人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 薬屋 テレベルム

  
― 二日目:真珠堂 ―


[今日も在庫の準備をする為に男は涙と血を小瓶に篭める。
 腕の血管を通り抜け、シリンジを満たして行く赤い液体。

 普段の時期に『赤い真珠薬』はあまり売れない。
 品が悪いのでは無く、単純に平時に買い求めるには
 値が張ってしまう嗜好品であるから。
 貴族の使い、祝祭以外にも出入りする旅の商人、
 そういった類は『赤』を求めにやって来る。

 祭りの期間はその分、量を多く血を抜かねばならない。
 金の量り売りにも似た所業は生きていく為の糧になるが

 人魚族にこの事を知られれば恐らく男はただでは済まない。
 誰に伝える事も無いが、一族の面汚し同然の身売りなのだ。
 ――それも、陸に上がれぬ者たちが相手と踏まえれば
 刺客に怯える必要など無いけれど。]
(19) LARK 2021/12/12(Sun) 9:23:36

【人】 薬屋 テレベルム

[生物であれば何であろうと体内の血液を抜けば貧血にもなる。
 人魚の場合とて同じだが、異様な回復力が肉体に宿っており
 致死量でも無い限り小半時でも休めば動ける程度に持ち直す。
 (5)1d20本目に差し掛かろうといった頃合だろうか。
 小柄な猫にしては、荒々しい物音がカウンターの外を揺らす。

 異様な事態を想像し、止血もそこそこになってしまったのが
 良くなかったと後になってみれば思うが。
 ―― 何か、と思い奥の部屋から店側への仕切りを進み。]

  ……まだ店は開けていない。  

[店舗側を戸締まる貧相な鍵が乱雑に壊されていて、
 屋荒らしの犯人は猫ではなく、熊の血を引いた獣人だ。
 『赤』を買い求めに来た破落戸は酔っていて 
 昨晩から先ほどまで祝杯を酌み交わしていたのだろう。]
(20) LARK 2021/12/12(Sun) 9:24:15

【人】 薬屋 テレベルム



    去ね。

[厳しい睥睨を犯人に向ける。

 護身用の――殺傷能力は無いが撃った相手を
 昏睡まで痺れさせる魔弾を放つ事が出来る銃を求め、
 棚へと手を伸ばしかけた。
 止血をしていない男の血に余計気を狂わせた男に
 引き倒されて腕を掴みあげられる方が早かったが。]
(21) LARK 2021/12/12(Sun) 9:24:59

【人】 薬屋 テレベルム

[顔に拳を打ち付けられ、頭を床で打った所で意識が途絶え。


 興奮と不安と焦燥にいつもより鳴き声が響く猫の騒ぎに 
 ハッ、と意識を戻せば、既に他者の姿は無く。
 代わりに、既に痣は消えたが頬や後頭部に幾らか残る痺れと
 まだ回復しきらない、――… 右腕の激痛。

 食い荒らされた右腕の部位は既に失った肉が修復され
 膚までは行き渡っていないが、そのうち元通りになる。

 血を抜く程度なら兎も角として、この怪我の状態であれば
 相当の魔力を超自然治癒に充当せねばならないが。]
(22) LARK 2021/12/12(Sun) 9:25:38

【人】 薬屋 テレベルム

  ……くそが。

[悪態をつき、重い体を起こそうとするが鉛のようだ。
 暫く休息に至れば、事なきを得るのだろうと想像は付く。
 魔術師に魔力を分けて貰えないかと
 訪ねる必要がありそうだが …

 今日は平和を謳歌し、抱擁を交わし、
 愛と性を愉しみ情を交わすも無礼講>>1:0
 輝かしい祝祭の日だ。

 善良な魔術師には哀しい顔>>0:323ではなく、
 どうか笑顔で、幸せで居てほしいと思うから。

 手を貸して貰うのなら侘びのひとつも探さねば、と。
 心を痛めつつも、衰えの寒さに顔を顰めさせた。]
(23) LARK 2021/12/12(Sun) 9:26:12

【人】 薬屋 テレベルム

[猫が床に散った血や傷口を舐めるのに盛大な溜息を吐く。
 ざらざらとした舌が這いずるのが気になる上に
 いつも以上に鳴き声が喧しくてたまらない。]

  ……泥棒猫共。うるさい……。

[恐らくは、人魚の血を欲してそうしている…
 と、いうだけでは無く、心配から来る行為と理解っているが
 感謝を伝えるのは些か、格好が悪いと躊躇うもので**]
(24) LARK 2021/12/12(Sun) 9:27:26
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a6) LARK 2021/12/12(Sun) 9:35:15

【独】 薬屋 テレベルム

/*
おまえはいつまでプロローグの気でいるのかと
アンカー貼りミスにメモなおそうとあわてたけども
ありのままにいまおこったことをはなすと
書き換えようとしてる間にイクリール御大がおへんじをくれていた…
助かる…(メモ更新がめんどくさい種族)
(-4) LARK 2021/12/12(Sun) 9:42:31

【独】 薬屋 テレベルム

/*
面汚しってかいてると、四天王を彷彿とさせる。
人魚ほんとになんなんだ…?
(-5) LARK 2021/12/12(Sun) 9:46:32

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 祝祭一日目:イクリールと ―


[基本的に殆どの日々は温暖で、希に雪が降る郷里。
 眺めは良いし過ごしやすいが、戒律が厳しい地域だった。

 女店主もまた背景は察せぬにせよ
 男にとって善良な人物のひとりで、詮索は諄く無く>>25
 練習不足でも不器用では無いと>>26フォローをくれる分にも
 彼女の気遣いを節々から感じる。]

  酒が美味くなる魔術か。
  そいつは素晴らしい研究成果だな。
  学会に届けて大金でも貰って、――…酒代にでもするか?

[善良なだけでは無く、彼女は知恵も備わっている。
 面白い観点だと、冗句には冗句で乗り>>27
 但し表情筋が生真面目な性質である所為か冗談らしくならず。]
(42) LARK 2021/12/12(Sun) 10:19:39

【人】 薬屋 テレベルム

[匣の購入をしている間に所用を済ませに離れた>>28彼女と
 家具屋『アダマイ』の建物前で待ち合わせて
 足にあやかり移動する間、美味そうに調理された
 トマトの香りに食欲が誘われる。

 酒の肴であろう食事を空気読まずに移動の間に食べないかと
 誘いはしなかったのは肉の焼けた匂いも混ざっていたので
 食欲の上昇と下降が起こっていた事による。]
(43) LARK 2021/12/12(Sun) 10:20:03

【人】 薬屋 テレベルム


  頼もしい女だ。

[不良品であっても男がひとりで買いに行ったのならば 
 おそらく、仕方が無いかと泣き寝入りしそうだが
 女店主の言葉に>>29こっくりと深く頷いて。

 グラタンを匣の中に入れる仕草に注視して、
 彼女の説明に耳をきちんと傾ける。>>30
 魔力のブースターとなる石の仕組みと
 再加熱までの目安は持ち主が気を使う必要性を
 実演も加えて習えば、理解もしやすく。
 成程これは男でも扱えそうな品>>1:171であった。]
(44) LARK 2021/12/12(Sun) 10:20:24

【人】 薬屋 テレベルム


  ……すごいな。
  買ったばかりの時みたいになった。

[固まったクリームソースも、粘性を失ったマカロニも
 ほくほくと仕上がっていたのに冷えたことで
 魅力を失っていた馬鈴薯も、実に美味そうだ。
 ぐくう、と、わかりやすい腹の音が
 彼女の耳に降参を訴えるのと
 彼女の夕食への誘いかけはどちらが早かったろう。]

  ああ、それにトマトも食べたいし――…、
  うまそうなワインを一人で空けようとは言うまい?

