人狼物語 三日月国


26 【身内】朧月夜とお散歩犬【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


フー フー

檜扇 レオ フー

早乙女 太郎 フー

マナ フー

ルー フー

街路灯 フー

フー6票

処刑対象:フー、結果:成功

束縛:マナルー

束縛:ルーマナ

[犠牲者リスト]
該当者なし

本日の生存者:檜扇 レオ、早乙女 太郎、マナ、ルー、街路灯以上5名

【恋】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[興味を引かれるものには
 異常なまでに熱中する癖がある。

 今がまさに、その状態だった。]



   けど、……何?



[無意識だったとはいえ
 己の脚が与えてしまった刺激に
 顕著な反応が返されて、好奇心が更に高まる。>>5:?16

 ”けど” も
 ”でも” も無しだ。>>5:?17

 見たいものは見たいし
 知りたいものは知りたいんだ、俺は。

 反論があれば全て
 言いくるめてしまうつもりで続きを促した。]
 
(?0) るに 2020/05/04(Mon) 4:06:12

【神】 ルーを愛してるダメ飼い主 マナ

 


   んん……っ



[しょろしょろ……って控えめに
 マナのお股からおしっこが出始めると
 ルーがまずは手で受け止めてくれた。>>5:G9

 それから口で。>>5:G10

 ルーの口の中でじょぼぼ……って音が鳴るから
 おしっこをしてるって強く自覚させられる。

 ルーに、ほんとに、かけちゃってるんだ……。]
 
(G0) ながれ 2020/05/04(Mon) 11:14:04

【神】 ルーを愛してるダメ飼い主 マナ

 
[マナはルーにヒトの生き方を
 教えなきゃいけないのに
 間違ったことを教えちゃってる。

 マナの吐く言葉を信じて
 マナの色に染まっていくルーが
 愛おしくて堪らないよ。

 足の先も手の先もジィンと温かくて
 お腹の奥が切なく疼いている。

 気持ちいい……。]
 
(G1) ながれ 2020/05/04(Mon) 11:14:23

【神】 ルーを愛してるダメ飼い主 マナ

 


   ひゃ……っ!?
   ……ああ、ルー、いいこ……っ



[口を閉じたルーが脚の間を通ろうとする。>>5:G10

 ちょっと驚いたけど、
 全身に浴びようとしてくれてるだと気付いて
 左足、右足と内股気味に脚を開いて
 受け入れて、ルーを褒めた。

 ルーの毛皮が脚に擦れるのも、気持ちいいよ。]
 
(G2) ながれ 2020/05/04(Mon) 11:14:40

【神】 ルーを愛してるダメ飼い主 マナ

 


   ……んんっ



[ぼたぼたびしゃびしゃと
 ルーの毛皮に垂らすように
 おしっこを出し終えた。

 足の間から出てきたルーが
 にこぉって笑顔を見せてくれる。>>5:G11

 四つ足の動きも表情も
 犬型のときを彷彿とさせられる。
 かわいいよぉ。]
 
(G3) ながれ 2020/05/04(Mon) 11:14:54

【神】 ルーを愛してるダメ飼い主 マナ

 


   ……飲んでくれて……嬉しい


[お話してくれないことを不思議に思ってたら
 口の中にずっと溜めてたらしくて
 目の前で美味しそうに飲み込まれた。>>5:G12

 ルーの胃の中にマナがいるって思ったら
 つられて笑顔になる。

 ルーは全身濡れて、黒い毛が肌に張り付いちゃってる。
 身体をぶるぶるするのを予測したけど……、
 そうはしないようだ。

 尻尾だけは元気に動いて散らしちゃってるけど
 マナのおしっこを身に纏っていたいみたい。

 本当にかわいい。]
 
(G4) ながれ 2020/05/04(Mon) 11:15:29

【神】 ルーを愛してるダメ飼い主 マナ

 


   マナもすき、だいすき、ちょぉすきっ
   ルーをあいしてるよぉ

   ……んんっ



[ホットケーキの上の蜂蜜みたいに
 甘い声で愛を伝えていると
 ふるる……と全身が震えた。]
 
(G5) ながれ 2020/05/04(Mon) 11:22:25

【神】 ルーを愛してるダメ飼い主 マナ

 


   ……冷えちゃったみたい
   お風呂、浸かってあったまる……?



