人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 武藤景虎


 んん……、

[微かに聞こえてくる鳥の囀りと、カーテンの向こうから差し込む僅かな陽の光に薄く目を開ける。

ぼんやりとした視界の先には丸太のような壁が近くに見えて、横たわるベッドの半分側に人ひとり分の隙間が出来ていた。]

 ………ッ!

[腕の中にあったはずの体温が消えていることに気づくと、反射的に体を跳ね起こして辺りを見渡す。

此処がどこだとか、何でいるんだっけとかを考えるより先、ベッドから落ちる勢いで降りると、そう多くはない扉という扉を開けて、室内をバタバタと駆けずり回って、“あるはず“の姿を探した。]
(8) dix73 2023/03/04(Sat) 22:43:36

【人】 武藤景虎

[そこまで開くはない室内全体を回った後、鍵をかけるようにと告げて、うっかり開けないようにすると言っていたことも忘れてバスルームのドアを開けて、ユニットバスの中まで確認しても姿は見当たらず。

落ち着いて考えたら此処まで慌てる理由はどこにもない。

“朝走りに行ったりするならおかまいなく“と
寝る前に告げたのは自分だ。

実際ただ走りに出かけただけだろうと冷静に考えられるようになるより先、“還って来ないかもしれない“、“二度と会えないかもしれない“という焦燥感が体を突き動かしていた。

抱き締めた体温が一瞬で消える感覚と、一人で目を覚ました時の喪失感が頭の隅にチラつく。


それがいつのことだか、何のことだかも曖昧なまま、身支度も整えないままに外へと探しに出ようと玄関扉へと手をかけた。]
(9) dix73 2023/03/04(Sat) 22:44:42

【人】 武藤景虎


 あ……、

[力をかける前に扉が開くと、安堵の息を吐く。

無意識に入り口に立った人影を抱き締めようとして、伸ばした腕を寸前で手を止めた。]*
(10) dix73 2023/03/04(Sat) 22:45:33
武藤景虎は、メモを貼った。
(a3) dix73 2023/03/04(Sat) 22:46:29

【妖】 武藤景虎


 お、かえり……?くっきー。>>11

[いきなり抱きしめようとするとか、どうかしていたのかもしれない。

我に帰ると伸ばしかけた手を下ろして、コテージの中へと入ってくるくっきーと連れ立って室内へと戻る。

……あれ?

くっきーってこんなに胸あったっけ。
つーか、全体的にこう、柔らかそうになってるような……?

声もなんか高いし。

女子だと知った後から女子にしか見えなくなってはいたけど、脳内補正?
こんな変わるもん??]
($5) dix73 2023/03/05(Sun) 1:45:21

【妖】 武藤景虎


 …………、
 っ、え、あ、うん?
 ゆず、……ッ……

[違和感を感じる肢体から目を逸らして、視線のやり場に困っていると、柚樹と呼んでと囁く声に息を詰まらせた。>>$2

そう呼んでみたくないわけじゃないけど、急に呼ぶのも恥ずかしいし。

それに、告白だってまともにしてない。
“かわいい“とは告げたものの、ひどく悲しそうな顔で“なんで“と返されたのは昨晩のことだ。

寝る前だって、泣くばかりだった理由も聞けないままでいて。

急に名前で呼び出すとか彼氏面し出したみたいで何なのこいつってならない?
いや、呼んでって言うからにはその方がいいのか。

混乱したまま答えられずにいると、甘ったるい声で囁きが落ちるのを、呆気に取られたような表情で聞いていた。>>$3]
($6) dix73 2023/03/05(Sun) 1:48:15

【妖】 武藤景虎

[かわいいは好きって意味はそうだよ。
気になる女子に言えって言ったのはくっきーじゃん。
だから他の女子には言わないようにしたし、くっきーだから言ったわけで。

それでも伝わってないとは思ってなかったよ。
だから実際鈍感なんだろうな。

警戒心は持って欲しいし、無茶だってしてほしくない。

言ってること、殆ど合ってるよ。
オレの考えてること、察せられるっていうのも本当かもしれないな。]

 ……うん、そうだな。

 オレは、くっきーが、
 黒崎柚樹のことが好きだから……、

[嫣然と微笑む彼女の頬に手を伸ばす。>>$4

象の皮膚とは程遠い程に柔らかい肌に確かめるように触れると、一度目を伏せてひとつ深呼吸をして。]
($7) dix73 2023/03/05(Sun) 1:50:00

【妖】 武藤景虎

[そのまま手を浮かせて、思い切り頬を挟むように手のひらを打ち付けた。

バチン!!と大きな音が響いた後、同じ高さにある瞳を見据える。]

 お前に“かわいい“とは、言ってない。
 言ったことない。

[そこは本当に大事なとこだから。

手のひらの痺れからは頬にかかった威力の程度が窺えたけれど。

オレが惚れてるのは、手加減をする方が許さないと言うような女なので。

脳裏に浮かんだ光景を、今はすんなりと受け入れられたから、慰めるように頬を撫でることもなく、手を離した。]*
($8) dix73 2023/03/05(Sun) 2:09:40

【人】 ??? 武藤景虎

>>5

───柚樹。

こんなとこにいたの?心配した。
**
(28) dix73 2023/03/05(Sun) 3:51:47

【妖】 ??? 武藤景虎

[川辺に佇んだ姿の背後から柚樹の肩に手を置いて声をかける。>>5

振り返った顔と目が合えば、微笑みを浮かべた。

柚樹の瞳には、恋人と見た目には何も違わない姿の男が映っていることだろう。

取り乱したり焦った様子もなく、穏やかな口調で語りかける。]

柚樹が今つらい理由、ちゃんと聞くよ。


かわいいなんて回りくどい言い方してごめん。


オレは柚樹のことが好きだし、愛してるから。
($9) dix73 2023/03/05(Sun) 3:54:02

【妖】 ??? 武藤景虎

柚樹の抱えてるつらいことは、忘れさせてあげるし、

その分の穴も埋めてあげられるから。


[つらいことは全部、忘れていいよ。
幸せな記憶ほど、覚えている方がつらいことがあるって知ってるはずだよね、と笑みを崩さないまま、頬へと手を伸ばした。]**
($10) dix73 2023/03/05(Sun) 3:57:53

【独】 武藤景虎

/*
偽柚樹のロルを見た瞬間は、邪険にできるかなどうかな、
急に服の上からでも脂肪の感じられるようになったおっぱい見すぎたりしないかなという不安がありましたが、顔ぶっ叩くというぼうきに出てしまいましたね……。
記憶は戻りかけてる。
(-24) dix73 2023/03/05(Sun) 4:12:12

【独】 武藤景虎

/*
ゔぁるきりさんが目覚めたのを簡易メモで確認しながらオレは寝ます(常にどっちか起きてる、この……)

偽武藤のうさんくささやばいな……。
(-25) dix73 2023/03/05(Sun) 4:13:56

【妖】 武藤景虎

[室内に満ちた林檎の甘い香り、というには全く美味そうには感じない咽せ返るような臭気に頭がぐら、とする感覚がして。

手のひらを見下ろすと、べたりと肌色で濡れていて、そこからも果汁のような不快な香りが漂ってくるようだった。

目の前の顔は、不自然な形に引き攣れ、耳障りな聲を発している。>>$12]

 何言ってんのか全然わかんねえんだが……

["柚樹"ハ、あンたは要ラない、
あんタじャなイっテ、言ってルノに?

