人狼物語 三日月国


79 【身内】初めてを溟渤の片隅に【R18】

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視点:


到着: 雨宮 健斗

【人】 雨宮 健斗


[ は、と気付けば机に突っ伏したまま寝落ちて
いたらしく、スマホの時計はAM3:00という
恐ろしい時間を表示している。

やべえ、と呟いて身体を起こせば
分厚いコンクリートに囲まれた防音室は
静寂が耳に痛い。

固まった身体を伸ばして息を吸う。
生理的な耳鳴りが聞こえる。 ]
 
(2) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 19:42:41

【人】 雨宮 健斗


   ─── 耳音響放射、だっけ。


[ 単調な音が不快な夜更け。
やりかけの課題を雑多に纏めながらスマホを弄る。
この時間にでも癒してくれる音はFMにあって、
アプリを立ち上げれば柔らかな声が鼓膜を撫でた。]


   『みなさんこんばんは、いい夜ですね。』
 
(3) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 19:44:29

【人】 雨宮 健斗


[ ごくごく小さな音に設定しているスマホから、
しっとりしたジャズのメロディ。
とん、とん、とひとりでに動く指。
主旋律を拾ってばかりだった耳がいつのまにか
太く柔い低音を追うようになっていることに
ふと、気付く。
うは、と笑って。 ]


   ─── 顔見てェな。


[ 閉まっていた蓋を開けて。
そっと、鍵盤に指を乗せる。
ピアノ弾きの端くれの自分から見ても羨ましく思う、
その手を思う。

触れたい
なんて、
夜更けにはやけに素直。 ]
 
(4) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 19:46:26

【人】 雨宮 健斗


***

   『おつかれ。今日って練習?
    メシ食わねぇ?』


[ 滅法朝に弱い恋人が、どうにか目覚めているであろう
時間を待って、
待った割には愛想のないメッセージを送った。

夜更けには素直だったからと言って
顔が見てぇとか会いたいだとかなんとか、
思ってる通りの可愛いことはなかなか
口には出しづらい。

まぁ言ったところでまじまじと、
熱でもあるんじゃね?と返されそうな気は
しないでもない。]
 
(5) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 19:47:51

【人】 雨宮 健斗


[ 高校時代の親友、という肩書きが
恋人、に昇格して暫し。

超がつくほど過保護な母親が用意したマンションで
送る大学生活は、まぁわりに慌ただしい。

酷使を余儀なくされる左手はガチガチに
強張っていて推定握力5程度。
いででで、と唸りながら反対の手でぐにぐにと
押して解して。
ちょっと考えてメッセージを付け足せば、
さて返信はあっただろうか。 ]


   『会えるんならそっち向いて出てくし、
    うちでもいいなら今日小夜子(母)が
    持ってきたカレーがある。』 *
 
(6) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 19:49:30

【独】 雨宮 健斗

/*
はーーーーーだめだ
毎回のことですけどプロで死ぬ
プロどころじゃねぇ初手で死ぬ
(-1) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 21:52:45

【独】 雨宮 健斗

/*
ろるを何回も読んで噛み締めてを繰り返すからすすみません

は!
ななとさんこのたびはほんとなはありがとうございます
わたしの夢を叶えてくださって
村まで建ててしまったよ
杏さんも、色々支えてくれてありがとうございました
よろしくお願いします
(-2) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 21:57:36

【人】 雨宮 健斗


[ 思っていたよりずっと早くスマホが震えた。

自分はすっ飛ばした挨拶が、短くもきちんと並ぶ。
『おはよ』の三文字に唇の端が上がった。

今日は休み、と続くメッセージ。
高校時代から続いている彼のバンド。
ライブがあるとか近いとかそんな話があれば
聞いていたかも知れないから、
うまく休みが合ったことがラッキーで、

嬉しいと思った。 ]
 
(15) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 22:51:19

【人】 雨宮 健斗


[ 小夜子のカレーに寄せてくれた好意と
付随する回答にまた表情が緩む。 


わかった、待ってる。
そう文字を打ちかけたら、わか、くらいのとこで
まるで遮るように、言葉が画面に落ちてきて>>11 ]
 
(16) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 22:53:06

【人】 雨宮 健斗


   ─── ……っ


[ くっそ、と呟いて思わずスマホを握ったままの
腕で顔を覆った。

飾らない、剥き出しの感情は
たった四文字のくせに破壊力がある。
自分もそう言えればいい、とわかっていて、
なかなか素直になるのは照れ臭いし
勇気がいるものだ。 ]
 
