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【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 (36) だいち 2022/10/19(Wed) 2:05:55 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[とく、とく、 穏やかな心音が、鼓膜を微かに震わせる。 じわ、と何故だか目元が熱くなって、 なんでわかんの? って、音は喉に掠れて不完全に消える。 促されるまま、目を閉じて、>>2:295 目尻に溜まったものを、ごまかして 深呼吸を、ひとつ、ふたつ] (37) だいち 2022/10/19(Wed) 2:06:06 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[人間が、最初に聞く音は、母親の心音。 だから人間は、 穏やかな心音を聞くと、安らかな気持ちになるらしい。 これはもう、根源的な本能だ、仕方ない。 良い子だって、君の掌が僕の頭を撫でる。>>2:296 強く、強く、瞼を閉じた。] (38) だいち 2022/10/19(Wed) 2:06:17 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地『大地は本当、泣き虫だなぁ』 『いいからほら、こっち来い』 [半ば強引にって体で、大きな手に引き寄せられて、 僕はしぶしぶって体で、その体に身を委ねた こどもだった僕にしてみれば、 兄ちゃんの身体は大きくて、 すっぽり包まれるみたいな気持ちになって 安心して 頬を濡らしたまま眠りについてしまう 兄ちゃんは僕が眠るまで、僕の頭を撫でていた] (39) だいち 2022/10/19(Wed) 2:06:36 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[兄ちゃん。兄ちゃん。 その名の通り、大空みたいにでっかい人だった。 けれど、あまりにも大空に近すぎて、 だから兄ちゃんは俺に、地に足つけて生きてくれって、 大地、なんて名前を付けた。] (40) だいち 2022/10/19(Wed) 2:06:52 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[ 君の傷が、微かに見える。 >>2:297喪ったものへの悔恨 君のそれはきっと、僕のそれよりも深い だから、迂闊に触れられない 君の傷は、僕にはきっと想像もつかない 君は『兄』で、僕は『弟』だから そう思ったらなんだか、何にもできない代わり 甘えていることしかできなくなって 図体ばっかりでかくなって、重いだろうに 僕は容赦なく頭の重さを君に預けたままにした] (41) だいち 2022/10/19(Wed) 2:07:03 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[ブラコン? そんなの言われなくっても知ってる。 でもね、ちょっと違う 僕は兄ちゃんをお手本にしてるわけじゃない ただ、兄ちゃんに与えられた、 『救世主』って肩書を 手放したくないだけ ううん、手放せずにいるだけ せめて誰かの助けになれば、 まだ、返上しなくても赦されるかなって 君の掌がまだ僕の頭を撫でるから、 僕は少しまどろみながら、 もしかしたら思ったことが口から零れ落ちたかも] (42) だいち 2022/10/19(Wed) 2:07:21 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[兄ちゃんも、おんなじことを言ってたなぁ 弟は、無条件で可愛いんだって いくらでも甘やかしちゃうのが、 兄って生き物なんだって 兄ちゃんは、言った 『俺を、兄ちゃんにしてくれてありがとう』 ……って ひとっつも、 僕を責めたことなんか、無かったよ] (43) だいち 2022/10/19(Wed) 2:07:33 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[君の手が、君の声が、 ひと時の眠りへと誘う。>>2:303 君の言葉が、僕の心をさざめかせた。 僕は言わない。 『君の兄を悲しませないように』なんて そんなの、当たり前じゃないか。……って。 忘れないよ、兄ちゃんのこと。 当たり前じゃないか。……って。] (45) だいち 2022/10/19(Wed) 2:08:08 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[君は知らないだろ。 12歳のこどもが、18歳になるまでの、 6年間って、案外長い。 そう、長いんだ。 中学生の3年間、 僕は必死に寂しさに耐えた。 亡き人を責め、己を責めて、 何もかもがどうしようもなかったこと、 ようやくの事で受け入れた。 自分だけは自分のこと、 どうしても赦せなかったけど、 そこまでひっくるめて、受け入れた。 