人狼物語 三日月国


242 『慰存』

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視点:


【赤】 七海 聖奈


[最近では喫煙者は肩身が狭いと聞きますし
 喫煙者というだけで嫌な顔をされることだって
 あるのかもしれませんが……。
 煙草を吸っている姿をみても
 当然嫌悪感なんてありません。

 視線を感じさせてしまったのか
 不意に辺りを見渡しているのには
 少し驚いて、死角に身を潜めます。
 どうやら見つからずに済んだみたいですが
 気を付けないといけませんね。]
  
(*0) alice0327 2024/01/10(Wed) 19:38:38

【赤】 七海 聖奈


[渡した差し入れがもしかしたら
 道中で捨てられてしまうかもしれない、とも思いましたが
 杞憂だったようです。

 きっと、ファンの気持ちを無碍に扱わないから。
 
……私の気持ちを大切にしてくれる。

 それがどれだけ嬉しいか
 あなたに伝えられたらいいなと思うのです。]

 
(*1) alice0327 2024/01/10(Wed) 19:39:06

【赤】 七海 聖奈


[たどり着いた場所は、オートロックのあるマンション。
 住人に紛れて入ることも一瞬考えましたが
 騒ぎになってしまったら入居来ませんし。

 場所を確認した私は、一度帰宅することにしたのでした。]
 
(*2) alice0327 2024/01/10(Wed) 19:39:27

【人】 七海 聖奈


[サイン会からしばらくして
 私は引っ越しの準備をしていました。
 要らない物は出来るだけ捨てて
 買ったけどもう手元に残さなくてもいい本は
 古本屋に持って行って売ってしまったり。
 大学生の一人暮らしですけれど、
 案外荷物は多いものです。

 引っ越しの理由を聞かれたときは、]
 
(1) alice0327 2024/01/10(Wed) 19:39:46

【人】 七海 聖奈



  Wえ、引っ越し?どうして?
   今の場所、大学に通いやすいって
   決めたんじゃなかったの?W


        壁が薄いのか、騒音が酷くて眠れなくて。
        大丈夫、このためにお金貯めてたから。

 
(2) alice0327 2024/01/10(Wed) 19:40:23

【赤】 七海 聖奈


[―――――というのは建前。

 好きな人の住んでいるマンションに住みたいから、 
 とはいくらなんでも言えませんから。

 止められたりしたら面倒でしょう?

 毎日ネットで確認して
 目的のマンションに空室が出たと知ってすぐ
 私はそこに引っ越すことに決めました。


 流石に隣の部屋に血腹先生がいるとまでは
 知らないままでしたが。]

 
(*3) alice0327 2024/01/10(Wed) 19:41:01

【人】 七海 聖奈


[そう説明すれば
 特に疑われることもなく納得してもらえました。

 このためにバイトを掛け持ちしてまで
 頑張ってお金を貯めていたので
 いいマンションを選んでも大丈夫なんです。
 女の子の一人暮らし、お金をかけてでも
 セキュリティのしっかりした場所がいい。
 そう主張すれば両親だって何も言いません。]
 
(3) alice0327 2024/01/10(Wed) 19:41:36

【赤】 七海 聖奈


[……発信機の示す位置はマンションから動かないまま
 きっと部屋に置かれたままなのでしょう。
 捨てられていないことをうれしく思いつつ。

 私は無事引っ越しすることが出来たのでした。]
 
(*4) alice0327 2024/01/10(Wed) 19:42:48

【人】 七海 聖奈


[荷解きも終わり、一段落着いた頃。
 私は少し悩んでいました。
 
 マンションではご近所づき合いとかするのでしょうか。
 しないイメージの方が強いですが
 たとえそうだとしても引っ越しの挨拶くらいは
 したほうがいいかもしれません。]

 
(4) alice0327 2024/01/10(Wed) 19:43:51

【人】 七海 聖奈


[駅前の百貨店で買ったバターサンドを片手に
 お隣の部屋のチャイムを恐る恐る鳴らして。
 隣の人が出てくれたなら、間髪入れずに]


  隣に引っ越してきました、七海聖奈です。
  
えっと……
よろしくおねがいします!


