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【人】 異星人 夜川 彗【夜川 彗の秘密】 夜川彗は 遠くの星から来た宇宙人 である。ある日星の人達の能天気な思い付きによって 『いい感じに文明が発達していて』 『いい感じに親切な生物がいて』 『いい感じに美味しいものがある』場所を探すべく、 父親と共にひゅーんと地球に降り立った経歴を持つ。 この場所が いい感じの場所 だとちゃんと確かめたら 侵略もとい元の星から一斉に皆で移住する計画だったようだ、が、 こうしてバレてしまったのでどうなるかは分からない。 (0) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 21:38:56 |
【人】 異星人 夜川 彗「おっはよー。今日のご飯は何かな、何かなー…」 「 み゛ゃ 」普段通り食事を摂る為にのろのろ歩いてきた、が、 盛大に貼られた自分の秘密を見て 背筋がびくっと伸び ―― ちょっと驚き過ぎたらしい。 だもんでうっかり。どうにか隠していたはずのものが、 ……具体的に言うならば、スカートの下から 『肉や内臓っぽい見た目のぎとぎとしたタコ足』 のようなものが ぬらあっ と 粘液と共に飛び出してしまった。 ああでも大丈夫、心配はいらないよ。 スカートの裾をびゃっと引く頃には醜いタコ足未満は消えるし、 「……あはは。なーんにも心配はいらないよ。 僕は悪い侵略者じゃないからね。脳とか吸わないし。 あとついでに今見たのは忘れてくれ。おねがいね?」 いつも通りの調子がすぐに戻って来る。 言いながらピースなんかをしたら、適当に席につこう。 (4) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 21:45:03 |
夜川 彗は、にこにこしてる。 (a1) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 21:55:11 |
【人】 異星人 夜川 彗どんなリアクションを受けたってにこにこしてる。 いつもと何も変わらない表情で、異星人はそこにいる。 まあただスカートの裾を何度か直して、 もう何かが飛び出ないように善処はしてた。のと、 (12) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 21:59:42 |
夜川 彗は、義兄に向かって「えっちー!」とからかいの言葉を投げた。 (a3) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 22:00:16 |
夜川 彗は、スカートをぎゅっと押さえた!何やってんだよ人間!パンツ見えちゃうだろ!? (a6) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 22:11:33 |
夜川 彗は、ちょっと遠巻きに線香花火をしてる。 (a25) junkie_0u0 2022/02/05(Sat) 2:20:38 |
夜川 彗は、花火をしてる人が賑やかなら、嬉しそうにしてた。 (a26) junkie_0u0 2022/02/05(Sat) 2:21:44 |
【秘】 異星人 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花執拗に手に懐こうとして頭を動かすものだから、 髪がちょっともちゃもちゃになって、君が本を取る間に 結い直してみたり梳いたりしようとしていたに違いない。 さて、君が持って来た本を見てみれば なるほど。 新鮮なものを好むのが ぱあっ と目を輝かせ、 君の方へぐいぐいっと更に寄るわけだ。 ……読むのに鬱陶しかったら一度制止した方がいい。 この謎の何かはかなり調子に乗る方だ。本当に。 「知らない本だ!咲花くんの好きなやつ? もしそうなら好きなところとか、いっぱい聞かせて!」 そして、君の話す内容には逐一頷いたり笑ったり忙しい。 ライトノベルは地球の現代文化の濃縮還元みたいなもの。 だからどんな話だって面白く感じるし、本当に興味深いのだ。 君との楽しく長い時間は、 そうして楽しく賑やかに過ぎて行ったことだろう ―― 好きな本を教えてくれてありがとう。 君に流れ星の加護がありますように。 またね、咲花! /*5日目で頂いてた秘話への返信です (-25) junkie_0u0 2022/02/05(Sat) 5:36:23 |
