人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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【独】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

/*
おもしろいぐらい表動かないな。
みんな窓でいちゃいちゃしてるんでしょ、知ってる。
(-37) milkxxxx 2022/05/20(Fri) 1:10:26

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[彼の手が大胆に動く度に熱が高まる。
胸を擽る手が、柔らかな肉を揉みしだけば、
僅かに息が上がり、はふ、と喉を反らして呼気を逃した。

愛撫に夢中になっていれば、
頭上から降り落ちる声に惚けた顔で彼を見上げる。]


 ……ん、……ぁ、うん……、


[脱がせるのではなく、自ら脱がせるように出される指示は、
酷く恥ずかしく羞恥心を煽られる。

躊躇うように瞼を伏せて、きゅ、とシャツの裾を両手で掴む。
ただ、こうしていても手伝ってくれないのは知っているから、
身を起こして、おずおずと裾をたくし上げていく。

シャツの下から日に焼けていない肌が覗く、
彼の手によってズらされたショーツが、
更に上へと持ち上げれば、何も着けていない双丘が顕になった。]
(+15) milkxxxx 2022/05/20(Fri) 21:36:14

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[内側へと沈んだ指は、くちゅりと音を立てて淫芽を撫でる。]


 ひぁ、んッ……ぁ、そこ、だめっ……
  

[は、は、と息を乱して被りを振れば、
その言葉が届いたのか指はすぐさま離れていく。
思わず物足りなさに、ぁ……と、名残惜しむような声が漏れた。

更に追い打ちをかけるように愛撫が止まる。
シャツまで脱がせておいて、そんなことを言うのだこの男は。

中途半端に高められた熱で身体が疼く。
離れていきそうになる彼の袖の端を、つん、と引いた。]

 
 ……や、じゃないって……知ってるくせに、
 どうして、そんなこと言うの……?

 …………テンガンの、いじわる……


[上目遣いに熱に潤んだ瞳を向けて、もう一度袖を引く。]
(+16) milkxxxx 2022/05/20(Fri) 21:36:38

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[突然の告白めいたものに驚いてばかりいれば、
今度はあっさりと身を引かれてしまった。

急転直下の変化に対応しきれずに困惑する。
ひとまずと抱きついたままの状態から
身を離して、ほぅ、とため息を付いた。]


 ……し、信じないわけじゃないけど、
 びっくりしたんだもん……。

 それに、聞かなかったことになんて、
 今更無理だよぉ……。


[それとも本当に冗談だったのだろうか。
いや、軽口で冗談を言う人ではないことは知っているけれど。
真顔で冗談を言う人でもない、ような、……気もする。]
(76) milkxxxx 2022/05/20(Fri) 21:37:13

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[何せ身構えてもいなかったことだ。
驚きが勝ってしまって、ときめきなんてものが吹き飛んでしまった。

……ちら、と盗み見るように彼の表情を伺う。
何でもないような表情。
すぐさま移動しようだなんて切り替える機転の速さ。
今し方告白しました。みたいな様子が微塵も感じられない。

また、妙な間が空いてしまった。

じ、と彼を見つめて、ぽつりと呟くように零す。]


 ……本当に、私のことが好き、なの?


[もう一度、確かめるように。そう尋ねた。*]
(77) milkxxxx 2022/05/20(Fri) 21:37:28

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



 ……ん、いいよ……?


[痕を付けるのは所有欲の証だろうか。
確認するように問われれば、顔を伏せたまま
小さく、こくりと頷いた。

彼の唇が肌を滑って、ちり、と微かに痛みのような痺れが走る。
うなじに、それから胸元に。
見えない箇所は自分で確かめることは出来ないけれど、
彼が痕を残す度に、彼だけのものになったような気がして、
ぞくりと粟立つように肌が震えた。]

 
 ……痕、つけられるの、
……すき。



[胸元に残された痣のような痕を、指先でなぞって微笑む。
また、一つ、彼に近づいたような気がして、嬉しかった。

自身では見えない箇所。
だが、髪を揺らせば見える位置に痕があることも、
それが他の男性への牽制になっているということは、
ミン自身は気づいてはいない。]
(+19) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 2:05:00

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[肌に痕を残していく癖に、言葉では甘く非難を向ける。
嫌がることはしたくないといいながら、
言わせようとする言葉は、ミンナにとっては口にしづらく、
薄く唇を噛んで、再び目を伏せてしまった。

宥めるように落とされるキスが、機嫌を取るように。
優しく降り落ちて言葉の続きを求めてくる。

鼻先が触れ合うほどの距離、目尻を朱に染め上げたまま、
ちゅ、と彼の唇を啄んで、小さく小さく口にする。]


 
……ちゃんと、さわって……?

