人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


古城の吸血鬼 ニクスが参加しました。

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ 人の精気を糧とする化け物。

  ――吸血鬼。
   人々はそのように男を呼んだ ]
 
  
(54) noil 2019/04/08(Mon) 1:48:06

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ ――――夜は永く、昏い ]


  ねぇ、お嬢さん。
  夜の中でしか輝けない月を知っている?


[ 退屈凌ぎの問いかけに子供は首を傾げる。

 今夜の貢物もどうやら外れ。
 贄にするか玩具にするか奴隷にするのか。

 それはこの男一人に委ねられていた ]
(55) noil 2019/04/08(Mon) 1:50:05

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 一定の周期ごとに捧げられる贄。
 贈られたのは数多の少年少女達。

 吸血鬼から望んだ訳でもなかった。
 だが、結果として利用していた。
 単純に面倒であったし、
 自ら出向く必要性が減るからだった。

 いつの時代も人々の思考は
 誠に愚かで退屈で仕方ないと男は思う。

 送られてくる子供達は様々だった。
 怯えるもの泣き叫ぶもの憤慨するもの
 交渉するもの嫌うもの好くものもいた。
 男は時間潰しになるならばと様々な方法で
 可愛い仔羊と戯れていたが飽きが訪れる。

 その度に送り返したり、捨てたり、
 或いは乾涸びるまで啜ったりと
 享楽に耽り今までに生きてきた ]
(56) noil 2019/04/08(Mon) 1:50:37

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ だが、何をしても男の渇きは癒えず。
 何度目かの溜息を吐きながら
 玉座で脚を組み頬杖をつく。

 手袋越しの指はトントントンと神経質に
 子供のような表情で頬を膨らました。

 それも一瞬の事で関心の失せた瞳は
 血の気の失せた少女へと向けられる ]

  今度の子供は愉しい子がいいな。
  君もそう思うだろう?

  さて、父さんと母さんの所へ帰ろうか。

[ 朗々と陽気に流暢に男は告げた。
 その言葉に対して少女は頭を振る。
 化け物から解放されるというのに
 どうにも貢物は捨てられる事を拒む。

 だが、その理由も吸血鬼に興味はない。
 人々の諍いなどにかける温情もなかった。

 古城から放り出された子供の行末を
 男は知る由もなく不味い酒で喉を潤す。

 すぐまた訪れる渇きに伏せた眼差しは
 夜の空のように静かに凪いでいた ]**
(58) noil 2019/04/08(Mon) 1:51:20
古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。
(a6) noil 2019/04/08(Mon) 2:02:03

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
相方さんがおなまえ考えてくれました。かっこいい!
よろしくね、相方さん。
(-11) noil 2019/04/08(Mon) 2:08:34

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*この時点で可愛いの何??????
(-12) noil 2019/04/08(Mon) 2:38:46

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
ぼくたち実は最初サーヴァントとマスターだったんですけどガチのfate村の方がいるってことではわわわわわとなったのと、宝具名のセンス/Zeroで諦めた記憶。
あと悪魔達懐かしいね。
(-30) noil 2019/04/08(Mon) 14:41:35

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ 夜の森を独りで歩いてはいけないよ。

 小さな子なら誰でも耳にした事のあるお伽話。
 冷たくて恐い化け物に血を吸われてしまって
 枯れた薔薇の花弁のように散っていずれ灰になるから ]

(167) noil 2019/04/08(Mon) 21:58:35

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 幼子を放った夜は静けさに包まれていた。
 今頃あの子はどうなっただろうか。

 赤い頭巾も被らず、剥き出しの足に硝子の靴は遠く
 針に刺されなかった細い指で描く道は
 月夜に輝く白い小石のように道を示したりしない。

 そのままでは道草をしなくても狼の餌食になるか。
 随分と哀れな末路だと思い描くも同情はなく。
 訪れた暇な時間を過ごすこと如何程に。

 ふと、眷属の蝙蝠が耳元で囁いてくる。
 退屈に組んでいた脚を解けばゆらり蜉蝣が揺らめき ]
(168) noil 2019/04/08(Mon) 21:58:51

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  そう。 ……また送られてきたんだ。

[ ――次の子が

 伏せた睫毛はアッシュグレーと同じ色。
 陰を落とす表情は月に照らされることなく、
 踵の音を響かせながら古城の主人は階段を降りる。
 今宵訪れた哀れな仔羊を出迎える為に ]
(169) noil 2019/04/08(Mon) 21:59:09

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 掠める花の香り>>134は何処からか。
 這い寄る影は月夜にすら透けることはなかった。

 開かれない扉>>138は無言を貫く。
 空気を震わす金糸雀の囀り>>140をせせら笑うように。

 動きづらそうなシルクは誰の趣味か>>136
 夜に煌めく白金は月夜で眩く剱のように輝いた。
 唇に施された紅>>132だけが嫌に生々しい。
 人々の煮え滾る慾で搦め取られているようだった。

 男は眷属の眸を介し、視る。
 着飾った子供を無駄に浪費させる愚かな村
 繰り返される風習に鼻を鳴らして

 ふと夜の風が彼の頬を撫でるだろう。
 纏わりつくように微かに薫るのは薔薇の気配。
 瑞々しく熟れているが枯れる事を逃れられない芳醇の香り。
 視界を遮る程の冷え切った風が吹いた ]
(170) noil 2019/04/08(Mon) 21:59:29

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  今晩は、月のお嬢さん。
  こんなに昏い夜に出歩いていては
  恐ろしい化け物に食べられてしまうよ?

[ 静けさと共に現れるは幼子より一回りは上に見えるだろう男。
 迎えに来させた贄は初めてだと眸を瞬かせるも
 直ぐに月の如きプラチナブロンドに目が奪われる。


 ――――綺麗な子供、だと思った。


 少年か少女かは中性的な風貌故
 パッと見ただけでは判別がつかないまま
 かつんと、踵が鳴らす音が宵闇に響く。

 人ならざる者が持つ鋭き歯牙を覗かせ、微笑んだ ]
(171) noil 2019/04/08(Mon) 22:00:03

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  
俺のような、ね?



[ 一歩、踏み出す足は大きい。
 距離を詰めるように影は揺らめいた。
 狙うは彼の細く尖った頤。

 眸を見下ろすように長駆は嘲笑った ]

  ねぇ、君は……何者?

[ 贄なのか、客人なのか、奴隷なのか、玩具なのか、
 はたまた、何者になってくれるというのか。

 鋭い血色の眸玉は幼き瞳を見下ろして離さぬまま
 笑みを象ったまま、問いを一つ投げた ]*
(172) noil 2019/04/08(Mon) 22:01:00
古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。
(a19) noil 2019/04/08(Mon) 22:02:01

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 此方を見上げる宝石は二つ>>202
 男にしては珍しく片方ずつ異なる色彩に瞬きを数度。
 濡れた下睫毛を目敏く見つけ出せば双眸を細める。

 彼の問い>>203を満足そうに弧を描いた唇で迎えた ]


  その問いに自分の名を答えたのは、君がはじめて。


[ ほんの少し幼さすら滲ませる声色は微かに甘い ]


  その名前、よく似合っているよ。


[ 子供が名の意味を知っているかは定かではない。
 だが今はそれ以上告げることはなかった ]
(214) noil 2019/04/08(Mon) 23:22:14

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 何度も聞いた台詞>>204に片眉を上げる。
 村の子供は皆斯様な教育を施されているのだろうか。

 皆、切々とした表情を見せては縋り付く。
 この子供も同じように見えた。

 だが、一点だけ異なる点があった ]

  君、隠さないんだね。

[ ある種愚かとも思える言動だった>>205
 少年少女とまちまちであったが
 男の元に送られるのは大抵が少女だった。

 性別に対して拘りはない。
 ただ、極上の精気を喰らいたいだけ。
 だが、村の人々はそうではないだろう。

 教えを耳にしていたならば少女として
 過ごすことも出来ただろうが
 素直に打ち明けられた男は思案に数秒。

 彼の切実たる言葉>>206に口端を上げた ]
(215) noil 2019/04/08(Mon) 23:22:34

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



  セレン――君は生きる為に何処まで出来る?


[ 顎に触れていた手をそのまま頬へと伸ばす。

 涙の理由を問わないままその痕跡に触れた ]


  何でもすると、謂ったね?