[怖い人が出てきたらどうしよう、とか
 緊張してしまったものですから
 顔を見ずに挨拶して、お辞儀をするのでした。]*
 
(5) alice0327 2024/01/10(Wed) 19:45:01

【赤】 七海 聖奈

***


[引っ越ししたことで大学生活に
 何か影響が出るかと言えばそんなことはありません。

 徒歩や自転車での通学ならともかく
 電車通学なこともあって
 通学にかかる時間が大きく変わることもなく。
 週に一度だけある一限から講義の日は
 満員電車に乗らなければいけないのも変わりません。

 掛け持ちしていたバイトは両方辞めて
 家から徒歩三分のコンビニで働くことにしました。
 家とバイト先が近い方が何かと便利ですし。

 とはいえ、頻度はそんなに多くせず
 週に2〜3日、大抵夜にシフトを入れていました。
 家がこれだけ近ければ、
 夜遅くなっても危ない目に合うこともないだろう、
 なんて慢心があったのは否定できません。]
 
(*5) alice0327 2024/01/10(Wed) 21:24:57

【赤】 七海 聖奈


[バイトも講義もない日はといえば
 本屋に行ったり図書館に行ったり。
 女子大学生らしくはなかったかもしれませんね。]
 
(*6) alice0327 2024/01/10(Wed) 21:25:15

【赤】 七海 聖奈


[引っ越してから一週間ほどは、大学を休んで
 隣の部屋にいるあなたがいつ外出するのか
 ドアの開く音を頼りに聞き耳を立てて。
 外出を書くんん出来たら、少し間を置いて後を追って、 
 行き先も確認していました。

 ゴミ捨てのために外に出たのなら、
 何時何分にごみ捨てに行くのかとか
 
 以前であったスーパーに行く日、時間は
 決まっていそうなのか、それともバラバラなのか。

 何か趣味はあるのか、どこかに遊びに行ったりするのか。

 とにかく、どんなふうに過ごしているのか知りたくて。]

 
(*7) alice0327 2024/01/10(Wed) 21:26:16

【赤】 七海 聖奈


[偶然を装って、同じ時間にごみを捨てに行っては
 おはようございます、って軽く挨拶もしました。
 慌てて梳かしたせいで残ったままの寝ぐせを
 気にする余裕もなく、
 好きな人に朝から会えて嬉しいな、と
 心の内で密かに舞い上がっていました。]
 
(*8) alice0327 2024/01/10(Wed) 21:27:31

【赤】 七海 聖奈


[別に相手に迷惑をかけてるわけじゃない。
 これくらい、なんてことない。
 持ち合わせていたはずの倫理観は
 とうに消えていましたから
 自身の行動を不思議に思うこともなく。


 ただ、知りたい、近づきたい。
 その想いを形にしていくだけ。]*

 
(*9) alice0327 2024/01/10(Wed) 21:28:06

【独】 七海 聖奈

/*
>>*7ここ誤字ってて泣いちゃった……
確認だよなんでちゃんと見なかったの私
(-0) alice0327 2024/01/10(Wed) 21:30:54

【独】 七海 聖奈

/*
葉山くんと七海ちゃん白い髪仲間だから仲良くしよう……
(-6) alice0327 2024/01/11(Thu) 12:26:48

【赤】 七海 聖奈



    私なんて、誰にも好かれない。
    好かれるほどの価値がない。


  
(*15) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:39:40

【赤】 七海 聖奈



  「せなちゃんは"いけにえ"なんだよ。
   だから……ごめんね、
   わたしもせなちゃんとなかよくするの、やめるね。」

  
(*16) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:40:19

【赤】 七海 聖奈



[小学校の時、クラスの子全員から無視されました。
 小さい頃の私は今より泣き虫で、
 今より体力もなければ運動神経だって悪くて。
 学校の大縄跳び大会の練習で
 うまく跳べずに足を引っ張ったのがきっかけ。
 最初は女子のほんの数人から無視されてるだけで、
 私は友達と笑って過ごせていました。
 ……結局私は跳べるようになったのに、
 その子たちは無視を止めることはなく。]


 
(*17) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:41:18

【赤】 七海 聖奈



  「ねぇ、なんでせなちゃんなんかと話してるの。」

  
(*18) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:41:41

【赤】 七海 聖奈



[他の子にもそう言い始めたのです。

 逆らえば次の標的は自分かもしれない。
 自分が標的になるくらいなら、無視するだけなら……
 そんな思いで私を無視する子は増えていき。


 友達だと思っていた子に生贄だと言われたのを最後に、
 私はクラスで孤立しました。]


 
(*19) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:42:27

【赤】 七海 聖奈



[勿論、両親は気づきました。
 担任の先生に相談しているのを私は見ていました。]

 
(*20) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:43:47

【赤】 七海 聖奈



  「でも、無視されるってことは
   聖奈さんにも何か問題があるんじゃないですか?」


  
(*21) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:44:15

【赤】 七海 聖奈




    
―――――………。



 
(*22) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:45:13

【赤】 七海 聖奈



[見ていなければよかったのかもしれない。
 今思えば、そう思うのですが、過去は変えられません。]


 
(*23) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:45:44

【赤】 七海 聖奈



[私は二度と同じ目に遭いたくなくて
 家から離れた中学校に進学することに決めました。
 私に問題があったのかもしれないから
 中学生になったら体力を付けようと思って
 自転車で長い時間かけて通学したり、
 休日だって運動を欠かさずにして。
 もちろん勉強だって頑張りました。]

