【独】 空虚 タチバナ/* あと機器関連の補足ありがとうございます プロローグ読んだつもりでも抜けあるので本当に助かる 結局千早さんとお二人が二度と会えなくなったのでは タチバナのせいなのでは すまない 攫いました というか絵の話を拾った方がいいかをずっと悩んでるんですよ 拾うというか尋ねるというか これまで何してたの的な どっちが楽しいかなー (-71) cle 2022/08/14(Sun) 16:28:16 |
【赤】 空虚 タチバナ[戯れに啄む甘い口づけは深いものへ変わっていく。 甘酸っぱいソースは瞬く間に彼の舌に攫われて、 恐怖も不安も痛みも全部彼に塗り替わってしまった。 腹の底から湧き上がる何かが全身を駆け巡る。] ぁ……、 うん。 [彼の手からフォークが離れるのを横目に見ていた。 今、その手は自身を横たわらせるためだけにある。 仄暗い悦びが目元を溶かし、笑みを滲ませた。 右手を持ち上げ、彼の方へと伸ばす。] (*35) cle 2022/08/14(Sun) 23:14:44 |
【赤】 空虚 タチバナ……おいしそう、だったの。 [穴がないか確かめるように彼の顔へ触れようとした。 行為においしそうが何を指すかも伝わっただろうか。 本来持ち得た、あるいは当時出せなかった幼さも 彼の前では隠すことをしない。 時折様子を伺いはするも、 彼が嫌がる素振りを一切見せないものだから、 満ちる日を遠ざける努力が泡になってしまいそうだ。 甘えも、妬みも、怒りも悲しみも、恨みさえ、 己の持つ何もかもを彼に注ぎ、爪痕を立てる。 希薄さなんて一度だって感じさせたくない。 顔を確かめた手は、彼の左胸へと下りる。] (*36) cle 2022/08/14(Sun) 23:14:54 |
【赤】 空虚 タチバナ[掌を当てることを許されたなら、 冷たい手が彼の心臓の上に乗るだろう。 体温も心音もまだ正常に機能していたか。 己と違い穴は開いていないが、その場所はどこか 空虚であったように感じられた>>0:122。] ……っ! [やがて右手は捕らえられ、掌にキスが落とされる。 名前を呼ばれて、視線で求められて。>>*30 瞳に宿る欲に気づけば身体の奥がじんと疼いた。] むすぶ、 [解放された手は胸元へと落ち、ボタンにかかる。 初めて攫った時の獣のような脱ぎ捨て方とは違い、 これから成される行為を突き付けられるようだった。] (*37) cle 2022/08/14(Sun) 23:15:39 |
【赤】 空虚 タチバナ[上から順にボタンが外れ、 ワイヤーすら入っていない簡素な下着が現れる。 何もかも無気力だったあの頃、 不幸にしてしまった家族から与えられたものだ。 死んだ時の形がそのまま残っているのか パジャマ同様左胸に穴が空き、 左の肩紐は今にもちぎれてしまいそうだった。 問うように彼の名前を呼び、反応を見る。 少し迷うような素振りを見せた後に 鎖骨の辺りまでずり上げることにした。] ……ぜんぶ? [真白く、冷たい肌が露わになる。 心臓の位置にはぽっかり穴が空き、 背中に敷かれたパジャマの白が覗いている。 そのせいか左胸のボリュームは右より劣り、 仰向けなこともあってなだらかなラインを作った。 右もまた決して大きい訳ではないが、 女性らしいふくらみが顔を覗かせている。 その肌が熱を帯びることはない。ないはずだ。 それなのに、彼の眼前に晒された二つの蕾は 淡く色づくように存在を主張していた。] (*38) cle 2022/08/14(Sun) 23:16:26 |
【赤】 空虚 タチバナ……ぁ ッ、 むすぶ、 や、 [肌を顕わにする度、褒めてくれるかのように 彼のてのひらがあちこちを撫でていく。 それに対する反応すら、灯りの下、 彼の視界にすべて曝け出してしまい、 恥じらいに何度か身を捩らせた。 けれど、ベッドよりも狭いソファでは限界がある。 彼の手から逃れることなど不可能に近かった。 結局ふれられ、なでられ、ふるえてないて。 彼に言われるがままに腰を持ち上げる頃には 食べ頃の肢体が出来上がっていたことだろう。] (*39) cle 2022/08/14(Sun) 23:16:41 |
【赤】 空虚 タチバナ[彼がシャツを脱ぎ捨てたところまでは覚えていたが、 いつの間にか彼もすべてを曝け出していた。 力の抜けきった表情で彼を見上げる。 細身だろうか。肌も生者にしては白いように思う。 比較対象のほとんどが己に怯える人間ばかりだから 正確なところは分からない。 それ以上を考える前に、 最後の布が取り払われる感覚に意識を戻した。] ……あっ 、あ [温度のない太ももに、何かが触れる感覚がした。 すっかり出来上がった身体は蜜を滲ませており、 離れていく布に引いた糸が肌を濡らしたのだ。 彼の掌が下腹部に振れる。>>*31 いつかの自分と同じように。>>22 こぷりと溢れた蜜がひと掬い、足の間を伝う。 目にすることはできないが、 普段より白く濁っていることは想像に容易い。 彼の掌の下で、奥がきゅうと締まるのが分かった。] (*40) cle 2022/08/14(Sun) 23:17:19 |