[ 彼の言葉の一つ一つをなぞっていく。
 自らが選んだ台詞に重しを乗せる為に。

 血濡れのルビーを覗かせながら男は笑う。
 誰をも甘く蕩かせた眼差しで微笑んだ ]
(216) noil 2019/04/08(Mon) 23:23:34

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  俺を退屈させないでくれたら、
  ……君の欲しいものを与えてあげる。

[ 右と左でそれぞれの色を放つ眸を覗き込む ]

  君は俺の願いを叶えてくれる?
  誓えるなら、この手に口付けて。

[ 謂わば契約のように重たい約束の為。

 彼の涙の跡を追いかけた指で唇をなぞる。
 人差し指を不躾に差し出せばいっとう愉しげに微笑んで
 子供の見せる反応を期待するように赤はまた鈍く光った ]*
(218) noil 2019/04/08(Mon) 23:26:52

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
(困惑)
(-63) noil 2019/04/08(Mon) 23:29:59

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
マリベルちゃんはペア参加の子だよね。。
あの、え?
(-64) noil 2019/04/08(Mon) 23:31:05

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
あっあっ自演?
2ID参加のアレ?
でもえっ中の人発言表でしちゃダメだよね。
びっくり。して。ロル忘れた。
(-65) noil 2019/04/08(Mon) 23:33:17

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
セスの2ID?だよね。おそらく。
(-66) noil 2019/04/08(Mon) 23:35:48

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
ヴィクトルくんメモかわいい。
そこのペア文章綺麗だし読みやすいから好き。
(-71) noil 2019/04/08(Mon) 23:46:16

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 白磁の肌が紅潮する>>228
 随分と初心だと目を瞬かせるもの納得した。
 子供なのだからそんなものかもしれないと。

 男を見る子供の双眸は怯えも混じる。
 誘うような唇の彩りだけがちぐはくで
 その癖して濡れた瞳だけが印象的だった ]

  ……どうして?
  君が嘘を吐いていたって俺が困る事はない。
  なら、君の方に何か理由があるんだろうね。

[ まるで裏切られる事が嫌だと暗に告げられているよう>>229

 子供がその姿勢を貫いたとしても
 人とは異なる感覚を持つ男だ。
 不思議なものを見るような眼差しを向け

 絲を結ぶように絡まる視線に口端を上げた ]
(243) noil 2019/04/09(Tue) 1:17:29

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  人の子は夜の世界にいたって
  何処を触れても熱いね。

[ 壊れ物を扱うような指の力で触れる>>231
 柔らかくて滑らかな温もりを。
 ほんの一瞬だけ熱が灯った錯覚に目を伏せて

 望むこと>>232
 何処でも、望むこと>>236

 指先に口づけるだけではなく
 赤い舌を覗かせた子供>>235に首を振った ]
(244) noil 2019/04/09(Tue) 1:18:11

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  ――……セレン。

[ 唇に伸びた指を彼の頬にあてがう。
 まだ華奢な少年を見下ろせば此方を向かせた ]

  俺の望みは退屈させないで。ただ、それだけ。

[ 顔を傾ける。
 白銀は月の光を浴びて輝きを増した。

 そこに大きな影が翳される。
 静謐な真夜中、薔薇の薫風が舞う先で ]
(245) noil 2019/04/09(Tue) 1:18:37

【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン


[ そっと掠め取るように伸びた舌は彼の唇に。
 花の蜜を垂らした甘ったるい赤に這わされた。

 唇の柔らかさ。
 甘露のような残り香を残る場所を
 吸い付いて、啄んで、リップ音を立てる。

 大人の欲望で飾られた紅を消してしまうよう
 口付けて、啜って、舐め上げた。

 糸が伝う。
 くちびるに映った紅を伸ばした舌で拭った ]
(-77) noil 2019/04/09(Tue) 1:19:17

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  望む事は、君自身でいてくれること。
  
[ 自己を殺し生きていた者からすれば
 難しい事を上げているのかもしれない。

 だがそれすらも此方の企みではあった ]

  俺の言う事を聞く賢い狗が欲しい訳じゃない。
  だから考えて?
  君が何をすれば俺の退屈が癒せるかを。

  きちんと合っていたらご褒美をあげる。
  
[ 何処までも望むもの。
 悠久を生きる吸血鬼としては、
 殆ど意味を成さないものになっていた ]
(246) noil 2019/04/09(Tue) 1:19:42

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ ふと見下ろす姿は肌寒そうだ。
 古城へと視線を移しながら一足先に中へ向かおうとする ]


  置いていかれたくないのならおいで、セレン。


[ 一瞥と微笑を彼へと向けながらも歩調は緩めず。

 扉を開けた先にはエントランスホールと
 上階に続く階段が見えている。

 上階には空き部屋へと変わった部屋があった。
 必要な洋服はクロゼットにまだ残っている。

 そちらを彼へとあてがえばいいだろうと考えつつ
 これからの事を考えては一度軽く瞼を閉じた ]**
 
(247) noil 2019/04/09(Tue) 1:20:16
古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。
(a30) noil 2019/04/09(Tue) 1:21:36

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
ありのままのセレンくんとお話ししたかったから
口紅はいらないよねってことで舐めたよ。犬かな?
(-79) noil 2019/04/09(Tue) 1:23:49

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
サーヴァント同士がペアって可愛いね(にこにこ)
(-93) noil 2019/04/09(Tue) 9:32:54

【秘】 生贄 セレン → 古城の吸血鬼 ニクス


[ 唇を濡らされ、びくりと身体を震わせた。
  恐怖とも違う、驚きともまた違う、
  初めての感覚と感触に思考が痺れて動けない。

  吸われる唇は柔らかかっただろう。
  栄養が足りていない頃は荒れていたそこは、
  用途があるのだと言わんばかりに整えられて、
  食用か見た目の彩か、蜜や紅まで引かれている始末。

  それに、詰め込まれた知識がこの行為を何と呼ぶか、
  知るからこそ、……だからこそ、息は止まって ]
 
(-95) pisca 2019/04/09(Tue) 15:59:21

【秘】 生贄 セレン → 古城の吸血鬼 ニクス

 
   ふ、……


[ ───少なくとも、門前払いではなかった。

  その安堵に、唐突に溢れた涙で頬を濡らし、
  狭間に息を繋ぎ、されるがままに己を呈しながら。

  伸びた指がおずおずと主の服を掴んで、
  微かだった唇を開いて、そっと無防備を晒す。

  尤も、それ以上をどうしていいものかは知らず、
  震える身体を必死に宥めるだけになっていたのだけれど]
 
(-96) pisca 2019/04/09(Tue) 16:01:54

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
なるほどねー。
(-104) noil 2019/04/09(Tue) 22:10:55

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 腑抜けになってしまうだろうか。
 いつも通り悪しき魔眼で見つめてみた。
 症状はそれらしいものを浮かべている>>283 ]

 俺が欲しいとは一度も願っていないけど、
 ……そう、教えてくれるのなら待っていよう。

[ 落ちない思考>>284に一つ評価を落とす。
 程度が緩かったか、それとも体質か。

 まだ判別がつかない段階ではあるが
 虚飾に塗りたくられたものに興味はない。

 あくまで時間を潰す為に選び取ったものは、
 子供自体が示した道を最後まで眺めることだ ]
(362) noil 2019/04/09(Tue) 22:41:56

【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン


[ 跳ねた子供の考えている事は分からない。
 そういった行為に慣れているのかと考えていたが
 反応を見ただけでは随分と不慣れであるようだった。

 嗜好を変えてみたのだろうか。
 子供のことを詳しくは知らないが、斯様な子供は初めてだ。

 溢れる涙の意図も理由も彼の過去も知らぬが故、
 ただ色味の異なる二つが滲む色彩を良しとして ]

  そのように習ったの、セレン。

[ 問いかける声は腰を抱くような低い音。
 頬に添えていた片手で頸から背中、腰まで辿った。
 そのままやんわりと抱きとめながら口端を上げる ]
(-108) noil 2019/04/09(Tue) 22:42:32

【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン



  君の意志じゃなけば意味がない。


[ 遊びの。

 全てを告げずに宥めるような舌先は
 それでも一度彼と花開く唇の中へ。
 彼の舌を一度なぞりながらも柔く吸い付いた。

 釘をさすかのように、わかったね? と ]
(-110) noil 2019/04/09(Tue) 22:43:08

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 彼がどのように育ち今までを過ごしたのか。
 全ては語られない以上想像に過ぎないが
 丁重に扱われている容貌に対して
 子供達の姿や末路に違和感は得られる。

 魅了がかかっていたとして
 家に戻れる子供が何故頑なに拒むのか。
 正に生贄を着飾るのと同じで
 彼らに帰り道は用意されていないのか。

 無欲で自身の意志すらも曖昧な様子>>286>>287
 しっかりこの目にも見定め捉えていた ]
(363) noil 2019/04/09(Tue) 22:43:27

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 門を抜けた先に待ち構えるのは大きな噴水。
 その奥に短い階段があり大きな玄関が待ち構える。

 扉を開けてエントランスホールの中へ。
 一先ずこれから使わせる部屋に案内しよう。

 今後の指針を決めた男が歩み出そうとした時、
 引き止める存在が一つあり立ち止まった>>288 ]

  セレン、……何か?

[ 男に対して好意を持つ者も中にはいたが
 星すらも雲隠れする夜に自ら手を差し出す子供はなく、

 首を傾げて不思議そうに彼を見下ろしていたが、
 問われた内容に数度瞬きながらも目許を緩ませた ]
(364) noil 2019/04/09(Tue) 22:43:59

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  名前? 人は皆俺を吸血鬼と呼ぶけれど……、

[ 人に呼ばれていた名前などそれ以上にないのだ。
 だから好きに呼べばいいと考えたが、
 ふと思いついたように口端を上げた ]

  でも、そうだな。
  君がセレンというなら俺はニクスとしよう。

[ 彼がどこまで言葉の意味を知っているのか。
 それも推し量る為に月に自らを「夜」だと名乗り出た ]
(365) noil 2019/04/09(Tue) 22:44:18

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  それで。
  俺の名を知った君はどうしてくれる?