【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗これはまだ今には至らない、他愛無くて平穏などこかの一時の話。 あてどもなく揺蕩っては消える湯気をあなたと同じに目で追って、 漂う言葉の残滓をほんのちょっと、気が向いただけ拝借して。 「俺からすればどうしようもない構造的欠陥だね。 苦痛を覚える余地のある側からしても不要と感じるようだし? ま、そういう感覚が無いとわからない事もあるかもだけど? たとえば餓えという概念が存在しない生き物が居るとして。 そいつは恐らくきっと一生をずっと、 腹が満たされた時の感覚だって知らずに過ごすわけだ」 そうして返すのは、やっぱりどこまでも他人事の感想だ。 つまりは結局、"無い"が存在しないなら"有る"も認識できない。 満たされない感覚を知っているから満たされた事がわかる。 苦しみから安らぎへ移り変わる瞬間の感情のコントラスト。 それらの美しさや喜びを知る為に苦しみがあるのかもね。 或いはこの世界ってやつの単なる意地悪なのかも。 なんてのは結局、根拠も無い与太話でしかないのだけど。 「切っ掛けは好奇心、大体何だってそんなもんじゃない? そこからどう行動するかは個人差だろうけどね? まあその理屈で行くとここに集められた人間人外諸氏は 概ね毎日わくわくして過ごせたって事になるんだろうね」 何せあらゆる未知が手を伸ばせばすぐそこにあったんだから。 それにしても愛、愛ってなんだろうな。 この人のカタチをしたものはあなたのそれを、 およそ隣人愛に近い何かと認識して愛と表現したけれど、結局。 友愛、愛玩、兎角愛の概念や定義ってのは人それぞれだからね。 (-39) unforg00 2022/02/05(Sat) 20:26:40 |
【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗「ん〜……さあどうだろうね? 身動き取れなくなった奴を誰かが助けようとしたって、 助けられる側が差し伸べた手を取ってくれなきゃ意味ないし。 助かろうとしない奴は誰にも救えないんだよ、結局。 神だって請われれば気分次第で応えるけど、 願いもしない奴は救わない、そういうものだし? ここには願いもしないし手も取ろうとしない、或いは。 自分は今のままで良いんだと思い込もうとしてるような奴が それなりちらほら居るように見えて仕方ないんだな」 実際の所は、まったくそれで良いのかもしれないけど。 或いは、多少強引でも首根っこ掴んでいく奴も居るのかも。 ともあれそれら全てがどういった筋書きに繋がるかなんて、 結局は結果論、その時になってみなければわからない事。 だからそのように願う事はきっと無意味ではないけれど。 今ここで話している事にはそれ以上の意味も無いんだろう。 「まあ俺はどうせ誰のものでもないってなら 気兼ねなく手を出すつもりではあるけどね? 何せ彗ちゃん曰く俺は人を取って食いそうらしいし?」 チェシャ猫は人を取って食いやしないだろうになあ、なんて。 童話の猫に擬えられた神はあいも変わらず愉快そうに笑うだけ。 愉快犯的な狂言回しでも、人を取って食う神でも。 或いはただの気さくな友達だって。 誰かがそのように思うなら、これはそのようにあるんだろう。 逆もまた然り。何せこの神ってものはそういうものなんだ。 (-40) unforg00 2022/02/05(Sat) 20:30:15 |
【人】 異星人 夜川 彗>>63 咲花くん 「そーそー、僕達兄妹は狼で宇宙人と…… えっ?鷗助くん天使なの?!ほんとに?」 兄の正体は知らなかったし、君の役職も今の今まで察せず、 秘密が公開されたので漸く知る事になったんだろうな。 兄に関してはぱっと視線を逸らして飛んでるのを見たのかも。 でも、笑みは晴れやかだ。構ってもらえて相当に嬉しいらしい。 しゅうと明るい尾をひくながれ星、もとい花火と君の言葉で 腕をぴっと止めるしくっつこうとするのも中断! 隣で満足そうに笑ってる。だって、 「お友達、ほんと?まだ仲良しでもいいの? ……僕、君とまだまだ仲良しになれる?」 そう、友達。その言葉が嬉しかったのだ。 (92) junkie_0u0 2022/02/06(Sun) 19:58:46 |