  
(*24) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:46:32

【赤】 七海 聖奈





           
[………それでも、だめでした。]

 
(*25) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:46:59

【赤】 七海 聖奈



  「聖奈ってなんかいつも人の顔色伺っててキモい。」

  「優等生ぶっててむかつく。」


  
(*26) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:47:20

【赤】 七海 聖奈



[上手く、馴染めなかったんです。
 何が悪いのかわかりませんでした。

 ……対象は誰でもよかったのかもしれません。
 ただ、私ばかりが損な役回りを引くだけで。]


 
(*27) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:47:57

【赤】 七海 聖奈




   そっか、私は誰かに好かれることはなくて。
   たとえ誰かを好きになっても
   想いを伝えることは諦めるしかないんだな。



 
(*28) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:48:44

【赤】 七海 聖奈



[いつしかそう思うようになりました。
 自分には価値がないからしかたない。
 価値がないのだと言い聞かせるように
 何度も手首を傷つけていれば、傷だらけになりました。]


  
(*29) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:49:08

【赤】 七海 聖奈



  
そう、私は頑張っても誰にも好かれない。


         
―――――でも、諦められないから。


  
(*30) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:50:25

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎




    
せめて、あなたをずっと見ていたい。



 
(-7) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:51:04

【人】 七海 聖奈



[お辞儀をしてから、見上げれば
 そこには私の大好きな作家さんが立っていて。
 
 ―――――こんな偶然が起こるなんて。

 私、とっても運がいいみたいです!]

 
(14) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:51:55

【赤】 七海 聖奈



[まさか目的の人が隣に住んでいるなんて。
 こんなに都合のいいこと、滅多に起こりませんよね?]


  
(*31) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:52:51

【人】 七海 聖奈



   
え、あっ……、
サイン会以来、ですね……。

   こんな偶然、あるんだ…………。


[柔らかな微笑みに暫く見惚れて。
 言葉が浮かばず頭が真っ白になってしまった私ですが
 名前を聞けば、反応せずにはいられませんでした。]

  
(15) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:53:27

【人】 七海 聖奈



  葉山祐太郎……、ミステリー作家の?


[反射で口に出してしまったのは
 それだけ葉山先生のミステリーが好きだから。

 でも、同一人物だと知らない私は
 まさかそんなわけないよね、と思い直して。]

  
(16) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:54:01

【人】 七海 聖奈



  なんて、すみません急に。
  私、葉山先生のミステリー、大好きなんです。
  だからつい。お名前、同じなだけ…ですよね?


[あはは、と頬をかいて誤魔化そうとしましたが
 上手くいったでしょうか。

 どちらにせよ、手土産に持ってきた
 バターサンドを差し出して。]
 
(17) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:55:26

【人】 七海 聖奈



  あの、甘いものがお嫌いでなければどうぞ!
  紅茶によく合うんですよ。
  

[にこっと微笑むと、その場は後にしたのでした。]**
  
(18) alice0327 2024/01/11(Thu) 20:55:54

【赤】 七海 聖奈

***


[隣を伺っていれば、
 不在になるタイミングも自然とわかります。

 月曜日と金曜日の午後、5時間ほど家を空けること
 そして、どうやら家を空けるとき、
 窓は開けっ放しになっていることも。

 カーテンをしていなければ
 部屋の様子くらいは見れると思って
 バルコニー伝いに侵入したときに
 窓が開きっぱなしなことに気づいた時は
 少しびっくりしてしまいました。

 いくらここが中層で角部屋とはいえ
 無警戒にもほどがあると思って。]
 
(*32) alice0327 2024/01/11(Thu) 23:05:34

【赤】 七海 聖奈


[確かに困窮、というほど生活に困ってはいませんが
 所詮は大学生ですから。
 
 別に裕福って程でもありませんし
 お隣さんが作家さんだと知っていれば
 侵入される可能性がないとは言えないのに。]

  
(*33) alice0327 2024/01/11(Thu) 23:05:59

【赤】 七海 聖奈



[でも、私にとっては好都合。
 電源タップに偽装した盗聴器と
 いくつかの小型カメラを手に、
 好きな人の部屋へ侵入しました。]


 
(*34) alice0327 2024/01/11(Thu) 23:06:21

【赤】 七海 聖奈


[換気をしていても、
 煙草の匂いは完全には消せないらしく
 ほんのり煙草の匂いが残る室内。

 執筆に使っているらしきデスクの横には
 私が渡したぬいぐるみが倒れておかれていました。
 きっと、風で倒れてしまったのでしょう。
 なんの躊躇いもなく手をのばして
 ぬいぐるみを起こしてあげると、
 本来の目的を達成するために部屋の物色を始めるのです。