[ 立ち止まっていてはと思うもの、
 繋がった手を手持ち無沙汰とばかりに
 ゆらりゆらりと揺らして、止めた。

 枯れた花が僅かな一滴に喜ぶよう
 その視線はほんの僅かな予感に揺らめく ]*
(366) noil 2019/04/09(Tue) 22:44:33

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 手袋越しとはいえ人の体温は伝わる>>374
 彼にとっては冷え切った指だっただろう。

 故人を見送ったことがもしあるのならば
 血の通わない死人と同じものにも思えるだろう。

 人の形だけ成している手は好きにさせる。
 男を親代わりとして見るものはいなかった。
 庇護していた訳でもないし
 そのような愛情を注いだ訳でもない。
 
 だがしかし、繋がれた理由は分からず
 男とて首を傾げてしまう他なかった。

 その代わりに笑みを浮かべる子供>>375
 名を呼びたかった理由>>377に対しては
 不思議だとばかりに瞬きを繰り返した ]

  したいことが名前を呼びたいなんて
  君、変わってるんだね。

[ しかし彼が見せた兆しに一先ずはと
 双眸を眇めて口許は弧を描く ]
(400) noil 2019/04/10(Wed) 0:19:35

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  それなら呼び続けて。
  君が唯一この城で呼ぶ名前となるのだから。


  それに君が初めて自分から願った望みだろう?
  その意味が分かるまで他の名前を呼んではいけないよ。


[ 一つ約束ごとじみた命令を残して
 引くその手を特に離すことはなかった>>381
 寧ろ肯定するかのようにやんわりと力を加えてやった ]
(401) noil 2019/04/10(Wed) 0:20:03

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  手を繋ぐと落ち着く?

[ 歌うように若しくは揶揄うように言葉を綴る。
 階段を登り右角を曲げれば客室の並ぶ一角へ。
 その中の再奥を子供達にあてがっていた。

 腕を引きながら扉を開ける。
 華美ではないが落ち着いた気品ある家具の用意された室内は、
 少女の趣味に合わせた天蓋付きベッドになっている他には
 鏡とベッドと机、衣装入れが並ぶだけだった。

 飾られた絵画に特に意味はない。
 その前の前の子供の趣味でピアノも用意されているが
 大した手入れもされていない事だけが伺えるだろう ]
(402) noil 2019/04/10(Wed) 0:20:21

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  今日から君の部屋だよ。
  眠る場所がなかったら困るだろう?

[ 立ち尽くす彼>>395に促すよう室内へと一歩踏み入れる ]

  前ここに暮らしていたのは女の子だったからね
  衣装入れにはドレスばかり用意だし
  新しいものを用意しないといけないな。

  君が生活する上で欲しいものはあげる。
  人が何か口にしないと死んでしまうのも知っているから。

[ 彼がまだ困惑している様子であれば振り返ろう。
 そうして今更にその手を離した方がいいかと
 指をすり抜けようとするのだけども ]
(403) noil 2019/04/10(Wed) 0:20:42

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  手は、繋いだままの方がいい?

[ ふっ、と息が抜けるように笑った ]*
(404) noil 2019/04/10(Wed) 0:20:55

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 人と異なり別段食事を必要としない男の城は
 男と彼以外の気配を失くさせていた。

 実際は必要に応じた眷属を呼び寄せる事もあるが
 そんな事は些細なものだろうと決め括っていた。

 広々としている割に伽藍堂の城内で
 二人分の靴音は静かに響く>>406 ]

  一人を怖がる歳でもなさそうに思うけど
  君は随分と怖がりなんだね。

  でも安心するといい。
  今は、ふたり、だろう?

[ うっすらと熟れた頬の理由は何だろう。

 思い当たる節は幾つかあるものの
 震える細い指先を見つければ
 宥めるように親指で撫でてやった ]
(431) noil 2019/04/10(Wed) 9:44:06

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 男にとって性別など大差ない。
 だが例え線の細い少年であっても少女の服装は厳しそうだ。
 
 そんな事を考えながらも少年の様子を確認する。
 子供達の間に親密な繋がりはなかったのだろうか。
 大きなショックを受けているようには思えなかった>>412

 だが、この手は離されない。
 随分と気に入っているのだろうか。
 男は面白そうに口端を上げて、彼の願いを叶えた>>417 ]

  そうだね。
  君の為に仕立てるのもいいけど
  その間に倒れられてしまっては困る。

  一先ず、これを羽織って。

[ 肌寒さに震える子>>418に渡すのは
 同じく肩に羽織っていただけの黒の外套。
 薔薇の蜜を染み込ませたような薫りを残すそれと
 今彼が丹念に塗り込まれた花の香りが混ざり合う。

 傷一つない玉の肌を隠すような衣服を衣服を抱いたまま
 何処か落ち着きのない様子>>421に口角を上げた ]
(432) noil 2019/04/10(Wed) 9:44:39

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  そうだね。
  とても良い花の香りだと思うけれど
  君でなければ意味がないから。

  湯殿なら一階の右手奥側にある。
  左手側は君達が食事を摂る場所がある。
  お腹が空いているようであれば用意しよう。

  階段奥にある扉は庭園と繋がっているし
  今なら薔薇が咲いているだろう。

  気になるなら確かめてみるといい。

[ ここで日々を過ごす上で必要なことを伝えておく。
 ふと視線を合わせたまま双眼は眇めれば
 辿々しい話し方に片眉を上げた。

 耐性のある子供なのかと思っていたが、
 彼もまた夜に溺れてしまうのだろうか ]
(433) noil 2019/04/10(Wed) 9:44:59

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 子供が成す幼い戯れ>>422
 甲への口づけは敬愛の姿勢を示すものだが
 それにしては違和を抱いていく。

 手袋越しにも伝わる唇の柔らか、灯す熱。
 男の冷えた指を僅かに侵食する存在に
 ぴくりと僅かに瞼が震えた ]

  ――セレン。
  君はいけない子だね。
  そんなに熱い唇を押し付けて、どうしたいの?

[ 吐息だけで笑みの形を象り、
 くすくすと揺れる空気を作り出した。

 繋ぐ手を振り払うことは容易だった。
 しかしそれを是としないまま唇に押し付ける。
 滑らかな生地で仕立てられた手袋の下に
 骨張った硬い男の手の感触を伝えさせ ]
(434) noil 2019/04/10(Wed) 9:45:31

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  これも君の望み?

[ 問いかければ愉快だと滲む双眸を覗かせた。

 褒美だとばかりに親指だけはいたずらに動き、
 彼の赤く熟れた林檎色の頬を撫でる ]**
(435) noil 2019/04/10(Wed) 9:45:55

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
吸血鬼は水が苦手なのだよね。
(-189) noil 2019/04/10(Wed) 21:41:44

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
普通にお話しして親睦を深めていきたいのだけど、
相方さんはそういうわけではない?
(-197) noil 2019/04/10(Wed) 22:07:32

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 手を繋がれた理由>>470までを察する事は出来ず。
 男の目から若しくは眷属の眸玉から映る世界を
 言葉にして少しずつ埋めるだけ。

 随分と様々な子供を見てきた。
 だが、どれもすぐに捨てたりはしなかった。
 少なくともその子供が持つ色を見るまでは決して。

 問いかけに対して彼の返答を待つ。
 素手を覆う袋越しに子供を愛でていた>>471

 彼の答え>>472は小気味良いものではある。
 その回答に対する理由は続く言葉だろうか>>475
 しかしその中にまさか夜伽まで膨れまれているとは。

 悪趣味な爺い共に思わず喉を鳴らして嗤いそうになるが
 そこは押し留めて説き伏せるように言葉を綴った ]
(504) noil 2019/04/10(Wed) 22:40:51

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  セレン。
  君の申し出はとても嬉しいのだけど
  ……水の傍は苦手なんだ。

  聞いた事はなかったかな。

[ 彼は彼なりに色々と考えてくれたのだろう>>476
 彼らが何故そう躍起になって子供を差し出すのか。

 化物の陰に怯え手を出せない区域になっているとは知らず、
 また、此方のご機嫌取りの為に子供を捧げ、
 血を吸い過ぎなかった子供は返してやっているが、
 それもまた二度と村に戻っていないなど
 知らされなかった真実も耳にしていない。

 胸元に添えられた指に手を添えることはない。
 だが、代わりに服を掴む指に微笑んだ ]
(505) noil 2019/04/10(Wed) 22:41:07

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  役に立ちたいから学んだ。
  それは何の為に?

  俺の為ではなくて君自身の為だと思うけれど。

[ 空腹ではなく退屈を埋める。
 つまり恐らく血を差し出す以外に彼は
 彼自身の退屈の埋め方を模索しているのだろう。

 だがやはり、何の為に?

 涙を流していた姿も覚えている。
 また、少し怯えたような表情をしていたことも ]

  ……少し意地悪をしたかな。
  湯浴みは君一人で行くといい。
  俺は揺らめく水の中では動けなくなるから。

  そういった俺を見たいのなら構わないけど。

[ バスローブは衣装棚の中にある。
 前にいた少女は十七だといっていたし
 大きめのサイズを用意していた。
 男女関係なく使えるだろう。
 タオルとバスローブを用意すれば彼に差し出し ]
(506) noil 2019/04/10(Wed) 22:41:25

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  それとも一人になるのは怖い?