 
 テンガンの手で……、
 ……さっきの、つづき、……してほしい……


[唇を触れ合わせたまま、袖を引く手がきゅうと丸まった。]
(+20) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 2:05:22

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[返ってきた言葉は想像していたよりも冷たく、意外なものだった。『興味がない』なんて言われて思わず、むっとしてしまう。]


 違……っ!
 興味がないなんて言ってないじゃない!

 テンガンくんが顔や態度に出ないからでしょう?
 そんなの気づけるはずないもん。

 さっきだって、好きって言ったら信じる?って、
 聞き返したら、聞かなかったことにしてくれ、だなんて。
 
 じゃあ信じなかったらどうするの?
 本当に聞かなかったことにしてもいいのね!?


[一言、口に出てしまえばもやもやしていた感情が爆発して、
だんだんムカムカしてきて、
売り言葉に買い言葉みたいな勢いで聞き返してしまった。]
(90) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 2:05:37

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ


[どうしてこんなにカチンときたのか分からない。
でも、興味がないなんて言われてしまえば、
そんなことない!と声を大にして言いたくなる程には怒っていた。

魔力供給だって慣れてきたし、
二人旅だって楽しいと思い始めてきていたところで。
テンガンくんのことを一つ知ることが出来る度に、
こんな一面もあるんだ、なんて思ったりして。
少しずつお互い仲良くなってきてるんだと思ってた。

私のことを気遣っていろんな場所に連れて行ってくれた。
新しい場所を見る度にはしゃいでしまったけど。

何度交わしても恥ずかしいキスだって、
彼にひとつひとつ丁寧に教えられながら覚えていった。
………なんか最近、供給の回数が多い気がするけど。

宿だって別々がいいって言ったら、ちゃんと探してくれた。
そりゃ彼は同じ宿のほうがいいって言うこともあったけど。

……と、ここまで考えて、ん?と首を傾げる。]
(91) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 2:05:58

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ





[もしかして、………………そういうこと、なの?]



 
(92) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 2:06:26

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[今更ながらに理解して、ぼっと火を吹くほどに赤面した。
わ、分かりやすいような分かりにくいような。

で、でも直接言葉にされたわけじゃなかったし!!
バディとしての好意だと思っていたし!!

なんて、わたわたしていれば。
テンガンが、またぽつりと言葉を落とした。

真っ赤になったまま彼を見上げれば、
彼もまたどこか頭上を見上げていて視線が合わない。
ただ、そんな態度は少し珍しい気がしてまじまじと見つめてしまった。

二度目の告白は、視線が合わないまま。
それでも言葉はしっかりと耳に届いて。]
(93) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 2:06:49

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ




 [――――
とくん
、と、胸が高鳴る音がした。]



 
(94) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 2:07:33

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[彼なりに照れているのだろうか。
そんな態度を見せられれば、怒りもどこへやら。
とくとくと、脈打つ心臓を右手で抑え、
じわりと熱を持ち始める頬を、左手で赤い部分を覆い隠す。]


 ……えっと、……その、
……ありがとう?




 
私も、テンガンくんのことは好き、……だよ?




 そ、それが恋かどうかはともかく!
 ……大事な、大事なパートナーだと思ってる。
 
 だから、…………今の言葉は、すごく、嬉しい。


[照れながらもそう口にして、
彼を再び見上げれば視線は合うだろうか。**]
(95) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 2:09:35

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[好きと告げたら同じ言葉が返ってくる。
その意図が、少しズレたような気がして小首を傾げた。

そのことにくすりと笑って、痕をなぞっていた手をあげて、
ちょんと人差し指で彼の唇をつつく。]


 ふふっ、そうじゃなくて、
 痕をつけられるのが好きってこと。

 ……もちろん、テンガンも好きだけど。


[新たに増えていく赤い花を、ン、と吐息を零して受け入れる。
頬に手を添えられたら、擦り寄るように掌に頬を寄せた。]


 もっと、たくさんつけて……?