 コンセントに盗聴器を仕掛けて、
 見たい場所……デスク、キッチン、浴室の三か所に
 出来るだけ隠すように小型カメラを仕掛ければ
 今日はおしまい。あとは見つからないことを願いつつ
 葉山さんが帰って来る前に戻るだけ。

 何かを落としたりはしなかったはずです。
 強いて言えば髪の毛は
 落ちた可能性があるかもしれませんが
 葉山さんも私も白い髪ですし
 そこまで目立たないだろうと気にするのはやめて。]

 
(*35) alice0327 2024/01/11(Thu) 23:07:17

【赤】 七海 聖奈


[カメラを通して見る葉山さんは
 当たり前ですけれど知らないことばかりでした。

 男性の一人暮らしともなれば
 自炊よりは外食の方が多いのかなと
 勝手な想像をしていましたがそんなことはなく。
 朝ご飯もしっかり摂っているのを見ながら
 私も手作りのたまごサンドを作り、
 葉山さんが飲んでいる紅茶と同じ物を買ってきて
 ミルクティーにして飲むのがルーティンになりました。

 朝ごはんをしっかり食べると
 頭もよく働きますしいいことばかりですね!]
 
(*36) alice0327 2024/01/11(Thu) 23:07:49

【赤】 七海 聖奈



[ずっとずっと見ていたいのですが
 残念なことに学生である以上、通学は避けられず
 昼間講義を受けている間は
 あまり葉山さんを見ることは出来なくて。
 先生があまり厳しくない講義では時折スマホから 
 カメラ越しに何をしているのか、見ていました。

 とはいえ、お忙しいのでしょう。
 執筆している姿を見ることが大半でした。

 編集者さんとの打ち合わせ以外の外出では
 何処に出かけているのでしょうか。

 気になってしまえばすることは決まっています。
 後をついていけばいいんです。]

 
(*37) alice0327 2024/01/11(Thu) 23:08:17

【赤】 七海 聖奈


[葉山さんの前では着ないようにしている地味なパーカーを
 羽織り、こっそりと後をついていき。

 近くの居酒屋で飲んでいるらしいと知れば
 いいなぁ、私もご一緒できたらいいのに、と
 一瞬思いましたが、それは出来ません。
 お酒にすごく弱い体質で
 チューハイ1缶で酔ってしまうから……なんて
 体質的な理由でそもそもお酒を飲むのは苦手ですが
 理由はそれではありません。]

 
(*38) alice0327 2024/01/11(Thu) 23:08:53

【赤】 七海 聖奈


[……少しずつ距離を縮めようと頑張ったとして
 葉山さんがこっちを見てくれることなんてないからです。

 7歳下の異性なんて異性として
 見られる気がしませんし、
 私が誰かに好かれるわけがない。

 幼い頃に植え付けられたものは
 消えることなく、私の中に残っていますし
 忘れようとしても手首にもそれが刻まれていますから。]

 
(*39) alice0327 2024/01/11(Thu) 23:09:18

【赤】 七海 聖奈


[……とはいえ、未練がましい行動はやめられないもので
 朝のゴミ捨てで顔を合わせたときに
 軽い世間話を装って、]


  私、大学と家の往復ばかりで
  この辺のお店とかまだ知らなくて。

  葉山さんのおすすめとかいきつけのお店とか
  あったりしますか?


[なんて、聞いてみたりはするのでした。
 答えなんて知ってるのに
 知らないふりをしながら。]*
  
(*40) alice0327 2024/01/11(Thu) 23:09:50

【秘】 葉山 裕太郎 → 七海 聖奈



     ……今度、一緒に行ってみる?


(-12) 西 2024/01/13(Sat) 4:06:31

【秘】 葉山 裕太郎 → 七海 聖奈



      [そこに一滴の甘美を添えて。]*


(-13) 西 2024/01/13(Sat) 4:08:01

【人】 七海 聖奈



[神様の悪戯だとしたら、>>19
 きっと神様は私の味方なんだと思いました。]

 
(27) alice0327 2024/01/13(Sat) 10:52:01

【赤】 七海 聖奈



[このマンションに都合よく空き部屋が出来たのは
 ただの偶然なんだと、信じ込んでいました。]


 
(*49) alice0327 2024/01/13(Sat) 10:52:23

【赤】 七海 聖奈


あなたがこのマンションに居るのは知っていました、

 とは言えないので思ったほど驚いてないと思われたら
 どうしよう、と不安は少しだけあったものの。
 疑われていないならこの話を掘り下げることはせず。]
 
(*50) alice0327 2024/01/13(Sat) 10:53:06

【人】 七海 聖奈


[同じ名前のミステリー作家がいると聞いて
 調べてみようと考えている姿を見て
 少しだけ、引っかかりを感じたものの
 その場は話を誤魔化しておしまい。

 話題を買えるようにバターサンドを差し出せば
 快く受け取ってもらえて、ほっとしました。
 挨拶に、と持ってきたお菓子は
 どうやら喜んでもらえたみたいです!]
 
