人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音

 ああ、波に音もまとわりつくような潮風も、川辺の時とは違って海に来たって音と感触だけでもわかるし、隣に杏音もいる。

 ただもーちっと穏やかになると思ったんだけどなぁ。

[冬の海は流石だ。と肩を竦めて微苦笑]

 急にしたらヘタレな杏音が怯えちまうだろう?

[離れる前に頬ずりして甘える杏音にドキリとした気持ちを隠すように、少しだけ揶揄るような囁き。咎めるというよりは悪戯気な笑みを浮かべる]
(-32) S.K 2020/12/26(Sat) 20:02:24

【人】 菊波 空

[懐中時計で時間を確認中――何かに困って>>94いて、決意を新たにしている>>95などということは露知らぬ菊波。
時間を告げ元気よく立ち上がる恋人と手を繋いで。こけるなよー。なんていいながら人気の少ないバスに乗り込んで移動した]
(100) S.K 2020/12/26(Sat) 20:02:48

【人】 菊波 空

── 温泉宿 ──

 ああ、雪見温泉ってことか。
 確か大々的に宣伝してたのは三種類の温泉で、後は客室にも温泉(>>#0)がついてる、とかだったっけか。

[なんて二人で相談しつつ調べた結果知れたことを思い出しながら]

 ほんとほんと、これを楽しめるのは杏音のおかげだし、なんなら崇めないといかんな。
 幸運の女神サイコーってな。

[冗談めかしながらもはしゃぐ杏音>>96とともにうきうきと宿へと入ると早速出迎えてくれた子供>>3。この宿の子かな?などと思いつつ]

 おっと、ありがとう、菊波空だ。
 杏音とともに一日世話になるからよろしく頼むな。

[二人だ名前を伝え挨拶をして、宿泊客であることが伝わり鍵をもらう。
浴衣か作務衣を借りるかは今は考えていなかったが、隣の妙な空気をだす彼女。少し慣れていた。]

 んじゃまずは部屋いって荷物降ろすか。

[無事に受付も済み、他の従業員さんに案内されて客室へと向かう]
(101) S.K 2020/12/26(Sat) 20:10:33

【人】 菊波 空

― 客室 ―

 ふぅ、これで人心地。

[外よりも暖かい室内。案内された客間の和室、奥には板間もあり窓からすっかり雪化粧された庭も見える。なんてことだけざっと確認をして、歩くのに邪魔にならない場所にボストンバックを置き、ダウンジャケットを脱いでハンガーにかけ]

 こんな奥地だから温泉だけかって思ったが、結構色々あるみたいだな。

[真ん中の卓に施設案内図が置いてある。
男女別の大浴場、貸切温泉、食事処、整体等々、温泉以外の時間も普通に過ごせそうだ。なんて感想を抱きつつ、どうする?と杏音をみたけども、脳内討論からかえってきただろうか*]
(102) S.K 2020/12/26(Sat) 20:15:01

【独】 菊波 空

/*
久しぶりに動かすとこんなだっけかな、ってなるな。まあそこは勢いと雰囲気で。
甘いかどうかわかっていなかったけども、杏音が甘く感じてくれているならよかった。
(-36) S.K 2020/12/26(Sat) 20:29:29

【人】 菊波 空

── 客室 ──
[どこか上の空な杏音>>105をエスコートするのも彼氏の仕事。
そして至極真面目な表情の杏音。とりあえず荷物降ろしたら?とはそこは言わずに]

 おー、いいぞ。
 杏音の浴衣姿楽しみだな。

[長く悩んでいた杏音とは違いあっさりと応じる。
夏に花火を見に行ったときにみた杏音の浴衣姿は可愛くて素敵だった。
見れるなら何度でも見たいというのが本音であるため]

 すみません、従業員さん。

[案内してくれた従業員さんへと、浴衣を、ん?紺色がお薦めか。ならそれで、と、一緒に浴衣着て温泉宿を満喫するということ以上は特に考えなかった。]
(107) S.K 2020/12/26(Sat) 21:40:16

【人】 菊波 空

[サイズなどは言わなくて大丈夫かなと思ったら、できる従業員さんだったようだ。
襖で部屋を区切ってお着替え中。帯ってどう結ぶんだっけかとか調べたりもしつつであった。そうして着替えを終えて杏音も着替え終わったかどうかと声をかけた後]

