人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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視点:


【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス

『ユス』

『来れる?』

『無理だったらいい』

短いテキストが君に送信された。
しばらくして『俺の部屋』と、追加で。
(-23) wazakideath 2022/03/05(Sat) 12:38:32

【墓】 規律 ユス

>>4:+27 薬局

 沢山の色が混ざった笑みを見る。
 やはり自分と違うと思った。他人に寄り添える、名残さえも大切にしてくれる人。

「……。寂しいという気持ちは分かりませんが」

 馬鹿正直に答えながら無色透明な硝子にも似た眼差しを向ける。痕跡に触れても、自分の心に降ってくるのはただの事実だけだった。

「全部綺麗にしてしまったらわからなくなるという点は同意します。
 何もかも元通りになってしまえば、生きている者は今まで通り何事もなくその場を生きた証で上塗りし続ける。事情を知らない人間からすれば存在していないもほぼ同然。その人の人らしさなどどこにも無い。
 存在していないものに何かを思うことなど、出来ませんから」

 滔々と語ったのち「喋りすぎましたね」とモップの柄を握り直し、掃除を始めるべく踵を返した。
(+3) もちぱい 2022/03/05(Sat) 14:01:19

【独】 規律 ユス

ツルギ、可愛いな……お前のおかげで毎日光り輝いてるよ……
(-29) もちぱい 2022/03/05(Sat) 14:02:23

【墓】 規律 ユス

 合議の時間は裁判場の傍聴席にいた。自分にはもう投票権が無いから、静かに成り行きを見守っている。

「……そうか」

 始まる前に結果を見た。一緒に生きて帰ると話した者が選ばれていた。にも拘らず、眉一つ動かさず事実を受け止める。自分で投票先を選んだ時のような動揺すら無い。

(後で印見せてもらうか)

 呑気にそんな事を考えながら、話し合いに意識を向けた。
(+4) もちぱい 2022/03/05(Sat) 14:11:06

【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ

『今行く』

 それだけを送って貴方の元へ向かう。無理ではないので当然行くし、無理だったとしても是が非でも行くつもりだった。貴方以外に優先するものなんてないから。


「……ツルギ。俺だ。いるか?」

 暫くして貴方の部屋の扉を叩くノックと共に、淡々とした様子の声が扉の向こうから飛んでくる。
(-35) もちぱい 2022/03/05(Sat) 14:14:48

【独】 規律 ユス

とうとう秘話プレビューのツルギも墓下差分になっちゃった
可愛くて気が狂いそうだな
(-34) もちぱい 2022/03/05(Sat) 14:15:17

【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス

鍵が開くような音が響いても、ドアは開かない。中から声が聞こえて来る。

「開けて。動けないから。」

そうして君がドアを開けたなら、最初に目を引くのは血痕の付いたシーツだろうか。
ベッドには足を投げ出すようにして座っている青年がいた。
羽織っただけの道着と脱ぎかけの袴という中途半端な格好のまま、内腿からの出血をシーツで押さえつけている。

…命に関わる出血量じゃないから、心配させないように笑ってみせた。
(-36) wazakideath 2022/03/05(Sat) 14:34:03

【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ

 動けない?
 眉を僅かに顰めながら扉を開ける。
 血痕の付いたシーツ。乱れた衣服。平穏さとはかけ離れた要素ばかりが転がっているのに、貴方は笑っている。
 ……その笑みはあまり、心が動かない。

「……その様子だと、誰かに襲われたというわけではないんだな?」

 そもそも誰かに襲われたのなら貴方のことだから返り討ちにしていそうだと場違いな感想をこぼしつつ。

「どうしてこんな状況になったのかは後で聞こう。止血が先だ」

 周りを見れば貴方が出した道具が散らばっているだろうか。どちらにせよガーゼが見当たらないから、ガーゼをはじめ必要そうなものを出していく。
(-39) もちぱい 2022/03/05(Sat) 15:01:38

【独】 規律 ユス

相手がツルギで俺がユスじゃなかったら速やかにえっちにもってったのに
(-40) もちぱい 2022/03/05(Sat) 15:08:46

【独】 規律 ユス

ツルギの過去が過去だし、ユスはあの有様なので……俺は……清純派でいます…………えっち……できねえよ……ッ
(-41) もちぱい 2022/03/05(Sat) 15:09:38

【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス

「うん、自分でやった。」

シーツを離せば、血だらけの内腿に口紅で書いたようなバツ印が辛うじて見える。そこを抉るような切り傷があった。抉り取るまではいかなかったらしいが。
………正直君にも見られたくなかったけど、誰か一人助けを呼ぶなら君だった。

冷えた指でガーゼを持って、痛まないようにそっと当てて、シーツの汚れていない部分で上から押さえた。

「バツ印、見つけたんだけど。…色も場所も気持ち悪くて、取りたくて……気付いたらグサッとしちゃった。」

その言葉は努めて平静を装って。
血の付いたナイフがベッドの横に落ちている。自傷行為を続ける気はないのだろう。
(-44) wazakideath 2022/03/05(Sat) 15:33:29

【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ

「そうか」

 女の持ち物。鮮やかなルージュ。それで書かれたような印。それはまるで、未だこの青年にが纏わり付いているようで。どこまで行っても、こんな紛い物の空間にいても、呪いはいつまでも続いていると知らしめられているような気がして。

「……」

 腹の底に、何かどろりとしたものが渦巻く。
 
死んだ者が、俺たち生者にいつまでも纏わりつくなんて。
……ああ、これは。W嫌だW。


「ツルギ」

 淡々とした声が吐き出される。普段通りに近い。けれど、ほんの少し低い声。

「すぐに止血して手当を行う。手当するのに触れてほしくないならそれにも従う」

「だから、もし、許されるなら。嫌なら断ってくれて構わないから。
 その前に一度だけ」



「傷の周りを噛みたい」
(-46) もちぱい 2022/03/05(Sat) 16:03:57

【墓】 規律 ユス

>>+5 薬局

 困ったように笑う人の声を聞いた。
 やはり自分と違うと思った。他人に寄り添える、名残さえも大切にしてくれる人。
 ……だから、難儀な人だとも思った。痕跡に安心感を得ながら、同時に胸を痛めるなど。なんだかやめるにやめられない、中毒者のようだとも僅かながらに思ってしまった。

「……」

 痕跡を消し始める前に、地面に落とした視線をもう一度だけ上げた。

「……そうですね。死人に口なし。死者に出来ることは痕跡を残すことだけ。
 事実を歪めるのも、代弁だとさも当然のように死者になったつもりで何かをるのも」

 柄を握る拳に力が込められる。何故だか心臓が妙に痛い気がした。

「全て生者のエゴだ」

 吐き捨てた言葉を血痕と共にモップで乱雑に拭った。それきり、青年は黙々と作業に徹するのだった。

成る程、覚えておきます。手はしっかり洗うことにします。
でも、カミクズさん。
その参考にする歌、誰が言い出したのでしょうね。皮肉だなと思いました。
死んだ人間の、僅かに残された痕跡を綺麗に片付け後なのに。
Wお誕生日おめでとうWと言うなんて。
(+6) もちぱい 2022/03/05(Sat) 16:29:24
ユスは、妹と弟の分はよく歌ったなと思いながらバースデーソングを口ずさんだ。
(c7) もちぱい 2022/03/05(Sat) 17:06:05

