【秘】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス → Another Story セレスティア[ ………… 声を聴いた。 まるで、翻るローブを掴まれたような。 “ 僕 ”自身の声ではないと驚きこそすれ、 一時だけジャックした回路を介した逆交信の主は 危害を加える相手じゃないと、声を聞けばわかる。 ] (-46) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:30:44 |
【秘】 “ 追憶 ”のキャスター アレクシス → Another Story セレスティアただ、居るだけだ。 ……と言いたいところだけど、 残念ながらそんなに平和じゃなくて。 だから ─────…… もう失わない為に、戦っている。 誰かがそれを願う限り、ずっと。 [ 射出呪文みたいに直球な問いかけに、 返せる事柄はさして多くもないのだけれど。 込めた言の葉に嘘はなかったし、 僕の知る君ならばきっとそれ位分かるって、 共犯同士の、ある種の確信すらも抱いていた。 ] (-47) Ar_nelico 2019/04/17(Wed) 0:30:51 |
Another Story セレスティアは、メモを貼った。 (a18) direction 2019/04/17(Wed) 9:18:38 |
【秘】 Another Story セレスティア → Another Stigmata アレクシス“素晴らしい回答ですね。” (-75) direction 2019/04/17(Wed) 20:56:16 |
【秘】 Another Story セレスティア → Another Stigmata アレクシス[嘗て父親が通った寮のドアノブが言いそうな返事だ。 それ以上に完璧な評価を自分は知らなかったから、 言えたのはたったひとことだけ。 それでも貴方には十分すぎると思ってた。 そこがどんなに悲惨な場所だったとしても 信じあっていた仲間が殺し合うような あの学び舎での時より、成長している筈。 ……それでも言いたいことがあるとしたら これだけは伝えておかなきゃいけないかもしれない。] (-76) direction 2019/04/17(Wed) 20:56:19 |
【秘】 Another Story セレスティア → Another Stigmata アレクシスそんな大口叩くんだったら、 もっと自分に自信持ったらどうなんデスカ! ( 結果は関係なしに、 自分をもっと褒めて労わりやがれってやつです! ) [いつかのように額を弾こうとしたけれど、 自分がやる立場でもないかと自嘲し、引っ込めた。] (-77) direction 2019/04/17(Wed) 20:56:24 |
【影】 Another Story セレスティア( 何もかも思い通りにできなかったからって へこたれて、自分で傷ついて。 周りの言うことをちっとも受け入れようとしないところも 昔の自分とよく似てる。 英雄ってやつはどうしてこうも独り善がりなんだろう。 完璧にできないのが人間ってやつなのに! ) [わかっているならそれでよろしい、なんて 偉そうなことは言えそうにないけれど。>>&1] (&10) direction 2019/04/17(Wed) 20:56:27 |
【人】 Another Story セレスティア[獅子寮の彼は兎も角…… 狼のあれは、世話を焼くというよりは、なんだろう? 此方がまとわりついている、といった方がいいかもしれない。 多分穴熊のモテない監督生の方がお節介さは大きい。 ……なんて、そんなことは置いといて、] うおぉぉぉおおぉぉお ッ !!?? なんデスカコレ! ナニしたんデスカ! やっぱり悪魔!人間の所業じゃナイ! [色気の欠片もないような悲鳴を上げて、 花を摘んだ後に襲い来るのは羽ペンの無機質な責めである。 犯人はこの場にいる人間だと仮定すると、>>112 もう目の前にいる人物だとしか思えなくって。 自分の非を顧みようともせずに奇妙な格闘を繰り返した後 座りなおす頃にはもう髪が乱れに乱れて妙な絵面に。] (171) direction 2019/04/17(Wed) 20:56:35 |
【人】 Another Story セレスティア[自然と首にぶらさがったルービックキューブを 力いっぱい握りしめるようなことを 無意識に行っていたらしい。指先が痺れる。 もう熱を発することがない唯の玩具のそれは 揺らすとかすかにからり、と存在証明をするけれど 少女の掌の中のそれは物語通りの効力を発しない。 まるで彼の忘却に力を貸すように、 時計の針を逆向きにまわすように、 その場の命を元通りに冥界から引き戻す。 この世に馴染めぬ、なんて悩みも持たず、>>117 いつものような日常に無理くり飛び込ませ、 少しの違和がありはすれど、それでおしまい。 悪役も英雄もない「普通」の再来と共に 嘗ての平和と今がここにある、のだけれど。] ( 物語は、現実より酷いみたい。 ) (172) direction 2019/04/17(Wed) 20:57:51 |