 浴衣なんて久々に着たな。

[普段着ることもないものな、とぼやきつつ襖をあけて出てきたのは紺色の布地で麻の葉模様の浴衣。黒い帯で締めていた。そんな浴衣姿の菊波であった*]
(108) S.K 2020/12/26(Sat) 21:41:03

【人】 菊波 空

[襖をあけて、可愛い恋人>>109に彩りが加わって、大人っぽさとかわいらしさが混ざり合ったような浴衣姿の恋人がいる。]

 ……ああ……可憐だ。

[息を飲み心に突き上げる言葉がそのまま漏れ出る]

 杏音は世界一可愛い恋人だって思ってるが、今日も世界一可愛い。

[誤魔化す言葉ではないが、そう聞こえてもいいような言いかたを付け加えるようにいって]

 おう、ありがとな。

[杏音からしたら自分はかっこいいとのこと。だから下手な謙遜などもせずに、にっと笑みを浮かべて素敵。という言葉を受け止める。]
(112) S.K 2020/12/26(Sat) 22:39:27

【人】 菊波 空

 体温のほうはマシにはなったな。杏音はどうだ?

[容赦なく体温を奪う海辺とは違いバスから旅館へと移動したのだ。
それにこの旅館は不思議と温もりがある。とても不思議。
だから手をとられて握り返して、体温と一緒に大丈夫だぞ。と返答をする。]

 ああ、いいぞ。
 この中に遊戯室とかいうのもあったからな、そこに色々あるだろ。

[他にも何かあるのだろう。定番の卓球がないことはないだろうと危惧は抱くことない。
なお、腕前は体育だの休み時間だのにやった程度だけどな]

 ひとまずぶらっと旅館内歩きつつ、土産とか宅配頼めるなら先に済ませてその後温泉でもいくか?

[腰を落ち着けすぎる前にという提案なんか口にするが、特にプランがあるというほどでもない行き当たりばったりであった*]
(113) S.K 2020/12/26(Sat) 22:39:41

【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音

 ……杏音

[少し浮ついていた。というのもある
言うべきか言わないべきか迷っていたのもあったから、少し照れながら言い辛そうに、彼女の名前を呼んで]

 貸切温泉とか、行きたいっておもうか?

[ああいうのって予約いるだろうしな。なんて思うと必要なら、ぶらっと歩きながら従業員へと頼むことになるのだろう。いつものからかうというのではなくどうする?と伺うように杏音へと聞いた*]
(-41) S.K 2020/12/26(Sat) 22:40:15

【人】 菊波 空

 ああ、短い時間だからやっとかなきゃならないことは済ませちまわないとな。

 温泉饅頭は、うちも両親にだなぁ。あとは部のやつらには…ジャーキーとかでも買っていくか。

[酒飲みが多いし地方特産のものとかあるだろうしな。]

 弟君にはそれだな、自分で買うから楽しいものさ。

[そしていらなくなるまでが通過儀礼っていうやつではある。
何かに守られたような過ごしやすさを感じながら、杏音>>116の手をそっと包むように握り]

 …後で庭も見てみるか。

[そこから出られるようになっているしな。でもそれも後でのこと。
賛同も得られたことだから杏音を連れて土産売り場を目指しがてら、貴重品をもって温泉旅館内を探索である]
(126) S.K 2020/12/27(Sun) 0:10:13

【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音

[そして気まずさもありながらも聞いてみて、わからない。といわれて、不満とかではなく。純粋に疑問をいだくように首を傾ぐが、言い直そうと慌てているのに、自分だけが緊張するようなものでないのにほっとはするが]

 ああ、そうだな。

[どちらでも楽しい。と否定的ではないニュアンスにほっとしつつ同意する。
断られても、崩れるような関係でもなければ、受け入れたら冬の海のような寒さで強引に理性が保つ場所ではないだろうから少々大変かもしれないが―などとあるが、話の続きを遮ることもなく聞いて]

 …そういえばそんなこといったな。

[忘れていたという態で]

 ……そんな、悩ませてたか。

[悩んでくれていたのか。といえばいいのに時々強がりたがる自分がいる。
性格で性分だといえばそこまでだが、本当の気持ち。といって、ぎゅっと手を握り微笑む彼女を見つめ返す]
(-51) S.K 2020/12/27(Sun) 0:11:57

【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音

 ハードボイルドは我慢だ、なんていうだろ?
 まぁそんな世界しょってるわけでもないけどな、ただこれでも一応な、杏音の前で素直になってきている、と思うぞ。

[もしかしたらそんな素直さが杏音を困らせる>>94要素なのかもしれないが当人に自覚はない。そうしながらかけられた言葉を咀嚼するように少しだけ悩んだ後]

 そのほうが杏音も甘えやすいか?