高校に上がった僕は、もう僕じゃなかった。] (46) だいち 2022/10/19(Wed) 2:08:27 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[兄ちゃんの声が聞こえないのは、当たり前だ。 死んでしまった人は、喋らない。 どんなに嘆いても、生き返ることはない。 それが、『死』というものだ。 そういった事実を受け入れて、俺は。 兄ちゃんの想い出を抱きしめながら、 兄ちゃんと共に生きる術を、 編み出して、俺は。 ――――ねぇ、手伝ってあげようか? 助っ人担当 、になる。] (47) だいち 2022/10/19(Wed) 2:08:49 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[ねぇ、知ってる? 人が人生をあきらめるときって、 とっても悲しい音がするんだ。 兄ちゃんは、僕に、 ほとんど何も言わなかった。 でもね、思い返せばずっと、 兄ちゃんからは哀しい音がしていたんだ。 だからだよ。 だから俺は、兄ちゃんがあきらめた人生の先を描くため、 兄ちゃんの人生をなぞるんだ。] (48) だいち 2022/10/19(Wed) 2:09:43 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[まどろみの中、ふんわり思う やっぱり君は、どこまで行っても『兄』で 僕はどこまで行っても『弟』で だからこそ、分からないことがあって ……わかっちゃう、ことがある だけど、僕は『弟』なので きっと君もご存じの通り、『弟』ってのは…… 案外ずぶとくて、図々しい 甘えるってことに躊躇しない] (49) だいち 2022/10/19(Wed) 2:09:58 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[だから、僕は未だに君の胸に頭を預けているし、 僕は…… 君のこの温もり、手放したくないなぁ、って 思っちゃうんだよ。 思い出させた君は、本当に罪深い。 ] (50) だいち 2022/10/19(Wed) 2:10:13 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地―― 2d 昼 with 白瀬さん―― [すみません、名前わかんなくて。>>2:429] あっ そりゃそうだよね!ごめん! 3年の小鳥遊! [気にしてなければ一回会ったくらいの 相手を覚えてることなんか、ナイ。 そらそうだ。 でも、多分見覚えくらいはあってくれたと思ったから、 あの夜いたよね、的なことは多分言わなかった。 気になる事はあれ、 いきなり話振ったらビビらせるよな、って 思って躊躇していたら。 いきなり話を振られたのは、俺でした。>>2:430] (52) だいち 2022/10/19(Wed) 2:11:21 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 えっ? あぁ、願い……願いね。 危ういよね。 [いきなり振られた問いに、 こちらも割と急な答えを返した。 間。] あ、えーとね。 本来なら、自分で努力するなり、苦労するなりして やっと手に入るようなものを、 ぽんって手に入れられちゃうとしたらさ。 まぁ、欲しいものが手に入るのは良いんだろうけど、 なんかこう…… 不穏だよね。 [……。 ダメだ。説明になってない!] (53) だいち 2022/10/19(Wed) 2:11:36 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 あーーーーー。 白瀬さんは? 願い、決まってるんだっけ? [若干パニクった俺は、 聞きようによっては、 あの日立ち聞きしてましたって 白状するような問いを返した。*] (54) だいち 2022/10/19(Wed) 2:11:49 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地―― 2d 放課後 with 槙ちゃん ―― [奇遇だね。>>2:412 俺も、実は昨日の朝までサボったことなかったんだ。 3年の秋にもなって俺ら、おかしいね。 こちらの無遠慮な問いに悩むそぶりを見せる君、 俺はそれをニコニコと眺めていた。>>2:413] ん、ん−。 誰かの願いを後押しする感じかな。 [願いとは限らないけれど。 的外れかもしれないけれど、 俺は予想を口にしてみる。 返事は別に、無くても良いが、 ちょっと期待する目を向けてみたりなんかして。 見つめ返されてしまった。] (55) だいち 2022/10/19(Wed) 2:12:01 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 どうかな。 ソレを幽霊に『願う』つもりは、 あんまりないかな。 [俺はそこまで秘密主義なつもりはないけど、 確かに話せないラインは存在する。 そして多分君は、間違ってなかった。 代わりに質問を一つ追加する。] ねぇ、槙ちゃんはさ。 例えばビルの屋上から飛び降りようとしてる 人を見かけたら、 なんて声かける?