【墓】 規律 ユス

「アクタ。話し合う者たちの集中力が乱れたらどうする。
 もう少し静かに」

 一瞥し、それだけ冷静に言った。
 態度が最悪なのは特に気にしなかった。傍聴席来る人間、限られてるし……スペースは自由に使うといい。
(+8) もちぱい 2022/03/05(Sat) 18:22:17

【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス

最初こそ、こんな時でも君は平静なんだなって思ってた。

「………ユスなら触られても構わないから、呼んだんだよ。」

本音を言えば、君相手でもまだ怖い。
でも君から与えられるものは全部欲しいから、早く慣れたくて。

「嫌なら…って、お前がしてくれることに嫌なんて、」

窺うように尋ねてくる君が、何だか可愛らしく───…



「……え、ぁ?」

見えていたのは、さっきまでのこと。
(-59) wazakideath 2022/03/05(Sat) 18:25:17
ユスは、静かに行く末を見守っている。
(c10) もちぱい 2022/03/05(Sat) 18:25:51

【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス

───噛みたい?

君の全部が欲しい。
だから勿論それも欲しい。でも、それって。

膝をついて、俺の内腿に歯を立てる君を想像する。それだけで心臓がうるさく騒ぎ出してしまって。
思い出しかけた過去に、ほんの一瞬、まだ見ぬ君の姿が勝った。

「な、………なん、なんで、」

ああ、また変な顔してる。
手で覆い隠そうとして、片手が塞がっていることに気付いた。
どうしてかわからないけど、今君の眼を見たら心臓が破裂してしまう気さえして。顔を背けながら、何とか理由を聞いた。
(-60) wazakideath 2022/03/05(Sat) 18:26:11

【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ

 自覚してしまえば止まらなかった。皮膚の破れたところからじわじわ流れ出す血のように、重く濁った何かが胸の底を濡らしていく。

「まるで呪いみたいだ。俺のような落書きじみた印であれば、何も……いや、何も思わないことなんてないな。
 ただの印であっても、妙に落ち着かない」

 貴方の指が摘んでも引っ掻いても取れなかった自分の鎖骨の印を思い出す。
 きっと内腿に付けられた印も同じように取れないのだろう。

「悪趣味だ。反吐が出る。お前を縛る人間は死んだ。もうお前は夫でも父でも、なんでもない筈なのに、こんな形で女の残り香がお前に付くのは」

 淡々と紡ぐ言葉に滲んだ感情は、もう隠し切れない。

「俺が嫌だ」

 それは砕けた硝子の破片のように。刃物のような鋭さで、忌々しげに布の下にある印を見つめた。

(-62) もちぱい 2022/03/05(Sat) 18:56:06

【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ

「なんで? そう言われてもな、跡を付けたくなった。だから噛みたい。俺の跡を残したい」


「……一成は俺のものなのに」

 待ては出来る。断られれば噛むのをやめるつもりだ。どれだけ濁った何かが胸に溜まっていようとも。
 ただ、声も、視線も、纏う空気でさえも最早隠そうとしない。隠せない。
 貴方を追いかけるような呪いへの嫌悪が、もう過去のものになったはずの二人への嫉妬が、確かに積もり積もっていく。

 跪いて、内腿へ視線を注いで、肌を押さえるガーゼを触れるか触れないかの加減でそっと触れた。

「……麻痺していると思ったが、こんなにもよくない感情が止まらないとは思わなかった。せめて、楽しいだとか明るいものも出てきてくれればよかったのに」
(-63) もちぱい 2022/03/05(Sat) 18:58:16

【墓】 規律 ユス

「……」

 一つため息。

「W上演中はお静かにW。
 ……舞台などてんで分からない俺でも知っている注意事項だが」

「脚本家は裏方にいすぎて、それも聞いたことないのか?」

 人差し指を一つ立て、自分の唇に持っていった。騒ぐ子供にするような仕草をアクタに見せる。
 ここでは必死に覚えた世間一般的な反応を真似てもあまり良い反応されない。開き直って取り繕わない事にしたが、それにしても妙に性格が悪かった。麻痺が薄れてきたからか、人間味が出てきたのかも。
(+10) もちぱい 2022/03/05(Sat) 19:10:56

【墓】 規律 ユス

「……。気に食わないか?」

 もう一度アクタを見る。

「なら舞台に上がるといい。聞きたいことを聞いて、言いたいことを言え。脚本家ではなく、登場人物として。
 少なくとも今この裁判場シーンは、お前の出番ではないから。お前の出るべき場所でな」

「言わないのなら、存在しないのと同じだ」
(+13) もちぱい 2022/03/05(Sat) 19:45:15

【独】 規律 ユス

エノ……
(-71) もちぱい 2022/03/05(Sat) 20:14:54

【墓】 規律 ユス

「そうか。それならちゃんと見届けてやれ」

 それだけ呟いた。意地を張り続ける奴だな、と呑気に思う。きっと前を歩くにはそうする必要があるんだろうなとぼんやり思いながら。

「いじめたつもりはなかったんだがな。悪いと思わないから謝らない」

 最初の顔合わせでも似たようなやりとりをしたなと思いながら、それでも最初とは違う態度と答えを返して前を向いた。

「   。」

 前を向いて一人の人間が一つの決断をした瞬間を見届けた。
 思うところはあったが、自分は傍聴席。喝采もブーイングもする気のない、必要ないと思っている観客の一人。
 だから、口を閉じて見守り続ける。

 やっぱり、理解は出来そうになかった。
(+17) もちぱい 2022/03/05(Sat) 20:43:51

【独】 規律 ユス

「死んでもいい人間、死ぬべき人間など」

「本当にいるんだろうか?」
(-72) もちぱい 2022/03/05(Sat) 20:44:30

【独】 規律 ユス

エノとナツメ、めーちゃめちゃによい
(-84) もちぱい 2022/03/06(Sun) 1:46:23

【独】 規律 ユス

カミクズ好きすぎるのでめちゃくちゃなる
フカワとカミクズ、どんなやりとりしたんやろな……
フカワはどうしてその選択したんやろな……ログ見るの楽しみ
(-94) もちぱい 2022/03/06(Sun) 4:10:04

【独】 規律 ユス

そして言い忘れていましたが俺はえっちなツルギでめちゃくちゃになっています、助けて
(-95) もちぱい 2022/03/06(Sun) 4:10:37

【秘】 ツルギ → 規律 ユス

呪いと言われて。
この記憶が呪いであることに気が付いて。
一生消えないんだな、と改めて思った。


同時に、
嬉しいと思った。

それは、君に自分で気付いてほしいことの一つだったから。
相手が死んでも、全て終わっても呪いはまだ続く。記憶を失わない限り、死ぬまで。

「………そう、だな。俺
嫌だ。」

どろどろとした、粘着質で、不快なはずの感情が躊躇うことなく向けられる。
背けていた顔を、ゆっくりと戻す。
俺の前で跪く君が、何だか傅くようにさえ見えた。
硝子の破片のような嫌悪嫉妬が、殺意のようにさえ見えた。

