人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 …… あっち、かな? 」


 大掛かりな捜索なんかは不得意だけれど、
 首輪に僅かだけ残っていた飼い主らしき魔力を辿り
 道標を生み出す簡易魔術。

 せいぜい落とし物をした時程度しか使い道は無いけれど、
 案外役にも立つものだ。
 少しだけ得意げにくちびるを上げた魔術師は、
 傍らに立つ男のローブを引っ張り、光の先を指差した。*

 
(300) ゆま 2021/12/09(Thu) 16:34:00
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a65) ゆま 2021/12/09(Thu) 16:35:30

【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ


  ラヴァが別の何かになってしまうのは、

   ………哀しいと思うよ。

[彼女の『願い』は漠然としていたし、掴みどころが無かった。
 消え入る雪のように儚く、ひどく、脆いものに思えた。

願望に歯止めをかける事など、神であっても許されまい。
 だから、哀しむのは世界では無く、ただの男だ。]
(-88) LARK 2021/12/09(Thu) 17:19:19

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
ワ!しごできホストだ(?)
(-90) ゆま 2021/12/09(Thu) 17:27:48

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 首を横へ振る姿が何故だか面白くて、肩を揺らす。>>301
 小動物に主導権を握られているようだけれど、
 相手が欲塗れのならず者でないならば安心だ。
 ―― 彼の睡眠は守られないかもしれないが。

 表向きの納得の裏、彼が矢張り気に掛けてくれているとは
 魔術師とて察せることはなく。


  「 ふふ、来てくれるの?
    いつでも待ってるよ、一人は退屈だし 」


 この齢にもなって、独りが寂しい、と宣うつもりはないが
 来てくれるというならば喜んで受け入れよう。
 自尊心に傷を付けまいというひめやかな心遣いには
 やはり気付くことなんて、出来ないのだけれど ――
 
(319) ゆま 2021/12/09(Thu) 18:41:34

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 ―― 人魚という種族が一体どんなものなのか?
 どれくらい生きて、何をし、どのように過ごすのか …
 明確に彼へ尋ねたことは一度も無い。
 変に識ってしまえば 知らなかったことには出来ないから。
 踏んだ薄氷が割れてしまえば、
 もう元に戻せないのと同じように。

 人間の一生にも似た淡い光が道を繋ぐだけの魔術へ、
 凪いだ海色が感嘆の色を向けてくれるのなら
 やや気恥ずかしそうに目線を逸らし。


          ―――― 彼の足が止まる。>>304

 
(320) ゆま 2021/12/09(Thu) 18:41:38

【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム

 

 夜に浮かぶ月のような双眸を、ぱちり、瞬かせ
 それからへにゃりと恰好を崩した。


    「 …… そんなに優しいままだと
      わるい人に良いようにされちゃうよ 」


 ローブの下に隠している耳が、落ち着かなく動くのを
 ―― 揺れる心の機微が露呈しないよう抑えながら。

 
(-93) ゆま 2021/12/09(Thu) 18:42:07

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 …… なれるよ 」


 あの御伽噺が悲劇で終わったのは、正しく人ではないから。
 ―――― めでたしめでたしで終わる物語は
 人間が殆どを占めている。


  「 だって、そういう 決まり ≠ナ
    そんな風に決まってるお話だもの。
    …… 人間じゃないと、…… 」


 続けざまに紡ぎかけた言葉を、は … と飲み込んで
 彼が零した謝罪には、首を横へ振ろう。
 
 
(321) ゆま 2021/12/09(Thu) 18:42:12

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 


 勇者様が魔王を倒してハッピーエンド。
 醜い獣の王子様は、美しい人間の姿へ戻り
 どれもこれも人間ばかり。

 垂れた耳に、兎族には負担でしかない多大な魔力。
 同族の中でも馴染めず 他種族にも混ざれず
 仲良く遊ぶ人間の子どもたちや、
 人では無いのに輪へ混じれる子どもたちを見ていた。


      ――――  そう、だから
      だから私は、魔術に手を出して ……

 
(322) ゆま 2021/12/09(Thu) 18:42:34

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 
 ――――― 光糸の先、小綺麗な住居へ辿り着けば
 白猫は素直に家へ帰ろうとしてくれただろうか。
 最後に一度くらい撫でてみようか、と指先を彷徨わせ
 結局撫でることなく手を引っ込めて。


  「 …… ねえ、テレベルム
    天然モノのあったかい猫マフラー、
    無くなっちゃった訳だけど。

    ―――― 行き倒れたり、しない? 」


 果たしてここから無事に帰れるのかを問う声音も顔も、
 揶揄う意図など含んではいない。
 行き倒れていた最初の邂逅を思い出し、
 やや不安がっているだけだ。*

 
(323) ゆま 2021/12/09(Thu) 18:44:10
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a69) ゆま 2021/12/09(Thu) 18:45:09