(28) alice0327 2024/01/13(Sat) 10:54:35

【人】 七海 聖奈



   私も紅茶が好きなんです!
   
   
あっ……私でよければ、ぜひ……



[お茶でもしよう、と言われて
 それが社交辞令だとしても舞い上がってしまい
 顔を赤くしつつも微笑んで見せるのです。

 きっと葉山さんは優しいから
 私なんかにもお茶しよう、なんて優しい言葉を
 投げかけてくれるのでしょう。

 丁寧なお礼には、
 美味しく食べてもらえたならそれで十分ですよ、
 なんて笑顔で返して。
 その日の挨拶は終わりにしたのでした。]
 
(29) alice0327 2024/01/13(Sat) 10:55:06

【人】 七海 聖奈


[もし、葉山さんからお茶しようって
 お誘いがあったなら
 どんな予定があってもキャンセルして
 時間を空けたでしょうけれど。

 挨拶の時のやり取りは社交辞令だろうと思っていた私は
 自分から何か行動をすることはありませんでした。]**

 
(30) alice0327 2024/01/13(Sat) 10:55:38

【赤】 七海 聖奈


***

[朝、いつも通り葉山さんが出る時間に合わせて
 ゴミ捨てに向かっていたある日の事。

 鍵を忘れてしまったのか
 入れずに困っている葉山さんを見かけました。
 ゴミ捨てに行く程度なら鍵をかけ忘れたかどうか
 確認を忘れることもあるでしょうし
 鍵を持っていないのに気づかなくても無理はありません。

 生活を覗き見ている私は
 しっかり者の葉山さんでも忘れることあるんだな、
 なんて微笑ましい気持ちになったりもしたのですが。]
 
(*51) alice0327 2024/01/13(Sat) 10:56:19

【人】 七海 聖奈



   この時間は管理人さんいないですもんね。

   いいですよ、私もたまに忘れそうになりますし
   気にしないでください。>>25


[困った時はお互い助け合いですよね。
 鍵を掌に載せて差し出すのでした。]
 
(31) alice0327 2024/01/13(Sat) 10:56:47

【赤】 七海 聖奈


[本当に鍵を忘れて、締め出されて
 オートロックを開けたいだけなら
 別にわざわざ鍵を渡さずとも私が開けるだけでいい。
 貸して、ではなく開けて欲しい、でいいはず。


 貸した後、あれ?とは思いましたが
 別に貸すのなんて一瞬の事ですし。
 深く考えるのはやめてしまいました。


 話しながらだったから意識は其方にそれてしまって。]
  
(*52) alice0327 2024/01/13(Sat) 10:57:26

【人】 七海 聖奈


[朝のほんの少しの時間、話したくて振ってみた話題。
 鬱陶しいとか思われないかな、と心配していましたし
 葉山さんが外食をしないというのなら
 そこで会話は終わるつもりでしたが。]


   葉山さん、こんなお店に普段行くんですね。
   お酒とかも飲むんだ……

   
あっ、このタコのから揚げ美味しそう……



[画面を見るために少しだけ距離を縮めて。
 メニュー写真の一部を指さしつつ。
 でも、一人で入る勇気はないな…なんて思うのでした。]
 
(32) alice0327 2024/01/13(Sat) 10:58:41

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



[……その考えを見透かしたかのような一言に
 私は盛大に驚いてしまったものですから]

  
(-14) alice0327 2024/01/13(Sat) 10:59:14

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



   
ええええっ!

   
わ、わたしと……?!?!


   
……いいん、ですか…………?

   
だって、その……私なんかと行って

   
葉山さん、楽しいのかな、とか……。

   
  
(-15) alice0327 2024/01/13(Sat) 11:01:59

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎


[早口でごにょごにょ言ってしまいました。
 頬どころか耳まで赤く染めて
 落ち着きなく目を泳がせた後。

 もし、本当にいいと葉山さんが言ってくれるなら。]


   
……いつ、にしますか?



[目を合わせるために見上げながら、
 小さな声で聞くのでした。]
  
(-16) alice0327 2024/01/13(Sat) 11:03:10

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



[それが撒き餌だとも気づかずに。]*

 
(-17) alice0327 2024/01/13(Sat) 11:04:40

【人】 七海 聖奈


***

[……と言った感じで。私はお隣さんと何か揉めるとか
 トラブルに巻き込まれることもなく
 平凡な大学生生活を送っていました。

 セキュリティもしっかりしていて、
 マンションの中層ともなれば
 少し上を見上げて洗濯物を見てる人なんて
 いないだろうし、泥棒だって来られないだろうと
 ベランダに全ての洗濯物を干したりだとか。

 窓をあけ放して外出することこそないものの
 女の子の一人暮らしにしては
 少々不用心だったかもしれませんね。]

