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【秘】 裏方 サダル → 流星の騎士 ヌンキ『ヌンキ あなたの事が好きです』 『キファのことが好きです この気持ちは偽りだったかも知れない まだ成熟しきっていない』 『自分は ずっと恋をしたかった』 『だから終わりません 自分はいつまでも台本を紡げます』 『それこそ 自分を含めた全員の物語が書けます』 『おかしいと 笑いますか?』 へらりと、笑うサダルの表情に狂気はない 瞳の奥はどこか寂しそうな、叶わない夢を物語っている サダルは望んでいる、"この台本"以外で幸せになれることを 『ヌンキ どうか幸せにさせて下さい あなたを幸せにしたい』 『こんな狂った台本を綴ることを 止めるのを許して下さい』 『約束します 必ず自分は』 『その先で 書きますから 共に一緒に笑える台本を』 (-297) toumi_ 2021/04/24(Sat) 0:58:28 |
【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ「ン?聞こえないねェ。 喘ぎ声くらいデカい声で言ってくれないと。 お前サン自身の声でかき消されてるぜ?」 聞こえていなくとも、これだけ念入りに解しているのだ。相手が言いたい事がわからないワケがない。それでもあえて尋ねてくる。指の動きは止まらない、むしろ言葉にするのを妨害する様に、タイミングよくあなたの良い所ばかりを擦って遊んでいる。 「それに、あんまり良い部屋つったって…… 声出しまくってると、他に聞こえるかもな」 耳元で囁くように呟いてから、耳を食む。歯は立てずに唇だけで、息を吹き込んだり舌を差し込んで舐めるだけだ。『自分で言うように仕向けている』し、言うまでこのもどかしい、物足りない愛撫だけの刺激が終わらないのも、理解できるだろう。 (-300) poru 2021/04/24(Sat) 1:07:52 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル嫌われ人形は、愛を知りません。 愛されることはないからです。 誰からも。 名前すら誰からも覚えられてないかもしれません。 それくらいちっぽけな存在です。 父 教 育 人 形 ”■■■■■”に■■■■■された■■■■■なのですから。 ひゅっと息を呑んだ。 開け放たれた心から囁かれる言葉と、サダルが書き綴った文字から伝わる気持ちとがぐちゃぐちゃに合わさる。 頭を鈍器で殴られたかのようだというのは、きっとこういう事を言うのだろう。 サダルが……俺を? どういうことかと、聞き返すことも出来ない。 だって、向けられた文字は真剣に好意を伝えてきている。 肯定も否定もできぬまま、瞬きもできない。 だけど。 「おかしいわけ……ない」 苦しい。 どうして。 苦しみも、痛みもないものを俺にくれようとするの。 俺にくれるのは、愛も情もなくてよかったのに。 → (-317) eve_1224 2021/04/24(Sat) 1:56:11 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダルどうして。 俺は愛を覚えてしまったのでしょう。 これは深刻なエラー 深刻なウィルス 頭の中で警笛が鳴り響く。 俺が異物になってしまう。 排除されてしまう。 でも。 俺も、幸せになりたい。 そんな夢を、描いてはいけないのでしょうか。 → (-318) eve_1224 2021/04/24(Sat) 1:56:54 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル「書いて欲しいよ、一緒に笑える台本を……でも」 顔合わせで手伝ってくれて。 雑貨屋出揃いのペンを買って。 3人で会議したあの日が存外楽しくて。 それで二人を一緒にしてもらおうと思ったのだ。 だってサダルなら。 キファと幸せになってくれると、そう信じたから。 「俺……サダルの事好きだけど…… キファが好きなんだよ…………」 震える声で、誰にも言えなかった事を呟いて、人形は泣いた。 (-321) eve_1224 2021/04/24(Sat) 1:58:48 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ「――――っ」 恥ずかしい、無理だと首を振る。 もうすでに熱い顔が、まだ熱が籠もるのかと驚くほど熱くなった気がする。 きっと、見ている方は面白いほど赤くなってるに違いない。 何か言葉にしようとするたび、叫びたくなるほどの快楽を与えられ、溺れた。 聞かれたくない。 耳元で囁かれるとびくりと肩を震わせる。 だけどそんな理性で止まれるほど余裕があるわけがない。 聞かれるかも。 でも。 でも!! 「良い……からっ、も、良いからっ、いれて、くれよっ」 欲しくて。 欲しくてたまらなくて。 耳で遊ぶあなたの肩に両手でしがみついた。 (-331) eve_1224 2021/04/24(Sat) 2:17:36 |