[いくらか彼女の文句>>1:179に対する意趣返しも籠めて
 出店の戦利品の相伴に与りたいと口にし、
 案内されるまま、カウンターの先>>0:392へと歩もうか。]
(45) LARK 2021/12/12(Sun) 10:20:56

【人】 薬屋 テレベルム


  …ああ、と。
  肉料理はすまないが遠慮しよう。


  性分で、肉だけは避けている。

[すまなそうに謝罪だけはしておき。
 丸椅子を貸して貰えるようなればそこに腰を落ち着ける心算*]
(46) LARK 2021/12/12(Sun) 10:21:06
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a9) LARK 2021/12/12(Sun) 10:32:27

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 真珠堂 ―


[祝祭の二日目は稼ぎ時であるから、店を開けるべきなのだが
 少なくともこの状態で訪客を受け入れる訳に行くまい。

 朝食を取るどころでは無いが>>53不思議と腹は減るもので。
 けれど今胃が求めたのは出店が常では無い出店の
 ちょっとしたオードブルや好物のパイではなくて、
 喧嘩とも呼べぬみっともない有様を見せたくない恩人の
 滞在期間に口にした、心尽くしの手料理であった。

 長寿の人魚が死の予兆めいた記憶辿りをするなどと
 春を求める渡り鳥では無く、不吉な鴉でも哭きそうだ。]

  …、…まだ、開店、前

[床に転げた無様で、傍らの扉が傾ぐ音を聞く。>>54
 訪客の顔を見る前の制止であったが、
 魔術師の張り詰めた声>>55を聞き、息を飲む。]
(59) LARK 2021/12/12(Sun) 12:20:05

【人】 薬屋 テレベルム

  ……ラヴァ。

[伏せかけていた瞳を緩慢に開いて、黒衣の女を視界に収め、
 情けなさと気を病ませはしないかと危ぶむ感情から
 苦痛よりも心が痛く、きゅっと眉を寄せたが
 いっそ彼女の方が悲愴なかんばせで>>56
 大丈夫だと言いたげに細い肩を軽く慰撫する。]

  ―― あぁ、待て。膝が汚れてしまうぞ。
  あんたの家みたいに、床が綺麗ではないから。

[魔術の行使で整頓された家>>1:17とは異なり、
 膝を床に臥して介抱の手を翳す彼女に忠告はするも
 流れる血の力のみで自然に治るのを待つよりは、
 不得意でも彼女の力を借りる方が早かろうから、
 跳ね除けるような真似事はせず、苦く微笑むのみ。

 猫たちは心配そうに鳴いていたものの、
 兎の血を引く彼女を引っ掻こうと躍起になる訳でもなく
 邪魔にならない距離感に霧散して、様子を遠巻きに窺う。]
(60) LARK 2021/12/12(Sun) 12:20:44

【人】 薬屋 テレベルム

[温かさとも暖かさともつかぬ輝きに負傷した右腕が包まれる。
 そうすれば、肉体の苦痛は和らいでいく。
 チョコレートブラウンの皮膚も形成されていくのだろう。]

  …あんたの方が痛そうな顔をしている。
  
  なんだ、その。
  酔っ払いに絡まれてな。

[ひしゃげた蝶番や鍵の残骸>>54を前にしている手前
 流石に、猫に食われたとまでは大嘘をつけず。
 
 修繕を呼ばねばと頭の端で思いはすれども
 今は後の始末よりも、魔術師を気遣う方に意識は向き。]
(61) LARK 2021/12/12(Sun) 12:21:15

【人】 薬屋 テレベルム


  折角の祭りだというのに苦労を掛ける。
  ……、それに、また、こっちに足労をかけた …な。

[傘の返却の約束>>0:358>>52は覚えているが
 面倒を食わせるなら捨てても支障無い財で。

 実を言えば、送り届けたい気持ちの名残>>0:356が強く、
 然れど送ればまた彼女の家に厄介になりそうな自身の甘さを
 危惧したことの方が記憶に鮮明である。

 水中生活では腕より役立つ鰭に変えて手に入れた二本足で
 全うせんとする使命を忘れて、傍に居たいと願う心を。
 彼女の善性と親切は、喪った家族を思わせるものであるから*]
(62) LARK 2021/12/12(Sun) 12:22:28
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a14) LARK 2021/12/12(Sun) 12:27:51

【独】 薬屋 テレベルム

/*
じ、じしん
(-22) LARK 2021/12/12(Sun) 12:31:43

【人】 薬屋 テレベルム

  ………ほっとけ。

[腹の音色を指摘されると、腕を組まれても
 変化が薄かった表情が、少しだけ気恥ずかしさに歪む。>>63

 朝昼かけてパイ一枚以上を平らげた身の上だが、
 匣以外にも謎の奇妙な物が様々揃っていた家具屋に赴いて
 柄になく緊張していたもので、その反動もあって。
 
 無論、トマト焼きとグラタンが罪深い事もある。]
(71) LARK 2021/12/12(Sun) 13:16:49

【人】 薬屋 テレベルム


  あればあるだけ飲み干してしまいそうだが、
  …そこそこで抑えておくか。
  祭りの後の方がお互い余暇もできて
  飲み明かせそうなものだしな。

[確かに、ふたりで一本ではすぐに代わりが欲しくなる。>>64
 恐らくは唯の人では無いと情報を集約して想像する女を
 酒で潰して誂える可能性はあまり高く見積もっていないにせよ
 試してみたいという願望は少しだけあるが――…

 明日の分の商品の仕込み…血を抜くのを鑑みれば
 酒が血に多く巡り臓腑が不純物を除去しきれぬのであっては
 不誠実な代物を客に売る事になると案じての事。]
(72) LARK 2021/12/12(Sun) 13:17:09

【人】 薬屋 テレベルム

  美人の酌がついてくるなら
  酒場より儲かるのではないか。

[時代が未来であればハラスメントにもなりそうだが、
 物売りよりも酒を注ぐ商売の方が儲かりそうだと感慨を持つ。
 旨い肴と、女店主と、神の血と呼ばれる酒の取り合わせは
 三種の神器に勝るとも劣らず。
 大義を想い、冷えた心地の素材であしらわれたコップを手に
 外で飲み交わした時よりは小気味良く乾杯の音色が響く。

 ――そうして、喉に葡萄の名残を感じる酒を染み入らせ――…]


   
ゴブッ…、ンぐ


[>>65
 思わず咽た。]
(73) LARK 2021/12/12(Sun) 13:17:40

【人】 薬屋 テレベルム

[エオスのアイドオルの顔や、相応の価値もありそうなローブを
 緋色の酒で汚す前に喉を鳴らして耐えただけでも
 男は帰り道で刺されずに済む事だろうとも。]

  ……あのな、不意打ちで息を止めにかかるのをやめろ。
  年寄りが相手なら心臓が止まる。

[何処から何処まで彼女は勘を冴えさせているのか。
 想像でしか測れぬことだが、きっと彼女も男と同様に
 大年寄り仲間なのであろう事だけはなんとなしに察している。]
(74) LARK 2021/12/12(Sun) 13:18:17

【人】 薬屋 テレベルム


  人魚の肉は、薬としても過ぎた代物だぞ。
 
[ゆえに、非売品である。 ――… が]

  あんたは、求めているのか?
     人魚の肉を。

[売り物であるなら人魚の肉を買うのかと。
 神話で語られるような、黄金を求めて。>>1:139*]
(75) LARK 2021/12/12(Sun) 13:18:30

【独】 薬屋 テレベルム

/*
しまったーーー回想見出しを付け忘れた・・・
まあわかるかな…
(-27) LARK 2021/12/12(Sun) 13:19:27

【独】 薬屋 テレベルム

/*
イクリールもラヴァも女神なのだろうか…??しあわせになってほしい。あと、ふたりの回想関連のオーラが好きすぎるので百合に挟まれてころされるおとこになりたいがえちえちとわいわいをたのしむ村でさすがに死ねない…(悔し涙
(-28) LARK 2021/12/12(Sun) 13:31:00

【人】 薬屋 テレベルム

[高尚な力を持つ魔術師らしかぬ表情はただの女で>>76
 誰しもが守りたいと願うのではないかと夢想する仕草だった。

 そうでなければ虫に刺された程度では無い己の怪我よりも
 彼女の膝が汚れたり冷たい床で足元を冷やさないかと
 心も騒ぐことは無いのだから。]

  痛いと泣き叫ぶ必要は無かろう。
  あんたは俺が泣き言を零さなくても
  そんな顔をするのだから。

[草食動物が不機嫌さを示すのを彷彿とさせる睥睨なら
 いくらでも受けて困らぬものであるけれど>>77
 泣かせたくないと主張しながらも男として不甲斐ないものだ。
 彼女が案じてくれたように裏街での商売はリスクが付き纏い
 万が一の事態を招かぬとも限らず。>>78]
(89) LARK 2021/12/12(Sun) 14:11:40

【人】 薬屋 テレベルム


  ……『薬』を買いに来たようだが、
  獣の血を深く引きすぎたらしいな、酔っ払いの暴漢は。
  あんたと違い、肉食の獣の半獣だろう。

[愛くるしく、愛でたくなる白い兎と比較にもならない男を
 記憶頼りに振り返って、先よりは仔細に伝えよう。
 が。心配を膨らませてしまい兼ねないと思い返して]

  いや、…ん。猫に毛が生えたような類だろう。
  驚かしたくて大袈裟に言っただけだ。

[繕うように抗弁を加え。
 だから、裏街に通わせるのは申し訳ないと意を伝えるも
 そっぽを向かれての煮え切らない文句>>79に首を傾ぐ。]
(90) LARK 2021/12/12(Sun) 14:12:05

【人】 薬屋 テレベルム


  …何か、あったのか?

[彼女を案じる者は男を他にしてもこの街に存在するのだろうが
 思い悩む事が一日空けたうちにあったのかと怪訝に。
 回復力を魔力で高めて貰ったおかげで腕は完治を辿る。

 とはいえ、男が覚醒に至る前は目もあてられないくらい
 腕の疵は無残なものであったらしく、
 魔力の量は削れており>>81イクリールと買いに行った匣を
 便利だろうと実演してやれる余力すら無い状態で。]
(91) LARK 2021/12/12(Sun) 14:12:20

【人】 薬屋 テレベルム


  ―――…、

[差し出された言葉は最もだった。>>80
 人魚の肉に味をしめた男の再訪や真実である噂が広まれば
 等価を持たずに肉を所望する客に押しかけられる可能性。

 表の街であれば法にも守られよう。
 だが、此処は無法が許された区画であるから。

 彼女に隠し事は出来ない。
 一度、落ちている人魚を拾った魔術師は、
 男の脆さを知っている。
 過保護とも呼べる情>>81を注がれることに
 心優しい彼女を案じさせる申し訳無さと。]
(92) LARK 2021/12/12(Sun) 14:13:13

【人】 薬屋 テレベルム


  ……ありがたい申し出だ。


[心の柔らかい場所に染み入るような、安堵感。

 自力で腰を上げる事は出来そうだが、
 男の頬に触れた指は酷く、暖かいもので執着を沸かせるのと

 ――それから、

 ひとりにしたら死んでしまいそうだという
 迷信とも古語ともつかぬ喩え話を思い出したから。
 魔術師の嫋かな手を握り込み、床から身を起こす。]
(93) LARK 2021/12/12(Sun) 14:13:35

【人】 薬屋 テレベルム



  ラヴァには、面倒な落としものを拾わせた。
  すまない。
 
  …それと、ありがとう。

[この街に来た日、彼女が居なかったら男は恐らく死んでいた。
 今も、彼女に心配をかけまいと祭の期間耐えていたら
 死ぬまではいかずとも魔力が絶え絶えになり
 最悪を想定すると、泡になっていたかもしれない。

 だから、彼女が魔術師で救われたいのちは此処にあって、
 彼女がただの人間では無いからこそ、救われたのだ。

 その意味を伝えたいと思いはするが、
 今は、まず、場を移すのが先決であろう。]
(94) LARK 2021/12/12(Sun) 14:13:56

【人】 薬屋 テレベルム



[貴重品の類をよせあつめて布の鞄に詰め、
 店を後にし、雪のはらつく銀世界へと出かけようか。]


  …寒い…。
  朝が冷えるのは当然だが…

  今日はとくに。
  あ、
  

[ふと、手を取ったままであった事を思い出し、
 ばつが悪そうに離してやろうとして。*]
(95) LARK 2021/12/12(Sun) 14:14:18

【独】 薬屋 テレベルム

/*
ふとフィルターみたら喉めっちゃつかっていたらしい・・
(-31) LARK 2021/12/12(Sun) 14:15:38

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 回想:イクリールと ―


[五十歩百歩な若作りである事は言うまい。>>84
 これでも千年は生きる人魚の中ではまだ若い部類であるから。
 なんとも気まずい胸のうちを事実手を当てて胸を抑え]

  安心しろ、あんたは若くて美しい。
  魔女の鏡に身を写しても同じ言葉を受けるだろう。

[誤魔化している女、とは見えない、と主張しておく事にして。
 香ばしく料理された肉が食べられていくのを見ると>>85
 身がすり潰されているような心地で心が痛いが
 極力顔に出さないよう、グラタンを取り分けて
 ビスケットに付けて口に運びながらワインで喉を潤し。]
(96) LARK 2021/12/12(Sun) 14:31:29

【人】 薬屋 テレベルム


  そうさなあ。
  見知らぬ他人に売るのは難しいが。
  代価次第、という所か。

  ――それにしたって、あんたには不要と思うが。

[不老不死に悩む外見をしていない事を想えば>>86
 彼女には必要も無い産物に思える。
 何かの実験や研究に用いるならばまた変わるだろうけれど。

 表立って売ることはない。
 だが、特別な客であれば、治癒の力は高い為
 多少削っても正直に言えば困るものでは無い。

 
翌日困る事になるが、何処か確信めいた忠告>>86
 昨日の今日での対策は打てなかった。
]
(97) LARK 2021/12/12(Sun) 14:31:49

【人】 薬屋 テレベルム

  言っておくが、喧嘩は弱いぞ。

[捕食者に目をつけられる立場であるのは理解していて、
 最低限の護身手段は一応、用意しているものの。]

  ……考えておこう…。
  あんたが腕利きに顔が聞くなら今度でもいいから
  紹介してくれたら助かるがな。

[トマトも取り分けにかかり、口に運ぶ。

 護衛のアテに心あたりは無い為、頼る先を見つめて。*]
(98) LARK 2021/12/12(Sun) 14:33:19
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a19) LARK 2021/12/12(Sun) 14:37:16

【人】 薬屋 テレベルム

[彼女の告ぐ道徳心>>103は善良な民が持ち合わすものであり、
 オーナメントで喜ぶちいさな子供とて学ぶようなものだ。
 彼女から聞いた話では無く、客との世間話で知った事だが
 魔術師というものは大凡そこまでお人好しでは無いらしい。

 それは男にも心あたりがある。
 人魚を人間に変えた>>1:16魔女は、大事なものを奪うという
 謂わば、悪魔と人の取引めいた『親切』を掛けた。

 傷つく、苦しむ者を目の当たりにすると
 自分の事のように悲痛な表情を浮かべるのは

 
―――彼女自身が、傷つけられ、苦しんで、


 もしかすると、その時には手を差し伸べてくれる者が
 居なかったのでは無いか、だから手を伸ばしてくれるのか。
 ―― なんてのは、あくまで想像で、確信では無いけれども。]
(113) LARK 2021/12/12(Sun) 16:50:17

【人】 薬屋 テレベルム


  俺の血はジャンクなクスリとは違って
  中毒性は強くない筈なんだがな。

  …おい、ぶすくれると。 ……、 …。

[ぷい、と顔を背けるのをしつこく追おうとはしないが>>104
 つん、とした横顔も愛いと、思ってしまったもので。
 ブスになるぞと脅すつもりが、口内で言葉は溶けた。

 彼女の顔が不細工になる危険性は天文学的な確率と分かれば
 様子のおかしさ>>105の方が憂慮すべき事態とも思うが
 男にも明かせぬ事があるように彼女にも彼女の事情があろう]
(114) LARK 2021/12/12(Sun) 16:50:52

【人】 薬屋 テレベルム

  あんたには助けられている、感謝は尽きない。
  …だから恩は返させてくれよ。

  ――思いつめる事があれば、いつでも打ち明けて欲しい。
  
[詮索はせず、けれど、善意に肖るのなら、これだけはと。
 手を取る力は魔力を失い精気が足らず
 大したものでも無いが>>106然と伝えて。
 荷作業は二人で行えば須らく進み、出立も滞らず。>>107]

  …ん。 ……こうしている方がいい。

[照れているのだ、とまで真意を語る事も無かろう。
 相変わらず、彼女が連れ帰るのは猫犬ではなく、
 男性なのだが、と心配したくなるような隙が不安だが
 願いを打ち明けやすくなったのは、確かだ。

 勧められるまま外套を深めに被り、
 祝祭二日目となれば異様な早起きの習慣も少なく
 人気が少ない路地を行き、懐かしさを覚える一邸へ。>>108]
(115) LARK 2021/12/12(Sun) 16:51:20

【人】 薬屋 テレベルム

[流石に触れ心地が良いにしても支度をする彼女の手指を
 己が手で縛り付けたままにする訳にはいくまい。
 座るようにと促された椅子へと腰を下ろして、



――ふと、机の上の一冊>>1:211>>15に目を向ける。



 彼女が願い、祈り、努力を重ねた年月を
 その一冊は新品であった名残など風化させ
 体現しているかのようで。>>13]
(116) LARK 2021/12/12(Sun) 16:52:19

【人】 薬屋 テレベルム

[読んでみたい、と思うも、中身を読むほど刻は無く。
 否、読んだところで魔術の専門的な内容であるのなら
 男には理解できぬ代物であろうが。

 まだ、体の表面には彼女の気遣いである魔術の名残>>107
 朧に残っている気配があり、寒さは薬屋より相当和らぐも
 暖かな光を宿す両手>>109が此方に向けられたので
 与えやすいようにとローブのフードを下ろして、
 ターバンを乱雑に結った豊かな長い髪を晒し、
 白く柔らかな十指と、掌を受け入れる。]

  飲料もありがたいけれど、願い事をしていいか?

[魔力に包まれる心地に甘く浸りながら。
 月を想わせる彼女の柔らかなかんばせを見つめ。]
(117) LARK 2021/12/12(Sun) 16:52:40

【人】 薬屋 テレベルム


  ひさしぶりに、あんたの作ったものが食べたい。

  ……相変わらず、肉は食えないんだが。

[この祝祭の日に、態々料理をしろと望むのも大概だが、
 この家は居心地が良く、酷く、暖かい。

 ラヴァンドラが、居るからだ。*]
(118) LARK 2021/12/12(Sun) 16:54:16

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 回想:イクリールと ―


[どうやら、男自身が人魚である、とまでは
 女店主には知られてないようで>>100安堵を覚えもするが
 恐らくはそのうち、こういった酒の席で明かしてしまうかも。
 魔術師の大切な友人、というだけで一定の信頼がある。

 不老不死のようなもの、と打ち明ける機会が
 彼女にこれまで何れ程あったかは解らないが
 そうか、と一言で。表情に変化が一切無く頷いてみせる人物は
 男の他に果たしているものか ――それは彼女だけが知る事。]

  長く生きるのも苦労するだろう。
  別れが多い。

[苦労、と呼ぶよりは虚しさ、が意味として通る気がするが
 男の周囲はすべて同じ長寿の生命体であったから
 完全に理解るともいえないものの。
 死に逝く生物たちを看取る側で在り続けるという事だから。]
(121) LARK 2021/12/12(Sun) 17:16:36

【人】 薬屋 テレベルム

  如何せん…口に栓をした所で立つ噂よな。
  ある程度は覚悟していたが。

[生命力を増幅させる、幸福感に浸らせる。
 毒素として蓄積されるリスクの無い薬物は
 神秘の神話と結び付けられて広まるのも道理で。
 魔法という便利に行き着いた人類が
 禁忌を追い求めるのも彼女の言う通り避けられまい>>102]

  ありがとう、是非検討したい。
  何から何まで済まないな、イクリール。

[元はちょっとした縁からの夕刻、そして宵を迎えた今だが
 グラタンの余熱に素を垣間見せる彼女の一面も知り、
 またこういった和やかな逢瀬を持ちたいと望み。]
(122) LARK 2021/12/12(Sun) 17:16:56

【人】 薬屋 テレベルム


  次は、ラヴァンドラと三人でも良いかもしれない。
  
  ……俺は人の話を聞くだけの時間も好きなんだ。

[魔術師の家へ滞在する期間、
 彼女の名は本当に良く聞いた気がする。
 なんとなしに花が咲くような二人の談合を想像をしては、
 うん、と、ひとりごち。

 あまり遅くならないうちに向日葵の店を後にし、
 また飲む暁にはワインは2本、いや3本ある方がいいと
 贅沢な予定を立てながら、酒気帯びる体は冷えを忘れて**]
(123) LARK 2021/12/12(Sun) 17:17:31
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a23) LARK 2021/12/12(Sun) 17:21:53

【独】 薬屋 テレベルム

/*
赤窓を一生使うことはないかもしれない…!
趣旨に至っていないような不安はけっこうあるが
ひゅーまんどらまを愉しみすぎている…。
まずかったならエピでごめんなさいをせねば…。
(-35) LARK 2021/12/12(Sun) 17:35:54

【独】 薬屋 テレベルム

/*
いちゃいちゃしたり、えっちなことをしたりする。
…なんとかいちゃいちゃは出来ている…か?と思うが
他者基準だとまったく…かもしれぬ
(-36) LARK 2021/12/12(Sun) 17:37:55

【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム

 

 特段、専門的な魔術の知識が書かれている訳では無い。
 術式構築や材料こそ難解ではあるだろうけれど、
 所詮は書物ではなく、あくまで女のメモなのだから。

 ノートの中には転生魔術に始まり>>1:210
 生まれ持った種族や身体を捨て去る為の魔術の話が
 幾つも書き連ねられている。
 彼がどれくらいまでを理解するかはともかくとして、
 人魚から人間の身を得た彼ならば
 変化魔術の項は、他より理解がしやすかったかもしれない。

 
(-38) ゆま 2021/12/12(Sun) 19:07:20

【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム

 


  人間の作り方 ≠フページだけは
 つい最近書かれたものだと分かるだろう。
 必要な道具、材料の分量や注意事項に始まり
 器へ魂を入れ替える魔術の話 ――――


       一見すれば、唯の荒唐無稽な夢物語だ。
       けれどその絵空事は、
       高位魔術師ならば時に、可能になる。

 
 
(-39) ゆま 2021/12/12(Sun) 19:08:13

【人】 薬屋 テレベルム

[体の外側から魔力を注ぐのは本来は非効率な手法であるのは
 嘗てもこうして魔力を分けて貰った為存ぜぬが>>129
 あの日は意識が薄かったのもあるが
 大人が子供にするような仕草に人魚としては
 300年は生を受けている手前気恥ずかしさは皆無では無いが。

 熱心に力を分け与えようとする姿は陰湿な魔道士と程遠く
 何処か、聖母や神聖な聖職者を彷彿とさせる。]

  ……だめか?

[力を失い、急な暴行に晒された身の上の男が、
 いの一番に求めるのが炊事であるのは珍妙だが>>130
 居候で居続けたいと執着を沸かせたうちのひとつでもある。]
(146) LARK 2021/12/12(Sun) 20:35:43

【人】 薬屋 テレベルム


  そんなこと、じゃない。
  ……俺はあんたの作る料理が好きだぞ。

[彼女の食生活と異なる男は、出されたものを
 食べることが出来ない不甲斐なさを初めは感じたが
 態々自身の為に努力を重ね>>131調理を続けてくれたお陰で
 食卓に並ぶ同じものを食べれるようになった。

 魔法の達人は人魚界に存在しなかった為
 郷里で口にするものは火を用いないものばかりで
 初めての加熱食に驚きを感じたものの新鮮にも思えたし
 心を尽くしたものだと分かるから、嬉しかった。]
(147) LARK 2021/12/12(Sun) 20:36:03

【人】 薬屋 テレベルム

[キッチンでローブを纏わずに作業する後ろ姿を
 ぼうっと眺めるのも時折耳や尻尾が膨らんだり
 せわしなかったりとしているのが興味深く
 好きな光景でもあったが、言うまい、余計な事を。]

  俺はあんたにコックを目指せと願ってはいない。
  一緒に、朝食を取りたい。

  むしろ急に押しかける形になったのだから
  あり合わせで充分だがな。

[果実とふわふわで素朴な味のオムレットも好物であるし
 魚や貝類であれば栄養素として口に出来る。
 生気が幾らか戻る程度に魔力を分けて貰ってから
 彼女がこの場を辞すのを見計らい>>132]
(148) LARK 2021/12/12(Sun) 20:36:17

【人】 薬屋 テレベルム

[ ――キッチンの方で物音がする頃合に。>>133]

  ……騙した訳でも無いがな。

[実際に、いのちが魔力と共に流れていく危機感に包まれた時
 妹との再会を押しのけて、彼女の家で飯を食いたいと
 願ってしまったのだから、本意の『欲望』だ。
 
 だが――…それだけでも無かった。

 偉大なる某かが記した魔道書よりも、
 彼女が何を過程として人間に成ろうとしているのか、
 そういった経緯に触れたかった。
 欲を言えば、もっと前段階の、根本も聞きたいが。

 男は、グリモワールに触れるような恭しさで
 彼女手製の、これまでの軌跡を記した手帳に手を伸ばす。]
(149) LARK 2021/12/12(Sun) 20:36:38

【人】 薬屋 テレベルム

[その中には、転生を操る魔術>>1:210や、形代に近い類もあり
 膨大な方法を模索した内容が記されている。



 筆跡は薄れ、インクが掠れ古いものばかりだが
 『人間の作り方』に関してはインクも真新しい。
 目を通しながら、複雑そうな表情を浮かべる。]
(150) LARK 2021/12/12(Sun) 20:36:59

【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ


  人間の肉体に、魂だけを宿す…か。

[原理の仔細はあまり理解出来ないし
 何処まで実現可能な確実性が保証されているかも解らない。
 分かるのは、小説や詩篇とは違うものであるのに
 彼女の夢想が詰まっているという事。]

  ………、 ………。

[夢と、希望と。
 血と、泪と。
 苦悩と、葛藤と。

 きっと、すべてが ――― …、]
(-46) LARK 2021/12/12(Sun) 20:37:12

【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ


  これが、ラヴァのしあわせなのか?

[キッチンに居る彼女に届く言葉では無いだろう。

 これが実現すると彼女が本当に
 人間という生命体になれても
 しあわせなラヴァンドラという
 一人に成るという想像を

 男は、脳裏に描けないで居る。]
(-47) LARK 2021/12/12(Sun) 20:39:22

【人】 薬屋 テレベルム


  ・・・・・・。

[彼女が料理と共に戻った時、ノートを開きながら
 ぼんやりと考え込む男の姿があるだろう。*]
(151) LARK 2021/12/12(Sun) 20:40:34

【人】 薬屋 テレベルム

[思案の海に気をやり … は、と我に返った切っ掛けは、
 彼女からの投げかけられた確認であった。>>157
 甘いものと合わせるのは紅茶が好きだがココアの時もある。

 まるで日記でも覗き見た気分が少し。
 魔法では無く、>>155彼女の善意を、情そのものを
 胃袋に詰めたいという願いも真実であるなら

 桃のコンポートより甘そうな羞恥の仕草すら>>154
 注がれる魔力以上に胸の内側が温まる心地だったが。]

  っ、悪い。
  ……盗み読むような真似をした。

[反射で謝意を伝えてしまう。
 炊事を口実にした訳では無い弁明もしたいが、
 今はフードが無い彼女の耳もしおれた花のようで>>158
 料理を所望する男に向けられた笑顔>>155を無にしそうで。]
(161) LARK 2021/12/12(Sun) 21:51:43

【人】 薬屋 テレベルム


  ………。
  信頼している、大丈夫だ。

[今も>>158嘗ても>>0:295彼女の叶えたい夢に
 男の血や肉は不要である事を。]

  いや、違うな。
  あの時もしも人魚の一部が必要と言われたら
  警戒した、だろうが。

  今言われたら、きっと俺は差し出すだろう。

[人間になるのを駄目だとは口にするつもりは無い。
 いいものでは無いぞ、と節介を伝える事は出来るが
 彼女が歩いてきた人生や、夢や希望を壊したい訳ではない。
 その夢が誠に希望に向かう為のものであるのなら
 致死に至る可能性があっても、助けてやりたいと思う程。]
(162) LARK 2021/12/12(Sun) 21:52:01

【人】 薬屋 テレベルム

[それほど、彼女には幸せに、幸福になって欲しい。
 
 暫し視線は絡む事無く。
 机に置かれたいちごと林檎の甘く優しい味を
 彷彿とさせるオムレット>>156に関心を向けたくとも
 今は、手を伸ばさずにはいられない彼女の事に意識が向かう]

   ……ラヴァ。

[萎れた耳が痛ましい。
 こちらに漸く向けられた瞳を、じっと、見つめ返し。
 悩んだのち。椅子ごと彼女に近寄り腕をそっと伸ばし、
 耳に極力触れないように頭部を優しく抱き込もうとするが
 叶わなければ、このまま話そう。]
(163) LARK 2021/12/12(Sun) 21:52:20

【人】 薬屋 テレベルム



  俺は、ずっと気になっていた。
  あんたはどうして人間になりたい?

[その気になれば郷里の魔女と交信を測る事も出来よう。
 人魚を二人も人間にした存在であるから
 彼女の夢の実現に対し、有益が手がかりもあるかも知れない]

  人間になれたら幸せだと考えているなら。
  ……人間になって、どうしたいかも、聞いてみたい。

 
(164) LARK 2021/12/12(Sun) 21:52:46

【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ


  あんたのことを、もっと知りたい。


   ―――ラヴァンドラ。

 
(-52) LARK 2021/12/12(Sun) 21:53:24

【人】 薬屋 テレベルム

[どんなものでも良かった。
 彼女の心を、深い場所を、もっと触れてみたかった。

 男はいつか、そう問いかけてしまうのが不安で、
 彼女を知ることでこの地を離れる想定が削れるのが不安で、

 身体の一部を売ることを選んでまで
       ―――この家を発つ事にしたのだ。*]
(165) LARK 2021/12/12(Sun) 21:53:48

【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム

 



  「 ただ人間に変わるだけじゃ、だめだったの
    …… こんな体だったこと自体を捨てて
    惨めな過去なんて全部、無かったことにして …。 」


 
(-68) ゆま 2021/12/12(Sun) 22:52:53

【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム

 


  「 そうすれば、唯の人間の私になれば
    だれかに …… ――――― 」


 
(-69) ゆま 2021/12/12(Sun) 22:52:59

【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム

 


   「 誰かに愛して貰えるかもしれないって、
         ――――― 思ったから…… 」


 
(-70) ゆま 2021/12/12(Sun) 22:53:03

【人】 薬屋 テレベルム

  …… あのなあ。
  俺は、あんたにいのちを救って貰った男だぞ。

[一度死んだも同然で、流れ、流れたこの地が死に場所なら
 死にかけた人魚を救った者に、人魚の生死を委ねても
 それは、彼女の自由である、とまで言わなければ
 きっと彼女は、本気で男が魔術の材料になると
 その覚悟を持っている真意は解らないだろうから。>>195

 これが無ければ願いが叶わぬ、と彼女がいうのなら、
 嘆くなら、 どれでも、なんでも、与えてやりたかった。

 泪も、血も、肉も、 … 
 唯一の星を探す頼り(スター・ゲイザー)である
 残った右目ですら、 希望になるのなら。]
(215) LARK 2021/12/12(Sun) 23:38:36

【人】 薬屋 テレベルム

[人魚という生命体の価値は彼女がおしえてくれて
 そのリスクを今日分かりやすく突きつけられた>>196
 知らぬ何者かの欲望の為ではなくて、
 命の恩人の輝かしい夢の為なら、悪くない。

 一瞬でも、害を怯える苦悩の表情は
 たとえ愛らしくとも見ていたいとは思わない。
 腕の中に収めては、>>197一時紛れる欲。
 然れど、触れても触れられぬものを求めて。]

  ……、………そうか。

[彼女は酷く過保護だが、同時に琴線に触れるほどに
 庇護欲を掻き立てる、愛玩の血統を継いだ。>>198
 それは欠点では無く、何よりの長所だと男は知っている。
 大空を仰ぐかのように耳の張った兎族の誰もが知らずとも。]
(216) LARK 2021/12/12(Sun) 23:38:57

【人】 薬屋 テレベルム


  ラヴァンドラ。

[彼女の切々とした訴えに、多くの言葉はかけない。
 彼女が抱え込んだもの、儚き願い、葛藤を
 残さず、余さず、吐き出して欲しかったから。
 すべて、知りたかったから。

 願いを、笑い飛ばす事はしない。
 それよりも誰にでも成せるとはいえない今の力で
 見返して>>199やればいいとも告げなかった。
 
 壮大な夢の果てにあるのは復讐や野心では無く、
 もっと純粋で、やはり、『欲望』では語れない
 夢と呼ぶべきものであったから。

 彼女の夢の結晶>>200は、奇跡の魔法などでは無く
     悲劇の終着駅であるという。 ]
 
(217) LARK 2021/12/12(Sun) 23:39:53

【人】 薬屋 テレベルム

[ ふぅ、と、
 
 そこで漸く、口を挟まずに居た男の口が開く。]


  ラヴァ、あんたの人になりたい理由は分かった。
  あんたの生涯の目標を、愚かなどとは思わない。


[夢の結晶とともに玉砕しようとした事は …嫌、だが。]
(218) LARK 2021/12/12(Sun) 23:40:15

【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ



  苦しかっただろう。
  同族にすら、仲間では無いと指をさされるのは。

  ……つらかったな、孤独は。

 
(-84) LARK 2021/12/12(Sun) 23:40:45

【人】 薬屋 テレベルム

[彼女が世界を愛せないのではなく、
 世界が彼女を愛せないのなら。

 男は、この世界の生き物では無く、
 海の奥の、別の領域に潜む神話の一部だ。]
(219) LARK 2021/12/12(Sun) 23:41:36

【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ


  ……人間じゃなくて。

  魔力が暴走するほど有り余っていても。


  そんなあんたに、俺は救われたし、
  あんたが他者に与えられるほど魔力を持っていなければ
  俺は死んでいた生き物だ。

  ―――それだけじゃ、なくてな。

[承認欲求を満たして欲しい、ただそれだけの為に
 彼女は苦しんで来たわけでは無いだろう。]
 
(-87) LARK 2021/12/12(Sun) 23:42:14

【人】 薬屋 テレベルム


  
  俺は、今のあんたが好きだぞ。

[神話の――…物語の片鱗である男は、


 彼女を、酷く大切に想ってしまっている。]  

 
(221) LARK 2021/12/12(Sun) 23:42:32

【人】 薬屋 テレベルム


  だから、なぁ。いいか。

    ……
     別のものに、成らないで欲しい。

[彼女の頭部を抱く力を少しばかり緩めて、
 人間になるな、という意味というよりは
 夢と心中するなと、男は乞う。]
(224) LARK 2021/12/12(Sun) 23:43:06

【人】 薬屋 テレベルム


  この街はどんな願いも見合う代価で
  交換を叶うというのなら、

  … どうか。
  あんたの夢を、俺の使命で売ってくれないか。

[彼女のもとを離れない代わりに、不幸へ進むなと。
 男は彼女を大切に思う、自分だけだとは言わなくとも

 彼女の味方であり、仲間のつもりでいるし、
 束の間の――…かりそめの家族では無く、
 本当に家族で居たいと望んでいるから**]
(225) LARK 2021/12/12(Sun) 23:43:29
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a37) LARK 2021/12/12(Sun) 23:51:55

【独】 薬屋 テレベルム

/*
考察力低いせいかあまりよくわかっていないが、
フェレスちゃんはがんばれ!
(-107) LARK 2021/12/13(Mon) 7:02:24

【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム

 


   彼が此処を出て行ったあの日、
   「 いかないで 」とは最後まで言えなかった。


       ―――― 我儘な欲の為に
       貴方を縛る覚悟なんて、無かったから。


 
(-113) ゆま 2021/12/13(Mon) 11:05:08

【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム

 


  あの日、ただ見送るだけだった彼を
  ここに縛るのは、呪いにも似ている。

  理解っていたのに
  ―――― 私の手は貴方へ触れた。


 
(-114) ゆま 2021/12/13(Mon) 11:06:06

【独】 薬屋 テレベルム

/*
バラニが1dのパイやさんのをひろってくれていた!
わたしも何か拾いたいなあー。
(-131) LARK 2021/12/13(Mon) 18:46:03

【人】 薬屋 テレベルム

[もしも――…。


 あの日に     られていたなら]
(290) LARK 2021/12/13(Mon) 19:39:14

【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ

[もしも――…。


 あの日に 引き止められていたなら]
(-137) LARK 2021/12/13(Mon) 19:39:35

【人】 薬屋 テレベルム

[拾われた人魚は、彼女を一人にしないで済んだ。
 代価として崩すものはあったとしてもだ。

 彼女はけして支えようとする手に
 恵まれなかった訳ではないが>>259
 それは分別の付く年頃を迎えてからの事であろう。

 途方も無い夢を見た事が愚かであろう筈が無い。
 夢を持たずに悪意に押しつぶされていたら
 彼女の心は男の訪れより以前に壊れていたかもしれない。

 水の泡となる夢であったとしても、
 その努力を笑い飛ばせる筈が無い。]
(291) LARK 2021/12/13(Mon) 19:39:54

【人】 薬屋 テレベルム

  耳が飽きるまで伝えても良い。
  好きだよ。

[信じるに値しない言葉であったなら、もう一度。>>260
 彼女に向ける言葉はどれも同情のようであって
 実際はそうでは無いと、分かるまで説き聞かせても良い。]

  ―――ラヴァンドラ、 … ああ。
  泣くな、瞼がくっついてしまうぞ。

[無垢な願いと、耐えるばかりの日々を過ごして
 強く生きていた彼女の、儚い部分を見つめて。
 抱擁の緩んだ隙間を縫うよう、星屑に似た泪を唇で拭おう。]
(292) LARK 2021/12/13(Mon) 19:40:17

【人】 薬屋 テレベルム

  ………、

[彼女の言う通りで>>261男は妹を探す為に人になった。
 無言の肯定に、ローブを掴み、訴えかける彼女の温もり。
 夢の代わりに孤独から救うと誓いを立てれば
 彼女もまた、幻想では無く、男の欲する願いをくれた>>262
 
 彼女にとっては嫌で仕方が無かったのであろう
 疎ましかったのであろう>>0:322肉体の一部。
 人らしかぬ、そして一般的な兎族らしかぬ
 垂れ耳が揺れる様も>>261酷く、愛おしく。]

  確かに、妹に逢いたいと思っていた。
  
[嘗て彼女の問いかけた言葉>>0:293
 否定も肯定もしなかったが、 … ]
(293) LARK 2021/12/13(Mon) 19:40:47

【人】 薬屋 テレベルム


  … 人魚の集落では掟がある。
  他の生物にその生体を知られる事は禁忌だ。

[物語には描かれぬ>>0:332、知ったところで
 誰も救われる事の無い、語られる可きでは無い真実。]

  俺の使命は、………、
  人間になった妹を殺して 俺もまた、自死する事だ。

[ナイフを突き立てる先は、王子様の胸では無い。
 恥を晒した同族を処刑し、下手人もまた罪を犯した者として
 自分自身を断罪するという罰則。

 誰が行くかと突き詰められ、身内である己が と。
 他の者にいのちを奪われるくらいなら、
 始末は――身内が相応しかろう と。]
  
(294) LARK 2021/12/13(Mon) 19:41:13

【人】 薬屋 テレベルム

  俺は…、自分に対しても、あの子に対しても
  けして、幸いを望んではならなかった。

[だが、彼女に出会って、男は甘くなってしまった。

 彼女の家族になりたいと欲望を持ってから、
 家族であるというのに命を奪うなどという風習は
 あまりに無情で、狂った習わしであると気づかされた。

 各地を巡る職人>>0:274に言付けをしたのは
 掟を同じく知っている妹に伝えて貰う事で
 この地を踏む事は無かろう、避けてくれるであろうと
 そう、 願ってしまったからで。]
(295) LARK 2021/12/13(Mon) 19:41:41

【人】 薬屋 テレベルム

 
  今は、そうだな、今も…妹には、逢いたいとは思う。

  目的に背く事にはなってしまうが、殺すつもりは無い。
  ただ ……幸せで居てほしいと、伝えたい。

[誰にも明かさぬ話を伝えたところで、少しばかり…
 肩の力が抜けたような心地を得て。
 頬を合わせ、ぽん、と彼女の背を撫でよう。]

  もしも、あんたが嫌でないのなら。
  この街から少しだけ旅に出てみないか。
(296) LARK 2021/12/13(Mon) 19:42:13

【人】 薬屋 テレベルム


  探す方法を得たから、そう遠い旅にはならない。
  ちゃんとあんたをこの街にかえすし、
  ……俺もここに、
  あんたの生きるこの街に、帰りたいと思う。

  許されるなら、…俺の傍に、居てほしい。

[彼女がどうしてもひと時すらこの街を離れたくないなら
 男はささやかな願いも諦めるつもりで居る。
 家族を残して遠くに行くのは、辛いからだ。*]
(297) LARK 2021/12/13(Mon) 19:43:05

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 祝祭二日目 ―


[表の街での不祥事は邏卒が片付けてくれるのだろうが、
 裏街での騒動となると動く事は無いだろう。
 できれば知古となる商売先には売りたいものだがと
 思案を巡らせていると、来訪があったようで>>238>>270
 姿を見せずにいるべきだという促し>>271を受け
 別室にでも行くべきかと奥へと歩んでいたものだが。

 尻目にした魔術師への訪客>>271は前夜祭の出来事を
 思い返すのも難しく無く、その場に一時足を縫いとめ。]

  あの時のチビじゃないか。
  …観光名所の掲示に此処が載っている訳ではないよな。

[不思議な場所で再会したものだと訝しく思うも、
 男が渡した薬が、彼女にとって
 役立つもの>>1:82>>235であると知れることがあれば、
 店から持ち出した在庫を少し譲るのも良いと考えそうなもの。]
(301) LARK 2021/12/13(Mon) 20:04:09

【人】 薬屋 テレベルム

[なんにせよ、話の邪魔立てをするつもりは無い。
 どんな用立てかは知らないが
 何処か覚悟>>239のようなものを感じて、
 良い時間を過ごせるといいと祈るくらいだ。]

  ラヴァ、キッチンを借りてもいいか?
  茶くらいは俺でも淹れられる。

[魔術師に訪客への持て成しに気を割く必要は無いから
 話をするほうに注力すべきと。


 許可をもらえるのなら、何か、暖かい飲料を用意しておこう*]
(302) LARK 2021/12/13(Mon) 20:04:27
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a51) LARK 2021/12/13(Mon) 20:08:44

【独】 薬屋 テレベルム

/*
流れ次第で赤もと思っていた時代が俺にもあったが
これ以上夕方より前の軸を伸ばすと拘束長くなりすぎるよなあ…
(-147) LARK 2021/12/13(Mon) 20:12:39

【独】 薬屋 テレベルム

/*
そういえばイクリールの魔法の話とても良かったな。
そしておくすりつかってくれてありがとうのきもち。
(-150) LARK 2021/12/13(Mon) 20:24:36

【独】 薬屋 テレベルム

/*
どうしてこんなにかわいいんだ?(宇宙猫顔)
(-157) LARK 2021/12/13(Mon) 21:05:54

【人】 薬屋 テレベルム

  ……ああ、本当に、

[彼女は一人前どころか、弟子を取ってもおかしくない
 立派な魔術師でありながら、砂漠に一輪咲いたような
 乙女そのものであり、可憐な少女のようだ。>>310

 好きだと繰り返す代わりに、偽り無く。
       ―― 愛い、と
 やんちゃに跳ねたり暴れたりする>>311耳へと口元を寄せ
 囁きながら、自然に頬が緩む。
 用意してくれたオムレットをまだ頂けてないが
 彼女の泪のほうがより甘いと、比較するほどに。

 彼女に多くを望むことは無い。
 ただ、耳を傾けて貰えれば充分だった。>>313
 彼女に寄り添うと決めたからには、
 秘匿>>312は極力減らす方が良いと、そう思った。]
(320) LARK 2021/12/13(Mon) 21:47:35

【人】 薬屋 テレベルム

[白絹めく頬の膚は、指で触れるよりも柔らかく>>314
 感情の昂ぶりもあってか暖かいを通り越し熱く感じる。
 不思議そうに傾いた首と共に耳がふわりとするのも
 場違いに愛らしいなと思うも、指摘は胸の内だけで。]

  構わないさ。
  …なにも今日明日旅路に発とうとも言わない。
  
  あんたの体質に関しては知ってはいるが、
  俺が力になれる事はなんでもする心で居るし、

  ――…、支えさせてくれ。

[今朝を思えば頼もしいとはいえない自身ではあるが、
 発つまでに注意すべき事…
 彼女の体質をもう少し熟知しておく必要があれば
 熱心に耳を傾ける気でいるし。
 事前に準備する事がある程度万全と固まるまで時を待とう。]
(321) LARK 2021/12/13(Mon) 21:47:49

【人】 薬屋 テレベルム


[それにしても、此方を健気に仰ぐ彼女ときたら>>316
 如何にしてこのような愛くるしさを持ち得ながら
 同胞らに差別を受けるような目に遭ったのかと
 我が耳を疑いつづも、そうと手を伸ばして。]

  あんたが共に居てと願う男はそんなに薄情か?

[誂う口調の割に、丸く、柔らかい輪郭を辿る指は恭しく。]
(322) LARK 2021/12/13(Mon) 21:48:18

【赤】 薬屋 テレベルム

[彼女の頬へ、
 それから、形よくも主張は慎ましやかな鼻頭にも。
 児戯にも似て、儀式めく戯れ。]

  ……あのな、ラヴァ。
  あんたと対等で居た つもりだ。

[人魚を害するつもりは無いと彼女が誓ってくれたから>>0:296
 彼女の、彼女にとっては忌む体質を耳にしたのもあるが
 男と女で分かつ性別でありながら
 彼女の身の安全を尊び、自制していた>>1:*45

 女として見る事は避けていたが、
 もうひとつ大事な秘密を打ち明けるとすれば――…、] 


  あんたはいつだって魅力的な、…


 
(*187) LARK 2021/12/13(Mon) 21:48:43

【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ


    …
      俺にとってはお姫様だよ。

[口にしてから流石に気恥ずかしく、口端をむずがらせ。
 そうと、柔らかな唇にも証を立てる。]
(-162) LARK 2021/12/13(Mon) 21:49:21

【赤】 薬屋 テレベルム

[誓うのならこれだけで留めたかったのだが。
 こうするのを、…彼女を、ひとりの女性として触れるのを
 何年も、何年も、耐えていたのだ。



 冬の乾燥を知らないような色づく唇を舌で舐り、
 歯列を沿って、暖かな口内へと乗り出さんとする不埒。
 軟体は意思を持ち、口蓋へ――彼女の舌をも求めて。
 人魚の泪と遜色無い効用の唾液を引き連れて。]
(*188) LARK 2021/12/13(Mon) 21:49:45

【赤】 薬屋 テレベルム

[女性らしい腰を撫でる掌はまだ、肉欲を促す手つきではなく
 あやすように、甘やかすように、尾を避けている。
 

 彼女の血に流れる、発情期が途切れない獣性に、
  ――ではなく。
 ラヴァンドラという女の心に求められたいと。

 そのような、弱点を触れない理由は、
 己だけが知っていれば良い。*]
(*189) LARK 2021/12/13(Mon) 21:49:59

【独】 薬屋 テレベルム

/*
おかしい…はげしいエログを書くよりも恥ずかしい…
(-163) LARK 2021/12/13(Mon) 21:52:05

【独】 薬屋 テレベルム

/*
そういえば、こんなかわいい女の子にお世話になってて
なんで手を出さなかったのかという理由を
真剣にあたまかかえて考察してたんだが
人魚のえちえち周期はン00年単位だとか
推定300歳(童貞)あたりが落ち着く気がする…。
(-172) LARK 2021/12/13(Mon) 22:32:30

【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム

 

  「 …… 貴方がどんな使命を持ってても
    掟を破ってしまったんだとしても、


    幸せを願っちゃいけないひとなんて
    どこにもいないよ、…… テレベルム 」


 
(-176) ゆま 2021/12/13(Mon) 22:44:56

【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム

 
 
 ―――― …… 双眸をぱちり、と瞬かせ
 それから女は、ふわふわと咲ってみせた。


  「 …… 王子様に、なってくれるの? 」


 本当は、そんなことを訊かずとも
 彼は女にとっての王子様なのだけれど。
 …… 言葉にするのは恥ずかしくて、
 唇を重ね合わせ 飲み込んだ。

 
(-177) ゆま 2021/12/13(Mon) 22:45:17

【独】 薬屋 テレベルム

/*
尊死

ここに墓を………建てよう……
(-179) LARK 2021/12/13(Mon) 22:50:25

【独】 薬屋 テレベルム

/*
ふう……(鼻おさえて
(-180) LARK 2021/12/13(Mon) 22:52:19

【独】 薬屋 テレベルム

/*
おみみふかふかしたい人生だった……
(-181) LARK 2021/12/13(Mon) 22:52:44

【赤】 薬屋 テレベルム

[支えあおうと誓う彼女の宵を照らす月にも勝る笑顔も>>342
 この上無く愛らしく、星よりも煌めいて釘付けにするものだが
 露溢れさす瞳に>>*207酒を口移されたかのように火照る今も
 目を離せる男はこの世に存在しないと疑わず。

 自らを愛玩されるべき愛い女との自覚すら無いだけに>>*205
 弱点には敏感でも、男心に初心な女>>343には、
 もっとテレベレムという男の事を知って貰う必要性がある。]

  ……っは、 ……、
  泣くな、とは言わないが。

[哀しいばかりの泪なら、制する事もしよう。
 それでも、舌で拭うのも。
 彼女自身で支えきれない自重を受け止めるのも役を担う。]   
(*214) LARK 2021/12/13(Mon) 23:29:39

【赤】 薬屋 テレベルム

[愛しき恩人は、いつだって男を惹きつける。

 コンポートのように甘く熱された頬は>>*208
 白い肌に映えてチークでも差したかのよう。
 心臓が高鳴るのに鞭打つのを意識し、
 ほう、と関心の呼気を逃す。

 濡れた睫毛は重みを持っているようだから
 鼻を摺り寄せ、泪のベールを矧ぐように。]

  ………、ああ、

[そんなに甘ったるく名を呼ばれては、
 神格化をされているか、
 はたまた妖精にも似た清らか>>*206
 存在らしく振舞う余裕は削れる一方だ。
 
 毛玉よりも柔く、ふわりとしたバストに
 意識をちらと向けるも、
 ん、と寄せられた愛らしい唇を受け止めるのに忙しい。]
(*215) LARK 2021/12/13(Mon) 23:30:24

【赤】 薬屋 テレベルム


  全く……、女にそう言わせるのはな。

[聖女にすら喩えた彼女から求めさせるなど>>*209
 男として不甲斐ないにも程があるが …

 その願いも、甘ったれた強請りも
 どれも、すべて、幸せを教えてくれるものだ。

 囁き>>341が訴えかけた事は真実で。
 彼女こそが、自身にとっての幸せそのもの。]

  俺もあんたが欲しい。
  ずっと、―――…、欲しかったよ。

[一時は遠ざけた幸せ。
 腕の中の甘い女をそっと抱き上げて、――…、]
(*216) LARK 2021/12/13(Mon) 23:30:55

【赤】 薬屋 テレベルム


  軽いな。
  もっと肥えろ、心配になる。

[存外な軽さに拍子抜けを覚えつつも、
 着やせする体格の腕のお陰であるやもしれず。
 流石に床へ押し付けて彼女を愛でるのは
 猫と変わらぬ所業だから欲に歯止めを掛け。

 寝台までの道のりが少々遠く感じるも
 敷かれたシーツへ縫いとめるまでの馬車に成ろう。]
(*217) LARK 2021/12/13(Mon) 23:31:12

【赤】 薬屋 テレベルム



  尾は兎も角…、耳には触れたいが嫌か?



  手触りを、何度も想像していた。
  何度も、… 幾度もだ。

[彼女のローブをゆっくりと、
 贈り物の包装を解くかのように丁寧に矧ぎながら
 次いで衣服にも指を伸ばして。
 丸いラインや細いなと感じる骨格の体つきを
 時折確かめるように撫で回しつつ。

 膝を足の間へと下ろす形で押し倒した男は
 ふよふよ、ふわふわと忙しない耳に
 許しさえあればもふりと頬を寄せさせて貰う心算。]
(*221) LARK 2021/12/13(Mon) 23:32:28

【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ


  ――…、あんたの、チャームポイントだからな。

  可愛らしい一部だ。

 
(-188) LARK 2021/12/13(Mon) 23:33:15

【赤】 薬屋 テレベルム

[緩いウェーブがかった天使を彷彿とさせる髪にも。
 それから、先刻キスをしそこねた額に接吻したい。

 ああ、もっと。 *]
(*222) LARK 2021/12/13(Mon) 23:33:24

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 祝祭二日目:夕刻 ―


[許しを得た>>347為、それ以上の立ち聞きも
 プライバシーを思い、避けるべきだろうと
 キッチンに向かって男は消えた。

 朝食>>156の甘い残り香がまだ微かに鼻腔を撫ぜるも
 ココアやチョコレートミルクなどといった
 甘ったるい飲料の類はやめておこう。

 真剣な声色を聞いたあたりで>>331辞した故に
 縁結びの咒いやらといった甘い話に結びつかない。

 レモンバームの乾燥茶がストックの瓶にあった為
 それを煮出して、二つ分のカップへ注ぐ。
 朝食の材料の一部ともなった蜂蜜を好みで足せるよう
 硝子のシロップピッチャーに注ぎトレイで運び。]
(363) LARK 2021/12/14(Tue) 0:06:34

【人】 薬屋 テレベルム

[会話にひとつの区切りもあった頃合>>349
 いくらか茶の温度を冷ましてから運んだのは
 猫のようだ、と感想を伝えた少女>>1:86
 ともすると猫舌の可能性を想像して。

 あまり会話に口挟むような想定はしていないが、
 呪い>>357という単語が飛び交う会話に
 穏やかでは無いな、と感じはしつつ。
 ふと視線をあげて此方を仰ぐ娘>>360に肩を竦め。]

  薬が売れなくてな。
  魔術師の家で雇われウェイターをしている。

[冗談のつもりだが、真顔の為本気にも取られかねない文句。]
(364) LARK 2021/12/14(Tue) 0:07:03

【人】 薬屋 テレベルム

  どうした?幽霊でも見る顔をして。
  …ああ、微温めにしたが合わなかったら代わりも淹れるが。

[驚く表情と丸い瞳はやはり猫っぽいな…と感想を抱く。
 彼女のお陰で男もまた店に放置した猫たちにも
 何か食べ物を後で持っていこうと思い出せたが、
 『薬』が体質に合ったらしい旨を聞き、薄笑を浮かべ。]

  そいつは良かった。

  …気に入ったなら、在庫を持参しているし
  土産にしようか?

[茶菓子を付け忘れたのもあるし、会話を邪魔する気は無い。
 もし『白の真珠薬』の所望もあるのなら
 茶に合う菓子を見繕うついでに持ってくる心算で。**]
(365) LARK 2021/12/14(Tue) 0:08:06
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a65) LARK 2021/12/14(Tue) 0:11:12

【独】 薬屋 テレベルム

/*
フェレスにゃんもかわいい。

ごろごろ喉なでまわしたいよな・・なでなで、なごなご。
(-196) LARK 2021/12/14(Tue) 0:26:27