【独】 ][『月』 エーリク/* 死にゆくロルを書いて落としたら 殺されゆくロルが落ちてきた。そうなんだよね 「審判」が「月」を殺したのって、 「月」のためだと言って、 ってPからの指示書(?) に書いてあったもんね。 (-23) はたけ 2022/12/20(Tue) 2:24:56 |
【独】 ][『月』 エーリク/* 私とどうか――って言われていたら 残るのは、一緒に行けなくてごめんねという罪悪感 だったとおもうので、私を、どうかっていうのは 大正解なんだよなぁ。さすがの教皇様。 その未練故に 「おいていかないで」「ここにいて」って 情緒不安定になるようになったのだな。すばらしい。 完璧につなげてくれている (-25) はたけ 2022/12/20(Tue) 2:30:18 |
【人】 ][『月』 エーリク[ 言い表せない、天地がひっくり返るほどの 多幸感を味わった事、少し後悔している。 離れがたくなってしまう。だが、こうなると 知っていても尚、僕は貴方様の胸にすり寄って>>0 いただろう。 そっと御手が、肌に触れる。 途端に、溢れ出した涙は 久方ぶりに、悲壮や悲観、不安からではなく 幸せの色をしていた。 言いたいことも聞きたいことも山ほど あったはずなのに。今この時、 それらはすべてどうでもいいことのように 思えた。 さようならを口にしたことすら、悔いている。 その背を追いたい。やはり間違っていたと 手のひらを返したい。 それでも 呼び止める声は出なかった。 ] (91) はたけ 2022/12/20(Tue) 17:26:45 |
【人】 ][『月』 エーリク[ ぽたり ぽたり 素足に落ちる頃に、涙は温度を失って 冷たくなっている。 ついていけたなら、きっと楽なのだろう。 己の抱える苦しみなど、塵のような些事に 様変わりするのだろう。 それでも、崩壊を願わない 誰かがいる。 では、その誰かのために? ――否である。 ] (92) はたけ 2022/12/20(Tue) 17:27:02 |
【人】 ][『月』 エーリク[ 苦しみを捨てることよりも、 苦しみと共に生きることでしか、 なし得ないなにかがあると、 身をもって教えてくれた人がいる。 苦しみを乗り越えること、罷りならずとも 苦しみを伴っていたからこそ、 過ごせた時間がある。 それらを全部なかったことにしてしまうには この生命を、謳歌し過ぎた。 ] (93) はたけ 2022/12/20(Tue) 17:27:22 |
【人】 ][『月』 エーリク[ 壊れてほしくないものがある では、生きよう。彼らと共に。 なくしてほしくないものがある。 なら、生きよう。彼女らと共に。 実にシンプルな答えを得てしまった故に、 僕は貴方様の背を追えない。 涙に彩られたまま、 月 夜の散歩へ戻るとしよう。なにせ今夜は、月が綺麗に 見える夜だ。* ] (94) はたけ 2022/12/20(Tue) 17:28:31 |
【人】 ][『月』 エーリク―― 翌朝のこと ―― [ もしかしたらその後か、 集められる前に、誰かと喋ったりしたかもしれない。 細かな傷を拵えた素足を、 薬師に自ら診てもらいにいったりも、 したことだろう。 再び玄関ホールに集まるようにとの達しが 届けば、重い足取りで玄関ホールへ向かうだろう。 ――どのような結果になるやら、 神妙な面持ちで。 皆が揃った後に、神が呆れたように 口を開いた。滅ぼすのはやめにしよう>>3、と。 ] (95) はたけ 2022/12/20(Tue) 17:29:23 |
【人】 ][『月』 エーリク[ どうしてだ、と問うような声に、 返す言葉は持ち合わせていない。 きっと、何を言ったとしても、 選択が覆る事はなく、また 貴方の思いも変わることはないのだろうと 思った故に。 ] ……共が必要ならば そう言えば良かったのです。 ――けれど、全員でないと、 きっと貴方は満足しないのでしょうね 誰でもいいなら、 一人でいいなら、僕などいかがです [ そうすると思わなかったからこそ、 口にした言葉を誰かに咎められる事は あっただろうか、あったとしたら バツの悪そうな顔をしてみせた。 ] (96) はたけ 2022/12/20(Tue) 17:29:48 |
【人】 ][『月』 エーリク そうですか――……… [ いらないと神が言う。 ずきり、と心の奥で破裂音がする。 こころがいたい。 けれどきっと、貴方のほうがもっと痛いの ではないだろうか。 やがて貴方がさようなら>>7、を口にする。 昨晩己も言った言葉であるというのに、 貴方からそう言われると、身を引き裂かれるような 心地がした。 ] ――ああ!! [ そうして彼の体が崩れ落ちる。 側近くにいれたなら、その体を支える手伝いを 申し出た事だろう。* ] (97) はたけ 2022/12/20(Tue) 17:30:09 |
][『月』 エーリクは、メモを貼った。 (a28) はたけ 2022/12/20(Tue) 21:59:40 |
【人】 ][『月』 エーリク―― 玄関ホールからヴェルト氏の部屋へ ―― [ カルクドラにとって、ヴェルトがどんな存在か、 またヴェルトの姿をした神に、何を思うか。 多少なりとも察することは出来ていただろうか。 兎にも角にも、傾いだ体を支えることは間に合ったが、 力は少し足りておらず、彼の手>>116があったのは 大いに助かったことだろう。 ] 慎重に運ぼう。 衰弱しているかもしれない。 [ 二人がかり――もしかしたら他にも手伝う手は あったのかもしれないが。で彼を、私室に運び、 部屋を出た後>>117のこと。 ] (118) はたけ 2022/12/20(Tue) 22:21:07 |
【人】 ][『月』 エーリク どういたしまして――恩人、そう それは心配だね [ なにせ神の器になっていた、というような 状況である。その上、カルクドラにとっては 恩人、らしい。 何事もなく、おはようを言えればいいが。] 僕にとってのあなたみたいに? [ だとしたらなおのこと、己もまた心配そうな視線を 閉じた扉に一度向けた。 ] ……僕と? いいけれど。 [ 自分と、と聞いたのは、前から思っている通り 貴方を必要としてる人も、貴方が必要としてる人も いるのでは、という多少の遠慮と卑屈があったゆえに。 人はそうそう、変われるものではないのだ。 それでも迷うことなくうなずくと、 ] (119) はたけ 2022/12/20(Tue) 22:21:34 |
【人】 ][『月』 エーリク 茶菓子はなに? [ いつものようでいて、少しだけ 見上げる視線の色味が変わったことに、 貴方は気づいただろうか。 ――なくすことに怯える目から、 寄り添うような、ほんのりと優しい色を携えたことにも。* ] (120) はたけ 2022/12/20(Tue) 22:21:52 |
][『月』 エーリクは、メモを貼った。 (a31) はたけ 2022/12/20(Tue) 22:23:03 |
(a53) はたけ 2022/12/21(Wed) 22:37:50 |
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