 
(33) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:31:57

【人】 七海 聖奈


[忙しい生活の合間を縫って、
 SNSチェックや読書レビューも欠かしません。
 そういえば最近はバタバタしていたせいで
 読んだ本の感想や、読んでいる途中の感想を綴った
 個人ブログを更新していませんでした。

 こんなブログ、読んでる人なんでそうそういない。
 ……と思っていたのですが。
 本の名前で検索したときに引っかかるのか
 SNSにリンクを貼っているのが影響しているのか。
 案外ブログの更新を待っている人がいるんです。

 ただの感想でしかないから
 このブログを読む暇があったら本を読んで欲しい、と
 私は思ってしまうのですが。]
 
(34) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:32:14

【赤】 七海 聖奈


[ある日の夜、私は葉山さんの生活を盗聴しながら、
 私は葉山祐太郎のミステリー小説と
 血腹妖の官能小説を見比べていました。
 今日は葉山さん、帰りが遅かったな、
 打ち合わせ長引いちゃったのかな。

 時々思考が別方向に行くものの
 何度も読んだ小説ですし、多少集中できていなくとも
 中身は頭に入ってくるもので。

 ……セリフ回し、文章の区切り方、言葉の選び方。
 
 改めて見比べると似ている気がします。]
 
(*53) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:32:41

【赤】 七海 聖奈


[かの有名なミステリー作家、アガサ・クリスティは
 ミステリー以外のジャンルを書くとき
 別の名義を使っていましたし、
 彼女は同一人物だという事を隠していました。

 ……もしかして。

 引っかかる程度だったものが疑念へと変わり、
 どうやったら確かめられるかなと暫し考えて。]
 
(*54) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:33:57

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



   ―――――血腹先生って、
   ミステリー小説を書いたことありますか?

   言い回しや文章構成がとても似ている作家さんが
   いるのでもしかして別名義かなと思ったのですが。

   
(-18) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:34:25

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



   ミステリー作家の葉山祐太郎と
   血腹妖は同一人物なんじゃないかな、と思いまして。


  
(-19) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:35:03

【赤】 七海 聖奈


[SNSのDMにそんなメッセージを送りつけるのです。
 無視される可能性が高い?

 そんなことは分かっています。
 別に返信が来なくたっていいんです。

 私はメッセージを読んだ時のリアクションを
 この目で見ることが出来るんですから。]

 
(*55) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:35:28

【赤】 七海 聖奈


[リアクションを見ようと思って
 ノートパソコンの画面を見ていても
 葉山さんが何をしているのかはわかりません。
 いえ、正確にいうと
 パソコンで作業していることしかわからなくて。

 のぞき見防止のフィルムさえなければ見られるのに。
 でも、キーボードで入力しているように見えますし、
 新作の執筆作業なのでしょうか。]
 
(*56) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:35:50

【赤】 七海 聖奈


[いつもならそろそろ入浴の時間……だと思ったのですが。
 作業に没頭しているのか
 席を立つ様子がないのを確認すると
 少々眠くなってきてしまった私は
 欠伸をして、パソコンの画面はつけっぱなしにしたまま
 ベッドに横になるのでした。]
 
(*57) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:36:17

【赤】 七海 聖奈


[今日は眠気に負けてしまったけれど。
 あなたが入浴するときも、
 私、いつも想いながら見てるんですから。

 あなたがどんな体つきをしているのかだって
 私は、私だけは知っているんですよ。

 他のミーハーなファンは絶対に知らない、知り得ない。
 誰よりも知っているのは私ですし
 誰より近いのも私。

 私が一番。私が特別……そうですよね?]

  
(*58) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:37:10

【赤】 七海 聖奈


[画面を見ながら、ルームウェアに手を入れて
 あまり大きくない胸の先を弾いたり、
 くるりと撫でて、刺激を与えては
 小さく吐息を漏らす。

 好きな人の入浴を覗きながら
 自慰に耽る時間は普通よりも身体を昂らせて
 手の動きは大胆になっていき。
 下を脱ぎ捨ててしまえば、
 とろとろに濡れた秘部をなぞっていく。
 
 こんなことしてるなんて
 万が一にでも知られてはいけないから
 声だけは必死に抑えるものの
 部屋に響く水音は誤魔化せず。

 結局自分の手だけでは
 物足りない身体になってしまったから
 玩具まで使って絶頂を味わって
 ようやく背徳の時間はおわり。]

  
(*59) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:38:14

【赤】 七海 聖奈



[葉山さんと出来たらいいのに。
 歪んだ欲を一人で発散させて、眠りにつくのが
 私の最近のルーティンになっていました。]**


 
(*60) alice0327 2024/01/13(Sat) 16:38:32

【秘】 葉山 裕太郎 → 七海 聖奈


[まさかそんなことを言われるなんて思ってもみなかった、とでも言いたげなリアクションだ。
七海の中では自分がお眼鏡にかなうなんて考えは微塵もないらしい。

だか決してその誘いが嫌だったなんてことも無いようで、こちらを伺い見る姿はうら若き乙女そのもの。]


(-20) 西 2024/01/14(Sun) 15:33:08

【秘】 葉山 裕太郎 → 七海 聖奈


[スマホを取り出すと自身の予定を確認する。直近は忙しい日が連続して続くせいで、しっかりと時間が取れるのは今から約一ヶ月後のこと。

それまではちょっと難しそうだ。]


   最近はスケジュールが一杯だから…
   来月のこの日とか、どう?講義とかない?