その顔でそう言われると胸に刺さるものがあるな、とは。

確かに昨晩の様子はおかしかったし、オレのことを通して別の何かを見ているように思えたけれど。]
($19) dix73 2023/03/05(Sun) 9:54:52

【妖】 武藤景虎


 “柚樹"にオレが必要ないわけないだろ。

[口からついて出た言葉に、ああ、と今まで感じていた違和感が消えていくのを感じる。


 ──要らないって言ったでしょう。
 ──余計なお世話。

 ──武藤が好きになってくれたのは、私であって、
 ── あんたにせものじゃない。


頭の中に響いた声と、見たことのないはずの風景が広がっても、もう頭は痛くならなかった。]
($20) dix73 2023/03/05(Sun) 9:57:00

【妖】 武藤景虎


 オレは柚樹に変わって欲しいとは一言も言ったことはないんだが……?

[柚樹がオレのためにいろいろ努力してくれてることは知ってる。

そういうところがかわいいし、嬉しいと思う。

心配なとこはいっぱいあるけど、それはオレがどうにかしたらいいだけの話で。]

 オレが好きなのは、“柚樹“一人なので。

[“理想の恋人“はもういるから、とは、狂ったように笑い続けている“それ“に届くかはわからないが。

それより何より]

 柚樹に会いに行かないとだから、
 そこ、退いてくんねえ?

[顔は歪んでいても仮にも柚樹と同じ顔な分、いくらか抵抗はあったけれど、よく知る身体とは異なるそれを思い切り突き飛ばせば、入り口の扉を開けた。]
($21) dix73 2023/03/05(Sun) 9:57:45

【人】 武藤景虎


 
柚樹!!

 
[コテージから外へと駆け出すと、大声で名前を呼びながらその姿を探した。

何処にいるかもわからない以上、見つけるにはこれが一番早いはずなので。]*
(32) dix73 2023/03/05(Sun) 10:00:29

【妖】 武藤景虎

[オレはオレの偽物に会ったことがないから“完璧なあの人“がどんなものなのか知らないし、柚樹が其方を選ぶとは欠片も思ってないが。

触れたりなんだりしていたら、と思うと気が気ではなかった、のと、あと何か腹立つので。]*
($22) dix73 2023/03/05(Sun) 10:00:40

【妖】 ??? 武藤景虎

[記憶戻った?と聞いてくる彼女に緩く首肯する。>>$14

戻ったも何も最初から知ってるよ。
“あれ“は絶対忘れないとか言ってたのに忘れてたけどね。]

 
うん、オレも会いたかったよ。


[ずっと会いたかった。

シャツを掴んで俯いた頭をそっと撫でて囁くように答える。

言葉を連ねて抱き締めようとした後、離れていく体に小さく嘆息した。>>$15

あーあ。思ってたより気付かれるのが早かったな。
しかもアイツの何の美徳とも思えないところで。]
($25) dix73 2023/03/05(Sun) 10:44:28

【妖】 ??? 武藤景虎

 
 
でもオレは言ってあげられるよ。
 柚樹は言われたくないの?


 
そんなこと言っても実際にアイツは忘れてるし、
 柚樹も忘れていいんじゃない?


[投げかけられたこと、ひとつひとつに穏やかな声音のまま答える。>>$16>>$17

何か間違ったこと言ってるかな?
言ってないと思うけど。]
($26) dix73 2023/03/05(Sun) 10:47:36

【妖】 ??? 武藤景虎


 
オレは“武藤“だよ。“武藤景虎“。

 
柚樹のことをすっかり忘れてる誰かとは違うし。

 
今頃何してるんだろうね?


[柚樹のことを忘れて他の女に気を取られてるかも、童貞だし。

あんな薄情者よりオレの方が柚樹を幸せにしてあげられるよ。
身体を傷つけたりもしないし、ひどいこともしない。
醜い嫉妬もしないし、束縛もしない。
あれより余程中身だってあるし、毎日だって愛を囁ける。

だから、オレのことを選んで?と、歩み寄ると背中に腕を回して抱き寄せた。]*
($27) dix73 2023/03/05(Sun) 10:49:13

【独】 武藤景虎

/*
一人二役同時に回してるのウケるな……

偽武藤氏のばら撒いた非とら要素、ちゃんと柚樹が拾ってくれてて嬉しいです、ね……。はー……かわいい。
>>$16>>$17 うっうっ……すき……

しかし偽柚樹こわいな……たのしい(たのしい
(-34) dix73 2023/03/05(Sun) 11:02:09

【独】 武藤景虎

/*
自分で書いといてなんだが、偽武藤腹立つな……うさんくさすぎるだろう、とは。

あれを容赦無くボコるかっこいい柚樹を見られると思えば、うん(ボコるかは知らない)
(-35) dix73 2023/03/05(Sun) 11:15:04

【独】 武藤景虎

/*
うっ……_(:3 」∠)_

>たとえ武藤が今のままの状態で現実へ戻ることになっても構わない。
→そうなの……??いや、思い出してはいるけどね、そうか……
(-39) dix73 2023/03/05(Sun) 11:55:57

【独】 武藤景虎

/*
ひっ……(ヒュン
(-40) dix73 2023/03/05(Sun) 11:57:09

【独】 武藤景虎

/*
はーー……やっぱオレの惚れた女はいい女ですね_(:3 」∠)_
(-41) dix73 2023/03/05(Sun) 11:59:19

【妖】 ??? 武藤景虎

[なんでそんな不可思議そうな顔をしてるんだろう。>>$29

忘れたままだったら“あれ“は、柚樹が悲しんでる理由も聞けないんだから、想いを伝えることも出来ないだろうし、恋人に戻るのには相当に時間がかかるんじゃないかな。>>$28

それこそあの事件みたいなきっかけでもなければ、こうして抱き締めることは叶わないよ。]
($31) dix73 2023/03/05(Sun) 14:14:36

【妖】 ??? 武藤景虎

[囁いて、抱き寄せようとした体がすり抜けて、一瞬視界から消えた。>>$30

低く唸るような声が聞こえたと同時に、急所に重い一撃が放たれるのに気づいた時には避ける余裕もなく]

 
ゔっ……


[ふざけんな、このクソアマ……。
攻撃するにしても他の場所あるだろ。

“女の子らしく“はどこに行ったんだよ。

股間を押さえて疼くまりながら呪詛を吐いても、蹴られた箇所がぐしゃりとへこんだような状態になっては、ヒトの体と違って容易には戻らない。

立ち上がれないままに、遠くの方から耳障りな声が聞こえてくるのに舌打ちをした。]*
($32) dix73 2023/03/05(Sun) 14:15:13

【人】 武藤景虎

[コテージを出て駆け出した先、55回くらいは名前を呼んだだろうか。

“武藤!川のとこ居る!“>>35と、聞き慣れた幾らか低めのよく通る声が耳に届くと、声のした方角に走った。]