[ 揶揄るような口端は相変わらず上がったまま ]*
(507) noil 2019/04/10(Wed) 22:41:40

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
んー。
21人分文章があるわけだからログ数がすごいね。
(-210) noil 2019/04/11(Thu) 0:19:52

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  俺の指は冷たいから。
  君とは違い血の通わない死人のものだ。

  湯殿は必要とする子がいたから用意したまで。
  
  君達と同じように温まることが出来れば
  君の頬を凍えさせる事もないだろうね。

[ 湯浴みに誘った意図>>523を全て察せる訳ではない。
 まるで謝ることはないと暗に告げながらも
 彼の言葉>>524には不思議そうに首を傾げた ]
(550) noil 2019/04/11(Thu) 0:20:02

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  俺の為?

  ……ふふ。おかしな子。

[ 自分が生きる為の間違いではないか ]

  確かに君が生きる為には、
  俺の為だと言わねばならないのだろうね。

[ こんな僅かなひと時で彼の心を喰らったとは思わない。

 ならば彼が口にする言葉は自分が生き永らえる為、
 男の起源を取ろうとしているようにも解釈出来る。
 寧ろその方が自然にも思えてしまった ]
(551) noil 2019/04/11(Thu) 0:20:24

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 捩じくれた捉えであっても
 その中唯一彼の本心とも思える一端>>525
 灰と蒼の眸を覗き込むよう瞬く ]

  独りはもう嫌、か。
  うん。君みたいな子、他にもいたよ。

  …………、君が裏切りたくない事と関係してるのかな。

[ 過去彼が言葉にしたものと>>229、今>>526
 何かが繋がったように思えて口角を上げ、
 離された指を追いかけるのは数秒の事。

 おざなりに着せられた上着が不恰好で
 幼い子供が親の外套に身を包むようだった ]
(552) noil 2019/04/11(Thu) 0:20:39

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  俺を知る為?
  いいよ。
  君が気になる事なら答えてあげる。

[ 慣れてはいなそうな表情>>527
 それでも彼自身が望んだ意志ならば拒む理由もない ]

  君にとっても得体の知れない化物は恐ろしいだろう。
  そうでなくとも相手を知らねば惑うこともある。

  尚更生活を共にするなら毎日怯えて
  一人思考を張り巡らせるよりずっといい。

[ 名案だとばかりに自由になった両手で評価する。
 だが、と一つ意味深に加えて親指を自身の顎に乗せた ]
(553) noil 2019/04/11(Thu) 0:20:58

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  だけど、セレン。
  行き過ぎた好奇心は猫を殺す。

  鳥だって餌をやり過ぎれば飼い殺すようにね。
  花に水だけやり過ぎても枯れてしまうのと同じ。

  セレン。
  二階に上がって左に曲がれば扉がある。
  そこは俺の部屋だから好きに訪れたらいい。

  だがね、さらにその一番奥にある扉だけは――
(554) noil 2019/04/11(Thu) 0:21:48

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  
決して開けてはいけないよ?


[ 視線を逸らす事なく彼の答えを待つ。
 口許の笑みは変わらず浮かべられていた ]*
(555) noil 2019/04/11(Thu) 0:22:08

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
PL目線でも色々と伝えてるつもりなんだがなー。
伝わってない感じするね。
(-215) noil 2019/04/11(Thu) 1:05:21

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
セレンはどの段階で「ニクスの為に尽くそうとしたのか」分からない。
だからこちらとしては「ニクスの為だと称しながらもセレンが生きる為にそう言ってるだけだな」と解釈してる。
(-216) noil 2019/04/11(Thu) 1:06:23

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
と、伝えた訳なんだよね。
いきなりずっといっしょにいて、と言われたりしてもウン?ってなってる。
ニクスは人間個人に興味はないし、退屈しのぎになるかどうかなんかしてって感じだからねー。
(-219) noil 2019/04/11(Thu) 1:08:45

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
どこの過程で生きる為からニクスの為になったんだ?
生きる為にニクスの為と言ってるだけではないのか……?
それを、聞いてるんだけど……?
(-220) noil 2019/04/11(Thu) 1:11:09

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
この圧倒的リードのなさがお相手さんを振り回してるんだろうか。。うえーんごめんなさい。。
(-222) noil 2019/04/11(Thu) 1:28:17

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
10人。
(-241) noil 2019/04/11(Thu) 19:46:12

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
あっ少ねえ。
+19人。
(-242) noil 2019/04/11(Thu) 19:46:31

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 沈黙の中に何が隠されているのだろうか>>556
 たった一つの相槌>>557では
 投げかけた二つの問い>>551>>552
 どちらに付随するものなのやら ]

  セレン。
  俺は確かに化物だと呼ばれているけれど
  流石に人の心まで読む事は出来ないよ。

[ 打ち明けたくないのならば言葉を重ねることはしないが ]

  君は生きる為に俺に尽くそうとしているんだろう。
  独りになること、裏切り。
  それが君にとってどれ程堪え難いものなのか
  俺には一つも分からないけれど、ね。
(608) noil 2019/04/11(Thu) 19:54:45

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  裏切られて独りになる事を拒んだとして
  それが今の俺に何の関係があるのか、
  俺には何一つ分からないから……。

  君が「はい」と答えるならそれ以外に問いようがない。

[ 元から化物は人の感覚が遠く、
 また暇潰しに人を弄ぶような男だ。

 化物らしく。より、化物らしく振舞う。
 化物が化物であり続けられるように。

 人の機微にやけに聡い矛盾を晒している事に
 化物と呼ばれた男自身も知らないまま ]
(609) noil 2019/04/11(Thu) 19:55:03

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ たったの一瀬で懐かれる経験がないわけではないが、
 何も始まる前から諦められているならば
 それはそれ以外施しようが此方にもない。

 物言いたげな眼差し>>556を向ける癖に
 無口な少年には外れだったかと感想を抱く。

 早めに村に返してやるべきかもしれない。
 忠告>>555に対して何か男の力を注いだ訳でもなし、
 契約など何の事やらと手を出した事すら
 よく分かっていない男であったけれど、

 男の言葉は少年の何かを惹きつけたらしい>>562 ]
(610) noil 2019/04/11(Thu) 19:55:29

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  …………君は、存外自分勝手だね?

[ 男の事を掘り下げるより先に、
 扉を開けた時に起こる自分への損害に関心を持つ>>563

 男の為と重ねる割に男に対する問いは少なかった。
 興味など無いのだろうと思ってはいたが、
 別の要因が絡んでいるように思えたのだ ]
(611) noil 2019/04/11(Thu) 19:55:50

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 片方ずつ異なる色を持つ眸>>564
 男は少年の欲求に初めて#笑む ]

  君は生きる為なら何でも出来ると言ったね。

[ あのひとときの言葉>>236を上げながら
 赤く熟れた薔薇の双眸が滲んだ ]

  今までにその扉を開けた子は、いなかったよ。

[ それは答えになっているようでならない形 ]

  鍵は俺の部屋にある柱時計の中にある。
  短針を抜いてしまえばそれが鍵となる。

[ 開けるなと告げる癖に場所すらもあっさりと明かした。
 男は楽しそうにそのまま続ける ]
(612) noil 2019/04/11(Thu) 19:56:18

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  俺は、夜にしか目覚められない。
  朝と夜は室内左にある寝室で眠っている。

[ 男は長駆を折畳まぬまま口角を上げて ]

  俺は子供を喰らった事はない。
  俺が欲しいのは人の精気だけ。

  ……君にでも分かるように答えるならば、
  血を吸わねばならないから吸う。
  吸わねば飢えと渇きで狂ってしまう。
  死ではなく、ただ血を求めるだけの自我のない化物にね。

[ 湯浴みに誘った子供にも分かるように
 その性質を答えては教え込んでいった ]
(613) noil 2019/04/11(Thu) 19:57:17

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  俺が捨てた子供の数は29人。
  いずれも生かしたまま放った。

[ 子供が自分の番だと番号を聞かされているならば、
 彼は31人目に該当するだろう。
 その言葉が言外に告げる事は答えない。
 たった一人だけはどうなったのかなど、
 今は問われない限り答えぬとばかり微笑 ]

  セレン。
  俺は陽の光に弱い。
  直接浴びればたちまち灰と化すだろう。

  銀製の弾丸では血を得たとしても痕が残る。
  流水を渡る事も出来ないし、
  それから杭で心臓を打たれてみろ。
  きっと簡単に死んでしまうだろうね。

  ……実際はどうかは知らないが、
  君たち人間はそう答えていたよ。

[ 試された事はないけれど。
 付け足す言葉はそれ以上なく。

 彼が湯殿に向かうというならば追わぬ姿勢のまま ]
(614) noil 2019/04/11(Thu) 19:57:47

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  さて、湯の中で考えてみるといい。
  また知りたい事があればおいで。

  彼に願えばすぐ向かおう。

[ 代わりに呼び寄せたのは一匹の狼。
 男によく似た色の毛並みを有していた ]

  君の言うことならば何でも聞き入れるよう、
  言い聞かせてある。

[ 行ってらっしゃい。
 そうして見送る男は相変わらず笑みを開かれたまま。
 狼は一定の距離を保ったまま
 少年についていこうとするだろう ]*
(615) noil 2019/04/11(Thu) 19:58:25

【人】 古城の吸血鬼 ニクス

  ―傍白―

[ 白百合の君が微笑う。

 あなたの手、とっても冷たいのね!

