人狼物語 三日月国


137 【身内】No one knows【R18】

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【人】 商人 J

 
 『お嬢様、ケリオス商会の利息は十日で1割です。』


[ 男ではなくマリエルが静かに告げる。
それに男はゆっくりと首を縦に振って追認する。]


 私は聞きましたよ。
 いいのですか?と。


[ 男は薄笑みを浮かべたまま問う、払えるのか?と。]*
(83) JohnDoe 2022/03/19(Sat) 21:34:08

【独】 旅人 J

/*
神よ
PLごと掌の上でころころされるのたまんねーな!!
(-29) nagaren_rp 2022/03/19(Sat) 21:50:37

【独】 商人 J

/*
ハアハアされてる
(-30) JohnDoe 2022/03/19(Sat) 21:57:56

【人】 旅人 J

 

  ……?


[紙切れを彼の手からでなく
 マリエルの手から受け取った。>>81
 つきんと、胸が痛んだ。

 記載された内容に目を通す。
 正に、法外な調査費用が記されていた。]
 
(84) nagaren_rp 2022/03/19(Sat) 23:04:00

【人】 旅人 J

 
[使ってこなかった頭を必死に動かした。

 彼との契約は一週間。
 3日目の夜、鴉が報せを届けるのを見た。
 そして3日目の午後は彼の商談に付き添う形で
 自分の目で確認して周っており
 費用など掛かっていない筈である。……多分。

 ということは1〜2日目と3日目の午前のみで
 これだけの費用をかけた。ええ、本当に?

 探し物の下手な自分がかけた費用と比べても
 ちょっと、否かなり無駄がある。

 ドがつくほど調査が下手なのか……?

 いいや、そんな訳がないだろう。
 だって、ジュダス様だ。
 だって、ジュダス様は────]
 
(85) nagaren_rp 2022/03/19(Sat) 23:04:41

【人】 旅人 J

 

  ……。


[まるで彼の従者のように話すマリエルを
 一度だけ冷たい目線で見て視線を外す。>>83
 彼女の面倒は、自分が見る必要がなさそうだ。
 月を背負う商人を見上げた。]
 
(86) nagaren_rp 2022/03/19(Sat) 23:05:19

【人】 旅人 J

 

  私、最初から騙されてたのね


[哀しげに目を細めて微笑い、
 左頬に透明なものがぽろりと零れおちた。
 それは月の光を受けてきらりと光る。
 言葉が悪かったかも知れない。
 彼はそう、W商売Wをしただけだ。
 客としての責務を全うしなかったのが自分。]
 
(87) nagaren_rp 2022/03/19(Sat) 23:05:54

【人】 旅人 J

 
[涙を拭く。]


  ええ
  利息のことも承知したわ
  このままではお支払い出来ないわね

  少し時間はかかるけど
  支払えるようにするわね
  必ず戻ってくるわ


[それじゃ急ぐわね、と
 ドレスの裾を持ち上げお辞儀した。
 踵を返して部屋を出て行こうとする。]
 
(88) nagaren_rp 2022/03/19(Sat) 23:06:26

【人】 旅人 J

 
[向かうは大陸の反対側だ。
 自らの故郷。

 ブローチを、記憶を取り戻せていない女は、
 自らの目を切り刻み弄んだのがその者と
 思い出さぬまま元婚約者の下を目指す。

 その男が。
 幾度も繰り返し生命を弄べる女の帰還を
 待ち侘びていることも知らない。


 ブローチを見つけてから
 領主を継ぐか否かは考えるつもりだった。
 手に入れる為に金が不足しているなら──、
 先に、領主になるしかない。*]
 
(89) nagaren_rp 2022/03/19(Sat) 23:09:23

【独】 旅人 J

/*
面倒くさい反応でごめんなさい。。。。
。゚(゚´ω`゚)゚。ピィー
(-31) nagaren_rp 2022/03/19(Sat) 23:13:41

【独】 旅人 J

/*
全体的に早漏しまくっちゃったな……
自分でもどんどん進めなきゃいけないって焦ってたけど
じょんさんのペースで進めて貰って
自分はちょこっと反応書くくらいがよかったのかな
.°(ಗдಗ。)°.空気が読めなくて申し訳ない
(-32) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 6:32:48

