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![]() | 【人】 黒眼鏡>>120 >>121 「おう、喰え喰え」 黒眼鏡の生態として、 若いのが飯を食っていると嬉しそうにする。 もしかしたらおじさん全体の生態かもしれないが。 片付けに関しては「気にするな」と手をふって、 ダヴィードに座るよう促した。 「いつも通りが一番だ、商売も人生もなんもかも」 含蓄があるんだかないんだか、わからないことをいいながら。 「アマラントか、最近行ってないな。 行ってみるか」 自分の分の珈琲も準備し終わって、カウンターに肘をつく。 「俺も……特にはねえな。 なんだか騒がしくなりそうだが、 デキる男の俺は仕事に常に余裕を持っている。 つまりは問題なしってコト」 ず、と珈琲を傾けて。 「まぁそんな忙しさに向けて、お前らの様子を見たかっただけだ」 #Mazzetto (122) gt 2023/09/13(Wed) 21:38:54 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネメール。 『知ってることあるか』 端的すぎる。 …恐らくは、例の法のことだろうが。 (-185) gt 2023/09/13(Wed) 21:48:09 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「俺はデキる男ゆえ、ちゃんと収入はある。安心しろ」 あまり信じてはいけない類の大人の言葉だ。 パンののこりを口に放り込みながら、 「ああー……」 女の行動を聞いて、……難しそうな顔になる。 「そういう女だ。気にするな」 …なんてわけにはいかないよな、と顎に手をあてた。 「街で…ガキ相手に青空教室みたいなことをしてるらしくてな。 あのとおり、話すのが好きなやつだから」 口から生まれたに違いない。 「だから『先生』。誰が呼んだかまではしらねえなあ。 いろんなところで喋るし話も聞くから、いろんなことが耳に入るんだ。 お前の素性も、誰かから聞いたんだろうさ。 ……お前、ああいう女と関わらない方がいいぞ。 趣味じゃないだろ」 腕を組む。 「フィオと遊んでろよ」 (-186) gt 2023/09/13(Wed) 21:51:12 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ「ああ」 海を見る時、黒眼鏡はなんとなく遠くを見る。 フロントガラス越しの、三日月島の海をじっと眺めているようだ。 だが、あなたの言葉には頷いて、 「綺麗だ」 「…ドライブ先にはよかったな」 ミラー越しに笑顔を垣間見たのか、笑みが混じるような声。 「ほんとか〜? 困ったことがあったらいうんだぞ」 「怖いおじさんもいるからな、あそこは」 恐らくは特定の個人のことを指しながら、はははは、と声を上げて笑った。 (1/2) (-187) gt 2023/09/13(Wed) 21:58:38 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ途中、道端で営業している屋台の前に車を滑り込ませると、 フリットラ――パンにコショウとレモンの効いた牛のくず肉煮込みを挟み込んだもの──を二人分買って、 「ん」 と後部座席に手渡した。 「デートにゃ色気のないモンだったな」 悪いね、などと笑いながら、ふたたびアクセルを踏み込む。 「まぁ、安心してるよ。 時間もかけていい。お前なら、変なリスクは取らないだろ」 「マフィア稼業で危険を取るなんざ、まったく、くだらないことだ。 ……俺がいうのもなんだけどな」 再び、ガラスの向こうを海が横切る。 白波がさんざめく海面が、きらきらとした青と橙に瞬いた。 (2/2) (-189) gt 2023/09/13(Wed) 22:02:25 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「オンラインでもうるせえやつだなあ〜」 ぴこぴこと連続で着信を伝える端末にしかめつら。 ぼやかれてるとは知らずにぼやきながら、 『立つかコケるかはわからんが、 近く動きがあるだろ。 中に入れなんざいわないから、 何かわかったら俺にも流せ』 『どちらにしろ、港を引き締めなきゃいかん』 ファミリーの流通業務諸々を総書して“港“という。 それを取り仕切る黒眼鏡は徹底してリスクを避けた、瑕疵なき安定した運営を続けているが、末端の部下までそうとは限らない。 ぽこぽことあらたなメッセージが更新される中、長めのテキストをぽこん、と送る。 (-190) gt 2023/09/13(Wed) 22:16:21 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ収入についてそれ以上細かくいうことはなく、 納得した様子ならそのままに。 「どうだかな、子供相手にも態度を変えない奴だからな…」 「話し相手が欲しいだけじゃないのか」 …ただあの女のことは、と、少し付け足して。 「やかましいんだよ。 あれはあれで便利だが。 頼んだことは大体やってくれるしな。 …ま、お前にはそうだな」 珈琲を一口。 「フィオか、ちょうど最近うちに来たぞ」 「お前も会ったか」 ほー、と一声。 (-193) gt 2023/09/13(Wed) 22:46:27 |
