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【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「南波」 人混みの中、から少し外れてあなたを手を引かれる。 この男から話しかけてくるのはひどく珍しい。 他人の中にいるのに、黙っているときもあれば静かなときもあり。 柔和なときもあれば高圧的なこともあり、愛想の悪さは見た目から暴君と言われることもある青年だ。 「お前、狼だろう」 (-42) toumi_ 2021/09/16(Thu) 1:30:17 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「…………? ああ、靖史」 そういえば目の前の男も面倒なやつだった。 もとから名前を覚えるのは得意ではないから、合わせてやっていたが同じ薬野郎としか頭に入れていない。 スイッチを入れるように、頭にインプットをして。 それでも態度を変えることなく人気のない部屋へと誘った。 「興味はなくとも、お前の役には興味はある。 俺に舞台に上がってほしいのか? もっと使いやすい奴でも用意してやろうと思ったのに」 俺の遊び方を知ってるなら、普通の趣味とは合わないと思っているのだが。 この配役でもこのノリなのだろうか、疑問は尽きない。 俺にとっては、性行為など"遊び"。 それがいいと、思うよりも先に、 それ以外が煩わしいとだけ覚えただけだった。 (-49) toumi_ 2021/09/16(Thu) 2:05:35 |
【人】 0043 榊 潤賑やかな脱衣プレイを素通りしながら食堂を突っ切っていく。 厨房に入って、ペットボトルを持ち出せば、ルイボスティーを作った。 冷蔵庫に入れて早めに冷やしながら、賑やかな声を眺めていた。 「食事でも作るか」 治安の悪い人間は。 この男が特殊性癖を持っていることをよおく知っている。 遊びの範囲で暴力のように振る舞っていないことも知っている。 看守に文句を言われたくないからだ。 普通の生活の中で薬物の所持や、 食べ物の中に薬物を仕込めないことも、 あなた達はよく知っている。 だから、つまり。 こいつの作る食事は基本的にただただうまいのである。 ドリアfoodとかメロンパンfoodとかそこに置かれた。 (79) toumi_ 2021/09/16(Thu) 2:54:34 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「……この看守共に望まれる物を創ってやる趣味はない。 だが、この悪意のこもった催しで。 お前のいう幸せが増えると思うのならお門違いだ」 価値観の否定をしてはやらない。 だが行動理念の賛同はしない。 きっと手段は噛み合い、同じ目標に進んでいける。 志が同じかは据え置きで、相容れない事は無いと思う。 だから歪みが見えている、その歪みの正体を今回ぐらいは知ってもいいかと思った。 「俺は――狼なんぞになって食い散らかすのはごめんだ。 映えさせるには、悲鳴や嘆きや喘ぎがご所望なんだろう? 疲れる、あいつらのために尽くしてやる気にならない。 ……もっとも気に入りが出来れば考えるが。 そんな気分になる人間もいない」 淡々と事実を述べて、人並みの情と感性を見せる。 男の言うことは矛盾も間違いも無いのだろう。 だが言葉の裏に彼らのためじゃなければ動く者も見えている。 きっとすべて、己のためなんだ。 「お前が望む幸福は何だ。正直、俺とは相反するだろう。 だが――今回はお前に付こうと思った分の義理は果たしてやる」 (-54) toumi_ 2021/09/16(Thu) 4:24:26 |
【人】 0043 榊 潤「俺か……? 企画としては運営の手のひらの上で踊ってやるつもりは毛頭無いつもりだ」 乗り気ではなさそうだが、時間を有意義に使うことには長けてそうな男だ。 使える者は使っていくのだろう。 周囲と関わるけだるさよりは、得体の知れなさに僅かな警戒を見せている。 「願いは――ありはする、この際収容期間はどうだっていい。 早く出るに越したことはないが、対した罪でもないからな」 いつでも出所ぐらいしてやると、静かに告げた。 余罪が見つからなければ、重すぎもしない罪であるので。 (101) toumi_ 2021/09/16(Thu) 11:14:29 |
【人】 0043 榊 潤想像以上に食べられたドリアとメロンパンを見て、男は知見をえていた。 喜ばしいという感情よりも先に、やはり手に持ちやすいパンが持って帰られやすいと言うこと。 本当に薬などは入れてはいないが、手軽なものと甘味に対しては人間の警戒心は緩むこと。 そして、お行儀がいい囚人が随分と多いことだ。 「お粗末様。 食って "おかしく" なったら、気の迷いだ。とち狂っていろ。俺を呼ぶより医者か他人を呼ぶんだな。 評価して貰うに越したことは無いぞ」 「叔父に作ってやっていたからな。料理は暇つぶしの結果だ。 家事も犯罪らしかったものも押しつけられていれば、器用にもなる」 (104) toumi_ 2021/09/16(Thu) 11:23:15 |