【秘】 裏方 サダル → 流星の騎士 ヌンキえっっっっっ サダルは今冷静でなければ確実にスケッチブックを落としていたが長男なので耐えきれた。次男ならきっと我慢できなかった。 『それは恋 ですか?』 サダルは腐っても役者だった、表情を冷静に保つことは出来る なにも動揺しているよう動揺しているようには見えない、驚いているようには見えないだろう 文字装飾があるなら ☆恋☆ですか!?!?!?!?!!?!? (-342) toumi_ 2021/04/24(Sat) 2:54:37 |
【秘】 裏方 サダル → 流星の騎士 ヌンキ『ヌンキ キファは本当に自分のことを好いてくれていると思います』 『でも同時に ヌンキのことも大好きです』 『自分達は恋人と呼ばれるような 尊くて 深く強いな絆で結ばれました』 『そして 甘い言葉も交わせば 温かい心や 多くのものを分かち合いました』 『偽者じゃなかった きっかけは突然でも そこには本物の恋が芽生えていました』 『でもね ヌンキ 自分は』 『 本物の恋心は対価で払ってしまって んです』戻ってこない 『自分はキファに恋をしていません 自分はキファを幸せにできませんでした そして ヌンキと3人で楽しく笑い合えないキファと役者のサダルは 裏方の自分が スクリプトが連れていきます』 → (-344) toumi_ 2021/04/24(Sat) 3:01:04 |
【秘】 裏方 サダル → 流星の騎士 ヌンキ『奪いに来て下さい ヌンキ』 『自分が捨てたこの台本の先にある幸せな笑顔を つかみに来て下さい』 『キファがその時まで自分のことを好きだったらどうなっちゃうでしょうね』 『ヌンキがキファを好きという気持ちを自分が綴る台本は受け入れます だって』 『 そっちの方が 面白いじゃないですか ヌンキ』『ああ やっと』 『やっと本当の気持ちで ヌンキのことが好きになった』 涙を流すヌンキには、すぐにこの文字は読まれない だが満足したように綴りスケッチブックをテーブルに置けば サダルはヌンキに近づいて両手で頬をゆっくり包み込んだ 「 」 声は聞こえない、だが額に口付けが落とされれば優しくヌンキの身体はサダルによって抱き留められた (-345) toumi_ 2021/04/24(Sat) 3:04:57 |
【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ「──良い子だ、ヌンキ。よく言えた。」 しがみついてくる貴方を、褒めるように。甘やかすように。隙間を少しでも埋めてやれるように。片手を相手の背に回して、力強く包み込むように抱き締めた。 密着すると、此方も勃っている事が熱でも形でも通じるだろう。澄ました顔はしていたが、耐えながらずっと慣らし続けていた。それが伝わるかもしれない。 「……挿れるぞ。息、ちゃんと吐けよ。」 抱き締めていた手と孔を解していた指を引き抜き、両手で貴方の自分よりもやや華奢な腰を掴んで正常位の体制にしてから、ゆっくり昂りを求められた通りに挿れていく。一気にではなく、全部収まるまで度々様子を窺いながら、「全部入ったぞ」と貴方の頭を優しく撫でた。 (-372) poru 2021/04/24(Sat) 4:56:18 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフこんなになる前に、挿れればよかったのに…… 朦朧とした頭の片隅でそう思う。 隙間がないほど密着し強く抱きしめてくれる男の主張が自分の腹にあたれば、恥ずかしさと期待で頭がおかしくなりそうだ。 「あっ、あ……ぅあぁ――――っ」 完全に解されきっているそこは、先端を押し込めるだけで吸い付くように、欲しがるように開こうとしている。伝わってくる熱量と圧迫感は指のときよりも大きいけれど、痛みは殆ど感じない。シーツを掴んで耐え、浅く長く息を吐けば、緩んだそこはみるみる内に貴方の昂りを受け入れてしまったことだろう。 入らないと思ってたわけではないが、もっと痛いものだと思っていた。 後孔は本来、男の昂りを受け入れる場所ではないのだから。 知識がなかったわけでもなく、だからこそ酷く犯されるのを望んだというのに、この男は。 優しすぎるんだよ…… 撫でてくる手に目を細め、手をのばす。貴方の背に捕まれば「動いてよ」と耳元で囁くだろう。 (-400) eve_1224 2021/04/24(Sat) 9:09:57 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル恋かと聞かれれば。 「そう……だけど」 と、しどろもどろになりながら頷いた。 待って欲しい、なにか展開がおかしい。そんな気になってしまう。 だけど、説明するかのように続く文章にはひゅっと息を呑んで目を見開いた。 