[ルーはどうしたいかな。
 もし匂いを流したくないというなら
 ルーに抱きついて暖を取ろうと思うけど。**]
 
(G6) ながれ 2020/05/04(Mon) 11:26:57

【恋】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[だけど、先程に引き続き
 病室の空気と俺の鼓膜を揺らしたのは
 彼の艶めかしい声で、>>5:?18

 説得するより前に導かれる手と
 擦り付けられる陰茎に、口の端を上げる。]



    タロ… えっろ…い、………ッん



[溢れ出る温かい血、脈打つ臓物以外では
 ぴくりとも来ない
 己の中の何かが反応しているのか、

 彼の薄い腹に擦れる
 物理的な刺激以上の快感が走って
 自分の声も、淫蕩さを纏って常になく跳ねた。]
 
(?1) るに 2020/05/04(Mon) 11:36:29

【恋】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[時計の針の位置を
 視線だけで素早く確認すると

 にっ、と笑う。

 タロが傍に居る間は
 症状が安定していることもあって>>3:?4
 食事が運び込まれる以外に
 医療スタッフが訪れることはない。

 お手伝いの鈴江さんが
 様子を見に来てくれるのも朝一番で
 不足の品や要件を特に依頼していないから
 今日の来院はもう無いだろう。

 時間は、程々にあった。]
 
(?2) るに 2020/05/04(Mon) 12:12:10

【恋】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 


   わかった…、っ

   今、楽にしてやるから、声だけ我慢して?



[ただし、不審がられれば
 その限りではないから
 己への自戒も込めて、釘を刺す。

 思いっきり啼かせてみたい気もするが
 それは今じゃない。]
 
(?3) るに 2020/05/04(Mon) 12:13:15

【恋】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

  
[俺の手は真っ直ぐ
 学生服のベルトへと向かう。

 手早く寛げて
 引き出した熱さに
 息が荒くなるのが止められない。]



   あぁ、 先走りも… っ すごいな、



[欲を孕んだ声音で感想を漏らして
 濡れた先端の
 ぬるみをまとわせると>>5:?18
 自分を慰める時のやり方で
 ぐち…っ、ぐちゅ…と擦り立て始める。]
 
(?4) るに 2020/05/04(Mon) 12:52:54

【恋】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

  
[ただ、海綿体に
 血が集まっただけの状態とモノだ。
 切り開いてみれば、きっと楽しいだろうが
 そのままなら、どうってことない
 身体の1パーツにすぎない。

 なのに、タロのだと
 どうしてこんなに
興奮
するんだろう?

 我慢しきれなくなるのは、すぐだった。]



   は…ぁっ  俺も、いっしょに…… ッ!



[患者衣の方は
 ウエストがゴムだから簡単だ。
 ボクサーパンツごと
 ぐっと引き下げると勢いよく飛び出してくる。

 彼のことを揶揄できない程
 先端をてらてらと濡れ光らせたモノが
 タロを見上げた。]*
 
(?5) るに 2020/05/04(Mon) 13:02:19

【独】 ナーを大好きな半獣人 ルー

/*
ナー ナー ナーーーー

どうして、ナーは 
こんなにかわいいんだろうなー??? [首こてん]
(-0) YA'ABURNEE 2020/05/05(Tue) 8:04:04

【神】 ナーを大好きな半獣人 ルー

 
[彼女が震えた。>>G5
 先にルーのをかけちゃったからかな?
 もふもふが 無いからかな?

 ナーがさむいのは、だめ。よくない。
 元気がいなくなったら困るから。]



   うん! つかって、あったまろー!>>G6

   あ……でも、ちょっとだけ



[あわあわしなければ
 匂いは、いっぱい残るから
 ぜんぜんかまわないんだけど。

 立ち上がって、ナーを全身でぎゅって抱きしめる。

 互いのでぐしょぐしょなカラダを
 もうほんの少しだけ、堪能したくて。]
 
(G7) YA'ABURNEE 2020/05/05(Tue) 8:58:21

【神】 ナーを大好きな半獣人 ルー

  
[ルーの匂いでいっぱいの彼女は
 いつもより、ずっと冷えてたから
 慌てて方針変更。]



   おまたせ。
   いっしょに あったまろー!