![]() | 【赤】 黒眼鏡/*それで大丈夫と思います! お二人は現場にいくということでよいですよね? (名前は出しませんが) それで大丈夫そうなら運営ちゃんにいっておきます! (*26) gt 2023/09/13(Wed) 23:45:22 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「チーム員の同意を得られて嬉しいよ。 当然だが、メインで動くのはお前たちになる。 "アリソン"は金と口をだすだけだ」 満足そうに頷き、珈琲を一口。 あとはその"理由"を、黙ったまま聞く。 黒眼鏡の奥の瞳は、じいとあなたを見つめたまま動かなかった。 ―― ― コーヒーカップが空になっても、それをゆらゆらと指先で揺らしている。 「……」 「児童売買か。話には聞いたな。 ……事実として話しておくが、俺の仕事じゃないな」 やったら覚えてる、と真顔で言って。 「理由があってそう選んだなら、いいだろう。 選ぶやつは、立場が分かりやすくて付き合いやすい」 ……そして、そういう理由があるなら考慮したい。 そいつらの、お前が守りたい名前は?」 言いたくなかったら構わんが、とは付け足して。 「間違って摘発でもしちまったらたまらんだろ」 と肩を竦めた。 (-208) gt 2023/09/14(Thu) 0:50:44 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「――……」 かちゃ、と黒眼鏡を指で押して。 「お前が分ってることくらい、 分かってるさ」 苦笑。いつものように、ひょうひょうとした笑みが張り付いている。 別にこの顔だって、全くの嘘ではない。 ただアレッサンドロにとっては、どちらも彼の顔だというだけだ。 「……そうだな、サツだけで手いっぱいなのに、 ファミリー相手に頭を使うなんざまっぴらだよなあ。 怒っちゃいないさ。 ただ、俺の立場は明確にしておかねえと、お前も困るだろうから」 とん、とあなたの肩を拳で突いて、珈琲の御代わりを沸かしだす。 「確かに伝手はあるし、この件について…忠告だの、情報共有だのは受けてるよ。 だがどうにも、摘発チームの内情が見えねえ」 「お前の方の伝手はないのか?」 (-210) gt 2023/09/14(Thu) 0:56:19 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ『たのむ』 『必要ならうちから経費を出す』 『いつもの口座から使え』 『部下の飯代くらいなら使ってもいいぞ』 部下の部下については、口を出さずに金を出す。 現場時代が長かった黒眼鏡は、そういった扱いをきっぱりと割り切っているところがある。 そう入力してから、表示された文字に頬を歪めて。 「また代理のやつが来るんじゃねえのか…? 今度店に引っ張ってやらんとな」 ぼやぼやしながら、整備していた自動車のボンネットをバン、と閉めた。 傍らに置いていたタブレットを叩く。 器用にも片手だけ、一本指で操作しているが、これは操作に慣れているわけではなく普段から一本指打法なだけだ。キーボードでも同じである。 なのでそこそこに入力は遅い。 『注文有難うございます』 『今後ともMazzettoをごひいきに』 広告みたいなメッセージ。 (-212) gt 2023/09/14(Thu) 1:01:39 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ調子のいいやつ、と笑い、口座の金額を確認しておこうと思い直す。 『領収書回せ』 『キッチリな』 後日、領収書を眺めながら「ははは」と笑う黒眼鏡の姿があったりはするが、 中々趣深い表情をしていただろう。 それでもキチンと清算し、彼の個人口座がまたちょっと減った。 『おう』 『いつでも来い』 返事だけ入力してから、端末を閉じて。 「さて、来たら色々聞いとかんとな」 ぐるぐると首を回してから、なぜか指の関節を鳴らした。 これはただのストレッチなので特に他意はない。 (-217) gt 2023/09/14(Thu) 1:56:06 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ「そいつはよかった」 かちゃり、と黒眼鏡を押し上げる。 声色が耳を擽って、それが伝染したかのように口許が綻んで。 「まぁ覚えておけ。 