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
テレベルムさん無限にロル回る 魔のひとだ
でもプロローグだからそろそろ解放してあげねば、、
(-94) ゆま 2021/12/09(Thu) 18:48:05

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
赤めちゃこわいので
全然つかえません
(-95) ゆま 2021/12/09(Thu) 18:58:15

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
ちなみに中の人は
テレベルムさん右パターンの薔薇咲かないかな…と思ってます
かわい〜!
(-97) ゆま 2021/12/09(Thu) 19:14:21

【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ


[当時の男と同じくらい、今の彼女が寒そうに窺えたから。


 魔力を分ける芸当は出来ないし、
 屈強ではない躰のなかで余分に魔力を飼う身>>322
 むしろ与えれば溢れかえってしまいそうだが。]

  ……ラヴァ。
  君が温めてくれたお陰で、大丈夫だよ。

[彼女が人間になってしまったら、
 庇護欲を掻き立てる仕草ひとつすらそげ落ちて
 つまらない、別のものになってしまうのだろうか。]
(-101) LARK 2021/12/09(Thu) 19:40:41

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
テレベルムさんじゃなくて様つけるべきかもしれない
エ!?私男PCだったら絶対攻めてたが(台無し)
(-102) ゆま 2021/12/09(Thu) 19:46:04

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
めちゃ素敵なロル回してくれてるテレベルムさんに
灰で「右!!!」って叫んでるの申し訳ないな……
でも右です
(-105) ゆま 2021/12/09(Thu) 20:02:31

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 果たして人間で有れば本当に幸せなのか?
 ―――― 曲がりなりにも、人間に変じた筈の人魚姫
 伝承上の存在である彼女が辿った悲劇のように
  変わる ≠アとは正解とは限らない。

 けれど、そうであれ、と希う心そのものが
 女の欲望そのものだ。
 そうではない、ということを識っているのに
 知らなかった頃のままでいようとする、我欲。


 
(353) ゆま 2021/12/09(Thu) 20:50:20

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 …… うん。
    猫も、触られたくないかもしれないし 」


 自分から触れと寄って来るのならともかくとして、
 女はそこまで小動物に好かれる訳でもない。
 好意で寄って来られるのではなく、大抵の場合が
 兎を獲物と見定めて近付いてくることの方が多く。
 故に手を引っ込めた。

 不必要だろう、と頭で理解していても心配してしまうのは
 余計な世話を誰にも焼いてしまうのは、
 ―――――  今はもう捨てた、嘗ての …

 
(354) ゆま 2021/12/09(Thu) 20:50:24

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 ―――― ほんと?
    良かった、それなら …… 」


 白いローブに浅黒い肌の彼とは対照的に、
 黒いローブに真白の肌の己。

 魔力を分け与えた時を再演するように伸びた指先を、
 小首を傾いで受け入れる。
 厄介な体質のことも明かしているというのに、
 一切の警戒心を抱かない目が、ぱちぱちと瞬いた。

 
(355) ゆま 2021/12/09(Thu) 20:50:29

【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム

 

 余分な魔力を常に抱えている身では、
 与えられれば溢れてしまう。
 ――――  ただ、それでも。


  「 …… そ、っか。
    さむくないなら、良いの 」


 安堵したように咲む。
 女の行き過ぎた心配を受け入れてくれるのは、
 ―― それは、女に与えているのと同義だから。

 
(-112) ゆま 2021/12/09(Thu) 20:50:37

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 自分が送る立場だ、と言われてしまえば>>335
 何とも言えない表情を浮かべる。
 確かに性別の観点から見ればそうなのだろうし、
 いつ人魚誘拐事件が起こるか不安がる心は否を説く。
 人と同じ形なのに、海のようにひやりとした指先が離れ
 代わりに彼が持っていた傘の持ち手を押し付けられる。
 「え」と声を零し、彼と傘を交互に見詰め。


  「 …… っふふ、ほんとにいいの?
    ありがと、テレベルム 」


 元々雪に慣れているうえ、魔術も使える身だけれど
 知らぬわけでも無い彼がそれでも傘を、というならば
 女もその優しさを受け取ろう。

 
(356) ゆま 2021/12/09(Thu) 20:50:40

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 それから、別れる間際
 不意に眉を下げて。


  「 さっきの ―― ……
    私は、人間になれれば幸せだ、って思うけど
    …… 貴方の妹は、また別かも

    探してくれるひとがいるのは
    人でもそうじゃなくても、幸せだと思うよ 」


 物語は、――己はそうだと思っただけで
 彼の目的と人魚の身を考えれば、考えは一方では無い。
 だからこそ慣れぬだろう人の身は大切にしてほしいのだ。
 
 
(357) ゆま 2021/12/09(Thu) 20:50:46

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 またね、テレベルム
    傘、ちゃんと返しに行くから。

