ナ、ナンノコトカナー？？？？
オトモダチッテイミダトオモウヨー
[目が泳いでいる]

……グレーテルサンって、クラウスサンとはお話してるの？

えっ……
俺は……別に……。

[滅多にない自らへの心遣いに、どう接すればいいのかと目を泳がせている]

今でこそ、こうしていろんな人と話せる機会もあるけど、
ちょっと前までは、誰にも気づかれずにコイツの奥底で、
俺なのかそうじゃないのかもわからないような状態で
ただただ眠ってただけだから……な……

寂しいなんて、考えたことも、なかったな……

あー⁈見逃した！！！

抜け駆け、禁止！！！
ずるいぞ。それは！！！
コイツなんて、クラウスとまだ一言しか話してないのに！

……と、まぁ、俺もクラウスとの会話は、あんまりだなぁ。
アピールが足りないのか……？

クラウスも忙しそうだしな〜

ぬ、抜け駆けとかじゃないし！
ヤクモセンパイが「カボチャの煮付けが良かった……」って落ち込んでたから声かけただけ！

クラウスサンとは普通にちょこちょこお話してるだけだし……
うん、忙しいみたいだから、お返事はまちまちだね〜
適当にゆるくお話できればいいと思ってるからいいけれど。

アピールかあ……タンガ^cosm姿で話しかけてみるとか……？

俺も、ぼちぼち話せればいいなぁと思ってるが……

タンガ……はヨツヤの担当だろう⁈

そんなの着てまで、アピールしたくは、ないなぁ。
俺はフスタネーラでいいよ。うん。

[なぜかまだ着たままのスカートの裾をぎゅっと握っている]

ホントだって！！！

まあ適当村だしね〜お話したいときにお話する程度でいいと思う〜秘話にはあんまり来ないけど、クラウスサンは親切ないい人だよ。



そのフスタネーラ、とっても可愛いから。大事にしてあげるといいと思う〜。

…お兄様を探そうにも…グレーテルさんと似た方は…わたしはグレーテルさんのお兄様だと…気付けないということですね…。

…色んな方とお話ができて…赤い目のグレーテルさん…あなたも楽しい一時を過ごせているのなら…嬉しくなります…。

寂しくない…なら、これからも寂しくないように…わたし、あなた方のお傍にいますから…。

ずっと…眠っていらっしゃったのですね…あなたが起きた時…青い目のグレーテルさんが起きた時…わたしが、暇を潰せる相手になれればと思います…。

…グレーテルさん…お二人共…もうわたしにとって…どちらがオリジナルかなんて…関係ないことです…。

そうだな！
クラウスは良い人

え、ヨツヤの担当じゃ、ないのか⁈
……ベビードールとかも、良く着てるじゃないか。

フスタネーラは、大事にするよ。

お兄様が見つけられないのは、仕方ないわ。
だって、似ていないんだもの。
気が付かないのも、無理ないわ。

俺は……

うん。そうだな。
みんなのお陰で楽しいよ。

シラユキの、お陰だ。
ありがとう。

そだよー。いい人！




うんうん、お気に入りなら大切に着なよ〜

[今日今日とて、どこからともなく現れた]
[(90)^1d100m離れたところにしゃがみ込み、ぶつぶつと呟いている]

お兄様……今日はね。なんだか素敵な服を貰ったみたいなの。
フスタネーラ……って、男性モノなのだけど、私によく似合うと思うの。

……皆も褒めてくれたわ。
私ね、お友達がたくさんいるのよ。
皆も一緒にお兄様を探してくれてるの。
だから、寂しくなんか、ないわ。

お兄様にも、この姿、見てもらいたいな……。

[ぼーっと何処かを見つめている]