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【独】 規律 ユスあとやっぱり許さんまーた狼選んでんじゃねーか! (※これはカミクズが許さんであるという前提で話をしています) (※違ったらストレッチャーで火葬場まで行きます) (-2) もちぱい 2022/03/01(Tue) 21:04:05 |
【墓】 規律 ユス>>薬局・医務室 「応急処置は既にアクタがしてくれていたみたいだな。ナツメも行ってくれたし、俺たちで怪我をどうにかするのはこれくらいだろうか」 医務室に行って改めて汚れたガーゼなどを取り替え、少女と共に出来る事は尽くした事だろう。 ただ、そこから先は、 「……あと何をしたらいいのか分からんな。輸血しようにも方法を知らないし、俺は病院の世話になってはいても医師ではない。カイなら既に知っているんだろうか?」 流石にやるべき事が浮かばなくなってしまった。少女にどうするか、視線を向けた後、エノを見やる。 「……すぐには回復しそうにない気がする。 やはり安静にしておいた方がいいんじゃないか。死んでもいいと思うなら、話は別だが」 (+1) もちぱい 2022/03/01(Tue) 21:32:16 |
ユスは、一通り終えて落ち着いた後、ヌンッした。具体的には手帳型端末で色々確認した。 (c1) もちぱい 2022/03/01(Tue) 21:36:32 |
【秘】 規律 ユス → 美術 エノ/* お疲れ様です。助けた相手が狼だと思わなくて驚きました。失血死です。 襲撃による印、どこに付けたとかエノさん側で決まっていますか? (-4) もちぱい 2022/03/01(Tue) 21:40:19 |
ユスは、結果をざっと確認した。自分が選ばれてもなお気にしない。眉一つ動かさない。 (c2) もちぱい 2022/03/01(Tue) 21:41:10 |
ユスは、彼との賭けの勝利を信じて疑わない。 (c3) もちぱい 2022/03/01(Tue) 21:42:28 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『ツルギ、エノさんが怪我をしたから暫く彼の様子を見ることになった。落ち着いたら離れるが、少なくとも今回の合議には行けないと思う』 合議がまだ本格的に始まる前であってほしいと思いながら、結果が出されたすぐに貴方にメッセージを送る。 『俺たちは幸運を掴むと、賭けに勝つと思っているからそれに関して何も言うことはない』 『ただ、話し合いは少なからず気力を使う。自分が疲れていないと思っていても、知らぬ間に疲労が溜まっている時だってあるだろう。特にお前は毎回密に参加し発言しているから尚更』 『無理はするな。お疲れ様』 そんな飾り気のないメッセージの群れを送ったのだった。 (-8) もちぱい 2022/03/01(Tue) 22:02:19 |
【独】 規律 ユスエノ、とーみんさんじゃない!?!?!?!? 誰、あれんださんか!?!?!?あれんださんこっち(ツルギ)じゃないの!?!?!?!? (-9) もちぱい 2022/03/01(Tue) 22:03:06 |
【秘】 規律 ユス → 美術 エノ/* 実は分かります。 狼窓の詳細が分かるのは同じ狼のカミクズさん(墓下行っても読める)、見学の二人、墓下落ちした人たちです。結構見える人が多いです。その為見える人達だけにあてたソロールを赤窓でやる、なんて悪事もやろうと思えば出来ますね。 ありがとうございます、では印ランダムで決めておこうと思います。助かりました。 (-11) もちぱい 2022/03/01(Tue) 22:05:46 |
【墓】 規律 ユス>>医務室 「ああ。傷から異物が入ってきた時などに生じる炎症反応が起きると思う。VR空間ではどこまで人体のメカニズムが再現されているのか分からないがな。 念のための解熱剤と、あと……」 手帳で色々と確認しているときにいきなり背後から声がかけられた。 「……ああ、メイサイ。ナツメを呼んだのはお前だったのか」 「……」 (+2) もちぱい 2022/03/01(Tue) 22:28:40 |
ユスは、メイサイに近付いて内緒話をした。 (c4) もちぱい 2022/03/01(Tue) 22:29:05 |
規律 ユスは、メモを貼った。 (c5) もちぱい 2022/03/01(Tue) 22:35:25 |
ユスは、耳打ちされた内容に頷いた。 (c6) もちぱい 2022/03/01(Tue) 23:56:44 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『嫌という程か。よかったな。 事件の発端はまだ分かっていないが、お前も人を上手く殺せるといいな』 何の感慨もなく静かに答えた。 (-25) もちぱい 2022/03/01(Tue) 23:56:51 |