 贄として送られてきた筈の彼女は、
 私が最も毛嫌いする太陽のようだった。

 あなたの眸って、まるで  のよう。
  ねぇ、今度からあなたのこと、
   って呼んでもいい?

  私に拒否権は無いのだろう。
 ええ、そうよ、よく分かってるのね

 鈴を転がすような声が響く。
 ピアノの旋律みたいに紡がれる音。
 耳を塞ごうと聞こえてくる声。

 人々が恐れてやまない存在に対して
 彼女は一度も怯えることなく微笑んだ ]

(618) noil 2019/04/11(Thu) 20:18:57

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ 心などない。
 心などない。

 化物にあるのはお飾りの心臓だけ。

 覆われることのない指に熱が灯る。
 触れられているのだと初めて知った。

 不快だと手を払えばよかったのだ ]


(619) noil 2019/04/11(Thu) 20:19:32

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ 忘却。

 人は哀れで愚かで素晴らしい。
 忘れることの出来る生き物だ。

 何時迄も忘れられない化物は、
 愚かなのだろうか。
 素晴らしいのだろうか。

 本に尋ねようと答えなど来ない。
 無限にも続く沈黙、沈黙、沈黙。

 忘れたい事を、何時迄も忘れない化物を、
 どうか、どうか、■■してくれ、と。
 黒く、黒く、塗り潰していく ]


(620) noil 2019/04/11(Thu) 20:20:08

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 誰かの言葉が、呪いが、化物を生かす。

 嘘を、呪いを、吐き出すだけの存在が、
 生きている。生き延びている。どうしようもなく。
 その理由を問い続けようと答えなどなく、
 ただ、生かされている、生きている。

 あなたを、たまに、思い出す。

 死が救いだと謂うならば、この生は。

 一体、なんだというのだろう ]

(621) noil 2019/04/11(Thu) 20:21:25

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ 最低な■■をどうか■■しておくれ ]*


(622) noil 2019/04/11(Thu) 20:22:26
古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。
(a68) noil 2019/04/11(Thu) 20:27:39

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
気分はGMである。
最初の女の子が傍白の子で日記とか用意していこう。
(-246) noil 2019/04/11(Thu) 20:29:20

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
つまり31番目がセレン。
1番目がリリー。(白百合)
手袋をしたのがその子きっかけ。
(-247) noil 2019/04/11(Thu) 20:29:56

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
即興劇タイプだから全然色々と考えてないけど次あたりで自分の部屋の中にいる白骨死体を愛でたいけどこんな可愛い設定のペア村でこんなことしていいんか?(真顔)
(-248) noil 2019/04/11(Thu) 20:31:56

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 生き汚い人間の方がいい。
  彼らはきっと■■を■■してくれるから ]
 
(674) noil 2019/04/11(Thu) 22:35:25

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ まだまだ小さな子供>>628
 男にとっては瞬きの生しか持たない存在。
 だが、しゃんと伸びた背筋は好ましかった。
 
 彼が男に尽くす理由>>629>>630
 男は目をほんの僅か瞬かせたまま笑う ]

  そうだね。
  君を生かす事は出来るだろう。

[ そこに含まなかったものは打ち明けず
 緊張した面持ちの彼に目を細める>>631 ]

  君の価値は、君だけが決めるものじゃない。
  君がこれから行う物によっては、……ね?

  でもその心意気は買おう。
  君の手で探ってみるといい。
  俺に直接問わずとも答えが見つかるかもね。

[ 彼の想い>>632を拒絶することはない。
 寧ろ歓迎するとでも言いたげに言い切った。
 彼が制御する苦労>>633も知らぬまま ]
(675) noil 2019/04/11(Thu) 22:35:49

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 子供たちが化物に対してどれほどの知識を得ていたか>>642

 男にとってさしたる興味も無く、知らぬことだった。
 ただ、その後の行方>>656に対しては眉を僅かに寄せた ]

  野犬の餌になったか。
  他の人ならざる者の贄となったか。
  それとも口封じの為に殺されたか。

  俺や俺の眷属の手ではない。
  君が信じてくれるなら……ね?

[ 子供らしさの覗く口調には良いと許し、
 それとは別の思考で村の人間の思惑に不快さが滲む。

 目の前の子供には見せぬよう努めるも、
 彼が選んだ一つの問い>>657に答えよう ]
(676) noil 2019/04/11(Thu) 22:36:15

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  どうしたいのだと思う?
  その答えを真に知る事が出来れば、
  ……君の願いを叶えてあげよう。

  ここで生かす事だって、ね。

[ 質問を質問で返す狡猾さ。
 彼に掲示したカードは何枚にも及ぶが
 まだ手の内は明かさぬと手を振った。

 狼は少年の言葉が通じるとばかりに
 小さく吠えては彼に血の通った温もりを与える。
 彼を守るように、または監視するように
 少年が拒まぬ限りはきっと離れず傍に。

 その様子を見守りながら姿が消えれば、
 男は室内の片隅にあるピアノへと向かった ]
(677) noil 2019/04/11(Thu) 22:36:30

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



  ねぇ、   

  今度の子供は私を、■■してくれると思うかい?

[ 問いかけに答える声はない。
 絵画に飾られた太陽の如きブロンドと
 空色の瞳を輝かせる少女は梔子のまま

 今日も祈りを捧げるとばかりに鍵盤を叩く。

 またそんな寂しい曲ばかり弾くのね

 ベッドの上に腰掛け行儀悪く両脚を
 揺すっていた少女を思い出す ]
(678) noil 2019/04/11(Thu) 22:36:51

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  だって、あなたが好きな曲だから。*
  
(679) noil 2019/04/11(Thu) 22:37:15

【人】 古城の吸血鬼 ニクス

  ―男の部屋―

[ 彼の衣装棚の中には彼のサイズに合った洋服が
 何着も用意されていることだろう。
 普段着から寝着まで揃えられている。

 また、葡萄や林檎の果実も籠の中に備わっていた。

 男は部屋の支度を終えると自室に戻り
 柱時計を開け、短針を引き抜いた。
 そうして迷うことなく男の自室右側にある
 扉の鍵口へと短針を差し入れ、回す。
 カチリと乾いた音が響くと同時にノブを回せば、
 むせ返る薔薇の香りが溢れ返った。

 少しでも漏れないようにと扉を閉める。
 踵の響く音を立てながら跪くのは、
 天蓋付きのベットの傍。

 陽の光が差し込まない室内は薄暗く、
 しかし男はそっと大切なものを扱うかのように
 革手袋越しにその手を取った ]
(680) noil 2019/04/11(Thu) 22:37:42

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



  ――――君と同じ■■の子供が、来たよ。


[ ふわりと笑うまま、瞼を伏せる ]


  今度こそ、私は……  きっと。


[ 腐り落ちた眼孔に青い硝子
 破れかけた腕に絹の肌
 侵された内臓に綿のガーゼ
 宝石で飾った純白いドレス

 朽ちてくたびに取り繕った彼女に傅いたまま
 弧を描いた唇は落とされた ]*
(683) noil 2019/04/11(Thu) 22:38:30

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
同じ名前の子供
(-265) noil 2019/04/11(Thu) 22:38:39

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
薔薇も焼こうとしたけど彼女が咲いてる花だからとかにしよう。
(-266) noil 2019/04/11(Thu) 22:50:03

【人】 古城の吸血鬼 ニクス

  ―傍白―

[ お腹が空いたわ

 憤慨する男は首を傾げた。
 その様子に少女はまた地団駄を踏んだ。
 
 人の子は食べないと死んじゃうの

 そうなのか。
 初めて知ったとの様子に少女は頷く。
 
 だから早く用意してちょうだい

 これではどちらが主人なのやら。
 男は言われるままに用意した ]
(697) noil 2019/04/11(Thu) 23:28:58

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ しかし初めてでうまくいくはずもなく、
 結局二人で分かち合ったのは林檎一つ。

 これはこれで美味しからいいわ

 お気に召した彼女に男は笑う。

 でもあなたは普段血を吸うのよね

 男は曖昧に表情を崩した。

 いいの。最近吸っていないじゃない

 男はたった一度だけ頷く。

 薔薇の精気だけで生きていける?本当に?

  男は口角を上げたまま微笑んだ ]
(698) noil 2019/04/11(Thu) 23:29:54

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 真実の愛を知った吸血鬼は、
 人の血を吸うことはなく、
 薔薇の精気だけで生きる事が出来る ]

(699) noil 2019/04/11(Thu) 23:30:28

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ そんな莫迦げた伝承を信じた愚か者はだれ

 喉の渇きと飢え。
 それらから目を背けた代償。
 だが、あの日々は男にとって―― ]

(700) noil 2019/04/11(Thu) 23:30:57

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ あの赤い薔薇も燃やしてしまおう。

 手にかけようとした時、遡る記憶。

 私、この花が好きだわ

 たった一言で伸びた手を下ろした。

 人の言葉は、よくも悪くも他人に影響を及ぼす。
 それはまるで呪いのように染み渡る。
 名前ひとつですら簡単に縛ってしまう。

 毎日呼び合っている度にきっと、まともではなくなっていた  ]

(701) noil 2019/04/11(Thu) 23:31:21

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ あなたの優しさが、あなたの寛容さが、
 あなたの偉大さが、罪であり、罰なのだ。

ねぇ、
 神様が、世界が、時間が、
 私達の大切なものを奪っていくのだとするなら
 私はきっと奪われる前に殺すわ。
 だから安心しないで。怖がらないで。
 私はきっとあなたの事が好きだから。

 だから、ね――……?

