「聞いたぞ、資金の支給を最低限しか受けておらぬとな」
「　主にはグレイを管理しストレスを下げるという義務があり、
　ソレを為すために必要な事物を
　申し立てる権利があると言うのにこの現状は何事だ！！
　理不尽に対し強く物を言わず受け入れるが故に、　
　斯様に貴様の程度も低く見られるのだぞ！！！」
「　貴様や上の不手際で貴様らの掲げる目的から
　遠ざかっているのは理解しておるか？
　少なくとも我のストレス値は上昇しているだろうな、　
　ああ見ての通りだ。分からぬか？
　貴様の目も其処まで節穴ではないだろう監察官。
　我にとって今回の招集は不利益だ、覚えておけ」
「　いいか今後理不尽に思う事があれば必ず申し立てろ。
　いいや今からでもと我は思うがこうしたものは
　一度受け入れた後に覆す方が面倒だ」
「　我も無い物ねだりをする気はない。
　そもそも個人的に望む物資もない。
　が、この理不尽を受け入れ何もしない方が勘弁ならぬ」
「　資金は調達しに行ってやるから精々無駄にするなよ監察官」