(17) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 22:54:06

【人】 雨宮 健斗


   ─── ッ……この天然人タラシめ……


[ 負け惜しみを口にしながら、
情け無く熱を持つ顔で。

短い言葉を、スマホの画面がいい加減にしてくれと
言い出しそうなくらいには打っては消して、
消しては打ってを繰り返し、 ]


   うわ、


[ 最終的にやっぱり消そうと思った指が滑って、
送信ボタンを押していた。 ]
 
(18) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 22:56:25

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱




   『おれも』


 
(-3) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 22:56:49

【人】 雨宮 健斗


[ 焦ったけれど。
送信を取り消すようなことはしなくて。


  『待ってる』


と付け足した。

送ったあと、やっぱり少し頭を抱えた。 ]
 
(19) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 22:57:31

【人】 雨宮 健斗

***

[ サボってきたツケが回って第一志望には
縁がなく、それでもなんとか引っかかった音大に
喜んだのは俺以上に母小夜子で。

寮でいいって言ってんのに張り切って
探してきたマンション。
防音室にはグランド置かれてました。
マジかよ、過保護半端ねぇ。

ちょいちょいやってきては食事を持ってきたり
掃除をしていく母親に辟易しつつ感謝しつつ。

おかげで今日は部屋は綺麗。
タッパーに入れられたカレーを冷蔵庫から取り出して。
換気扇の下で、ようやく煙草に火をつけた。]*
 
(20) yukiyukiyuki 2021/06/17(Thu) 22:59:55

【独】 雨宮 健斗

/*
>>21 送ったら送っただけ順番についていくW既読Wに
同じ時を生きている感じがして

こういう切り取り方
視点
控えめに言って天才なんだよね
(-5) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 0:00:58

【独】 雨宮 健斗

/*
忽那さん美鶴さんいらっしゃいませ!
いつもお付き合いありがとうございます!
(-6) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 0:02:03

【人】 雨宮 健斗


[ もともとそんなに食べる方ではない、
そのことを誰よりも知っているはずの母親が
置いていく料理の数々は、確実に自分一人では
食べきれない量。

矢川くんにも、食べてもらってね。
お決まりのセリフとともにカレーのタッパーは
大きいのが二つ。

薄いグリーンのガラスの器には小さなサラダ。
ラップの下で赤いプチトマトがころんと並んでいる。]
 
(27) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 0:36:26

【人】 雨宮 健斗


[ 小さな炊飯器の限界に挑むようにセットされた米が
炊き上がりを知らせる電子音。
ピー、となるそれに見事に重なるタイミングで
部屋のチャイムが鳴った。>>23 ]


   おう。


[ ガチャ、と重い音を立てて扉を開ける。
第一声は、実はいつも少し悩むのだけれど。
結局いつもと変わらない挨拶で、
身体でドアを押さえながら右手を小さく上げて。]
 
(28) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 0:37:48

【人】 雨宮 健斗


[ 近しい距離感に長い足。
その表情を伺い見ればほわりと緊張が緩んで、
正しく笑みが湧き上がる。

彼の背後で扉が閉まれば、部屋の空気が揺れて
カレーの匂いがふわり舞った。

彼の手の荷物から、種類の違ういい香りが
細く立ち上った気がして、すん、と鼻を鳴らす。
靴を脱ぐ彼から荷物を受け取ろうと手を伸ばして
気使わなくていいのに、と告げた。

どうにも緩む表情筋に諦めて逆らうのをやめれば
己には照れた笑顔が顔中に浮かんでいるだろうか。]
 
(29) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 0:40:22

【人】 雨宮 健斗


   
   久しぶり、でもないか。


[ 自分より少し高い位置にある瞳を見て笑んで、
部屋へ促そうか。 ]**
 
(30) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 0:43:00

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗



[雨宮のことを離すつもりはない。]

 
(-8) ななと 2021/06/18(Fri) 9:50:18

【独】 雨宮 健斗

/*
秘話……!
秘話がっ………
(-9) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 10:37:05

【人】 雨宮 健斗


[ 一人暮らしの息子の家にちょくちょく訪れる
母親という生き物が、気になることくらい分かる。
彼女いないの?なんて。
なんでもない風を装って問いかける光景は、
別にうちだけのことじゃないはずだから。

殺風景な部屋。
もともと物に興味はない。
テーブルと、ソファと、テレビと、ベッド。
女っ気がないことに母は安堵の息を吐いている、
なんてことはあるのだろうか。 ]
 
(42) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 12:49:07

【人】 雨宮 健斗


[ いいとこのお嬢さんだった母。
何不自由なく育ち、父親と結婚して、
波乱とは無縁の人生を送ってきた彼女が
性的マイノリティな世界についてどう考えているか、
己にはわからない。