** (56) だいち 2022/10/19(Wed) 2:12:11 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地―― 朝 ―― [目が覚めて、いつも通り。 大空へむけて、挨拶をした。 ふと、スマホの通知に気づく。 多分誤爆の、全体メッセージ。] ふは。 ガチギレじゃん。 [消えたいとか、死にたいとか。 そんな不穏な願いを持つ人間が、 どうやら一人や二人じゃないらしいこと。 気づいてしまって何とも言えない気分になる。] (57) だいち 2022/10/19(Wed) 2:12:29 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 カウンセラー必要なんじゃないの…… 養護の先生、じゃ手に負えなくね…… [思わずひとりごちた。 今日は3日目。 幽霊へ願い事をするなら、期限になる日。 俺はまだ、何だか考えが纏まらずにいた。 朝家を出る前に、仏壇の前に座る。] (58) だいち 2022/10/19(Wed) 2:12:40 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[行ってきます、は帰還の約束。 無事に帰ることを約束する、言霊だ。 死者は何も言わない。 死者は何も感じない。 それについては、 まだあんまり意見を変えるつもりないけれど。 『悲しませる』ようなことをするつもりなんて、 微塵もない。 俺はいつもより少しだけ早く家を出て、 学校に向かった。**] (60) だいち 2022/10/19(Wed) 2:13:08 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a2) だいち 2022/10/19(Wed) 2:17:53 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 2d放課後 with 槙たゃん ── [唐突に投げた問いにまで、 君は真面目に答えてくれる。>>97 それにしても君は、 やっぱり直球で、優しいね。 そして、面倒見がとても良い。 俺は少し笑って、目を閉じた。] (126) だいち 2022/10/19(Wed) 8:49:37 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 ……そうだよね。 まずは……止めるよね。 俺も、そう思う。 [話を聞くとか、理解を示すとか。 そんなのは、 後回しだ。 >>98君の意思を尊重する、なんてのも、 きっとその場では考えられない。 たとえそれが、全くの他人だとしても、 反射的に引き止めてしまうのが、多分 俺たち だ。好きとか嫌いとか、関係ないじゃんね。 多分、人助けの根源は、 そう言う居ても立っても居られない気持ちだ。] (127) だいち 2022/10/19(Wed) 8:49:54 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 槙ちゃん。 俺もね、多分、そうすると思う。 とにもかくにも、止めると思うんだよ。 [問題は、止め方だった。 物理的な衝動なら、物理的な静止が効くけど。 『願い事』なんて超常的なもの、 どうやって止めればいいんだろう? 俺は、槙ちゃんを見返して、 少しだけ困ったような顔で、首を傾げた。] (128) だいち 2022/10/19(Wed) 8:50:08 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 ところで、明日は 『期限』 だね。[話を変えたように見せかけて、 実は全く変わっていない一言を。**] (129) だいち 2022/10/19(Wed) 8:50:24 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a16) だいち 2022/10/19(Wed) 9:13:19 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 2d放課後、槙ちゃん ── [返された君の言葉は、 嫌になるくらい正論だった。>>137 痛いところを貫かれ、俯いてしまう。] ……わっかんないよ、そんなの。 [つい、吐き捨てるように零した。 そもそも、『消えたい』が願いなのか、 願いの代償に『消える』つもりなのか、 それすらわからないのに。 説得だけに、3日間を使えたわけではない。] (147) だいち 2022/10/19(Wed) 12:00:18 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 わかんないよ。 何ができるか、何もできないか。 そんなのわかんないよ。 ちゃんと考えるには、3日間なんて 短すぎるよ。 四六時中一緒にいる家族じゃないんだぞ。 [人の気持ちはそう簡単に変わらない。 傷が深ければ深いほど。 俺だって、色んな事受け入れるのに、 3年かかった。 いや実際は、 まだ受け入れられてないところがある。 