[自分の予定だけでなく、画面のカレンダーを見せながら来月の半ばに指をさして、七海の予定を尋ねてみたのだった。]**

(-21) 西 2024/01/14(Sun) 15:39:11

【独】 七海 聖奈

/*
七海ちゃんがいる時だからこそ侵入してる……その目的…
(-22) alice0327 2024/01/14(Sun) 19:20:26

【独】 七海 聖奈

/*
写真撮られるとかそんなぬるいことじゃないですよね―多分。
カメラは後日設置に来るわけですし……
(-23) alice0327 2024/01/14(Sun) 19:22:17

【独】 七海 聖奈

/*
別に起きても構わないなら
七海ちゃん、直接何かされるのでは???
短編で縛られてた女の子みたいに……((

考えすぎかな……
(-24) alice0327 2024/01/14(Sun) 19:25:30

【独】 七海 聖奈

/*
何しようとしてるのかわかりません!!!
西さんはいつも私の予想内の事しかかけないみたいなこと言ってた気がするけど全くそんなことないんだよな……

合鍵は当てたけど(エスパー扱いされちゃった
(-25) alice0327 2024/01/14(Sun) 19:38:08

【独】 七海 聖奈

/*
オートロック締め出しくらったことあるんですけど貸してってお願いしませんからね普通……誰かに便乗してしれっとはいるか開けてくださいの二択……
(-26) alice0327 2024/01/14(Sun) 19:39:34

【独】 七海 聖奈

/*
わからされてる……葉山くんやっば……
(-27) alice0327 2024/01/14(Sun) 22:12:55

【独】 七海 聖奈

/*
これ起きるかどうかめっちゃ悩ましいな……???
(-28) alice0327 2024/01/14(Sun) 22:17:37

【人】 七海 聖奈

***

[何度も謝られてしまうとあわあわしながら首を振って
 気にしないでください、と繰り返し口にしていました。

 ミスなんて誰にでもあるもの、ですよね?
 開けてすぐ返された鍵をポケットにいったんしまうと
 私が鍵忘れちゃったら助けてくださいね、なんて
 笑って、場を和ませようとするのでした。]
  
(37) alice0327 2024/01/14(Sun) 22:19:11

【赤】 七海 聖奈



[キーホルダーこそつけているものの
 カバーも何もつけていない鍵から
 情報を盗まれたなんて、私は気づかない。]


  
(*72) alice0327 2024/01/14(Sun) 22:19:33

【人】 七海 聖奈


[葉山さんのいきつけは
 一人では入りにくそうなお店ですが
 どうやら隠れた名店のようです。>>36

 お洒落なバーとかだったとして
 それはそれで一人でいくにはハードルが高いと思うのは
 同じだったとは思いますが……

 いいなぁ、食べてみたいな、なんて
 思っていたのが顔にも書いてあったかもしれません。]

 
(38) alice0327 2024/01/14(Sun) 22:19:58

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



[自分から案内してもらえませんか、なんて
 言えるはずがないんです。

 私は誰にも好かれるはずないんですから。

 
 ……普通のアプローチなんて出来ていたら
 今頃私はここにはいないんです。]


  
(-29) alice0327 2024/01/14(Sun) 22:20:50

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎


[予定を見ている葉山さんを見て
 本当に二人でお店に行くんだ……と
 実感が持てないままふわふわと考えていれば
 カレンダーを見せられて。]


  お忙しいのに本当にいいんですか……?
  来月……この日なら大丈夫です!
  この曜日はいつも講義はお昼までなんですよね。


[一応持ってきていたスマホのカレンダーを
 確認しましたが、問題はありません。

 一目で分かるように、講義のある日は何限があるのか
 書くようにしているのが功を奏しました。
 例えば1限から4限までみっちり講義がある日は
 1〜4、お昼までの講義の日は1〜2、といった風に
 入力されているカレンダーアプリ。
 特に疾しい予定は入力してませんし
 仮に葉山さんが画面を見ていたとしても
 困ることはありません。]


