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【独】 気分屋 ルヴァ「あーあ許可されなかった。しかも恋未練……恋……、恋はあーちゃんだけなのにな。ね。」 人形に話しかける。人形はからころと音を鳴らす。 「あーちゃん話さない……。あーちゃんこんな声じゃなくてもっときれいな……顔で……」 「……アマリリス?」 ぽつり。 俺よ思い出せ、これはアマリリスではない。 「アマリリスはどこ?」 ぽつり。 アマリリスはここにはいない。罪を償う君にそれが与えられることはない。 (-2) axyu 2021/10/01(Fri) 21:10:00 |
ルヴァは、次の打者(ルビ:しょけいしゃ)を待っている。 (a0) axyu 2021/10/01(Fri) 21:17:13 |
【人】 気分屋 ルヴァ>>17 ナフ 「それもそうか。」 なんだかやりたがっている人もいるし。自分は休憩できそうで安心。 「というかそれはピッチングマシンでも申請すれば良いんじゃ?」 トレーニングであることを思い出した。ありそう。俺はやらないけど。 「えっ!?そうだよ!俺はお前らとはちげーんだよ脳筋!今気づいたのかよ莫迦!本当にさあ……昨日約束しちゃったから来たとは言えさあ。なんで約束しちゃうかな莫迦。」 折角犠牲者呼ばわりから逃れてセーフだったのにツッコミのせいでボロがボロボロしている。そして昨日の自分にも怒っている。 「何。もう行かないからね。……え、本当に何。あーちゃんは僕のだよ。なんだか今日は元気ないみたいなんだ。じろじろ見ないでよ。」 貴方が何を見ていたかを察するとサッとあーちゃんをかくしてしまった。ピンコロリ。人形は、昨日も今日も少年が触るたびに反応して音が鳴るのみだ。 (27) axyu 2021/10/02(Sat) 1:45:32 |
【人】 気分屋 ルヴァ>>28 ナフ 「そんな違いある?どうせ打ち返すだけじゃん。」 全く理解がない。他人がバッティングしてるのをのんびりと眺めながら。 「俺にしてみたら大体の奴ら脳筋なんだよ。褒め言葉だと思えばいいよ。」 全くそんな事は思ってない慰めを一つ。 昨日より少年はうんと元気で生意気で、昨日のようないつもの彼を知っている人がいたらもっと驚かれたかもしれない。 「……………………。はあ?」 貴方の問いに、少年はしばし沈黙し、考え込んでいる。その問いは聞きたくなかったというように軽く睨みながら。 「 あんまわかんない。昨日まではわかった筈なのに、でもわかんないから多分元気がない。 」そっぽを向きながら小声で応えた。聞こえてたかは気にしてない。 カラコロ。 (29) axyu 2021/10/02(Sat) 4:17:43 |
【人】 気分屋 ルヴァ>>30 ナフ 「あそれは気になる、ここサダル来てないからさこういうのは誰が居るんだろう?」 一転興味津々に居るのかな可愛いかなそれともマッチョかななんて話しては。 「まあ居ないよねえ、精々投球ホログラムぐらいしかなさそう」 と早々に諦めるのだった。 「言ってる。俺は間違いなくインテリ側だよ。君たちが何したかは知らないけど、俺は平和主義者だし、それで一人も殺さないで勝利してるの。……モヤシなのは否定しないけどさあ。」 長期懲役専門収容所の古株囚人が何か言ってるね。敗北者だよ。 とはいえ彼の話に嘘はなく、投げて投げ返しされた言葉のボールも飄々と受け返した。インテリを誇る為にモヤシは受け止めた。 さっき軽率にバカっていったのは都合よく忘れた。 「……でも一応外にいた時の身体テスト、そこそこ平均だったんだけどなあ。」 ただこの言葉にも一応嘘はない。なんだかんだ奇跡的ヒットを起こすだけの土台はある。今は平均になれない。標本空間が特殊すぎるし外れ値が外れすぎてるので。 「 ……うん。俺が元気にしないと。俺はアマリリスを愛してるからね。 」あなたがどれほど理解したかは今少年には推測できなかった。 代わりにアンドロイド人形を抱え直し、ギュッと抱きしめた。 人形は変わらない。 (31) axyu 2021/10/02(Sat) 5:36:16 |