 ……っは、……ゆず、

[漸く見えた姿に駆け寄ろうとした先、ステイをかけるように向けられた手に急ブレーキをかける。

怒ってんのかな……。
いや、ほんとに殴ってくれていいけど……、と昨日の諸々を思いながら、酷使した肺から吐き出される息を整えるでもなく肩で息をして]
(42) dix73 2023/03/05(Sun) 14:15:44

【人】 武藤景虎

[問いかけに>>36目を瞬かせ、視線を柚樹のすぐ近くに巡らせれば一瞬眉を顰めた。

それから、昨日された質問を思い返して、ああ、と納得すると]

 ……柚樹が追試くらったので、当日は大学でサンタみたいなでかい袋に詰めた市販のチョコ貰って、週末にチョコスイーツが食える店行って、それから手作りのやつ貰った……美味かったです。

[ほぼ一息でそう答えると、もう動いていい?と視線で窺って。

手が下ろされるようなら、抱き締めに行ったかな。]

 ……ごめん、ちゃんと全部、思い出したから。

[背中に手を回して肩口に鼻先をすり寄せる。

視界の端に見える自分の肩から、寝間着じゃんって今更気づいたけど、朝起きてすぐに慌てて探し回るのは見慣れた光景だろうから、まあいいかなって。]*
(43) dix73 2023/03/05(Sun) 14:16:49

【妖】 武藤景虎


 あっ……、なんかされてない?!

[思い出したように顔を上げると、瞳を覗き込んだ。

それから傍らに疼くまってる見慣れた金髪に目をやって。

さすがに少し同情……、は、いや、この状態になるようなことを“それ“はしたんだろうとわかれば、抱き締めていた腕を解くと、初めて会う“完璧な人“らしい自分とよく似た姿の方に歩み寄る。]
($33) dix73 2023/03/05(Sun) 14:17:22

【妖】 武藤景虎


 …………ッ、

[ワイシャツの襟元を掴んで身体を引き起こすと、まるで鏡写しのように同じ顔の中心を思い切り殴りつけた。

ゴツ、と鈍い音がした気がしたけれど、拳に伝わる感触は、グシャ、ともつかない果実の潰れるものに似ている。

蹈鞴を踏んだ足が川辺の砂利を踏んで、バシャリと川の中に倒れると、ドロドロと身体から滲んだ油のような色が水に流れ出して。

恨めしげな視線と目が合うと、その姿も溶け出した色彩も、跡形もなく掻き消えていく。

僅かに残った林檎の甘い香りも、春の陽気を含んだ風が浚っていけば、ひとつ大きく息を吐いた。


“完璧なオレ“ってどうだった?とは、柚樹に聞くのはちょっと怖い気がした。
見た目には殆ど、違いはわからなかったし。]*
($34) dix73 2023/03/05(Sun) 14:21:46

【独】 武藤景虎

/*
もうちょっと偽物と戦った方がよかっただろうかとは思いつつ、とらは偽物になんか言われたとこで響かないんだよな……というのもあり……
(-54) dix73 2023/03/05(Sun) 14:49:37

【独】 武藤景虎

/*
とどめ刺したかったのかわいいね……
キレやすくてごめんな……(柚樹に触ったかと思ったので……)
(-57) dix73 2023/03/05(Sun) 15:23:47

【妖】 武藤景虎


 あっ、え?ごめん、とどめ刺したかった……?

[どの辺りが“完璧“だったかは結局確かめることなく殴りつけてしまった“自分とよく似た何か“が水に溶けて消えていくのを見届けた後、呟かれた言葉>>$36に、目を丸くする。]

 っふ……、でも柚樹が容赦なく攻撃したのはわかったので……。

[自分の彼女が自分の顔したものの股間を蹴り飛ばすところは見たかったような、ヒュンってなりそうだから見なくてよかったような気はするよ……?

それに、既に攻撃してたってことは何かされたかされかかったってことだし、柚樹の前にわざわざ現れたなら目的は明白で。

考える間もなく手が出てしまっていたのだから許して欲しい。]
($38) dix73 2023/03/05(Sun) 16:02:40

【妖】 武藤景虎


 あっ、うん、来てた……、
 つーか今もコテージにいる、多分。
 置いてきちゃったし……。

[柚樹の偽物。>>$37
服の上からでも胸の膨らみが視認できたり柔らかそうだったりする“女らしい“姿のそれ。

突き飛ばす前、縋るように伸びた手の爪に春めいた色の乗った手を思い出して頷いた。

押し退けただけだし、おそらく崩れ去ったりはしていないだろうことを思えば、確かに早く戻った方がいいのかもしれない。]

 とどめは、うん、譲るので。

[柚樹があれの言葉に惑わされることはもうないのだろうとはわかっていても、柚樹の手で倒した方がいいような気もするし。]
($39) dix73 2023/03/05(Sun) 16:03:22

【人】 武藤景虎

[怒ってはいないらしい、とは此方を見つめる表情にわかってはいたけれど。

“合格“を告げられれば、柚樹の元に歩み寄った。>>45

なんとなく、実家の犬に餌やるのを任せた時より随分スムーズだなとか思ってしまったが。

オレのが犬より賢いから仕方ないな?
なんて、明後日な方向のことを考えてしまうのは相当焦ってたせいだ。

今はそれどころじゃなかったってことにも、少し遅れて気づくくらいには。]

 ん……、ただいま。柚樹。

[場の緊張感が去って漸く、改めて抱き締めると、いろいろ話したいことはあったし、離れてる間に起きたことだとか、聞いてみたいことも多々あった。

でも、そうだな。
まだ全部終わったわけではないから。

コテージに戻ろうと駆け出す柚樹の後を追って来た道を戻れば、朝起きてからほぼずっと走り回っている気がする。]*
(48) dix73 2023/03/05(Sun) 16:03:58

【妖】 武藤景虎

[そうして、コテージへと戻れば柚樹に持ってる鍵で出入り口を開けてもらって。

咽せかえるような甘い香りに、う、と胸が悪くなる感覚がして。

中にはまだあれがいる証左だと思えば、いくらか緊張した心持ちで室内へと足を踏み入れた。

ムダじゃなかっただろ、とは、二人で戻ったことがわかれば“それ“にも伝わるだろうけど。]*
($40) dix73 2023/03/05(Sun) 16:04:38

【妖】 武藤景虎


 なんでって……、なんか腹立ったので。
 いや、柚樹になんかしそうだったから……?