 
(-30) alice0327 2024/01/14(Sun) 22:21:57

【赤】 七海 聖奈



[見られて困る予定はここではなく
 部屋のカレンダーに書き込んでいますから。
 例えば、血腹先生の打ち合わせスケジュールとか。]


  
(*73) alice0327 2024/01/14(Sun) 22:22:19

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



   
えっと……
楽しみにしてますね。



[待ち合わせ場所……はお隣さんですし
 決めなくて大丈夫ですよね。
 時間まで決まったら、
 お互いお部屋に戻ることになったでしょう。]**

 
(-31) alice0327 2024/01/14(Sun) 22:23:03

【独】 七海 聖奈

/*
起きるかどうかで迷ってるせいで筆止まってしまった……((
起きない方が聖奈ちゃんは幸せ
起きた方が葉山くん目線楽しそう
(-32) alice0327 2024/01/14(Sun) 22:43:55

【独】 七海 聖奈

/*
すごいぐっすり寝てるイメージだししばらく寝てようかな……
多分もっと過激なことされそうだから起きるならそこでいい気がしてきた(勝手な予想
(-33) alice0327 2024/01/14(Sun) 22:50:29

【赤】 七海 聖奈


***

[DMを送ってからしばらくして、 
 パソコンを見ていた葉山さんが何かに気づいたように
 一瞬表情を変えた瞬間がありました。
 
 絶対とまでは言えないものの、 
 私のメッセージを見た可能性が高いタイミング。]
 
(*74) alice0327 2024/01/14(Sun) 23:08:07

【赤】 七海 聖奈


[なにか追加でメッセージを書こうかと
 入力しかけて流石にやめました。

 もしブロックされたら今後作品の感想を送るのが
 手間になってしまうからです。

 
今なら直接ポストに投函は出来ますけれど。

 出来たら七海聖奈とセラが同一人物であることを
 葉山さんには悟られたくありませんから。]

 
(*75) alice0327 2024/01/14(Sun) 23:08:32

【赤】 七海 聖奈



[もうすでに悟られているかもしれない。
 そんな可能性は微塵も考えていませんでした。]


 
(*76) alice0327 2024/01/14(Sun) 23:08:50

【赤】 七海 聖奈



[最近は店長に頼まれて、バイトのシフトを
 少し増やしていた影響からか、
 ベッドに横になるとすぐ深く眠ってしまいました。

 ナイトルーティンのために出しっぱなしになっていた
 玩具もパソコンの横、目立つ場所に置いたまま。
 どうせ誰も入ってこないから。
 一人暮らしになると見られたら困るものさえ
 しまうのを忘れてしまいがちです。]


 
(*77) alice0327 2024/01/14(Sun) 23:09:11

【赤】 七海 聖奈



[ぐっすり眠っている少女は些細な物音にも気づけない。

 鍵の差し込まれる音も、扉が開く音も。
 静かな一人暮らしの部屋ではよく響くのに。

 布団をかけて背を丸めて眠る姿は
 傍から見ればとても無防備に見えるはず。]

 
(*78) alice0327 2024/01/14(Sun) 23:10:05

【赤】 七海 聖奈


 
[すうすうと寝息を立てる少女に
 血肉を求める狼が近づいているなどと
 本人は知りもしないまま、

 目隠しをされても、首輪と手枷をかけられても
 全く目を覚ます気配も見せない。]


 
(*79) alice0327 2024/01/14(Sun) 23:10:52

【赤】 七海 聖奈



[絶対に安全なはずの自室、

 意識のない状態でも冷たい手が這っていく感覚を
 身体は律儀に拾うせいで、
 時折色っぽく吐息が漏れる。


 
頭をなでられれば甘えるようにほんの少し身体が動き、

 
結果的に侵入者がより触りやすくなってしまう。


 毎夜のように自慰を続けていた身体は
 与えられる刺激には正直に反応して快感に変える。


 
眠っているのに。……いや、眠っているから。]


 
(*80) alice0327 2024/01/14(Sun) 23:12:24

【赤】 七海 聖奈



   
んっ……んふ……



[びくっと身体が跳ねて
 抵抗するようにかちゃりと手枷が鳴っても 
 まだ、少女は目覚めない。


 大切な人にしか見せないはずの場所を
 勝手に晒されているのに何の抵抗もせず
 脚を閉じることさえせず。


 弄ぶような指先が秘所に触れたなら
 既に刺激に反応して少し濡れてしまっているのも
 毎夜のように刺激され続けた秘部が
 悦楽の予感に期待して
 ひくつきながら男を誘っているのに気づくのは簡単。]


 
(*81) alice0327 2024/01/14(Sun) 23:13:07

【赤】 七海 聖奈



[誰にも触れさせたことのなかった場所、
 でも、何度も絶頂を味わってしまったそこは
 与えられる快感を何処までも素直に受け取ってしまう。]*


  
(*82) alice0327 2024/01/14(Sun) 23:13:31