【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累「眠いという感覚がなければベッドに転がろうと思わないし、 まどろみも夢も知ることはない。そういう話だ? なら……どちらかと言えば、人間が苦痛を感じた時にさ、 楽しいとか幸せとかの感覚に変換できれば解決かな? ほんのちょっと苦痛を感じるようにして、他はそうして、 そんな具合に脳をいじれば今よりもっと幸せじゃない? ぼくはまっぴらごめんだけど…なあ累くん、脳はヒトと同じ?」 「実は僕、敏腕のお医者さんなんだ。脳を切り取るのが得意。 君の脳でどうなるか試しちゃうのってアリじゃない?」 けらけら笑って君の頭を指差す。 とは言えども今のこの時空では机上の空論でしかなく、 本当に出来るかどうかなんてちっとも定かじゃない話。 コントラストの為に苦痛が存在するのならば、 苦痛を少し残して他を幸せだと感じるようにすれば … なんて、本気かどうかはさて置いて。 美談とか愛とか。曖昧な定義の話は続く。 概ね毎日わくわくした話については保留し、 頬杖をした指で頬を叩き、時折揺れ ―― 「きみはひとを物凄く自我があるものだと捉えていて、 ぼくはひとを物凄く曖昧なものだと捉えているのかも。 三日坊主とか明日やろうは馬鹿野郎とか色々あるけど、 それと同じで思い込みも長続きしない、と。思ってるかな。」 ▼ (-56) junkie_0u0 2022/02/06(Sun) 20:49:05 |
【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累「願わないし手を取らないひとだとしても、いつかはきっと。 結構意思が薄弱なものなんじゃないかなって考えちゃう。 だからいずれ全て丸く収まって美談になっておしまいだ。 ……きみが人を食いそうに見えるの、そういうとこ〜!」 気兼ねなく手を出すつもり。そこなんだよなそこ。 まあ実際チェシャ猫は人間を頭からバリバリとはやらんので 今迄の話と殆ど同じ。例え話か曖昧か、その辺りなのだろう。 神様だとか猫だとか、愉快犯だとか。色々な印象はあるが、 一先ずはここで知り合った楽しいひとの隣で、 すっかり肉まんを合間に食べ終えたのが、 「かさねこくん、結構素直にひねくれてるねえ。なんか意外だ。 もしかしてここで誰かに手を取ってもらえなかったりしたの? それとも今までの生活かな。そうなら慰めてやるぜ〜、僕! 君を撫でに撫でて、もっちゃもっちゃにしてさ、 毛を逆立てられるぐらいまで構っちゃう!」 話を繋ぎながら、肉まんの下のあの紙を摘まんで広げ 折り紙なんかをしはじめた。へにゃへにゃで頗る折りにくい。 (-57) junkie_0u0 2022/02/06(Sun) 20:51:17 |
【人】 異星人 夜川 彗>>93 咲花くん 「知らなかったとも!ふへへ、でも今知れて良かった。 秘密を当てれたら一個お願いを聞いてもらえる約束なんだ。 咲花くんのおかげで気付けたし後でわがまま考えなきゃ!」 ほぼ初対面からのこのゲームへの参加だから何も知らない。 まあでもこれから色々知っていけばいい。 これは兄に限らず君のこともそう。 愛想を尽かさずココアの作り方を教えてくれたこと。 楽しい本の話を教えてくれたこと。 ひみつを教えてくれたこと。 他にも山ほど。自分にとっては新鮮で嬉しいことだらけ。 話をしている間に消えてしまった花火はそこらの雪に突き刺し、 君の方へ あの日みたいにこつんって肩を寄せちゃおう。 「え、あ、… ぼくのほうこそ、よろしくね。咲花くん、… ……本当にまだ、いっぱい仲良しになっていいんだ! すごいすごい、夢みたいだ。お願いごとかなっちゃった」 君の横で浮かべるのは、君には敵わないけれど、君と同じ。 ここに来てから一番の満面の笑みだ! 「 !! ! 〜〜 !」 嬉しさのあまりぐっぐと自分の手を握れば 不明瞭な母星語も出はするけど、あんま気にしないで良い。 (94) junkie_0u0 2022/02/07(Mon) 4:36:17 |
