【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁「そうかな?人に縋る事は悪でも何でもないんじゃない。 暁くんだって、人が悩んでいる時に苦しみ続けて立ち続けるよりは、差し伸べた手を取り合う世界の方が平和と思わない?その延長戦と思えばいいよ」 一般論ならまだしも、それに特別な『性行為』が絡むから故の悩みだろう。けれども、南波靖史にとってそれは限りなく他の行為と変わらない。だからそんな言葉が普通にと出てくる。 「申告なしでも苦しいのが意外と好きだったら、その方面開拓して探っちゃうかもしれないけどそれはよろしくね」 サラリと物騒な事を述べた。冗談か本気なのかが非常ににわかり辛いのが物騒さに拍車をかけている。 「……いや」 「『嫉妬』って言うんだな、と思っただけさ。……何か、何となく懐かしいと感じてさ。まあ、別にそれで暁くんとの言葉を違えようとは思わないよ。今すぐと言うのもおかしいし、適当に良い状況になったら声かけてくれたらいいよ」 今から楽しみ、の言葉に、一瞬だけ呆けた顔をして。 「任せて」と嬉しそうに微笑み返した。 (-287) poru 2021/09/23(Thu) 19:39:23 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 9949 普川 尚久「──へぇ」 すごいね。 そう純粋な感嘆の声が漏れた。 自白剤は乗せてない。乗せなくても今まで生きていていてこの快楽に耐え切る人間がいなかったから。いたとしても、そこまで意地になって聞くほどに切羽詰まる状況も無かったから。 「尚久くん、もしかして実は凄い子?冤罪か言い張ってるのかは俺は知り様がないけどさ、その我慢強さは感心するよ。 ……うん、さすがに責め過ぎるのも可哀そうかな。元々セックス乗ってくれたんだし、俺の本来の役目は別に虐める事じゃなくて『幸せ』を与える事だしね」 「ああ、尚久くんが痛いのとか焦らされるのが好きなら別だけど」 試そうか。どっちか感度が良いのか。 言うが否や、元々2度もイかせているのだから多少の滑り自体はそこの彼自身が吐きだした白濁を掬って後孔に指を入れる。別段初めてでもなさそうだし、異能が効いてるなら入らないもないだろう。 確認するのは二点。 痛覚を抑えた場合と、逆に何も使ってない程度に痛みを感じる場合。その二つに切り替えて、何度か指を抜き差しをして中の締め付けがどうなるかを試す。 (-290) poru 2021/09/23(Thu) 19:51:04 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人「──彰人くんはさ、気持ちいい事、好き?」 唐突な問い。 それと「指輪が当たって痛いなら外すけど」、と一言添える。──少なくとも、異能抑制器具に見えるのに随分容易に外すと言う、と感じるかもしれないが。 「想定相手は誰でもいいけど。『快楽』って人類が求めるものと思っていたんだよね俺。別にさ、性行為に限らずどんな趣味だの遊びだの、快楽物質が出る故に幸福を感じる。……けど、『快楽自体が嫌い』っていう子がいてさ。それだけ先に聞きたくて」 余り問いかけばかりだと雰囲気が壊れるだろうとばかりに、背丈が高い彼の額に手を伸ばす。前髪を掻き分けて背伸びをしてから、軽く口付けを落とそうとする。 (-293) poru 2021/09/23(Thu) 20:06:53 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 0251 鏡沼 創「……痛く無ければ、かぁ。 本当に嫌いだねぇ、痛いこと」 そこまで言われれば、本当にそうなのか。 経験上、『実際の所』そうでない人間が少なからずいたのは経験則から知っているが──今の所、異能を使わなくても某同じ罪状仲間が何やら盛ってるらしい。暴くのだって別に必須ではないし、……聞きたい事はあるが、本音を暴くなら今より今度の方がいい。 「わかった。全部任せてくれていいよ。痛くもしない。 ──トモダチだもんね?」 付け加えるようにそう言う。元々コーンによる媚薬が入っている状態だ。自分の異能も、「予定」を考えると今使う必要は無い。 だから何処か落ち着かない理由を未だフワッとしか理解できていない相手を宥めるように、避けられないのであれば頬に軽くキスを落として、ベッドに軽く押す。攻め受け、或いはタチネコ云々もわかりやすい方がいいとばかりの主張をしてから、手慣れた様子でい服を脱がしていく。 「痛くないのが好きって事は、気持ちいいことなら好きって事でいいよね?」 自分も普通に摂取している。これくらいなら十分意識を保てるが、自身の異能を自分に使う事は少ない。つまり、互いに高揚してる状況は珍しい部類で、 「……俺もちょっと余裕ないから、痛かったらすぐに言ってよ」 そう告げつつも、痛みが嫌と言う貴方に前戯もローションも時間も非常に長く掛けて──早く楽にして、という望みは遠のいたかもしれないが──苦痛のない、快楽だけを与えただろう。 (-294) poru 2021/09/23(Thu) 20:19:57 |
【人】 3839 南波 靖史 >>2:88 素崎 「なれないねぇ。『似てる』とかくらいかもあるかもだけど。 ……真斗くん、震えてるけど大丈夫?お酒飲みすぎた?お酒飲むと何か思い出すらしいよねぇ。誰かの事思い出した?」 それが自分の発言のせいだとは、母親と重ねられたとはほんの僅かの想像もしていない。『当然』の事をただ述べただけだ。怯えるなり動揺するなりするわけないのだから、先程の怒涛の勢いも消えて、大して気にしてなさそうな声色と返事が帰ってくる。 「……変なこと言うね?俺は逆だなあ。『教えてあげた上で守ってあげたい』もん。無知は楽だし苦しい事も知らなくてもいいけど、楽しい事も幸せな事も知らないから俺は“可哀そう”って思うな。 真斗くん、それ以上にお母さんが好きだったの?どこが好きなの?優しく声かけてくれるから?そんな人幾らでもいると思うんだけど……何で皆「親」に拘るのか、俺、両親がいないからわかんないや」 (32) poru 2021/09/23(Thu) 20:32:13 |
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