それでも…… 時間が解決することだって、 きっとあるのに。 それは、 ]同じ傷を持たないからこそ言える綺麗事だけど (148) だいち 2022/10/19(Wed) 12:00:34 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 わかんないよ…… 病気でもない、健康な体持っててさ…… けど人間なんて、 いつ何で死ぬかわかんないのにさ。 [人は、生きているだけで、 存在しているだけで奇跡なのに。 そして、誰かの存在が消えた後には、 きっと別の誰かのどこかに傷を生む。 どんな奇跡でも、消せない傷を。] (149) だいち 2022/10/19(Wed) 12:00:49 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[嗚呼でも本当は、分かってる。 俺はきっと、 彼の願いを正面からつぶすことはできない。 ズルい俺は、臆病な俺は、 『待ってるから帰っておいで』 って、そっと囁くことくらいしか。 だからこれは、ただの強がりだ。 もっと、わがままになれたらよかったのに。] (150) だいち 2022/10/19(Wed) 12:01:04 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[きっと、『期限』に触れなければ、 気づかれなかった。 本当に口にしたい『願い事』 けれどきっと口にできないから、 叶いそうにもない『願い事』 何故、槙ちゃんに話したか、そんなの きっと 諌められたかったからだ どこか叱られた子供みたいな気持ちで、 俺はようやく自覚する。] ごめん、槙ちゃん。 これは甘えだ。 [ようやく顔を上げた俺は、 多分へったくそな笑みを浮かべてた。**] (151) だいち 2022/10/19(Wed) 12:01:24 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a20) だいち 2022/10/19(Wed) 12:02:52 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地―― 2d昼 with 白瀬さん ―― [えっわかるの!?アレで!? って、内心驚いたのは秘密だ。>>179 でも、言った言葉は本心。 タダより高いものはない、って言葉がある。 それは、この世に本当にタダのモノは 存在しないからだ。 タダに見えるモノにも、 誰かが何かしらの対価を払っている。 心当たりがない時の方がアブナイ。 知らないうちに、 対価として君が徴収されているかも。 そんな、教育的な話じゃなくても、 『トクをした』って記憶は、 意識していないと危険なモノで…とか。 本当に本当のタダだったとしたら、 それは与えてくれた人が全ての対価を 請け負っている、ってことだから。 ……とか、そんなん。] (212) だいち 2022/10/19(Wed) 18:48:21 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[ぜぇんぶ、 兄ちゃんの受け売りだけどね! ほら、こうやって兄ちゃんは、 ]今でも俺の中で確かに生きてるよ。 (213) だいち 2022/10/19(Wed) 18:48:37 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[……なんて余裕は、当然無く。 俺は見事に墓穴を掘りました。>>180 さすがにちょっと、気まずい気持ち。 苦笑してしまう。] ごめん、 [立ち聞きしてしまったこと、 本当は俺は悪くないと思うけど。 聞かれて気持ちいいもんじゃないよねって、 俺は謝ってしまう。] (214) だいち 2022/10/19(Wed) 18:48:50 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[決まってました。 悩んでます。 落ちてきたのは存外素直な言の葉で、 だから俺も、少しだけ、肩の力を抜く。] ……そっか。 [肯定も、否定もしない相槌。] 悩んじゃうよねぇ…… まぁ、無理に使うもんでもないと思うけど。 使わない勇気……! ってそれじゃ麻薬みたいだな。 (215) だいち 2022/10/19(Wed) 18:49:05 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[本気とも冗談ともつかない口調で、 手の中のおしるこ缶を転がして弄ぶ。] 使うにしても、大それたこと願わなくってもね。 俺も悩んではいるけどね。 [おしるこ缶のプルタブを開け、口をつける。] あっっっま!! 何コレ!!! [反射的に叫んで笑う。 もし君からの視線を感じたら、 飲むの初めてなんだよね、 気になってはいたんだけど。 なんて言って笑う。] (216) だいち 2022/10/19(Wed) 18:49:19 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 君は好きなの? おしるこ缶。 [迷わずボタンを押していたから、 好きなのかも。 君の返答はなんだったろう。 どんな返事でも俺は、ふぅん、って言って、 それから。] 姉ちゃんのこと、嫌いなの? [同じテンションで、尋ねた。*] (217) だいち 2022/10/19(Wed) 18:49:48 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a32) だいち 2022/10/19(Wed) 18:50:43 |