【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗「なーんてのは冗談だけどさあ。」 へらっと笑ってそう続けるのは。 あなたの言う所では、悪戯好きの猫みたいなもののまま。 一先ず今この場では。なので冗談めかした調子のまま、 指された頭、自分の蟀谷の辺りを指先でとんとんと叩いた。 「確かに概ね人間と同じモノが入っちゃいると思うよ? ただそれが記憶や思考、感情なんかと正しく結び付いてるか その辺りの事には期待できないんじゃないかと俺は思うけどね。 つまり俺は人間やその他の生き物ほど、 自我ってやつを脳に依存してないんじゃないかって事。 だって本来これは俺には存在しない器官なわけでさあ? それを弄った所で人間と同じに作用するとは考え難いわけだ」 たとえば他人から手足を拝借して自分にくっつけたとして。 神経が繋がっていない場合、それを傷付けた際に痛みを感じるか。 当然、何かに触れているという感覚すら無いんじゃないだろうか。 つまりはそういう話になるんだろう。 結論から言えば、残念ながらこれは実験台には向いてないみたい。 「強いて言うなら俺の脳にあたる部位、自我を依存する先は。 案外お前達観測者がそれにあたるのかもね。 カタチだけ似せた脳なんか弄るまでもなく、 俺を観測する側が"そういうもの"だと思い込み続ければ。 100年もすれば"そういうもの"になってるかもしれないよ? だってさあ、」 (-63) unforg00 2022/02/07(Mon) 5:49:02 |
【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗「そりゃそうでしょ。 だって俺って人間の流言から生まれたと言えなくもないし? ああ勿論厳密な所は俺だって知った事じゃないけど? 実際は俺達が居たからそういう話が生まれたのかもしれないし、 そんな流言飛語があったから俺達が生まれたのかも。」 何せ気付いた時にはそこに居たようなものだから。 もっとちゃんとした神様なら知っているかもしれないけれど 訊きに行こうなんて思う事は今までもこれからも無いに違いない。 だってそんな事には興味なんて無いからね。 「まあその辺の答えは今は重要じゃなくて。 観測する側の定義、或いは信仰によって形を変え得るものだ。 少なくとも俺は俺をそういうものだと認識しているわけで。 あああれだ、ある意味『信仰が神を創る』ってやつ? なら人間をそこそこ意思の強いものだと思うのも道理でしょ?」 一度、あなたの手元でくにゃくにゃと形を変える薄紙を見遣って。 流行り廃り、時代で主流が変わる程度気にしやしないけど。 いつかは考えを変え、遷り変わる意思があると同時に たとえ一過性でも、自分達のようなものに形を与えるくらいには強固なものもある、とこれは思っているわけだ。 「俺は災害だとか失踪だとか、その他諸々。 山の中で人間が観測するあらゆる理不尽な出来事や不都合。 そういうものに理屈を付ける為に"ある"事になったもの」 「だから人間からは何もしないでくれ、見逃してくれって "助けてくれ"ってお願いされるのが当たり前だったんだよな。 今はそこで人間ってものにギャップ感じてるだけ。多分ね?」 (-64) unforg00 2022/02/07(Mon) 5:50:26 |
【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累「冒涜?僕には誰がどんなものかなんて関係ないから。 やりたい理由があるとき、僕は何事も好きにやるだろう」 (-70) junkie_0u0 2022/02/07(Mon) 20:07:57 |
【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累自分がやってみたいと思ったのならば、 目の前の君が人間でも神様でも同胞でも関係ないということ。 でも結局これらは今のところ冗談めいたやり取りに過ぎない。 こちらも君の調子に合わせるように手をひらひら揺らして、 び。と君の頭を指差す事になったのだろう。きっとそうだ。 君の話と説明を聞く最中に、額へは触れずにちょきちょき。 指を動かして君の額をまっすぐに切り開くみたいに滑らせてた。 どうにもこの先の脳を弄っても意味はないらしい。 君が言うところでは脳はその他大勢であるらしい。 だから ならば、君の脳を弄るよりは ―― 「君の傍や君が住む近辺、あるいは日本中のひとびとの脳。 これらを先程の通りに弄ったら君の意識も変わるってこと? じゃあじゃあ、ぼくはきみの新しい一面とか新鮮さが欲しい時 医者らしい素早さで真っ先にそういうことをしちゃおうかな。 君が猫のようだと思い込ませるようにみんなの脳を弄ったり、 君が僕ととても仲良しだと思わせたり… あっ話題が蛇行〜。 リセットリセット。あぶないとこだったあぶないとこだった〜」 そういう結論になったが蛇行にも程があるのだ。 ちゃっちゃと自分の中では一旦区切って 紙を折り、 へなへな状態の折り鶴を作ろうと試みる。作業は絶賛難航中だ。 (-71) junkie_0u0 2022/02/07(Mon) 20:09:03 |