───俺は独占欲っていうのかな、そういうの思ったより強いみたいで。


ある人に言った言葉を思い出す。
君は俺より淡白な人だと思っていたから。
そんな君が、俺に、俺と同じ気持ちを向けてくれてる。
あいつらに対しても。
(-105) wazakideath 2022/03/06(Sun) 12:23:45

【秘】 ツルギ → 規律 ユス

現実じゃないんだから、気にすることないのに。でもその気持ちだけは、現実と同じ本物だから。

「、いいよ。…好きにして。
 ……俺は義徳のものだから。」

怖くて緊張しているのか、恥ずかしいから緊張しているのか、どっちだかわからない。

世界には君と自分の二人きりなんじゃないかって。
そう思えるくらい、今この瞬間だけは、君以外のことを考えられなかった。

「俺もよくない感情、向けてるから。」

───それでいい。


………それがいい。
(-106) wazakideath 2022/03/06(Sun) 12:25:47

【秘】 ユス → 剣道 ツルギ

 生者は過去に手が出せない。生者は死者に手が出せない。それなのにあいつらは記憶の至る所に隠れ潜んで、一生こちらを追いかけて、一方的にこちらを侵し蝕んでくる。

 その事に気付いて苦虫を噛み潰したような心地になる。呪いは伝染する。貴方を想い、貴方を自分のものだと主張する限り、己もまた苦しみ続ける。記憶を失わない限り、死ぬまで。

「……」

 W俺
Wと聞けば、ほんの少し溜飲が下がった。

 貴方が背けていた顔を戻せばそこにあるのは一人の青年の双眸。
 感情も意思も無く、無色透明だった筈の瞳は。
 どろりとした濁りを抱えたまま細められていた。

 
淡白であった人間は、確かに、誰かによって染まりつつある。それは不可逆の変質。
 一度何かの色に染まってしまえば、もう──


(-118) もちぱい 2022/03/06(Sun) 14:11:15

【秘】 ユス → 剣道 ツルギ

「ああ。好きにする。
 ──噛むことも、よくない感情を向けることも」

 己と貴方の関係は何と言うのだろう。恋というにはあまりに濁っている。向ける感情が正しいかすらも分からない。
 けれど、それでいい。貴方が許してくれるから。

 シーツもガーゼも、隠すものは一度全てこの手で剥ぎ取る。眼前に現れた印を改めてしっかりと目に焼き付ければ、心が酷くざわつき始めて煩かった。

 もう部屋の外のことなんて何も考えられなかった。紛い物の箱庭の、狭い世界で貴方を独り占めしているよう。

──もっと所有したい。己のものだと、伝えたい。

 音もなく開かれた口腔から白い歯が覗く。間もおかずそれは貴方の内腿へ。柔らかな、けれど無駄などない青年の肉へ牙を突き立てる。
 決して強い痛みは無いけれど、暫く消えない赤い跡が着くように。
 鉄錆の匂いを吸い込みながら、一度。貴方を喰んだ。
(-119) もちぱい 2022/03/06(Sun) 14:12:41

【独】 ユス

締めの言葉を揃えてくるなツルギィーーーッッッ!!!!

恋しちゃうだろ……
(-128) もちぱい 2022/03/06(Sun) 15:21:53

【独】 ユス

ところでカミクズがとうとう簡易メモギャグ時空卒業しちゃったしユスとツルギはイチャついてるしでこんなんおかしなるで
(-129) もちぱい 2022/03/06(Sun) 15:24:37

【秘】 ツルギ → ユス

濁る双眸と細められた瞳が好ましい理由。
君の変化を可愛らしいと思う理由に今気付く。

───自分が注いで作り出した君だからだ。

我が子をそう思えなかったのは、あれが自分と同じ存在だから。
それは、人が同族嫌悪と呼ぶ感情だ。


今だけでこんなに嬉しいんだから、きっと君と理解し合えた時はもっともっと嬉しいんだろうな。

「………っ、」

歯が触れた箇所から、甘い痺れが背筋を昇るような心地がして。
先程ナイフで抉った時とは違う、鈍い痛み。まだ塞がっていない傷から、応じるように血が滲んでしまう。
人に触られるなんて、気持ち悪いことのはずなのに。何だろう、何だか、もっと見ていたい。もっとほしい。誰も踏んだことのない雪原に、足跡をつけられたみたいな心地がする。

俺と君の関係は何と言うんだろう。恋ってもっと綺麗なものだとみんな言っているから、きっとこれは違うんだろうな。
正しさなんていらない。最初から俺たちは間違っているから、それがいいんだ。
他の誰の赦しも欲しくなんかない!


「……あの、さ。」

襟を少し広げて、鎖骨の印も見せる。内腿と同じルージュがそこに乗っていた。

「こっち、にも、あるんだけど。…する?」

誘ってるみたいだと、心のどこかで思う。
(-132) wazakideath 2022/03/06(Sun) 16:10:04

【独】 ユス

天使と悪魔って足して2で割ったらツルギになるのかな(?????)
(-134) もちぱい 2022/03/06(Sun) 16:28:32

【秘】 ユス → 剣道 ツルギ

 貴方が注いだ相手は貴方と同じ顔をしていない。剣城一成の面影など何処にもない。
 ああ、でも、この濁りは紛れもなく自分には無かったもの。貴方から注がれて生まれたもの。
 誰かが自分と貴方を似ていると思っていたらしいけれど。まさかこんな部分まで似るだなんて、いったい誰が予想できただろう。


 口の中にも血の味が広がる。こくりと喉を小さく鳴らしながら貴方のいのちを飲み干して、肌に残った血とも口紅とも違う赤色が日の当たらない場所に残ったことを目に焼き付けた。少しだけ、満足した。
欲しいものすら浮かばないと少し前まで思っていたはずなのに、こんなにも自分が欲深かったなんて思わなかった。
 ……それすら、貴方のせいにしてしまおうか。


「……ん、ああ」

 視線を持ち上げ、寛げた場所からルージュが覗いているのを捉える。それが投票と二回目の者による選択で生まれた偶然だということは、頭では分かっている。
 ……それなのに、歪み始めた頭ではW妻だけでなく娘の分まであるのかWだなんて思い始めるのだからもう手遅れだ。

「する」

 許されているようで、受け入れられているようで、誘われているようで。どこか、胸の奥に仄暗い熱で炙られているような心地になる。


(-137) もちぱい 2022/03/06(Sun) 17:21:14

【秘】 ユス → 剣道 ツルギ

 もっと付けたい。もっとあげたい。
 内腿に噛み付く為に丸めていた背はまっすぐ伸びて膝立ちに。
 両の腕で貴方の肩をそっと掴み固定して、貴方の血でてらりと濡れる唇をルージュに寄せた。