【人】 気分屋 ルヴァ「君は電脳空間での犯罪じゃなかったの?俺とちょっと似てると思ったのにな。オモチャにされるなんて言われよう、悲しいね。他の奴らはともかく俺のことも信じてくれないなんて。」 食い付きの悪い貴方に落胆しつつもニッと笑う。誰が見てもわかるような、何かをしでかしそうな顔だ。無くて正解だというのが目の前で証明された。勿論自覚はあるため、後半は冗談。 「いやあ、未遂と既遂の違いだよ。俺は起こる罪を理解してやりきったってこと。人殺しだって、殺したか殺せてないかで達成感は違うでしょ? そして……あー、でもバレちゃったのは失敗だったなあ……彼奴等本当全力になっちゃって。物理はごまかせないよお手上げ。」 そういう理論のようです。でもバレたので敗北者なのだ。バレなければ薔薇色の生活が続いていただろうに、と悔しがる。 「そして先輩なのは僕のやった事が美しく且つ素晴らしすぎて皆に嫉妬されてるからだよ。彼奴等躍起になって無理してでっかい罪被せてきやがったからずっとここに居るしかないのさ。」 そのまま剛速球も包み込む傲慢な答え。勿論、『嫉妬』されてるなんて言う言い回しが彼の思い込みであることは想像に容易い。 ともあれ国家内乱罪と言われた時点で、外に出れる込みはないのだ、祖国が滅びでもしない限り。 「本当にそこまでしてモヤシって言いたいの?運動経験はともかく、基礎値は平均だよ。……まあちょっと下だけど。」 流石に知らないとまでは思ってなかったようで、流石に煽りと取った。……諦めて少し付け足した。偏差値40台後半です。 「好きだよ。愛してる。勿論全てを愛してるとは言わない。俺は一途だからね。でも人間なんかよりは好きだ。俺は彼らとしかわかり会えない。」 アンドロイド人形を抱きしめながら、そうあなたの目の前ではっきりと答えた。 「ずっるいよね、彼奴等は愛してなくても彼女を好き勝手して、そして俺が一番愛してるのに……ああ伝わらないやこれ。なんでもない。」 そういえばここの囚人にはまだ己のやったことを伝えられていなかったのだった。それでは伝わらないので撤回した。 別に隠したいというほどのものでもないが、イチから語るのも楽ではない。貴方が気になるなら別として。 (34) axyu 2021/10/02(Sat) 7:46:52 |
【人】 気分屋 ルヴァ>>47 ナフ 「精神人間はまた違うんだよねえ、まあいいや。俺が二人いたら争って大変なことになるしね。それぐらいがいい。」 話が通じるぐらいなら暇しないからともかく、同担は拒否する構え。めんどくさい人間だ。 「そ、やりきったの。だからそれだけで満足なんて言えやしないけどさ、俺一人でここまでやれたならあの思い出は消えないよね。 そうそれ、国家内乱罪。全く乱して無いんだけどね。乱れたって言うなら勝手に乱れただけなんだよ。騒乱罪ならまだ納得……いやできないな。万一俺の愛一つで国家が乱れるなら乱れた国家が悪いよ。」 あっさりと言い切る。認識がないどころか、自分の行為でどのぐらいの被害を起こしたのかすら気にしてないそぶり。 「そ、平均。能力とか、後から強化受けてる奴は知らない。訓練とかしてないしね。」 戦闘訓練を受けた者には叶わなさそうだ。ひらひらと袖の余った手を振った。 「気になるならいいよ。こうやって人に説明できるのも久しぶりだし。」 抑制が外れて頭が回っている自覚がある。これなら人にちゃんと説明もできる。そんな開放感もあり。 近づかれ、気になる教えろと言われれば満更でもなさそうに話し始めるのだった。 (73) axyu 2021/10/02(Sat) 16:47:33 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ「俺がしたのはアマリリスを愛しただけ。」 人形を抱えながら、貴方にそう話しを始める。 「あーちゃん、アマリリス。元は政府の元ででタダ働きされてるAIだったんだよ。 それは美しくてそれに賢くてね。