人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【独】 偽冒険者 キンウ

/*
おおっ!おおお!
キンウのまだ公開していない設定に、日輪の国周辺で紛争があったというのがあるんですのよ!>スティグ>>0:166
(-61) rin 2022/05/21(Sat) 9:21:04

【独】 偽冒険者 キンウ

/*
あ、会話を一文字分下げるのを忘れた…>>0:145

レイ、ヴィム、ウーヴェ、ノア(敬称略)の書式みやすいね。
[のあと、一文字あけるやつ。
どうやってるの?一個一個空白を打つのじゃなく、やり方あるんだろうか?
両端から文字数を二文字減らさなきゃならないかもだけど。
(-62) rin 2022/05/21(Sat) 9:51:30

【独】 偽冒険者 キンウ

/*
>ヴィム、薔薇の似合う男め!(誉めてる)
コゲ猫さんでしょ、知ってる(違ったら恥ずかしいヤツ)
入村文の不穏な会話、ドキドキした!

>エアハート
美味しい人参で絆を深めた>>102
これには笑いました!

>カイル
東洋風の料理のくだりを黄色の文字にしてくれたのは>>153
キンウのカラー?を意識してくれたのかな、ありがとう。

今まで他にも感想を書きたい所は多々あったのですが、取り合えずここまで。挟み込める時間があったら、また書きます。
(と言いつつ、いつも村閉じ前に時間が足りなくなるんだ…)
(-63) rin 2022/05/21(Sat) 10:18:43

【人】 偽冒険者 キンウ

 
──昔話@──

[5歳年上のギョクトとは一緒に育った。
けれど、一度も兄と思ったことはない。


自分とはあまりにもかけ離れていたからだ。
そしてそれは、里中の者が思っていたことでもあった。
“取り換え子”……そんな噂がまことしやかに囁かれる程。


抜けるような白い肌に、蒼みががった銀の髪。
青い瞳は空の色とも海の色ともつかぬ。
光の加減で、空と海の間を揺蕩うような、そんな色だ。
日輪の国にある伝説の、青い目の月兎の顕現した姿さながら。

色素の薄い容姿は貴人の持つべきものだったが
それだけでは里では浮いて、仲間外れになる可能性もあった。
けれどもそうはならなかった。
それどころか、周囲の憧憬を一身に集めた。

──圧倒的な力を持っていたから。

彼は、里の者が生まれながらに持つ身体能力の高さと
貴人の持つ巫力(西方では魔法と呼ぶだろうか)
その両方を持っていた]
(188) rin 2022/05/21(Sat) 13:20:35

【人】 偽冒険者 キンウ

[日輪の国は
真名を呼ばれると魔に引き込まれるという言い伝えがあり
(真偽の程はさだかではない)

幼い頃は幼名で呼ばれ、元服すれば“あざな”をもらう。
元服とは、里では一人前の“シノビ”になることと同義。
元服の年齢には幅があるが
天才は11才で月兎ギョクトの名を負った。
ギョクトは影忍ではなく陽忍に配属されたので
もしかしたら外国とつくにの記録にも彼の功績(あるいは悪行)を
遺しているかもしれない。
ただし、あったとしてその記録は、22才で止まっているだろう。


ギョクトは後輩の育成係も請け負った。
落ちこぼれとみなされていた自分が
14才で黒点キンウの名をもらえたのも
彼のおかげだ。

配属されたのは影忍で
残念ながら部隊こそ違ったものの
話す機会もあれば共闘する場面もあり
そのままずっと
彼の背中を追いかけていくのだと思っていた
]
(189) rin 2022/05/21(Sat) 13:31:09

【人】 偽冒険者 キンウ

[ところがその二年後、転機が訪れる。
ギョクトが日輪の国の女帝直属の部隊に引き抜かれたのだ。
様々な憶測が飛び交ったが
女帝の愛人として侍らされたのではないかという
その噂には心が陰った。


一年が過ぎた。
その間、ギョクトと会うことはなかった。
多くの東の国々を巻き込んだ戦火の残光の中>>166
二人が相見えるその日まで
]**
(190) rin 2022/05/21(Sat) 13:33:20

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──城下町・花屋付近──

 あ、薔薇そうびが……
 
これって美味しいの?


[掌の上の花びらと
天馬に食べられるそれを交互に見ながら>>0:243]

 だって、驚いたんだよ。
 ね、フィアンメッタも花が舞い上がる所を見たよね?