ただ数年前の事故で、変わってしまったのは
己の未来だけではないのだと気づいた自分には
母親の夢も己が奪ってしまったのではという
負い目がいつもどこかにあって。 ]
 
(43) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 12:51:12

【人】 雨宮 健斗


[ これ以上泣かせることはしたくねぇなぁとは思う。

けれど目の前でわかりやすく表情を綻ばせる
この大切な人のことだけは、
どうしたって譲る気はないから、

どうにか理解してもらえればいいなと願っている。]
 
(44) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 12:52:42

【人】 雨宮 健斗


[ スパイスの匂いが満ちる部屋に、
待ち侘びたように客人の空気が混じる。
いいにおい>>32が重なっていく。

食欲を刺激するだけのものが
不思議に胸を擽るものに質を変えていく。


だろ、と口にして受け取った紙袋の中身が
かぼちゃの煮付けだと聞けば声がちょっと跳ねた。]


   やった、俺かぼちゃ好きなんだよな。
 
(45) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 12:54:28

【人】 雨宮 健斗


[ 礼言っといてよ、と言いながら室内へ
向かおうとすれば揶揄うような声>>34 ]


   ─── ッ……!


[ んぐ、と息を呑んで、じろりと見上げる。
カウンターパンチに狼狽えながらも
動揺は隠そうと努力した。 ]
 
(46) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 12:55:49

【人】 雨宮 健斗


   ……先に会いたいっつったのは、そっち。


[ 笑って揶揄い返してやろうとしたのに、
どこか拗ねたような、不貞腐れたような声になる。
ずかずかと歩いてキッチンに立ち、
対照的な動きで紙袋をそっと置いた。 ]
 
(47) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 12:56:42

【人】 雨宮 健斗


[ ほんの二日前にあったばかりなのに、
久しぶり、なんて。
思わず口から溢れてしまったのは紛れもなく
自分なのでこの場合は仕方ない。


会いたい、どころではないのだ、と。
言えばどんな顔をするのだろう。 ]
 
(48) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 12:57:42

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱


[ カレーのスパイスなんかより
お前の纏う空気が脳にクるのだと。

初めて恋を知った中学生のように、

触れたいと思うのだ、と。 ]

 
(-10) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 12:58:26

【人】 雨宮 健斗


[口には出せないかわりに、姿を追う。

手を伸ばせば触れる距離なら、
右手を動かして、

その頬に。 ]*
 
(49) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 12:59:17

【独】 雨宮 健斗

/*
美鶴さん抱きついちゃうの可愛いですね
(-12) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 16:26:53

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗




[会いたいどころではない、と言われたならば
 きっと、一度驚いた顔をして、
 それから、ふ、とまた表情を緩めて、
 どうしようもないほどの喜びに、
 さらに笑みが深まって。
 「おれも」と今朝の彼と同じセリフを
 返してしまうだろう。]

(-13) ななと 2021/06/18(Fri) 19:57:01

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗



[知らないかもしれないけれど、
 できることならずっと触れていたいと思う。

 響く声が耳をくすぐるたびに、
 愛おしさが増してどうしようもなく
 潰れるほどに抱きしめたくなるのだ、と。]


 

 
(-14) ななと 2021/06/18(Fri) 19:58:26

【独】 雨宮 健斗

/*
あぁぁぁぁぁぁあもおぉぉあぉお
かっこよ……しぬて……
(-15) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 20:06:31

【人】 雨宮 健斗


[ 背中から、堪えきれずに吹き出した声が
聞こえる。>>63

ぐぬ、と一言返してやろうと思ったところに
間髪入れず投げかけられる言葉は
呟くように小さくて。

それでも狭い部屋ではどこにも逃げていかないから、
人より多少良い己の聴覚はきちんと拾う。

一瞬、ゆっくり瞬きをした。
ふ、と口角が笑みの形に歪む。 ]
 
(66) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 21:08:10

【人】 雨宮 健斗


[ 伸ばした手は避けられることなく、
傾げた首を追ってひたりと頬に触れた。

しなやかで、みずみずしい肌。

澄んだ瞳が揺れる。
頬に触れた掌に一度ちらりと彷徨って、
戻った視線が己と絡んでからまた、僅か遠ざかる。

被さるように彼の手が重なった。
ゆっくりした動きで絡め取られていく指の感触。
そちらに落ちた綺麗な瞳を見つめたまま感じていた。]
 
(67) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 21:10:11

【人】 雨宮 健斗



[ 戻った視線に心臓が、どく、と打つ。

上擦ったような声が鼓膜から脳を撫でる。]

