【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ余の生まれた当初は、興味と、失笑と、罵倒であった。 [所詮電子が肉声に敵うわけがない。 高いだけのおもちゃ 操作性の悪い楽器 金持ちの娯楽 エトセトラエトセトラ] それから余は立ち上がった。 立ち上がり、進み、この地位まで昇りつめた。 だが、越えられたのは初めから負わされた出自による名声。 本物の運命は、そこからであった。 (183) reil 2018/12/17(Mon) 0:56:31 |
【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカそうだ!虚像《アイドル》だ!! [虚像《アイドル》だからこそ。 星《スタァ》であらんと誰より輝いた。 誰よりも誰よりも、己が儚い、製造者のスイッチ1つで消去《デリート》されてしまう存在だと自覚しているからこそ。] そんなものは、貴様に言われずとも、生まれたその瞬間から自覚っている!! だが、1つ訂正を求めるならば。 空っぽの器にとて矜恃はある。踏み躙られたくなどない領域がある。 それに土足で荒らし混んだのだ。激したくなる衝動はあろう。 (184) reil 2018/12/17(Mon) 1:02:47 |
【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ対等? 対等なものか。娯楽人形が、対等であれるものかよ!! 当たり前だ!! 人間のために造られ、人間のために消費され、人間のために朽ち果てる!!! 余の爪先ひとつ、髪1本、すべてすべてすべてすべて!!!! 人間のための愛玩人形に過ぎぬ!!!! [尊大な性格はそのように設定されたもの。 瞬きのような刻と共に、その存在は風化する。 スピカとして娯楽の消費されたあとは、白山羊として世界に消費されるのだ。] (185) reil 2018/12/17(Mon) 1:08:42 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ できなくはない、かな。 [囁くように告げられた言葉に>>170 こくんと頷いて。 そうして、ミルフィーユと共に 《唄》を響かせるだろう。>>172] …。 [ただ、声を空に響かせるもの。 綺羅星の姫のようなマイクの無いその歌声を 大気の振動を活性化させて響かせる。 心を操る、そんな術を使わずとも、 今、繋いだ彼女の手の温もりが、 わたしの知る、ミルフィーユという少女の想いが 可能な限り、世界に伝わるようにと。 彼女の中に、彼女とは少し異なる誰かがいるのは わたしも感じていた。 それでも、だからといってミルフィーユという少女が 否定されていい理由にはならないと、そう思うから。] (186) yuno 2018/12/17(Mon) 1:12:56 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ幻影月、ね。 アナベルもそんな言葉を言っていたわ。 [それが何を意味する言葉なのかはわからないけれど。] ……実際、それはなんなの? [困惑した顔で、すごく、素朴な疑問を口にする。 もし、それでこの世界の問題が全てが解決するというのなら わたしはそれでも構わないのだけれど。 ただ、あの人から奪ったものは最低限返してほしい。]** (187) yuno 2018/12/17(Mon) 1:14:47 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a20) yuno 2018/12/17(Mon) 1:16:38 |
【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ余に何を求める? 娯楽と贄のためだけに生み出され、この身は世界と人間のもの。 擦り切れながら輝き、輝くことだけを存在価値とし、来ることがわかり切っている破滅の足音を聞く日々! それを、ただほんの先程余に見えただけの貴様らに、諦めるな? 道はある? それがアイドル?考えもしない??? [がん、と照明の1つを殴りつける。] 本当に、貴様ら生物様は上から言うだけはご立派なことだ!!! 平気な顔で人の重圧を嘲笑い、運命をそんなことと蹴落とし、あまつさえ己の妄想を、それが真実だと押し付ける!!! 余が余である定義はなんだ?貴様らの妄言か? 余はあとどれだけもがけばいい? 余はアイドルなれば、では綺麗に美しくあがいて死ねと無邪気に貴様らに言われねばならぬものなのか?そうであろうな、余が消えれば、世界は安泰だ!! (188) reil 2018/12/17(Mon) 1:22:05 |
【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカそうだ、できることなど、余にはない!! 何も持たぬからこそ、唯一手にできる輝きをその手にするより他ないのだ!! [煌めく。 与えられた、唯一の輝ける存在価値。 空っぽで、虚ろで、その存在すら偽物《イミテーション》 だからこそこの輝きだけは、誰にも渡せない。 全世界の己を称す声。これは、己が築いたものだ。 造られた容姿。造られた声。造られた性格。 それでも、己の得たものだ。 プログラミングではない、財産だ。 それを、それを手放すくらいなら] 貴様らはそうやって手に手を取って仲良しこよししているがいい。 それが肉ある貴様らの恵みである。 余は余が否定されるのであれば、余自らが戦わねばならぬ。 (189) reil 2018/12/17(Mon) 1:34:59 |