【独】 旅人 J

/*
そして何より訳の分からない反応を書いてしまったこと……
常にそうだけど今回特にうまくできなかった……
直したいとこ100箇所くらいある
御免なさい。゚(゚´ω`゚)゚。ピィー
困る超えて呆れさせてしまってるきがする。。。。
(-33) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 6:35:37

【人】 旅人 J

 
[頭の中はぐちゃぐちゃだった。
 明らかに無駄のありそうな費用の請求は
 これまで相手を信じきって
 知ろうとしなかった馬鹿な娘の目も少しは覚めた。
 相手の優しさはどれが本当でどれが嘘だったか。
 ひとつも本物はなかったのかも知れない。
 加えて、マリエルの存在だ。
 どうして彼の側にいるの。
 どうして私より彼を知っているの。
 いつからあなたたちいっしょなの。
 二人が共にいるところを、見ていられない。

 見たくない。]

 
(90) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 7:02:50

【人】 旅人 J

 
[だって私、きっと騙されてたのに、
 まだ彼のことがすき。

 見てきた彼がどれも
 本物じゃなかったとしても
 誰に言われるでもなく
 私自身が選んだことだもの。]

 
(91) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 7:04:15

【人】 旅人 J

 
[せめて鬱陶しくないように
 何でもないように挨拶して、
 振り返った顔は子供みたいに歪んでる。
 恋ってうれしいばかりじゃないんだ。
 帰路の中で忘れられるかしら。
 ゆっくりと、歩くことを心がけるけど、
 早く二人のいる場所から離れたくて足早になって
 しまいには駆けてしまうのだ。
 身動きを取ることが許されるなら、だけど。*]

 
(92) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 7:06:40

【独】 旅人 J

/*
畳みかけてごめんなさい.°(ಗдಗ。)°.
じょんさんもジュダス様もすごすぎる
上手くできない相方でごめんなさい
私には早すぎたんや……
(-34) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 7:12:41

【人】 商人 J

[ 契約とは誓約であり、制約である。
互いに血を以て交わしたそれは呪いの如く魂を縛り付ける。
それが、──── ギアス。]


 待て。
 勝手に出ていくことは許さない=B


[ 否、それは確かに呪いなのだ。
古代魔法によるギアススクロール。期限は7日間。契約を破った者に服従を強いる呪いの契約書。女は確かにそれに血を吸わせた。

男がパチンと指を鳴らす。
その瞬間に、まるで無数の針が体中を貫き通したような激しい痛みが女を襲う。傷はない、失血もない、ただただ紛らわすことさえできない激しい痛みだけがそこにあった。]
(93) JohnDoe 2022/03/20(Sun) 7:23:30

【人】 商人 J

[ 女という生き物は痛みに強いという。
耐えることは不可能ではない、傷ができるわけではない、身体能力も損なわれない。だが、この呪いに抗えた者など男は知らない。]


 もう貴方は私のものなのです。
 契約が破られたその瞬間から。
 
 貴方は既に依頼者でもなければ客でもない。

 私の、──── 大事な商品だ。


[ 月を背に男は嗤う。
馬鹿な女を、その心を踏み躙り嗤う。]
(94) JohnDoe 2022/03/20(Sun) 7:23:53

【人】 商人 J

[ 可笑そうに嗤う男は確かに女の知る男そのものだった。
もしも、女の目に違う様に写ったのなら、変わったのは男ではなく女の方だろう。]


 悲観的になることはない。

 貴方を買う人間が、
 貴方を大層気に入って、
 妻に迎えることを望むかもしれません。


[ クツクツと喉を鳴らして男は嗤う。
そんなことはあり得ない、世界はそんなに優しくはできていない。

嗤いながら、男はもう一度パチンと指を鳴らした。]*
(95) JohnDoe 2022/03/20(Sun) 7:24:47

【独】 旅人 J

/*
ひええかっこいい……
(-35) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 7:33:22

【独】 旅人 J

/*
売りに出されたら婚約者買いに来そう笑
いや、モブは森へお帰り……
(-36) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 7:45:58

【人】 旅人 J

 
[殆ど駆けるように扉に向かう途。>>93


  
きゃああ……っ!?