【墓】 規律 ユス>>医務室 「? メイサイはおばけではない」 すり抜けるし透明になるけど……。 「たまたま本で見ただけだ。これ以上どうしたらいいかは俺も分からない。 指示があればそれを助けるための動きは出来るが、あとはエノさん自身でなんとか回復してもらうしかないな」 時折手帳を確認しながら返事をする。 手の中の裁判場の様子を見るに、今回は早めの解散になりそうだ。話を聞くのは嫌いではないから例えどれだけ空気が悪くなろうといくらでも聞けるが、それどころではないなら仕方ない。体調が悪い時何かするどころではないというのはよく知っている。 (+5) もちぱい 2022/03/01(Tue) 23:58:17 |
ユスは、ナツメに端末の使い方を教えた。 (c7) もちぱい 2022/03/02(Wed) 0:16:15 |
【墓】 規律 ユス>>医務室 「そうだな。アクタと同じくらい感情の起伏は激しいが医者になる為に相当努力しているらしい。 もし来てくれるなら有難いが、誰がどこに行くかなど自由だしな。俺もそのうち他の場所に行くだろうし」 メイサイが出て行く時はいつも通りの調子で見送るだろう。 「安静か。そうだろうな」 (+7) もちぱい 2022/03/02(Wed) 0:46:18 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『分かった。こちらは特に急ぎの用事など何もないから、焦らず来てくれ』 ナツメに端末の使い方を教えてから、隙を見て連絡を返す。 『一人でか? ……とはいえ、俺は護身術も武道も何も学んでいないから力になれるか分からないが。お前が部屋の外に立つなら俺も行く。 提供者に選ばれるならともかく、直接お前の身に何かあった時暴れるかもしれないのは俺も同じだ』 『正直な話、今回事件の発端はまだ知らないが、もし── |』 『』 『いや、なんでもない』 エノをちらりと一瞥してから、話を続けた。 『見る限りこちらの部屋に来ても大丈夫な気はするがな。お前と他の参加者の関係性は知らないが』 確かにあの投票先の決め方によって昨日空気が一変したくらいには歓迎されたものではないことくらい此方も察している。 ただそれだけで嫌われるものだろうか、と機微に疎い青年はぼんやり思っていた。世間一般の事なんてやはり難しい。 『そうか。お前が大丈夫ならいい。 確かに周囲の様子は気になる部分があるな。合議はまだ続くし、それとは関係のない場所で刀傷沙汰も起きた。疲れたり、考えの変わったりした者たちが何かの弾みで取り返しのつかないことをするとも限らないしな』 (-34) もちぱい 2022/03/02(Wed) 1:15:05 |
【墓】 規律 ユス 解散に向かいつつある合議を静かに眺めている。注目すべき点は今回さほど無いだろうなと思った矢先、ツルギが一つの提案をした。 個人的に、注視するべき点が見つかったと感じる。 この提案はW誰かに隠れて何かしたい者Wにとって、あまりに都合の悪いものだろう。……ただ純粋に一人で静かに過ごしたい者にとっても同じ事が言えるが。 勿論仮に何かを画策していたとして、この場で馬鹿正直に反応する者などいない筈。それでも、この提案を聞いた周囲の様子は見ておくに越した事はないと思った。 無機質な視線が、手帳の中にある裁判場を静かに見つめていた。 (+9) もちぱい 2022/03/02(Wed) 1:45:54 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『成る程。確かに、難しい状況なら諦める者も出てくるだろうな』 納得したように返した。人の命を奪う約束を交わしておきながら、人の命を守る為に動こうとする。他者からすれば違和感しかないやり取りも、お前と俺なら普通の会話になってしまう。 『? カミクズさん? 何故そこで彼が? ああ、これも後ほど一緒に調べながら話のすり合わせをしたほうが楽だな』 『分かった。 ……分かったが、誰かを部屋まで送るなどの用事ならくれぐれも気をつけてくれ。 お前と相手の一対一の状況になるということだろう? もし相手がツルギを殺す気で襲って、お前が斃れでもしたら。助けに行けない』 『そんなことになってしまったら』 がり、と文字を走らせるボールペンに力がこもる。 『俺が困る』 『俺が、嫌だ』 明確に、自分の意思を示した。 俺が見ているのは紛れもないツルギで、父親ごっこで無理するお前じゃないのだから。 ▼ (-38) もちぱい 2022/03/02(Wed) 2:06:00 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 追加のメッセージには、きょとんと瞬きをしてから返事をした。 『それなら話そう。嫌われたり怖がられたりすると思って、やめようと思ったのだが』 なんとなく、この時の顔が見れなくて残念だなと思った。 『嫌がられたり怖がられたりするのも不本意だが、不安にもさせたくない。 合議が終わったら会って話そう。不安が取り除けるまで、いくらでも傍にいる』 命もあげると、全てをあげると言った。だから、もし、誰かに殺されるくらいなら、その時は (-39) もちぱい 2022/03/02(Wed) 2:06:29 |