[少し悩みながら一つだけ気になることを聞いてみたが、でもまずは自分からがいいか。ずるい後輩に、惑わされるのだって先輩だ]

 俺に委ねてくれるなら……予約しようか。

[今回はと自分の意見を優先してくれる?ようなので希望を口にする]

 折角杏音が引き当てた旅行だしな。温泉全部入りたいし、可愛い恋人とお風呂に入りたい。

[ド直球な欲望である。部屋にある。といってもね、それなら二回できるじゃないか。]

 でも、俺の理性が溶けない程度の可愛さで頼む。

[追加で我儘で妙な要望をいうのであった*]
(-52) S.K 2020/12/27(Sun) 0:14:42

【人】 菊波 空

[そんなわけで、浴衣姿の二人は手を繋ぎながら、一度受付に貸切露天風呂の件なんかを聞いて予約が必要なら予約を頼んだだろう。そして早々に見つかった土産売り場]

 おーし、杏音後輩。ここでの仕事を片付けにかかるぞー。

[ノリよくいっているが、単なる買い物である**]
(127) S.K 2020/12/27(Sun) 0:15:35

【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音

 反省するほどでもないと思うが…まぁ、確かに最初は驚いたな。

[決意の強さとか、速さとか諸々で戸惑ってはいたもの
でもそれは心情を考えずに理屈とかだけで考えた上でだ。]

 でもな、目の前の恋人の心を大切にすることに比べたらいいか、って思えたからな。

[一応自分で納得づくではあるけれども、気持ちいいぐらい反省も後悔もないという杏音の頬をむにっと引っ張ってやりたいなって思ったのは仕方ないことである]
(-82) S.K 2020/12/27(Sun) 16:51:52

【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音

 勝手にでもいいが、大事にしているぞ。

[わかってるだろうけれども、そこはきっぱりと言って]

 努力してくれればそれでいいさ。
 杏音は可愛いからそこは難しいってのはわかっているしな。

[悪戯に笑う杏音へと、可愛いというのは今までも含めて否定したことのないまま、高鳴る心は誤魔化すように笑みで蓋をした]
(-83) S.K 2020/12/27(Sun) 16:52:13

【人】 菊波 空

 なんだかんだ定番は外せない美味しさがあるからな。
 杏音が饅頭なら俺はあとはかりんとうあたり買っておくか。

 ああ、一番は旨味だな。あとは酒に合うようにしてるのか特産品だからなのかまではわからんけども、とりあえずそんな外れもない。

 そういやそうだったな。最初は飲む分量とか気にしなきゃならんから一人で飲もうとするんじゃないぞ。

[なんてことを杏音>>128と話ながらよくわからないステッカーやゆるキャラミニ人形なんかみつつ]

 ん?

[何かに注目しているようで、杏音の後ろから覗きみるように徳利やお猪口、紙には由来なんかもかかれているのか。なんて見つつ、旅の思い出といわれて、ああ、いいぞ。と予想された通り断ることなく頷いたが]

 お互いがお互いにか。

[とその体験会の思惑をいわれて、じっと杏音をみて少しだけ想像して]

 杏音につけてもらいたいアクセってことかぁ。そう思うと緊張するな。

[緊張している。というような面ではなく皮肉げな笑みはこういう時には不敵な笑みとなってみせて、じゃあと、体験申し込みすることで決定するのだ]
(151) S.K 2020/12/27(Sun) 16:52:45

【人】 菊波 空

[そうしてお土産を購入、店員さんに配送まで行う。こうすれば帰りの荷物も楽ちんだ。]

 にしてもやっぱり山のほうは雪があるな。

[そういうのは同じ映研部の先輩のほうが詳しそうだが、とはいえ過酷さでは別だろう。

 かまくらでも作れそうな雪だったよな

[庭を見て思った感想をいう。ただ作ろうとは言わない。
やりたいやりたくないじゃなくて、流石に短時間でできるものではないというのを理解しているからだが――不思議となんとかしてくれる従業員とかがいるのかもしれない]
(152) S.K 2020/12/27(Sun) 16:53:03