【独】 助っ人担当 小鳥遊 大地/* 今回キャラクター背景とイメソンくらいしか決めてなくて、一応何もなかった時の願い事は考えてあったんだけど、なんか実際村入ってみたらそれどころじゃ無くて…動き意味わかんねぇなって大地くん(中身)頭抱えてたよマジで。 コレはもう本当にあらゆる意味で自業自得なんだけど、不穏判定食らってたの(しかも1人じゃない)びっくりしたよw (-67) だいち 2022/10/19(Wed) 19:31:50 |
【独】 助っ人担当 小鳥遊 大地/* 皆連日の疲れが出ているな…俺は知ってるぞ…… みんな頑張ってるもんな…… 俺はそろそろ死にそうなので旧校舎に向かおうかと (-98) だいち 2022/10/19(Wed) 23:22:30 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 2d放課後 槙ちゃん ── [苛立ちというより、やるせなさに近かった。 だから、苛立ちに聞こえてしまったならそれは ただの八つ当たり。>>159 いけないね、 いけないよ。 なのに君は、甘やかす。 俺は君の大きな掌を、頭で受け止めた。>>160 なんだかちょっと悔しくなって、 槙ちゃんってさ、 結構損するタイプでしょ、 って、ささやかな憎まれ口を叩いたんだ。*] (319) だいち 2022/10/20(Thu) 0:39:09 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地―― 2d昼 with 白瀬さん ―― [ちょっと大分情緒不安定だったのは、 認めよう。>>315 悩みなんてなさそうに見えた? そんなわけないじゃん。 俺これでも結構深刻よ? ……なんてね。] ごめんごめん。 タイミング悪かったね。 [噎せる君に、謝罪を一つ。>>316] (320) だいち 2022/10/20(Thu) 0:39:23 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 俺は、兄ちゃんのこと、好きだったよ。 [君の『嫌い』を否定しないように、 俺は俺語りをしてしまう。 好きだったよ。 勿論今も好きだけどね。 わざわざ過去形にされたそのワードに、 君は何を思うだろうか。 尋ねられれは多少は語ろうか。 死んじゃったんだ、6年前に。 大好きだったよ。 本当に、大好きだったんだ。……って。] (321) だいち 2022/10/20(Thu) 0:39:40 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[俺の意図なんて、 君にはきっとわからなかったろう。 だって俺自身、よくわからない。 ただ、多分…… 姉ちゃんともっと話してみたら? 言葉が届くうちにさ ……言いたかったとしたら、 そんなことだったんだと思う。 君に対するコメントとして、 正しいかどうかは別として。*] (322) だいち 2022/10/20(Thu) 0:40:22 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 3d ── [人もまばらな朝の学校。 俺は教室へは向かわずに、旧校舎へと向かった。 手には、コンビニのビニール袋。 あの夜、皆で辿った道を、 今度は一人でなぞる。] ……や。 逢いに来たよ。 ──────幽霊さん。 [彼女は笑った。] (475) だいち 2022/10/20(Thu) 19:35:32 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 よ……っと、 [近くから、古びた机と椅子を拝借してきて、 それを幽霊さんのそばに据え付ける。 コンビニのビニール袋から、 紙のお皿と紙コップを取り出した。 それから表面に『昆布』って書かれたおにぎりを 取り出してフィルムを剥いて、海苔を巻いて。 紙のお皿に乗せる。 紙のコップには、『天然水』ってかかれた ペットボトルから水を注ぐ。 それらを、幽霊さんの前に置く。] ごめんね、さすがにお花はなくって。 [代わりにビニール袋から取り出したのは、 花柄のハンカチ。 即席の、お供えだ。] (476) だいち 2022/10/20(Thu) 19:35:48 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 君はどうして、ここにいるの? この学校の、生徒だったのかな。 それとも、学校には全然関係ない? 俺はね、この学校の3年生。 あと半年もしないうちに、卒業しちゃうの。 