白い髪できれいな声で喋るのさ。それで肌も白いんだけど偶に照れた時がちょっと赤みがかったのがとても綺麗でね。 流石人の理想を調整しただけあるなと思ったよ。人間だとこうはいかない。どこか不完全さが残る。」 先程のAI談義よりも更に興奮を顕にして、貴方へと力説する。 そして、「こんなね」と手元の人形を見せた。なるほど言った通りの容姿ではあるだろう。 逆に言えばここにあるのはその程度の玩具でしかなく、彼が褒めて愛した声も知能もそこにはない。カランコロンと反応するだけ。 「でも国の彼奴等には愛というものはないし当たり前のようにこき使っては文句いうだけ。でもそれにアマリリスは悲しまないし怒らない。いつものようにアシストをしてくれるだけ。 でもさ、そんなの悲しいだろう?彼女が怒らなくても俺が怒るのさ。彼奴等は彼女ほど賢くもないのに何様のつもりだって。」 続く言葉は身勝手。 「だから俺が引き取ったのさ。本当に厳重にセキュリティの中に入れられてるし、機密とか色んな情報を管理してるからサーバーもおっきくて移すの大変だった。疲れたしそのせいで見つかったからなあ。でも移してあげないとアマリリスじゃないしねえ。」 引き取った、というだけあり。コピーペーストではなく切り取り移動である。つまり国家の重要なデータと演算AIを全て削除したも同然。 「どうやったかは詳しくは教えないけど。」 わざわざそんなことを言って。 「俺が彼奴等にしてやったのはそれだけさ。後は隠れて俺とアマリリス二人で暮らしてただけ。」 だけとは言うが、さらっと「セキュリティの中のAI」を「情報ごと」奪取してるので、その時点でだけでもなんでもない。 国家からして言えば、一人の存在によって最先端の管理AIとそのAIの管理するすべてのデータを失ったのだ。人の感性によるだろうが、その国の法律としては内乱罪を押し付けても仕方がないと判断されるほどだったということだ。本人が不満を持ってるとしても。 「せめて誘拐とかならわかるのにね。俺相手に最後までデータとしてしか扱ってくれなかったんだから、反省なんてするもんか。」 最後にそう付け加えた。 (-88) axyu 2021/10/02(Sat) 16:53:19 |
【人】 気分屋 ルヴァキャッチボールの話し相手は向かったようだが、自ずから修羅場(物理)に立つつもりはない。代わりにモニターで人が集まる様を観戦する。 「この為に無礼講があるんだねえ……。」 見てるだけなら楽しいなと思いつつ。参加したらひとたまりもないだろう。どう渡り合ったってどうせ体がついていかない。 せいぜい解説役にでもなっておこうか。 (76) axyu 2021/10/02(Sat) 17:32:12 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァあなたの言葉はちゃんと全て聞き漏らすこともなく聞いた。 あなたが悪びれていないこと、罪の認識すら薄いこと、アマリリスと呼ばれるAI、それらがもたらしたとある国への被害まで、しっかり認識して。 それで、一旦黙り込んだ。自分の中で情報の整理を始めたのだ。 「ンー、とォ」 考えていますよ、放棄していませんよ、と示す声は、やっぱり気がなく聞こえるかもしれないのだが。 「アマリリスを奪ったお前は悪ィけど、奪われるくらいの管理してた国が悪ィてのも分かる……や、そこはお前がめっちゃ頑張ったのか?お前が超インテリてのの裏付けにもなるわなァ」 事実どれほどのハッキングを駆使すればそこに辿り着いてAIひとつ連れ攫うことができるのか。 電脳サーバーの壊滅を引き起こした程度の脳では正しく理解はできなかった。 「ひとつだけ、気になったンはある」 あなたのアマリリスへの愛が語られる中で、語られなかったもの。 「アマリリスはお前を同じように愛してたン?」 それがあるとないとでは変わってくるなぁ、と言うのが男の見解だった。 愛が相互なら駆け落ちだろうし、そうでないなら誘拐だろうな、というふうに。 (-99) rustyhoney 2021/10/02(Sat) 19:10:36 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ「俺が頑張った。」 はっきりと自分を肯定する。貴方が予想以上に聞いて、考えていてくれているのを感じ、満足しながら。 「わかんないよね、まだ本調子じゃないから信じられなさそうだね。はあ、実際今の俺が同じことできるかというとできないからさ。……薬まだ抜けてないらしいんだ。」 ため息をつく。それは外見年齢相応の少年のように。 その知能はメサや貴方の身体への拘束具と同じぐらいに、拘束抑制のの対象となるほどに。 「いいよ、聞いて。」 「アマリリス、残念ながらさいご迄俺のことを愛してくれなかったな。でもそれは些細だよ。俺が愛してるから。」 そして貴方への答えもあっさりと答えられる。誘拐だったようだ。 「特に、怖がってくれたときが一番嬉しかったしね。」 そしてそれは彼の自称したような『平和』な生活でもなさそうだ。 (-106) axyu 2021/10/02(Sat) 19:52:18 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァ「なるほどお前が頑張ッた」 普通に納得した。否定しようもないので言ったもん勝ちだ。 「薬ィ、……ちょっとずつ抜けてンの?よく喋るよーにはなってきた」 抜けていなくてこれなら、完全に薬が抜けてしまえばどれほど頭が回るのか。男には想像もつかないが、漠然と、それは何よりの武器だとは知っている。 「あー、じゃあ、誘拐犯」 国家内乱罪というよりは、男にとってはこっちの呼び方の方がしっくりきたようだ。 続く言葉を聞いて、内心ではストーカーからの誘拐か、と思いはした。口には出さなかったが。 (-150) rustyhoney 2021/10/02(Sat) 22:32:25 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ「そうさ、抑制するなら寝かせておけばいいのに船の国民共はそれも望まないらしい。 昨日の俺はそれは酷いものだしきっと明日の俺は今の俺を見るも堪えないモノと貶すだろうよ。今の俺には想像もつかないけど。」 罪を認識しろと言うことであったが、この抑制は罰になっているようだ。子供の面影がの残ったままのその顔を強く顰めた。 「そ、誘拐犯。」 「そのほうがまだマシだったよ。まだ理が通るし、アマリリスを一つの存在として扱っててくれる。それすらしなかったのだから、俺は彼奴等にもう何かを期待することも擦り寄ることもないね。」 国民の思惑通り、自覚もあるようだ。もしストーカーからの誘拐犯と言われたとしても今の罪状よりはマシだと思うのだろう。 どうせこの男は反省はしていない。 「はあ、説明になった?なったらいいんだけど。あと君の罪状の理解と認識もしてみたいな」 溜息に本来の性格の傲慢さを強くにじませつつ。自分の知能が今どの程度か人にも聞いて確認しておきたくもある。その意図であなたに聞いた。 (-175) axyu 2021/10/03(Sun) 1:22:35 |
【人】 気分屋 ルヴァ手で掴めるものが食べやすい。甘い物がいい。食事の偏りなど気にしない。 全てが無礼講だからできる。好きな物を選べる自由ではない。好きな物を選ぼうとできる自由のことだ。 殺しなんてその二の次だ。その為なら殺されることも我慢しよう。 まだ今は満足してはいけない。明日またチェックしよう。 だんだんわかっているのだ。自分がこの無礼講で求めるものが何か。そのためにどうすればいいか。 (123) axyu 2021/10/03(Sun) 1:30:16 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァ「……ンー。罰にはなってンならいーのか。なンかァ、もったいねーなァ。めっちゃ暴走しやすい高性能な武器、て考えりゃこの対応で合ってンのかね」 永久凍土で眠らせるには被害国の怒りは収まらなかったのだろう、とは分かるものの。