人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ

ciao、とゆるく返して。

「遠慮しなくたっていいのに」
「ちょっとちぐはぐな気がする。
 まあでもこれはこれで、ロメオらしいと思うわ」

だから無理に直す必要はないかも。
他人のコーディネートは趣味だが、押し付けるつもりはないので。
また必要なら言ってねくらいに留めておく。

「そ、やっぱり新作食べたくなっちゃって」
「チーズクリームの方買ったの。ロメオは?」
(-422) otomizu 2023/09/09(Sat) 15:24:59

【秘】 渡りに船 ロメオ → 口に金貨を ルチアーノ

「はあ。なるほど」

説明を受けてようやく合点がいったような表情と返事。
しばらく浮かんでいたハテナもここでやっと消え失せた。

「や、オレんとこでもいいすけど。全然。うーん……」
「こないだバイト先の奥さんが保健所で猫貰ってきたんすよね。
そこ行けば保護でもしてくれそーではあるし」
「てかパン屋に張り紙でもしときゃ受け取り手出てきますかね。
 そんくらいならオレやれますよ」

そう言いながら片手間に携帯端末を操作し、ほらここ、と貴方に見せたのは保健所の位置。ここからはさほど遠くない場所にあり、それこそ車で行けばすぐ着く位置だ。

「……まあ、それするならどちらにせよ日中の方がいいすか。
 今晩はあんたの言う通りオレん部屋でも」

いーんじゃないすかね。
ケージを見てから、貴方の方を見た。
(-438) susuya 2023/09/09(Sat) 19:40:00

【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ

「遠慮……ん−、性分で」
「マジでぇ? あー……そうなんだ」

気ィ付かなかったな……と呟く。
着る物に無頓着なのは今に始まったことではない。
もしかしたらロメオが身だしなみに関して苦言を呈されているところをあなたは見たことがあるかもしれない。
いつも必要最低限の身だしなみなのも、また性分。
また必要ならの言葉には、「ん」と簡素な返事、頷き。

「あ。へえー、奇遇すね。オレもおんなじの買った」
「丁度小腹空いてて……いつもならあんまり買わないんすけどね」
「あんたと一緒に食えるんなら買ったかいもあったなー。アハハ」
(-440) susuya 2023/09/09(Sat) 19:52:03

【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ


──この世界におけるLIN〇的なメッセージツールにて。

『ねえねえ、ロメオさん、見て』

メッセージ一つの後に写真が一枚届けられる。
道端だろう、野良猫ならぬ自由猫が二匹、寄り添い合って気持ちよさそうに寝ていた。
そんな二匹の尻尾がハートの形を為すようにくっついていて、どうやらこれを見せたかったらしい。

『かわいい』

……パン屋に何度もお邪魔して世間話をしている内に懐いて仲良くなって、そうして幾度か遊んでいる間にさらに懐いたのだろう。
遊ぶ予定を立てるときぐらいしか当初は連絡を取っていなかったが、時たま何てことないご報告が貴方に届くようになっていた。
これもそのひとつである、本日はねこちゃんかわいいを共有したかった模様。にゃー。
(-456) mspn 2023/09/09(Sat) 22:38:30

【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノ

『ほんとだ。かわいいじゃん』
『猫いいね』

程なくして返される返信。
ロメオからの返信は日中は早めに、夜になると間を置いていつも返される。今日もいつも通り。
どんなに他愛ないメッセージでも、ロメオは律儀に返事をした。
こういうやり取りができる相手は少ないから、純粋にうれしいのだ。

『猫好き?』
(-460) susuya 2023/09/09(Sat) 23:50:29

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 渡りに船 ロメオ

「保護所はあんまり使いたくなくてな、貼り紙や伝の方を頼むことになりそうだ。
 今晩がどうにかなれば連れていける場所はあるからな……」

保健所の場所を聞いてメモはしながら、つられてゲージを見て、あなたと目線を合わせる。『なーん……』。

「じゃあ今から部屋に行くとするかあ。ちなみにお前は?
 どうせ困ると思って聞いてるが、なにか飼ったりしたいと思わないのか」
(-468) toumi_ 2023/09/10(Sun) 1:37:48