    ………… ありがと 」


 感謝の言葉は、傘へ対してだけではないのだが
 ―― 伝わったかどうかは、さて。

 渡された傘を差し、市場街へと戻る。
 手を出せば、はらりと降る雪が体温で溶けるのに
 不思議と寒くは無くて、僅かに頬を緩めた。*

 
(358) ゆま 2021/12/09(Thu) 20:50:51
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a73) ゆま 2021/12/09(Thu) 20:51:46

【人】 魔術師 ラヴァンドラ



 傘を差す魔術師というのは、なんとも珍しいもので。
 いつもは世間話もしないような魔術師仲間も
 「ええ…?」みたいな顔をして見てくるものだから、
 途中から面白くなってしまったくらい。

 さて、どうしようか。
 魔族の友人へと思って購入した甘いパイを、
 そろそろ差し入れに行っても問題無さそうな時刻。
 道中どうしたって冷えてしまうから、
 アップルパイとベリーパイを買ってみたのだけれど。

 
(359) ゆま 2021/12/09(Thu) 21:06:17

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 
         ―――― 向日葵 ――――



  「 こんにちは、リル。
    パイ屋さん寄ったから、差し入れ買って来たの

    物々交換の調子はどう?」


 結局女が友人の店を訪ったのは、空も暗くなる頃
 ―― 恐らくは所用を済ませた後のこと。>>168
 彼女が忙しそうならば、パイを渡してすぐに帰るつもりで
 そんな軽い言葉と共に店の扉を開けた。*

 
(360) ゆま 2021/12/09(Thu) 21:06:26
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a74) ゆま 2021/12/09(Thu) 21:07:20

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 前夜祭とはいえ、浮かれ切った人々も多い祝祭期間。
 街外れでもお構いなしの大騒ぎは、
 熱引く気配も無く未だ表で燻っている。
 あまり騒がしい中に居過ぎると疲れてしまうから
 友人の柔和な笑みは、自然と身体から力の抜けるもので。


  「 あれ、そうなんだ。
    観光客の人とか結構面白がって
    いっぱい交換するのかなと思ったんだけど 」


 どうやら読みは大外れ。>>363
 けれど仕事の邪魔にならないならば幸いだ。

 
(378) ゆま 2021/12/09(Thu) 21:42:16

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 良いの?
    リルとお茶が出来るの、嬉しいな。
    お言葉に甘えちゃう! 」


 へにゃりと頬を緩め、友人の提案を有難く受け取って
 ローブを揺らし彼女の近くへ歩み寄る。
 同性で、かわいらしくて、己より長い時を生きる魔族。
 お茶の誘いに遠慮を見せないのは、
 年上の友人へ甘えているからだ。*


 
(379) ゆま 2021/12/09(Thu) 21:42:20

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
イクリールさんばか多軸でわろた
早く切り上げますパイ配達したいあんどリルかわいいすぎてごめんね来ちゃって……
(-121) ゆま 2021/12/09(Thu) 21:44:59

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 ね、リル
    もしお店を開けても良さそうだったら、
    少しくらい、私とお祭り過ごそうよ。
    …… だめ? 」


 >>391 友人の「もしも」の話を耳に入れれば、
 小首を傾いで誘いを紡ぐ。
 忙しければ当然、店の方を優先して貰う方が良いし
 暇になってしまうのであれば、
 少しくらい時間を貰っても大丈夫 … な、はず。

 誘いの返事がどちらにせよ
 女は通されるまま店奥へ行き、礼を言ってから
 丸椅子へ腰掛ける。
 
(421) ゆま 2021/12/09(Thu) 22:46:00

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 魔術師といえば大抵は捻くれているもので、
 生業としていれば当然ながらプライドも高い。
 女のように人当たり柔らかな魔術師もいるにはいるけれど
 それもあくまで礼儀程度。


  「 あ、銀の子。
    私でも未だにリルの謎解きは分かんないや 」


 てきぱきと準備を進めてくれる銀色のスライムには、
 通じているか不明だが、ありがとうと言っておこう。
 礼の言葉はもちろん
 綺麗な赤茶色の紅茶を淹れてくれた彼女にも。

 
(422) ゆま 2021/12/09(Thu) 22:46:05

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 ありがとう、リル。
    ね、アップルパイとベリーパイならどっちがいい?
    半分こしてもいいけど。

    最近のリルのお話、聞きたいな。 」


 他愛のない、明日になれば忘れているような
 そんな話でも構わないのだ。
 可愛らしくて穏やかな、種族も寿命も違う友人と
 少しでも共に時を過ごしたいだけなのだから。

 夜も近い時間帯に、そこまで長居するつもりは無いけれど
 窓の外に夜の帳が降りるまでの間くらいは、
 彼女と束の間のティータイムを楽しんだのだ。**

 
(423) ゆま 2021/12/09(Thu) 22:46:12
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a81) ゆま 2021/12/09(Thu) 22:47:55