【独】 0043 榊 潤/* これはゲーミング榊のメモ。 狼PLになんとなく気になってる奴を受けたのでいきます。 狼候補、黒塚鏡沼。さて乗っていただけるのか。 (-65) toumi_ 2021/09/16(Thu) 11:33:53 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久普川の淡々とした連絡に返信は不要かと暫く文面を眺めた。 他人のためでは無いのだが。 他人に配る事はよくしてきていたから。 「……」 明るい部屋をその日初めて見た。 寝る必要が無いと言われんばかりのあの照明。 男にとっては珍しく、興味深い物になったのは確かで、きっとその夜に話は聞いていた。 『お前は、ここで実際よく眠れているのか』と (-66) toumi_ 2021/09/16(Thu) 11:42:02 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人昼間の喧噪から離れて廊下で偶然すれ違う。 あなたの愛想のなさとが共鳴すれば、互いの接点はひどくなくなる。 だから、傍観者として問うた。 「黒塚」 破裂した水風船は、見ていたか。 「壇上にあがるつもりはないか? 都合良く欲しいものがなくとも」 脱がされた馬鹿は、見ていたか。 「奪う側にいくつもりはないか」 (-69) toumi_ 2021/09/16(Thu) 12:09:53 |
榊 潤は、ワイシャツまでなら脱いでくれる (a46) toumi_ 2021/09/16(Thu) 13:04:17 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「寝られてないのか、お気の毒様。可哀想に」 心のこもっていない感想に、照明を見上げる視線。 「俺は、異能のせいで外的要因と快楽が無ければ寝られん。 ストレスが溜まったら、適当にお前でも抱いて寝る。 明るい場所であるかはこの際関係ないから、あてがわれたのだろう」 随分ないいかたの中に、あなたは違和感を感じるかも知れない。 ここに来ている時点で、自分達の異能は抑制されているはずだ。 それなのに、異能のおかげで眠れないと言われている理由は。 いくらそういった身体になる異能があったとして、それを封じられていないということは。 「安心しろ、今日は機嫌がいい」 夜が明るいのは、久しぶりだ。 暗闇の中に残されていた側からすれば。 やはり暫くの気晴らしになりそうだった。 (-85) toumi_ 2021/09/16(Thu) 13:15:37 |
【人】 0043 榊 潤何処かでまた知見を得ている。 人々は目の前に余計なことがあると別の軽い余計なことには意識を回さない。 適当に内申点でも稼いでおこうかと、 また厨房にこもることにした。 後ほど、各々が[fortune]%ぐらい発情するめちゃくちゃ美味しいポップコーンがつくられることになる。 ここの看守の用意した"薬"といわれるものが、いかようなものなのか知らない。 味も効果も一切理解していない、ただそこにあったもの。 だから、この男はきっと言うのだろう。 お前らが勝手にとち狂っただけ だ。と。/* つまり効果がPL任意オールフリーのなんか熱くなる酒みたいなポップコーンが作られるらしいよ。 (125) toumi_ 2021/09/16(Thu) 13:33:46 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「――善処する? お前は比較的問題無く受け入れもしていた」 酷く面倒くさそうに、事実を思い出す。 都合のいい相手を探すしか、己の快楽を見いだせない。 だから多数に手を出していても覚えているものは覚えているし、配慮はするべきだろうとは思っている。 なにせ、同室となってしまえば。 何かと頼み事をしたり礼儀を払った方が都合がいいだろうから。 最低限の事は、尽くそうと思いながら寝不足になっていそうなその顔を見た。 「お前が同室を鬱陶しくなる日が待ち遠しいな」 その怠惰が動く日があるのなら、それもまた一興だから。 (-90) toumi_ 2021/09/16(Thu) 14:02:00 |
【神】 0043 榊 潤鑑賞会会場にトレーが運ばれる。 そして男の手により、大きなテーブルにそれらは並べられていった。 置かれたボトルには 【おいしいオレンジジュース】 グラスは掃除が面倒なので紙コップ。 隣には皿に盛られた ポップコーン カラメルの絡まった甘い味と、適度に食欲をそそる塩味のがわけてあり、小皿で一人一人持っていきやすいようになっていた。 ちなみにこのポップコーンをたべると、 [[fortune] ]%ぐらい発情する。 めちゃくちゃ美味しい。>>125参照 効果は各々の違うようで、効かない人間もいるようだ。 理論は不明、精神的か肉体的かきっと都合のいいようにそれは解釈されるのだろう。 /*発情フリーポップコーン。28ふるのが楽しい。 (G4) toumi_ 2021/09/16(Thu) 14:21:21 |