[律儀に答える必要はないと思いながら、“それ“の言葉に返してしまう。

こうして偽物と並んでるところを見ると明らかに別物ではあるなとは思いつつ、それでもベースは同じだから不思議な感じはする。>>$41

近づいてみると、そういえば顔は叩いてしまったのだったと思い出して。
それは本人にもやったことがあるから、こんなことになるとは思ってなかったのはあるけど。

傍にはいたものの、近づいていく柚樹の邪魔はしなかった。

とどめを刺すとは聞いていたし、水に弱いらしいのは美術館の時に教えてもらってはいたが、どうするんだろうとは思って見ていた。]
($45) dix73 2023/03/05(Sun) 17:49:31

【妖】 武藤景虎

[柚樹の理想がこれなのは、女性らしいとかそういうことなんだろうか。

確かに“理想の恋人“だと偽物は豪語していたと少し前のことを思い出しながら、柚樹と柚樹のようなものが会話するのを聞いていた。>>$42

オレの偽物はどんなだったんだろう、見た目は同じだったけども、とは、聞いてみたいような聞くのが怖いような。

でも柚樹はちゃんと偽物だとわかったのだと思うと安心する気持ちはあった。
勿論、欠片も疑ってはいなかったけど、オレがあんな状態だったのもあって、柚樹を不安定にさせていたのは確かだから。]
($46) dix73 2023/03/05(Sun) 17:49:57

【妖】 武藤景虎


 …………、

[柚樹の攻撃は思った以上に容赦なくて、傍らで一連の流れを眺めながら、喧嘩になったら大変そうだなとは思ってしまった。

そんな取っ組み合いの喧嘩にはならないと思っているけども。

おそらく表面的には絵画のそれで、内側は林檎のような何かが素材であることを差し引いても、元の柚樹より非力であろう“それ“は抵抗らしい抵抗をすることなく、膝で頭を砕かれる。>>$43

広がった腐臭に似たにおいに、胃酸が込み上げそうになりながらも、とどめに足が振り下ろされるところまでを見届けて。>>$44]

 うん……、柚樹も容赦ないとは、思うよ……?

[オレと喧嘩になってもここまでしないのはありがたいのだけど、急所を思い切り蹴るのも遠慮はしたいかな。

床に広がっていたグロテスクな物体が消えて漸く、安堵の息を吐いて。]

 今度はちゃんと、とどめさせてよかったな。

[“今度は“の意味は、偽物のオレの話じゃなくて、美術館の時に現れた柚樹の偽物のことだけど。]
($47) dix73 2023/03/05(Sun) 17:50:22

【人】 武藤景虎


 ん……、終わったと思う。

[“あの時“も思ったけど、やっぱりオレの惚れた女はいい女だなと思ったよ、なんて。

問いかけには安堵の笑みを返した。]

 起きてからずっと走り回ってたし、腹は減ったな……。
 ホットサンド?食いたい。

[安心したら急に空腹感を思い出したのもあって、朝食には既に遅い時間だったし食事の提案には一も二もなく頷いた。]

 何もされてないよ?
 オレの方が手を出してしまったくらいで……。

[あっ、変な意味じゃなく、とは付け足さなくてもわかると思うけど。

詳しくは飯食いながらというのには同意した。

なんか手伝うことある?とは聞きつつ、その前に手を洗ったり着替えたりしてくるとバタバタ荷物の方に移動して。]
(52) dix73 2023/03/05(Sun) 17:51:32

【人】 武藤景虎

[洗面台の鏡の前、装飾品をひとつひとつ付けながら、左耳のヘリックスピアスの内側を覗き込んで、あ、と声を上げた。

柚樹から誕生日に貰った太陽みたいな石と刻印の入ったそれは、昨日とは違うものだ。

オレの記憶がおかしかったせいでこの辺の物も巻き戻っていたのだろうか。

左手を見下ろすと、いつの間にか戻っていた薬指の金色ベースの金属の輪の重みに目を細めた。

足早に台所の方へと戻れば、柚樹の元へ駆け寄って、まず先に耳元や左手を確認することにはなったかな。]*
(53) dix73 2023/03/05(Sun) 17:53:05

【独】 武藤景虎

/*
思った以上に柚樹が容赦なくて笑ってしまった。
柚樹と殴り合いの喧嘩はさすがにしたくない……(しません) 
漸くごはん食べられるね……。
(-63) dix73 2023/03/05(Sun) 18:04:38

【人】 武藤景虎

 
 じゃあツナがいいな。

[聞かれた二択に答えると、呪文みたいな単語を言われて首を傾げたが、組み合わせのことかと合点がいった。

つなたまちーのたまは卵かなと思って聞いてたけど、玉ねぎのこともあるようだ。>>64

卵も玉ねぎも合うと思うからどっちにしても好きなのだけど。

柚樹はいつも朝起きるのが早いし多分さっき合流する前には走っていたのだと思う。

その分朝食も早いからかなり腹は減ってるんだろうな、とは。

オレも朝から走り回ったりしたので空腹だったとのの、消えていたはずのこの半年で増えた思い出の品が戻っていたことが嬉しくて、急いで確認しにはいってしまった。]
(74) dix73 2023/03/05(Sun) 21:57:04

【人】 武藤景虎

[飯の準備をしているところに悪い気はしつつも、柚樹のところへバスルームから一直線に向かえば、左手と耳元を確認する。

指輪を受け取ったのは正月明けすぐで、ピアスを付け替えたのはオレの誕生日だからどちらもこの二ヶ月程度、見慣れてきた銀の装飾を目と指で確かめれば安堵の息を吐いた。>>65]

 ……うん、良かった。

[半年間のことを思い出したのがほんの少し前のオレがこれだけ安心するのだから、昨日から今までの間、柚樹はどれ程不安だっただろうと思うと申し訳ない気持ちになってくる。

記憶をなくしていた間のこともきっちり覚えてはいるので、後で改めて謝らないとな、とは。

とはいえ、柚樹が空腹だと元気がなくなるのも確かなので、掴んでいた左手を離すと、ホットサンド作りは再開してもらった。]
(75) dix73 2023/03/05(Sun) 21:57:26

【人】 武藤景虎


 いただきます。
 あ、卵と玉ねぎはどっちも入ってるんだ?
 嬉しい。

[牛乳多めのミルクティーも好きなやつだし、此処にいる間は柚樹の手料理が食べられるんだなと思うと、気分が上向きになった。

冬休みに黒崎家に数日滞在した時のことを思い出して、あの後しばらくはかなり寂しかったな、とか。

少し懐かしい気持ちにもなりながら、美味しそうな香りの湯気を立てているこんがりと焼けた狐色のパンに齧り付いた。]

 うん、美味いよ。

[温まったツナとゆで卵、とろりとしたチーズの組み合わせは鉄板で美味いものだし、空腹も合間ってさくさくと食べ終わってしまいそうだった。

昨日のココアも美味しかった、とミルクティーに口をつけるのは、実家に呼んだ時にミルクティー好きなんだ?と聞かれたのを思い出して。

オムライスも、オムレツ乗せるやつを作れるようになってた理由は今ならわかるので。

こういう些細なことを柚樹が覚えててくれるのは嬉しい反面で、オレも柚樹のことなら何でも覚えてるつもりだったんだけどな、とは思ってしまう。]
(76) dix73 2023/03/05(Sun) 21:57:51

【人】 武藤景虎


 ……柚樹、ほんとに、ごめんな。

[ホットサンドの最後の一口の端っこを食べ終えると、ミルクティーのカップを傾けてひと心地ついてから口を開く。

昨日から今朝までの間、どれほどに不安だったかは想像に難くない。

オレが無邪気に男だと思いながらもベタベタと触り出したり、手を差し出したり、挙句に裸を見るという最悪な気付き方をしたこととか、全部。

柚樹が結構よく泣くことをオレは知ってはいるが、極力人前で、というか、オレの前で泣かないようにしてるのも知ってるし、泣いた理由も今なら検討がつく。

でも、あの事故が起きる前からずっと違和感はあったんだよって言ったら信じるだろうか。

そっと手を伸ばすと対面にある手の甲に触れた。]
(77) dix73 2023/03/05(Sun) 21:58:27

【人】 武藤景虎


 ……オレの偽物ってどんなだった?