「……っ、ふ……」

 口付けだなんて、キスマークだなんて生やさしいものではなくて。噛み付いて所有の印を刻む為の行為。呪いを汚泥で塗り潰すような見苦しいと言われかねない行為。

 同じように一度噛み付く。引っ掻いたような形跡はあるけれど、こちらは大きな傷はないことに気付く。

 貴方がもし拒まないのなら。
 そのまま続けて痕を刻み続けるだろう。少し体重をかけて、逃げないように。
 二度、三度、四度、五度。
 何度も何度も何度も何度も。
(-138) もちぱい 2022/03/06(Sun) 17:22:07

【独】 規律 ユス

カイお前最高だよ〜!
(-150) もちぱい 2022/03/06(Sun) 18:19:12

【墓】 規律 ユス

 裁判場を後にするアクタを一瞥した。
 死んでほしくない人がいるという気持ちは漸く分かってきた。けれど、皆の話がどうしても遠いもののように感じてしまう。何故あんなにも悩んでいるのかと。

 死は取り消せない。死だけは作り物ではない。否、死だけじゃない。感情だって本物だ。
自分の胸の内にはその感情と呼べるものの死骸ばかりが転がり腐れ果てていたけれど。


「……貴方なら、どう思っていたのでしょうね」

 他人に寄り添う優しすぎる青年の姿が脳裏によぎった。名残すらも大切に、心を痛める清掃員ならこの現状に何を思うのかと。

「……」

 周囲を見渡す。
 漸く、彼が裁判場に来ていない事に気付く。余程のことがない限り、傍聴席で参加者の話を聞いていた彼の姿がない。

 そんな日もあるだろう。でも、掃除で無理をしてしまったんじゃないだろうか。

 後で彼の様子を見てみようか。そんなことをぼんやりと頭の片隅で考えていた。
(+24) もちぱい 2022/03/06(Sun) 18:24:57

【秘】 ツルギ → 規律 ユス

飲み干された血に、なんだか自分が食べられたみたいな心地がして。
それさえ善いと思えるのは、君が自分のものだから。
新たな痕が残された内腿を見下ろした。
同じ場所の赤色なのに、全部違う色に見える。…こんな景色も悪くない。

「……そ、っか。」

血で赤みを増した唇が言葉を紡ぐ度に形を変える。誰かに対して色気なんて、感じたことなかったのにな。
今の君はどんな女優より艶がある。

そっと掴まれた肩に、僅かに身が強ばったのは。
きっと、恐いからじゃなくて。
期待だ。
(-171) wazakideath 2022/03/06(Sun) 20:36:37

【秘】 ツルギ → 規律 ユス

「ぅ、ぐ、………」

二度、三度。

髪が頬に触れて擽ったい。
思わず引きかけた身を、掴まれた肩で思い出す。どうしてかわからないけど、何だかむず痒い気がする。痛いような、擽ったいような、そんな何かが噛まれた場所からじわじわと広がって。
初めての感覚に、どうしたらいいのかわからなかった。

「……、ユス。」

四度、五度。

内腿みたいに、一度だけじゃないんだ。
逃げないように堪えながら、あれ、と思った時にはもう遅かった。
これって…何か、なんか、違うんじゃないか?
上書きとか、そういうんじゃなくて。

「っ、ユス。」

君の肩を押し返そうとして、上手く力が入らないことに気付く。足の時に感じた甘い痺れが、手の指まで回ってる。

「…なあ、」

あ、わかった。
違うのは俺だ。俺が、
気持ちいいって思ってる。


「………義徳っ!」
(-172) wazakideath 2022/03/06(Sun) 20:37:24

【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス

 今日の合議が終わった辺りの時間。
 傍聴席から出て行く前、ユス先輩に声を掛けた。

「……あの。ツルギさん。選ばれちゃいましたけど」

 賭け、負けちゃったんですけど。どうしてくれるんですか。
 ──なんて。それはどうだって良くて。
 彼がその事をどう思っているかだけが気になった。
(-174) つよし 2022/03/06(Sun) 20:48:35

【秘】 ユス → 剣道 ツルギ

 皮に歯を立て肉に牙を埋めるその感覚がちりりと胸の底を焦がす。

 身を強張らせても、身を引きかけても、決して拒もうとしない。人に触れることが怖いと語る貴方がここまで近づく事を許してくれたのだと実感できて、じんと脳まで痺れてくる。

 ……なんだか噛むたびにくらりと眩暈にも似た気持ちよさが滲み出る。落ち着かない、けれど悪くない気分。
 さて、これは何と呼ぶのだっただろうか。

「……」

 ああ、これは──

「……」

 ──たのしい、だ。

「……ん、ああ」

 呼ばれた名前に意識が引き上げられる。どこか弱々しい指の力に気がついて、少し不思議に思いながら体を離して再び床に座り直した。

「やり過ぎたか。痛かったらすまない。
 でも満足した、ありがとう」

 貴方が気持ちよさに気付いたことなどつゆ知らず、濁りの引いた眼差しとどこかすっきりした表情で貴方の顔と鎖骨の周りを交互に見つめた。
 そういえば、ちゃんとした止血や手当てをしなければならなかったが。

 貴方の様子はどうなっているだろうか。
(-179) もちぱい 2022/03/06(Sun) 21:11:36

【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ

 声をかけられて足を止める。

「ん? ああ、メイサイか」

 何度も話をしてくれる貴方の姿を見つければそちらの方向へと向き直る。
 投票などの結果は確認している。した上で、

「そうだな。選ばれたな」

 あっさりとそう答えた。表情は何一つ変わりない。無理に取り繕ってる様子もない。

「臓器提供者の数が足りていれば、俺たちは提供しなくて済む。足りなければ俺たちのどちらかが死んで提供する羽目になるかもしれないし、二人とも死ぬかもしれない。
 まだ、どうなるか分からないな?」

 事実を事実として受け止めている。ただそれだけで、それ以上もそれ以下もなかった。
(-180) もちぱい 2022/03/06(Sun) 21:19:19

【秘】 ツルギ → 規律 ユス

乱れた息を隠すように深呼吸をして、だけど潤んだ瞳までは自分で気付けなくて。
結局、そのまま君を見下ろした。

「………いや、痛いっていうか。うん。
 どういたしまして…?」

自分はこんなに戸惑ってるのに、耳まできっと赤いのに、君は平然としているのが少し悔しい。
勝ち負けじゃないのはわかっているけど、自分ばっかり気持ちいいなんて。そこでやっと、君にも気持ちよくなってもらいたいんだ、と気付いた。
でもどうやったらいいのかなんて、全然わからない。多分今の俺じゃ、思いつかないんだろうな。

君の視線で、そういえば手当をしていなかったと思い出した。…誤魔化すにはちょうどいい。
先程まで君が噛んでいた鎖骨を、そっと指の腹でなぞって。

「…ほ、包帯とか。出して。
 ガーゼも大きめのやつ。こっちも隠したいから。」

今は最初と違う理由で上手く出せないし、違う理由で隠したいけど。
君は気付かないだろうし、そうであってほしい。
(-182) wazakideath 2022/03/06(Sun) 21:50:42