[同行者に同意を求めるように、振り返る]

 あ……

[フィアンメッタの足元にも(それとももう拾われていたか)
件の花びらがあった>>0:149]
(261) rin 2022/05/21(Sat) 21:33:06

【人】 偽冒険者 キンウ

[初対面の男性に件の声が聞こえたかを問うのは憚られたが
フィアンメッタには聞いてみようかと思ったところで
天馬からの熱視線(?)に気づく>>0:244
ぐい、と触りやすいように差し出された翼を前にして]

 わぁああ、触ってもいいの?
 この子、何て名前?

[天馬の美しい毛並みに気を取られて
不思議な声のことを話題に出すのを忘れてしまう。
またしても、持ち主より先に
おそらくは愛馬であろう名前を尋ねてみてから]

 あ、アタシはキンウ。アンタ…貴方は?

[相手が年上らしく見えたので、言い直した。
you
の発音を柔らかくしただけだけれど。

袖すりあうも多生の縁とか。
勿論、故郷の言い伝えのように
名前を呪いに使おうというのではないよ。>>0:189


──ただ、教えてくれるのなら出来る限り覚えておきたかったのだ。
太く短く生きるかもしれない、この旅の途中の、全てを]**
(262) rin 2022/05/21(Sat) 21:44:35
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。
(a26) rin 2022/05/21(Sat) 22:14:28

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──城下町〜薬草の咲いている崖へ──

[城下町の花屋付近で話していたのは
どれくらいの時間だったか。

あの後エアハートは買い出しに行ったのかもしれないし
フィアンメッタとはどこまで一緒だっただろう。


彼女とは色んな話をした。
それこそ、今日知り合ったばかりだとは、思えないほどに。
数か国語の簡単な読み書きはできるけれども
下層階級の出でも、元の職業柄
外国とつくにの言葉を学ぶ必要性があったんだ。

発音の悪いアタシの話を、ゆっくりと聞いてくれた。

話の内容は、そう、多分氷山の一角なんだろうけれど
お互い突っつき過ぎず、けれども気遣いも感じられて、
程よい距離感が心地よかった]

 
何処にあるか分からない神語りの里…!
>>0:264
 聞いたことあるよ、ギョクトに教えてもらった。

[思わずその名が口をついて出た……三年ぶりのことだった]
(285) rin 2022/05/21(Sat) 23:47:10

【人】 偽冒険者 キンウ


 あ、ギョクトっていうのはね、兄の名前なんだ。
 とても物知りでね。
 とはいえ、そんなに詳しくは聞いてないけど。

[“兄”だと、すんなり言えたのも自分ながら驚きだった。

フィアンメッタの外見が
ちょっとギョクトに似ているからかもしれない…
と想ったのは、今はまだ口に出さずにおこう
]

 ほっとけない?>>0:269

[そんな言葉を聞いたのは、随分昔の話だ]

 あー、そうなんだー。
 フィアンメッタも、わりと、新しいんだ、ここ。


 んー、既にここに一人???

[ワンテンポ遅れて、その言葉の意味する所に気づいて
──
笑った
]*
(286) rin 2022/05/21(Sat) 23:50:56

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──薬草の咲いている崖──

 うへぇー。思ったより高い所に咲いてんなー。
 ……でも、大丈夫。これも美味い夕飯のため!

[くるくると回した鍵縄を、崖に向かって、ぶん、と投げる。
鴉の爪のような鍵が、斜面から突き出た太い木の枝に巻き付く。

次の瞬間には、たん、と飛んで。
縄が弧を描く反動を利用し
鍵が巻き付いた枝よりさらに高い位置にある枝に飛びつく。

薬草の白い花に向かって、思いっきり手を伸ばす。

もしもフィアンメッタがここまで付いてきてくれたなら
足を滑らせそうになった時
彼女の支援魔法を体感する機会もあったかもしれないね?
]**
(287) rin 2022/05/21(Sat) 23:54:41

【秘】 預言者 フィアンメッタ → 偽冒険者 キンウ



  
―――――私を必要としてくれたみたいで。


  
(-103) alice0327 2022/05/22(Sun) 1:09:57

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──薬草の咲いている崖──

[襟元に隠したしころを使うまでもなく
白い花が開いた薬草の茎は案外簡単に手折ることができた。
一つ二つと腰袋に詰め込む。

より多くの花をと欲が出て
鍵縄を投げ、枝から枝へ飛び移るのを繰り返す。

そんな中、ふと
先程のフィアンメッタの頬の色を思い浮かべた>>318
面映ゆいような、何年ぶりかの温かな感情が去来する]
(353) rin 2022/05/22(Sun) 13:06:10

【秘】 偽冒険者 キンウ → フィアンメッタ


[アタシのことを気にかけてくれる──まるで友達みたいに]
(-117) rin 2022/05/22(Sun) 13:07:05

【人】 偽冒険者 キンウ

[採取を繰り返すうち、随分高い所まで来てしまった]

 まあ、ここから落ちても死にはしないだろうけど。

[大怪我をすることはあるかもなぁ……
──今日はこれで仕舞いだ。

自分の能力を測りながら、それでも慎重に
鍵縄を伝って降りようとしたのだったが]

 ……あっ!