[ひょいっと
 お姫様抱っこをすると
 そのまま、いっしょに湯船に入る。
 躊躇がないから、ドボンって音がした。

 その勢いで
 ルーのをたっぷり吸った髪が>>4:G10
 お湯の中にふわりと広がる。

 互いの匂いが溶け出して
 混じり合っていくのも、なんかイイ感じだ。]
 
(G8) YA'ABURNEE 2020/05/05(Tue) 9:29:27

【神】 ナーを大好きな半獣人 ルー

 
[彼女の笑顔は
 ルーのなによりのごほうび。>>G4

 ナーも、ルーがごきげんだと
 うれしそうだから

 いっしょに居ると
 しあわせが
 どんどんどんどん、ふくらんで
 もっと、しあわせになれてしまう。

 だいすき、と
 あいしてる、も
 おんなじように ふくれてく。

 伝えて、返ってくると>>G5
 もっと ふくらんでしまうから
 どこまでも、どこまでも、しあわせばっかりで…]
 
(G9) YA'ABURNEE 2020/05/05(Tue) 9:46:58

【神】 ナーを大好きな半獣人 ルー

 
[なみなみのお湯を、たぷんと揺らしながら
 彼女をぎゅって抱きしめて、
 今、思いついたばかりの疑問を投げかける。]



   ねぇ、ナー

   だいすきよりも
   もっと だいすきは、あいしてるって
   おしえてくれたよねー。

   しあわせよりも
   もっといっぱいの しあわせは、なんて言うの?



[今の自分の気持ちを表す言葉が、知りたかった。]*
 
(G10) YA'ABURNEE 2020/05/05(Tue) 10:01:48

【恋】 女装癖の学生 早乙女 太郎

 
[僕のことえっろいって、君は言うけど>>?1

 その悪戯な表情にも、艶っぽい声にも、
 頭の奥から痺れて、
 中心が熱くさせられてしまう。

 僕は、自慰を覚えたてのお猿さんみたいに
 ずッ……ずり、と、レオくんの脚に
 擦り付けるのを辞められないまま
 眉を寄せて瞳を潤ませて余裕のない声を絞り出す。]



   ……っっ
   え、えっちなのは……レオくん、だよぉ……っ

   こ こんな 淫らな気持ちになったこと……
            ないよ……っ



[責任を押し付けるような言い方にもなってしまう。
 レオくんが、僕のスイッチを入れる。
 レオくんじゃなきゃ、こうはならないものだから。]
 
(?6) nagaren 2020/05/05(Tue) 22:24:35

【恋】 女装癖の学生 早乙女 太郎

 
[性に開放的な国で育ちはしたけど

 日本に来る前から引きこもりがちで
 恋人がいたことがなかったから
 挨拶のハグや頬へのキス以上の経験がない。

 ひどく妬いたり落ち込んだりしちゃいそうで
 レオくんはどうなのって訊けないけど……、

 特殊な性癖をもつレオくんだから
 僕と似たような感じだったりしたら
 嬉しいなぁ……と思う。]
 
(?7) nagaren 2020/05/05(Tue) 22:52:28

【恋】 女装癖の学生 早乙女 太郎

 
[時計の方を確認したレオくんが
 格好良く笑って、何か企む様子を見せる。>>?2>>?3



   (……、わかった?) ……うん。


 
[何がわかったんだろう。疑問に思いつつ。
 声を我慢する、というのには即座に頷いた。

 素直な子は嫌いじゃないって、レオくん言ってたから。
 レオくんがラクにしてくれるのは本当っていうのも
 彼と出会った時から知ってるから。

 鈍臭くて要領を得られていない僕に
 傷つけるのも癒すのも得意な手が伸ばされて

   殆ど白紙の頁に、彼との経験が刻まれていく。]
 
(?8) nagaren 2020/05/05(Tue) 23:26:29

【独】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

/*
ダメだ‥‥ 我慢できないから挟まろう

タロが、タロが
まじで可愛すぎるんだが???