ユスは、そういや自分はどこに印付いているのだろう。鎖骨らしい。 (c8) もちぱい 2022/03/02(Wed) 2:13:59 |
ユスは、暫く印がどこにあるのか気付かない。 (c9) もちぱい 2022/03/02(Wed) 2:14:26 |
【独】 規律 ユス俺のツルギ、かわいさコンテスト出したら優勝間違いなしじゃないですか? まあかっこよさもたくましさもうつくしさも総なめマスターランク優勝しますけど (-43) もちぱい 2022/03/02(Wed) 2:22:33 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『エノさんとヒメノさんの諍いでは銃が使われたらしい。真剣を所持しているとはいえ、用心するに越した事はない』 とはいえ、しっかりしている貴方のことだから滅多な事はそう起きないだろうと踏んではいるけど。 『印? ああ、そういえば俺もどこにあるのか確認していなかった。分かった、合流したら話すついでに見せよう』 貴方の考えなどつゆ知らず、メッセージはそこで閉じられた。 (-76) もちぱい 2022/03/02(Wed) 11:34:31 |
【秘】 規律 ユス → 落涙 ユメスケ『コタ。まず先に、エノさんやヒメノさんの諍いの現場での連携助かった。迅速に俺たちが救護を行えたのはお前の力のお陰もあるだろう。ありがとう』 それが送られて来たのはようやく穏やかな時間が戻って来た頃。 『俺が言われた三つのことを、お前自身に返されることを想定していなかったのか? 言葉を投げられて、最も返しやすいのはその言葉を投げて来た向かいの相手だと思うがな。 そうか、言われたくなかったのか。悪いと思わないから謝りはしないが』 『ああ、選べるくらいにはなれた。 ありがとう』 ▼ (-78) もちぱい 2022/03/02(Wed) 12:01:06 |
【秘】 規律 ユス → 落涙 ユメスケ『答えを出す過程は不可逆。成る程な。記憶を失いでもしない限りは確かにそうだ。 忘れたくても忘れられない。逃げられる望みはほぼほぼ薄いのに、夢を抱いてしまったお前がその例か』 『ようやく主目的を知る事ができたな。 喋る事自体が目的でも、そうして自己満足できているなら副次的にお前も少なからず救われているところがあるのかもしれないな。いい事だ』 『今はそうではないか。まあ、昔はと付ける時点でそうなのだろうな』 入力中。それから、少し時間が空く。 好きでも嫌いでもない相手を救おうなどとは思わない。最初はどこか近しい者だと感じたが故にお節介のような話もしたが、今はもうそうするつもりもない。 ただ、貴方と話をするのは嫌いじゃない。自分には無い視野が得られる。 故に、貴方が何を言おうと、何を思おうと、こちらが返すのはいつだって一つの気持ち。 ▼ (-79) もちぱい 2022/03/02(Wed) 12:01:30 |
ユスは、マップを出したことと、不思議そうな声でやろうとした事を察した。 (c13) もちぱい 2022/03/02(Wed) 14:40:57 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『ああ』 『俺たちが来た時には、既に』 テキストメッセージで問いかけたられた意図を察すると、手帳型端末を使う代わりに声は出さずとも分かりやすくはっきりと唇を動かして貴方に応じた。 (-100) もちぱい 2022/03/02(Wed) 14:41:45 |
ユスは、ツルギに視線を送る。 (c14) もちぱい 2022/03/02(Wed) 14:42:03 |
ユスは、ナツメの遠慮が急激になくなりつつあることを気にしていない。気楽でいいと思う。 (c15) もちぱい 2022/03/02(Wed) 15:00:10 |
ユスは、試しに腕まくりをした。印、ない……。 (c16) もちぱい 2022/03/02(Wed) 15:31:04 |