 男を殺したのは彼女達で
 あなたを殺したのは他でもない私達で
 私は今日も誰かを殺す。
 あなたは今日も誰かを殺す。

 あなたが望んでいてもいなくとも、
 私が望んでも、望まなくとも、だ。

 言葉というのは、まるで呪いだ ]*
(703) noil 2019/04/11(Thu) 23:32:03

【人】 古城の吸血鬼 ニクス

  ―現在:男の部屋―

[ 結局庭園の花は今も咲き誇っている>>684
 観るだけに留めているから棘の処理は甘く
 白い指に血を浮かせているとは知らぬまま>>685
 血を吸っても尚赤い薔薇は熟れており、

 その度に苦々しい記憶を思い出す。

 男はベッドに飾られた赤薔薇を見つめる。
 そろそろ新しい物を用意する必要がありそうだ。
 ついた膝を床から離せば立ち上がった。

 隠し部屋を抜ける際、もう一度振り返る。
 一瞥に留めて、自室へと戻った。

 寝台に眠るのは白いドレスを見に纏った白骨死体だけ ]*
(706) noil 2019/04/11(Thu) 23:32:50

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
相方wwww挟んできよるwwww
(-270) noil 2019/04/11(Thu) 23:33:08

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 獣は触れられる度尻尾をぱたりと振る>>684

 彼に呼応するよう反応を示していた。
 首筋を撫でる人>>686に呼び寄せらるまま>>687
 彼の独白めいた一言>>693に耳を欹てる。

 眷属の耳には主のピアノの音色は届いていた。
 だがそれに対して何かを伝える事はなく、
 ただ、一度だけ彼>>704を慰めるように
 その頬を舐めようと舌を伸ばした。

 覗き込まれる眸>>707と見つめ合う。
 狼は人の言葉を持たないけれど理解は出来る故、

 身支度を整える彼>>708の邪魔をせぬよう
 しかし小さく主に伝えるよう遠吠えをし、
 紅茶を運ぶその傍にひっつきながら
 主の場所に向かうのだった ]*
(709) noil 2019/04/12(Fri) 0:07:26

【人】 古城の吸血鬼 ニクス

  ―自室―

[ さて。
 室内にある机に向かって本を読んでいた頃、
 眷属の声>>709がこの耳に届いた ]

  おや……案外早かったな。
  
[ 進めていた読者を止めれば本を閉じる。
 寓話などに興味などなかったが
 こうしてまた読み進めてしまっていた。

 ノックの音が数度>>708
 どうぞと返答を返した。

 彼が進むのならば狼もその傍についていく ]
(713) noil 2019/04/12(Fri) 0:17:29

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  茶葉の良い香りだね。
  でも、君の部屋に着替えを用意したけれど
  着替えてこなくてよかったのかい?

[ 未だバスローブのままである彼にひとつ。
 用意した衣服のことを示しつつ>>680 ]

  足だって寒そうだし、
  上着だって君の肩に合っていない。

  風邪を引いてしまわない?

[ 彼が叶わないというのであれば
 強く付け加える事はなかったけれど
 首を傾げたまま問うた ]*
(714) noil 2019/04/12(Fri) 0:17:40

【秘】 生贄 セレン → 古城の吸血鬼 ニクス



  ……あなたの、そばに居たい。

 
(-282) pisca 2019/04/12(Fri) 4:49:40

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
プロ伸びたけどスケジュール変更なしだから体力もつかな。。。
結果的にGW含めるチェーンになるから死んでる。
(-286) noil 2019/04/12(Fri) 10:13:58

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
PC設定ミスったかもしれないなー。
息を吐くように負縁故となりがち。
(-288) noil 2019/04/12(Fri) 10:49:55

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
あなたのそばにいたい。

1.そばにいるよ(死体として)
2.それなら狼をやろう(狼配布芸人)
3.イヤッ死にたいの!(逆上)

になってるから考えねば。
(-289) noil 2019/04/12(Fri) 10:51:40

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 狼は何も語らない。
 主をいつまでも見守り続け、
 こうした子守を主から任される事も慣れていた。

 緊張した面持ちだった少年は>>748
 少しずつ氷山の角を溶かすように思えた。

 決して暖かくなどないのだ>>749
 しかし夜風に当たった少年がこれ以上冷やさぬよう
 給仕の真似事をする傍らを離れる事はなかった。

 ただ、一つ返事をするよう吠えるだけ ]

  ( 全く、いつも通り、趣味が悪い! )*
 
(767) noil 2019/04/12(Fri) 11:48:40

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 緊張を孕む雰囲気は隠されていても
 扉越しにも伝わってくるよう思えた>>749
 
 意外に躊躇なく侵入を果たす小柄な少年>>750
 面白そうなものを見るよう目を細める。
 大人しく従事する狼にはご苦労と目配せし、
 彼が少々不満そうに唸るのを聞いて鼻を鳴らした ]

  ……薔薇の香りがするね。

[ 男にとっては苦い記憶を彷彿させるものだ。
 しかし無知故の気遣いだ>>751 ]

  血の通わない化物に茶を出すなんて、
  やっぱり君も変わっているね。

[ ありがとうと一言彼に告げる。
 無意識に彼以外を含んだ事は気づかなかった ]
(768) noil 2019/04/12(Fri) 11:48:53

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 彼の魂胆は何となく朧気に理解している。
 だから彼の言葉>>752を拒んだりしなかった。
 彼の言動を責める事もなかった。

 届きそうで届かない位置で従順な彼は、
 彼の意志>>753を紡ぎ出す。
 男にとってその言葉は望んで他ならないもの。

 ただ、その後に紡ぐ想像を履き違えていた。

 薔薇の花弁が香る紅茶を飲む。
 男にとって意味のない茶番を演じた。
 ふと、同じ花を纏う少年に瞬きをして ]
(769) noil 2019/04/12(Fri) 11:49:04

【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン


  …………、私の願いを理解したね?
 
(-290) noil 2019/04/12(Fri) 11:49:42

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ ひとつ落とすのは確信めいた答え。
 男の眸をもってして与えられた好意とは異なり、
 無邪気で無知で残酷な彼の望みに双眸を眇める。

 ならば返す答えは三つある。
 その中の一つを切り取るだけだった ]

  君の言葉通りならば、
  城を追い出された子供に未来はない。

  そして願いを叶えてくれるならば
  君がこの城に住み続ける事すら許そう。

  そういった話だったと覚えているね?

[ ひとりを拒む子供の姿は覚えている>>525
 つまびらかにするように言葉を続けた ]
(770) noil 2019/04/12(Fri) 11:49:58

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  セレン。
  ……独りを拒む理由はよく分かるよ。
  堪え難いものだろう。

[ 一口。茶で唇を湿らせながら唇を開く ]

  だがね、君はいずれ死ねるだろう。
  君が望まなくとも、誰かが望まなくとも。
  それは人にしかない素晴らしい特権だ。

  また、君達は忘れる事が出来る。
  どれ程堪え難い苦痛も
  やがて薔薇の棘より丸いものになる。

[ 人と化物の違い。
 説教など垂れるつもりもないからこそ
 男は身勝手に語り続けるだけだ ]
(771) noil 2019/04/12(Fri) 11:50:10

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  セレン。
  君は自分が何故生きているのか、考えた事はあるかい?

  私はね、考えて、考えて、考え尽くした。
  その結果、行き着いたんだよ。

  セレン、私はね、――――

  赦されたいだけなんだよ。
(772) noil 2019/04/12(Fri) 11:50:27

【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン


  (死にたい、だけなんだよ。)
  
(-291) noil 2019/04/12(Fri) 11:51:00

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ コトリ、と。
 音を響かせながら男は微笑む ]

  君が寂しがるならその眷属をやろう。
  この城で独りは嫌なんだろう?
  それはなんだかんだ子供が好きで
  俺のことは嫌いだからね。

[ 狼は相変わらず子供から視線を逸らさない。
 見張っているというわけではない事を
 男はゆうに知っていたから笑っていた ]

  セレン。
  君はまだ俺の全てを知らない。
  だからそんな事を願えるんだろう。

  ……俺のことを知りたいと言ったね?
  ならもっと、知ってくれ。

[ この屋敷の中を探る以外に
 彼が他の手段を選ぶというのならば
 男は大した抵抗もせずに許すだろう ]**
(773) noil 2019/04/12(Fri) 11:51:19

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
セレンにしかできない何かを見出せたら変われる気がしてる。
それとメタ的なこというとこのタイミングでデレたら後半だれないかなって。
(-292) noil 2019/04/12(Fri) 12:06:09

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
ん〜………。
展開とか流れとか重視したいマンだったりする。
(-295) noil 2019/04/12(Fri) 12:26:46

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
お相手さん的には軽率にホモしたいんかな。
(-296) noil 2019/04/12(Fri) 12:27:21

