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【人】 患者 アンネロズ[ いつもの病衣姿じゃないことに 気づかないわけ、ないわよね。 貴方との約束の日に着ようと思っていて 当日までのお楽しみにしたかったのに。 予定外の訪問で貴方に見られてしまって。 少しだけ唇を尖らせて拗ねたように、 ] ……この服のことは当日まで 秘密にしようと思ってたのに。 [ なんて言って、ふい、と目をそらした。 ] (75) alice0327 2022/02/15(Tue) 12:25:51 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム[ でも、見られてしまったのなら どう思っているのか、聞きたくなるでしょう…? だから私は、置いてあったリボンを結んでから 貴方の前に行って、少し裾をつまんで見せて。 ] ねぇ、エド。 この服、可愛いでしょう? [ そんな風に笑いかけたの。 似合ってるって思ってくれていたらいいな。 ]* (-95) alice0327 2022/02/15(Tue) 12:27:08 |
【独】 患者 アンネロズ/* 演奏聞けた方が丸く収まりそうとか考えていたんですが聞けないパターン美味しいので最高だなって思いました(頭悪い感想 (-96) alice0327 2022/02/15(Tue) 15:49:57 |
【人】 ピアニスト イングラハム*** あの日は確かたまたま近くで公演があって せっかくだからと病院に足を運んでいた。 観客から頂いたフルーツのおすそ分けという 我ながら取ってつけたような理由を添えて。 とはいえ急な来客だったものだから 迷惑でないか、と病院の看護婦に 再三確認を取ったわけで。 とんとん、というノックと共に 彼女が許可をくれれば病室にその顔を 覗かせるのだったが。>>74 私が驚きのあまり口をポカンと空けたその顔は まさにマヌケと呼べるような情けないものだった。 (76) 西 2022/02/15(Tue) 21:27:27 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ目に映るのは、普段とは違う君の服装。 頭で分かっていたことだったのに 君が普通の女の子だってことを改めて実感すれば 込み上げるものだって当然あるんだ。 (-97) 西 2022/02/15(Tue) 21:27:54 |
【人】 ピアニスト イングラハムサプライズドッキリにしては あまりにも空気が読めてなかったらしい。 アンネがどうして不服げなのか すぐに察した私はというと 「あ、いや、ご、ごめん。 一言連絡をするべきだった。 その......僕は、間が悪いな。 」思わず頭を下げると慌てて病室の外へと 出ようとする。 しかし目を逸らすアンネを前にして そのままトンズラをこくという訳にもいかず ただ反省の色を浮かべることしか出来なかった。 (77) 西 2022/02/15(Tue) 21:29:02 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ逸らされた目がだんだんと泳ぎ始めて。 醸す不服は段々と興味へ、その香りを変える。 僕が君に何を想うかなんて そんなの決まっているのに。 それは覗き見てしまった代金なのか 感想を求められた僕は頬を染めて。 「えっも...その服は、僕の...ために...?」 自惚れを承知の上で、尋ねてしまう。 もしも君の答えがYESなら 僕はさらに手で顔を覆い隠すところだ。 (-98) 西 2022/02/15(Tue) 21:29:59 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズ「あぁ...よく、似合ってると思う。 こう言ったらなんだけど... 凄く、ドキッとさせられたよ。」 (-99) 西 2022/02/15(Tue) 21:31:10 |
【秘】 ピアニスト イングラハム → 患者 アンネロズそう感想を告げた僕はと言えば その日は終始頬を染めていたものだから。 病室にやってきた看護婦にからかい気味に 微笑みを向けられてしまったわけだ。** (-100) 西 2022/02/15(Tue) 21:32:36 |
【人】 ピアニスト イングラハム*** アンネとの約束の日。 私は朝から落ち着かない気持ちでいた。 演奏の練習も全てキャンセルして 彼女に会うためだけに身嗜みに普段以上に 気を遣ってみせたりもして。 彼女の可愛らしい姿を思い出して 少しでもそれに釣り合うようになりたかったから。 この後何を予定しているかは 傍から見ればすぐに分かってしまうほど 私はずっと浮き足立っていた。 まるで、何も知らない呑気な子供のように。 (78) 西 2022/02/15(Tue) 21:34:03 |
【人】 ピアニスト イングラハム病院から一番近いところにある海 付近の公民館をわざわざ無理を言って借りて 夢を叶えようとこの日の準備を重ねてきた。 彼女はどう喜んでくれるだろうか。 そんな期待に胸をふくらませて。 私は病院へと向かって歩き始める。 「お昼頃にそっちへ迎えに行くよ」と そんな連絡をひとつ残して。 私は彼女に、会いに行くのだった。* (79) 西 2022/02/15(Tue) 21:35:14 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム[ 普段病衣ばかり見せていたから。 私だって、気にしていたのよ。 可愛いって、思われたいから……。 頬を染めた貴方から自分のためなのかって 問いが返ってくれば、ふふっと笑って。 ] そうよ、貴方と出かけるときのために。 [ 自惚れなんかじゃないわ。 貴方の前では可愛い女の子でいたい。 手で顔を覆い隠している貴方を見ると 私まで、頬が赤くなっていくの。 だって、恥ずかしいじゃない……。 ] (-102) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:17:56 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム それなら、たくさん悩んだ甲斐があったわ。 貴方に、喜んでほしかったの。 (-103) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:18:37 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム[ そのあとは、その服を着たまま、 いつものようにお茶会を始めたはず。 ずっと頬を染めている貴方が珍しくて いつもより貴方の事を見つめてしまっていたから 看護婦さんが微笑んでいたのには気づかなかった。 似合ってるって言ってもらえたことを 心の中で反芻しては終始笑顔で過ごしたの。 ]** (-104) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:19:18 |
【人】 患者 アンネロズ*** [ エドとの約束の日。 私は朝からずっとそわそわしていたわ。 いいえ、前の日の夜から、ずっと。 綺麗に髪を梳かして いつもはしないお化粧だってして 褒めてもらった服を着て。 貴方の演奏が聞ける って、子供のようにはしゃいで待っていたの。 ] (82) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:19:47 |
【人】 患者 アンネロズ[ 貴方から連絡を貰った後、 私は窓の方に立って、貴方が来るのが見えないかと ずっと景色を眺めてたの。 舞い上がってた気持ちは、胸の痛みに邪魔される。 ] いっ……いた、い……。 [ 昨日まで、私の体調は安定していたし 今日だって、大丈夫だろうと言われたから この日をずっと待っていたのに。 嫌だ、嫌だ、約束があるのに。 立っていられなくなって、胸を抑えながら倒れ込む。 近くで待っていた両親が慌てて ナースコールで医師を呼んだ。 ] (84) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:22:42 |
【人】 患者 アンネロズ[ エドとの約束を破りたくない嫌だ、 そんなふうに心が叫ぶ一方で。 死が迫っているのを感じたの。 死にたくない、って強く思う。 ] (85) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:23:15 |
【人】 患者 アンネロズ[ きっとそれは音にはならなかった。 最後に名前を呼ぶことさえかなわず。 苦しくて、目をつぶれば、脳裏に浮かぶのは貴方の顔。 会いたいな……。 それが叶わないとどこかで思ってしまったのは 死期を、悟ってしまったから。 自分の身体のことは自分が一番わかる。 そんな言葉の意味を死ぬ直前で知ることになるなんて。 私は薄れゆく意識の中で、 遅すぎる 後悔 をしていた。 貴方に病気のことを伝えればよかった。 貴方にもっと我儘を言えばよかった。 ] (86) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:25:26 |
【秘】 患者 アンネロズ → ピアニスト イングラハム[ 例えば。 ] 抱きしめて [ って。 言えばきっと叶ったのに。 ] (-106) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:27:07 |
【人】 患者 アンネロズ[ 後悔なんてしてもすべてが遅い。 ねぇ、エド。 もし、私が秘密を抱えず、 全部貴方に打ち明けていたのなら。 何かが変わっていたのかしら。 私には、わからないの……。 ] (87) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:27:48 |
【人】 患者 アンネロズ[ 私が意識を失った後も 医師は処置を続けてくれていたけれど。 貴方が病院にたどり着く前に 私の心臓は止まってしまった。 ] (88) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:28:20 |
【人】 患者 アンネロズ *** [ 貴方が到着したとき。 私は病室のベッドの上で永遠の眠りに落ちていた。 何が起こったのか、空気でわかったかもしれない。 わかっていてもいなくても、 私の父が、震える声で娘の死を伝えたはず。 母はずっと泣いていた。 でも、貴方に気づいたなら ] 「 ごめんなさい…もっと早く、言えば…。 」 [ そんなことをずっと、繰り返したでしょう。 両親は私が貴方に病気のことを伝えていないと 知っていたし、伝えるべきか悩んでいた。 でも、娘の意思を尊重して、 自分の言葉で伝えるのを待っていたのだ、と。 そんな説明を聞いたら、貴方はどう思ったのかしら。 説明すら、聞く余裕もなかったかしら。 ] (90) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:30:05 |
【人】 患者 アンネロズ[ 私の両親は娘を喪った悲しみに暮れながらも 貴方のことを、ずっと心配していたはずよ。 私の想い人だと、知っていて。 もう付き合っているとすら思っていたはずだから。 そして、どこかのタイミングで 貴方にこう告げるの。 ] 「 今まで沢山気にかけてくれてありがとう。 アンネのことは、もう忘れていいのよ。 」 [ それは、両親の気遣いだった。 でも……。それが貴方にとって 果たして、慰めになったのかしら、ね。 ]* (91) alice0327 2022/02/15(Tue) 23:32:36 |
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