ユスは、あっ。 (c17) もちぱい 2022/03/02(Wed) 15:48:07 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「それで」 「何から話すべきだろうか。ヒメノが死亡した件か? 恐らく俺とツルギとで聞いている諍いの情報が異なっているだろうし」 医務室を去り、歩きながら簡潔に話す。目的地は貴方に委ねることにした。 (-129) もちぱい 2022/03/02(Wed) 19:27:57 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ「ナツメへ。部屋を追い出したようですまないな。一度俺とツルギは部屋の方に戻るから、医務室に戻って寛いでくれて構わない」 貴方が世界新記録を叩き出しながら退室した後、少ししてそんな連絡が飛んでくる。 ただ連絡してみたかっただけともいう。レスに深い意味はないので、よきようにしてほしい。 (-130) もちぱい 2022/03/02(Wed) 19:40:25 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「ふむ。カミクズさんに人を襲う理由など俺が聞く限りでは浮かばないし、時系列的に後に怪我をしたエノさんが背中に大きな切創を負っていた様子からどちらの件もヒメノさん側から仕掛けたと見ていいのか。不意打ちでないと背中にあんな切り傷はつかないだろうから。 そうなるとヒメノさんはカミクズさんをカフェで襲ったが逃げられ、次に薬局にいたエノさんを新たな標的にしたということだろうか。他に移動した場所、襲った相手がいないのなら」 部屋は前回貴方が来た時とまるで変わりない。殆ど初期設定のままではあるが、貴方が来た時に出した椅子がそのまま残っている。 それを勧めながら別のスペースに姿見を出す。 「俺とナツメが薬局に駆けつけた時は既にヒメノさんが亡くなっていて、エノさんは満身創痍だった。先に騒ぎを聞きつけたらしいアクタとコタが現場にいて、二人に応急処置を施していたようだ。 ナツメが貰った連絡によれば『銃と刃物を使って二人が争っていた』らしい。確かに、俺も発砲音らしき音を聞いた。 ただ、エノさんの体には弾痕が無く、切創のみ。上手く避けただけかもしれないが、撃たれたのはヒメノさんの可能性が高いだろうな。二人を運ぶのを優先していたから、彼女の遺体は調べなかった。 ……俺からはこんなところだろうか。 持っている情報だけでいえばヒメノさんはエノさんを襲い、返り討ちにあって死んだことになる」 騒ぎとなっていた話をそうつらつらと説明した。 (-134) もちぱい 2022/03/02(Wed) 20:14:39 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ『ああ。結局話ができてないしな。落ち着いたらまた会って話そう』 そしてうさぎのスタンプと暫しにらめっこ。前のうさぎのスタンプとは違うものだ。種類、いったいいくつあるんだ……? それなりに時間をかけて考えた後、🙆の絵文字だけを送って返事をした。 (-139) もちぱい 2022/03/02(Wed) 20:31:41 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 帯刀している貴方を酷く心配しているのはそのせいでもあった。いくら貴方が武道を修めた者であっても、離れていながらも相手を攻撃できる銃相手では渡り合うのも難しいだろうと危惧していたのだ。 「そうだな。正当防衛。ヒメノさんが死んでしまったのも致し方のない事だろう。 そうでなければ俺が困る。 」上着を脱いでベッドに放り、シャツのボタンを二つ、三つと外していく。 「……ああ見つけた。ほらツルギ、印は多分これの事だろう」 自分の分の椅子を引き寄せてから貴方の前に座った。 片手でシャツをぐいとずらせば、左の浮き出た鎖骨のすぐ下にバツ印がはっきりと付いていた。何も知らない者からすればマジックペンで書いたような落書きのよう。 (-142) もちぱい 2022/03/02(Wed) 20:44:15 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「教科書で得る知識なんてそんなものだろう」 かといって経験者に聞こうにも誰かの臓器になっているか、守秘義務で何も話せない状態になっているから困りものだ。 「…………」 肌を撫ぜる指に、貴方の行動に思わずほんのかすかに目を丸くする。 あれだけ人に触れる事が苦手だと語っていた彼が自発的に触ってくるとは思わなくて、驚きと同時に言い表し難いむず痒さが込み上げる。 「…………」 痛くはないので好きにさせている。