N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニアは、メモを貼った。 (c40) 榛 2021/04/25(Sun) 16:10:14 |
【秘】 N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニア → 贄の羊 アンタレス これは少女が森を抜けて、ふたたび街に戻ってきてからのこと。 いつか、どこかの時間。 迷い込むようにふらりと足を踏み入れる。 ――それは娼館ギルド近く、 かの人が物言わぬ躯となって発見された路地裏。 “生きている”うちに少女がついぞ訪れなかった場所だ。 /*色々と同時進行中なのでふわふわしてしまうかもだけど…村は有限なので来ちゃったわ! よろしくお願いします。 (-352) 榛 2021/04/25(Sun) 17:23:55 |
【秘】 ■■■■ シトゥラ → 村人 ニア話し合いが終わり、用を済ませた青年はいつもの通りに少女の部屋の扉を叩いた。 陽は傾きかけ、微かに空気は夜の気配を纏っている。 色々な所に顔を出したせいか、 思ったよりも時間がかかってしまった。青年は息を吐く。 「ニア」 朝、声を掛けて起こそうと思っていたけれど。 隣であまりに気持ちよさそうに眠っていたので起こすのを止めた。 ──『今日 シトゥラは殺されてしまうかも知れない』 その話を、告げに来た。 (-370) chige_00 2021/04/25(Sun) 17:56:36 |
【墓】 N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニア ――きっとどこかで、少女と同じ痕を持つ青年と、 壊れてしまった一番槍の彼女が話をしているころ。 まったく違ういくつもの場所を、ひとりで歩いている。 少女はあの場所で、変わらず眠っている。 どうしてか、そちらにもこちらにも存在している。 /* 分裂です。話しかけられフリー。 話しかけもフリー。描写をレスしてくださればこちらから話しかけます。 (+55) 榛 2021/04/25(Sun) 18:53:54 |
【秘】 村人 ニア → ■■■■ シトゥラ 呼びかけに応え、内側から鍵を開く。 「……ノックするときは名乗りなさいよ」 現れた少女はいつもの不機嫌顔。 ……を、装っているのが青年には分かるかもしれない。 喜色、悲嘆、決意、……迷い。 少女は知っている。 ――次の標的が、彼であることを。 この日、会議のあと。 この部屋で一つのことを考えていた。……苦悩していた。 (-402) 榛 2021/04/25(Sun) 19:00:37 |
ニアは、ホワイトボードの前にもいる。気味の悪い絵が増えたわね……と思った。 (c48) 榛 2021/04/25(Sun) 19:21:18 |
【秘】 ■■■■ シトゥラ → 村人 ニア「声で判るでしょうよォ」 青年は少女の声が沈んでいるのを感じた。 扉を開いて、招き入れられるのを待たずに入り──鍵を掛ける。 ここ数日、同じ動作を繰り返していたことに気付いた。 「……ニア。アンタは、ご存知だと思いますが。 僕の番が来ました。 次の犠牲者は、僕だ。どうせなら、アンタに殺されたかったなァ」 青年は笑って、少女の側に近付いた。 ベッドに座る少女の頭を撫でる。 裏切者として生きる覚悟はあった。 けれど、この生活はいつか絶対に破綻する。 段々と崩れ落ちる足場にいるくらいならば、 自分から手を離そうと決めた。 ニアに、余計な被害が及ぶ前に。 「それとも、アンタが殺してくれる?」 いつも通りだ。昨日と、同じ。 また、明日も変わらずこうしていられるような錯覚。 “当たり前”は容易く失われることを、知っているのに。 (-452) chige_00 2021/04/25(Sun) 20:45:12 |
【秘】 村人 ニア → ■■■■ シトゥラ そうね、と心の中だけで肯定する。 ――いつの間にか、声だけで分かるまでになってしまった。 俯いたまま頭を撫でられ、体の横、手を握りこむ。 いつかのように、シーツに深い皺が寄る。 ――次は、彼の番。 少女は止める方法を知らない。 はじめの日。邪魔をするなと言って、好きに殺した。 そんな自分が止められるわけがない。 殺さない理由だって、うまく用意できない。 我儘が許されないことを理解できないほど、子どもではない。 軽々しく口にされた、――けれど重みのある問いに、 弾かれたように顔を上げる。 「……わたしが、あんたを?」 細い声で繰り返す。 青年を見上げる瞳が、迷いをありありと宿している。 (-477) 榛 2021/04/25(Sun) 22:01:34 |
