人狼物語 三日月国


242 『慰存』

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【人】 葉山 裕太郎



   こちらこそいつもありがとう
   多分メンバーの方、ですよね?

   せっかくなので差し入れ、いただきますね。


(64) 西 2024/01/09(Tue) 20:23:10

【人】 葉山 裕太郎


[サインを書いていると、後ろのスタッフが差し入れは禁止だったはずと耳打ちをしてくる。その声はきっと彼女にも届くだろう。しかし葉山はというとスタッフに微笑み。]


   たまにはいいじゃないですか。
   こうして足を運んでくれたわけですから。


[そう言って差し入れを受け取るのである。
全員から受けとっていたらもちろんキリがない話なのだが、差し入れなんて元々そんなに多くもないし困らないだろうという判断をしただけのこと。

中身を相手の前で見るのはマナー違反と思い、今は確認することはしない。]

(65) 西 2024/01/09(Tue) 20:23:54

【人】 葉山 裕太郎



   これからも応援よろしくお願いします。

   今度また新刊を出す予定なので
   良かったら読んでくださいね。


(66) 西 2024/01/09(Tue) 20:24:35

【人】 葉山 裕太郎


[一番手に並んでくれた彼女に作者としてのお礼を伝えると、葉山は握手を求めて手を差し出す。

この機会に、改めて作者として一読者へ、最大限の謝意を込めたのだった。]

(67) 西 2024/01/09(Tue) 20:25:03

【人】 葉山 裕太郎



[その行為が全ての引き金を引いてしまうというのに。]



(68) 西 2024/01/09(Tue) 20:26:23

【独】 葉山 裕太郎



   だってこんなに可愛らしいファン

                  大切に、しないとね?


(-37) 西 2024/01/09(Tue) 20:28:06

【独】 葉山 裕太郎

/*>>62>>63の間にもう1発言あるのに抜けました。死んできます。
(-38) 西 2024/01/09(Tue) 20:28:57

【人】 七海 聖奈


[女性ファンが多い血腹先生。
 ご本人がどう思ってるかは分かりませんが、
 私から見れば、顔立ちだって整っていて
 ある種アイドルの握手会のような感覚で
 ここにきている人もいるのではないでしょうか。


 私?私はそんな感覚じゃありませんよ?]
 
(69) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:46:20

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎




[私の気持ちはそんな半端なものじゃありませんから。]



 
(-39) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:46:47

【人】 七海 聖奈


[覚えていないかもしれないし……なんて
 思ってみても、相手の反応を見れば
 あの時会った人だと言っているようなもので。

 ……考えるのは後にしましょう。
 だって、時間は限られていますから。]

 
(70) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:47:32

【人】 七海 聖奈



   そうです!>>64
   企画の短編も読んでます!


  
(71) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:48:29

【人】 七海 聖奈


[サインを書く手を眺めていれば
 私の耳にも、差し入れは禁止だという
 スタッフの言葉が届いて、どうしよう、と
 困惑した顔をしてしまうのです。

 やっぱり、ご迷惑だったでしょうか
 なんて、心配の気持ちと、それから。]
 
(72) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:48:55

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



[でも、受け取ってもらえないと困る、
 そんな焦りと、両方。

 ……本来迷惑だなんてわかりきってて 
 持ってきたんですから。

       受け取ってもらえなきゃ困るんです。]


 
(-40) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:50:30

【人】 七海 聖奈



   あっ、ごめんなさい……
   禁止、ですよねやっぱり…………。



[受け取ってもらえたとはいえ、
 優しさに甘えた形になってしまったから
 申し訳なくて、謝りながらも
 彼の優しさに嬉しくなってしまう自分もいて。]
 
(73) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:51:02

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



[この前会った時も、
 遡れば私に返信を返してくれたときだって。

 いつだって優しくて紳士的なあなたが
 私は大好きなんです。]

 
 
(-41) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:51:27

【人】 七海 聖奈



   新刊出るんですね!
   絶対買って読みます!!



[満面の笑みを浮かべると
 差し出された手を見て、
 間を置かずにその手を握るのです。

 大好きな作家さんと握手出来てしまうなんて……!
 男性ですし、当たり前かもしれないけれど
 私より手は大きいな、とか
 ちゃんとハンドクリーム塗ってきて良かったなとか。
 一瞬の間に色々考えてしまった私ですが。]
 
(74) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:52:09

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



[同年代の女性と比べても小さめの白い手。
 勢い良く手を差し出したせいで
 普段見せないように気を遣っている手首が
 ちらりと見えてしまっていたことには気づかないまま。]


 
(-42) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:52:49

【人】 七海 聖奈



   ありがとうございます!