 
(68) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 21:10:44

【人】 雨宮 健斗



   …… なんも。


[ 込み上げる感情を抑えると声は掠れた。
距離が詰まる。
身体を折るように、額が触れる。
こつ、と微かな骨に響く音。

炊いたかぼちゃの、甘辛い匂い。

穏やかな海を思わせる瞳が揺らめいて、笑んで。]
 
(69) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 21:11:26

【人】 雨宮 健斗


[ 長い足がまた一歩、距離を詰めるのと同時に、
顔を上げる。


掠めるだけの口付けを。
ままごとのような、微かな唇を、そっと落として。]*
 
(70) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 21:12:14

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱


[ 口にしなければ伝わらないことが、
世の中にはたくさんある。

手にすることができた幸せが、
一瞬で消えてしまう恐怖を知っている。
 ]


   なんも、ないよ。
 

[ すぐに離した唇は、意思に反して言葉を紡ぐ。

嗚呼、もう。 ]
 
(-16) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 21:13:25

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱




    ─── 触れたいだけ。
*


 
(-17) yukiyukiyuki 2021/06/18(Fri) 21:14:13

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗



[唇をそこに触れさせたまま、彼の方を見て
 小さく、続けられた言葉に、柔く破顔する。]



    ───おれも


[そう呟いて、指を解いて、掌を合わせて絡め
 甲の骨の間をなぞれば、ゆっくりとおろして、
 また一歩。近づき、体をぴたりとくっつける。]

 
(-18) ななと 2021/06/19(Sat) 14:16:00

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗




   キス、するな?


[一応断りを入れるけれど、彼が何か言うよりも早く
 唇を触れさせて、軽く食む。
 空いた手で彼の腰をそっと引き寄せて。]


   …もっかい



[こんどは薄くひらいて、重ねて、
 ちゅぷ、とわざと音を立てれば、
 舌先でその合わせをとん、と突く。
 開いてくれるならばそこに差し込もうと、
 閉じていた瞼を少しだけ持ち上げて、窺い。]*

 
(-19) ななと 2021/06/19(Sat) 14:16:32

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱


[ 苦笑の後、聞き返す声は>>79
何処となく艶気を含んで、低くて。

額に伝わっていた熱が離れて、
代わりに引き寄せられる掌。
手首に落ちる唇がちゅ、と音が立てて
吐息が重なって焦ったく擽ったい。

ざわ、と神経が漣のように波立っていく。
己の手に唇を落としたままの顔を瞬きもせず見つめて、

─── 綺麗、だな、と思った。
 ]
 
(-20) yukiyukiyuki 2021/06/19(Sat) 17:41:51

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱


[ 自分勝手な己の言葉にも綻ぶ表情、おれも、の声。

愛しい、というのはこういう感覚を言うのだろうか。
隙間なくくっつく身体は
生暖かい波に揺られているような安心感を生むくせに
手の甲を伝う指の動きには頭の芯を痺れさせられて
むちゃくちゃに抱きしめてしまいたくなる。 ]
 
(-21) yukiyukiyuki 2021/06/19(Sat) 17:42:46

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱


[ 許可を求めるでもない、ただの予告に
軽く眉を上げてふ、と笑う。

なんでわざわざ言うんだよ、と、
含み笑いで言いかけた唇が、塞がれる。

腰に感じる手は、繊細で。
ついつい疎かにしがちな食事のせいで
ちょっと痩せたかなと気づかせてくれたくらい、
大きく感じるその手。

己が欲しかった、温もり。

遠慮がちに自分からも身体を寄せた。]
 
(-22) yukiyukiyuki 2021/06/19(Sat) 17:44:17

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱


[
もっかい、
と小さな声が密な距離に流れる。
浮かべていた笑みをゆっくり削いで、瞼を伏せて。

ノックするように突かれる唇を開いて、
伸びてくるはずの舌を迎え入れよう。
そっと、見上げてやるために目を開ければ、
こちらを窺う熱っぽい瞳と視線が合った。

にぃ、と悪戯っぽく表情を変えて、
こちらから貪るように唇を押し付ける。
彼の舌を絡めとり愛でて、拒まれないなら
口内を荒々しく探ろうと。 ]
 
(-23) yukiyukiyuki 2021/06/19(Sat) 17:46:13

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱


[ 己を選んでくれるまでの、彼の経験。
そんなこと、なんだっていい。

聞いたら聞いたで、嫉妬するに決まってる。


だからどうであれ主導権は譲らないつもりだけど、
情け無くどうにもこうにも余裕が、ない。]
 
