人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【人】 花浅葱 エルヴィーノ

「大型犬で間違ってない気がするけど……、警察の犬っていうと聞こえが悪くないかい?
 権力に屈して靴を舐めてるみたいじゃないか」

このメンバーだから良いことではあるが、上に聞かれていたら大分失言な気がしている。
まぁ、この程度で逮捕されるなんてことはないとは思うけれど。

「それにしても二人とも朝からよく入るね……。
 Scusa.ごめんねアリーチェ。僕は1枚が限界だ……」

いつも朝食べるの忘れちゃうからねと言う様子はいつものように悪びれてはいない。

#警察署
(60) eve_1224 2023/09/16(Sat) 15:59:49

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

貴方の心の中など露知らず。
だからその腕は緩く掴んだままだ。離すでも握るでもなく、そこにあるだけ。
伸ばされる手にはひとたび目を瞬かせたけれど、そのまま大人しく受け入れた。
常々、言いたいことはすぐに口に載せる男だ。それが黙っているということは、そういうこと。
貴方が触れたいから触れたのだろうと勝手に納得して、大人しくている。それだけのこと。
それでも気恥ずかしさが僅かにあるのか、視線は下方に逸らした。

「無責任でしょう。」

しおらしいのは姿ばかりだ。
やはり言いたいことはそのままに放つのだ。零すでも、独りごつでもなく、きちりと届くように。或いは押し付けるように、声に出す。

「売りつけて終わり、ではないですよ。」
「貴方が」
「いないことに、文句を言えなくなる。」
「貴方がいないと。」

何とも下手くそな言い回し。
つまり、貴方がいなくなるのは嫌だ、と。
酷く簡単で、陳腐で、普遍的な言葉を、不器用な男はその口下手さでもって台無しに出来る。
(-285) rik_kr 2023/09/16(Sat) 18:30:16

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

無責任の自覚はある。
何せ自分勝手にやってる事は百も承知だったからだ。

けれども。
まさか、ただの後輩だったはずのあなたに、ここまで後ろ髪を引かれるとは思っていなかったから、眉を落として苦笑した。
下手くそな言い回しが、それが言葉を選べないくらい本気である事を示している。
いつだって、置いていかれる側だったから、あなたが嫌だと思う気持ちが理解できないはずがなくて。
いつも堂々としているあなたが自信なさげにしている様子もまた、なかなか見られない姿だなと目を細めた。

「そうか」
「じゃあ、もう少し……気をつけてあげようか」

だからせめて、危険に一人で飛び込まないくらいの、注意を。
生活改善に関しては、不眠を直さなければどうにもならないから、色々と方法を探さないといけないけど……。

――――と。
大人しく頭を撫でられたあなたを見上げて、そう心の中で呟いて。
あなたがこれを信じてくれるかはわからないが。
信じてくれるといいなと息をついた。

「キミにそんなに好かれてるとは、思わなかったからね」

皮肉の一つくらいは許されるだろう?
まったく、大型犬に首輪をかけられた気分だよ。
(-309) eve_1224 2023/09/16(Sat) 20:53:06

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

「えぇ……」

今食べたのに、昼もまた食わされるのかと嘆息した。
クロスタータは美味しかったのだが、縮みきったこの胃には流石に重かった。
昼はせめてあっさりしたものにしていただきたい。

小言を言う同期はともかく、もう一人とは、どっちが先輩なのだかよくわからないやりとりだ。

#警察署
(65) eve_1224 2023/09/16(Sat) 20:59:27

【秘】 陽光の元で ニーノ → 花浅葱 エルヴィーノ

「やった、ありがとうございます!
 じゃあよろしくお願いして……」

応えてくれた貴方の表情に陰りは見えないから、こちらはこちらで内心ほっと息を吐きつつ。
指摘を受ければぽくぽくぽく、と沈黙の後に「あ」と声をあげた。

「……そうじゃん!
 あっいや、オレの非番がじゃなくて!
 せんぱいの見回り時間を邪魔しちゃってる……!」

自分の時間はどれくらい使っても何の問題もないのだけれど、貴方の仕事時間はそうではないとはこちらの認識。

「えっと、じゃあこれぐらいで!
 色々……話してくれてありがとうございました。
 またチェスも教えてくださいね!いっつも楽しいから!」

なので最後にはその一声と、いつかのシエスタの時間での対戦を心待ちにする笑顔を向けた。
特に呼び止められることがなければぶんぶんと手を振りつつ、その場を後にすることだろう。
どうかこの先、貴方の心の憂いが少しでも晴れる日が来ることを祈りながら。
(-335) mspn 2023/09/16(Sat) 22:53:15