[ぱっと手を離すと、 
 その場を後にして、列を離れるのでした。]*
 
(75) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:53:15

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎


[駅前のロッカーに預けてあった荷物を取って
 向かったのはトイレ。

 
 今の格好では目立ってしまいますし
 見つかってしまったら計画が台無しです。


 推しの前で可愛い恰好をしたい、は
 建前ではなく本音ですが。
 それはそれとして、目立つ格好から地味な格好になれば
 バレにくいはずだ、なんて
 打算が全くなかったとは言えません。
 ブーツからスニーカーに履き替えて
 グレーのパーカーとジーンズに着替えれば
 さっきと雰囲気はかなり変わったはず。]

 
(-43) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:53:57

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎


[裏口が見える位置、それでいて
 相手からは悟られなさそうな物陰から
 スマホの画面を見ていれば
 サイン会が終わったのだと分かりました。

 渡した差し入れに入れたぬいぐるみ。
 それに仕掛けた発信機が、動いたからです。
 この差し入れを持って帰ってくれるなら
 その方が話が早いですけれど、
 何処かで捨てられてしまう可能性もないわけじゃない。
 
 絶対にあなたの居場所が知りたいんです。
 だから、あなたに見つからないように
 気を付けながら、恐らく帰宅するであろう
 その背を追いかけて。]

 
(-44) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:54:37

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎


[誰かを尾行するなんて
 勿論したことはありませんから
 後を追いながら何度もバレないか不安でした。
 道中、何か買い物がしたいのか
 お店に入っていくのを見たときは
 一緒に入ろうか少し迷って。

 でも、狭い店内で鉢合わせしたら
 言い逃れできない、そう思った私は
 流石に中まで入ることはせず。]

 
(-45) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:55:15

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



[発信機も機能しているおかげで
 彼を見失うこともなく、追いかけ続けて―――――。]


  
(-46) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:56:03

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



[そうして、私は目的の場所……
 血腹妖の自宅を突き止めることに成功したのでした。]**


  
(-47) alice0327 2024/01/09(Tue) 21:56:25

【人】 葉山 裕太郎

***

[サイン会も無事に終わり自宅へ向かう。
今日のサイン会も読者たちには喜んでもらえたようだと安心したのもつかの間、煙草を切らしていることを思い出して近くのコンビニに立ち寄る。

お気に入りの煙草をカートンで複数、バラで何個か購入すると店の前で煙草に火をつける。
歩き煙草は今どき風当たりも厳しいし、灰皿も今じゃここくらいにしかない。

人のいない夜の今なら少しは許してくれるだろう。いや、もう許して欲しい。]

(76) 西 2024/01/10(Wed) 0:40:05

【人】 葉山 裕太郎


[気の所為だろうか。

ライターで煙草に火をつけているとふと誰かに見られているような気がして、辺りを見渡してみたものの誰もいない。

頭を掻きながら煙草を吸い終えると灰皿に吸殻を刺して、また家へと歩き出す。]

(77) 西 2024/01/10(Wed) 0:41:42

【人】 葉山 裕太郎


[そういえばサイン会の後、差し入れには何か危ないものが入っているかもしれないとスタッフの一人が心配していたことを思い出す。

とはいえ、そんなことをするのは悪意がある人くらいだろうしわざわざここまでファンでいてくれる読者に要らぬ疑いはかけたくない。

それに興味の対象は自分の書いた小説であって自分ではないのだから、そこまで警戒をする理由もない。

葉山は自分を案ずる彼らの言葉を聞き入れることはせず、そのまま持ち帰ってしまった。]

(78) 西 2024/01/10(Wed) 0:42:17

【独】 葉山 裕太郎


[ストーカーがいるだなんて思ってはいない。
それでももし、そんなのがいるとしたら、どうせなら今日一番目に並んでいたあの子みたいな子ならいい。

自分を盲信して近づこうとするような子は、いじらしくてとても良いのだから。]


(-48) 西 2024/01/10(Wed) 0:44:03

【人】 葉山 裕太郎


[マンションはオートロックがあるタイプのもの。万が一にでも不審者は入って来れない。たとえほかの居住者に紛れたところで、24時間交代で常駐している管理人達がそれを許すことがない。

高すぎるセキュリティは自身の意識を弛めてしまうもので、葉山は家の鍵を開けて部屋に入ると、そのまま貰ったぬいぐるみを執筆用のデスクのそばに置くのだった。

葉山の頭の中はいただいた紅茶を明日の朝に嗜むことでいっぱいだ。]**

(79) 西 2024/01/10(Wed) 0:45:40

【人】 葉山 裕太郎


[あれから数ヶ月経った頃、いつも良くしてくれている管理人さんとばったり会って挨拶をした時にお隣の住人の話を聞かされた。

このマンションは元々あまり引越しなどで人が出入りすることもなく、インターネットを探してもいつも空室がなく出たとしても一度に一部屋くらいという人気ぶりだ。
だからそれ自体が珍しいことだったのだが。]


   え。お隣さん、引っ越したんですか?


[管理人さんが教えてくれたその事実に葉山は目を丸くする。
お隣さんは確か女性で、引越し挨拶をした以外の関わりはほとんどなかった。

詳しくは知らないがどうやら交際していた男性とのトラブルのせいで、住む場所を変えなければならなくなったようだ。

自分には無縁のような話だけに、その時は大して重くは受け止めていなかったのだ。
隣が空室になったところで何の影響もないのだから……。]**

(80) 西 2024/01/10(Wed) 0:52:30