[甘えるようにおねだりを。
顔を近づけて、唇に当てた人差し指の上から囁いた。]
(+24) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 13:28:59

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ


 ……ン、ぅ……っ、……


[彼が望む通りに口にすれば、再びキスが降りてくる。
スプリングの軋むベッドに横たえられて、
肩口まである髪がふわりとシーツに広がった。

意地悪はやっぱり、わざとだったみたいで。
そう教えられたら思わず拗ねてしまいそうになったけれど。
もう、やめないと言ってくれたから、こくりと素直に頷いた。

彼の長い指が再び、ゆっくりと秘裂を割って入り込んでくる。]


 ぁ、……ぁッ、ん、ンンっ……
 

[次第に指の動きが中を探るようなものになり、
つぷりと音を立てて指が増える頃には、僅かに息が上がっていた。]


 ……は、ぁッ、……ン、
 んん、……ぁッ、テンガン……ッ……


[再び熱が渦巻いてくる。
身体の中を指が這うのと同時に胸を舌先で愛撫されて、身悶えた。]
(+25) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 13:29:18

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[自身の憤りが確かに伝わって、彼も驚いた顔になる。
あまり表情に出さない彼でも分かるくらいの表情の変化は、
それだけに飽き足らず、目を丸くしていたものが、
ミンナの言葉で、逡巡に変わっていった。

言い淀む声に視線を向けながら、彼の様子を伺う。
困っているのか、言葉を探しているのか。
彼が見上げた先には、ただ、木の葉がゆらゆらと風に揺れていた。

少しの間、沈黙が訪れた。

私もなんて言葉にしていいか分からずに。
彼も私との距離を測りあぐねるように。

沈黙を破ったのは彼のほうが先で。
そよいで行く風にのって彼の声が届いてくる。]
(113) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 13:29:38

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[時間をくれるという言葉に、ほ、と安堵の息が洩れる。
告白を断ったつもりはないけれど、先延ばしにしてしまった。

そのことでまたバディを解消されるようなことになれば、
どうしようかと思っていたから。
今は、その答えが有り難く、うん、と頷くことで応えた。]


 ……うん、ありがとう。

 えっと、テンガンくんの気持ちは伝わったよ?
 私が鈍いだけで、気づけないところもあって……

 その……、
 次からは、ちゃんと男の人だって、意識するから!
 
 ……うん?
 意識するっていうのも、変な話だねっ!?
 あははっ、えっと、その……


[妙な宣言を彼をどう受け取っただろうか。
意識するからなんて言ってしまえば、
それは好意を受け止めるようなものではないか。

笑って誤魔化して、ぱたぱたと掌で団扇を作って赤くなった顔を仰ぐ。]
(114) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 13:29:50

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[ようやく視線が重なって、彼の視界に自身が映る。
その瞳の奥には好意が隠されている。

改めてそう思えば、ドキドキして手団扇で仰いでも
赤い顔はしばらくは収まることはなかった。

とくんとくんと、さっきから心臓がうるさくて。
聞こえないふりをするようにぶんぶんと首を振って顔を上げる。
謝罪の言葉には笑って、大丈夫!と応えて拳を作った。



それが、彼からの初めての告白の話で。
鈍い私はこれからも彼をやきもきさせる程、
待たせてしまうことになるのだけれど……。

待たせてしまった結果が、まさかあんなことになるなんて。
微塵も予想はしていなかったのだ。*]
(115) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 13:30:11

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

 
 それは……


[指の向こうで彼の唇が動く。
動く度に指の腹で唇の感覚を感じながら。

予想外の問いかけにきょとりと瞬いた。

見た目は大人びて見えるのに、時折こうして
子供みたいな反応をする。
くすりと、笑いが込み上げて。

充てがった人差し指でふに、と彼の唇を押し返した。]


 ……テンガンに決まってるじゃない。
 痕をつけられるのも、君だから嬉しいんだよ?