文字通り、時が止まったかと思った。 「……対価……だって?」 対価で恋をなくすなど、どうやって。 そう考えた頭の中に、ひとつのギルドが思い浮かぶ。 → (-402) eve_1224 2021/04/24(Sat) 9:36:48 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル「まさか……君、恋心と何かを……等価交換したのか?」 何ということだ。 サダルがそれほどまでに欲した物がわからない。 一体何故、こんなことをするのかわからない。 奪いに来いだって? 俺に? 恋も愛も知ることを許されていなかった俺に、キファに何も告げることなく別れた俺に一体何ができるというのだろうか。 そんな事をすれば、 今の俺は消えてしまうかもしれないのに ―――――頭を振った。 無理だ。もう恋する二人を見守る天使ではいられない。 目を閉じて、額に落ちてきたキスを受け入れる。 自分もキファにやったことだ。額へのキスは”祝福”を意味しているとどこかで聞いたことがあったから、それくらいは赦されるとそう言い聞かせて。 まさかそれをされる側になると思わなかったと、心のどこかで思いながら貴方に身を委ねるだろう。 貴方のいう”面白さ”はわからないではないけれど。 やっぱり、現実の自分はそれを由とはしたくないなとも、そう思うのだった。 (-403) eve_1224 2021/04/24(Sat) 9:38:18 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ>>159 >>161 ヘイズ 「護身術ってのは何も持ってない状態で襲われた時に身を守るために使うものなんだ。 俺だって丸腰の時は使うんだよ」 素直な感想に、おかしそうに笑いながら言う。 剣を持ってれば剣を使ったほうが早いのは当たり前なのである。 そうして暫く教えたのち、ヘトヘトのアナタを見て木陰に座るのを勧めるでしょう。 「さ、休憩にしよう。約束の質問にも答えようかな」 ヘイズと違い、ヌンキは日頃から騎士として鍛えてる為か息一つ乱れてはいない。 勧めた木陰に一緒に腰をかけると、晴れた空を見上げた。 「そうだよ。”幸せになってほしい二人”を選んだんだ。 好ましいと思えないのに幸せになってほしいなんて、思えないだろう? 後はそうだね……君の師匠さんなら、キファを大事にしてくれると思ったからかな」 (170) eve_1224 2021/04/24(Sat) 15:26:27 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ>>176 ヘイズ 「――……すくなくとも、お互いを嫌いではなかったはずだ」 苦笑した。というよりもせざるを得なかった。 そうとしか答えられなかったからだ。 二人が元々恋愛的な意味で好きあってはいなかったのは、これまでの二人の話を聞いて明確にわかっていたから。 「キファからは独りよがりだと言われた。でも……後付けの絆でも、ついて育てば本物になると思ってたんだ。だから俺は二人が幸せになってくれれば……それでよかったんだよ」 短く、息を漏らす。 それで良かったはずなのに、胸が苦しい。 表情は”良かった”と言ってるようにはとても見えないだろう。 (179) eve_1224 2021/04/24(Sat) 16:39:56 |
【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ「激しく、って付け加えなくていいのかい?」 ハッ、と煽るように告げるが、此方も随分と耐えていた。不敵な笑みと共に、ポタリと余裕の無さを示す汗が貴方の身体に落ちる。荒い息遣いで、何度も叩きつけたくなる興奮を抑え切れず、相手の言葉を待たずにぱつん、と何度も肉が交わる音を鳴らしながら、腰を打ち付けていく。 「 、」 限界が近い。熱に此方も浮かされながら、それでも意識と理性を繋ぎ止めるように、貴方の名を呼ぶ。呼びかける。次に紡ぐ言葉が耳に届くように。 「愛される、資格がないって言うなら、」 「今は俺がお前を愛してやる。」 優しく、艶のある甘い声で囁く。資格なんて必要ない事を証明して見せるとばかりに、あなたがどれだけ泣き言を言おうが、与えられる快楽から逃れたくて嫌がろうが。そこに苦痛が、苦しみが見られないのなら、身体に教え込むように。忘れられないよう快楽を刻み込むように、一回だけじゃなく、この後数度、あなたを抱き潰しただろう。 (-488) poru 2021/04/24(Sat) 17:14:35 |