青年の爪が引っ掻こうと指が摘もうと、黒々としたチープな候補者の証は肌に張り付いたまま。 人に触れるのが苦手な貴方がこうも手を伸ばしてくれているのだから、極力好きにさせたい。 「……ツルギ? やはり気になるか?」 なんだか新しい玩具を見つけた少年のようだと、様子を観察しながらふ、と息をかすかに零した。 立ち上がる貴方を見上げる顔はいつも通りだが、普段硝子のような無機質めいた視線はちょっとだけ興味深そうに貴方を捉えていた。 (-150) もちぱい 2022/03/02(Wed) 21:25:13 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「そうか」 一度だけ自分の指をシャツの下に潜り込ませ、同じように証を指で擦った。そんなに面白いものだったのだろうか。 「ああ、あれか。あれは……、 …………え」 床に視線を落としながらボタンを直していたが、手が止まって視線が持ち上がる。名前を呼ばれて先ほどよりも目が丸くなった。 数秒固まったのち我に返ったように全てのボタンを留める。 「……んん、あれはだな。今回のヒメノさんによる騒ぎと関連している」 そこは先日のメッセージからも読み取れる。それでも回りくどく切り出した上に貴方をいつも真っ直ぐ見ていた目が数度泳いだのは、名前を呼ばれた驚きを誤魔化そうとしたからかもしれない。 「あの時続けて言おうとしたのは、Wヒメノさんが騒ぎの元凶で、かつもし生きていたらW、という言葉だ。 結局、ヒメノさんが元凶だった。だから、もし生きていたならば──」 ▼ (-159) もちぱい 2022/03/02(Wed) 22:09:49 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 与えることに躊躇いがない。取り上げられるだけの人生で、楽に怠惰に生きるために多くを放棄し捨ててきた毎日だったから、貴方から与えられることに慣れていなかった。 今はもうすっかり戻っている。けれど数秒。確かに、貴方のおかげで心の水面がぐらんと揺れた。 「そうだな。俺は彼女のことを知らないが、悪意は無かったのだろう。ただ生きたかった。それだけだ。 でも、だ。 お前が襲われる可能性があった。お前が殺される可能性があった。そんなこと起きない可能性だってあったが、あったかもしれないは考えだしたらキリが無い。 この元凶が投票権を持つエノさんだったら手出しはしなかった。ヒメノさんが投票権を持っていたら、違っていた。彼らを殺すことは確率を乱してしまいかねなかったから。 俺は、俺とお前以外の存在は全て平等だ。平等に、どうなろうと構わない。 ……が、俺の生きる理由を取り上げられるのは心底嫌だ。それが些細な可能性の芽であっても、俺は残すことなど許容できない」 その声は、沸々と。確かに少しずつ、熱が込められて。 その視線は、無色透明だった、氷にも似た眼差しは── ▼ (-168) もちぱい 2022/03/02(Wed) 23:12:54 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ「どういたしまして。 俺とお前が同じ景色を見るためなら、喜んでこの手をいくらでも穢そう」 ──誰かと同じ、濁った色をしていた。 (-169) もちぱい 2022/03/02(Wed) 23:14:00 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『そうか』 『お前がそうしたいのならそうするといい。何を選択するかはメイサイの自由だ』 こちらも簡潔なメッセージ。ただ、程なくして追加で何件かさらに貴方の元に届く。 『これは話せるなら話せばいいし、話したくないなら話さなくてもいいが』 『WやめたいWといってやめられるものなのか? それならばやめるに越したことはないが、環境や状況によってそうせざるを得ないよう誘導されていたりするのだろうか』 『そもそも、何故お前は人殺しを?』 (-189) もちぱい 2022/03/03(Thu) 10:23:25 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『そうか。それもまた選択だ。 選ぶ意思を取り上げられていないのならそれでいい。それが一番だ』 メッセージでやりとりをしている貴方には知る由もないが、もし声を使っていたなら珍しく僅かに熱がこもったものになっていただろう。 『内緒か。分かった。では聞かない。お前の内に秘めておくといい。俺も話さないから』 次の内容が間が空いても青年は気にしなかった。 『ああ、選ばれてしまったな。てっきり恨みを買って皆の投票で選ばれるものかと思ったが……二回目の者は何を思って選んだのだろう。 まあそういう時もある。