[双眸を細めて、唇から指を離す代わりに、
ちゅ、と己の唇を押し付けた。
彼の満足のいく答えにはなっただろうか。

指を離せば彼の唇が下方へと降りていく。
彼によって与えられていく花が、身体中に咲き誇る。
彼のものだと言われているような気がして、うっそりと微笑んだ。]
(+28) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 19:19:22

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[彼の指が蠢く度に、愛液が溢れ淫らな音を立てていく。
次第に息が上がり、身を捩っても逃すことはないと手が追いかける。
指に翻弄されながら、身体の熱を吐息で逃していれば、
また、意地悪な質問をされた。

熱を持った頬が、朱に染まる。
どうして口に出しにくいことを言わせたがるのか。
問いかけながら埋まった指が動けば、
くちゅりとまた淫猥な音がして、快感を煽った。]


 ……ぅ、ン……、ほしい……ッ……


[快感に犯された脳裏が常識的な判断を奪う。
気づけば彼の望むようにその先を、口にして。
その期待に、きゅう、と膣が彼の指を甘く締め付けた。]
(+29) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 19:19:35

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[テンガンくんからの告白があって以降も旅は続いた。
意識して欲しいと、言われた通り。
自然と彼の行動に目が行くようになった。

不意に視線が合えばどきりとするし、
庇うように背を抱かれたら近づいた距離に緊張する。

あの日から鳴り止まない胸はとくとくと鼓動が早くなって、
落ち着かない日々が続いた。

なのに彼ときたら……、
告白以前より距離を詰めるようになってきて困る!!]
(120) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 19:19:55

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ


[魔力補給の時には、キスだけでも息が上がってしまうのに、
妙に腰を抱く手つきがいやらしくて、
供給だけだと分かっているのにえっちな気分になるし!

出歩くときも、前までは一人での行動もあったはずなのに、
今ではぴったりと横についてくるようになった。

仕上げには、一緒のベッドで寝ようという提案までしてきて。]


 そういうことはちゃんとお付き合いしてから
 じゃないとダメって言ったでしょう!?


[と、顔を真っ赤にして注意することもあった。ありました。]
(121) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 19:20:08

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[そんなことがありながらも、旅を続けているのは、
やっぱりバディとして頼りになるからだし、
隣りにいても居心地が悪いわけじゃないし、
彼が私に対して優しいということも、
いやという程、分かってくるようになったわけで。

つまり、そんな彼の行動が、いやなわけじゃなく。
時には困ったりもしながらも、楽しんでもいる自身が居て。

時々、一人になった夜に彼の言葉を思い出してしまう。>>116

 
 バディ解消は、やだな……。


[そう思うほどには、彼のことは気になっていて。

自覚のない恋心が淡く育っていることに、
自身でも気づいていなかった。]
(122) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 19:20:35

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[そんなある日、魔物との戦闘が終わった後に、
いつものように魔力供給を彼から求められた。

木の陰を選んで、瞳を閉じれば彼の唇が唇に触れる。
ゆっくりと割り込むように舌先が入り込んできて、
次第に深くなっていく口付けに、小さく喘いだ。]


 ……ンッ、ぅ……


[ぴくりと瞼が動く。薄っすらと瞳を開けば
彼の表情が目に飛び込んできて、蒼の瞳が映り込む。
その瞳にしばらく釘付けになっていれば、
彼の手が蠢いて腰や脇腹を撫で始めた。]


 ……ぷ、ぁ……っ、……
 テンガンッ……、だめだってば……!

 も、うッ、補給も終わりっ!


[また妙に鼓動が早くなった気がして慌てて離れる。
くっついているとドキドキが彼に聞こえてしまいそうだったから。]
(123) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 19:20:59

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[少し距離を取って、ふぅと胸を撫で下ろす。
随分と慣れてきたとはいえ、未だに慣れないキスは、
魔力供給する度に、息が上がってしまうから。

そうして落ち着きを取り戻そうとしていれば、不意に頬に雫が当たった。]


 ……ん……?