【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ情事の後。 服で見えない位置を意識して痕をつけたとは言え、服がはだけた状態なら多くの赤が散らばっているだろう。 先に意識を手放したであろう貴方が目を覚ますと身体は清められて中に数度出された精液も掻き出されて処理されている。……身体の鈍痛は消せないだろうが。 「……あぁ、起きたか。 どっか調子悪いとこはないかい?」 なお貴方の隣で寝転がる、もとい半ば抱きしめてる体勢で声がかけられるので、貴方からすると上から降ってきた状態だろう。胸元にそちらの顔が当たるくらいの位置だ。 (-489) poru 2021/04/24(Sat) 17:15:32 |
【秘】 裏方 サダル → 流星の騎士 ヌンキ『やさしい人だったな メレフは ひどくて優しい人だった』 『だから自分は 好かれていたみたいです 仲良しといえるかわからないけれど ちょっと気が寄ってしまうぐらいには』 本当に気が多いな、自分は。と笑い、震えるようなヌンキを見る 苦手だったあなたのことをここまで好けるようになったのは、貴方がいった見せたくない本心、欲望、きれいだけではない部分を覗くことができたからだ。 そんな薄汚れた影にどれほど自分が惹かれていたか貴方はわかっていない。 『ヌンキが過去にとらわれない未来を願います』 『ヌンキと一緒に笑える未来を願います』 『ヌンキが望んだ キファとサダルが幸せに笑い合える未来を "自分" は協力者の【スクリプト】 は望んだ』『そんなシナリオです あなたはこのシナリオをどう操ってもいい』 『だれが正義かなんてもう 自分たちがぶち壊しました 素直に誰を助けたいか』 『何をすれば幸せがつかめるのか 逃げたっていいんですよ ヌンキが選んだ結果を誰も責めたりしないんだから』 (-493) toumi_ 2021/04/24(Sat) 17:27:04 |
【秘】 裏方 サダル → 流星の騎士 ヌンキ『邪魔を しないで "自分たちの幸せ"のために責任をとってくださいねヌンキ』 そう声が聞こえた気がした、気がしただけだ。 サダルは声が出ない。 ゆっくりと手を退ければ、サダルは貴方が自分に用事があると思っていない、手を伸ばさなければすぐに離れていく。 どこか泡沫の夢のような台本を残し"彼"は部屋を出て行こうとするだろう (-496) toumi_ 2021/04/24(Sat) 17:31:48 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ「ばっ……あ、ああ、っふ、ぁあ――」 煽りになにか言い返そうにも、そんな余裕はもうどこにもない。不敵に笑う笑みを間近で見ながら近くの部屋の人に聞かれても仕方のない声で喘いだ。汗が落ちてこようよも、最早どちらの汗なのかわからないくらいどろどろだ。むしろ、そんな余裕の無い様子に貴方も多少は夢中になってくれてるのかと嬉しくなってしまってるのだから始末に悪い。 限界などとうの昔に何度も迎えさせられていたけれど、それでもまた達しそうになれば身体は痙攣を起こしたかのようにビクビクと震えた。 自分を呼ぶ低い甘い声が耳に響いた。 今は、今だけは。 愛されても赦される? 愛されても消されない? うわ言のように呟いては貴方にしがみつく。 だって消えたら、もう見守ることは出来ない。 あの声を聞くことも許されない。 自分はまた犯罪者への道をたどる。 それでも悲しいことに与えられる快楽は途切れない。 何度も、何度も貫かれ教え込まれ、意識がなくなるまで愛を注がれたのだ。 → (-543) eve_1224 2021/04/24(Sat) 20:26:37 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ「…………ん……」 なんだかすごくいい夢を見ていた気がすると、ぼーっとしたのもつかの間。 微睡みからうっすらと目を覚ますと頭の上から声が振ってきた。 慌てて自分の口を手で抑えようとしたが、抱きしめられていては残念ながら手はそこまで届くことはない。 流石に夢と思うこともなくちゃんと覚えている。 身体に散らばる赤い痕は動かぬ証拠だ、きっと、貴方の肩にも引っかき傷のような痕がついてることだろう。 「……大丈夫なように見えるのかな」 悲しいかな。 身じろぎ一つできそうもない。抱かれているからというのもあるが、単純に腰が立たないのだ。 それでも日頃鍛えているため体力はある。後少し休みさえすれば腰の痛みは笑顔で誤魔化して、なんとか皆の前に出ることはできる程度のものだろう。 つまり、大丈夫なのだ。 「……ねぇ、なんでこんな抱き方をしたの」 俺に愛情があるわけではないくせに、とぼそりと呟いた。 (-546) eve_1224 2021/04/24(Sat) 20:27:58 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 役者 サダル「そうだね……彼は、優しいよ」 メレフの名前が出れば、何か身に覚えがあるのかふぅ、と息をついた。 「……俺の選択……か」 選択をしてどうなるのだろう。 わからない。 責任を取るというのは、どういうことなんだろう。 奪いに行く? どこにだ。 サダルはどこにキファを連れていくつもりなのだろう。 わからないことだらけだ。 「ねぇスクリプトって何―――」 考えてる間に貴方は離れていく。 質問も聞こえてはないだろう。 残ったのは胸の中の苦しさだけだ。 それでももう、3人このままではいられない事だけは認識せざるを得なかった。 (-556) eve_1224 2021/04/24(Sat) 20:50:03 |