【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス

「──そうですね。まだ分からないです」

「……」

 ユス先輩の顔を覗き込んだ。
 いつもと変わらない表情。いつもと変わらない言葉。

「あはは! ユス先輩はいつも通りですね」
「良かったです」

 投票の結果じゃないよ。
 先輩が、いつもと変わらない事がね。
(-184) つよし 2022/03/06(Sun) 22:01:17

【秘】 ユス → 剣道 ツルギ

 愉しそうに笑う顔も、柔らかく笑う顔も、全てを晒して泣いた顔も見たことがある。
 でもいたるところを赤く染めながら涙目で見下ろす表情は見たことがなかった。
 自分の知らないものだ。食い入るように見つめてしまう。
炙られるような熱が胸をざわつかせる。もっと噛んでおけば、もっと知らない顔が見れたのだろうか。


「? 痛い以外に何かあるんだろうか……」

 そんな独り言をぽつり。青年がどれだけ乱されても、こちらは見た目だけなら普段通り。ただ、貴方によって例えようのない熱──誰かに話していたならば、高揚感だとか興奮だとかすぐに答えはでるものなのに──が齎されているのは確かだった。
 貴方と同じ気持ちも、気持ちよくなる方法も、此方も全く分かっていないけれど。

「ああ。分かった。ちゃんと見えないようにしよう」

 それは過去から貴方を引き離す為だと考えている。だから、今の貴方を悩ませる理由なんてちっとも気づかない。

 包帯もガーゼも問題なく取り出して、手当てを進めていくだろう。仄暗い、濁った熱い欲を伴った手つきはもうどこにも見当たらなかった。
(-185) もちぱい 2022/03/06(Sun) 22:17:41

【秘】 ユス → 奇形 メイサイ

「ああ。俺が変わるとしたら、それはツルギが実際に死んでしまった時くらいだろうな」

 けろりと答える。それから、少し間を空けて。

「なあメイサイ。やはり人は、人を殺すのを躊躇うものなのだろうか。
 もしお前が参加者だったとしたら、他人に票を投じる事に、他人を殺す事に迷い悩んでいたか?」

 いつも通りの調子で、なんだかいつも通りではない質問をした。
(-187) もちぱい 2022/03/06(Sun) 22:23:19

【秘】 奇形 メイサイ → ユス

「……?」

 変わった質問。少し首を傾げてから答えた。

「さあ。人によるんじゃないですか?
 僕は躊躇いまくりですけどね。繊細なので」

「もし参加者だったら、提供する前に胃が使い物にならなくなってたかもしれません。ストレスで。あはは」

 笑いながら、戯言のように連ねた僕の言葉は信用には足らないかも。

「先輩は、あんまり躊躇わないですよねえ。
 そういうとこ結構憧れてるんですけどね、僕は」
(-191) つよし 2022/03/06(Sun) 22:58:57

【秘】 ユス → 奇形 メイサイ

「まあそうだろうな。人による。それが全てだ。
 ……多数の反応としては、どちらなのだろうと思ってな。
 躊躇いまくりか。よくそれで最初人を殺すなど言ったものだな」

 責めているわけではなく不思議に思ったが故に最後の発言を加えたのだが、身も蓋もない。
 並べられた言葉も素直に受け取る。信用しているかいないかというより、そういう者もいるかもしれないと。可能性の一つとして覚えておく。

「それは大変だな。胃以外で役に立ってもらうしかないだろうな、メイサイが選ばれたとしたら。
 ……俺と、もう一人以外は皆平等だからな。平等にどうでもいい。生きるのに必要が無いし、そもそも殺されるべき人間や死んでいい人間なんていないだろう。だから俺ともう一人以外は、何も思わず切り捨てられる。これは反感を買う類の意見だと知っているから、大っぴらには話せないが」
(-192) もちぱい 2022/03/06(Sun) 23:19:19

【秘】 ユス →   の名残 カミクズ

『カミクズさん。気になって連絡しました』

合議が終わった後のこと。裁判場を出て、すぐに貴方に連絡を入れる。

『座る場所が傍聴席であろうと欠かさず来ていた貴方が今日来ていなかったので、気になって連絡しました。
 掃除、やはり無理させたでしょうか』

 青年はよく無責任な発言をする事が多かった。己の手で責任を取れるものなど限られているから。
 ただ、この間の掃除については自分も関わっている為かどうにも気になって連絡を入れたようだ。

 貴方が一人の男と水族館へ行き、そのままいっとう深い眠りについたことなんて、全く知らない。
(-194) もちぱい 2022/03/06(Sun) 23:26:27

【秘】   の名残 カミクズ → ユス


『ああ、ユスさん』

『大丈夫ですよ。
 ちょっと外せない用事があって、行けなくて。
 今日の話し合い、皆さんどうしてましたか?』


なんて。

今も端末の向こうに清掃員が居たら、
きっとそんなふうに返したんだろうな。

でも、そこに清掃員はもう、居ないから。
確かにそこにあった、暖かかった時間の、優しかった時間の
その名残を残すばかりのものになってしまったから。

その連絡に、返事が返ってくる事はなかった。
たとえ責任が取れずとも気にはする男の、珍しい無責任だった。

そして多分、端末で調べても、現在地はわからない・・・・・・・・・んだろうな。

清掃員の行方を知っているのは、ただ一人だけ。
あなたに思い当たる節があるかは、なんとも言えないな。
(-199) unforg00 2022/03/06(Sun) 23:52:48

【秘】 奇形 メイサイ → ユス

「こっちにも色々事情があるんですよお」

 言わないけどさ。
 ……いや。さすがにもう見抜かれてるかな?

「平等にどうでもいい、ですか。そうっすね。
 反感を覚える人は覚えるかも。
 昔っからそんな調子なんですか?」

「それとも、心臓移植で何か変わったりしました?」

 ユス先輩の左胸に右手で触れる仕草。
 勿論、見学者であるから触れる事はできなくて、そのまますり抜けてしまう。
 ──彼の体の中まで。

 ねえ、心臓ってこの辺にありますか?

(-200) つよし 2022/03/06(Sun) 23:58:30

【秘】 奇形 メイサイ → ユス

「……なんて。さすがに移植で変わるとか、そんな胡散臭い話はないですよねえ」

 ぱ、と先輩の中から手を引き抜いた。

「それはそれとして、死んでもいい人間はいると思いますよ」

「例えば、死にたい人とか」

「これも反感を買う類の意見なので、大っぴらには言えないんですけどね」
(-201) つよし 2022/03/06(Sun) 23:59:39

【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ

「事情があるのか。それでは仕方がないな」

 それ以上は追及しなかった。内緒、と初めに言われたから。無理矢理聞くつもりはない。例え何か思う事があったり、気付いたりしたとしても。

「死にたい者か。それなら確かに死んでもいいな。……こう言うと、止めようとする奴が必ずいるのだがなんでだろうな。止めた結果死にたかった者が苦しみながら生き続けても、止めようとした奴は責任を取ってくれることなんて殆どないのに」