【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累「信仰とか意志の強さ、僕が反論したりご意見する隙はなさそう。 君がそのように思っているのならばきっとそうだろうし。 何よりこれって自己紹介みたいなものなんだろうね。 きっとかさねこくんは意志が強くて、僕は揺らぎやすい。 感情のあるものは自分に近い方を支持したくなるらしいから。 ま、実際はどうだかぼくのしったこっちゃないんだけど……」 鶴の羽を広げさせようとして、ちょっと破けて、 嫌になって紙を途中放棄。ぎゅっと手で握ってグチャグチャ。 手元に残るのは、何が何だか分からない状態のただのごみ。 「災害、失踪、ふんふん…… キャトルミューティレーション?アブダクション?」 そんなごみを丸めて、ゴミ箱へとシュートした。 「…………ん?」 「かさねこくん。 それって美談で手を取る云々じゃなくって 生命のピンチだから藁にも縋ってるやつ? 思ってたより規模がでかいな。百倍ぐらいはでかい」 (-72) junkie_0u0 2022/02/07(Mon) 20:12:42 |
【人】 異星人 夜川 彗>>95 咲花くん 「おんぶにしよっかな、おんぶ……」 されたことないんだよな、おんぶ。 そんな事を口走る辺り要求するとしても他愛のないもの。 きっと、多分、おおよそ、恐らく。予定は未定。 その後は君に寄り掛かって自分の手を握り、 母星語をむにゃむにゃと喋っていたけれど。 だんだんおかしくなってきて笑い声を上げ、 君に肩を寄せ直す頃には元通り。 「ココアがまた飲みたいし、 もっと知らない本のことを知りたいし、 きみの作品の登場人物になりたいし… 山ほどあるからお星さまにお願いするのも大変だ。 咲花くんも今度一緒にお星さまにお願いしようよ! この間のおまじない。あれ、嘘じゃないもの」 だが、それよりも先にすべきことがあるのは確かだ。 新しいスタートを切る為に君が行動をするのならば、 隣で がんばれ! と応援してたはず。邪魔はしないよ。 (96) junkie_0u0 2022/02/07(Mon) 20:28:05 |
夜川 彗は、写真も本も曲も何でもオッケーだ。何でも嬉しい。何でも楽しい。能天気な宇宙人だった。 (a55) junkie_0u0 2022/02/07(Mon) 20:28:56 |
【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗「ひゅう、おっかないね。 こうして神秘は解き明かされて、理屈で説明の付くものになって 単なる物理現象になっていくわけだ。 誰かの好奇心で死ぬのはそう、結局は俺達の方なんだよな。」 なんて言ってはみても、これも単なる軽口の範疇。 あなたはそういうつもりでそのような発言をしたわけではない… 少なくとも今は。それは理解しているつもり。 仮にいつかそうなったとしても、これは気にはしないだろうし。 でも所謂信心深い人間にとってはちょっと冒涜的かも。 そのように認識しているからそう表現した、それだけの話。 「そんで理屈の上で言うならそうだろうな〜。 多くの生き物が俺をふわふわの猫だと思えば"そう"なるし、 恐ろしい怪物だと思えば以下同文だ。 昔はそんなふうに人間からの見方が色々変わってた気がするし? とはいえ曲がりなりにも今は人間のカタチを借りてるわけで、 そこからあまり逸脱した事にはならないかもだけど?」 それこそ大昔は犬猫狐に狸にその他諸々。 お山に住まう何某かの姿をしているとされてもいたんだろうな。 脱線し始めた話には何とも曖昧な答えとも付かない何かを返し、 鶴になりそこなった紙ごみの末路を見送った。 (-80) unforg00 2022/02/08(Tue) 17:41:24 |
【秘】 懲りない 雑司ヶ谷 累 → 異星人 夜川 彗「そりゃ規模もでかくなるっしょ。 一応俺ってローカルでも地主で神様で人類にとっては脅威だぜ? おまけに別に人の話聞くような神様方と違ってお優しくないし? 概ね人間にとってそう都合の良いものでもない以上、 何かしてくれって神頼みだとかされるようなもんでもないし。 序でに俺に感情があるかって言うとちょっと怪しい気もするけど まああると思うならあるんだろうな。何せそういうものだしさ」 少なくとも周囲を引っ掻き回せば愉快と思いはするのだし、 人間で言う所の『お気に入り』にあたる概念もあるらしい。 となればまあ、今は多少の感情はあるのかも。 そう感じる余地は否定しないまま。 緩慢に席を立って、気付けばそれなりに話し込んでいたからと ぐっと伸びをしながら続けるのは、 「ん〜……どっちも同じようなものじゃない? 生命の危機でも、すぐさま解決せずとも死にやしないにしても 頼れそうな奴は頼っといた方が得じゃんね」 やっぱり神様目線の、大雑把で傲慢で乱暴な感想でしかない。 (-81) unforg00 2022/02/08(Tue) 17:42:52 |