【魂】 花浅葱 エルヴィーノ

「警察がマフィアに金を借りるなんて、バレたらうちの大型犬にまた詰め寄られてしまうよ」

あなたとの関係を知っているのは、同期のテオドロだけのはず。
既に黒眼鏡の店に行ったのを見られてて問い詰められたというのにと、肩をすくめた。
とはいえ、満足行くだけという言葉には「当たり前でしょ」と、不敵に笑って。
人の人生を左右する傲慢な情を再確認した。

「探してる人……、それって、あの時の事件の犯人じゃないんだ……。
 キミはそいつに死んでほしくないって思ってるんだね」

「……大事な人?」

本当は。
昔のあなたの夢だって大事にして、今も目指して欲しい。
それでも10年以上経ってしまった歳月は、子供を大人に変えてしまった。
資料を洗ってあの時の事件の犯人を探しているけれど、本当はもう、あなたはみつけたいとすら思っていないのかもしれない。

「教えてくれれば、こっちで調べられることくらいは調べるけど……」

僕はあなたに自由になってほしいのだ。
誰よりも、きっと。
(_14) eve_1224 2023/09/16(Sat) 23:23:51

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

金色は未だに貴方を見ている。
確かめるように、見通そうとするように、見つめていた。
暫くの間があって、後。

「そうしてください。」

それがいい、だとか、そうしてくれると嬉しい、だとか、そんな控えめなものではない。
信じている。信じようとする。信じたいから、信じますよ、という、意思のある言葉。
そうしてください。それは断定であって、半ば指令じみた響きで、貴方の言葉に肯った。
実のところ、理解していないのだ。自分の言葉がどれほど貴方に響いているか、なんて。
していないから好きに口にする。していないからまっすぐ声を出す。していないから、気にしていないから、何もかも思ったように貴方に向けた。
変わってほしいのに、変えられると思っていないから、一生懸命真摯になった。


「今更ですか。」

今だって。
(-372) rik_kr 2023/09/17(Sun) 0:44:25

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

「大丈夫。……無駄に死にに行くようなことはしない」
「危険なことをしようとする時は、キミに言えば良いんだろう?」

全く、見られすぎて穴が開いてしまいそうだ。
心配なら、ついてきたら良いんだよ。
どっちが先輩なんだかわからないような言葉を聞きながら、何度目かの息をついた。
真摯だからこそ、戸惑いを隠せない。


「……、
今更、って


その一言が、耳に残った。
こんなに真っ直ぐ好意を示したことなど、なかったくせに。
あぁ、もう。

流石に少し、照れが上回ってきた気がする。
いつもは冷めた表情をしていることが多い頬が、熱を持った。

「じゃあもう、キミが僕を寝かせてくれても良いんだけど?」

酒は入れてたとはいえ、一度だけ……朝までぐっすり寝れたことが、あるものだから。
口をついて言葉が出た。
(-390) eve_1224 2023/09/17(Sun) 1:37:30

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 陽光の元で ニーノ

「これくらいはサボりにも入らないし、問題ないよ」

慌てた様子のあなたに、笑いかけて。
チェスのことを持ち出されれば「勿論」と肯定の頷きを返した。
あなたはいつの間にか一番弟子を名乗っているから、これからも時間を見つけては対戦をするんだろう。
向こう3年くらいは負けるつもりはない。

「じゃあまた。キミも楽しい非番を」

手をふり去っていくあなたを、姿が見えなくなるまで見送って見回りの再開する。
ここはスラムの中央で、通り過ぎる人たちが場違いな自分たちを振り返って去っていく。
時代に取り残された、寂れた風景だ。

憂いはとっぷりと深く、静まっているけれど。
いつかきっと、陽は昇るものだと……そう思いたいものだった。
(-392) eve_1224 2023/09/17(Sun) 1:47:23

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

「そうですね。」

肯定。肯定。肯定を重ねる。
巻いた首輪を締めるよう。苦しくないように、けれど確かに感じるように。貴方の頸の太さに、ぴたり当て嵌めていくように。
それが無意識だから悪いのだ。


「そうしたら、俺も行きます。」

正しく読み取った答えを告げる。
今度はこちらが導かれたようだ。貴方の言葉に追随するようだ。首輪はどちらにあるのか、ちぐはぐに立場が入れ替わる。
それも無意識だから悪いのだ。