[何のはずみか
鍵がしっかり絡まっているはずの枝が
ぽきりと、折れた。
]
(354) rin 2022/05/22(Sun) 13:09:11

【人】 偽冒険者 キンウ

[慌てたのは一瞬。
高所から飛び降りる猫のように
手足を開き落下速度を調節、
体をねじりながら柔らかな草場の上に着地する]


 あっぶなー。ギリギリだった。

[空中で態勢を立て直すのが
もうちょっとでも遅かったのならと、冷や汗が出る。
別れ際にフィアンメッタがかけてくれた巫力のようなもの>>322
──もしかして、あれのおかげか、と首を傾げた。

と、その時
]
(355) rin 2022/05/22(Sun) 13:13:17

【人】 偽冒険者 キンウ

──ヒュン!!!
(364) rin 2022/05/22(Sun) 13:15:03

【人】 偽冒険者 キンウ

[と、傾げた
首筋ギリギリ
の所を何かがかすめていった。


飛び去った物が何なのか、視認のできない大きさと速さだった。
                   
偶然か必然か


ぷつっと
首筋にもりあがる血
──かすり傷を指でなぞって
一つだけわかったことがある。

──今度こそ本当に命拾いしたようだ
]


 
……頼りになるじゃん。


[フィアンメッタの顔を思い浮かべて、独り言ちた]**
(365) rin 2022/05/22(Sun) 13:23:47

【独】 偽冒険者 キンウ

/*
相変わらず、たったこれだけの装飾に時間がかかるアタシ!
そのわりに、皆さんに比べて見やすさがイマイチっていうね!

もたもたしてたら、ノアさんをサンドしてしまったね。
ごめんね。まあ、何とかギリギリセーフな感じかな?
(-119) rin 2022/05/22(Sun) 13:31:33

【独】 偽冒険者 キンウ

/*
>フィアンメッタ
昼、灰に書き込む時間がなかったのですが
めっちゃかわいいっ>>0:318
それに続く>>0:319>>0:320の間の、キラー秘話がまた…!
男性キャラなら落ちてたね!
(もうか?!はやい、中の人がちょろい?)
女子同士というのも良きものです…変な意味ではないよ?

丁寧な心理描写が、最初からアリスさんっぽい?
と思ってるんだけど、書式が違うんで確信を持てないでいます。

だけど、滅国を預言して見せた女性>>0:266というのが
カッサンドラさんを感じるので、やっぱりアリスさん?
(これも違ったら恥ずかしいやつ)
(-129) rin 2022/05/22(Sun) 18:25:07

【独】 偽冒険者 キンウ

/*
友達になりたいフィアンメッタ、楽しくて優しいエアハート、
既にして脳内でキンウが
生者でパーティー組みたいって語りかけて来るんだけど
どうしよう←
(他のお二人はまだ接触してないのでね、この先楽しみです)

なお、ゴーストに引かれたい、引かれたくない、は
当初の予定では半々の気持ちで入村しました。
(ゴーストの皆さんも、皆魅力的なので、これから楽しみです)

あと、酒場が開く前に周辺に行ってみるのは考えていたのですが
もう時間ないし、三番煎じになるのでやめますね(苦笑)
(-130) rin 2022/05/22(Sun) 18:27:07

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──薬草の咲いている崖〜城下町──

[少し離れた所に枝ごと落ちていた、鍵縄を回収する。
枝の折れ口を確認するのも忘れない。
…どうやら、こちらは自然に折れたもののようだ]

 あー、しまった!