【人】 0043 榊 潤鑑賞会に時間も合わなかったか忌避する人間はいただろう。 そんな彼らのためか、はたまた己のためか。 厨房から出てきた男は談話室に皿に乗った ポップコーン カラメルの絡まった甘い味と、適度に食欲をそそる塩味。 紙の小皿で一人一人持っていきやすいようになっている。 ちなみにこのポップコーンをたべると、 [[fortune] ]%ぐらい発情する。 味は保証されており、めちゃくちゃ美味しい。>>125参照 効果は各々の違うようで、効かない人間もいるようだ。 熱が出るだけか、はたまた露出狂になるか……。 理論は不明、精神的か肉体的かきっと都合のいいようにそれは解釈されるのだろう。 /*発情フリーポップコーン。フォーチュンをふるのが楽しい。 (135) toumi_ 2021/09/16(Thu) 14:28:42 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人「ああ、そうだ」 誘う側をすることは、多いわけではない。 愚か者共に薬を運んだときも、彼らが必要としなければ。 こんなもの。 「どこへの誘いかはお前が決めろ」 確かに手を差し伸べる、選ぶのはお前だ。 あくまで傍観者でいようとした暴君は、あえて天秤を傾けている。 「乗らんのならこの会合は忘れることだ。 漠然と興味がないのであれば理由を作るんだな。 ここに選ばれた意義を、この誘い以外に見出す理由が聞けたら俺は手出しはしないだろう」 (-95) toumi_ 2021/09/16(Thu) 15:24:32 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「……思いの外」 似たもの同士の正反対。 その歪みは奇妙で、心地良い。 有り得ない、倫理観を間違えている、未熟である。 社会に適合していない人間の思考だと判断ができるのに、その正当性は異能によって破壊されるのだと証明されるのが見えている。 「相容れないわけでもなかった」 可能性がそこにあっても。 人々は法でそれを縛っている。 それは、何故か。 それに対する不満はきっと同じだ。 「お前の幸せはわかった」 国は勝手だな、世界はこの思想を否定するんだな。 それなのに、今こんなときだけ利用するんだな。 所詮快楽も性行為も、見世物で娯楽なんだな。 「想像もつかない、そんな快楽で幸福になれるなど。 だが舞台の賛同者は探してきてやる、だからお前は他の方法で得られる幸福でも探すことだ。随分凝り固まっているように見えるからな」 (-97) toumi_ 2021/09/16(Thu) 16:10:39 |
【人】 0043 榊 潤最近、同室者ができて観察をしている。 何故か昨晩は随分と不機嫌になっていて。 この環境は怠惰にすら影響を与えるんだなとまた知見を得た。 ここまで異常な環境で、余計なことをする人間もいるものだな。 気がつけば昼時を過ぎていた。 ふと、幼稚な思考を持っていそうな騒がしい彼らとおおよそ持っていかれたポップコーンを思いだす。 あれば食うのだろう、だが、大量に用意するのも贔屓するのも面倒、一人分だけというのも作りにくい。 であれば。為すことは。 榊という男は、しばらくまた厨房に引きこもり、出てくればそれらを並べる。 いくつかの、ピンク色をした 甘いいちごプリン 巨大バケツにはいったプリン 誰がも、どうぞも、書かれずそれは食堂に置かれていった。 (195) toumi_ 2021/09/17(Fri) 14:39:45 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人「随分と大根役者に見えるが、どうした? 舞台に上がるのなら、少しぐらい楽しそうにするといい。 誘った側として、俺はお前に付くのだから」 普段なら拒むその指をあなたの思うがままに委ね、誘われてやる。 彼らが言うことが本当であるのなら、どうせ。 この時期にこんな企画が立ち上がったのは。 この役が己にあてがわれたのは。 罪人としての役目を期待されているのだろう。 それなら望むふりを、望まれるふりをしよう。 ▼ (-182) toumi_ 2021/09/17(Fri) 15:30:43 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人「だが」 世界から外された、髪の色と同じ色をした瞳が薄く開かれ。 「その答えは気に入った」 他人を唆す、悪い子に誘われたお前は、なにを考えているんだ? ――これは真。