男は正しく、貴方が好きだった。
この男は元来苛烈なたちだ。
敵に向ける嫌悪が強い。
その分身内に向ける愛情が深い。
加えれば、貴方は殊更手のかかる・・・・・先輩である。

そんな単純な、それだけの理由で。

「俺でいいんですか。」
「経験はありませんが。」

その羞恥を意に介さず、疑問に返す疑問は肯定の準備。
貴方が頷くなら、男も頷くだろう。
これが心配しているのは自分の役不足だけなのだから。
(-398) rik_kr 2023/09/17(Sun) 2:42:25

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

頸に嵌った分厚い皮が、隙間もないほどぴったりと寄り添ってしまった……気がする。
決して逃げられぬよう鎖が繋がったそれが、思いの外苦しくもなくて嫌悪感を抱かない。
こんなことは、今まで絶対になかったことで。
あなたなら、隣を歩かれても別にいいかと、そんな風に考えた。

大型犬は決して、離れたりしないだろうから。

「け―――いけん、なんて、
僕だってあるわけ、ない


あったらあったで驚くだろう、お互いに。
一度だけ寝れた時だって、別に、そういう事はしていない。
ただ無条件で安心できる相手がそこにいてあどけない寝顔を見せてくれたという、それだけのことで。
あなたなら、同じように寝れるんじゃないかと、思っただけで。

だから、嫌悪感を抱かずただ羞恥だけが占拠している現状が、殊更不思議な話で。

「駄目なら……はじめからこんな事、言わないよ」

素直にSiイエスと言わない肯定が、まさに僕らしい答えだ。
(-409) eve_1224 2023/09/17(Sun) 7:36:02

【魂】 花浅葱 エルヴィーノ

「別に、アイツに何も話してないわけじゃないさ」

ついこの間、資料を調べてるのを知られていくらか話した。
間違いなく、彼は警察での相棒みたいなものではあるのだし。
でもそれは、主に彼女をとりまいた状況の話だけだ。

「随分キツい言い方するけど、そんな風に言われたくらいで諦めるくらいなら……僕は最初からこうはなってないよ」

わかってるくせに。と、あなたの顔をじっと見据えて。
その言葉が、自分の手腕を疑ってのものではないことくらいは正しく理解した。
ただ、調べられることは調べ尽くしていると、そういうことで。
無駄なことはしなくていいと、そう言いたいんだろう。
それでも情の種別はさておいて、男が執着しているのは、あなたとラーラくらいのものなのは変えられない。
……対象が増えることは、あるかもしれないけれど。
それでも、減ることは決してない。

「たまに、何も考えずに寝れる場所を作るくらいは、用意できるけど?」

だからそれは先日の、ように。


でもきっと。
キミはそれも要らないって、言うんだろうな。
(_17) eve_1224 2023/09/17(Sun) 8:16:45

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

/*
こんにちは。エルヴィーノさんかわいい〜ねえ……本当に可愛い……こんなに可愛くてこんな男にお付き合いいただきありがとうございます。レスの前に一旦確認のPL発言を飛ばさせていただきますね。ご了承ください。
こちらは正直アクセルを踏む構えになっているのですが、キャラクター造形等の理由から私がアクセルを踏む想定をしていなかった(誰かの特別になることが忍びない)PCですので、一旦その理由を開示させていただいていいでしょうか。
それを踏まえても今すごく眠い様がいいよ! ばっちこい! という感じなのであればアクセルを踏ませていただこうと思います。

@PCに死ぬつもりはまったくないが、PLはこのPCを殺すつもりである
A3日目に処刑(逮捕)されることが決まっており、行動の自由度が低い
B今後マフィアに大変な暴を働く予定である

こんなところとなっております。
こう、いや別に特別じゃないし貴方の自惚れですけどという感じでしたらすみません。
エルヴィーノさん、本当に可愛く、助かっております。ありがとうございます。
(-414) rik_kr 2023/09/17(Sun) 8:50:49

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

/* ご連絡ありがとうございます。
連休も仕事をしているPLなため、ロールの返事はまた夕方になりますが、取り急ぎこちらの返事をば。

アクセルと予定その他全部OKです!
もう捕まってしまうのですか……悲しい。
助けようとすると思いますので、牢屋に会いに行きますね。
エピの件も悲しいですが、これがマフィア村。全て受け入れます。
もしかするとこっちも死ぬかもしれませんが、予定は未定です。