【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ

「あんまり口うるさく言われるのも嫌だろうから」
「周りから文句言われないくらいのアドバイスくらいに留めとくわね」

勿論これを聞いてもいいし聞かなくてもいい。
くたびれた服は新しいものと変えたらいいわよとか、その程度のもの。
自分の好きなように生きられるのが一番だし。


「かぼちゃのピザも美味しそうだったんだけどね」
「チーズに弱いの、つい買っちゃった」

目がない、というほどでもないけれど。優先的に選んでしまうくらいの好み。

「あら、嬉しいこと言ってくれるわね」

確かにロメオとはあんまり一緒にご飯食べることもなかったかも。
あたたかいピザに小さな口でかぶりつきながら、嬉しそうに微笑んでいる。

「あんまりこういうの食べないなら、普段は行きつけのお店にでも行ってるの?」
(-470) otomizu 2023/09/10(Sun) 2:44:54

【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ

『でしょ』
『うん』
『ねこすき』

なんてことない内容を送ったとしても、いつも律儀に返事が返ってくる。
夜は寝落ちしてしまっていることも多いので、その通知に気が付くのは朝なことも多いのだけれど。
目覚めて返信が来ているのがわかるとうれしくて、一日の始まりに幸せを貰ったような気になる。

『ロメオさんはねこすき?』
(-481) mspn 2023/09/10(Sun) 7:36:58

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 渡りに船 ロメオ

2日に1度。偶数日の日課。

「おはよおございまあーす」
「フォカッチャくださあい」

朝のパン屋に女の間延びした声が響く。

「おはよおございます、お兄さん」

店番のあなたに改めて。
日課とはいえ来店時間も疎らなこの女、今朝は時間に余裕があるらしい。
(-542) oO832mk 2023/09/11(Mon) 6:12:37

【秘】 渡りに船 ロメオ → 口に金貨を ルチアーノ

「んあ〜……っすか。ならそーします。
 ツテもまあまああるんで」

そう言うのならば、と頷いてから。
「オレ?」とまた首を傾げる。

「や〜……猫飼うのは考えた事無かったすね。
 オレ独り身だし、うっかり死んだら猫が困るし。
 猫はかわいいすけどねー」
「行く当て無かったら、まあ……飼えますよ。一匹は」

そんな事を言いながら車の鍵を開けて、後部座席のドアを開く。
車内は最低限の物しか積まれていないから、きっとゲージを積む事も容易だろう。
(-552) susuya 2023/09/11(Mon) 14:55:30

【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ

「ハハ。助かりまーす」

自分の為に、というものに少し抵抗があるだけで、
そのくらいのアドバイスなら素直に受け取ろう。
物と言葉はちょっとしたものを一方的に押し付けるくらいがロメオには丁度いい。

「あ、オレかぼちゃのやつも買ったっすよ。
 せっかくなら新しいの全部買ってやろうと思って」
「良かったら一口あげようかな」

そう言いながら紙袋の口を開ける。
ロメオの言う通り、きっとその中にはチーズクリームのピザの他にも新商品のピザが詰められているんだろう。

「誰かとなんか食べるとかあんま無いし……」
「や、テキトーに作って一人で食ってる。バイト先のパンとかも貰うし」

そう言いつつ、自分もチーズクリームのピザをぱくり。

「ん。うま」
(-553) susuya 2023/09/11(Mon) 15:12:34

【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノ

『好きだよ。飼ってないけど』
『人んちの猫が一番かわいいって言うよな』

『のどかでいいねえこの島は。野良猫が呑気なのは平和の印だな』

──その実、こちらはマフィアの身であるし。
貴方もきっと、それでも起こる事件に追われるときもあるのだろう。
それでもこの場では自分はただのロメオなのだし、そんな事を言う。
(-555) susuya 2023/09/11(Mon) 15:22:13

【秘】 渡りに船 ロメオ → 日差しにまどろむ ダニエラ

「んお」「あーい。おはようさんです……」

足を組んでいた店番が、背を預けていた椅子によっこらせと座り直す。
朝はやや眠たげな店番は、それでも声を掛けられればすぐに反応した。

「フォカッチャね、ありますよ。
 今日は旦那店主さんの気まぐれでチョコとくるみのフォカッチャも」

そう言って店番が指さす先、焼きたてのパンが立ち並ぶ棚には言った通りのパンが置かれていた。
店主の気まぐれでこういう限定パンが並ぶことがある事を、あなたはきっと知っている。