[頭上を見上げれば、暗い雲が辺りを覆っている。
ぽつり、また額に雫が当たって、本格的に雨は降り出していた。
テンガンも気づいたのか、その声に慌てて肯く。]


 ……うんっ、大丈夫!
 どこか、雨宿りできるところ探しましょうっ。


[掌で庇を作り、視界を守りながら荷物を持って駆け出す。
街から離れた場所だったから、
雨宿りできるなんてないのかもと思っていたけれど、
森の中を走っていれば、大きな建物が見えてきたのだった。*]
(124) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 19:21:17

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[身体中にキスを落とされて、痕が残る。
彼が愛さなかった場所なんてどこにもないくらい、
唇が降り落ちて、衣服では隠せない場所にまで
痕が残れば、流石に少し気恥ずかしかった。]


 ……ぁんっ、……そこは、
 隠せないから、……恥ずかしいよ……


[ふくらはぎに点いた痕を確かめるように、
膝を折り曲げて視線を落とす。
薄っすらとうっ血した痕の印。
きっとしばらくは消えないだろう。

少し照れたように俯いて、彼の腰元に膝を擦り付けた。]
(+32) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 22:32:48

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[熱を高められて、は、は、と細く呼吸を紡ぐ。
指が抜けて、彼の身体が離れていく間も、
胸を小さく喘がせながら、呼吸を整えるのに必死だった。

ベッドに沈んだまま、彼が準備するのを見つめる。
下衣を脱ぎ去って、下着が膨らんでいるのが分かる。
私の姿を見て彼も興奮しているのだと分かれば、
また、とくりと胸が高鳴った。

避妊は魔法を使用しても出来る。
それは、旅に出る前にしっかりと母から教えられた。
『いつか好きな人と、褥を共にする時に使いなさい』と、
教えられたその魔法は、時折テンガンとの間で
使われることもあるけれど、彼が自ら準備をしてくれるなら必要ない。
薄皮一枚があることで、直接彼の熱さを感じることはできないけれど、
愛し合うことには代わりはないから。

屹立した彼のモノに薄皮が施されていくところを、
なんとなくじっと見つめてしまう。

今からあの大きいものが、自身の中に入るのだと思えば、
こくりと小さく、喉が鳴った。]
(+33) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 22:32:57

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[強くなってきた雨から逃れるように、館の玄関の軒先に飛び込む。
僅かな庇があるだけで地面に叩きつけられる雨は、
地を反射して足元もからも水気を残していく。
これは、しばらく止む気配はなさそうだ。]


 だめ、庇ったけど結構濡れちゃった……。

 困ったね……、でも、お屋敷が合ってよかったね。
 中に人いるかな?


[着ていた服は身体のラインに張り付くように
水気を含んでぴったりと肌にくっついている。

上の大きなジャケットは、身体との合間に空気を取り込めば、
少し膨らんで張り付いた肌から剥がすことが出来た。
だが、中のキャミソールにまで水気は吸い込んでいて、
さすがに少し着心地が悪い。]
(129) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 22:33:16

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[トントン、と館の扉をノックして応答を待つ。
反応はなかった。

テンガンが館のドアを開けば簡単に、玄関が開いた。
中から物音はしない。どころか、人の気配もなかった。]


 ……えっ、勝手に入っちゃって大丈夫?
 

[その動向に少し驚きつつも、外は雨が酷くなるばかり。
仕方なく、おじゃましまぁす。と小さく断りを入れて、
自身もテンガンの後に続いた。

シン、と静まった大きな館は、外の雨のせいか、
少し重暗く感じてしまう。
その雰囲気がちょっとだけ怖く感じて、
思わず、すすす、とテンガンの後ろに張り付いた。]
(130) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 22:35:38

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ




 なんか、ちょっと怖いね……?
 人、居ないのかな。

 勝手に入っちゃったけど、怒られたりしないよね……?


[縋るように、テンガンの濡れた服をちょんと掴んで。
きょろきょろと辺りを見回した。

家具はついさっきまで人が住んでいるかのように、
取り揃えられているのに、灯りはなく、
人の気配はしない。
そのアンバランスさが返って不気味で、不安を煽った。*]
(131) milkxxxx 2022/05/21(Sat) 22:35:51