イレネオくんも大型犬可愛い……最後までどうぞよろしくお願いします。後ほどまた、こちらの設定などもお知らせいたします。
(-421) eve_1224 2023/09/17(Sun) 9:45:42

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

/*
ヮ……お仕事お疲れ様です……!!
捕まってしまうらしいですね……私もこんなに爆速だと思わず笑ってしまいました。助けようとしてくれる……ありがとうございます……
全を受け入れる広い心と肩幅もありがとうございます。死なないでほしい〜……と言いつつこちらも死ぬので何も言えません。人の命、儚いですね。

どうかPLさんのことは傷つけたくありませんので、何かあれば遠慮なく仰ってくださいね。設定も聞かせていただける! 楽しみにしています!
お返事はこちらも少々後ほどになります。よろしくお願いします!
(-429) rik_kr 2023/09/17(Sun) 9:56:49

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

男は犬が好きだ。忠実で、利口で、真摯な生き物だから。
とりわけ大きいやつはいい。より温厚で、落ち着いて見えるから。
職業柄自分で飼おうとは思わないが、道で散歩中らしき姿にすれ違えば目で追うくらい、好きだった。
犬のおまわりさん、と歌う童謡に、見る目があるなと感心したことさえある。

反面、猫は苦手だった。
嫌いではない。やはり飼ってもいないから、関わりも少ない。
それでも野良や捨てられたものに出会うことはあるもので、そういう奴らは見るなり威嚇してくるか、哀れっぽく鳴いて縋ってくるかだ。かと思えば道の真ん中で寝転けていたり、怯えて逃げたりする。
気まぐれで、弱々しくて、理解することが難しい生き物。
それが男にとっての猫だった。

貴方は猫に似ている。
面倒そうに仕事に当たる様子。こちらの気遣いを退ける態度。食べ物の好き嫌い。それでいてこうして寄ってくる。
何とも理解し難い。
理解し難くて。

(-471) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:28:15

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

むしろ、厭わず分かろうとしてきたつもりだ。今日のように。
それはやはり、身内に対し情深い男の性質によるものだったのかもしれない。
単なる性質。性格。男にとっての常、だったのかもしれない。


だんだん小さくなる声を聞く。
その真意をやはりこれは解ろうと・・・・して、再び覗き込むように近づけるのだろう。
息が触れるかどうかの距離。
貴方の頬に朱がさすのが見えただろうか。

どうあれ。
きっと理解した男は、少し口角を上げた。

(-472) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:29:06

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

「なんだ。」
「貴方も、俺が好きなんですか。」
(-473) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:31:01

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

「は……ぁ?」

鼻と鼻が触れそうなくらい近づいた、その至近距離。

皮肉に皮肉で返された。……気がする。
いや、あなたはきっと、自分とは違って発言に他意などあるまい。
それなのに、笑みを浮かべた顔が、なんだか楽しそうに見えるのは何故だろう。

「……僕は誰も好きになんてならないよ」


好きで仕方ないのはキミだけだろと、苦し紛れにそっぽを向く。
我ながら本当に、猫のよう。
けれども自分のそんな感情は、もう、どこかに捨ててきたはずで。
新しく大事な人を作れば、失った時の喪失感が増すから、嫌だとそう思ってたからこそ、人の厚意を素直に受け取るのを避けていたのに。

それなのに。
掴んだ手を離さないでいてほしいと思ってしまっている。
そんな自分が、一番信じられなかった。


だから寝かせろと言ったのは自分なのに、あまりの羞恥で仕事が終わったらすぐ逃げ出してしまいそうだ。

……多分、きっと、直ぐにあなたに捕まってしまうけれども。
(-496) eve_1224 2023/09/17(Sun) 15:28:34

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

/*
お仕事終わりました。お疲れ様です!
イレネオくん大型わんこ可愛くて、犬好きのPL大歓喜です、ありがとうございます、拝みます。
突然の赤差分に仕事中に呻きました。

さて……こちらも造形を説明しておかねば、少々不義理(多角という意味で)をしてしまう可能性があるかと思ったので記させて頂きます。

エルヴィーノの子供の頃に幼馴染のルチアーノと、初恋の少女ラーラがある日突然姿を消しました。
というのも、ルチアーノは両親が殺されて、マフィア入りした。(置いていかれた)
ラーラは養育院育ちの孤児なのですが、マフィアに唆されて麻薬中毒になり、その後廃人状態で徘徊したところ交通事故に遭って半身不随になりました。(置いていかれた)
入院の後今は更生施設に居ますが、半身不随のまま精神も止んだ状態です。
もう恋愛感情はありませんが、この事で重く歪んだ感情がどうしてもあって、ラーラをサポートし、義体装具士を探しています。
これが人の人生を左右するような傲慢なやり方、幸の押し売りなんですね。
ルチアーノに関しても同じで、犯人探しをしようとしたりマフィアをやめさせようとしたり、そんなことをしています。これも幸の押し売りです。