「今日も来てくれて何よりすわ。固定客ってありがたくってね」
(-556) susuya 2023/09/11(Mon) 15:48:48

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 渡りに船 ロメオ

「はあい。んふふ、今日も眠そおですねえ」

朝しかここには来ないから、眠そうなところ以外はあまり見かけない気もしている。
こちらは気怠そうに間延びした口調ではあれど、そこそこに目は覚めているらしく。

「わあ。今日はいい日ですねえ。」
「店長さんに、毎日きまぐれしてくださあいって伝えといてくれてもいいんですよお?」

ご機嫌に笑みを浮かべ、フォカッチャを眺める。
こういうところで得した気持ちになれるから、この店を贔屓にしているのだとは本人談だ。
(-558) oO832mk 2023/09/11(Mon) 17:00:37

【秘】 渡りに船 ロメオ → 日差しにまどろむ ダニエラ

「オレ夜型なんでー……」

ひらひら、とそう言いながら手を振った。
朝に対する白旗の代わり。

「気まぐれは気まぐれなんだから気まぐれなんでしょーが。
 この特別感を楽しんでださーい」
「焼きたてだから美味いすよ。保証します」

もう食ったんで、なんて得意げになった。

「昼にも来てくれたらおやつメニューもあるんすけどね。
 あんた朝客だからなぁ」
(-560) susuya 2023/09/11(Mon) 17:18:45

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 渡りに船 ロメオ

「おやあ。そんなお兄さんには、お目覚めのコーヒーをおすすめしますよお。」
「おいしいテイクアウトのお店知ってますけどお。今度、お土産しましょうかあ?」

ご機嫌は続く。どれもこれも店主の気まぐれのお陰だ。
そうでなくとも女はそこそこに懐っこかった。

「焼きたてえ〜…ふたつ食べれるかなあ。」
「チョコの入ったパン、焼きたてだとすごおくおいしいですよねえ。」

「……あ。もしかしてえ、お昼のおやつパンにもチョコのやつがありますかあ?」

小首を、こてり。
(-564) oO832mk 2023/09/11(Mon) 18:27:31

【秘】 渡りに船 ロメオ → 日差しにまどろむ ダニエラ

「あー、コーヒーね……オレミルクと砂糖入れねえと
 全然飲めねーけど。いいんすか?」

その提案には薄く笑って興味を示す。
真面目な店員なら客に持ってこさせるなんて、と思うかもしれないが、生憎とロメオはそこまで真面目でも硬くもなかった。

「わかるっすよ、外は香ばしくなるし、中は溶けてるし」
「ビンゴ〜。おやつパンは甘いの中心なんでね。
 果物のとチョコのが多い」

「今度取っときましょうか。冷凍しといても美味いもんすよ」

常連サービスでーす、とこちらもゆるい提案を。
(-565) susuya 2023/09/11(Mon) 18:39:04

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 渡りに船 ロメオ

「……」『にゃーん』

「ひとり身で一人暮らしの男は猫を飼うのを断るんだな」

口ぶりからして、同じような別件があったのはうかがえるだろう。
実際このようなことをするのはもしかしたら一度や二度ではない、迎えまで必要としたのは初めてだったが。

「それでもありがたい、助かるよロメオ」

そうして返ってきた貴方の返事と態度に安心したように頬を緩めて笑みを浮かべた。



「因みに何色が好みだ? 今日のは写真映えがいい美人揃いだ。
 白に黒にグレー、より取り見取り」

足元に置いた普通のカバンにはあなたへの差し入れの食事や猫の世話グッズ。そのまま渡すつもりである。
遠慮なく荷物とゲージを乗せていき、後部座席に自分も乗り込む。
出されてはいないものの無事に三匹に囲まれ、動じていないどころか慣れて居そうな雰囲気を醸し出していた。
(-567) toumi_ 2023/09/11(Mon) 19:17:20