【人】 菊波 空

 おし、どんな施設あるのか見ながら大浴場で風呂でもはいるか。

[やはり目玉の温泉は楽しみなものなのだ。杏音の手を包むように握り、いざゆかん温泉への旅路へという気持ちで移動しようとしただろう*]
(153) S.K 2020/12/27(Sun) 16:56:00

【人】 菊波 空

 おう、期待に添えられるようにしとかないとな。杏音のも楽しみにしてるぜ。

[ハードル>>154をあげられても軽く応じる。少しだけ浮かぶものもあるが、あとは実際にできるかどうかなのだろう。先のことは先で考える。]

 そうだなぁ。
 俺も庭に出るのも卓球するのも、温泉の後のほうがいいか。ってのは思ったが何回入ってもいいしな。

[一応考えていたことのすり合わせをするように杏音>>155に答えながら、ほんの少しだけ考えて]

 じゃあちょっと庭に出るか。
 夜は出るより眺めていたいしな。

[後のことはその時考えればいいか。と茶羽織を二人分従業員さんから借りると二人で庭へと足を運んだ]
(160) S.K 2020/12/27(Sun) 21:07:03

【人】 菊波 空

[散歩用に敷かれただいたい二人から三人分ぐらいの幅の石畳、こちらから先は足を踏み入れないように区切る石段の内側。
その位置からみられる光景が一番綺麗に庭を観賞できると聞いたことがある。
凍らない池には鯉>>3が泳ぎ]

 ……いや、大丈夫なのか?これ。

[魚については詳しくないがついつい突っ込みなんか口にしてしまいつつも、柔らかく薄っすらと石畳の上に積もる雪を踏みながら白化粧が施された山茶花や椿をみていく]

 寒いな…でもこういうのって誂えたように綺麗だな。夜みても幻想的だろうな。

[そのついでにかまくらでもあれば楽しめるだろうなんか思うが、整えられた冬の庭園を楽しむように、杏音とくっつきながらゆっくりと歩いての散歩*]
(162) S.K 2020/12/27(Sun) 21:07:17

【人】 菊波 空

― 庭 ―

 ああ、綺麗だ。目がやられそうなぐらい煌めいているな。
 杏音の浴衣姿をみて目を休めないとな。

[雪景色を背後にした恋人も可愛いのだ。
庭園をみたり、二人きりだからと憚りなくいつもより近くゆっくりとした歩調で杏音をみて、番傘をかるく揺らして少し積もった雪を落とす。]

 品種改良か?

[まぁ、生きてるものに死ねってこともない。鮮やかに元気に泳いでいるに越したことはないってことにしておこう。深く考えるのはやめつつ。]

 確かにそれは俺も寒いからやめておけ、っていうな。
 住んでた場所は雪が降らないとこだったのか?

[杏音の親の意見に同意はしつつ、憧れを抱いている様子の杏音に聞いてみつつ]

 ならここは杏音にとって昔の願いそのままの場所なんだな。

[隣に俺もいるしな。なんてことまでは流石に恥ずかしくていわなかったが、肩に頭を預ける杏音、番傘を肩に担ぐようにもって、繋いでいないほうの手でそっと髪を撫でた]
(170) S.K 2020/12/27(Sun) 22:25:21

【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音

 こっちこそ誘ってくれてありがとうな。
 といっても俺からしたらいかない理由なんてないしな。
 何せ……

[二人に共通するところだが、二人きりの時でなければあまりこうして密着しあうようにしない。恥ずかしいとか、映研の雰囲気を変えないため、等などあるが、どっちも他に取り乱した姿を見せたくない見栄っ張りな面はあると思っている。
だからこうして素直に身を預ける杏音に、どきりとしながら握りしめた手を持ち上げてそっと杏音の手の甲に口づけをして]

 ……普段はあまり、こうできないからな。

[悪戯気な笑みを向けた*]
(-97) S.K 2020/12/27(Sun) 22:25:39

【人】 菊波 空

[身を預けられたりしながらの歩みはゆっくりとしたもの。
手をくわえられた自然の彩りを抜けるようにして石畳の角を曲がると]

 お…ほんとにあった。

[魅せるために整えられたわけではない空けた庭。雪のブロックを積み上げるようにして作られたかまくらだ。
いこうか。と杏音の手を引いて歩いて、雪を踏みしめ近くまでいく。]

 こんなか暖かいって聞いたが本当かな。お、七輪もある。

[最初は外側を、軽く感触を確かめるようにかまくらに触れた後、炭も焚かれているのを見て、杏音を誘って屈みこんで中へと入った*]
(171) S.K 2020/12/27(Sun) 22:27:20