【秘】 ■■■■ シトゥラ → 村人 ニア「そうですよ。 アンタに殺されるなら、僕は死んでもいいなァって」 隣に腰かける。 皺の酔ったシーツに目を遣った。 少女の紫の瞳が感情に揺れているのが分かる。 「それとも、一緒に死にたいですか? ……僕とアンタは、本来敵同士だ。 このまま生きていても、引き離されるだけなら。 いつか、互いの立場で苦しむのなら。 柵の少ない今のうちに──なんて、なァ」 揶揄う様に笑って、頬を撫でる。 窓から差し込む斜陽が、部屋を染めた。 (-489) chige_00 2021/04/25(Sun) 22:25:32 |
【秘】 村人 ニア → ■■■■ シトゥラ 一緒に、と惑う声で繰り返す。 少女の心が、瞳が揺れる。 死ぬのはこわい。 殺したくない。 これまでに何人も――たくさんの数。 殺してきたくせに、そんなことを思って。 けれど、少女はなにより餓えを恐れている。 空腹が少しばかり満たされる心地。一度知った、蜜の味。 失うことは、知らないままでいた頃よりもっと苦しい。 そのことを本能で理解している。 「――そうしたいと言ったら、連れていってくれるの」 その言葉はきっと、衝動的に出たものだった。 お腹が空いて死んでしまう前に、一緒に死んでしまいたい。 ……そんな、ひどい矛盾。 (-504) 榛 2021/04/25(Sun) 23:08:24 |
【秘】 ■■■■ シトゥラ → 村人 ニア「一緒に、いきたいですか?」 生きたいですか、とはとても言えなかった。 逝きたいですか、と彼女に問う。 「──どうして? アンタは、殺さないと生きていけないからですか? その生は、辛いですか?餓えは、恐ろしいですか?」 寂しいから一緒に逝きたい、そんな生易しい感情ではない。 そんなことは、重ねた僅かな時間で知っている。 この獣は、“餓えてしまう”。 本人の意識の奥、きっと感情の届かない場所にその衝動はある。 「僕に、手を引いて欲しいんですか」 ひどい女だ、と笑った。 だけどその言葉にさえ、侮蔑や呆れを乗せられない。 どんな理由があれ、着いて行きたいと願う彼女に。 ……ただ、愛しさだけが募る。 青年は、恋をしていた。 どうしようもなく、恋が心を蝕んでいた。 (-519) chige_00 2021/04/25(Sun) 23:45:14 |
【墓】 N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニア>>+73 >>+74 サダル ! 『役者ギルド"パルテノス"』ではありません。 ! 『サダル』ではありません。 ! 『光る星』ではありません。 ! 『話をしよう』ではありません。 ! 『お兄さん』 該当キーワードと一致しました。 データ読み込み中… (→) (+75) 榛 2021/04/25(Sun) 23:50:01 |
【墓】 N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニア>>+73 >>+74 >>+75 サダル 「覚えてないも何も、知らないわ」 淡々とした、変わらない調子で。 突き飛ばすように言い放つ。 ――しかし、続く文字列にぴたりと動きを止めて。 ひとつ、ゆっくりと瞬きをする。 データ読み込み中… 「…………。………………、 …………………………………………覚えてるわ、失礼ね」 言いがかりをつけて逃れようとしている。 真に失礼なのはどっちなのか、火を見るより明らか。 「あんたも死んだのね。 ――――ところで、星が届いたって何のことかしら」 星は少女の意思の埒外で還された。 無意識に、と言い換えてもいい。 だから、少女には何のことだか本当に分かっていない。 ところで、話題を逸らして逃れようとしています。失礼。 (+76) 榛 2021/04/25(Sun) 23:55:13 |