【秘】 渡りに船 ロメオ → 口に金貨を ルチアーノ

「行く先考えずに飼うのは無責任ですからねー」

その方が逆に猫の為でしょ、ともロメオは言った。
別件の人物と同じ理屈かは分からないが。

「お安い御用すよ、これくらい。死体処理より数倍マシ」

やや皮肉めいた笑みを返して、少し肩を竦める。
もちろん処理だって断った事はないけれど、頼まれ事に好き嫌いを抱いては居るようだった。

「色すか。うーん……」
「……じゃあ、白かなぁ」

少し悩む時間を置いてから質問に答える。
ちらりと見えた鞄の中身に少しだけほっとした。
猫の世話の道具も自分で買うつもりだったので。

「なんか慣れてないすか?あんた……」
「割とこういう事やってます?」
(-568) susuya 2023/09/11(Mon) 19:32:17

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 渡りに船 ロメオ

「あー。ふふ、なかまあ。」
「あたしもお、ミルクとお砂糖絶対ないといやでえ。」
「それも、お砂糖ふたつですよお。ふふ、子ども舌でえ。」

対照的に、無邪気そうに女は笑う。
もちろん言い出しっぺの女の方も、それで店員の評価を下げるような人間ではないらしい。

「あー、本当ですかあ。…だったらあ」

申し出には、すこし悩むしぐさ。

「友達にい、チョコが好きな子がいるんですよお。」
「ふたつ分…とか、さすがにだめですかねえ…」

だったら諦めまあす、と軽く眉を下げ。
愛想笑いみたいに、へにゃりと笑った。
(-569) oO832mk 2023/09/11(Mon) 19:33:22

【秘】 渡りに船 ロメオ → 日差しにまどろむ ダニエラ

「なんだ、それじゃあオレもおんなじっすよ。砂糖2個」
「子供舌仲間が居てよかった〜。アハハ」

肩を竦めて、少し眉を上げて。
「図体はデカいのに舌が育たなかったんすよね」なんて冗談も付け足した。

「2つ分? あー、全然いいと思います。
 旦那もそういうの断るタチじゃないんで」
「じゃあ2つ分、取っときますよ。なるべく形の良いやつね」

悩む貴方の仕草に反して、なんとも軽くそう返した。

「予約注文ー、なんつって」
(-570) susuya 2023/09/11(Mon) 19:42:34

【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ

『自分ちじゃないんだ』
L'erba del vicino è sempre la più verde?隣の芝生は青く見える?

自分ちの猫が可愛く見えそうだけどな、とは飼ったことがないからかもしれないが。

『平和だし今度またあそぼ』
『平和じゃなくてもあそびたいけど』
『かっこよくお酒のみたい』

貴方がただのロメオなら、こちらもただのニーノだ。
のんびりとした会話の延長線上でいつかの約束を取り付けようとするのも、平和の証。
(-571) mspn 2023/09/11(Mon) 19:59:16

【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノ

『あんまり愛着持ちすぎると悲しいだろ』
『いなくなるんだからさ』

猫は死に姿を飼い主に見えない、とも言う。
飼ってる奴はその悲しみを背負う覚悟もしている、はずだ。

『いーよ。飲めるとこ行く?』
『カッコつけて飲みすぎんじゃねーぞ』

二つ返事もいつもの事。
軽口を叩けるのも、約束を取り付けられるのも、『友達』だからだ。

『連れてってやるよ、そんときは』
(-572) susuya 2023/09/11(Mon) 20:04:10

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 渡りに船 ロメオ

「猫売りかあ? それとも人タラシかあ?」

態度で是の回答をした。
自分の夜の徘徊は主に怪我をした猫を探していると。

いつかの過去もそうであるのなら、夜の散歩は趣味というよりはなにかのきっかけで慈善活動に目覚めているようにも見えるだろうか。

「……ここは悪くない町だけどなあ。それでも野垂れ死ぬ猫はいる。
 そんなやつを拾って勝手にまわしてる……誰かさんの真似事だ」

拾ったくせに面倒見きらずに消えていった誰かさんのな、と。
空に言葉を投げ捨てながら目を閉じる、しばらくして三匹の静かになった猫と一緒に寝息が聞こえてきたそうな。
(-573) toumi_ 2023/09/11(Mon) 20:16:58

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 渡りに船 ロメオ

「わあ。ほんとにお仲間だあ。」
「ふふー、それなら気兼ねはいりませんねえ。」
「次に来る時、お土産しますう。楽しみにしていてくださあい」

あたしなんて背も育ちませんよお、と笑いながら。
だけどいつも見るのは椅子に座った姿だから、そんなに大きいんだなあなんて失礼にも見つめてしまったり。
いや、背が低くはもちろん、見えませんけどお。

