこか落ち着きのない人影が多い。 いつも手玉に取ってくる女も例には漏れず。 ここまで来ると自分が異常なのかとさえ思う。 毎度の如くワインレッドのエプロンを纏っていて、 変わらず花の世話に従事しているところだった。 (-71) backador 2023/09/15(Fri) 0:33:26 |
【赤】 黒眼鏡『あなたたちの手際は確認しました。 次もお願いします』 『もう一つのチームについては、初手が警察官というのが妙ですね。 面倒なことになりそうです』 船倉の冷蔵庫を開けて、冷えたウイスキーグラスに注ぐ。 「アルコールがダメならブドウジュースもある」 冗談めかした笑い声をあげてから。 『そうですね。 探りはこちらも入れておきます。 そして、此方の仕事も。次のターゲットを決めましょう。』 『お二人は、次に狙うべき心当たりは?』 (*6) gt 2023/09/15(Fri) 0:38:10 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「俺としては君も、居ないことを願っていたけどね。 君達には……いや、この状況なら今更か」 放っておけないと口にする君に、肩を竦めて笑みを見せる。 その手で掴んでおけるものはそう多くはないだろうに、 君は、君の大切なものだけを見ているだけでいいんだ。 「…良いことがあって欲しいと考えているなら、 俺は、あの場には居ないんだよ。ニコロ」 「演じる理由も、こうなるまで演じた理由も、 ただの格好付けさ。 疲れたとはいえ、俺はあの俺が好きだったからね」 そう言いながら壁に預けていた背を浮かし、 近くの椅子へ腰掛ける。 飲み損ねていた水も、キャップを捻りボトルを口につけて、 喉の乾きを潤すように喉奥へと流し込んだ。 「…………それで、君の話はいつ聞かせてもらえるのかな 俺の話ばかりじゃつまらないだろう」 (-73) sinorit 2023/09/15(Fri) 0:38:48 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「オレが知らないフリできると思う〜……? ……まあでも、そうか、そうだよな。 知識って武器だなって、たまに思うもん。 そういうの多い方がいいんだろ、だからオレなりに努力しま〜す」 まああくまでもオレなりにになってしまうわけだが。 人生の先輩からの助言だと理解しているから、突っぱねたりはしない。 こちらも素直で、だから受け取って、訳知り顔には「ねえさんまたふらふらなの」って楽しそうに。 ……していたが、にやにやの笑みを見やれば途端。 「分〜かってる!当たり前だろ。 オレはもう守られてばっかのちっちゃいガキんちょじゃないんだから。 きっちりねえさんエスコートしてるの見せつけてやるからな、約束!」 できないと思われてるのかもってちょっと感じて、だからムキになるような子供じみた声があがる。 右手の小指をぴんと立てては差し出した、小さなころからの約束の合図だ。 (-74) mspn 2023/09/15(Fri) 0:39:12 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 花浅葱 エルヴィーノ「オレにとっては大したことだった……」 どこまでも素直だ。 人を抱きしめたくなるのってこういうときなのかもしれない。 行動には移さないし、移せないけれど。 困惑した声色を感じれば困らせてしまったかなとは過るのだが、伝えたことに後悔はないので謝罪はしなかった。 「……知り合い?」 そうしてはたと瞬きを二度。 深い事情には踏み込み過ぎない方がいい、という発想よりも先。 同郷の誰かといった話になれば親近感が湧いてしまったもので。 「へえ、オレ知ってる子かな。 どんな子ですか?名前は?」 そこまでを躊躇なく尋ねた、直後に「あ」と声をあげる。 「……ひみつのことなら、だいじょうぶ、です!」 #スラム (-77) mspn 2023/09/15(Fri) 0:45:55 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ『現地を教えてもらったほうが助かるが それもお楽しみか?』 出来る限り答えてはやりたいと頭の中でいろんな算段を組みながら予定を考える。 やはりこんな時に大人しくはできそうにないんだな、と苦笑しながら忙しくなった日に憂うつ気なため息を付いた。 『悪いなあ 今も子猫ちゃんが離しにくい それとまさかお前まで今日は非番だったのか 無事で何よりだ』 (_3) toumi_ 2023/09/15(Fri) 0:49:09 |
