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【独】 魔術師 ラヴァンドラ/* ラヴァは人間になりたいけど、過去はもう変えられないので 自分じゃない全く別の人間を作りたいのです でも多分サダルさんと被ってるところがありそう(ぼかしぼかし (-147) ゆま 2021/12/11(Sat) 19:36:12 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラ「 ッどうし、て …… ? 」 いやいやと幼子のように首を横へ振れば>>*199 その弾みで瞳から涙が零れ落ちる。 乱暴でもいいから、早くこの熱を鎮めて欲しいのに 彼の手は自分の頭に触れるだけ。 その微かな刺激にさえ、びくり、と肩が揺れて。 「 や、 しっぽ、やだ …っ んぅ、ッはなして、っ 」 とっくに力も抜けた掌で、彼の腕を制そうとするけれど 熱に浮かされた身ではそんな動作一つも難しい。 (*206) ゆま 2021/12/11(Sat) 20:56:33 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラ「 は、〜〜ッン、ぁぅ……っ ……いま、まで 、? 」 どうやって、と問われれば、必死に思考を巡らせる。 ―― 答えたなら、尻尾から手を離してくれるだろうか。 発情と快感を同時に呼び起こされるのは、 ただでさえ溶けかけの理性が、もっと酷いことになる。 「 わ、かんな、ぃ……っ ひとりで、したこと なぃ、から…… 」 ―――― 通常、兎族の発情状態などというのは 例外もあるけれど 大抵が他者を起因にしたものだ。 (*207) ゆま 2021/12/11(Sat) 20:56:48 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラけれども発情期は獣人の、種としての本能にも等しい。 誘発されない期間が長ければ 一定の日数を置いて、強制的に引き起こされる。 ―――― そんな事故を起こさないために。 後腐れなどないだろう観光客や旅人を適当に見繕って 正体を明かさずに一夜を過ごすことで 今までどうにかやり過ごしていたのだけれど。 「 でも、……っんん、 ここの 奥、いっぱい突かれて、 耳…さわられるの、は、 きもちよかった ……かも…? 」 疑問符がついてしまったのは、 快楽の記憶より、義務感の方が強かったからだ。 (*208) ゆま 2021/12/11(Sat) 20:57:10 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラあの時も、あくまで等価交換の関係だったから 気にしたことなんてあまりなかったけれど。 ―――― 薄らとした記憶を辿ったのはそこまでで、 女は崩れ落ちそうになるのを堪え、肘を立てる。 「 ね、……もういい、でしょ……? 慣らさなくても、へいきだから メレフの、ちょうだい …… っ 」 ―― 正確に言えば、こんな状態の中 前戯なんてされるとどうなってしまうか分からなくて それが怖いから、なのだけれど。 言葉通り、すっかり発情と熱に茹だり切った秘花は 触られずとも太腿に蜜を垂らしていて。 彼を誘うように、秘花に宛がった指先を左右へ開けば じいと赤い眸を見詰めた。* (*209) ゆま 2021/12/11(Sat) 20:57:45 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a60) ゆま 2021/12/11(Sat) 20:58:56 |
【秘】 向日葵 店主 イクリール → 魔術師 ラヴァンドラ人間を作って そこにラヴァの魂を入れる。 人間のラヴァを作り出す、と言っても良いのかな。 [ 私は思った事を言った。 その場合、今の友人である目の前の彼女の 残った肉体がどうなるかは、分からないけれど。]* (-163) quiet 2021/12/11(Sat) 22:19:42 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラ平時ならば、彼に僅かだけ滲んだ怒気を察せただろう。 もう少しくらい頭がばかになっていなければ 問いかけにも誤魔化しを入れて答えられたはずだ。 ―――― 過去の彼らが自分を利用したのは確かでも、 それだって裏を返せば、自分が彼らを利用したのと同じ。 そう、だから、 心を砕く必要なんてどこにもないのに。 「 〜〜〜ッ、んぅ……っ 」 やだ、と頭を横に振るのは、最早惰性にも似ている。 何でもいいから早くこの熱をどうにかしてほしい、と 子どもめいた仕草で耳を揺らした。 (*231) ゆま 2021/12/11(Sat) 22:55:04 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラ「 ひゃ、ぁ んっ!? …… な、なに 、? 」 途端、下腹部に触れた彼の指先から 直に魔力を流し込まれ、身体が跳ねる。 