興味が湧いた。 (-183) toumi_ 2021/09/17(Fri) 15:31:28 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人▼ 「また、お前のところに、俺が行こう。 次の投票が始まる日、向かう場所はここにある。 そこで、お前は同じ役者と好きに語らうといいさ」 そう言って、メモを手に握らせ。 その手に眼帯を落として近づく。 そのまま、流れる仕草で共演者の左眼に口付けた。 (-184) toumi_ 2021/09/17(Fri) 15:32:44 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「誰かに犯されでもしたか?」 それで不機嫌になるような人間だっただろうか。 己の悪行に気づいても面倒そうな顔をするだけだった男が。 少し気になる、嫌なことがあれば自分に振りかかってほしくもない。 己が原因だと1ミリも考えていない男はその布団の上に片手の体重をかけた。 「眠る前に不機嫌の理由を教えてくれ、おかげで俺も眠れそうにない」 (-186) toumi_ 2021/09/17(Fri) 15:55:52 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史なんて憐れで可愛そうだと思った。 子供だけではなく大人まで溺れて。 その事実を知って結果が来ている。 狭いのだ、目の前の男の世界は。己の世界は。 ひどく狭くて、それが幸せであることを疑っていない。 ひどく狭くて、それが幸せでないことを疑うことができない。 可愛そうだ。 「それは」 「俺たちの目で見てきた世界の一部なんだ」 まだ世界は広いらしい。それを見る目は片目になってしまった。 「知らないものがある、それが正しいことかどうかもわからない」 「教えてもらえていない、俺達は、まだ知らない」 「自分で見つけ出せと世界に課されている」 大人はそんな思想が固まって、こべりついている。 俺たちはまだ変わることができるのではないのだろうか。 それが希望かは、まだわからないけれど。 ▼ (-188) toumi_ 2021/09/17(Fri) 16:13:13 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「俺は失って、二度と得られないものに幸せがあった気がしている。 失ったから気づいた、その日から変わった。 言いようのない変化があったが、明確な答えはわからない。 いまは、まだ、その幸せの形を知らない」 好き[嫌い]だった、両親は。己にとって世界であったんだな。 もうわからないし、思い出すのも億劫になってしまったが (-189) toumi_ 2021/09/17(Fri) 16:13:43 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「やはり不機嫌の理由は体を受け渡したからではないと?」 布団の上から猫のように乗りかかれば、布団を抜け出せないような妙な体制であなたの体をなぞる。 じゃれているだけだ 「まずは、教えてくれない理由を教えてくれ」 「なんでいやなんだ」 (-190) toumi_ 2021/09/17(Fri) 16:16:39 |
【人】 0043 榊 潤プリンを作ったのがお前か?と言われれば。 「そうだ」と答える。 ポップコーンを作ったのがお前か?と言われれば。 「さあな」と一度はしらばっくれる。 そんな男はぼんやりと、談話室にいる人間を眺め。 「普川とヤった奴誰なんだ…?」 そんなことをぼやいてた。 (204) toumi_ 2021/09/17(Fri) 16:21:47 |
榊 潤は、自分の作ったいちごプリンを食べている (a67) toumi_ 2021/09/17(Fri) 16:22:57 |
榊 潤は、リョウちゃんに、礼はいらん。をした。 (a69) toumi_ 2021/09/17(Fri) 16:27:00 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「つまり自分が不機嫌になったという事実が不機嫌ということか?」 問う。お前の考え方を。 「教えてくれない理由に、 自分が何よりも嫌であったことを自覚するのが嫌だったか」 問う。答えに期待はしていない。 「何がそうさせるんだろうな」 やけに反応がいい、それを面白くもなさそうになで回し。 腰を、太ももを、その手は捉えていく。 「話すことも嫌か。 他人に知られたくないか? 他人にはなしたくないと思ったか。 素直にそう言えばいいのに、おかしなやつだな」 (-198) toumi_ 2021/09/17(Fri) 17:25:09 |
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