【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ世界が余を必要としながら削除するというのであれば、余は世界と戦う。 この叛逆は、電子故誰も抱き締められぬ。アイドル故誰も傍におれぬ。 そんな余が、戦う錦の旗である。 [電子に涙は流れない。 そのような表情差分は用意されていない。] さぁな。 余は知らぬ。 ただ、余はこの世界の贄という因習を断ち切りたいだけ。 後のことなど、知らぬ。** (190) reil 2018/12/17(Mon) 1:41:31 |
【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル― 幕間・ずっと昔の事 ― ねえ、ニグラス。 今日はどうしてこんな場所に? [“委員会”と名乗る面々に話を通して貰い。 彼女は図書館の内部へと入って行く。 最奥部にあった扉。 それを開いたその先は――] この場所…… セカイの法則が乱れている? ――違うわ、そもそも。 セカイから切り離されている。 (191) 葵 2018/12/17(Mon) 7:22:35 |
【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル[その答えに、ニグラスは満足したように頷き。 案内してくれた人も目を見張っていた。 この場所の詳細を見ただけで看破したのだから。 そして、案内人はこれ以上はと。 禁書 の場所だけを教えて去っていってしまった。普通の人間ではそれを扱いきれない。 もしもアナベルとニグラスに何かあった場合は、その筋の人を呼んでなんとかするからとも言っていた。] 心配する事も無いのにねえ。 これが 禁書 ?[そこにあったのは“3冊”の本。 蒼 と紅 とそして――] (192) 葵 2018/12/17(Mon) 7:23:15 |
【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル― 幕間・地下書庫にて ― [封印を解いてからしばらく後の事。 いつものように、アナベルとニグラスの2人は此処に来ていた。 ニグラスの持ってきた紅茶。 異能の力をさらに増幅させるそれを2人で愉しみながら。] しかし、本当に面白い場所よね。 飽きないわ。 [セカイから切り離されては居るものの。 どこからともなく、本が流れ着いてくる。 それらは無限に広がる空間の本棚に並べられて。 アナベルは気が向いた本を手に取ると読んでいくのだった。] (193) 葵 2018/12/17(Mon) 7:23:45 |
【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル[しかし、読書だけしている訳でも無いだろう。 この後、どうする心算なのかと問われると。] ……星継ぎ《ネクステラリア》 あれはね、あまり好ましくないわ。 私とあなた。 それぞれが思うところあるだろうけれど……ね。 どうするのかって?……私が別の月を作るわ。 幻影月――ファントム・ルナ。 それには組織が必要ね。 ああ、もうあったわね。 [こちらを伺う“委員会”の少女。 微笑んでから手招きすると、お茶会へと招待していた。 尤も、紅茶を振る舞っても強化の度合いは芳しくない相手も多かったけれど。 その後の事は知ってのとおり>>1:88] (194) 葵 2018/12/17(Mon) 7:24:23 |
【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル― 学園内・幻影月《ファントム・ルナ》 ― 『幻影月《ファントム・ルナ》へようこそ。 辛かったでしょう?』 『まずはゆっくり休んでくださいな。』 [災厄を逃れ、学園へ辿り着いた人々。 彼らは“委員会”によって歓待され。 食事も飲み物も望むように与えられ。 怪我や病気ならば治療を施されていく。 やがて、奥の部屋で休むと良いと言われてそちらへと行くのだった。 だが……気がつくものは殆ど居なかったが。 奥の部屋から出てくる人は居ないのだった。] (195) 葵 2018/12/17(Mon) 7:24:48 |
【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル[幻影月《ファントム・ルナ》に囚われた人々の身体は。 永遠に広がる地下書斎に安置され。 精神は幸福な夢を見続けるのだった。 勿論、幻影を打ち破るような人間も出るだろう。 そんな相手には“委員会”の勧誘が待ち構えていた。 これが聖・フェニックス・スター学園と“幻影月委員会”の本当の姿。 月蝕機関《マトリクス・ムーン》に関わっているならば。 この話を聞いた事はあるかもしれない。 彼ら彼女らは、どこまでも受け入れなかったが。] (196) 葵 2018/12/17(Mon) 7:26:37 |
ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベルは、メモを貼った。 (a21) 葵 2018/12/17(Mon) 7:31:41 |
【独】 黒山羊 ニグラス/* アッアッ 前日今日の夜不在した間に皆さんのものすごい投下があってエモさが天元突破… なん…何…メギドくん貴方そんなどストレートに… 照れる…すごい照れるわ…あと贄に対する天界の価値観が私の思っていたのと一緒でめっちゃ同意… あと改造天使ってそういうことだったのか…ここからの叛逆楽しみすぎる…… アナベルちゃんも…正直ニグラス、メフィストフェレス的な立ち位置の愉快犯として出したのだと思ったのに友達って…良くしたんだ…それこそ天界で真っ先に消されてしまった記憶なんだろうな…幸福な記憶… 二人のせいで使う予定のなかった桃チップで灰書いてる… (-43) kosake 2018/12/17(Mon) 7:42:12 |