(-205) もちぱい 2022/03/07(Mon) 0:34:22

【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ

 先にお互い大っぴらにして言えないことを話した後。

「……移植による記憶転移などにわかに信じがたい話だ。好き嫌いが直接変化したなんてことも無かったからな」

 思い出したように話題を遡り、呟いた。
 それから貴方が引き抜いた己の左胸に手を添える。この下の中で他人の臓器が、鼓動し続けている。

「……ただ」

 己の中に他人がある。

「直接変わらずとも、影響はあった。
 少なくとも俺の場合は」

 己の、中に。

「昔はこんな調子じゃなかったさ、メイサイ。
 移植を受けてから、周りが変わった。

 俺だけの命ではないらしいから、変わってしまった」
(-206) もちぱい 2022/03/07(Mon) 0:35:01

【秘】 規律 ユス →   の名残 カミクズ

 貴方と話した時間は決して多くはないが、それでも大まかに反応を予想する程度には知っている。
 きっと穏やかな口調で大丈夫なんて返すだろうと予想していた。

 ……するだけで、Wその先が無かったW。

 合議終了後、何においても優先すべき用事ができたから、きっとそれ以降のこと。
 いくら待てども手帳は真っ白。人柄的に、無視をするなんてことはしない筈なのだが。

「……」

 疑問に思って、端末の別の機能を使う。人数を確認する。

 …………マップに表示される人の数が合わない。
 それが意味するものとは、つまり。

「……あり得ることではあるな」

 手帳を閉じる。
 貴方に再度連絡が送られることは、なかった。
(-207) もちぱい 2022/03/07(Mon) 0:39:08
ユスは、瞳から濁りが隠れ切った後、手帳で何かを調べた。
(c35) もちぱい 2022/03/07(Mon) 0:39:59

ユスは、鉄の匂いが抜け切らない唇に指を当てながら思考する。……数が足りない。
(c36) もちぱい 2022/03/07(Mon) 0:43:29

ユスは、長い時間どこかで過ごした後、寮を出た。けれど、思い当たる節は無かった。
(c37) もちぱい 2022/03/07(Mon) 0:45:33

【墓】 規律 ユス

 寮を出てすぐ、見慣れぬ建物の方を見た。水族館だ。
 合議を終えて裁判場を出た時点でなんとなく見えていたが、見慣れないものは慣れるまで異様に目を奪われるというもの。

「……」

 眉一つ動かさずそちらへと足を運んだ。返ってこない連絡の代わりを探しに。
(+26) もちぱい 2022/03/07(Mon) 1:03:19

【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ

 合議を終えてから、数時間以上経った後。水族館へ一人の青年がやって来た。
 さて、その間に水族館には誰が来ていただろうか。または誰も見えない水面下で、清掃員の死体が消える以外に何か変化はあっただろうか。全ての部屋に、貴方が清掃員を殺した部屋に、部外者である青年は足を踏み入れることはできるだろうか。

 何もないようであれば、後ほどログで調べられる程度には大っぴらに青年は水族館を歩き回ることだろう。
(/* 具体的には白チャで水族館を調べるロールをします)


 関係者以外立ち入り禁止と書かれたところでさえも堂々と足を踏み入れる。
 咎める法も人も、ここには無いのだから。
(-211) もちぱい 2022/03/07(Mon) 1:08:00

【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

水族館には、誰かがいた気配は然程ないだろう。
ユメスケさん家の子供が入ったらしいが目立ったことはせず、見学していただけかもしれない。

全ての部屋に入る事も出来、想像できる範囲の水族館の景色が広がっている。

珍しい所はバックヤード見学ツアーがポスターで貼られているところだ。
水槽の上にかかる橋に向かえば紫の花びらと床に広がる赤も見受けられる。

素人目でなければ、突き落とされたあとになにか再び衝撃があり血は二度に渡って流れ、それは一人分、抵抗もなく行われていることがわかる。

マップをみて個人が調べれば、しばらくフカワのみが水族館を徘徊しており、裁判所にも向かわず外を出歩いているのもわかっただろう。
(-214) toumi_ 2022/03/07(Mon) 1:25:46

【墓】 規律 ユス

>>水族館

 さりさりと床を踏みしめる足音。顔を上げれば透明な壁一枚隔てた先に紛い物の海中が広がっている。

 照明が落とされた薄暗い建物の中、向こう側の水の中がまるで逃げ道のように輝いていて。けれどあの煌めく世界もまた人の手によって作られ管理された箱庭であることを知っている。

「どこに行っても、何かが誰かに管理されているばかりだな」

 何の気無しに呟いた。
 ふと少年に頼まれて作り出した空を泳ぐ鯨を思い出す。アレはまだ泳いでいるんだろうか。
(+27) もちぱい 2022/03/07(Mon) 2:44:39

【墓】 規律 ユス

>>水族館

 水族館は過去に一度も行ったことがなかった。小学校の修学旅行は体調を崩して行けなかったし、中学や高校の旅行などにはそもそもスケジュールに組まれていなかった。

 魚たちの為に作られた薄暗い空間が続く景色も、鮮やかなブルーライトの中で泳ぐ生き物たちの様子も、こうして見るのは初めてで。

「……」

 それでも、心が動くことなど決してなく。
 一度に色んな種類の魚が観察できて便利だな程度の感想だけを胸中に落として先へと進んだ。

「それとも、■■■■で何か変わったりしました?」
「……なんて。さすがに■■で変わるとか、
 そんな胡散臭い話はないですよねえ」


 誰かに言われた言葉が響いて消える。変わった訳では無い筈だが。昔は知らない景色を見るだけで楽しかった筈なのに。

 無意識のうちに左胸を押さえてしまう。手を当てたところで服の下、肉の中にあるそれが何か声を上げてくれることなどないのに。

 死者は貴方の中で生き続けるなど、いったい何処の誰が言い始めたのだか。

 反吐が出る。……ああ、これは、恐らくW不愉快Wだ。
(+28) もちぱい 2022/03/07(Mon) 3:00:41

【秘】 ツルギ → 規律 ユス

「……………」

良かった、君は気付いていなさそう。安心したと同時に、もしかして今後も似たようなことがあるかもしれない、と少し覚悟をする。

結局、脚の方は予定通りの手当てが施されたけど。
鎖骨には、予定より大きなガーゼが貼られることになった。
……これは襟から見えるな。まあ、わざわざ深く聞いてくる人もいないだろうし。

「…俺、もう少し安静にしてるよ。き、傷開くかもしれないし。ユスはどうする?」

せめて顔の熱が引くまでは部屋にいたい。
建前を言いながら、受信したメッセージに気付く。気を紛らわすにはちょうど良いだろう。
おずおずと道着を着直した。…いつもより時間がかかってしまったけど、普段の着替えは誰にも見せてないし気付かないはず。
紐を結ぶ指先は、すっかり温かくなっていた。
(-231) wazakideath 2022/03/07(Mon) 9:58:22