ベッドシーツに沈んだ身体は彼に組み敷かれて、 何をしたのか見遣ることも儘ならない。 ―――― それでも彼は、信頼を置く友人だから。 淫魔の紋を刻まれたことには気付けなくても、 抵抗もせずに受け入れて そこにあることを許すのだ。 (*232) ゆま 2021/12/11(Sat) 22:55:12 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラ「 …… … ふふ。 やっぱり、やさしいね … メレフ。 ただのご飯なんだって 割り切っちゃえば、貴方も楽なのにね…… 」 この青年はいつもそうだ。 あくまで店主と客という対価の関係を重視するくせに 自分の性質を心配して、こうして家まで来てくれる。 否、もしかすれば――悪いのは自分か。 彼の優しさを見誤り、余計なことまで口走った。 火照った頬を緩め、言われるがままに脚をそ、と開いて ―――― 誘うように彼の身体へ足を絡める。 (*233) ゆま 2021/12/11(Sat) 22:55:19 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラ「 ねえ、……それじゃあ 今だけ、全部忘れさせてくれる? 」 そんな囁きが、きっと合図で。 これ以上優しい彼が自分に心を使ってしまわないように、 女はわずかに首を傾げ、手を伸ばした。* (*234) ゆま 2021/12/11(Sat) 22:55:24 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ (208) ゆま 2021/12/11(Sat) 23:21:00 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ祝祭が始まる数日前の、友人とのお茶会で 魔族たる彼女はカップケーキを食べながら 可愛らしい声でそんな疑問符を投げてきた。 尋ねるのが理由では無いのはやはり、 互いに深入りすることを避けているからだろうか。 …… 理由なんて訊かれたところで 素直に明かせるかと言われれば、否、なのだけど。 とにかく女は 真ん丸に開いた双眸を へにゃりと緩めた。 ―――― 小さな呟きが耳に入って。 (209) ゆま 2021/12/11(Sat) 23:21:07 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 …… うぅん、そうだなぁ。 変化じゃないのは正解。 それじゃ意味がないから。 転生 ―― は、理論上の話だね。 それこそ魔王とかなら可能かもしれないけど 」 それに彼女なら、そのデメリットも知っているだろう。 常識を逸した魔力量に魔術の才覚が必要なうえ、 高位魔術師でも手を出す者は殆どいない。 運よく成功すれば、記憶を持たずに生まれ直す。 ―― ただし、その先がまた同族である可能性はあり 失敗すれば、術者は死ぬ。 (210) ゆま 2021/12/11(Sat) 23:21:13 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ思い出すのは、自宅に置いてある一冊の手帳。 随分古くもうボロボロで、 魔術書などでもないから。 来客などもまさか読まないだろうと、いつも大抵は 机の上などに放置してあるけれど。 ×× の 作り方 過去の自分が書いた研究命題を思い出し、 魔術師は友人へと囁いた。 (211) ゆま 2021/12/11(Sat) 23:21:31 |
【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 向日葵 店主 イクリール「 ―――― リルは凄いね? 半分正解で、半分不正解。 でも、人間の身体を作るのは正解。 ホムンクルスとかじゃない、 本当の 人間 を作って …… 」 その場合、女の元の身体がどうなるか ―― ? …… 前例のない魔術なのだから それは星を掴むような疑問でしかない。 (-173) ゆま 2021/12/11(Sat) 23:21:46 |
【秘】 向日葵 店主 イクリール → 魔術師 ラヴァンドラ[ ……正解はしたくなかった。 見当はずれで、もっと優しいやり方があるとか そう言った方が良かった。 半分正解、人間の身体を作る。 それはおおよそ、まともな魔術ではない事が 容易に想像できるから。 正解したくなかった。 ────そう思う自分に少し驚いた。] (-183) quiet 2021/12/11(Sat) 23:44:39 |
【秘】 向日葵 店主 イクリール → 魔術師 ラヴァンドラまた私のことを可愛いって言ってくれるなら。 ……ずっと友達だよ。ラヴァ。 (-184) quiet 2021/12/11(Sat) 23:45:44 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a67) ゆま 2021/12/11(Sat) 23:49:46 |
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