【独】 黒山羊 ニグラス/* そしてさ… スピカちゃんもそんな…私が抗わなかった責任全部背負ってるとか…叫びに血が滲んでるよ… マシロちゃん、まさかダミーを仮死で済ますとは恐れいったな。プロローグから積み上げた彼への想い、まさかこんな形で届かせるとは思いもよらなかった。普通のバトル村だと難色を示されるかもだけど、これはすごい良いと思ったので。 千夜一夜ちゃんとマシロちゃんのコンビね… うん…もう言葉はいらない…尊い… エリオンくん…そんなに倒したくなる赤造形どうやって作るの…煽り上手スギィ ルナちゃん頑張ってるの見てるよ…人に寄り添っていく様丁寧でいいよ…負けないで… (-44) kosake 2018/12/17(Mon) 8:12:15 |
【独】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》/* もうこいつマシロさん応援して「罵って♡」ってうちわ振るだけでよくない? (-45) fortmorst 2018/12/17(Mon) 9:21:28 |
【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》 んっと。難しいお話はよくわからないんですけど。 マシロさんと仲良くアナタを救う《止める》で合ってますよね? だから、――勝ちに、行きますよ。 ……あっ新しい服もかわいいですね!! [わたしには、誰が醜いとか虚構とかよく分からなくて。 ただ話が通じない..。o○☆○o。..:*゚スピカ*:..。o○☆○o。《スピカ·シャイニングスタァ·バーニングハート》さんを殴って黙らせた後に解決策を考える――そんなシンプルな答えしか導けませんし、さらに煌めいた彼女をカワイイと思ってしまうのも仕方ないことです] (197) fortmorst 2018/12/17(Mon) 10:20:21 |
【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》 幻影月《ファントム・ルナ》は偽りの安寧の地。 そこにいけば幸せな夢が見られるが、 目覚めることなく、ただ「幸福」を浪費し「未来」を奪われる。 覚醒めれば別の話だが――奴の傀儡になるに過ぎん。 ……眠ってる人の生命エネルギーで動いているとかなんとか。 「生きることを放棄する計画なぞ、セカイを殺すに等しい」 とかなんとか、エラい人が言ってた気がします! [わたしたちの声に補足して。 「何の苦しみもない世界」は、 確かに完璧なる世界《パーフェクト・ワールド》に近いのですが。 お人形さんばかりできてしまう世界は確かに困りものですね!*] (198) fortmorst 2018/12/17(Mon) 10:22:16 |
【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカはーん。 何事を企んでいるとは思うておったが、そのようなものか、幻影月《ファントムルナ》 [実態を聞いても、動じる様子はない。 録でもなさそうな女とは思っていたが、そこまでか、とは思うものの。] (199) reil 2018/12/17(Mon) 11:00:09 |
【人】 月よりの使徒 ルナ 実行《Execute》。 [ドッ ゴ────!!!] [刹那、ボク師の両脇の地面が隆起し、 アスファルトの断崖絶壁を作り出した。 そして使徒が両手をパンと合わせると、 両脇の断崖が、挟み潰すが如く迫りくる**] (201) 2G 2018/12/17(Mon) 12:05:46 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a22) 2G 2018/12/17(Mon) 12:09:24 |
【人】 ボク師 エリオン『ざわ…ざわ…』 やはり、段取りを誤ったようにしか聞こえませんよ──先代。 とはいえ。回答は確かに拝受いたしました。 『ざわ…ざわ…』 ああ、ですが一つ訂正しておきましょう。 徒《ボク》自身は、ヒトをも救っているつもりですよ? 逃げ得るものは幻影月《ファントム・ルナ》へ。 そうして、逃げ得ぬものは──イシに昇格して差し上げる。 『ざわ…ざわ…』 多少、強引な勧誘となったことは認めますが──なに。 集合知に諮れ《はなしあえ》るならば、肉の器に戻すも選択肢。 『ざわ…ざわ…』 [彼女は気づいただろうか。 徒《ボク》の言の葉の節々ごとに、ヒトの気配なきはずのアスファルトの塔に人影が立ち始めていることを] (202) tamamh2 2018/12/17(Mon) 13:36:38 |
【人】 ボク師 エリオン[それまで、ひとりであったモノ《ヒト》が。 イシに昇格した際にまず受ける先例は、集合知に属するということである。 個であったはずの己が、中枢《ボク》を流れる数多のイシたちに合流する。 その随《まにま》に、新米たちが得るものは何か。 それは全能感である。それは法悦である。 肉の器から解放されたことによる、爆発的な生命《イシ》の奔流。 流れの中に在ることを学ぶまでは。 余程心の底に秘めた自我《イシ》なくば、 抗うことも儘ならず悦楽の中、力を他に預けて流されることになる。 ──集合知に諮る《はなしあう》余地など、余程強いイシでもなければ直ぐにできなかろうし。 中枢《ボク》に残されるとはいえ長い期間を経たイシが戻るべき肉の器を思い出せるかもまた、非常に低い可能性の話である] (203) tamamh2 2018/12/17(Mon) 13:37:05 |
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