だが選ばれても提供者が確定したわけじゃないから、まだ助かる可能性がある。 俺たちはそれに賭けているし、勝てると信じて疑わない』 『だから何も問題はない』 宝くじを買って自分は当たると思い込んでいるようなものだ。根拠も何もない。問題はありまくりだ。 それでも、青年は眉一つ動かさずいつもの調子で貴方に返事を送った。 (-212) もちぱい 2022/03/03(Thu) 13:02:29 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 以前なら自分の命だって、どうでも良かった。 自分の命は、俺だけのものではないらしいから。 だから、命を返しにきた。 でもこの命は、もう俺だけのものではないから。 だから、命を落とせない。 大切にしたい。執着している。生きる理由だ。誰かにそう思うなどもう無いと思っていた。 痺れが少しずつ薄れて、少しずつ想いが滲み出していく。……もしかすれば、孤独も、寂しさも、恐怖も、いずれは。 「分かった。気をつけてくれ。 俺もカミクズさんに話があるから、少し離れるかもしれない。単独で行動しないようにこちらも用心しておく」 ボトルを受け取って貴方を見送った。 貴方がどのような理由で何処へ行くか気にしない。貴方が貴方の為に動けるのなら、それだけで。 見送ってから飲んだジュースはやっぱり慣れなくて、でも悪くなかった。 (-230) もちぱい 2022/03/03(Thu) 16:05:31 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ 貴方に一件の連絡が届く。 『カミクズさん。突然すみません。 話がしたくて連絡を入れました。掃除の仕方を教えてほしくて』 『もし可能なら薬局まで同行してくれたらと思うのですが、如何でしょうか。 ただ当時のログを調べたツルギから、カミクズさんがヒメノさんに襲われたと聞いています。怪我が酷いようであれば無理せず安静にしてもらえたらと』 (-231) もちぱい 2022/03/03(Thu) 16:08:40 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『どうして、か。ふむ』 少し間が空く。 『それ以外の結果に意味は無いから』 ややあってそう返ってきた。 『俺だけ生き残っても、ツルギだけが生き残っても、二人が死んでも、それらは全て意味が無い。無価値だ。だから確信しているというわけではなく、たった一つの結果を見据えるしかやることがなくてな。 怖い? ……状況が変われば思うこともあるかもしれないが、少なくとも今はそう感じたことはないな」 もともと命を返すつもりで来たから。死ぬことに関しては怖くない。 『別に俺は何とも思わないから謝ることはない。気にするな。 ……そうか、お前も賭けるか。それもまた気にしない』 『気にしない……が、メイサイはそうやって他の参加者の生存も望んでいるのか?』 ふと疑問に思った。何故貴方はこちらに対して色々考えてくれるのかと。 (-233) もちぱい 2022/03/03(Thu) 16:16:30 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ 一方、こちらは相変わらず眉一つ動かさない。淡々とメッセージを送り続ける。 『それは何より。ありがとうございます』 『出来れば単独で動く時間を減らしたいので、カミクズさんがお嫌でなければ部屋まで迎えに行きます。 そこから薬局へ向かいたいのですが、大丈夫ですか?』 今回の合議の中で出た意見に賛成の身であった為か、なるべく一人でいるのはやめようと判断したらしい。自分も、相手も。 (-234) もちぱい 2022/03/03(Thu) 16:20:37 |
ユスは、チップ非準拠になった。ツナギスタイルだ。 (c21) もちぱい 2022/03/03(Thu) 16:41:20 |
ユスは、カミクズの部屋へ向かった。多分、夕暮れ時の事。 (c22) もちぱい 2022/03/03(Thu) 16:41:48 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ『分かりました。すぐに行きます』 簡潔なメッセージで締めくくって、それから暫くした後。 動きやすい服装になった青年が貴方の元を訪れる。最初に会って会話をした時から変わらない無愛想のままだ。 「カミクズさん、お待たせしました。頼みを聞いてくださりありがとうございます」 小さく頭を下げてお礼を述べる。 (-238) もちぱい 2022/03/03(Thu) 16:42:11 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ「よかった。