【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス

「そうそう、よく言う食の好みが変わるとかいうアレ」
「あ、やっぱりそういうのってないんですねえ?」

 あったらそれはそれで面白いけどさ。

「そうですか。変わったのは周りでしたか」
「心臓を他人のものと取り替えたからって、心が他人のものに変わる訳ではありませんしね」

 だって、心は心臓にはありませんよね。

「周りが変わったのなら、自分も変わらない訳には行きませんし」
「ちゃんと頭で考えて、周りに適応していかなきゃいけませんもんね」

 心は脳髄にあるはずなんですよ。

「しょうがないですよねー」

(-233) つよし 2022/03/07(Mon) 10:56:18

【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス

「あはは」
「それじゃあ」

 ひら。笑って、手を振った。
 僕はそろそろ傍聴席から去ろうかな。

「お疲れ様です」
(-234) つよし 2022/03/07(Mon) 10:56:45

【秘】 ユス → 剣道 ツルギ

「?」

 ツルギは色んなことを考えているなと呑気な感想を抱いた。きっと、これからも似たようなことが起きるかもしれないが此方から気付くことはあるのだろうか。

「ああ。無理だけはしてほしくないし、しっかり休んでくれ。
 俺は気になる事があるから少し調べてくる。何もなければ人と合流する筈だし、危険なことはしないさ」

 結局、その合流すべき人は自分たちが合議に参加している間に深い眠りについていたけれど。今この時は知る筈もなく。

 整えられていく道着の襟から覗くガーゼを捉えるたびに少し気分をよくしながら、置き土産がわりの飲み物を出す。水ではなく炭酸飲料だった。
 そんな調子だし、道着ともあまり縁のない生き方をしていたからか、普段の着替えより時間がかかっていることにも気付かないのだった。

(-246) もちぱい 2022/03/07(Mon) 13:38:54

【秘】 ユス → 剣道 ツルギ

「ああ、そうだツルギ。言うのを忘れていた」

 部屋を出る直前、青年は思い出したように口を開く。

「お前の調子が元に戻ったようで本当によかった」

 部屋に来た時に見た、治療道具を出そうとして上手くいかなかった痕跡。冷えた指先。
 何より、あまり心が動かないなと思った平静さを装う為に浮かべられた笑顔。
 それらだけで、貴方が本当に嫌な気分になっていたのだと推測していたから。

 元に戻ったようで何よりだと青年は少し柔らかな声でそう話し、今度こそ部屋を後にした。
 ……別の理由で調子が乱れているかもしれないことには、気付かないまま。
(-248) もちぱい 2022/03/07(Mon) 13:39:29

【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ

「ああ。臓器はただの臓器でしかない。人の心は脳にあるのだから、心臓を変えたところで何も起きやしないさ。……直接的にはな」

 心が心臓にあったなら、取り上げた時点で俺はもう俺じゃなくなっている。

「ああ。ちゃんと頭で考えて周りに適応しないと──」

 左胸に添えていた指を、自分のこめかみにとんと当てた。

「──こうなる。嫌になって、諦めて、楽で怠惰な道に走った末路がこの俺だ。
 メイサイ。疲れるなら仕方がないが、考えるのをやめることはなるべくやめたほうがいい。何もかも色褪せて見えて、思ったより生きるのが面倒くさくなるかもしれないから」

 心臓に心はない。脳髄にある。貴方の欠けた心はいったいどこにあるのだろう。
 それはきっと、青年にも知る由もないことだ。

(-254) もちぱい 2022/03/07(Mon) 13:55:07

【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ

「ああ。お疲れ様」

笑いながら手を振って立ち去る貴方を見送った。
こちらはいつも通り、無愛想のままだった。
(-255) もちぱい 2022/03/07(Mon) 13:55:25

【墓】 規律 ユス

>>水族館

 見て回る途中でポスターが目に入った。
 Wバックヤード見学ツアーW。
 ……。ここは怒られない。怒る人がいない。つまりバックヤードも入り放題。

 悪いことに気付いた青年はツアーに申し込まず正々堂々関係者以外立ち入り禁止と書かれた扉を開けてあちこち不法侵入し始めた。

 来場した人間を楽しむ為の空間と違い、関係者にとって必要なものを詰め込み見てくれは二の次にした場所は他のエリアよりも少し眺める時間が長かった。

「……む」

 一つだけからっぽの水槽がある。
 否、中身はある。紫と赤の花。清掃員の帽子と黒いエプロン。

 誰かが生きて、生きようとした事の、名残。
 その終わりに寄り添ったものの、名残。
 それを汲み取る事のできる、最後の痕跡。
 
人が人らしく生きたように
思える最期のメッセージ。

 梯子を作り出し、それを使って落ちないように水槽の中へ。
 表に咲いた血は一度に流れ出たにしては少々不自然で、二回にわたって血を流したと考えるほうが自然だろうか。また、争った形跡らしきものも無い。まるで抵抗なんてする気がなかったように。

 思いを馳せる。何があったのか、名残から組み立てていく……
 ……が、足りない。自分では補えそうなパーツが作れなかった。何が起きたかまでは穴だらけの推測はできても、"何を思っていたか"までは分からない。それもその筈だ。他人のことなど、今まで碌に興味を持たなかったし、今も殆どそうだから。とある一人を除いて。
(+29) もちぱい 2022/03/07(Mon) 14:04:49

【墓】 規律 ユス

>>水族館

 端末でいくつか操作を済ませる。とある人が水族館を一人で徘徊した後、裁判所にも向かわず外を出歩いている形跡が発見された。

 返ってこない連絡。置き去りにされた帽子。表示されない現在地。
 ……名残が教えてくれるものは。即ち。

「……そうか」

 それだけを呟いて、更に端末を操作する。
 モップ、水の入ったバケツ、それからオキシドールの入ったハンドスプレー。

 清掃員が教えてくれたものをなぞるように取り出していく。

「カミクズさんは恐らく死んだのか」

 最後に紙袋を取り出して、それに帽子と血のついたエプロンをしまった。
(+30) もちぱい 2022/03/07(Mon) 14:29:58

【墓】 規律 ユス

>>水族館

 このまま放置してもよかった。
 ただ、まだ彼が投票権を持っていた頃。立候補した際自分の事は話さないでほしいと語っていたのを思い出す。それは帰ってからの話ではあったが。

 それに。
「誰かがそこに居た事を、踏み躙られないように。
 それが、その人の望まない形に歪められてしまわないように。
 ちゃんと…綺麗にする必要もあるんですよね」


 そうも話していたから。ここに踏み躙るような者がいるか話は別だが、そう考えているのなら。歪まないうちに綺麗にしてやるべきかもしれないと判断する。

 このまま放置してもよかった。
 ただ、彼には世話になったから。それくらいの義理を果たしても、きっとバチは当たるまい。
(+31) もちぱい 2022/03/07(Mon) 14:31:43
ユスは、殺害現場を荒らした。名残を全て片付けていく。
(c38) もちぱい 2022/03/07(Mon) 14:36:15

ユスは、水槽の中を綺麗にしていく。そこで何を起こして何を思ったか正確に知れるのは、当事者二人だけ。
(c39) もちぱい 2022/03/07(Mon) 14:37:55

【墓】 規律 ユス

>>水族館

 どれくらい時間が過ぎたのか定かではないが。
 暫くして水槽の中は文字通りからっぽになった。橋の上から生きていた名残も死の欠片も、何もかも無くなってしまった空間を見下ろす。