【秘】 村人 ニア → ■■■■ シトゥラ「こんな、」 頬に添えられた青年の手に細く白い手を重ね、 温もりに頬をすり寄せるように、首を傾げて。 「ひどい女の手を引くのは、嫌かしら」 獰猛に、たおやかに笑いかける。 そうやって、分かっているはずの答えを待つ。 ――甘い満たされ方を知ったばかりの、餓えてばかりの心。 そこにちょっとばかりの餌をくれるのであろう青年の言葉を。 ……殺すだけじゃ、足りなくなったからよ。 そんな、素直な言葉は飲み込んだまま。 (-564) 榛 2021/04/26(Mon) 1:42:35 |
【秘】 贄の羊 アンタレス → 村人 ニア娼館ギルドの裏口横のゴミ捨て場。 蠍はダストボックスの上に座っていた。 人の気配がしてもそちらを見ることもない。 /*同時進行大丈夫よ、こちらこそよろしくね (-567) kotorigasuki 2021/04/26(Mon) 1:54:22 |
【秘】 N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニア → 贄の羊 アンタレス「ごきげんよう」 数歩離れたところから、声を掛ける。 淡々とした挨拶。すました表情は変わらない。 ※訂正: 少女がどこか(恐らくは森の中)で眠っているのと、ほぼ同じ時刻。 この少女はどこにでもいる。いくつもの場所に、同時に存在している。 /*バグってるので、それによる分裂ということにしようと思います。 また、記憶が読み込みエラーを起こしていますが、何かの拍子に直ります。 (-584) 榛 2021/04/26(Mon) 2:30:59 |
【秘】 ■■■■ シトゥラ → 村人 ニア彼女の笑顔に、ひどく胸が疼く。 その笑顔が優しいものでは無くても。 その瞳が、獲物を捕らえるそれだとしても。 青年は掠れた声で少女に応える。 「──僕がそれに、厭だと返すと思っていますか?」 少女はすべて判っている。 青年が、こう答えを返すことも。 全部判っていて、こんなことをしている。 「アンタを置いていきたいと、そう思ってるって?」 その残酷さを、その獰猛さを愛していた。 餓え切って、すべてを求めるその欲深さに溺れている。 壊れているのは少女だけではない。 青年も、どこか歪んだ好意を持っている。 少女の頭から爪先まで、全てを自分のものにしたい。 その命さえ、ほんとうは、手に入れたい。 彼女の生も死も、この手で操りたい。 愛しい、誰よりも美しい梔子を、この手で散らしたい。 → (-585) chige_00 2021/04/26(Mon) 2:35:33 |
【秘】 ■■■■ シトゥラ → 村人 ニア「おいで、ニア。 僕が寂しがりで、強欲だって── アンタが知らないはずが無いでしょうに」 青年は少女の頬から手を離す。 重なった少女の手が、解けた。 解けたその手を掴んで、引き寄せる。 「── 一緒に、死にましょう。 その命を僕に与えてください。 最後の一瞬まで、僕に下さい。 アンタの命を飲み干す権利を僕に。 アンタを殺したその後で、僕もアンタの元へ逝くから」 (-588) chige_00 2021/04/26(Mon) 2:46:53 |
【秘】 贄の羊 アンタレス → 村人 ニア「…………なにか?」 声色や気配で貴方が誰であるかは気づいているが 視線を向けることも挨拶を返すこともなく、問いかけた。 (-601) kotorigasuki 2021/04/26(Mon) 3:34:46 |
【秘】 N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニア → 贄の羊 アンタレス「用はないわ。……あんたも死んだ人かしら」 少女は目の前の人物が誰なのか、まだ分からない。 けれど、なぜか気にかかって。拙く会話を続けようとする。 (-637) 榛 2021/04/26(Mon) 9:15:08 |
【墓】 N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニア>>+80 サダル 「……ぁ、」 星 から響く声を聞いて。ついでに設定という言葉も手伝って。 ――こんな風になりたかったわけじゃないのに。 穴に飛び込んだ兎がほんの一瞬、顔を出したけれど、 ひとつの瞬きの間にどこかへ隠れた。 「…………体を売っていた方が、まだマシだったわ。 薬に逃げていた方が、何倍も良かった」 あとに残ったのは、 この世界で生まれた村人と、罪の意識だけ。 「――わたしが殺さなければ、 あの人たちは、生きていられたもの」 (+81) 榛 2021/04/26(Mon) 10:46:28 |