[美術館で遭遇することがなかったのは、オレが早々に現実へ還ったせいもあるが、何で今更あれが出て来たんだろうとは不思議ではある。

多分、柚樹が泣いている理由もわからず、かといって胸の内を伝えられる状況でもなく。

柚樹がオレを通して見ていた何か(それが何かは今ならわかるが)への複雑な感情が現れたのだと思うのだけど。

“あれ“がオレの半年間の記憶を知っていたなら、柚樹を柚樹と呼んでいたなら、そっちの方に縋りたくなってもおかしくないんじゃないかとは思うので。]*
(78) dix73 2023/03/05(Sun) 21:59:35

【人】 武藤景虎


 無意識に思い出してるところはあった気はするんだけどね。

[“武藤がずっと武藤だったから“>>89と言うのには、どういう意味だろうと少し考え込んだものの、あの事故の前のオレも柚樹が好きでいてくれているオレと変わらなかったという意味なら嬉しいと思う。

“そういうとこ、本当、武藤“というのが褒め言葉だと言われたことを思い出して、少し気恥ずかしくなった。
でもそれは、何よりの褒め言葉だと思っているので。

過剰に意識をして躊躇を覚える必要もなく触れられることが今は嬉しくて、指先に触れた体温がやけに熱く感じられた。]
(99) dix73 2023/03/06(Mon) 2:59:14

【人】 武藤景虎


 冷静におしゃべりは無理……、だったかな。

[それがわかっていたからこそ、“あれ“はオレの前には現れなかったのだろうし。

偽物の柚樹については、美術館の中で柚樹が遭遇していたものと同じだと考えれば、柚樹の説明>>90は納得がいった。

柚樹に好きだと告げた時、同じ気持ちだと答えたすぐ後に、“でもダメだよ“と、恋人にはなれないと言われた理由を思えば、あの時の柚樹が抱えていた思いをそのまま表しているのだろう、とは。

柚樹と付き合ったらオレが変に思われるからとか、そういう。]

 まあでも、偽物の柚樹には全く心は動かされなかったよ。

[何も心配してなかったと思うけど。

だから、オレの方も似たような感じで自分の深層心理的なものが反映されていたのだろうと思うと、若干聞くのが怖くはあったが、気になってはしまう。

一言目の説明でもう、「は?」とは不機嫌な声が漏れてはしまったが。>>91

やっぱり“あれ“と冷静に話すのは無理だったと思う。]
(100) dix73 2023/03/06(Mon) 2:59:57

【人】 武藤景虎


 いや、オレだって素面でもそれくらいは言え……、いや、続けて……。

[愛してると言ってきたからオレじゃないって判断されるのはどうかと思うと反論しようとしたものの、事実なので先を促した。]

 ああ……、それは確実に言わないかな。

[次に挙げられたことは、柚樹がオレではないと気づいても納得のものだったけど。

柚樹が忘れろと言ってくるようなことも、全部覚えているところはあるし。

なんでもかんでも覚えておこうとするのは、以前繰り返し見ていた“柚樹が最後の一人になる悪夢“のせいだと思う。

あの夢の中で、柚樹が天使にオレの記憶を消して欲しいと願った時、絶対に忘れないと叫んで、仮令神様の力とかで記憶を消されるようなことがあっても、忘れないつもりだった。

だから、“忘れる“ということを無意識下で避けているのかもしれない。

その分、ごっそり記憶を失くしたことのショックは大きかったのだが。]
(101) dix73 2023/03/06(Mon) 3:00:21

【人】 武藤景虎

[その他挙げられたものは、改める気がないか改められる気がしないものばかりだったから、柚樹が改めて欲しいわけではないならそれでいいかと思って。]

 中身がある……って自分で言うのすげえアホみたいだな……。

[そんなこと言う奴がオレの理想だったらやだなとは思いつつ、まあ、コンプレックスの最たるものなのは確かだったので。]

 ん……、でもそれも、柚樹がそんなことないって言ってくれたから、もう気にしてないよ。

[柚樹があれに縋ることは無いとはよく理解できたから、聞いておいてよかったなとは思う。]
(102) dix73 2023/03/06(Mon) 3:02:26

【人】 武藤景虎


 お互いにもうあれが出て来ても何の問題もなさそうだとはわかったから、大丈夫。
 あ、紅茶ありがと。

[“あれを呼んだのは私かも“と言うのに緩く首を振って、新たにカップに注がれた紅茶に口をつける。]

 わかった、その必殺技みたいな名前のケーキは帰ったら奢るよ。

[“新エクストラスーパーあまおうショートケーキ“ってどんなんだろうと思いながら、ボウルに入った苺を口に放り込んで。>>93

オレもスーパーモンブランのことは思い出してはいたよ。

その時も、ケーキで手打ちにしてもらったんだった。

あの時初めて柚樹を部屋に呼んだんだったなと懐かしい気持ちになる。
ほんとにケーキ食べに来るだけのつもりだと思ってなかった、と笑って。]

 ……ありがとな。

[こうして思い出が語れることが嬉しいと改めて実感すれば、謝る代わりにお礼を告げて笑みを返した。]**
(103) dix73 2023/03/06(Mon) 3:02:52

【妖】 武藤景虎


 一応言っとくけど、昨夜の時点でもオレは柚樹のこと、女子として意識はしてたよ……?

 じゃなきゃあんな、ベッド離したりしないし。

[半年前のオレが柚樹に恋情がなかったと思ってたなら違うよ、とは言っておかないとな、と思って。

うっかり見てしまった胸や下着も、まるで気にしてないみたいだったから。

いや、女だと知られたことの方に意識が行ってたのはわかるんだが。]

 あれもあの時点のオレには、刺激が強くはあったので……。
 
[告白もしてない状態で手を出したりはしない(できない)のはあるとはいえ、何かあったら困るわけで。

いや、あの場合オレはオレだからいいのかな。
でも経験の記憶がない状態では、またもたつくかもしれないし、それはちょっとカッコ悪いから。

柚樹の心情を思えば、そんな状況でもなかったのはわかってるんだけど。]
($49) dix73 2023/03/06(Mon) 3:05:33

【妖】 武藤景虎


でも、こうしてちゃんと触れるようになってよかったな。

[指を絡めて握ると、身を乗り出して軽く口付けた。

丸一日くらい一緒にいて、キスのひとつもしなかったことなんてそうそうなかったから、随分久しぶりに感じられた。]**
($50) dix73 2023/03/06(Mon) 3:05:44

【独】 武藤景虎

/*
ちゅーするくらいは窓に分ける必要もなかったけど恥ずかしくて分けてしまった……。
(-78) dix73 2023/03/06(Mon) 3:22:03

【独】 武藤景虎

/*
うう、かわいい……_(:3 」∠)_
えっ、どうしよう……手を出してもいいのだろうか……
(-83) dix73 2023/03/06(Mon) 6:54:02