「いいんですかあ?ありがとおございますう」

伸びた声に喜色が点る。
また無邪気そうに笑みを浮かべた。

「これはこれはあ、これからもご贔屓にしないといけませんねえ。」
「…というわけでえ、悩んでたけど今日は焼きたてをふたつ、いただきまあす」

流れるようにそう決めて、ゆるゆると限定フォカッチャをふたつ、トレイに載せる。
お会計の財布からいくつかレシートが覗いた。
(-575) oO832mk 2023/09/11(Mon) 20:34:07

【秘】 渡りに船 ロメオ → 口に金貨を ルチアーノ

「アーハハ。ふうん……」

その時点で一度や二度ではなさそうだと察して、笑い声を零す。
全ての荷物が積まれれば、行きよりも乗客が増えた車は発進した。

「良いことじゃないですか。天下のマフィア様が見上げたもんです」
「ああ、いや、嫌味とかじゃないすよ。普通にすごいす。
 中々そんなことしようったってやる人少ないですからね」

「……よくやりますねー。ホントに」

抑揚のない言葉はそれでも感心が滲んでいた。
少し経って静かになれば、寝顔でも拝んでやろうかとバックミラーをちらりと見た。
それで貴方の寝顔が見えたかどうかは、さておいて。

「──ルチアーノさん。着きましたけどお」
「車内泊すんなら金取りますよ」

ウソですけど。
駐車された車の後部座席を覗き込んで到着を告げる。
答えを聞く前に動き始めて、猫のゲージを回収しに。
(-576) susuya 2023/09/11(Mon) 20:34:44

【秘】 渡りに船 ロメオ → 日差しにまどろむ ダニエラ

「そりゃよかった。んじゃ、楽しみにしてます」

少し分けてやれれば良かったな、なんてまた冗談。
事実少し大きすぎると自分でも思っているので、
そう出来るのなら願ったり叶ったりではあるが。

「お安い御用す。このくらい全然」

パ、と両手を広げて楽勝アピール。

「あい、ふたつね。じゃあ合計でこのくらいに」
「いつもどーも。また来て」

古ぼけたレジに数字を打ち込めば、出てきた金額を指し示す。

「旦那には気まぐれ増やすように言っとくよ〜。多分増えねーけど」
「ハハ」
(-577) susuya 2023/09/11(Mon) 20:39:24

【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ

『それはそうだけど』
『それもそうか』
『だけどおれが猫だったら』
『ロメオさんに飼われたいっておもった、いま』

飼う前からそう思えるということは、大切にしてくれそうなんて。
勝手な想像で勝手な押し付けだが、実現はしない空想の話なので送ってみた。

『だいじょうぶ』
『でも飲み過ぎてもおいていかないで』

限界になるまで飲んだことは無いのであまりどうなるかは想像できない。
でもだいすきな友達と一緒だったらテンション上がって無きにしも非ず。
連れてってくれるらしい言葉には画面の向こうで笑みを浮かべ。

『たのしみにしてる』
『約束だかんな』
(-578) mspn 2023/09/11(Mon) 20:48:00

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 渡りに船 ロメオ

部屋に泊めろ
……」

話の途中に突然落ちるほどあなたを信頼しているのかそれとも疲れていたのか、はたまた両方か。
ゲージの猫と同じ扱いを所望。

「三匹が四匹に増えたところで変わらんだろ」

最悪追い出せばノロノロと動いたが、押せばいけるか?と調子に乗っている男は、適当な椅子や硬い床で寝るのも慣れてるから気にするなという言葉を置いてしばらく部屋に居座っていた。
(-579) toumi_ 2023/09/11(Mon) 20:54:54

【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノ

『すごい事言うなお前』
『まあもしそうなら飼ってやらんでもない』

ちょっとびっくり。
でもまあ、悪い気はしない。
飼われるという事は、主人への信頼が無いとできない事だと思っているし。

『置いてかないよ。ちゃんと送るから』

『あいよ。約束な』
『食べたいものも決めとけよ』

このメッセージを送った時、ロメオは当たり前のように奢る気でいた。
こう言っておけば好きなものを奢ってやれると思って。

『オレも楽しみにしとくわ』

……そんなメッセージで、ロメオからの返信は終わり。
(-580) susuya 2023/09/11(Mon) 20:57:22