あと、ロルがすごいオシャレだ。
>>?8 の一番 最後の行とかさ
タロが書くのが趣味の、恋愛小説と被ってるとことか
天才か???!ってなるーーーーー
(-1) るに 2020/05/05(Tue) 23:34:09

【独】 女装癖の学生 早乙女 太郎

/*
特殊な性癖を持つレオくんだから
もしかして……、と思う。
僕と似たような感じだったら、嬉しいなぁ。

の方がよかったかな
(-2) nagaren 2020/05/05(Tue) 23:36:14
到着: 伊上 駿

【見】 貴方の殉教者 北落 祐伍

 
[犯行予告の日。
 清々しい朝の空気が窓から入り込む。

 想い人の住む舘の塀に
 4WDの黒い車を横付けると
 エンジンを切った。

 着きました‥‥と
 電子機器を弄って連絡することもなく
 ただ、ただ、静かに待つ。

 攫われることを
 再び望んでくださるのであれば
 最初に姿が見えるだろう扉を、じっと見つめて。**]
 
(@0) YA'ABURNEE2 2020/05/05(Tue) 23:55:54

【見】 伊上 駿

 


   また攫ってくれるだろうか……


 
(@1) ngr_rp 2020/05/05(Tue) 23:55:55

【独】 貴方の殉教者 北落 祐伍

/*
まさか、の‥‥ 弋先生に死んだ。

また見事に殺されてしまった。

しかも、私も狙ってた(のに失敗したww)
5月5日最後の55分55秒を
美しく 見事に踏んでくださってて
言葉を失う。 ああ、ああ、あああああ‥‥‥
(-3) YA'ABURNEE2 2020/05/05(Tue) 23:59:54

【独】 貴方の殉教者 北落 祐伍

/*
今回も55秒を狙ったのだけどな???

どうしても54秒になってしまう。
不器用なのか?
気が早いのか?

ああ、弋先生‥‥‥ 尊い、、、
(-4) YA'ABURNEE2 2020/05/06(Wed) 0:02:31

【見】 伊上 駿

 
[期待をせずに、居られなかった。

 今月は一年でいちばん
 大好きな数字が多く並ぶ月だから

 貴方がきっと、攫いに来てくれるって。]
 
(@2) ngr_rp 2020/05/06(Wed) 0:09:55

【見】 伊上 駿

 
[けれど、期待が高まるほどに
 不安も強くなる。

 もし来てくれなかったらどうしよう……、って。]
 
(@3) ngr_rp 2020/05/06(Wed) 0:12:55

【見】 伊上 駿

 
[魂の形がぴったりと合う貴方を
 僕の殺戮衝動を受け止めてくれる貴方を
 何度でも殺したくて堪らない貴方を

 誰にも奪われたくないと思う、僕は

 貴方から届けられるW犯行予告Wの四角を
 いつも いつでも 心待ちにしている。]
 
(@4) ngr_rp 2020/05/06(Wed) 0:23:05

【見】 伊上 駿

 
[貴方に出逢ってから、筆のノリが頗る良い。

 突然書けなくなっては休載して
 編集の手を焼かせていたノワール小説家は
 いまや締め切りを守る優等生作家だ。

 僕の歪みを赦してくれる貴方を
 原稿用紙の上で殺すことが
 楽しくて愉しくて堪らないから
 インクの減りが早くなった。

 いつ攫われても良いように
 仕事を早めに終わらせる癖がついた……、
 というのも、あるけれど。]
 
(@5) ngr_rp 2020/05/06(Wed) 0:42:55

【見】 伊上 駿

 
[そんな僕のもとに
 今月も一枚、届けられた。>>5:@3

 封筒に包まれたそれを受け取れば、心底ほっとして。

 掴む手から全身へ、春の陽気を浴びているような
 優しいあたたかさが拡がった。

 ――かと思えば、中身を確認して
 真夏の太陽に灼かれる。]



   (いつの間に、撮ったんですか……っ)



[帰されてから段々薄く消えていく形を
 惜しみながら眺めていたから
 アップに写された赤がなにか直ぐに気付いた。>>5:@3

 撮られた記憶は、ない。]
 
(@6) ngr_rp 2020/05/06(Wed) 1:02:15

【見】 伊上 駿

 
[封筒の中に戻して
 鍵付きの袖机に大切に仕舞えば
 ぱたぱたと手で顔を扇いだ。

 幾らか涼しくなるけれど
 貴方が痕をつけてくれた場所は
 熱を思い出したようにあつい。]



   (迂闊に寝られないな)