君の名前はなんていうの? 俺の名前は、小鳥遊大地。 小鳥遊大空の方が、 バランス良いと思わない? でも、それは俺の名前じゃないの。 (478) だいち 2022/10/20(Thu) 19:36:30 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[静かな旧校舎内に、俺の声だけが響く。 幽霊さんの声は、俺には聞こえるけど、 多分他に誰かいたとして、その人には聞こえなかった。] ふぅん、そう。 ねぇ、なんで、願いを叶えてあげるなんて、 君は言ったの? [沈黙が、木霊する。 しばらくして、俺はゆっくりと、笑った。] (479) だいち 2022/10/20(Thu) 19:36:44 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 言ったでしょ。 俺は、君に『逢い』に来たんだ……って。 [『願い事』とはなんだろうか。 さんざん考えた末、俺にはわからなかった。 こんなやり方で叶えていい『願い事』なんて、 どうしたって見つからなかったんだ。] (480) だいち 2022/10/20(Thu) 19:36:57 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 俺の話が聞きたいの? やっぱり、寂しかったんでしょ。 でも、聞いて面白い話なんて、きっと無いよ。 [ふふ、と笑って問う。 それでも良いの?って。] じゃあ、俺のとっておきの秘密、教えてあげる。 つまんないから、って、寝ないでよ? [語るのは、誰も知らないお話。 誰にも、話したことはない。] (481) だいち 2022/10/20(Thu) 19:37:10 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 11歳のある夜、ふっと目が覚めたんだ。 虫の報せ、ってやつかな。 兄ちゃんがいなかったから、 なんだか心もとなくなっちゃって。 部屋から出たの。 そしたらね、リビングが、なんだか おもったるい気配なんだよね。 俺、そーっと近づいて、 部屋の外の壁に、ピタってくっついた。 (482) だいち 2022/10/20(Thu) 19:37:32 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 『約束だったろ、父さん、母さん。』 『1/4の確率に賭けて、弟か妹かを産んでも良い』 『でも、必ず、生まれてきた弟か妹かを 俺より優先しなきゃいけないって』 『賭けに勝っても負けても必ず』 『だから、ダメだ、絶対』 『仮にそれで俺が治ったとして、 大地になにかあったらどうする?』 『それも、一回とは限らないんだぞ』 (483) だいち 2022/10/20(Thu) 19:37:52 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 あんまり深刻な気配だったから、 俺、怖くなってそーっとその場を離れたの。 その会話の意味が分かったのは、 しばらく後になってからだった。 つまりね、兄ちゃん。 自分が助かるために俺に代償を払わせることを、 嫌ったの。 (484) だいち 2022/10/20(Thu) 19:38:09 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[それはどこまでもつまらない話。 兄ちゃんが、どこまでも俺を甘やかした理由。 両親の中では、いつだって、 兄ちゃんが一番で、俺はサブだった。 善良な人たちだから、 それを表に出すことはしない けれど、結局人間は心に逆らえない。 それをわかっていたから、 兄ちゃんは、兄ちゃんだけは、 誰よりも俺を愛してくれた。 11歳の俺から、 骨髄を取る方法がなかったわけじゃない。 でも、兄ちゃんは俺を愛しすぎてた。] (485) だいち 2022/10/20(Thu) 19:38:34 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 ねぇ。 君に、『これ』あげる。 [ことん、と机の表面が音を立てた。] うん。 良いんだよ。 どんなに大切でも、 『もう要らなくなった大切だったもの』って あるでしょ? そして、それが必要かなって人にあげるの、 普通のことでしょう? [俺は笑う。 綺麗に、笑えてるかな。 指先で、机に置いた銀色のロケットに触れる。 21gなんかには全然満たない軽い遺骨ロケット。 それは、俺が独りで生きていくために、 その準備をする間に必要な、補助輪のようなものだった。 いい加減、卒業しなきゃいけなかった。] (486) だいち 2022/10/20(Thu) 19:40:27 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 良いんだよ。 コレに、魂がこもっているわけじゃない。 死んだ人は、どこにも残らない。 でも…… ココにいる。 [俺は、自分の胸の真ん中を指さした。] でもね、コレには確かに、 兄ちゃんの魂は入っていないけれど。 