【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累「脳を掻っ捌いたぐらいで神秘性が失われてしまうの? 結局の所君の脳を弄ったところで意味はなさそうだから、 僕は君の脳を弄らずに周囲の人の脳を弄ることにしちゃうけど。 それなら君の神秘性は失われないぜ。ふふ、ぼくってば天才! 人間の形から変わらないなら今よりもーっとかわいくなるとか、 そういう方向性でいこーね。ね、いつかをたのしみにしててね」 君の過去のかたちは人間以外のこともあったのかな。 そんな事に思いを馳せながらゴミ箱にゴミをシュート。 無事にすぽんと投げ込めたので自分で拍手なんかもしたかもね。 脳の話は半分本気、半分冗談、もう半分ぐらいに好奇心。 君の脳ではなく周囲の脳を弄った時君がどういう顔をするのか。 他にもやまほど。気になって仕方のない事の群れみたいなもの。 君の話が分かり易く、尚且つ気になる事ばかりだからなのだろう。 「言い続ければ君が変質するってやつを今から実践するね。 僕から見た君は愉快犯的な気質を持ってはいるけれど、 こうしてぼくとなかよくしてくれるような、優しいひとだよ。 優しいというより面倒見がよくって、気さくで、楽しい」 ▼ (-98) junkie_0u0 2022/02/09(Wed) 19:25:21 |
【秘】 異星人 夜川 彗 → 懲りない 雑司ヶ谷 累「そしてぼくからは感情があるようにみえるよ。 あり方の問題かもしれないけれど、本当に脅威であるならば 例えば僕が人類の敵の侵略者みたいなごっこ遊びをするのなら 助けの声とか手を取るとか取らないとか縋るとか気にしないし。 今のきみはずいぶんとやさしい災害だね。ぼくそういうの好き。 ―― どう?かさねこくん、何か変わった?毎日のがいい?」 そんなに直ぐに変わるものじゃないというのは薄々。 けれども物は試しだ、と、異星人様目線な褒め言葉。 所々失礼にあたる台詞になりがちなのは、 未だに地球に馴染めていない証拠。 ぐっぐと真似るように伸びをしたら、欠伸。 食べ終わったらすぐ眠い。こんなところばかりが人間らしかった。 気侭な何かは君の傍から離れて、手をヒラヒラ。幾度か横に振り、 「僕は人間と違って三日坊主にならないから。 また君に話し掛けに来るし、その度に君を褒めちぎる。 感情豊かで優しくて楽しい友達のかさねこくん、またな〜」 会話に満足して上機嫌にその場から去って行く。 どうにも自由というよりも身勝手で、好き勝手な奴だった。 お話してくれてありがとう! ここから出たらいつか君を褒めちぎりにいくから覚悟しといてね (-99) junkie_0u0 2022/02/09(Wed) 19:28:32 |
【置】 異星人 夜川 彗皆で花火をしたあと。仲良しの友達ができたあと。 こっそり外に抜け出して、飽きずに星空を見上げてた。 手を伸ばしても届かないけれど行こうと思えば行ける場所。 帰ろうと思えば帰れるんだろうし、迎えだって呼べるんだろうけれど。 この間みたいに偽物の流星嵐を降らせることだって、できるのだけれど。 「お友達……」 その言葉の響きの前にはどれもこれもどうだって良かった。 宇宙人だとバレてしまったから侵略するのは難しそうなのも、 友達が出来たこと、義兄と親しくなれたこと、楽しかった思い出 それらで全体的にどうでもよくなってしまっていた。 だから、今日は屑星を撃ち落して流すこともせず、 ただただ、嬉しそうに星を見上げているばかりだったのだろう。 「〜〜 ♪♪」 帰ってからのことが楽しみ。 大変なこともきっとやまほどあるけれど、 あの子が言う通りわくわくする日々が待っているに違いないのだから! (L6) junkie_0u0 2022/02/09(Wed) 20:52:22 公開: 2022/02/09(Wed) 20:55:00 |
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