折角の機会を逃さずに済みました」 もしバケツやら何か荷物があるなら代わりに持とうと進言したことだろう。 「俺が最後に見た時はまだ寝て休んでいましたが、その様子を見るに連絡を取れる程度には回復したようですね。 出来る限りの応急手当はしましたし、ナツメに頼んだりツルギが見舞いに来てくれる人を呼んだりしていましたから、もし何かあっても力になってくれる人は彼の傍にいると思います。大丈夫だと思いましょう」 付きっきりで見ていたわけではないし、医師でもないので正確な判断はできない。 救護に携わった者として無責任な発言はしたくなかったので、大丈夫とは言い切れなかった。けれど何かあってもすぐに対応できると、懸念要素を払拭できそうなことは提示しておく。 (-242) もちぱい 2022/03/03(Thu) 17:02:52 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ 合議が始まる前。顔合わせの時点で彼は確か、独りで死ぬのは寂しいと言っていた。 「……一人が苦手な方でしたか、エノさんは」 問うというより独り言に近かった。 「……そちらの懸念ならば、怪我よりも大丈夫だろうと言えます。きっと放っておけない人たちが来ますよ」 貴方だって、その一人だろうから。 約束をしたかしていないかは知らないが、きっとそうかもしれないと密かに胸の内で予想した。 続く掃除の話については。 「俺ですか? ……。 こういった掃除のやり方を覚えた方が役に立つかなと。終わるまで何も起きないという保証はありませんし、カミクズさん一人に頼りっぱなしもどうかと思いまして。 そもそも、ヒメノさんに襲われたのなら貴方ももう少し休むべきだと俺は考えますが」 少し頭の中で返答をまとめる為に閉口したのち、そう答えた。 (-278) もちぱい 2022/03/03(Thu) 21:58:19 |
【独】 規律 ユス「……本来の目的は」 「死体や血の処理を覚えた方が、これから役に立つからなのだが」 「貴方に正直に言う理由などないからな」 (-279) もちぱい 2022/03/03(Thu) 21:59:29 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『うん? ああそうか、見学者は裁判場には入れないのだったか。 そうだな。ツルギと生きて帰って見に行くつもりだ。あいつがいないと作れない景色だから』 当然のようにそう返ってきた。 『そうか。望んでいないのか。認識を間違えたな。悪いとは思っていないから謝らないが』 馬鹿正直に答える。それから暫くして、続きのメッセージ。 『揚げ足を取るようだが、それもある種の祈りだな。祈りと望みの違いはよく分からないが。 ……いや、そこはあまり重要なポイントではないな』 『メイサイ。お前はヒメノさんがエノさんを襲った時も、ナツメに連絡を入れただろう。 それなのにその後は干渉しなかった。同じ見学者でありながら、アクタに付き添ったコタと違って』 『その距離感がどうにも不思議に感じられてな。関係者ではないが、決して無関係でいられない。 上手く言語化できないが、付かず離れず、俺たちといるようで。 ただの勘違いなら別にいいのだが』 (-280) もちぱい 2022/03/03(Thu) 22:11:20 |
【独】 規律 ユス臓器くじ村でモツ鍋食いたいって言って心臓を移植された奴相手にハツくれって言うメイサイおめー良いセンスしてんなあ!? (-324) もちぱい 2022/03/04(Fri) 3:49:45 |
【独】 規律 ユスメイサイ、法廷スケッチ のこと知らなさそうだし鯖にいない人だと思ってて、臓器ジョークからいちかわさんかな?と最初は思いつつ 色んな人に秘話飛ばしてるみたいだしフットワーク軽いからきぬくろさんかと思ったけど臓器くじの鍋パえげつねえセンスしてるしやっぱりいちかわさんかな (-325) もちぱい 2022/03/04(Fri) 3:56:18 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ「成る程。万全じゃない状態でじっとしていると気が滅入ることもありそうですね。襲われたのなら尚更。 分かりました。それならこれ以上休めとかは言いません。ただ、もし体に負荷が掛かりそうな作業をする場合は俺に言ってください」 提案をしながら、さくさくと歩いていく。 「……」 ぽつり、こぼれ落ちた想いと声。 ちらりと物憂げな貴方を一瞥して思案する。 青年は貴方と美大生、W二回目の人間Wの通信を知らない。貴方の主な清掃先を知らない。 ……けれど。 