年を食うと、若者が頑張っているのを手助けするのが楽しくなるのさ」 押し付け癖の延長と言われれば、そうなのだろうけど。 「そういえばあそこのジェラート、最近食ってないな。 あんまり繋がりを残したくなかったが、 立ち寄るくらいはいいだろ」 さっさと食べ終わり、包み紙を助手席の紙袋の中に放り込む。 食事にさほど拘らないアレッサンドロも、濃い味付けの肉のあとに冷菓を食べたいという欲求はあるようだ。 (1/2) (-221) gt 2023/09/14(Thu) 2:07:52 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ「うるせ」 茶化す言葉には、おどけて応えて。 ――しばらく、開けて真っ直ぐな道が続く。 フロントガラスからリアガラスまでが海面の煌めきを映しとり、 海辺の稜線がゆっくりと遠くを過ぎていく。 ハンドルを片手で固定すれば、漫然と走っても構わない。 そう思ったからか、ふとアレッサンドロは振り返って、 座席に肘をつきながらその大きな手をひょいと後部座席に伸ばした。 そのまま、腕を避けることが無ければ。 何も言わずにあなたの頭を、くしゃりと撫でた。 (2/2) (-222) gt 2023/09/14(Thu) 2:08:05 |
![]() | 【人】 黒眼鏡>>123 >>127 カフェ 「そーかそーか。 なんもねえなら、それでいい」 …もう用件は終わったのだろうか? うんうんと頷くと、ふたりの話に耳を傾ける。 「ああ、なんかあったら呼ぶよ。 クソ重たいガソリン缶が届いた時とかな」 ダヴィードにはそう、軽口で――けれど頼もしげに頷いて。 「お前は変なことに首を突っ込みそうだからな。 そもそもマジで通るのかわからんが、 どちらにせよ何か動きはあるだろう。 しばらくは大人しくしておけ」 珈琲についても、いつも通り。 良くも悪くも特に何か変わったことがないのは、いいことなのかどうなのか。 「そうだお前ら。 レストア終わった車が一台あるんだが? どっちか要るか? 足が多くて困ることはないだろ」 ……なくはなさそうだが。 #Mazzetto (138) gt 2023/09/14(Thu) 2:13:46 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「おいおい、鈍ってんな。こんなオッサンにビビってちゃだめだぞ」 しれっと言いながら暢気に笑う。 実際、鈍っているという話ならアレッサンドロこそ、そうだろう。 あなたの知る限り、もう10年はまともな喧嘩もしていない…はずだ。 「どこもかしこも浮足立ってる。 まぁ、変に動かない方がいいだろう。 …俺はあまり出歩かないから、猫くらいはどうにかなる。 前のケージがまだあるはずだしな」 前回預かった際にあわてて揃えたもろもろを思い出しながら、 アア、とあなたの言葉に首肯をひとつ。 「……機密がしっかりしてんだろ。警察内部でも、温度差と情報格差があるのは確かなようだ。 調べるなら、そこからつくのがよさそうだが」 カウンターに伏せられていたタブレットを持ち上げてとんとん、と何かを操作した。 「耳ざとい奴に頼んではいるが、今のところは誰もかれも…って感じだな。 とにかく今は、情報が欲しい。お互いある程度調べてみてから共有しよう。 ……絶対大丈夫なやつなんて」 そして、大げさに――けれどきっと、演技だけではなく、溜息をついて。 「……"自分"くらいだろ?」 皮肉なことだ。 (-223) gt 2023/09/14(Thu) 2:21:37 |
![]() | 【赤】 黒眼鏡/*確認ありがとうございます! それではそのように運営ちゃんに良い感じにしてもらいますね! 二日目以降もよろしくおねがいしますーーー! (*29) gt 2023/09/14(Thu) 2:25:08 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → マスター エリカ/* なんだこいつ(困惑) @カポになって以来他者に物を与える癖が悪化するようになった、 その変化を及ぼされることになった出来事や心境の変化の具体的な理由 所有欲・執着心が極端に希薄になっている。 理由は「本当に欲しかったもの」を既に失ってしまったため。 彼女は恐らく墓地にいる。 アレッサンドロが教会に礼拝に通うのは、彼女の墓参りだ。 だが、彼女の墓に直接行くことはしていない。 ※「彼女」の情報はアレッサンドロによる執拗な情報処理により、詳細不明 Aパンツ:今日は柄パン(花柄) お手数ですが、運営様経由でお願いいたします! (-228) gt 2023/09/14(Thu) 4:43:43 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → マスター エリカ/* 追伸 パンツの色がぬけていました 赤の柄パン(花柄)です 明日のパンツの色が必要なら 青の柄パン(みずたま)です (-229) gt 2023/09/14(Thu) 4:56:04 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ言葉も四肢も、その間に立ち塞がるものを埋めようとはしなかった。 