【独】 武藤景虎

/*
バーベキューしたいとか話してはいたんだが、どうしよう。
いちゃいちゃもしたい……
手を出したら日付超える可能性ががが_(:3 」∠)_
(-84) dix73 2023/03/06(Mon) 7:15:58

【人】 武藤景虎

[女子とわかった途端に明らか挙動不審には半年前にもなってたんだけど、あの時の柚樹は全く気づいてなかったよね、とは。

あの時は無意識下で否定してたのはあるんだろうなってことは今ならわかるんだけど。

オレはオレで、“気になる“+“女子“だから、かわいいって言っても許されると思って実際言ったというのは半年前も昨日も変わらなかったから。]

 もしあのまま記憶が戻らなくても、似たような行動を取ってた気はするから……そう言って貰えるのは嬉しいよ。
 その度に柚樹を泣かせることになりそうだから、そうならなくてよかったけど。

[昨夜時点、はっきりとはわからないものの柚樹の中にある“半年後の自分“に嫉妬してた心境は今のオレの中にあるものだから、もしオレの記憶が戻らなくても>>113というのに救われる気持ちがあるのも本当だ。

勿論、この半年がなかったことになるのは絶対嫌なんだけど。

それはそれとして、半年後の自分に戻ったら戻ったで“昨夜の自分“が柚樹となんかあったとしたら(それどころじゃないし、なかったけど)、複雑な気持ちになってた気はする。

自分に対して謎の嫉妬するくらいなんだから、偽物の自分って最早他人(あれは厳密には人ではない何かではあるが)だし、顔を見た瞬間に排除する方向に向かっても仕方のないことだと思う。]
(117) dix73 2023/03/06(Mon) 10:05:13

【人】 武藤景虎


 聞いててやっぱりなんか腹立つので……、うさんくさくて助かったまである。

[偽物が本当に“完璧な人“だったらそれはそれでやだし、わかりやすくてよかったのかもしれない。

美術館で見た後輩女子の偽物は正しく彼女の理想の姿だったのは明白だったが、オレとしてはオリジナルの方が親しみやすかったことを思えば、完璧だったら良いというわけでもないのはわかるし、オレの偽物がどんなのであれ柚樹がそっちを選ぶとも思ってはないのだけど。]

 じゃあオレは柚樹に別のやつ奢ってもらって分けて食う……。

[それだといつもと変わらないな?と笑って返せるくらいには気が楽になれたと思うよ。

夕飯とか風呂とか、居候かなというくらいに柚樹の実家で世話になってる分、外食はオレ持ちにしてるのに奢ってもらうのはなっていう気持ちはあるから、その分手打ちとは別として飯とか奢るし。
って結局単にデートの予定立ててる感じにはなってしまったけど、他愛のない“いつも通り“が今は常以上にありがたく感じるからまあいいかなって。

イスパハンって何……?っていうのも気になるし。]
(118) dix73 2023/03/06(Mon) 10:05:48

【人】 武藤景虎


 帰ってからの楽しみもできたし、せっかく柚樹とキャンプに来れたんだから今はそっちを楽しむことにする。

[朝からあった諸々でさすがに今は、此処が夢らしいというのはわかっていて。

あの時から何度か経験している共通の夢も、こういうのならありがたいなと思えるくらいには気持ちも回復したと思う。

昨日までのことも悪夢とまでは思わないでいられそうなのは柚樹のおかげだから。

スーパーモンブランのことを思い出すついで、余計なこと言ったせいでいろいろと思い出したらしい柚樹が恥ずかしそうにしているのを見て、照れが伝染しそうにはなってしまったのを誤魔化すように、夜バーベキューする?とか温泉も気兼ねなく行けるなとか、何しようかと言うのに早口にはなってしまった。]*
(119) dix73 2023/03/06(Mon) 10:06:37

【妖】 武藤景虎


 ……そういうとこ、警戒心……って心配になる、ていうかなってた。

[男として振る舞うのが久しぶりすぎたせいもあるのはわかるんだけどね。

昨晩からずっと触りたかったし、キスもしたかったよ。

半年前に戻ってた感覚のおかげで何もせずには済んだだけで。]

 ……柚樹、かわいい。

[赤くなった顔を覗き込めば、キスひとつで照れているのがなんだか懐かしい気がして目を細める。

軽く口付けた先、絡めた指が離れていきそうになるのを引き留めて手を握り直せば、鼻先に唇を落として。

再び唇を重ねると舌で唇をなぞって、隙間に舌を差し入れる。
舌を絡めると、さっきまで飲んでいた紅茶の味が微かに感じられた。]
($53) dix73 2023/03/06(Mon) 10:07:22

【妖】 武藤景虎


 っは……、抱きしめてもいい?

[吐息に熱いものが混じると、テーブルを挟んだ距離が遠いなとはどうしても思ってしまって、絡めた指先で手の甲を撫でながら問いかけた。

したいこともいろいろあるんだけど、今は柚樹に触れたいなと思ってしまった。]*
($54) dix73 2023/03/06(Mon) 10:14:55

【人】 武藤景虎


 ……うん、悲しくて泣かせたくはないので。>>120

[半年前のオレと接していたら、柚樹の意識の方も“男友達だった時の武藤“との距離感に引き摺られそうだし、半年かけて伝えて来たことがまた1からスタートになっていたような気もする。

あの事故のような出来事もなければ(あんなことはもう起きなくていいのだけど)、想いを伝えるのも時間がかかりそうだし、何より、あのつらい思い出も忘れたりはしたくない大事なものだから。]

 でもずっと忘れてるってことはなかったとは思うよ。
 今朝も柚樹のことは探したし……、あ、偽物とは関係なく、あれ、いつものやつ……。

[忘れていた癖、後遺症だけ残ってたのはそれだけ無意識下でも残っているのは確かかなって。

だから、切っ掛けさえあれば思い出せるものだったとは何となく確信していた。]

 ああでも、早々に思い出せたのは偽物のおかげかも。

[柚樹の偽物と話したことで思い出したんだと話せば、確かに“あれ“は柚樹が呼んだのかも、なんて。
結構な荒療治だとは思うけど。]
(122) dix73 2023/03/06(Mon) 13:48:51

【妖】 武藤景虎

[抱きしめてもいいかの問いかけに肯定が返ると同時に席を立っていて。>>$56

どこか戸惑ったように歩み寄るのを迎えに行くように近づけば、背に腕を回して抱き寄せた。]

 ただいま、柚樹。
 ……好きだよ。

[肩口に擦り寄せられた頭を撫でて、顔のすぐ近くにきた首筋へと唇を押し当てる。

腕の中にある温もりを確かめながら背を辿った片手を上着の中に差し入れると、肌をそっと指先でなぞった。]

 …………、

[抱きしめた体の感触や匂いは全て覚えのあるもので、やけに懐かしく感じる。

背中のラインを確かめていた指を脇腹から前面へと滑らせれば、胸元の布地の上から手のひらで押し上げるように触れて。]
($58) dix73 2023/03/06(Mon) 13:49:45

【妖】 武藤景虎


 触られたりしなくてよかった。
 ……全部、オレのだから。

[首筋へと押し当てていた唇を薄く開いて囁くと熱い吐息が漏れて、甘く肌を噛んだ。

胸元をまさぐっていた手で下着を上方へとずらそうと布地に下から親指をかけたところで手を止めた。

このまま流れに任せると止まれないことはよくよく知っているし、一回や二回で終わりにできないこともままあるから。]

 ごめん、つい……また後でね。

[服に突っ込んでいた腕を引き抜くと、頬へと口付けてから背に腕を回し直すと、緩く体を離した。]
($59) dix73 2023/03/06(Mon) 13:50:08

【人】 武藤景虎

 
 ん、とりあえず、ごちそうさま。

[ありがとう、と正面にある顔に微笑むと手を解く。
テーブルの上の皿やカップを手に取って流しへと運んで、洗っとくねと蛇口を捻った。]

 バーベキューするなら下味とか?の準備した方がいいんだよね?