【秘】 生贄 セレン → 古城の吸血鬼 ニクス


  ……手を、繋いで


[ 救いがないのは永遠の夜か、
全て
に裏切られた人間か。
  届かないと知りながら差し伸べた掌は、
  傷つくことに慣れた証の棘に刺された傷がある ]**
 
(-297) pisca 2019/04/12(Fri) 15:24:18

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
ベッドは隣の部屋にある、やで……(震え声)
(-298) noil 2019/04/12(Fri) 15:40:48

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
寝室-俺たちがあるmy部屋-女の子♡の部屋♡

なんだけどわかりにくかったかな!?
(-299) noil 2019/04/12(Fri) 15:41:19

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 揚げ足を取られるよりも一本取られる。
 そんな評価に相応しい傲慢な答えだった ]

  よかった。
  君は馬鹿じゃないんだね。

[ 無知な子供は嫌いではない。
 だが、愚かな人間では相応しくない。

 彼の言葉>>788に答えは返さない。
 否定もしなかった。

 無関心から少し芽生えたものがある。
 彼ならば伝えずとも理解出来るだろうと ]
(805) noil 2019/04/12(Fri) 16:17:42

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  死なないんじゃない。
  死ねないんだ。

[ 不死だから?
 それにしては試してこなかった事が沢山ある。

 男が数多の子供に尋ね得た知識>>614
 断言した子供の扱い>>613は断言した癖に
 死に関しては言い訳めいた台詞となった。

 死なない為に生きる>>790
 漠然とした死が取り憑く人の姿はいつも遠い。
 やはりどうしようもなく羨ましく、恨めしい。
 何故、そんな事を思い描いてならないのか ]
(806) noil 2019/04/12(Fri) 16:17:58

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  …………罪を償わなば死ねないからだよ。

  死が救いだというならば、生きる事とは即ち罪だ。
  一生を付き纏う罰なんだろう。

[ 誰に、とは言わなかった。

 付き纏いこびり付き離れないのは、白い首>>56
 透き通るような肌。赤い唇。
 全てを見透かすような空色の眸。

 ちょうど、彼によく似ていて、
 ちょうど、その声だってよく似ていて、
 それから、彼は、彼女と同じ――名前 ]
  
(807) noil 2019/04/12(Fri) 16:18:20

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  意志のない我楽多に裁かれても意味などない。

[ 彼の問い>>792に対して答えない。
 だが、その解釈を正す事はなかった。

 ふわりと漂うのは血の甘美な香り。
 思わず口許を手で塞いだ。

 他人に殺され続けてきた?
  ――そんなもの生きていたら誰だって、

 言い訳めいた言葉が溢れるのは余裕が剥がれつつあるから。
 追い出した少女の血を吸っていればよかったのだ。

 彼の存在がひどく曖昧に溶けていく>>793 ]
(808) noil 2019/04/12(Fri) 16:18:35

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  どうして、……俺なんだ。

[ 知れと望んだ癖に見透かす事を拒む我儘な男は、
 少年が選んだ知りたい存在に疑問を抱いた。
 変わった子は、今までにいた。今までに。
 たった、二人だけ ]

  ――――同じ名前で同じ言葉を言うな!

[ 吐き捨てるような怒声が寝室に響いた ]
(809) noil 2019/04/12(Fri) 16:19:00

【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン


[ 差し伸べられた手は傷だらけの手だ。
 丸くて清らかで優しい少女の手とは違う。
 男がくちづけを落とした骨だけの思い出と違う。

 その手を取ればどうなる?
 赦されるのか? 裁かれるのか?
 そんな事すらも自分で判別をつけず、
 他者に裁きを求め生き永らえる方が楽だった ]

  ……いやだ。

[ 未だ記憶の少女は色濃く。
 彼女を裏切る事はしたくないと望む。
 しかして伸ばされた手を払う程に男は ]
(-300) noil 2019/04/12(Fri) 16:19:34

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



  二度と同じ事は繰り返したくない。

[ 化物はどうしようもなく化物だ。

 それを、よぉく知っているのだ ]
 
(810) noil 2019/04/12(Fri) 16:20:10

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ Noir

 黒く黒く黒く塗り潰す。
 インクをぶちまけても剥がれない記憶。

 飢えと渇き、自我を失う程の衝動。

 赤赤赤赤赤赤赤と求める鮮血。
 眠る少女を包む揺り籠を長い爪で切り裂き
 未だ心臓から流れる血潮を求め光らせた歯牙を
 柔らかく甘い肉を食い破った牙を
 破れた皮膚から滲むあまりにも甘美な味を

 悲鳴。絶叫。慟哭。
 耳を塞ぎたくなる。
 眸を抉りたくなる。
 唇を引き裂きたくなる。
 あの悪夢は未だに醒めず ]

(811) noil 2019/04/12(Fri) 16:20:40

【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン


[ それでもこの男を赦した少女の言葉が ]

  ……赦すな。

[ 男にとって何よりも許せない呪いだ ]**
(-301) noil 2019/04/12(Fri) 16:21:15

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ だから裁くのはセレン≠ナなくては意味がない ]**
  
  
(812) noil 2019/04/12(Fri) 16:22:27

【秘】 生贄 セレン → 古城の吸血鬼 ニクス

 
[ 怒号に身を竦ませ、伸ばした手を払われて。

  
──拒絶には慣れているはずなのに。


  浮かび上がった孤独を知り、より頑なに唇を噛みながら ]
 
(-302) pisca 2019/04/12(Fri) 17:06:50

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
まだプロローグの僕たち:割とクライマックス感ある

ま、まだ謎を増やして場をもたせたいアアッ
(-303) noil 2019/04/12(Fri) 17:09:01

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
そろそろデレないとと私は思っていてもニクスらいやっっっセレンちゃん(めす)しゅきぃ!ってなってるから草デレて。
(-304) noil 2019/04/12(Fri) 17:11:17

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
個人的に白骨死体愛でてるニクス見て正気度チェックしてくんねーかなって思ってた。
それと散策したら少女の日記作ろうかとしてたとかそんな。
(-305) noil 2019/04/12(Fri) 17:12:38

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
ニクスらいってなに。
歩きながら書いてたせいやな。
(-306) noil 2019/04/12(Fri) 17:13:14

【秘】 生贄 セレン → 古城の吸血鬼 ニクス


   ……あなたの罪を雪ぐ子供の役が終れば、
   ぼくもきっと、居場所を失くして死ぬしかなくなる。

   だから、嫌だ。
   あなたの傍で生きたい、生きていてほしい。 **

 
(-307) pisca 2019/04/12(Fri) 17:22:25

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 違わない。

 反射的に返す言葉を歯の奥を噛み堪えた。
 此方を見つめる左右非対称の眸>>813
 やはり今にも泣き出しそうなのに、
 意外にも少年は諦めが悪かった。

 続く言葉>>814と問い>>815
 男は眉間の皺を苦悩で歪めた。

 はくりと震える声で紡ぎそうになったのは
 あまりにも素直な言葉だった ]

  まだ、苦しまなくてはならないのか?

[ 分からないからこそ相槌も打てぬのだと。
 問いに対する問いを返して気づいた ]
(830) noil 2019/04/12(Fri) 18:28:34

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  ただ、生きる為なら何でもすると、
  俺の望みなら何でも叶えると
  そう言葉にした君ならば、……、

[ 叶えてくれると男は希望していた。

 切々と身を切り裂きたくなる想いを抱えながら
 生きながらえてしまい、日々懺悔と贖罪に明け暮れる
 途方も無い永遠の後日談を過ごすには、
 あまりにもきっとあの日々が眩し過ぎた ]

  
君など、拾わなければよかった。


[ まだ何も知らない子供>>816

 孤独に飢え、傷だらけの手を差し伸べる。
 裏切りを厭い、独りを拒む少年。

 少なくとも男が理解したのは、たったそれだけ ]
(831) noil 2019/04/12(Fri) 18:29:08

【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン


[ 見ていない。見えない。感じない。

  この心臓は、人の血が流れていないから ]

  
( 痛みなど 感じる訳がない )

  
(-312) noil 2019/04/12(Fri) 18:29:48

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 伸ばされた腕が空恐ろしく思えた>>818
 先がないと告げる少年の気配は>>817
 吹き荒ぶ風に流れていきそうだ。

 振り払った手は存外強い力だった。
 彼の手の甲に残った赤い跡を眺めれば
 自然何かで切ったのであろう指先も覗き ]

  そんな事、ない。
  君はまだ若いだろう。
  生きてさえいれば他の可能性だってある。

  金だってあるんだ。
  君が望めば人の一人くらい用意して
  欲しいものは何だって手に入る筈だ。

[ それとも雛鳥のように最初に見つめたものを、
 親だと認識してしまったとでもいうのだろうか ]
(832) noil 2019/04/12(Fri) 18:30:07

【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン


[ 少年は頑なだ。
 何故、出会ってばかりの男に対して
 そこまで執心し、依存してしまうのか。

 狼からの便り>>704を知らぬからこそ
 浮かぶ疑問は尽きぬままだった ]

  ……君の傍で生きたら
  あの子が、ひとりぼっちになってしまう。

[ 生きて欲しいと、傍で生きたいと願う少年に
 男が明かさなかった本音が一つ綻び漏れる ]
(-313) noil 2019/04/12(Fri) 18:30:48

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  何故君は、居場所が此処しかないと思い込む。
  ……セレス、君のその眸と関係するのかい?