「……人が人として生きる限り、必要とされ続けると思いますよ」 ただの清掃員が言う台詞にしては異質めいたそれを拾い上げめ推測し、辿り着いてしまった。 「俺にとっては都合が良くて助かります。 その可能性に賭けて話しかけたが、予想は当たったかもしれないな。よかった」 貴方の声よりも更に小さな声で放たれたそれは、薬局へ向かう足音に踏み潰されて消えていった。 (-326) もちぱい 2022/03/04(Fri) 4:41:39 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ /* 失血死が好きです。(名乗り) 血とか色々流れ出るのが好きなので、是非白に流れさせていただけたらなと思います。素敵な提案ありがとうございます。 (-327) もちぱい 2022/03/04(Fri) 4:42:16 |
【墓】 規律 ユス>>薬局 ただ生きたいという鮮烈な少女の願いも。 ただ理解したいという青年の唯一の欲も。 そして彼らに手を伸ばした者達の意思も。 それら全てがいなくなってしまえばそこにあるのは、彼らが「そこにいた」と言う僅かな名残のみ。 倒れた陳列棚。乾いた血溜まり。散らばった商品の数々。多くの残滓が留まった場所に二人は到着した。 「当然と言えば当然ですが、殆どそのままですね」 前回駆けつけた青年は今は学生服ではなく動きやすいツナギを着ていた。人を助け運ぶ緊急の用事ではなく、人々の名残りを丁寧に掃除するのだから。 (+22) もちぱい 2022/03/04(Fri) 4:43:41 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『生きたい=x 『そうか』 空白。沈黙。思考。 『俺なら他人事だと全て放り投げるのだがな』 ぽつり、そんな独り言めいたものが送られてくる。 『こので参加者がどれほど死のうが、どれほど生きようが、見学のお前は確実に生きる。 明日死ぬ予定でもない限り必ず明日がある。生きたい≠ニ叫ぶ人間の命が積み重ねられた明日が』 『メイサイ。参加者の誰もが生きたい≠望んでも、終わらない限り誰かが選ばれる。本当にW提供者Wになる者だっているだろう。 蹴落とし合い。生存競争。そういうものに見えるかもしれない。 納得のいかない結果になる者が出るかもしれないことは、きっとお前も予想できる筈だ。それが一人では済まされない可能性があることも』 ▼ (-347) もちぱい 2022/03/04(Fri) 11:53:00 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『それでも、背負おうとするのか?』 『無関係ではなくとも、関係者でもないお前が』 声や仕草など、言外から心情を伝えられるツールがないことに気付いた。 『ああ、責めているわけではない。ただ、純粋な疑問だ』 『他人の想いを背負うなど潰れてしまいかねないものだと思うのに、と考えてな』 (-348) もちぱい 2022/03/04(Fri) 11:53:56 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『そうか。俺たちの分を背負っても背負わなくても俺には関係のないことだが、一生理解できないだろうなとは思ったかもしれん』 『……それでも、背負わなくとも、きちんと見守ってくれるのだなとは思ったが』 お人好しが一番理解できない人種だろうなと思った。 『……ああ。だから殺すことをやめたいと言ったのだろうか。 そもそも、自分で殺そうと思って殺した相手の生きたい≠背負おうとすること自体気持ちが分からないな。律儀なのか? メイサイは」 そんな、呑気そうな感想を述べた。 (-355) もちぱい 2022/03/04(Fri) 15:04:24 |
【墓】 規律 ユス>>+25 薬局 「そうですね」 端的に答えてモップを受け取る。 移動する前に、眼前で揺れたスプレーを捉えた。じぃ、と焼き付けるように視線を注ぐ。 「てっきり特殊な薬剤か何かを使うものだと思っていました。それなら薬局でも普通に買えそうでいいですね。 使う機会が無いに越したことはありませんが、覚えておきます」 小さくお礼を述べて指示通り離れた場所からモップがけを始めようと、 「カミクズさん」 して、立ち止まって振り向いた。 「W誰かがそこで生きていた事の名残を感じていたいW。 海でそう話していましたよね。誰かが居たんだなと安心すると。 ……こんな痕跡でも?」 乾いた赤を感慨もなくモップで叩いた。 (+26) もちぱい 2022/03/04(Fri) 16:08:27 |
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