[とは、恥ずかしいゆえに思うけれど

 心を許しているからこそ
 彼の前では無防備に眠ってしまうことも
 よく理解しているから

 きっとまた気付かぬうちに撮られてしまうし
 自分はそれらを許すのだろう。**]
 
(@7) ngr_rp 2020/05/06(Wed) 1:17:01

【独】 伊上 駿

/*
あーん最後だけ5が末尾にならなかった><
(-5) ngr_rp 2020/05/06(Wed) 1:18:16

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
 ── 夜:病室にて ──



[面会時間が終わり
 彼が帰ってしまった病室は
 急に温度を失ったように酷く寒々しい。

 空調管理されている筈なのに
 指先から凍えていく感じがする。

 そんな両手に、はー…と息を吹きかけ
 こすり合わせてから
 筆を取った。

 ”タロの体温を感じながら眠る”
 
 それを叶える為に
 どんなことでもする覚悟を綴る。
 抗い切れない睡魔に襲われるまで────…]*
 
(+0) るに 2020/05/06(Wed) 7:21:37

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[眠りに就いた後に見る夢は
 場面こそ違えど
 あの悪夢の繰り返しだ。

 結末が分かっているのに止められない。
 変えることもできない。

 
絶望
を、
 何度も何度でも…………]
 
(+1) るに 2020/05/06(Wed) 7:28:14

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
 ── 悪夢の中で ──



[タロからの提案は
 とてつもなく魅惑的だった。


 アレはもちろん飲みたくない。

 が、

 それ以上に
 俺の希望を叶えてくれようとする
 気持ちの方に心打たれた。]
 
(+2) るに 2020/05/06(Wed) 7:49:27

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[幼い頃から
 誰にも理解されずにきた
欲求
だ。

 医者の子はやっぱり違うね、
 なんて、やっかみ混じりの感想なんか
 疾うに聞き飽きた。

 「今度、解剖させてくれん?」

 自らネタにすることも覚えたが
 本心だと判かれば
 同じ方向性を目指しているはずの
 学友たちでさえ、眉を顰める。

 まさか本気で
 肯定してくれる人が現れるとは
 思ってもみなかった。]
 
(+3) るに 2020/05/06(Wed) 7:50:27

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ



   
ああ、嬉しかったんだ。

   
どうしようもなく。


                 ]
(+4) るに 2020/05/06(Wed) 7:55:56

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[他の選択肢なんか
 目に入らぬ程に
 その計画に取り込まれた。]



   
タロのタイミングで、いいぜ




[運命の選択の瞬間は彼に任せ、
 手を引かれて駆ける。

 弟みたいだ…なんて言ったけれど
 どちらが兄か
 分からねーなって

 そんなことを考えられたのは一瞬だった。]
 
(+5) るに 2020/05/06(Wed) 8:02:52

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[本当に…
 ああ、本当に
 この上もなく特等席だった。


 扉を開けた途端に
 凄い勢いで、”アレ”が這い寄り
 獣臭い息を感じた時には、]



   ッ、──────!!!!!!



[かぱりと開かれた大きな顎が
 タロに、タロだけに襲いかかっていた。


 丸呑みされる筈だなどと言う
 俺の半端な知識は、ものの見事に裏切られ

 頭を噛み砕かれる血飛沫を
 てっぺんから爪先まで
 思いっきり、ビチャビチャと浴びながら
 望んで止まなかった、その光景を
 食い入るように凝視した。]
 
(+6) るに 2020/05/06(Wed) 8:11:01

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ


[前日に観ていた
 グロいホラーなんか
 児戯に等しい、作り物。紛い物。


 悲痛な叫びと、生々しい咀嚼音。

 8Kの画面でだって
 表現しきれない美しすぎる赤が
 彼の命の散り際を、辺り一面に咲かせている。

 布地に覆われていない素肌は
 その血の”暖かさ”を
 敏感に感じ取って総毛立ち、

 鼻腔を満たす噎ぶ香りに
 興奮を否応なく掻き立てられた。]



   は、はは‥‥、ははは
   すっげぇ 頑張ってるな?
   えらいぞ、タロ。



[気が狂った訳でなく
 正気を保ったまま、男は歓喜する。]
 
(+7) るに 2020/05/06(Wed) 8:13:34

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[ただ、惜しむらくは
 あまりに早く、腹の中に収められすぎて
 堪能する時間が限られていること。