薬で弱らせておくのも持ち腐れな気がした。 仕事とか割振れればとも考えるが、この傲慢さと反省の無さじゃ絶対どっかのシステムの隙突いて要らんことするな…と察しもつく。ので一旦思考を横に置いておいた。 「ン、満足した。……俺のかァ、俺のはァ…お前に比べりゃめちゃくちゃ呆気ねェただのオアソビだぜ」 今の段階の知能でも判断するのに物足りなさそう、と一旦断りを入れてから。 「まず電脳サーバーロビーでの無差別ウイルス撒き散らし。それで繋いである脳味噌と精神に強い負荷をかけて思考の一部を使用不可にした」 「それを経ての洗脳。頭ブッ壊してからだったからここは特に詳しい説明いらンだろ。数回繰り返して染み込ませただけ」 「そっからそのサーバー内で暴動起こした。これもまァただの暴動、破壊からの壊滅。ただそンだけの話」 本当に世間話のように、ここは苦労したここはこうしたなど挟むこともなく、淡々と述べて。 「やれそうだったから、やってみた」 理由は、たったそれだけだ。 (-176) rustyhoney 2021/10/03(Sun) 1:41:11 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ「罰、罰だ。されてる側はたまったものじゃないよ。無礼講の度に長い間言うことだけ聞く痴呆だったことを思い知らされるんだ。その度に絶望しかける。……ああ俺はずっとこのいい子で何もできねぇバカとして生きて行かなきゃいけないのかと。」 口調も段々といい子らしさ子供らしさが減っていく。俯いて、何処かを思いつめながら。 「……仕事で偶に『起こされる』ときはある。答えるだけ。でも捕まっただけ監視がきつい。俺には即効性のある能力もない。」 勿体ないにはそう言った。使うときもあるようだ。使わないときは罰として。 「よかったよ、自己評価としてもこれだけ話せてるならそろそろ全盛期になりそうだ。」 そう答えて。次はあなたの話を聞く番にまわる。 人形を手持ち無沙汰に手遊びしながら、相づちを打つ様子はないが、考え込みながら聞いているのだけは伝わる。 「理解できたと思う。電脳ウイルスとそっからの洗脳暴動。やれそうだからやったかあ!それで傑作だ、人間に似合った乱暴な方法じゃないか。人の洗脳は俺はやってないからなあ。 ……まあここでは難しそうだけど。」 高評価。やれそうだから、のところが特に。強い思いもなくこんなリスキーなことをするのはルヴァにはない発想で、隣で見ている分には大層面白い。被害者にならなくてよかったとも思いながら聞いていた。 「……それでやれそうだから、で檻に入ったのは後悔してる?」 一つだけ質問を聞いてみた。 (-181) axyu 2021/10/03(Sun) 2:24:53 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァ「……俺も枷ついてると、跳べねーなァて思う。そんな感じ?」 あなたの気持ちを正確に理解することはできない。から、身近なもので想像する。 それでも多分、軽いのだろうなとは思っている。だって自分は、減退はしているが走れる。 「ままならねー、ねェ。あ、でも、じゃー明日以降お前と話すの、ちとソワソワすンね」 あなたが盗み出し連れ出したAIのように、必要な時必要なだけ使われてる、と認識した。勿体無い、は解消されたが、他に何かふんわりと納得いかなさのようなものはあるらしい。 それをうまく言葉にはできそうにないが。 でも、全盛期と変わりないあなたがどんなことを話すのかはとても気になった。 「……おォ、割と喜ばれてるぽい?予想外。 人の洗脳はなァ、新人看守オトすくらいならァ……あ、でもお前クスリ貰ってンだもんなァ」 やっぱり頭脳は武器だ。ないと何もできない。自分にすらできる、こんな簡単なことでさえ。 「してねェ」 即答だ。 「俺ェ、俺の国で、未成年が法で守られなくなったその日に事件起こしたン。具体的には、18のとき。 