[腰袋を探ってみるが、消毒薬を切らしていた。
首のかすり傷はさして痛みもしないが、念には念を。

多少の毒には体を慣らしてあるけれど。
西洋には
タランチュラの猛毒
なんていうのもあるらしいが
今現在こうしていられるのだから、その類ではなかろう。

消毒薬くらいなら、ギルドに置いていないだろうか。
なければ薬屋を教えてもらおう。

そう考えて、まずは
かさばる薬草を納品してしまおうと歩を進め、
とにもかくにもギルドまで、迷わずに戻ったのだった]
(430) rin 2022/05/22(Sun) 21:09:24

【人】 偽冒険者 キンウ

[ギルドで聞いてみると
予想通り、常備の消毒薬があった。
冒険者が使う分にはサービスということで
これ幸いと、首筋に振りかける。

その間に薬草を換金してもらい
懐が暖かくなった。

さて、噂の海鮮料理を食べに行くぞ!と思ったが
“あっちの方”という程度にしか
『MiraggiO』の場所を知らないことに気づいた]
(431) rin 2022/05/22(Sun) 21:12:26

【人】 偽冒険者 キンウ

[ギルドを後にして
誰かに道を聞けないかと、ウロウロ歩き回る。
この街にはまだたった二人しか知り合いはいないのだが


どのくらいそうしていたか。
道を知る誰かに会うことはできたのか。
──少し先の道端に
点々と
青い色

ほの光るように散在するのが見えた>>280]*

 
……招かれている?


[腰袋に入れていた青薔薇の花弁を蓋の上から押さえながら
この時に至って、ようやくそう思った。

奇しくもエアハートが、今の自分と
あの時同じことを思っていたとは>>243
知りもせず
]**
(446) rin 2022/05/22(Sun) 21:23:38

【独】 偽冒険者 キンウ

/*
あ、ウーヴェさんをサンドしてしまった…と思い、
25秒以内に消そうと思ったら間に合わず、
それでも一度トップページにいって戻ってきたら、
サンドが何とかなるように戻っているのは何故だろう???
直して下さってるの?それとも偶然?
(-138) rin 2022/05/22(Sun) 21:28:27

【人】 偽冒険者 キンウ

──昔話➁──


 
西へ征け!!“  ”!!!


[呪をかけたのは、ギョクトだった──]
(475) rin 2022/05/22(Sun) 23:08:53

【人】 偽冒険者 キンウ


 
やっと会えたね


            
何故泣いている?


 
説明してらんない


            
そうだな、それどころじゃない

                             


[炎が。
剣戟の閃光が。
そして運命の歯車が音を立てて軋む。

残った味方はお互いだけ。
初めてだった。
たった二人で共闘したのは。

キン、と音が鳴って、アタシの忍者刀が折れた。
敵から私を庇うように間に飛び込むギョクト。
それはフェイクで。
アタシは、横跳びに飛んで敵の後ろに回り込む。

プスリ。
太く長い針が延髄に沈んでゆく。

──なぜか、ギョクトの顔が痛ましそうに歪んだ]
(476) rin 2022/05/22(Sun) 23:11:38

【人】 偽冒険者 キンウ


 
お前はこの機に乗じて逃げろ


            
なんで?!


 
“抜けろ”と言っている


            
できるわけないよ


 
向いていないんだ、最初からお前には


[ぐっと言葉に詰まる。

敵の救援部隊の足音が迫る]

 
できるわけないよ。掟が…一生追手が


            
お前なら切り抜けられる


 
無理…なら、ギョクトも一緒に行こう


            
俺は女帝の不義の子だ

            
母を見捨てられない


 
……っ!!!
(477) rin 2022/05/22(Sun) 23:13:29

【人】 偽冒険者 キンウ


[女帝の愛人じゃなかったんだ!親子だったんだ。
なら、なら、アタシ達は……
アタシは想いを閉じ込めなくてもよかったの?]


 
アタシ達は兄妹じゃないの?


            
半分はな…俺達は異母兄妹だ



[大きく膨らんだ希望は、一瞬のうちに潰えた。

もっと順を追って静かに聞けたのなら、
状況は違っていたかもしれない。

しかし事態は逼迫していた。
敵の足音がすぐそこまで迫っていた。
気持ちがぐちゃぐちゃだった。
このまま続けて戦えるとは思えなかった]



 
西へ征け!!“ 陽葵ヒマリ ”!!!



[ギョクトが呪をかけた──………]
(478) rin 2022/05/22(Sun) 23:16:23

【人】 偽冒険者 キンウ


[あまりにも漠然とした西という場所。

それが例えば
オケアノスの海世界の果て
を指すのか
ニルヴァーナ彼方の楽園
を指すのか

……今もわからない]**
(479) rin 2022/05/22(Sun) 23:20:21
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。
(a38) rin 2022/05/22(Sun) 23:44:33