【人】 Another Story セレスティア( まるで時効だとでも言うように、 早すぎる死を迎えた父親はそれでもここにいない。 過去の泣き虫うさぎのまんまであったならば、 童話の中の二番目の兄と同じ末路を辿ったか? ……たらればの話をするのは難解だ。 そもそも冥界に船はあるのだろうか。 死の世界に愛も、永遠も幸福もあるのか。 ) ──────────………… 。 [普通なら考えられないことなのだ。 死者が蘇る魔法なんてないし、 死の秘宝にさえ完璧なものなんかない。 己が成し遂げた奇跡の方が眉唾物だけれど だからこそ付き纏うのは、 後味の悪いイフルートそのものである。] (173) direction 2019/04/17(Wed) 20:58:11 |
【人】 Another Story セレスティア( 曖昧な言葉だったのだとしても、 彼の言いたいことは伝わってる。 “ 蘇りの石が本来の効果 しか 発揮しない”それが普通のことなのに、酷く悲しくて仕方ない。 ジンリだとかヨクセーリョクとか、 難しいことは己にはよくわからないけれど、 違う未来はきっと、バッドエンドでしかないんだろう。 ……だけれど。 ) 以外デスネ。 アレクサンがそんなコト言うなんて。 ファンタジーやメルヘンの類はビビるか信じないか そういう処理をするモンだと思ってました。 [率直に言って、少女は飾らずに物事を言うものだから 感想は聞く人によってはいい気持ちはしないかもしれない。 傾けられた首を目を逸らさずに見つめたならば 澄んだ青に黒い姿がきれいに映った。 すぅ 、と息を吸い込む細い音が部屋に響いたならば、] (179) direction 2019/04/17(Wed) 21:53:04 |
【人】 Another Story セレスティア“ …………そんな未来があっても、 いいんじゃないデスカ、別に。 ” (180) direction 2019/04/17(Wed) 21:53:08 |
【人】 Another Story セレスティア確かに信じられない世界かもしれまセン。 セレスだって想像することもできないし。 ……だけれど、デモ、 アレクサンはそうなってしまったとしても 何かを守ろうって、そう思っているんデスヨネ? 歪んでない生き方をしたんデス。 貴方は後ろ向きに生きてナイ。 それでいいんじゃないデスカ。 (181) direction 2019/04/17(Wed) 21:53:16 |
【人】 Another Story セレスティア[無責任に聞こえるかもしれない。 無知が何を言っているのかと噛まれるかもしれない。 それでも少女はきっぱりと言い切って、 大きな口の角をに と上向けて笑った。 かのハリー・ポッターの戦いだって、 犠牲無しで終わってしまったわけじゃない。 彼の身内も学友もその命を儚く散らし、 幾度となく涙を飲んだ日もあったろう。 それでも諦めなかった。挫けなかった。 前の様に、絶望に頽れることなく歩き続けられた。 夢はその証明なんじゃないのか、なんて、 一番に浮かんだのは、安堵のような感情だけで。]** (182) direction 2019/04/17(Wed) 21:53:29 |
【影】 Another Story セレスティア( “セレス”が何歳なのかはわからないけれど、 日刊預言者新聞を読まない性格あらすると、 事件を知るのは狼の訃報を聞いた時。 途切れた彼のふくろう便を最後に送ったのは 遡れば随分前に等しいし、 焦り混じりの少女の指先は震えていて 手元に戻ってきたジェイダを撫でる事すら叶わない。 何かがおかしい、ということだけが 少女の脳内を埋め尽くしていっぱいになった。 ) [昔みたいにトイレに閉じ籠って、 滅びが覆いつくすのも知らずに意味も無い涙を流し続けた。 もう隠れん坊はできないし、 憎まれ口をぶつけられることもなくなってしまった。 自分のしたことに意味がなかったのだとか、 後悔ばかりが身を包み込んで────下を向いて。 後ろ向いたのは、自分自身だった。] (&12) direction 2019/04/17(Wed) 21:53:57 |
【影】 Another Story セレスティア “ 死んで花実が咲くものか。 ” ( Death is the end of all ) [命ばかりは修正が効かない。 父が還らぬ人となったとき、そんなことは 痛いほどわかっていた筈だったのに。 泣きすぎて力も抜けて、眼も腫れた少女に 警戒心もなにもあったものなんかじゃなかった。 よろめいて便所の外へ足を向けた時には 呪文だらけのダンス・マカブル、理解するより場面が早い。 視界に一気に緑色が広がれば、 杖も握らない非力なうさぎは恰好の的にしかならなくて、] (&13) direction 2019/04/17(Wed) 22:00:49 |
【影】 Another Story セレスティア( 何もできなかった。呆気なかった。 彼に直せるだとか、前を向けだとか、 あんなに大それたことを言っておいて、 結局最悪の時に足掻く事すらできやしない。 力の抜けた傀儡の如き掌から もう唯の石ころ同然と化した秘宝が転がり 死喰い人に踏まれて行方を眩ませる。 世界の終わりのブラック・ホールに呑み込まれ 少女の記録もかき消されて忘却の向こう。 ) (&14) direction 2019/04/17(Wed) 22:06:01 |
(a24) direction 2019/04/17(Wed) 22:08:16 |
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