ただ視線だけが互いの色を、その粒子のひとつぶひとつぶを見極めるように交差する。 直接その双眸を見やること、それすらも最近はできてはいなかっただろうから。 「いじめたように言ってくれるなよ、こっちはオフの日に話しかけられたから応じただけだって。 旦那の教育方針を疑うわけじゃないが、あれはそのうち痛い目見るぞ。 普段ならともかく、今はいささか状況が悪い。 怪我せず転べないのなら、子供の手は握るべきじゃないか」 年を取ったなあ、などと柄にもない言葉が意識をかすめる。 そしてそれはきっと自分もそうなのだと思い、 苦笑しながら黒眼鏡を指で押さえた。 「それも、そうか」 だから、帰ってくる言葉も素直にすとんと、腹の奥に落ちてくる。 そういうものだ。 「じゃあしょうがねえな。 何かやることは?」 明日の話はできない。 だから、とりあえずは今の話をしようと思った。 #Mazzetto (-235) gt 2023/09/14(Thu) 5:39:28 |
![]() | 【人】 黒眼鏡>>139 >>140 カフェ 「このトシで運ぶのキツくなってきてな〜〜。 おーしおし、偉いぞダヴィード。体を鍛えて悪いことはない」 ダヴィードの腕を見て、ぱんぱんと嬉しそうに手を叩く。 「ああ、ふたりともそうしてくれ。 ……いうまでもないと思うが、情報共有もしっかりな」 やっとカポらしいことを言ってから、 壁のボードにかけられたキーを指先でひっかける。 「いざという時エンジンくらいはかけられるようになっとけよ? 俺は14の時にもう運転してたぞ」 おっさんのヤンチャ自慢が始まりつつ、キーを投げ渡す。 「じゃあペネロペ、お前持ってけ。 で、どこでもいいから停めとけ」 どうやら、逃走手段みたいな話のようだ…。 #Mazzetto (144) gt 2023/09/14(Thu) 10:43:57 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ「あいにく、生涯現役のつもりだ。 魚釣りをしてのんびり暮らすのは性に合わん」 若者の言葉にもどこ吹く風。 「おお、そうか。イチゴも悪くはなかったんだが、やっぱりそっちだよな」 彼が食べる分には意味がないことだが、 「……意味深になるな」 なんていって、フロントガラスにまた一つ、笑みを刻んだりして。 「いいや。 お前、いくつになったっけ」 腕を伸ばす時一瞬向けた顔は、もうフロントガラスを見つめている。 海鳥たちが視界を掠めて、その顔に一瞬陰を落とした。 (-255) gt 2023/09/14(Thu) 10:47:17 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「…スキンヘッドなんかにしたら、 マフィアのおじさん一丁上がりだろうが」 「今でもスラムのガキには怖がられるってのに…」 ぼやきのような言葉が、口づけの中に溶けていく。 肌を、その下の肉を撫でていく指先。 家族のように育ったものと睦み合う、ともすればいびつな関係。 ――それでもアレッサンドロは、女を抱いた。 きっとそれは、あなたが望んだから。 けれどあなたは、彼の手足が触れ合うことを求めていると知っている。 望まれるままに触れるのに、こうして肌と肌が触れ合ってからはどことなく――きっと無意識に求めてくる。 (1/2) (-257) gt 2023/09/14(Thu) 11:04:05 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ――湿ったような音とないまぜになった吐息が、唇の隙間から漏れる。 ゆっくりと肌を撫でていただけの掌は、 指先でついと掠めるように肌のあちこちを弄っていく。 ぎゅう、と腕が回されて、体が強く押し当てられる。 段々と体重が乗せられて、掌が掌を絡めとり、指の一本一本をこそぐように摩り、愛撫する。 湧き上がる情欲を少しずつ追い立てるように、優しく。 けれど、逃がさないように体中で捕まえて。 舌先を絡めあい、口腔のあちこちを捏ね回してから、ふいと唇が離れた。 男の顔が頬から顎へと伝い落ちていって、白い首筋に口づけを落とす。 「足」 はあ、という溜息に混じる声。 腰の辺りを撫でていた手が、太腿をぐいと押し開くように当てられていた。 (2/2) (-258) gt 2023/09/14(Thu) 11:06:34 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「『参った』か。