[夕方前くらいから出来るように準備はしとくか、とスポンジを手にとった。

下ごしらえは柚樹に任せるので、皿を洗い終わったらオレは焼くための一式は出しとこうかな。

必要なのはグリル台や木炭、着火剤あたりかと思えば、まとめて小さい物置スペースの扉でも開けば出てくるだろう。

あ、野菜切るくらいはオレも手伝えるよ、とは、もう腕前は未知数ではなくなってるので。

林檎の皮剥きでもなければ体が傾ぐこともないし、バーベキュー用の野菜くらいなら切れると思うよ、多分。]*
(123) dix73 2023/03/06(Mon) 13:51:02

【独】 武藤景虎

/*
おもいとどまってバーベキューの準備できてえらい。
夕飯食べられなくなるかもしれないからね……。
(-97) dix73 2023/03/06(Mon) 14:20:05

【独】 武藤景虎

/*
うっ、柚樹のおっぱいのコンプレックス戻ってる……_(:3 」∠)_
半年かけてなんとかしたんだが???
(-99) dix73 2023/03/06(Mon) 15:27:26

【独】 武藤景虎

/*
オレが女だと気づかなかったから……!
バーベキューして元気だそう、うん……
(-100) dix73 2023/03/06(Mon) 15:30:49

【人】 武藤景虎


 うん……、なので明日は走りに行くなら起こしてくれると助かる。

[記憶が戻った以上は起こしてくれるだろうとは思ってるんだけど、念のため。

蹴り起こしてもいいので、とは笑って言ったものの、そんな起こし方をされたことは今のところない。]

 まあ、昨日の記憶も全部あるしな。
 ずっと変な違和感ある感じだったし。

[それは柚樹の性別だったり、距離感だったり、ないはずの記憶だったりの全部に対してだと思えば、そういうことだったんだろうな、とは。

だから、あの時点に戻りたかったとかそういう何かがオレの中にあったわけでは断じてないというのは多分もう、心配してはいないとはわかるので、わざわざ口にはしなかったけど。]
(135) dix73 2023/03/06(Mon) 17:46:01

【妖】 武藤景虎


 …………?

[胸元に触れた瞬間、体が強張る感覚が伝わってきたのは気のせいだろうか。>>$60

最初の頃、他の部位より殊更に胸を見たり触れたりすることは気づいていたから、この半年くらいかけて漸くその辺りのコンプレックスはなくなりかけてたと思っていたのだが。

確かめるのは怖い気もして、聞くことはしないままに体を離した。

バーベキューの話をしたら一気に元気になったようにも見えたから、せっかくキャンプに来るという貴重な夢を見られてるわけだし、楽しいことを優先しようと頭を切り替えることにする。

幸い現実では春休みに入っていることだし、“また後で“がいつになるかはわからなくても、正月明け程待たされるわけもないのだから、あの時開いた期間に比べたら我慢はできる、はずなので。]
($61) dix73 2023/03/06(Mon) 17:46:29

【人】 武藤景虎


 腹減ってから準備すると時間かかった時しんどそうだからな。

[早めに準備しといていつでも食えるようにするのに越したことはないかな。

柚樹は腹が減ると元気がなくなるし、と言ったら何だと思ってるのかと思われそうだけど。
なんか食べたら元気になるとこも合わせてかわいいと思ってるよ。

昨日と違って野菜切るやつは手伝っていいと承諾は得た>>131ので、切り方こうした方がいいみたいなのがあればその時教えてと言いつつ、肉の準備を始めるのは焼き場の準備をする前に少し見させてもらうことにした。]

 すごい、骨がついてる肉だ。

[柚樹が取り出した肉の塊にテンションが上がってしまうのも仕方ない。

仲間内でやるバーベキューの時は大体カットされてる後は焼くだけみたいな肉くらいだったし、スペアリブを焼くみたいなのは経験がなかったから。

調味料かけて焼くだけでも美味そうに思えるんだけどと安直に思ったものの、蒸しといた方が良いのだと聞いて、ほんとにいろいろ知ってるなと感心する。
オレが知らなすぎなのかもしれないが。

昨日の鶏肉にいろいろ味付けて揉み込み始めた辺りで既に腹が減ってきそうだったから、火の準備だけしとくと言い残してテラスの方に出た。]
(136) dix73 2023/03/06(Mon) 17:46:51

【人】 武藤景虎

[いかにも焼き場ですよって感じの、二人なら充分くらいのスペースにテーブルとグリル台、あれは火消し壺かな?が置いてあって。

テラスに出てすぐ、晴れた空が頭上に広がっていたし、風も特にないから火起こしもそんなに大変ではなさそうだ。

屋根とかないから天気崩れたら困るだろうけど、空の感じからして流れて来そうな雨雲も見当たらないし、絵に描いたようなキャンプ日和な気候と空の様子に気分が上がる。

鳥の囀りや虫の音、木々のざわめきはあの時の止まった美術館にはなかったもので、そんな当たり前に感慨深くなってしまうのは久しぶりだった。

此処があそこと似たような山の中だからかもしれない、と一面に広がる森を見渡して、朝外に出た時はそんな余裕もなかったな、と思い出したように新鮮な空気を吸い込んだ。

軍手をはめるとグリル台の下に火おこし器を置いて、中に着火剤を置いたら木炭を隙間を開ける感じで積んでいく。

基本的に料理周りの準備をしたことない分、こっちの方がまだ馴染みはあるので、こんな感じだったかなって感覚ではあるけど。

あとは火を入れるだけって状態にしてから、室内へと戻った。]
(137) dix73 2023/03/06(Mon) 17:47:22

【人】 武藤景虎


 ただいまー、火の方はいけそう。

[台所に立った柚樹の方に近寄ると、にんにくを剥いてるとこだった。

柚樹と焼肉屋行った時はほとんど肉しか食ってなかったからにんにくのホイル焼きは食べてなかったな。

それに、オムレツみたいにして食べるのはやったことないけど、絶対美味いやつなのはわかるので。]

 そのまっすぐっていうのが難しいんだが……

[玉ねぎの切り方を教わりながら、まっすぐになってんのか確認するために体が傾ぎそうにはなる。
それやると斜めになりそうだから傾きそうになるのに気づいては姿勢を正し直した。