そして、もう置いていかれるのが嫌なので、大事な人を作ろうとしないようになりました。
夢を見るのも、薬物のことを知ってて見て見ぬふりした事などからの後悔があるからで、それで不眠にもなりました。
なのでなかなか、自分の中の新しい感情を認めようとはしません。
イレネオくんを可愛いなと思ってしまってるのは確かなのですが、こういう所は不器用です。

あとはRPの流れ次第なのでなんともですが……イレネオくんとは少し違った意味で、ルチアーノを特別に思っています。
幼馴染は絶対に壊れることがない関係だといって安心しきってるんですね。
なので彼とのRPの進み次第では、不義理な状態を作ってしまうかもしれません。

長くなりましたが、ご理解くださると幸いです。
生まれた感情に、最後には名前をつけてあげられるといいなと……そう思いながら最後までやっていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。
(-499) eve_1224 2023/09/17(Sun) 15:34:38

【魂】 花浅葱 エルヴィーノ

「……ちょ」
「……! ラーラ、ごめん、また来るよ」

ラーラを放置するわけにもいかないから、挨拶を添えて。
言うだけ言って病室を出ていこうとするその背を、慌てて追う。
施設の中であなたが話を再開させるわけはないだろうから、きっとたどり着いた先は施設の外だ。
門を出て、道路に出てからのことだろう。
新品のキマった出で立ちで、堂々と歩いていくその背を捕まえた。

「……なんだって出来るよ」

紡いだ返事はそんな言葉。
警察をやめろだとか、死んだ体としか寄り添えないみたいに言われたら、今はまだ困る……が、多分そういうことではない。
言ってる意味を正しく理解できてるかは……わからないけれど。
そういう話
、なのだとしても。

「この間は、気持ちよさそうに寝てたじゃないか」
「僕は随分久しぶりのことだったんだ……あんなの」

出来ないと言われるのは、大層不満で唇を尖らせた。
(_19) eve_1224 2023/09/17(Sun) 16:07:48

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

「なんでそんなにパンを……?」

そろそろ昼休みかと、資料室から戻ってきた時のこと。
何やら隅の方で、形見狭そうに突っ立っている後輩がいた。
昼も食べさせるとは宣言されてはいたけれど、まさか、全部昼食用だと食べさせられるんじゃないだろうかと訝しむ。

流石に無理だ。

#警察署
(76) eve_1224 2023/09/17(Sun) 16:31:39

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

/*
わ〜い! 設定の共有ありがとうございます、お仕事お疲れ様です! 把握しました!
可愛い設定でニコニコになっちゃった……そして多角関係について、誠実な対応ありがとうございます。
当方PLとしては多角フリーですので五臓六腑を墓まで様次第では多角ドンと来いという感じです。PCは犬属性ということでお察しなのですがその時はその時で。今すごく眠い様が挟まれるのが苦手じゃなければ、ですが……

お相手いただけて嬉しいです。最後までよろしくお願いします!
(-511) rik_kr 2023/09/17(Sun) 17:02:36

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

貴方の言葉に、これはふうん、という顔をした。
納得がいったような、いっていないような。
信じたような、信じていないような、そんな顔。
金色の瞳はもう一度、貴方のかんばせを浚って逸れた。そのまま左の方を向く。
よく聞けば、直角に曲がった道の先の方から足音が聞こえてくるのがわかるだろう。このままでいると、そろそろよくない噂を立てられそうだ。

ゆるり、近づいた顔が離れる。
添えられていた手も、手のひらから指の先。順に遠ざかって、男は一歩引いた。

「先輩。」

首を傾げて道の先を伺う。まだ誰も来ないことを確かめて。

「待っていますよ。」

最後に、もう一度。
これは貴方の方を見て。
そうして額を指の背で軽く小突いて。
では、と立ち去ろうとするのだろう。なにもなければ。
今晩にも、貴方を捕まえるのを楽しみにして。
(-515) rik_kr 2023/09/17(Sun) 17:15:40

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

「なるほど……?
 まぁ、皆食べるなら全部とは言われないで済みそうだね」

大分大きいので、事前に切ってくれてる半分だけもらうことにした。
あんな法案が施行されたあとだというのに、なんとも呑気な昼食風景である。

#警察署
(83) eve_1224 2023/09/17(Sun) 17:54:24

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

「…………っ」

足音に一気に現実に引き戻された。
別に悪いことをしているわけではないけれど、ここは署内なのだ。

離れていく顔にほっとして、
離れていく手が少しだけ残念に思う。
そんな事を思っている事自体、自分が自分ではないような気がする。
結局逸らせなかった視線だけを、あなたの動きに合わせて動かしたら、額に衝撃を受けて……、


―――待っていますよ。


そこから先は。
資料を調べていても、どこか上の空になってしまった。
通りすがりの同期に心配されてしまいそうなザマで、ひどく滑稽だったに違いない。

「……本当に待ってた」

仕事を夜勤者に引き継いで署を出てみれば、あなたが門の前で待っている。
まさに忠犬通りの行動が、ガラガラに崩れてしまいそうな平常心を更に揺らした。
(-531) eve_1224 2023/09/17(Sun) 19:06:41

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

/*
お返事ありがとうございます。
向こうとはそういう方向に進むかはまだ未知数ですので、どうなるかはわかりませんが……、多角にならなかったとしても、重い関係性を引きずることだけは確実ですので、先に連絡をさせていただきました。
挟まれることになりましたら、ぺしゃんこになるまで潰してやってください、全を受け入れていく所存です……!

あと2時間後に牢屋……悲しい。
取り調べにかこつけて会いに行ったりしますね。
(-534) eve_1224 2023/09/17(Sun) 19:12:34

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

犬は飼い主を裏切らないもの。
それはもしかしたら、お互いに。

だからこれは、約束通り貴方を待っていた。
門の前、外壁にもたれた男の衣服は黒い。大柄ではあれど闇に紛れてしまうようだ。夜のおかげで目立たなくなったこの男を、貴方は気付かないふりをして帰ったって良かった。

呟きを耳にすれば、だから、笑うんだろう。
自分は約束を守った。
一方的に押し付けた自覚はあった。

貴方も約束を守った。
一方的なそれを受け入れてくれた。


「言ったでしょう。」

そうして歩み寄れば、かつん、と靴を揃えて止まる。
10数cmの高みにある瞳は、今は厳しいものではない。
(-547) rik_kr 2023/09/17(Sun) 19:54:07

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

気づかないふりなど、誰が出来ようか。
居たら居たでこうやって困るくせに、居なかったら絶対に傷ついていた自信があるから始末に負えないとはこのことだ。
明るい灰色のスーツは、闇夜のような黒の前に立つと対象的で。
昼間はそこまで気にならなくとも、この時分になればその差はくっきりとわかってしまうことだろう。

「……僕の部屋で良いかい?」

昼間と同じように、10cm高い視線を見上げて。
別に、あなたの部屋でもいいし、どこかホテルに泊まっても構わないけれどと提案した。
きちんと寝るという目的だってあるから、少なくとも車の中などというのは避けたいと思っている。

車の運転はどちらも出来るだろうが、2台でいくのは面倒だろうか。
1台はここに置いておけば良いと、行く場所が決まれば、家主の車に乗って出発するだろう。

尚、あなたの事だから、途中で何か夕食になるものを買ったりするかもしれないが、この男は何も言われなければそんな物忘れてしまっている。
(-553) eve_1224 2023/09/17(Sun) 20:18:52

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

「良いんですか。」

よくよく聞き返すのは、男の癖らしかった。
この男はいつも、いいか、という問いに対し、本当にいいのか、と尋ね返す。いいのだろう、と勝手に受け入れて頷くということをしない。
それは人によっては嫌がられる態度だ。
貴方には、自分の選択を確認させることになる態度だろう。
俺を部屋にあげていいんですか。そういうこと。断られるなんて思っていないくせに、癖で確認だけはするのが厄介。

きっと貴方は頷いてくれるんだろう。
ならばと、こちらは運転を申し出た。人に車を運転させるのを貴方は嫌がるだろうか。そうでないなら、「寝不足の人間に運転させるわけにいかない」なんて押しきったはず。

街灯に照らされた夜道を滑るように抜けていく。
夕食の話も出したろう。きっと貴方の反応は芳しくないから、軽くつまむくらいのものだけ買っていく。
(-564) rik_kr 2023/09/17(Sun) 20:47:09