【教】 pasticciona アリーチェ「う」 あのざま。そう言われると何も否定できない。 そもそもこの法案だって現所長が大きく関わっているのだ。 「漁夫の利、かぁ……」 「もしそうなら、手を組めたらもっと、って思うけれど…… ……検挙ばかりしている側が言い出せることではないし、 今の警察も、そちらも絶対受け入れないでしょうね」 仕方のない事だ。そんな甘い世界ではなく、仲良くと手を組むと慣れあいは近いようでまるで違う話。 今までは緊張を放ちながらも付かず離れずの距離を取っていたのをぶち壊したのもこちらなのだ。 「……恨まれても仕方ない事、してるわね」 考えた末にその言葉が出てくること自体、やはり女の思考は比較的お花畑に近いのかもしれない。そんな小さな感情の話ではきっとないのに。 (/8) poru 2023/09/15(Fri) 0:50:17 |
【人】 pasticciona アリーチェ>>24 ニーノ 「ニーノ」 「外に行くの?勿論、持って行って。……」 「今日、上手く焼けた自信作だから、可愛い一番弟子に食べて貰いたかったの」 小声でそう言ってウインクをした後に、一切れ。何かに包む?なんてやりとりもした後に貴方に満面の笑みで手渡して。「声をかけてくれてありがとう」と伝えながら、出ていく貴方に手を振って見送った。 「いってらっしゃい。がんばってね」 (25) poru 2023/09/15(Fri) 0:56:59 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「思わんから、お前は変なことを知っちゃったと思ったら俺んところにきなさい」 頑張っている若いものが好物なおじさんは、 あなたの発言を聞いて 努力はイイことだ、とウンウン頷く。 「はははは、そうだったな。 でっかくなったもんなあ、お前も」 張り上げる声を聴いて頬を緩めて、 ぽんと頭を一度――むやみに力強く──撫でてから、 「おう。 ちゃあんとやるんだぞ。 約束」 頭を足場にぽんと跳ねた掌を下ろして、 小指を絡めた。 「約束だ」 なぜか、もう一度繰り返す。念押しだ。 (-80) gt 2023/09/15(Fri) 1:00:43 |
【神】 路地の花 フィオレ>>G25 ルチアーノ 「……」 噛み砕いて伝えられたことを理解するほどに、表情が曇っていく。 全ての人間ってどこまで、とか。こんなの理不尽じゃない、とか。色々言いたいことはあったけれど。 まだ誰にも分らないだろうことだと思ったから。 ある程度の説明が済んだタイミングで、新聞を覗き込むような体勢から背中のあなたに体重を預ける形になって。 理解出来たところで、納得できるわけもなく。途方に暮れたような顔は変わらない。 「全く外に出ない、なんてことは難しいわ」 「詮索しないように、一市民として過ごすならきっと外に出ても大丈夫なのよね……」 子どもたちには会いに行かないと。急に姿を見せなくなる方が不自然だろうし。 女も思慮深くないとはいえ、考えなしに危険に身を晒すほど馬鹿でもない。 閉じこもっていろと命令でもされなければ、外に出ていくつもりだった。 「そうね、……皆、不安だと思うし。一度落ち着く時間は必要だわ」 「お店は流石に、ファミリー傘下のところがいいのかしら……ううん、美味しいお店のご飯を持ち寄ってアジトで食事会もいいのかも」 これもロメオと相談しておくわ、と前向きな返事。 実のところかなり楽しみにしていたものだから、中止にせざるを得ない状況にはなっていないことには安堵している。 #アジト (G27) otomizu 2023/09/15(Fri) 1:04:52 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「爺さんの代と同じ事にならなきゃいいけどな」 ぽつり。 誰に言うでもなく零して。 「あーめんどくせ。こっちもそっちも、 自分の立場と身内の為にそうしてるだけだろ。 そんで起きた軋轢なら恨みっこなしだろうよ」 「ま、手を組めないのは否定しないが。 