【人】 菊波 空

 ならこんだけ積もってるのを見るのは珍しいんだろうな。
 うちはそこそこ雪も積もる場所だったからなぁ。

[だからこその憧れだろうが、実際に味わうのとなるのとはまた違う。
とはいえ雪椿が綺麗なのはどちらにとっても同じで]

 ははっ、会ってなくて見られていたら流石に怖い。

[じっと見つめられての言葉>>172に笑いが零れる。
冬とは違う寒さを得てしまいそうだ。とはいえそんな相手が自分であると自然と肯定するぐらいには勘違いしないでいるつもりだ]
(180) S.K 2020/12/27(Sun) 23:47:26

【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音

[もたれてくれる杏音を危うげなく支えていて、悪戯気に仕返しをくれる恋人]

 そういう仕返しならどんとこいだな。

[頬に掠めるように口付けをくれる杏音に、外気の寒さとは逆の熱さが体に広がるように、ぶるりと一瞬震えて]

 
好き
だからな。

[熱を漏らすように低く甘い声色でそっと囁いた]
(-102) S.K 2020/12/27(Sun) 23:48:21

【人】 菊波 空

 あぁ、まさかこんな綺麗に作っているだなんてな。

[彼女>>173のように無邪気にというわけではない。うまくつくられているかまくらに感心と喜びが半分ずつ入り混じって、だからいそいそと堪能するように屈んで入り、そこだけ境界が敷かれたように暖かい空気に包まれる。
かまくらの中、少々ごつい体のために先程よりも密着するように杏音とともに腰掛けて、七輪に杏音>>174と同じように手をかざす。]

 焼けるだろうな。ただ……今はいいかな。

[雪降る静かな空間。
ぱちぱちと小さく火花が散る音が心地よく、火の灯りに照らされる杏音の顔をしばらく独り占めするのである*]
(181) S.K 2020/12/27(Sun) 23:48:40

【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音

[静かではあるのだが、鼓動が聞こえるのではないかと思えるほど近く。
落ち着けて、落ち着けない。でもこのままがいい。
手を握るのではなく、そっと杏音の肩に手を回して]

 シンデレラに時間をくれ、なんて刹那的なこと昔なら思ってたんだろうな。

[今は少し違う。刹那的なことに夢見るようなことだけではなくなってもいた]

 どんどん欲深くなっていきそうだなぁ。

[ただそれとは別に芽生えた気持ちも密やかに二人きりのときに囁いて伝え、手に少し力をこめてもう少しこちらへと杏音を引き寄せた*]
(-103) S.K 2020/12/27(Sun) 23:50:41

【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音

 安心しろ。
 髭面のシンデレラってのはこの世に存在しないからな、どこにもいかねーよ。

[冗談めかして低く笑った後答える。]

 まぁいつものことだしな。それにその辺りはもういいんだよ。

[男の子のいいたいことといって、もう何度目かになることだものな。って苦笑を浮かべつつも気に留めることも減っていった。
そりゃたまに小洒落にそういった言葉を吐いて、らしい言葉を連ねていくのだって好きなのは変わらないけれども]

 杏音がいってくれる言葉だから響くし、俺は俺の言葉を吐く。
 そうしてるほうが自然だ。ってな。

[二人で過ごしていって、落ち着かない気持ちと落ち着ける関係を探っての変化を口にしつつ、引き寄せて杏音のよい香りが鼻腔を擽り、身を委ねてくれる杏音をより大事に想うように肩に回した手はそのまま撫でるように首筋を擽り、髪まで伸ばして優しく眠りに誘うが如くゆったりと撫でる*]
(-109) S.K 2020/12/28(Mon) 1:00:43

【人】 菊波 空

[自分の言葉には無言>>182が帰ってくる。
ただそれが心地悪いものではない。
照れ隠しの同意だってわかるのは、ある種似たもの同士だからかもしれない。
だからこの場はとても静かで、音は雪に溶けていき、ただ熱量を伝える火の焚かれる音と隣の存在の音だけが狭い空間で緩やかに静かに反響していただろう。

その後どれぐらい経ったか。自分は、そして彼女が雪の一時を楽しめたぐらいには、そろそろ戻ろうか。と誘うのだろう**]
(183) S.K 2020/12/28(Mon) 1:06:24