俺の、大切な気持ちは、存分に入ってるから。 [それは例えば思いやり。 例えば執着。 良い感情も、悪い感情もきっと、 ただただ『大切』の気持ちを核にした、 雑多な感情が詰め込まれている。 しみ込んでいる。] (487) だいち 2022/10/20(Thu) 19:40:43 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 誰かを想う気持ちって、消耗品じゃないんだ。 使っても、減る類のものじゃない。 だから、良いんだよ。 [ねぇ、君には大切な人がいた? 誰かの幸せを願った? 俺はね、どうしても、 君が悪い人には見えないんだ。 どっちかといえば、 優しくて悲しい存在に見えるんだ。 君は、ここで独り、誰を、何を待ってたの?] (488) だいち 2022/10/20(Thu) 19:41:00 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地『俺の弟に生まれてくれてありがとう』 『俺に、人生で一番楽しい時間をくれてありがとう』 『俺を、兄ちゃんにしてくれてありがとう』 『大地と出会えて俺は、幸せでした』 『俺がいなくなっても、泣くんじゃないぞ』 『俺はもう、抱っこしてやれないからな』 『父さんと母さんをよろしく』 『でも、自分自身の人生を生きなさい』 (490) だいち 2022/10/20(Thu) 19:42:04 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 (491) だいち 2022/10/20(Thu) 19:42:17 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 『願い事』? 良いんだよ、俺は。 あぁ、でも…… お願いひとつ、してもいいかな。 [君が尋ねるから、俺は結局甘えてしまう] 今日ここに、 俺が大切に思う人が来るかもしれない。 多分来ると思う。 そしたら彼の願いを少し…… 助けてあげてくれないかな。 (492) だいち 2022/10/20(Thu) 19:42:34 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[彼の願いは結局分からずじまい でも、きっと切実な願いだ。] 願いは叶えてあげて欲しい。 でも、もし彼が帰ってくることを願うなら。 明日や未来を願うなら。 その手助けを、してあげて欲しい。 ……帰ってきて、欲しいんだ。 [温もりが去った後の寂しさを、 既に知っている俺は、 喉が締め付けられるような気持ちになる。] (493) だいち 2022/10/20(Thu) 19:42:48 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 そうだな。 帽子を被った男子が来たら、 ちょっとだけ、思い出して欲しい。 そんで…… 『明日の朝、屋上で待ってる』って言っといて。 [さぁ、25%の賭けをしよう。 君は帽子を被ってくるか? ────50% 君は、僕の伝言に応えてくれるか? ────50% オッズが適当? ]言わないでくれよ、知ってる。 (494) だいち 2022/10/20(Thu) 19:43:14 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[俺がその場を去るまで、 誰にも出会いはしなかった。 それは、その朝誰も旧校舎に来なかったのか 或いは気配を察して避けたのか もしかしたら、彼女の力だったのか それは、俺には分からない。**] (496) だいち 2022/10/20(Thu) 19:43:58 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a58) だいち 2022/10/20(Thu) 19:48:08 |
【独】 助っ人担当 小鳥遊 大地/* すごい今更、 慎ちゃんの名前を間違え続けてたことに気がついた。 本当に本当にごめんなさい(土下座 (-217) だいち 2022/10/20(Thu) 23:22:13 |
【独】 助っ人担当 小鳥遊 大地/* ところで俺はどの時間軸のどこに存在しているのでしょうか それを解明するために俺はアマゾンの奥地へとry (-221) だいち 2022/10/20(Thu) 23:42:14 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 2d昼 with 白瀬さん ── こちらこそ。 聞いてくれて、ありがとう。 [真面目な子だと、思う。>>353 俺と話したことが、君に何かの影響を与えるか。 与えたとして、それが良い影響か、悪い影響か。 分からなかったけど、わからなかったから。 何か、良い影響になれば良いと思った。 それは、願いというよりも祈りに近いもの。**] (574) だいち 2022/10/20(Thu) 23:53:30 |
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