[高い悲鳴を上げ崩れ落ち床に両膝をつく。
 頭も肩も胸も手も足も、ああ、痛くないところがない。
 針仕事、は女も覚えさせられた。
 良家の女に「聞き、考えない」ことを助長させる教育。
 その時指に感じたことのある、鋭い痛みが、
 威力を数百倍にも増して全身を貫いていた。]


  あ、ぁあ……っやぁ、あ……っはぁ、は……っ


[蹲り、意味のなさぬ声を漏らし、
 荒く息を継ぐことしか出来ない。
 
こんな風に受ける一方的な苦痛を、私は知っている?


 男の声が、後ろの方から聞こえる。]
 
(96) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 9:39:18

【人】 旅人 J

 
[その言葉とこれまでの経緯から>>94
 契約書に記した名と染み込ませた血液を思い出す。
 この痛みは、あの誓約によるもの。

 ──簡単に真名を明かしたり血を与えてはいけないよ。
 父の言葉を思い出して守ればよかった。

 ああ、そうだ。
 私は熱病に浮かされていないで
 真実を見極めなきゃいけなかったんだ。]
 
(97) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 9:39:33

【人】 旅人 J

 

  ふぅ、……っ、く、はぁ、は……ぁ……


[痛みがある程度落ち着き
 床に手をつき後ろを向いた。

 その光景は相変わらず。
 ────否。益々。
 人智を超えて美しかった。>>95
 同じ人であるなど、到底信じられない。

 契約が終わった時、彼のことを教えてくれると。
 それはこのことだった?]
 
(98) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 9:40:44

【人】 旅人 J

 
[彼は、神様などではない。

 心と体を苛む試練と、
 甘く美しいだけでない夢を同時に見せる彼が。

 きまぐれでいないことの多い神様などとは。]
 
(99) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 9:41:04

【人】 旅人 J

 
[誰でもない私は、何者かになりたかった。
 彼は、私を、W大事な商品Wだと言った。>>94
 何のつもりもなく吐いた台詞だろうと、
 それは女に意味を与えた。

 恋心であり、信仰でもある。
 女は正気のままそれを実行する。]
 
(100) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 9:41:34

【人】 旅人 J

 

  ……、……っ、……っっ


[知らぬ者に買われることは良い。>>95
 それは商品としてのつとめ。
 だから受け入れる。

 だけど妻、の語を出された時
 女の隻眼からたくさんの涙があふれ
 頬をつたい床をぽたぽたと濡らした。

 世界が優しくないことは、重々理解している。
 文脈が違うのも理解している。それでも。

 想う貴方の声で、他人の妻になる話は。
 それだけは、聴きたくなかったな────。]
 
(101) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 9:43:13

【人】 旅人 J

 

  
ああぁああぁぁ……っ!!!!



[指の鳴らされた音に高い悲鳴が続く。
 床についた手の上に頭を擦り付けイヤイヤと振り
 真白な髪が揺れる。
 指の爪で床を掻きむしる。
 何もしても紛らわせられることのない痛みに
 丸めた小さな白い身体がビクビクと震えた。]
 
(102) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 9:44:30

【人】 旅人 J

 
[蹲ったまま、くぐもる声で話しだす。]


  はぁ、は……私は……っ
  こんな私で良いの、なら……
  売り物に、なるのなら……
  商品としてのつとめは、果たします……

  ぁ、貴方、は……っ
  そんなに、お金が欲しいの……?
  お金だけが、貴方の……?


[痛みに少しも動きたくないが
 頭を動かし視界の滲む隻眼を向けた。
 だいぶ悪徳な商売をしている彼だ。
 金など、もう腐るほど持っているのではないか。
 何のためにそうして、何のために生きるのか。
 商品の分際で、知りたがった。*]
 
(103) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 9:45:59

【独】 旅人 J

/*
痛がるロル書くの楽しすぎるな……

しかし……
裏切られた、もうキライ!な被害者ムーブができない……
よりマンセーしてしまう……
どうするのが正解なんだ…….°(ಗдಗ。)°.
(-37) nagaren_rp 2022/03/20(Sun) 9:48:41