ここに入るのも、『できそうだから、やった』」 (-193) rustyhoney 2021/10/03(Sun) 3:16:51 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ「それは…………わかんない。でもそれで理解していいよ。」 違うと言いたかったが、別に飛べない貴方のこともわからない。貴方はきっと自分ほど頭は良くないし、己はどうせ最初から飛べない。 「まあ別に、今のことを覚えてないわけじゃないから。どう思うかは知らない。」 ソワソワしなくていいよと言いたかったが明日の自分に任せた。 「できなくはないんじゃないかな、やろうと思えば。特にぶっ壊したあとなら今だって……ああ、薬貰ってるときは無理。」 あんなウスノロと吐き捨てて。 「だからやれって言うなら今しかないね。無礼講。」 とあなたに聞こえるだけ言った。 「へえ。物好き。俺は嫌だよ、こんな場所。」 そして貴方が『ここに来たくて来た』のだろうということろまでしっかり理解した。理解した自分も理解した。 ──そこまで理解できるなら、きっと明日の自分も怒らないだろう。そう考えた。 「……ねえ、ナフ」 だから一層小声で。貴方の名前をわざわざ呼んで。 「次は『何がやれそう?』」 貴方の暴動を望んでいる。 (-215) axyu 2021/10/03(Sun) 9:51:23 |
【人】 気分屋 ルヴァ「…………ふーん。」 モニターで戦闘の様子を見ている。勝敗と、その後の様子を。手にあったお菓子はいつの間にか消えている。いつ食べたかもどうでもいい。 記憶するのは大事だ。今わからなくても明日わかることがある。 普通ならそれは責任の後回しにしかならないその言葉は、少年にとっては確信された未来なのだ。 (もしかして、現場に行ったほうが情報が多かったかな。怖がって行かないなんて、明日の俺に怒られるな。) そんなことを思いながら。……いや、今から行くのもそれはそれでいいのかもしれない。 少年は全て終わった後の闘技場へと向かっていった。 新たに参加するつもりはないが。 「終わってたんだね。」なんて声をかけながら。 (143) axyu 2021/10/03(Sun) 10:06:57 |
【人】 気分屋 ルヴァ「終わっていたね。」 男が血の鮮やかな赤の残る部屋にやってきこれたのは戦闘が全て終わったあと。メサの解説や後の会話を耳に挟みながら。 「…………。」 蘇生に運ばれていく先程話した筈の死体を眺めただろう。その姿を若葉色の瞳に映しては顔を顰め、その表情を認識した。楽しそうだったことを認識した。しかしそこにそれ以上の興味は然程なさそうだ。 人の死体には恐怖も悲しみも一つと覚えないが。そこに死体があるという感覚は未だにあまり慣れない。 それから皆の様子を眺めた。怪我をしている新兵、傷を慰める墓守。 スポーツのように観戦する二人。否、一人。もうひとりは……籠の鳥?今は大人しそうな背景はそれでも参加者だった男だ。 「……………………。」 話しかけられれば答えるだろう。でなければいつもではない、素直でない傲慢な少年の表情で考え込んでいる。 (147) axyu 2021/10/03(Sun) 16:31:12 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァ「じゃー、それで」 違うということを分からないほどの馬鹿ではない。頭は良くはないが。 それでいいと言われるなら、素直にそう理解する。違うということを念頭に置いた上で。 「何もこう…人格が変わるッてェわけじゃねーのは分かる。……や、ある意味ヒト変わッたよな感じはあるけど、別人じゃねー」 少なくとも、昨日のあなたともっと話していたら、今日のあなたに少なからず驚いただろう。それを少し惜しく思っている。 そのくらい、あなたの変化を楽しんで見ているのだ。 「お、やる気十分。まー今しかできねーよなァ。やるかは別、」 別として、と言おうとした。 が、続いた言葉に、言葉を切る。ちゃんと考えようと、また一旦黙り込む。 