「……」

 お世話になりましたくらい言うべきだっただろうか。
 とはいえもう清掃員はどこにもいないのだから此処で言っても仕方がない。無意味なものだと青年は切り捨てた。

 帽子やエプロンを詰めた紙袋をかさりと揺らしながら、手帳型の端末に何かを書き込む。

「水槽いっぱいの水と、それから……」

 書き終えて満足したのか、それを最後に青年は水族館から立ち去った。


 程なくして、からっぽだった水槽は水で満たされ始める。誰かの生きた名残は、人が人らしくいた痕跡は、水の底に沈められる。


 ──その場に残されたのは、生きた名残を塗りつぶしていくのは、水槽という狭い箱庭の中で泳ぐ二匹のクラゲだった。
(+32) もちぱい 2022/03/07(Mon) 14:56:42
ユスは、紙袋を手にして水族館を出た。
(c40) もちぱい 2022/03/07(Mon) 14:57:24

【秘】 ユス →   の名残 カミクズ

「無意味なものだから、言っても仕方のないものだから、此処で言うのですが」

 だって、貴方は聞けないから。
 だって、貴方は何も言えないから。

「本当に助かりました。ありがとうございます」

 水族館を出る直前、青年は今此処にいない清掃員に向けてそう呟いた。

「貴方が人の死を片付ける仕事に就いていて本当によかった。だから学びたかったんですよ。その技術を。

 俺にとっては必要なものだったから。
これから先
、ね」


 手向けにもならない言葉を置いて、青年は出入り口をくぐっていった。
(-264) もちぱい 2022/03/07(Mon) 15:02:16

【秘】   の名残 カミクズ → 規律 ユス


清掃員は、手向けとも何ともつかない言葉を聞けない。
清掃員は、応える事ができない。
清掃員は、水槽の中に残されたものを見る事は無い。
それはそこに居らず、死んでいるからに他ならない。

もしも最後に残された言葉を聞いていたら、
きっと何とも言えない顔をして、曖昧に笑ったのだろうけど。

それも結局は想像の域を出ず、つまりは単なる感傷に過ぎない。
(-267) unforg00 2022/03/07(Mon) 15:37:08
ユスは、残された言葉を聞かれていたら困る。だからW今W言った。
(c42) もちぱい 2022/03/07(Mon) 15:47:14

【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ

『フカワさん。
 カミクズさん知りませんか?』

 たったそれだけ。それだけのメッセージが、貴方の端末に届く。
(-270) もちぱい 2022/03/07(Mon) 15:48:30

【秘】 ツルギ → 規律 ユス

振り返った君の言葉に思わず口を挟みそうになって、だけどきっと墓穴を掘ることになるから口を噤んで。

「…え、ぁ、ああ……」

曖昧な返事で君を見送った。
静けさの戻った室内で、血の付いたシーツを端に寄せる。
赤と白。
ついさっき見たばかりの光景があっという間に甦って、再び顔に熱が集まってしまう。
ああダメだ、考えたらまた恥ずかしくなってきた。

「はー………」

一人ベッドに横たわって炭酸飲料が入ったボトルを頬に当てる。

調子は戻ってなんかいないし、むしろもっと乱れた。方向性は違うけど。
全く、いつ人前に出られるようになるだろうか。
ガーゼ越しにそっと鎖骨に触れた。触れるか触れないかの加減。君の手付きを再現するみたいに。

ずるいなぁ…


枕に顔を埋めて、小さく呟いた。
(-272) wazakideath 2022/03/07(Mon) 16:06:01

【独】 規律 ユス

ツルギのせいで俺の心臓おかしなってんねんけど俺も心臓移植したほうええんとちゃうか??
(-273) もちぱい 2022/03/07(Mon) 16:09:05

【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

『隣でつかれてます』

 たったそれだけを返した。
(-276) toumi_ 2022/03/07(Mon) 16:46:13

【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ

『そうですか。
 カミクズさんの帽子、水族館に残されていました』

『拾っておきましたが、返したほうがいいですか?』
(-277) もちぱい 2022/03/07(Mon) 16:49:47

【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

『要らなさそうですが返しに来ますか?
 途中で落としそうなので置いていったんです』

『なんだか、すみません。こちらの不始末を』

『水族館はどうでしたか、再現はうまくできていたと思います』
(-278) toumi_ 2022/03/07(Mon) 16:53:23

【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ

『そうですね、俺が持っていても仕方がないので返しに行きます』
『お気になさらず。特に手間ではないし、知りたかったことも知る事ができましたので』

眉ひとつ変えず入力を続ける。

『水族館は一度も入った事がないので再現度の高さなどはコメントできませんが、一度に多くの種類の魚が観察できて良い場所だと思いました』


『ところで』

『水族館とは』

『人の遺品や血痕も展示されているものなのですか?』
(-280) もちぱい 2022/03/07(Mon) 17:02:38
ユスは、誰かと会う約束をする前に手を洗った。ちゃんと、教わったことを実行する。
(c44) もちぱい 2022/03/07(Mon) 17:14:50

ユスは、ハッピーバースデー ディア……
(c45) もちぱい 2022/03/07(Mon) 17:15:08

ユスは、それが最後まで歌われることは、なかった。
(c46) もちぱい 2022/03/07(Mon) 17:15:24

【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

『そうでしたか。
 俺も一度きりですが深く思い出に残っていてそれを再現しました』

『そして、遺品については。
 普段はないと思います』

『異例ですので、参考にしないでください』
(-283) toumi_ 2022/03/07(Mon) 17:33:28

【秘】 規律 ユス → 不運 フカワ

『思い出。そうでしたか、成る程』

 念を押され二度伝えられた文章をまじまじと見つめる。

『揚げ足を取るようですが、遺品は異例だとしても血痕はたまにあることでしょうか?
 ……冗談です。いや、冗談というよりどちらであっても俺は気にしないと言ったほうが正しいのですが』

 今まで殆ど口にしてこなかった冗談という名目で重箱の隅をつつく。

『では、よかったら都合のいい時間を教えてください。その時にカミクズさんの帽子を渡しに行きます』
(-313) もちぱい 2022/03/07(Mon) 20:01:57

【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

「血痕は……頭打ったら、例外てきにありそうか?
 どうなんだ……ユスさんの中の水族館を血痕で埋めるのも嫌だな」

心配するところをずらしながら続いたメッセージを見た。

『俺のことは気にせず』

『メッセージか、広場や、表で』

『大きな声で叫べば』

『飛んでくると思います』



男は、本当にそれでカミクズという男が飛んでくるかわかっていない。
(-325) toumi_ 2022/03/07(Mon) 20:12:02
 




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ハナサキ
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ヒメノ(3d)
0回 残 たくさん

 

ユス(4d)
3回 残 たくさん

俺はお前のもの

処刑者 (5)

カミクズ(3d)
0回 残 たくさん

おやすみなさい

アクタ(4d)
3回 残 たくさん

埼玉

ツルギ(5d)
5回 残 たくさん

俺はお前のもの

フカワ(6d)
5回 残 たくさん

 

エノ(7d)
10回 残 たくさん

死にたくないよ

突然死者 (0)

舞台 (2)

ユメスケ
3回 残 たくさん

泡沫、黄昏に消ゆ

メイサイ
2回 残 たくさん


発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
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