【赤】 空虚 タチバナ[死の甘い香りを彼に浴びせる余裕もなかった。 植えつけた種≠熏。はまともに機能しないだろう。 それなのに彼がここまで貪欲に求めてくれるのは この地に溜まり切った怨念や淫欲のせいか。 あるいは、] ――ん、 [何度だってキスをした。何もかも足りなかった。 彼の唇が離れると、喉を寂しそうに鳴らす。 しかし、下へ辿るように唇が滑るのを感じれば、 感じた肩を跳ねさせることしかできない。] あ…… ぅ そこ、 [淡い蕾を二つ咲かせた胸元は期待に震えていた。 空虚な穴ではなく、放置された食事でもなく、 白い膨らみに彼の口が吸い寄せられる。 唇で柔く食まれると、それだけで背がしなった。] (*41) cle 2022/08/14(Sun) 23:17:42 |
【赤】 空虚 タチバナあっ ぁ、 あ ……ッ [うれしい。きもちいい。もっとほしい。 彼に対する欲望で頭がいっぱいになる。 ひんやりとした両腕で彼の頭を掻き抱いた。 頭頂部に顔を押し当て、口端から甘い声を漏らす。] ね、 ぁっ、 むすぶ 、 [自分の知る、彼の唯一のこと。彼の名前。 求める時も呼ぶ時も願う時も唱える、 一生を超えてたったひとつの響きだ。] (*42) cle 2022/08/14(Sun) 23:18:05 |
【人】 空虚 タチバナ[目に見える変化はないだろう。 けれど、 もし彼らが望む未来を阻む悪意があったなら。 たった一度だけ、 細く広がる闇が脅威を引き裂くかもしれない。 それは誰かを攫った女の黒く長い髪に、 ほんの少しだけ似ていた。]* (150) cle 2022/08/14(Sun) 23:27:30 |
空虚 タチバナは、メモを貼った。 (a43) cle 2022/08/14(Sun) 23:33:10 |
【独】 空虚 タチバナ/* 23時なら間に合うと思ったんですよ ギリギリにしか書きあがりませんでした 伸びたせいでした 長すぎると返しづらいと思うので圧縮したいんだけど返したいことがいっぱいあって書ききったら こう 削れ 千早さんのスマートな文章をみならいたい 全部綺麗なんだ それなのにちゃんと話進んでるんだ 最高だから全人類見てくれ (-79) cle 2022/08/14(Sun) 23:38:11 |
【独】 空虚 タチバナ/* 怪異同士人間同士の交流RP大丈夫だけど、怪異さんたちは生者さん追い求めたいかなって過去だけ投げました 二人とも素敵なの返してくれてうれしたのしかったです 生者さんたちも飛び入りどころか滑り込みの怨霊に優しくしてくれてありがとうでした いっぱい拾ってくれてうれしかった 最終的に愛子ちゃんだけ会えなかったな 妹ちゃん誘惑したことありますよは一瞬過ったけど、さすがにご縁貰いすぎではという感じで眠ってもらった ヒルコさんのもあったし 展開をドキドキしながら見てるよ (-85) cle 2022/08/14(Sun) 23:46:02 |
【独】 空虚 タチバナ/* タイミング的にお守りで窓割ってみたいになってますがそういうのではないです 今は出られないし明けたら出られますからね 本当にただのフレーバーです 勢喜さん四谷さんのとこはジェットコースターみたいでよかったな 四谷さんいっぱい泣いて大変だったね 誰よりも怖がってくれて怪異、愛がいっぱいでした ジェットコースターの直滑降を作ってくれる勢喜さん すごい かっこいい あと拾いが無限にうまい (-87) cle 2022/08/14(Sun) 23:48:58 |
【独】 空虚 タチバナ/* 生きて帰れますようにはずっと前から言ってました そして千早さん なんだ 神か? 仏かもしれん とうとう言ってしまうけどタチバナの思考ってだいぶめんどくさい あとPLの書き方もちょっとめんどくさい それは本当にすみません なのにめちゃくちゃ丁寧に拾ってくださるは広げてくださるは進めてくださるはで やっぱり神なんだよな 二年ぶりで書き方を完全に忘れてしまってたのもあるんだけど、想定してた先に辿り着いた感があってめちゃくちゃ楽しかったです 絶対大変だったと思うんですが、ちょっとでも楽しいって感じてもらえてたらうれしいね すきだよ (-88) cle 2022/08/14(Sun) 23:52:46 |
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