【墓】 N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニア>>+77 シトゥラ ……きっと、青年と一番槍だった彼女の間に起こった、 何もかもが終わったあとになってから。 睫毛が震え、両の瞼が持ち上がる。 露わになった薄紫の瞳が、たったひとりの姿を探して。 「……シトゥラ?」 /* 場所や時間はよきようにお願いします… (+82) 榛 2021/04/26(Mon) 10:54:42 |
【墓】 N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニア>>+83 シトゥラ 薄紫は、歪に澄んでいる。 少女の目に映るのはひとりだけ。 彼の向こう、倒れ伏す彼女に、身に負う罪に。 現状に、過去に、 未来に、 世界のあり方に、 自分の正体に。 あらゆるものに目を瞑って―― ただ、餓えたままの心だけがその身体を動かす。 「…………、」 腕を持ち上げ、そっと青年の衣服に指をかけて。 首元の痕がそこにあるかを確かめる。 (+86) 榛 2021/04/26(Mon) 14:09:10 |
【秘】 村人 ニア → ■■■■ シトゥラ 答えをもらって、少女はいっそう華やかに笑う。 口を開けて待っていた言葉。食らいたかったもの。 二日と経たないうちに餓えてしまう心が、 今この瞬間だけは満たされる錯覚。 ……それは、さらなる餓えを齎す。 もっと、 もっと。 「ダメよ。そんなの」 少女は多くを遠ざけた。姿を隠した。 そうさせたのは、柔い心に踏み込まれることを厭う少女性と、 食べ損ねることを恐れる獣の本性。 「死ぬのなら、あんたが先じゃないといけないわ。 だって――」 身を寄せて、囁きかける。 少女のかたちをした獣は、その強欲さゆえに。 艶やかな唇から警戒を湛えた不信を吐き出した。 「わたし、待ちぼうけは嫌だもの」 ――――このひとが、欲しい。ぜったいに、逃しはしない。 (-728) 榛 2021/04/26(Mon) 15:11:39 |
【秘】 贄の羊 アンタレス → 村人 ニア「……面白い冗談だ」 瞼を開いてため息をつく。 「今は“ネズミ”と戯れたい気分じゃない……他所へ行ってくれないか」 (-831) kotorigasuki 2021/04/26(Mon) 20:15:52 |
【墓】 N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニア>>+89 >>+90 サダル (ニアの『ニ』が漢数字の二になってるわよ…!) 「……知ってるわ」 そっぽを向いて、つんと澄まして。 いつもの態度を装いながら、慣れないことを口にする。 ――今なら、ちょっとだけ。素直になってあげてもいい。 「あんたがわたしの味方だってことくらい、とっくに。 ……寂しがりなのは今、知ったけれど」 それに、あんたわたしに特別甘すぎると思うわ。 呆れたようにそう言って、寂しがりは自身の殻を少し破る。 腕を持ち上げ、タオルに手を伸ばした。 自分のとよく似た黒髪を拭いてやろうと思って。 (→) (+97) 榛 2021/04/26(Mon) 21:39:09 |
【墓】 N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ ニア>>+89 >>+90 >>+97 サダル 避けられなければ髪を拭いてやる。 きっとその動きは、拙い。 「わたし、優しくなんてないわ。 優しいっていうのは、あんたみたいなひとのことを言うのよ」 ひとり、ぽつんと座っている女の子を気にかけて。 会議の内容をまとめた資料を作ってやって。 抱えているものはないかと、話しやすいように呼び出して。 そういう優しさが大嫌いで、疎ましくて、 ……けれどたしかに、嬉しかった。嬉しいから、遠ざけた。 「どんな場所でだって、求められるわ。 ……だから、嫌いなのよ」 (+99) 榛 2021/04/26(Mon) 21:46:41 |
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