 その綺麗な内蔵に
 手を突っ込んで掻き混ぜて
 弾力も、感触も、思う存分愉しんで

 ぴくぴくと痙攣する様も
 苦痛に歪む表情も
 もっともっと、味わいたかった。


 そう、できれば、
        
─────自分の手で。

 
(+8) るに 2020/05/06(Wed) 8:15:13

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[体から切り離され
 取り残された腕は重いのだな、と思う。

 筋肉のあまりない
 ほっそりした二の腕ですら
 こんなにも。

 繋いだ指先に
 ぷらり、ぶら下がり血が滴る。

 力強く引いてくれた
 ”タロの意志”は
 もう此処には存在しないのだと
 唐突に実感して…………    ]
 
(+9) るに 2020/05/06(Wed) 8:17:25

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ



  …………なんだか無性に淋しくなった。

                       ]
(+10) るに 2020/05/06(Wed) 8:19:35

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[そんなことを思っているうちに
 繋いだ手も、もぎ取られ
 大きな空洞へと収められていく。

 肉塊が無くなってしまえば
 ぶち撒けられた
 脳みそと血液のマーブルソースまで
 旨そうにべろりと舐め取られ
 ころり、と眼球を口に放り込まれれば


 タロの痕跡は
 床に転がる真っ黒な腕、唯1本だけ。]
 
(+11) るに 2020/05/06(Wed) 8:23:23

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[ああ、だけど、
   だけど…、そうだ!!

 何の問題もなかった。

 俺も続いて食べてもらえば
 腹の中でグチャグチャに混ざり合える。



 喰われるのは痛いだろう、
 苦しいだろう、

 それでも、
 あの綺麗な内蔵と
 鮮やかな血と、柔らかな脳みそと
 ”がんばる”と伝えてくれた声帯や唇と

 もう1度
 邂逅できるのだと考えれば
 そう悪いことには思えなかった。]
 
(+12) るに 2020/05/06(Wed) 8:25:40

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[なのに、
 この番人ときたら、だ!

 俺には目もくれず
 くるりと背を向けると
 重そうな腹を引きずりながら
 ズルズルと去っていく。

 タロの血で足裏を
 滑らせそうになりながらも追いかけて
 握りしめていた包丁を、力一杯振り下ろす。]



   俺も、喰え!!
   喰えっつってんだよッ!!!!!
   この畜生がッッ!!!




[弾かれたか、避けられたか
 それとも傷つけることが叶ったか。

 いずれにせよ
 共に逝こうという約束は
 大きな影によって、
────阻まれた。

 
(+13) るに 2020/05/06(Wed) 8:28:53

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 


   あ‥‥、 ああ、…!



[一度見た、夢?の中では
 巨大な影でしかなかった存在は
 隣室から入る炎の揺らめきに照らされて
 輪郭を露わにする。

 それは、神様と呼ぶには
 あまりにも……
ゾウ
だった。


 動物の
ゾウ
は優しいはずだが
 コレは…、コイツは……]



   ……ッ、  い…や、 イヤ……、だ…!



[禍々しい気配に
 ガクガクと震えながら
 首を左右に打ち振り、後退る。]
 
(+14) るに 2020/05/06(Wed) 8:38:50

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[タロが喰われ
 皆が居なくなってしまってから
 どのくらい経ったのか。]



   ……もぅ、 も、殺さな……

      あ、来るな!……来る、なッ…

          や、… 
あぁああああああ…ッ!




[どうやったって
 その激痛からは逃れられぬというのに
 一向に慣れぬ体は、逃げを打つ。


 ひとは、死を意識した時
 苦痛や恐怖と向き合わずに済むよう
 性交の200倍もの快楽物質で、脳が満たされるという。

 しかし、神の気まぐれで玩具と化した男には
 そんな赦しが与えられる筈もなく
 逃げ道のない死の遊戯は
 レオの精神を延々と削り取っていった。]
 
(+15) るに 2020/05/06(Wed) 8:42:24

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[蝕まれた精神の唯一の拠り所は
 残された黒い、腕。

 あの時みたいに、救い上げて欲しくて
 硬く冷たくなってしまった腕に
 手を伸ばし、抱きしめる。]



   ……タ、ロ  ッ、 助け、て…… ぅ、ぁあ!