若い奴には大体、ずっと思ってるがね」 歯を見せるようにしてにやにやと、どこかの猫のように笑う。 「ああ。俺が代金を払わなかったことがあるか? 気にするなよ。必要なら、いつもの口座を使ってもいいぞ」 伝えられた金額については、特に悩むこともなく頷いて。 ――かつて君に、『資金が必要なら使え』といってポンと渡した口座がある。 君が今でもそれを覗いているかは分からないが、 どうやらずっと維持しているらしい。 「まったく、お互いトシを取ったな」 勝手におじさん仲間にされそうだ。 ひょいと腕を伸ばして、ぽんぽんとあなたの肩を叩いた。 おじさんはスキンシップも好きだ。 (-259) gt 2023/09/14(Thu) 11:10:39 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「名前は覚えた。 御同輩にもちゃんと言っておけよ。 まったく、そういうものは伝えて置けばトラブルを防げる」 あっさりと頷き、あなたの覚悟を肯定する。 「元々言っていたとおり、俺は極力マフィアしか狙うつもりはない。 特にやることはかわらないさ」 そして、その覚悟と決意に、 「お前ー、いいなあ」 ぽん、と。 …もしあなたが油断していたのなら、肩に大きな手が乗せられる。 「残念ながら"アリソン"としてはできないが。 うん、個人的に応援する。 お前は、」 きっとそれは、 「できるといいなあ」 本心だ。 (-260) gt 2023/09/14(Thu) 11:14:06 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「あいつのことはよくわからん。 同じチームだしお前のほうが近くにいる。 サポート頼むぞ」 勝手に仕事を押し付けられている。根回しと言うか、強引というか。 「言葉通り、応援してるってことさ。 ああ、お互いにな」 頷きとともにすぐに手を離すと、 カウンターの裏から袋を持ち上げた。 「ああそう、これ。 持って帰れよ」 ………新品の電気圧力鍋だ。安いものではないが、立ち寄った人間に押し付けるようなものでもない。 (-264) gt 2023/09/14(Thu) 11:39:34 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラよせやい、と言うように肩をすくめる。 海を見ていることはあっても、魚釣りなんてしているところは見たことがない。 10年前からずっと、惰性のように同じことを繰り返している。 それは執着か、それとも残滓か。 「もうそんなか。 トシとるわけだ」 しみじみとつぶやく声は、きっとガラス越しに潮騒よりは大きくて、けれど車内に響くエンジン音には負けてしまう。 「いいじゃねえか、お前ね、 聞くべきことを聞いてこない男より、 ちゃんと色々聞いて確認してくれる男のほうが QOL高いぞ」 俺みたいな、と笑う。 嘘である。 この男は、放任主義がアロハを着て歩いているような男だ。 そんな男に任せているのだから、車も好きに走っていく。 ハンドルがゆっくりと回って車線を変えた。 次の曲がり角を曲がれば、海辺沿いの道から一本内側へ。 そのまままっすぐ細い路地を勧めば、"待ち合わせ場所"へ戻るだろう。 (-266) gt 2023/09/14(Thu) 13:44:08 |
![]() | 【人】 黒眼鏡>>145 ペネロペ 「行けるうちに行っとけよ。 俺なんか腰が重くなっちまってもう」 ここ以外ではほとんど見かけることがない男は、 のんびりとカウンターに肘をつく。 君たちを見送る構えのようだ。 短いやりとりで、"仕事"上必要なことが含まれていたようには思えない。 となればやはり、顔を見たかったというのが本音なのだろう。 そのくせ、来たら来たでこの調子なのだから、 なんとも放任主義がサンダルを履いて歩いているような男である。 「ああ、知ってるよ。必要なことは言うだろう」 お前ならな、と付け加えながら…お代と言われて、手のひらを突き出す。 「いくらだっけな? 忘れたな。 次もちゃんと顔だしたら、その時払ってもらおうか」 …おごり癖が出た。 #Mazzetto (146) gt 2023/09/14(Thu) 14:24:30 |
![]() | 【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「なんでってお前、よっぽど料理に興味がないと こんなモン使わないだろ」 「俺はいらん」 ちゃんとレシートも入っている。 なんで買ったのだろうか。 「ホームベーカリーとホットサンドメーカーとジャパンの…タコヤキ?メーカーもあるが、それが一番高いんだぞ」 気を使ったみたいな言い方してくる。 (-268) gt 2023/09/14(Thu) 14:44:49 |
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