下は良くても上層部がダメだろうな、特にそっちが」 面倒だ、と思う。 立場や所属に縛られるこの社会というものは。 上が一言ダメだと言えば下もそれに倣わなくてはならない。 形だけでも。付かず離れずを保つのも、対立するのも。 (/9) unforg00 2023/09/15(Fri) 1:09:30 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「格好つけ…本来の自分はそんなに嫌いか。 破滅しても良いと思えるくらいには。」 貴方の方へゆるりと向き直るようにして 男は笑った。 「全く納得は出来てねえが 俺の話も少しはしておかないとアンフェアか。」 「俺の理由もそう難しいものじゃないさ。 テオとアリーを守るため。傷つけさせないために選んだ。 俺は、かつてアイツらを守る事が出来なかった。 とても怖い思いをさせて、今にまで残る傷を付けさせた。」 「だからもうこれ以上 苦しむような事からは避けさせたい。 例え俺がどんなに非難を浴びる事になってもな。」 (-82) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 1:13:58 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ『見舞いに付き合ってほしくてね』 勘のいいあなたなら、誰の見舞いかは言わずともわかるかもしれないが。 つまるところ、見舞いができる時間が決まっているからその間2という話だった。 『お気の毒。……って、こっちも他人事じゃないけど。 今日は非番ではないけど、外回りの予定だから。 見舞いくらいはする時間がとれるしね』 メッセージには施設のリンクが添付してある。 適当に時間を決めて、施設の前で二人は落ち合うのだろう。 (_4) eve_1224 2023/09/15(Fri) 1:14:18 |
【人】 コピーキャット ペネロペ>>3 カフェ 1日目 「『仕事は』は余計だろ」 酒飲みは付け足された言葉を耳聡く聞き付けた。 実際横暴と酒癖さえ無ければ良い部下或いは上司なのだろうが。 「簡単に言うなよなあ。 あんたの腰は相当重そうだし、 こっちは筋肉付けるのも落とすのも仕事次第なんだからよ」 少なくとも今は筋トレできねえよ、とけらけら笑いながら。 出入り口へ足を向け、カウンターを背に手を振った。 #Mazzetto (27) unforg00 2023/09/15(Fri) 1:14:22 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「テオ」 ああ、良かった。会えた。 あなたを見つけた時の女の表情は、これまでにないほど安堵に満ちた笑み彩られている。 落ち着きのない様子といい、やはり普段とは違う様子を見せていた。 「そうね、これからもっと綺麗になっていくのでしょうね」 秋真っ盛りの庭園が今年もまた見たいと願う。 本当に、何事もなくあればいい。 「………」 少しばかりの空白。 はあ、と小さく息を吐く。 あなたの横にしゃがみ込み、低い位置の花に視線を向けるようにして。 口元は笑みを象ったまま、意を決して口を開く。 「ねえ、テオ」 「話があるの。…花の手入れが終わったら、少しだけ時間を貰ってもいい?」 (-83) otomizu 2023/09/15(Fri) 1:16:04 |
エリカは、メッセージを打った。 (a5) 66111 2023/09/15(Fri) 1:20:06 |
【秘】 マスター エリカ → コピーキャット ペネロペきっとあなたの周りは大変だろうから。 こちらは何も問題はないから。 そんな思考から打った短い文章を 必要もないのに二度、三度と見直して。 送信ボタンに指をやって。 それからたっぷりの間を持って。 (-84) 66111 2023/09/15(Fri) 1:22:38 |
エリカは、下書き保存もせず、削除した。 (a6) 66111 2023/09/15(Fri) 1:22:47 |
【秘】 マスター エリカ → コピーキャット ペネロペ (-85) 66111 2023/09/15(Fri) 1:24:07 |
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