[今度こそ、
 一息で死ねるんじゃないかと
 指をしゃぶり
 肌を舐ったりもしたけれど

 命を弄ばれる悪夢から
 決して、覚めることはなく───……]
 
(+16) るに 2020/05/06(Wed) 8:44:14

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[気を失ってしまえれば…、
 失ってしまいたい、と何度思ったことだろう。

 噛みつかれ臓物を啜られるのも
 群がられ、身動き取れぬまま血を抜かれるのも
 される側でなく
 する側で在りたかった。]



   あぁあ! や………嫌だッ!

          ぅ、は、ああああッ!!



[快楽に変換されぬ痛みに
 床に崩折れ
 藻掻き、のたうちながら
 ぶちゅり‥また心臓が握り潰される。]
 
(+17) るに 2020/05/06(Wed) 8:46:43

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[この大きな存在の前で
 自分は、なんてちっぽけなのだろう。

 そう思う時

 羽をもいだ蜻蛉
 腹を開かれたまま逃げ出した蛙
 クスリを飲ませた
 実験動物たちの姿が、浮かんでいた。

 自分もまた
 たくさんの命を
 弄んできた代償なのだろうか。]
 
(+18) るに 2020/05/06(Wed) 8:47:18

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[望んで受け入れたい行為では決してないが
 もしそうならば仕置かれるのは
 仕方ないのだ、と。

 反射的に漏れてしまう悲鳴は
 どうしようもないけれど

 ヤメて、と
 嫌だ、と
 殺さないで、と

 繰り返される死という厳罰を
 否定する言葉だけは
 迸らせてしまわぬよう唇を噛んで耐えた。]



   ───────ッ、  んんん゛…ッ!



[結局、最後には
 礼拝堂の硬く冷たい壁に
 悲痛な叫びを反響させてしまっていたから
 その些細な変化が
 神に伝わったかどうかは、分からない。]
 
(+19) るに 2020/05/06(Wed) 8:48:48

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[もし、もしも…
 赦されることがあるならば、

 己が願うことは、────唯ひとつ。]



   ……タロ、に、…  ッ、

   タロの、とこ‥‥っに、 
      逝か、…せて……ほし‥‥ぃ、



[今も、ずっと
 寄り添ってくれていることに気づけぬまま
 ひたすら、それだけを懇願した。]
 
(+20) るに 2020/05/06(Wed) 8:50:31

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[死の断罪を受け入れ

 ”逢いたい”
 ”追いかけたい”
 ”彼の元へ逝かせて欲しい”

 ひたすらに、それだけを願い続けて
 どのくらいが経っただろう。


 礼拝堂に静寂が戻り
 這う音だけが響くようになった頃、

 ひたすら発作を繰り返すばかりだった青年が
 皮膚を透かす眩しい陽の光に
 ぴくりと瞼を動かした。


 のだが、

 夜毎、繰り返す悪夢には
 救いが訪れる瞬間のことは現れず
 殺され続ける最中で、孤独に飛び起きるのだった。]**
 
(+21) るに 2020/05/06(Wed) 8:56:11

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
 ── 目覚めの刻 ──



[起きて…と訴えかける
 悲痛さを伴った懐かしい声音が
 すぐ傍で響く。

 ああ、
 ずっとずっと
 求めて求めて求め続けていた────]



   ‥‥‥っ、  タ、ロ‥?



[掠れた息で呼びかけて、
 手を伸ばす。
 何度となくそうしてきたように。]
 
(+22) るに 2020/05/06(Wed) 9:25:01

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[掴めたとしても、硬く冷えた腕だけだった。

 だが、今回は違った。


 俺の大好きな
 新鮮な
の匂いを溢れさせながら
 熱が、鼓動が、吐息が
 重みを伴って乗り上げる。

 薄く開いた瞼の合間
 指が捉えた肌はぬるりと滑って
 その感触と見た目の美しさに溜息を漏らす。]



   ………あぁ、  綺麗、だ、



[再会の喜びの発露でもなく、
 共に逝けなかったこと
 追いかけるのが遅くなったことを
 詫びる言葉よりも先に

 口から零れたのは、感嘆の響き。]
 
(+23) るに 2020/05/06(Wed) 9:27:51

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ


[唇から伝い
 腕からも溢れる真紅で
 彼と、自分が、彩られていく中

 恍惚の笑みを浮かべ
 抱きしめ返す。

 なんとなく感じる違和感の要因に
 気づくよりも早く
 タロの言葉が、鼓膜に届いた。>>5:+0



   …
捌いて
、 
グチャグチャ
に……?