[ 伸ばされたままの腕を痛々しげに見遣る。
 今度はその手を払う事はせずに、
 代わりに彼の長く伸びた前髪を払ってやった ]

  君を愛してくれる人はきっと、いるのに。
  ……どうして?**
(833) noil 2019/04/12(Fri) 18:31:07

【人】 古城の吸血鬼 ニクス

  ―傍白―

[ 声を出す。
 息を吐く。
 足で歩く。
 手で触れる。
 目で追う。

 今日も生きている。
 誰かの言葉が、呪いが、其れ等を練る。
 今日も生きている。

 生きていていいのか、音を、息を、吐き出すだけの怪物は、
 生きていていいのか、嘘を、呪いを吐き出すだけの怪物は、

 分からないから、怪物は今日も生きている。
 呼吸の仕方も、両足のつけ方も、紡ぐ言葉も、
 忘れてしまいそうな不安が、恐怖が、
 目醒めたばかりの怪物を襲う。

 それでも怪物は、今日も生きている。
 それでも怪物は、今日を生きている ]

(837) noil 2019/04/12(Fri) 19:19:59

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ 夢を見ていた ]

(838) noil 2019/04/12(Fri) 19:20:26

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ あなたがまだ生きている頃の夢だ。

 あなたと作った料理を口にしていた。
 私は泣いていた。
 どうして泣いているのだろう。
 そう考えたらなんだかもっと悲しくて、
 私はもっと泣いていた。
 泣きながら食事をしていた。
 味が全くしなかった。

 私は何かを言ったけれど、何を言ったのか
 全く覚えていない。
 あなたは何かを話したけれど、
 全く覚えていない。
 そこで目を覚めた。
 目に少しだけ涙の跡があった。

 あの頃には戻れない。
 そんな気持ちが少しだけして、
 痛むはずのない心臓がギュッとした。
 そんな夢を見た。
 そんな夢を見た。 ]

(839) noil 2019/04/12(Fri) 19:20:47

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 化物に心なんて存在しない。
 化物に心なんて存在しないのだ。

 しかし分かってしまう。
 心が痛いと分かってしまう。

 心が痛い。
 心が痛い。
 心が痛い。

 ずっと、ずっと、あの時から、ずっと ]

(840) noil 2019/04/12(Fri) 19:21:55

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ あなたをたまに、思い出す ]

(841) noil 2019/04/12(Fri) 19:22:33

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ 笑った顔、怒った顔、泣いた顔、嬉しそうな顔。
 全部、全部、全部、まだ、覚えている。
          まだ、忘れられない。

 あなたは本当に表情が豊かな人で、
 あなたは本当に感情が豊かな人だった。

 あなたをたまに、思い出す。

 伸ばされた手が届かなかったこと
 怪物の為に祈ったこと
 あなたが、私の為に泣いてくれたこと。

 あなたをたまに、思い出す。
 あなたをたまに、思い出す ]

(842) noil 2019/04/12(Fri) 19:23:02

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[あなたを赦さない世界なんて
 私が壊してあげる。

 決してあなたを独りにしないから、だから

 あなたは死なないでね

  ――――なんて、酷い呪いだ ]**

(843) noil 2019/04/12(Fri) 19:23:36

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
どっちがか歩み寄る必要があるよな、これ。
1日で口説き落とせるくらいならそんなに長年苦しまないと思う。
(-317) noil 2019/04/12(Fri) 20:53:19

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
私は一応受け入れる気持ちも用意しているが、
セレン君は私の気持ちなどどうでもいい、知らない、でもこっちはこんな気持ちだから受け入れろと今日出会ったばかりの存在にねだってる。
それを長年拗らせた男があっさり受け入れたらこんだけ盛り上げたものもパァだよね〜って。
(-318) noil 2019/04/12(Fri) 20:57:53

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
私の用意したNPCなんてPCを盛り上げるための道具としか思ってないけど、だからといっていきなり今日受け入れるのはPC設定的に厳しい。
ペア村だし相方に合わせて色々変えてこれでも調整はしてるが、私の設定がミスったのかな〜って感じだな。
(-319) noil 2019/04/12(Fri) 20:59:02

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
桁数wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-322) noil 2019/04/12(Fri) 21:33:23

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ そうだね>>847
 彼の反応は淡白で男が期待していたものではなかった。
 この少年に男は何を求めていたのだろう。

 セレンとセレス。
 同じく闇夜を照らす月を持つ名前。
 彼に彼女の像を重ねて何を望んだのか。

 バカバカしくなり、鼻を鳴らした ]

  そうだね。

  君に問いかけてどうかなる話でもない。
  今まで通りと同じだ。
  君と同じ眸を持つ人と君を重ねて、
  君に問いかけることで、答えを見出そうとする、なんて。

  愚かな行為だ。やめるよ。

[ 狼は彼の傍らに付き添ったまま吠えず。
 二人のやりとりを見守るようそこに居る。

 落ちる腕>>848を男にはどうしてやる事も出来ない ]
(875) noil 2019/04/12(Fri) 22:33:37

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  そうだね。
  君がせめて何処かで生き延びれる場所を探して……

[ 棄ててしまうのも悪くないのではと。
 擡げた思考のまま考え出す。
 どちらにせよ夜も深いから明日以降の話にはなる。

 男はそもそも生贄を望んだ事もなかった。
 送られる二度目以降の子供に期待する事はあれど
 いつも期待外れだと思えば外に放してきた。

 その結果、子供達が村に戻る事がなかった事実は、
 男が少年から語られた新たな真実であった ]
(876) noil 2019/04/12(Fri) 22:34:09

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 男は人が無駄に死ぬ事は望んでいない。
 だとして長年蓄積した願いを一日で
 葬り去る事など出来なかった。

 僅かな胸の痛みは些細だと視線を逸らし
 狼はそんな主を非難するが撫でる手に静かに懐く>>850
 よっぽど少年の気を汲んでやれるのは狼の方で
 それは今までの主の愚行を見守ってきたせいもあった。

 だとしても噛みつかないのは狼は狼で
 主に対して思うことでもあるのか。
 問いかける主をアイスブルーの双眸で
 狼は見守っていた ]
(877) noil 2019/04/12(Fri) 22:34:27

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  …………気持ちが悪い?

[ 少年の言葉>>855に男は首を傾げる。
 それは初めて見つけた生き物を眺めるようだった。

 確かに少年は人にしては珍しい風貌をしている。
 輝くようなブロンドにアクアマリンの双眸を持つ
 天使のようだと愛された彼女とは違い、

 彼のプラチナブロンドは月明かりに照らされたように白く、
 蒼い月と霞んだ星を思わせる双眸は、
 不思議な色味であれど男にとっては、
 月の満ち欠けを思わせる色味であった ]

  愛が、何かは……俺にも、分からない。

[ 彼の問いかけ>>856には白状する。
 無責任な発言をしていると露呈するだろうが
 今はそんな事よりもと、言葉を続けた ]
(878) noil 2019/04/12(Fri) 22:34:52

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  でも、化物というのはこんなに鋭い牙をもって
  血を吸わねば生きられない存在を言うんだ。

  そんな俺からしたら君はよっぽど普通の人間じゃないか。
  それに、二つの色を持つ眸なんて、
  この世界で君だけがもつ特別だろう?

  普通が何かは知らないが、
  月に照らされた髪の色は気持ち悪くなどない。

[ 幼子に言い聞かすように視線を合わそうと男は彼に跪く。
 愛など知らぬ筈の感情ではあるが
 幼い子供の苦労に同情したのかもしれない ]
(879) noil 2019/04/12(Fri) 22:35:21

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  セレン。

  君は、綺麗な人間だよ。*
 
(880) noil 2019/04/12(Fri) 22:36:13

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
4桁伝説爆笑してる
(-340) noil 2019/04/12(Fri) 22:51:42

【独】 古城の吸血鬼 ニクス

/*
いっぱい描いててごめん。。
相方すまねえこう私が下手オブ下手すぎるんや。。
(-341) noil 2019/04/12(Fri) 22:52:06
 




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ラッセル
0回 残 たくさん

4番レフト

萩原 悠人
5回 残 たくさん

 

ニクス
10回 残 たくさん

お疲れ様でした

ヴィクトル
0回 残 たくさん

嫁入りしました

セレン
0回 残 たくさん

 

リーベルト
0回 残 たくさん

ヴィク嫁に貰う

アレクシス
11回 残 たくさん

声が呼ぶまでは

マナ・ローレンス
0回 残 たくさん

 

ショウ
0回 残 たくさん

ふっふー!

セレスティア
12回 残 たくさん

終わらないよ!

田嶋 優花
13回 残 たくさん

23、24も夜

犠牲者 (1)

ヴェーチェル(2d)
23回 残 たくさん

 

処刑者 (1)

リウビア(4d)
5回 残 たくさん

ご来店感謝

突然死者 (0)

舞台 (5)

最上 雪
26回 残 たくさん

いつかどこかで

セドラ
20回 残 たくさん

\みんなが凄い/

 
0回 残 たくさん

4桁見守りモード

華川 黄衣
11回 残 たくさん

次4/25昼か夜

ディルムート
15回 残 たくさん

逃げるが勝ち

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















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