【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ「ハハッ、随分可愛い言い草だ。それだと、 『愛してくれないなら嫌だ』って聞こえるが」 わしわしと頭を撫でて、前髪に口付ける。 「そんな拗ねるな。元々手酷く抱く趣味はない。 後はそうさねェ。“愛されたそうだったから”かね。 俺にはお前サンがそう悲鳴をあげてるように聞こえた」 貴方が起きるまで待っていたとはわざわざ言わない。 察しのいい相手なら気付くだろうし、 気付かないならそのままでいてくれればいい。 「言って、悪くはなかっただろ。 ……寂しさは少しは紛れたかい?」 『それとももう一回キスでも欲しいか?』 揶揄うように言いつつも、労るように軽く背中を叩いた。 (-557) poru 2021/04/24(Sat) 20:53:33 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ>>185 ヘイズ 「そ、そうかな? それならいいんだけど」 ヘイズの力説に少しだけぽかんとなりつつも、ありがとうと言って笑った。 無駄でないのなら嬉しいのだ。悲劇になってもらっては困るのだから。 このあとサダルが部屋に訪れて衝撃の台本を見せてもらうのだが、それはまだこの男は知る由もない。 「台本を書き直したって言ってたからね……どんなものか楽しみだな」 自分が苦しいのは構わない。 だけどそれをあの二人に晒すわけにはいかない。 だから心に新しい蓋をしなくては。 騎士はそう心に誓い、愛らしい貴方の頭を撫でた。 (223) eve_1224 2021/04/24(Sat) 21:05:32 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフそういう事じゃない。 と言い返そうとしたが、言葉は紡がれない。 前髪に温かな熱を感じて、言葉にならなかったのだ。 「こんな事は……初めてなんだ」 貴方の胸に頭を押し付けて小さく呟く。 決められた人生を何度も歩まされている中で例外は一度もなかった。 全てを覗けたわけではないけれど、そんな例外があるなら蓋を開けて溢れ出たそこからわかるはず。 本当なら、そろそろ自分は死ぬ頃だし。 こんな場所に来てないし。 貴方はおろか、キファやサダルにも会ったことはないのだ。 それなの今、こうして一度も得ることのなかった物をもらっている。 一体どういう事なんだろう。 考えても分かることじゃない。 分かっていても考えてしまうのは悪い癖だ。 「ばかだなぁ、こんな温かさを教えたら…… また欲しいってねだるかもしれないよ」 そう言って困ったように笑った。 (-570) eve_1224 2021/04/24(Sat) 21:23:16 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ「さ……って、今日も皆ありがとう。 夜は部屋から出ないでくれよ、明日もよろしく」 もうほとんど会議になってないが一応宣言だけは必要だろう。 解散を宣言すると、一人、また一人と姿を消す皆を見送り、ヌンキもまた部屋に戻った。 (232) eve_1224 2021/04/24(Sat) 21:36:11 |
ヌンキは、去り際、なんだか疲れた顔をしていた。 (a115) eve_1224 2021/04/24(Sat) 21:37:00 |
ヌンキは、夜、部屋を出てどこかへと駆け出した。 (a131) eve_1224 2021/04/24(Sat) 21:52:58 |
【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ「俺は構いやしねェよ。 ……大人になると、人肌恋しくなるだろ。 でもお前サンみたいなタイプは決まってどいつも、 人一倍それを乞うのが下手なんだよ。 それに、こうでもしないと、 甘えようとも、弱音を吐こうともしないだろ? 俺にとっちゃ皆等しく若造さ。 甘えたいなら甘やかしてやる。 寂しいなら抱いてやるし、抱きしめてやる。 ちゃんとねだれば与えてやるよ。温もりをな。 ……本音を言ってみな。ヌンキ。叶えてやる。」 (-592) poru 2021/04/24(Sat) 21:55:30 |
ヌンキは、サダルとキファを探し続けている。 (a137) eve_1224 2021/04/24(Sat) 21:59:13 |
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