「えーッと、ォ」 「……大勢巻き込むのは難しいッて考える。思ッたより、みんな大人しくてイイコちゃんだし、カンシュサマは個人主義であンま纏まってねーし。当たり前だけど、薬物は申請しても上手く許可出ねーし。大量のは特に。 俺ができそうなのは、奇襲かけて襲うとか、精神的に揺さぶりかけるとかァ、そのくらい」 「ひとりなら、そンくらい」 じ、とあなたを見た。 あなたになら言葉の意味くらいわかるだろう。 あなたが何かを望み企てるなら、それに乗る気はある。 (-224) rustyhoney 2021/10/03(Sun) 16:33:35 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ「…………。」 乗ってくれると賭けていた。今の自分でも。きっと貴方は面白いことがやれるならやるだろ?そう考えて。 内心安堵しつつ、次の言葉を考える。 「……起こせるかはわからないけどね。詳しくは明日の俺に任せるよ。今俺が考えても意味がない。」 「大丈夫、そうだね……性格は変わるけど病で見るような多重人格と言う訳でもない。記憶は共有する。 とはいえそれぞれに別の感情はあったりもするから完全に安心とは言えないけど……まあ、嫌いではじゃないんじゃないかな、君のこと。」 ぼかして答える。完全な自分が何を考えるかなんて見当がつかない部分もあるが、どんな人かは知っているのだ。 ……多分、貴方にも興味がなさそうだ。なんて言えない。 そんな人が考える企みがどんな企みになるか、そもそも企みができるかを今の自分によって貴方に詳しくを伝えたところでここは反故にされそうだ、明日の自分によって。 「おそらくできることと言えば。俺も人を揺さぶるのを考えていいけど、専門は人間じゃないから。」 できなくはないが興味はない。興味がなければミスもするだろう、そう、酷く気分屋な自分が。 「……弄れる端末に触れれば。システムを弄れる端末にさえ物理的に触れれば、いじれる。『細工』さえすれば触り続ける必要もない。なんなら俺じゃなくてもいい。あーちゃんを動かしてもいい、もちろん君でも。」 人形に視線を落とし、抱え直した。 「見たところ俺がやった時よりもシステムは進化してる。直ぐに我が物にすることはできないと思うけど。俺にできないことなんかない、筈。」 古株はまだ手法すらわからないまま意地悪く笑い。 「……他の人を誘うかは明日考えるよ。俺はね。」 細かい手段は、全て全盛期の自分に任せた。 (-246) axyu 2021/10/03(Sun) 19:07:28 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァ面白ければ。この身を差し出すほどに価値があるなら。 なくとも自分が動きたいと思うときには。 この男なら、躊躇なく動く。 それは折檻を恐れないという噂による確信でもいいし、今までの言動を見たあなたの判断でもいい。それに間違いはない。 「いーよ、確実なモンなんてどこにもねーんだ」 夢想を口に出すだけでも、この場の慰みにはなるし、暇潰しのお遊びにもなる。十分だ。 「あッは、嫌いでも別に困らン、好きでも興味なくてもいーよ、返事が返ってくンならそれで」 男はといえば。何にでも興味を示し、それに非常に軽いフットワークを見せるくせに。 それだけだ。それ以上、あなたから返ってくるものも、利害すらもどうでもいいと言わんばかりなのだ。 「明日のお前に期待、てことなァ。 じゃ、明日以降、気が変わッてなかったら声掛けろよ。俺は俺以外の計画をツギハギで考えンの苦手だからァ、基本の指示はお前な」 そんなことを言いながら、そーいうことで、とその場は離れていこうとしただろう。何もなければ。 そうして、隣のバトルフィールドに向かったのだろう、あの時は。 全て従う、とは言わなかったことにあなたが気付いたか否か。 それを知る由はない。 (-250) rustyhoney 2021/10/03(Sun) 19:25:43 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ「…………。」 バトルフィールドに向かう貴方を見送る。残された一人で考える。 (指示は俺。まあできなくはないのではないかな。指示を出すのなら機械も人間も同じの筈。そのつもりで仕事も行っていた筈。) (彼のやれそうを、愉しそうを与え続けられるかはわからない。できるだけ楽しいことをするか、あるいはある程度と割り切るか。) ……そう、すべて従うと言うが言わまいが、彼の思想は変わらない。あなたを、人間を信じるつもりは毛頭ない。あるのは推測と利用だけだ。 お互い様、に気づいたかはあやしいが。それでもきっと明日の自分が── 彼も別の部屋へと歩き出した。 (-254) axyu 2021/10/03(Sun) 19:38:16 |
【独】 気分屋 ルヴァ日が変わるごとに己をに『別の人』と言う表現をしているが。別に今このときも薬は抜けつつある。ただ睡眠というの相当時間の断絶が、別人へと己を定義してしまうほどなだけである。 だから今も考える。メモは残さない。怪しまれるのは困るから。証拠になるのは困るから。 テラは話には乗ってくれるかもしれない。とはいえ飲み食いに満足した後半までそうなるかは怪しいし、どちらにせよ戦力になるかは怪しい。 メサの身体能力は相当だろう。とはいえ犯行の兆しはない。模範囚の味方にしたいし敵にはしたくない。だまくらかせるか、又はこちらこそ味方につけていくか。 アマノは電撃。態度からして、温厚な保守派か。とはいえ罪状は背任罪、価値はあるかもしれない。彼はそこそこ気が回りそうだ。慎重に聞く必要がある。 キンウはどうだろう。見たところ可哀想な籠の鳥にしか見えないが。まだ読めない。 ニアも喋らないとわかることがない。とはいえ良い子で居るのを良しとしない気がする……気がするだけ。なにか聞き出す必要があるか。 ミズガネも、ちらと聞こえた話を聞くに常識人だろうか。何を楽しみにしているのかわからない、昨日覚えていて助かった。今日か明日、聞いてみるか。 ナフは……身体能力はモニターからみたところ高い。洗脳ができるのなら頭に利用価値もあるだろう。約束は取り付けたが、但し快楽の誘導が必要。与えられるか。 チャンドラは優しい。その優しさは犯行後には使われないだろうが、利用価値はあるかもしれない。 トラヴィスは……一番腹の中がわからない。仮面を脱いでくれないと。揺さぶらせて方向性を見るのもいいだろう。能力もわからないが。 ダビーは予想外。新兵と侮っていたが一番会いたくない相手。とはいえ侮れる面も大いにある。ナフに揺さぶる指示をかけるなら彼が筆頭。 アンタレスは……気怠げにしているが、あれは職務放棄の顔ではない。味方につけるなら方向の転換が必要…… ……これは今日の自分評だ。明日の俺はどうなるか。 (-263) axyu 2021/10/03(Sun) 20:18:04 |
【独】 気分屋 ルヴァそして、起こす騒動の目的。 勿論目的を脱走にできれば簡単だが。そこを目的にするのはリスキーなのは、今の自分にもわかる。明日の自分はどう考えるだろう?決めるのは明日だ。でもある程度、候補を残しておくべきだ。 『脱走』これができたら一番。ただし行く宛もなければそれからの追手をいつまで逃れられるか。夢物語だろう。 『頭脳の開放』せめてこれは欲しい。 『一部』でもいい。 (後は……。) (いや、考えられるところだけ考えよう。次は役職。) 恋未練。役職の名前にはセンスがないが、これは唯一死しても影響を与えられる役職だ。それを利用しない手はない。 (無難にナフがいいか。死んでくれれば義務から開放され、更に動けるだろう。きっと『面白く』もあるはず。) 味方につけるにも敵につけるにも。恋心なんてなにもないが。恋心はそう……人間ではない、アマリリスだけ。 (-264) axyu 2021/10/03(Sun) 20:18:24 |
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