そんな感じだったから、あまり手際良くはなかったかもしれないけど、多分おかしなことにはならなかった、はず。]

 火は5分くらいで回ると思うから、腹減ってきたしもう始めるか。

[一通り、準備が完了する頃には台所内の匂いとかで空腹を覚えていたし、早く焼こうと具材の乗った皿を持ってテラスへと出て。]
(138) dix73 2023/03/06(Mon) 17:47:57

【人】 武藤景虎


 ん、そろそろ大丈夫そう。

[着火剤に火をつけてから、団扇で扇いで風を送りながら幾らか待てば、炭が赤く燻って火が回り始めるとパチパチと音が鳴りだす。

いくつか炭を足して、鉄板を置けば程なくして温まってきたら焼き初められそうだ。

蒸されてスパイスの良い香りを立てているスペアリブは既に美味そうなんだけど、焼いてからバーベキューソースつけて食うのが美味いらしい。

野菜と肉を乗せた鉄板を見ているとなんとなくじりじりしてしまう。

バーベキューだったらやっぱビールだよね。

冷蔵庫から取り出してきた500缶を柚樹に渡すと、開けた缶を軽く掲げて]

 討伐記念……?いや、思い出した記念?
 初めてキャンプきた記念……全部でいいか。

[昨日と違って乾杯の理由がいろいろあるなと笑うと、お疲れ様、と付け加えて缶を合わせた。]*
(139) dix73 2023/03/06(Mon) 17:48:22

【独】 武藤景虎

/*
>>$61
殊更に胸を見たり触れたりすること「を嫌がるのは」が抜けてる。
動揺しすぎでは……
(-119) dix73 2023/03/06(Mon) 18:09:53

【独】 武藤景虎

/*
それにしてもスペアリブ食べたくなってきてつらい_(:3 」∠)_
肉ーー_(:3 」∠)_
(-121) dix73 2023/03/06(Mon) 18:13:49

【人】 武藤景虎

[柚樹の様子の変化は些細なことでも気づけるとは思っている、多分本人よりも。

昨日までのような大きな違和感はもうないものの、気づいてしまった些細な違和感は心労をかけたせいが大きいのだろうと思えば、解消はしてやりたいのだけど。

美味しいものいっぱい食べてぐっすり寝れば元気になってくれるだろうか。
昨日は寝付きはしたけど穏やかに眠れたってわけではないだろうし。

いや、食べ物だけ与えておけばいいとは思ってないよ?]

 手で持って齧る系の肉は満足感あるよね。

[可食部が少くても心の充足度が違うというのはわかると頷いて。>>140

でかい肉の塊ってだけで嬉しくはなるし。
丸鶏も見たらテンションあがるけど、スペアリブでもあがるのは同じような原理だろう。

割と動物的なとこあるよね、とは既に知ってることだったしお互い様なので。]
(151) dix73 2023/03/06(Mon) 21:19:44

【人】 武藤景虎

[火起こしの準備をしてただいまと戻れば、台所に柚樹がいて、多分同じようなことを考えてたと思う。>>141

冬休みの間毎日のように一緒にいて、離れる前に“早く一緒に住みたい“と切実に思ったことは記憶に遠くない。

その頃には料理も少しは出来るようにはなっておきたいかな。
柚樹が作れない時とかもあるだろうし。
それに、柚樹が料理してるとこ見てるのも好きだけど、一緒に作るのも楽しいので。]

 う……、力入ってた?

[リラックスと言われて肩に力が入っていたことに気付いて、小さく息を吐く。

やっぱ慣れるしかないんだよな、とは。

今のところは切るのも焼くのも横について貰わないといけない手間はかけているけど、一緒にやるうちに覚えてはいけると思うよ。]
(152) dix73 2023/03/06(Mon) 21:19:53

【人】 武藤景虎


 空が見える範囲多いし開放的だよね。
 晴れててよかった。

[テラスに出ると見える景色に感嘆の声を上げる柚樹を見て顔を綻ばせた。

外で飯食うのってなんか楽しいし美味い気がするよな、って前にも何度か言った覚えがある。

クリスマスで出されてた外国っぽい屋台だったり、年越しの屋台とかお祭感のある時もそうだけど、こうして自分たちで焼いて食べるのはまた格別なものがあるよね。

手分けして準備が整えば、テーブルには並べられた野菜と肉、セロリ入りのコールスローのサラダも増えていて。>>142

鉄板の上からいい音と匂いが漂ってくる中、そこにビールが加われば文句のつけようがない幸せな休日だなと、手にした缶を掲げた。]

 はは、そうだな。骨付き肉もあるし。

[確かにテーマパークで遊んだゲームコラボのアトラクションの称号は合ってるかも、と笑って。

じゃあ討伐記念で、と缶を合わせれば、ぐい、と喉にビールを流し込んだ。]
(153) dix73 2023/03/06(Mon) 21:20:14

【人】 武藤景虎


 ん、ありがと、食べる。

 んん……、やば、肉めっちゃ美味い。

[切ってもらったスペアリブを受け取って齧りつくと香ばしい香りが鼻に抜ける。
たっぷり塗られたソースと肉に染み込んだガーリックとオニオンパウダーが良い感じで顔を綻ばせた。

つい前のめりに食べてしまうのは、焼肉行った時も似たような感じだったなって。

程よく焼けた野菜は甘いし、定番の玉ねぎ、人参、かぼちゃやピーマンは勿論のこと、茄子があったのも嬉しかったな。]

 タンドリーチキンも味付けがすごいビールに合うし美味いな。

[なるほどちゃんと下準備したいと言ってた理由がよくわかる、とはいろいろ作ってくれた柚樹には感謝しかない。]
(154) dix73 2023/03/06(Mon) 21:21:15

【人】 武藤景虎

[最後に作ってたコールスローはサンドイッチ用も兼ねてたのかな。

おすすめされた通りに食パンにコールスローとスペアリブから剥がした肉を解して挟んでみる。

マヨネーズベースだからパンに合うし、スペアリブとコールスローの組み合わせも満足感あって、食べたことない組み合わせだけど好きな味だった。

にんにくのオイル焼きも良い感じにグツグツしてきたやつが食欲をそそるし、息で軽く冷ましてから口に入れるとホクホクした食感と一緒に旨みが広がってビールが進んだ。]

 追加のビールとってくるね。

[鉄板の上をお任せしつつ、何度かビールを取りに戻ることにはなっただろうか。

まとめて持っていっておけばいいんだけど、火を焚いてはいるし温くならない方がいいかなって。]

 このオイルって絶対美味いのに捨てるのもったいないなと思ってたけど卵焼けばよかったんだな……

[にんにくがなくなった後のオイルや欠片の残ったアルミホイルで作ったオムレツは想像通りに美味しかった。

二人で肉と野菜をせっせと焼いては食べて、飲んでを繰り返してたら陽が落ちていくらか肌寒くなってきても、焚き火もあれば少し暑いくらいでちょうどよかったかな。]*
(155) dix73 2023/03/06(Mon) 21:21:39
 




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