[反芻しながら
 その響きにゾクゾクと背筋を震わせる。]
 
(+24) るに 2020/05/06(Wed) 9:30:26

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[死後の世界が
 どんなところか分からねど

 虫も、動物も
 無益な殺生はするまいと
 繰り返し殺されながら、誓いを立てた。

 己が抱く欲求は
 どうやら
 世の理から外れているらしいから。

 天国でも、地獄でも
 タロと同じところに逝けるのならば
 それら全て、無理矢理にでも抑え込もうと
 考えていたのだが‥‥‥、]

 
(+25) るに 2020/05/06(Wed) 9:33:25

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ


 
  望んでくれていることを
  止める必要は、流石にないよな…?


                   ]
(+26) るに 2020/05/06(Wed) 9:34:58

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

[この
狂った欲望

 ただひとり、叶えてくれる存在。

 タロだけが特別で
 タロだけが必要だ。]



   俺の、好きに‥‥シてもいいんだ?

   ああ…、うれしいな。

   タロのことを精一杯
   大切に、大切に、苛んであげる。




[此処を出る、の
 正確な把握もできていないままで
 望んでもらえる未来に
 妄想の翼を羽ばたかせる。

 興奮に沸き立ち
 立ち上がったのは産毛だけではなかったけれど
 厚い布団が開かってくれた。]
 
(+27) るに 2020/05/06(Wed) 9:37:58

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
[そんな興奮も

 病室の中に鎮座する
 像の姿を目にした途端に、霧散する。]



   ……、 ッ、 ………ぁ、 ぁぁ…!



[あまりの恐怖に
 呼気を取り込むのも忘れ
 喉の奥に籠もる悲鳴を上げながら
 ガクガクと体を大きく震わせて
 ベッドの上で後退る。

 男の病名は「強度の恐怖症」。
 目覚めたレオを診た、精神科医はそう診断した。]
 
(+28) るに 2020/05/06(Wed) 9:40:32

【墓】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

 
ゾウ
が怖い。
 筒状の細長いものが怖い。

 だが、タロが手を繋いでいてくれると
 その恐怖が薄れていく。

 タロのことが
 どうしても必要で、大切で
 でも、とてもとても壊したくもある。

 酷く矛盾した想いを抱えて
 礼拝堂で黒い手にそうしていたように
 傷ついた腕に何度も口付る。]



   ‥‥ん、



[口腔内に広がるタロの味。
 生きている、証。
 お互いに。

 それを啜って陶然と笑む、始まりの日。]**
 
(+29) るに 2020/05/06(Wed) 9:43:32

【独】 精神を患った医学生 檜扇 レオ

/*
ずっと、続きを綴りたかった
レオを動かせて幸せです。
忙しい中、村を立ててくれて、ありがとね。

ネタバレ部分をなるべく削るようにしてみたけど
ちゃんと伝わるかな?
語彙力と文才の限界を感じるよね。

それは別として
タロ、ほんと愛おしすぎるよ。
村の最中、現状すっとばして犯したくなったりもして…


まだまだ先も楽しみだなーーー。
(-6) るに 2020/05/06(Wed) 9:50:27

【独】 貴方の殉教者 北落 祐伍

/*
>>@5
自分の影響で変わってくれてるって思うと
嬉しさが込み上げてくる。

ほんと、ながれんは
私を喜ばせたり、幸せにしてくれる天才だな。
(-7) YA'ABURNEE2 2020/05/06(Wed) 9:55:54

【独】 貴方の殉教者 北落 祐伍

/*
どうやっても、
55:55にならないの笑ってしまうwww
(-8) YA'ABURNEE2 2020/05/06(Wed) 9:56:54

【独】 ナーを大好きな半獣人 ルー

/*
ナーと、なーに
無茶振り(伝家の宝刀?!)してるところでエピだぁぁぁ

困らせてないといいけどなー。
ルーと、るーは
思いっきり愉しんでしまっているーww
(-9) YA'ABURNEE 2020/05/06(Wed) 9:59:40