(-24) yukiyukiyuki 2021/06/19(Sat) 17:49:12

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱


[ 入れっぱなしのカレーに痺れを切らしたレンジが
ピーピーと鳴っていた。

唇が離れたら、荒む息と滾る熱の隙間から、

カレー、食わねぇの?なんて、

余裕ぶって、聞いてみるつもりで。 ]*
 
(-25) yukiyukiyuki 2021/06/19(Sat) 17:50:11

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗


[手の触れた腰は、どこか、いつかよりも
 細くなっているような気がして、
 ほんの少し瞳が揺れた。
 それでも、もう一回、触れたくて。
 彼が体を寄せてくれるのが、嬉しくて。
 ああもう、頭の中に甘いものが満たされる感覚。

 待つみたいに伏せられたまつ毛の先を、
 見つめながら己の瞼も落として、唇を寄せる。
 ノックした舌先が、その先へと進められると、
 そのまま歯列をなぞり、ちろ、と
 熱を、甘い、口内を絡ませる。 
 
 薄く、窺うように開いた視線が、絡む。
 ぼんやりと揺れる視線に、熱が帯びれば
 その口元が弧を描くのがわかった。
 ぐ、と押しつけられる唇。]

 
(-27) ななと 2021/06/19(Sat) 22:35:41

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗





  ッん ぅ……っ



[鼻から声が漏れる。
 眉が寄ると、目を閉じて、腰が微かに震えた。
 絡めた舌先が、そのまま深くなる。
 余裕の感じられないその行為に、
 そんなにも欲しがってくれていたのかと思うと
 どうしようもなく興奮が体を巡る。

 絡められていた舌を誘い出して、
 ぢゅ、と音を立てて吸い、食めば
 こくりとどちらのともわからない唾液を飲んだ。]

 
(-28) ななと 2021/06/19(Sat) 22:36:02

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗


[耳に届くアラーム音。
 そんなのどうでもいいって思うのに
 彼の唇はゆっくりと離れていく。
 充満したカレーの匂いよりも、甘辛い、
 かぼちゃの匂いよりも、ずっとずっと、
 鼻腔に満たしていたいのは、彼の香りなのに。

 熱の隙間、落とされた問いかけに、
 じっとそちらを見つめて、目を細める。
 腰に回していた掌を、背筋から滑り上げて、
 後頭部を包み込めば、首を傾げるように、
 曲げて、笑みを浮かべる。]



   ───こっちが先。

    …全然、足りない。




[吐息まじりに呟いて、離したくないと
 言わんばかりにいつだかと同じように、
 頸動脈を押さえるようにして、ぐっと引き寄せ
 また口づけを贈る。
 絡めて、吸って、なぞって。
 深いそれに、響くのは水音。]
 
(-29) ななと 2021/06/19(Sat) 22:36:45

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗





   っ…は、 あまみや、



[時折息遣いと、その名前。
 微かに兆しを持ったそれをぐ、と無意識下で
 彼のそれに押しつける。
 キスは角度を変えて、何度だって繰り返して、
 繰り返して、それから───
 やっと、最後に触れるだけの口づけをすれば、
 口内に溜まった唾液を飲み干して、
 興奮に微かに潤んだ瞳を向けた。

 逃げないよう、押さえつけるようにしていた
 後頭部の手のひらに込めた力を抜く。
 それから、ふ、と微笑みを浮かべた。]

 
(-30) ななと 2021/06/19(Sat) 22:37:08

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗





    ──はぁ、 っ…

    ん、 ごちそうさま?


[とふざけて笑えば、解放するように
 少しだけ身体を離した。]


    …じゃ、飯食う?


[と首をまた、傾げて。]*

 
(-31) ななと 2021/06/19(Sat) 22:37:29

【独】 雨宮 健斗

/*
うわぁぁぁぁぁぁ……
やばいかっこいいしぬ
どう足掻いても勝てる気がしない
(-32) yukiyukiyuki 2021/06/19(Sat) 22:55:42

【独】 雨宮 健斗

/*
ぼくしばらく左やらせてもらってたんですよ
左戦争勝てると思うじゃないですか?

あかんこれはむり
こんなかっこいい人むり
なんなんもうむりすき
(-33) yukiyukiyuki 2021/06/19(Sat) 23:01:23
 




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生存者 (4)

雨宮 健斗
8回 残----pt

心からの感謝を

矢川 誠壱
0回 残----pt

 

忽那 潤
0回 残----pt

飴湯せーっと

文月 美鶴
0回 残----pt

 

犠牲者 (1)

とある書物(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

飴湯(3d)
0回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
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霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
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ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
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ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
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宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
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人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
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御常紀学園 by HS_29
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花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
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おりふし学園 by めんるい
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Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
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エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
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煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
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トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa