人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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視点:


【人】 御曹司 ブラキウム

>>3 サルガス

いつも通り朝食にやってくる。
少しだけ体が重い気がするけれど、きっと気の所為だ。
抱きつかれれば声を聞いて軟らかい声で諭す。

「おはようサルガス。
そんなに謝らなくても良いんだよ。
君は僕の"お願い"を聞いてくれているだけだからね。
君にだって忙しい日くらいあるさ」
(8) shionsou 2021/05/26(Wed) 20:54:28

【人】 御曹司 ブラキウム

>>3 >>8

居もしない人間を探すなんて、さぞかし骨が折れただろう?

こうして、今日はお願いを聞いてくれて嬉しいよ」

いい子だ、と小柄なあなたを抱き返して背をさすった。
それから、届け物を受け取る。

「とりあえず少し休みなよ。一緒にどう?」
(13) shionsou 2021/05/26(Wed) 20:59:48

【人】 御曹司 ブラキウム

「朝から騒がしくするなって昨日言っただろう……まったく」
(15) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:04:29

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

体を離す前に一言。
喧騒に紛れて消えてしまうくらいの声。

「君は君のままでいいんだよ」
(-9) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:10:04

【秘】 小さな サルガス → 御曹司 ブラキウム

 ひぐ、と最後の堰が切られたようにしゃくる声だけが返事だった。
 優しさのためか、手ひどいものだったのか。混乱しきってわからない。
 貴方の声に気の利いたなにかを返すこともできず。
 ただ、指がかすかに袖を引いて。
 あまりにも弱々しすぎて、縋った指は身じろぎだけでほどけてしまった。
(-10) redhaguki 2021/05/26(Wed) 21:14:26

【人】 御曹司 ブラキウム

>>19 サルガス

「あぁ、くそ」


僅かに眉をひそめてからあなたの手を強く握る。

「サルガス!」


ぐい、と引く。耳のすぐ近くで声を張る。

「……その話は後。ここは朝食の場なんだ。
"お願い"だから言う事を聞くんだ。
――僕の為にね」
(25) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:17:50
ブラキウムは、ほら見た事か、と呆れた。
(a15) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:21:13

ブラキウムは、仮面が剥がれ落ちるのをじっと見ている。
(a19) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:23:02

【人】 御曹司 ブラキウム

>>28 サルガス

「いい子だ」

大人しくなったあなたから顔を引く。
そのまま逃げ出さないようにいつもの特等席に連れていく。

「有象無象の声なんて聞かなくていい。
聞くべき人の声だけでいい。
それが今は僕だ。
言っただろう。君は疲れてるんだよ。
まずは栄養を取らないと」

席についてからまるまる1個のりんごを取り出した。
(31) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:32:32

【独】 御曹司 ブラキウム

あぁぁ〜〜〜〜〜〜〜良心が〜〜〜〜〜!?
(-15) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:35:31

【秘】 御曹司 ブラキウム → しょんぼり ルヴァ

――朝食が終わった後の時間。

ブラキウムはあなたとの約束を忘れずに自室で待機しているだろう。

/*お好きな時に。
(-18) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:39:20
ブラキウムは、声の方を一瞬だけ見てから視線を食卓に戻した。>>35
(a24) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:41:45

【人】 御曹司 ブラキウム

>>39 サルガス

「花を口にするのは構わないけど、食事は摂らないと。
授業中に倒れられたりしたら面倒なんだよ」

あなたが食事を口にするのを見ながら黙々とりんごを切る。

すとん。
すとん。

よく研がれた刃は滑らかに沈み込む。
ざっくりと4等分。その皮を器用にうさぎの耳のように剥いて皿に置いた。
一つ手に取って齧りついてまじまじと届け物を見た。

「よく切れるね」
(44) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:53:16
ブラキウムは、目の前の仮面が剥がれ落ちない事を不思議に思った。
(a32) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:54:18

【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「こんこんこん!」

袖が余っているので鈍い音。

「ブラキウム! 迎えに来たよ!
 おれさまとギムナジウムの果てまで、
 冒険の旅に出よう! ……準備出来てるかな?」

首を右左動かして待機中。
(-21) reji2323 2021/05/26(Wed) 21:55:20

【置】 御曹司 ブラキウム

(昨日の今日でこの有様)

ばらばらに。
思い思いに。
自主性万歳ってね。

(偽善もあそこまで行くと滑稽だよ)
(L1) shionsou 2021/05/26(Wed) 21:58:23
公開: 2021/05/26(Wed) 22:00:00

【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ

「わざわざ口でノックするのなんて君くらいだろうね」

すぐに出てくる。
準備?だってほとんど手ぶらだもの。

「で、どこに行くって?」
(-22) shionsou 2021/05/26(Wed) 22:03:39

【人】 御曹司 ブラキウム

>>48 サルガス

「……サルガスは本当にいい子だよ。
僕は君みたいな子は他に知らない。
君はもしかすると、有象無象の一人じゃないのかもしれないね。認識を改めよう」

ふわり。優しく嬉しそうに笑いかける。
「へぇ〜。道理で。汎用品じゃないんだね。
サルガスだってこれを使って練習すればすぐにできるようになるよ。暇があるなら教えてやってもいい」

ブラキウムは尊大で気まぐれだ。

「……そうそう。いつも"お願い"を聞いてもらってばかりだから、偶には僕もサルガスの"お願い"を聞いてもいいかと思ったんだ。
今すぐにじゃなくてもいい。君が願ったときに、ね」
(55) shionsou 2021/05/26(Wed) 22:27:39

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

>>55

本当はひとの事なんて見てやしない。
全ての人間の顔は等しく、ぐちゃぐちゃの落書きのような仮面にしか見えないのだから。
簡単に剥がれ、付け替えられるハリボテを覚えられるはずも興味が湧くはずもない。
ブラキウムの視界はいつからかそうなっている。
認識を改めたところで、それは変わらない。
(-27) shionsou 2021/05/26(Wed) 22:29:17

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

――今日のうちのいつか。
人気のない場所に居るあなたを見つけられるだろうか?

/*
森や空き部屋。その他どこでもお好きな場所で!
(-31) shionsou 2021/05/26(Wed) 22:35:23

【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「森だよ森。
 おれさま子供のころからここにいるけど、
 あと謎が残ってそうなのあの森くらいだからな。
 虫とかは、今の季節大丈夫だけど、
 ちょっと草とか生えてたりするので、
 嫌だったら言ってね? 進路を変えます」

言いながらその辺で拾った長い棒を振る。

森に向かいながら尋ねる。

「ブラキウム、ここ(ギムナジウム)に来た時のこと、
 ……覚えてたりする?」
(-32) reji2323 2021/05/26(Wed) 22:37:22

【秘】 小さな サルガス → 御曹司 ブラキウム

 きっと貴方の目には並ぶ南瓜とざくろにしか見えない、子供。
 貴方に善きものばかりを見て、かけられた言葉をそのまま飲み込んでしまう、子供。
 いっときの衝撃で揺らいだ好意さえ、直後の声掛けで補強されてしまった。

 けれどもわたしが臣下なら、愚鈍なほうがいいでしょう?
(-34) redhaguki 2021/05/26(Wed) 22:42:24

【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ

「本当に森に行くんだ……」

冗談かと思っていたらしい。
肯定も否定もせず、呆れたような顔であなたについて行く。
相手が有象無象ならば、レヴァティにしたように止めたかもしれないが他ならぬあなたならばその必要もない。

「ほんの数年前だよ。ぼんやりとは覚えてるさ」
(-36) shionsou 2021/05/26(Wed) 22:44:20

【独】 御曹司 ブラキウム

んふふっふふふっふふふふwwwwwwwwwww
(-38) shionsou 2021/05/26(Wed) 22:45:29

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

おおよその授業が終わり、気だるさに包まれる昼下がり。

森にほど近い場所で、森の木々、或いはその先にあるもの
イクリールは、それをただ、ただ見つめていた。

ただ、一人で。
ただ、何をするでもなく。

ひとり、ぽつねんと。
(-43) unforg00 2021/05/26(Wed) 22:50:34

【人】 御曹司 ブラキウム

>>62 サルガス

「そうかな。君が言うならそうなのかもしれないね。
けれど、別に僕のようにならなくてもいいんだ」

ブラキウムはずっと嘘は吐いてない。
上に立つ人間は二人は要らないから。
やはり視線は合わないまま自分の食事を終えた。

「サルガスはまだ、何にでも成れるさ。
ゆっくり考えなよ。選びきれないなら一つずつでも構わない」
(67) shionsou 2021/05/26(Wed) 22:58:15

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

尊敬の輝きも蠢く苔にしか見えなかった。
けれど、あなたの声色から感情は読み取れる。
自然と身に付いた感覚だった。
まっすぐに信じて疑わないあなたを、やはり不思議に思う。
ここまで仮面が変容しながらも剥がれ落ちないのは初めてだった。
ブラキウムにとっては、その様は人間というものから外れた存在に違いない。
けれど、都合が良いのもまた確かだ。
飴と鞭を使い分けてこその御曹司である。
どうでもいい誰かに壊されるくらいならいっそ――
(-46) shionsou 2021/05/26(Wed) 23:04:52

【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

森の方の道に歩きながら、
同じクラスの友人に話しかける。

「そっかー、そうだったね。
 おれさま外の世界とか知らないから、
 なんとなくでしか知らないんだけど、
 でも森にいるときは少しだけ外が感じられて好きなんだよね。
 鳥とか、ちゃんと外から飛んできてるの見て、
 この施設の外にもちゃんと世界があるんだなって思うと、
 森で冒険してる延長線上に、
 見たことない外がある気がして楽しいんだ」

これ、秘密だからな、と呟く。
(-48) reji2323 2021/05/26(Wed) 23:10:30

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

今のうちに自分好みにしてしまうのも面白いかもしれない。
どんな"お願い"まで聞いてくれるだろうか。
――湧き上がった興味をひとまず抑えながら、あなたが食事を終えればひとつ尋ねる。

「ね。君が良ければしばらくこのナイフを貸してくれない?
他にも果物があって、使いたい宛があるんだ」
(-49) shionsou 2021/05/26(Wed) 23:11:04

【人】 御曹司 ブラキウム

>>71 サルガス

「僕は」

暫し止まって。

「僕も一緒に居て欲しいな」

短くそれだけ答える。
そして食事を下げようとするあなたに耳打ちをして「ありがとう」と礼を述べた。
(73) shionsou 2021/05/26(Wed) 23:15:30

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「やぁ」

横から声を掛ける。
あなたの向いているであろう方向を一瞥して。

「こんな所でどうしたのかな。
森なんて一人で見ていてもつまらないだろう?」
(-50) shionsou 2021/05/26(Wed) 23:19:14

【秘】 小さな サルガス → 御曹司 ブラキウム

「うん、いいよ。ほんとうは、あげようと思ってたの。
 だって、ぼくつかえないから。さっき、やっぱりブラキウムが持つほうがいいなって。
 持ち手の銀細工まで、きれいでしょう。ブラキウムにつかってもらうほうが、いいよ」

 返答は当たり前のように告げられた。真っ白いナフキンも一緒に、貴方のものになる。
 二人分の食器を重ねると、両腕いっぱいに抱えあげて、返却場に足を向けた。

「ううん、ぼくも。はげましてくれて、ありがとう」
(-51) redhaguki 2021/05/26(Wed) 23:22:46

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「……あら、ブラキウム。」

不意に掛けられた声に、ふと振り向いて
あなたの名前を呼ぶ。
イクリールは、あなたの事も知っている。
それは、名前だけ、かもしれないけれど。

「わたし、そんなにつまらなそうに見えたかしら。
 それとも、ブラキウムは 景色を見るのはつまらないと思う?」

小さく首を傾げて、そう問い返した。
(-53) unforg00 2021/05/26(Wed) 23:26:59

【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ

「外の世界に興味を持つことは普通じゃないか。
ここはずっと、ずっと狭い世界だよ。
僕は出来るなら早く出たいよ。
だって外は……外は」

歩きながらんーと首を傾げた。

「ほとんど思い出せない?」

なぜか疑問形だった。
(-55) shionsou 2021/05/26(Wed) 23:30:39
御曹司 ブラキウムは、メモを貼った。
(a61) shionsou 2021/05/26(Wed) 23:36:17

ブラキウムは、あまりの大所帯に夢かと錯覚した。
(a62) shionsou 2021/05/26(Wed) 23:37:11

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「僕ってばもしかして有名人?」

薄ら笑いを浮かべながらあなたの隣に立つ。
もちろんブラキニウムはあなたの顔も名前も知らない。
正しくは認識していないと言うべきか。
けれど、あなたの言葉なら少しだけ覚えている。
だから声が返ってくるならそれがあなただと分かる。

「……さぁ?なんとなくそう思っただけ。
何かのついでになら。
こんな風にただ景色を見るだけなんて事はしたことがないね」
(-64) shionsou 2021/05/26(Wed) 23:44:57

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

「そう。丁度良かったね。装飾品としての価値もあるとなれば尚更。
それじゃあ有難く頂こうかな。大切にするよ」

そこまで言われれば断る理由もない。
ナフキンに丁寧に包んで懐に仕舞った。

「大したことじゃないさ。これくらいならいくらでも。
"お願い"じゃなくても、話し相手にくらいはなるからね。
これからもよろしく頼むよ、サルガス」

返却場に向かうあなたを笑顔で送り出して、そのまま別れるだろう。
(-68) shionsou 2021/05/26(Wed) 23:52:13

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「そうかもしれないわ。
 ブラキウムのこと、おともだちから聞いたもの。
 それに、食堂でも何度か見かけたわ。」

隣に立つブラキウムを、少し下から見上げて微笑んだ。
イクリールが多くの人の事を一方的に知っているのは、
そう珍しい事でもないし、本人も理解している。

だからきっと、ブラキウムに対しても
自分という個が認知されているとは考えていないだろう。

「そう。なら、これから楽しく思う事もあるかもしれないわ
 ブラキウムはいつも忙しそうだもの。
 きっと、これまでは機会がなかったのね」
(-71) unforg00 2021/05/26(Wed) 23:54:53

【独】 御曹司 ブラキウム

まさかサルガス死なないよな?
(-70) shionsou 2021/05/26(Wed) 23:55:15

【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「……っ」

少し驚いたような表情で振り返り。

「ブラキウムも、外に出たいの……?
 そうだよね、ここ狭いし、限られてるし、
 きっと外は、外の世界は……」

先を促すように相手の表情を伺うが、
首をかしげるブラキウムに同じ角度で首を傾げた。

「……思い出せない?
 えっ、と。最近、のことなのに……?」

同じく疑問形で問う。
(-72) reji2323 2021/05/26(Wed) 23:55:46

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「ま、覚えておいて損は無いからね。
忙しい……と言われてみればそうかも」

悪目立ちすることも多々あったから、そうなるのも仕方がない。
そんなブラキウムのやる事は少なくない。
当然、有象無象に構う暇はない。
偶然通りかかった誰かさんと世間話をするような人間ではないのだ。
だからあなたと言葉を交わしていることには目的がある。

「君に聞きたいことがあってね。
ほら、『みんなの事が好き』だっけ。
どうしてそんな事が言えるのかなって。これはただの好奇心」
(-79) shionsou 2021/05/27(Thu) 0:11:26

【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ

「……おかしいな。
今までまったく気づかなかったけど家の事以外を思い出そうとすると急に靄がかかったみたいになるんだ」

1分ほどのうめき声が続いてから、はぁ、とため息。

「悪い。ダメそうだ。
……これもおとなの仕業か。
でも、外に出たいのは同じだよ。
僕はこんな所で終わるような人間じゃない」
(-85) shionsou 2021/05/27(Thu) 0:24:32

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「ええ、覚えておくわ。
 だってわたし、」

みんなのことが好きだから。
そう続けようとして、けれど、その言葉は
ブラキウムの問いと重なり、呑まれていった。

「…どうして、そうね。
 ブラキウムは、ちゃんと知ろうとするのね」

どうしてかしら。
思案するように口元に手を当てて、暫くの後。

「──理由は無いわ。ええ、無いの。
 だって、誰かを好きになることに、理由なんて必要かしら。
 ブラキウムは、それだけでは不満?」

それとも、不安なのかしら とは。
口には出さず、心の内に留めておいた。
(-86) unforg00 2021/05/27(Thu) 0:25:08

【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「む、無理しないでブラキウム!
 なんか、なんか危ない気がするぞおれさま!」

慌ててわちゃわちゃと手を振り回す。

「……そっか。でも、ブラキウムも外のこと考えてたんだ。
 それが知れたのはちょっとおれさま嬉しいな。
 おれさまも、外の世界を知りたいって思ってたんだ」

未だ見たことない外の世界。
そこへの道こそが、彼の抱いている野望に不可欠なものだ。
(-92) reji2323 2021/05/27(Thu) 0:42:53

【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

何が楽しいのか少し焦ったような顔で。

「じゃあ、ブラキウム約束しよ約束。
 もしどっちかが先に外に出たとき、
 もう一度外でも会おう。
 おれさまは外を知らないし、
 ブラキウムは外を忘れてる。
 だから、条件は一緒だもんな。
 そっから、どれだけ凄い人間になれるか、
 勝負しよう。いい……?
 外を目指すおれさまたちの、約束。どうかな?」

両袖でブラキウムの手を包んだ。
(-93) reji2323 2021/05/27(Thu) 0:43:26
ブラキウムは、贈り物を弄んでいる。
(a89) shionsou 2021/05/27(Thu) 7:51:56

ブラキウムは、朝聞いた声を頼りにお話をした。
(a103) shionsou 2021/05/27(Thu) 11:45:01

ブラキウムは、臣下を嘲る口の数を減らした。
(a104) shionsou 2021/05/27(Thu) 11:45:39

【独】 御曹司 ブラキウム

※ちょっと脅しただけです
(-184) shionsou 2021/05/27(Thu) 11:52:12

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「大概の人間は自分に向けられる好きをわざわざ掘り返したりしないよ」

甘い言葉は何も考えずに受け入れた方がきっと幸せだろうと思う。

「……それだけ?」

理由はないと言うあなたの言葉に期待外れだと言わんばかりの顔をした。
不満ではなくて、もちろん不安ではない。
ブラキウムを動かしているのはそんな感情ではない。
3つも年下の少女から感じる覚えのある雰囲気に少しだけ目を瞑る。

「それじゃあ質問を変えよう。
みんなじゃなくて僕はどうだ?」

きちんとあなたの方に向き直って右手を差し出した。
(-191) shionsou 2021/05/27(Thu) 12:32:09

【秘】 貪欲 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム

/*
 エンジンかかりまくりのルヘナPLです。
 ブラキウムさんと直接お話してないのが実はとてももどかしく、
 どこかしらで軽くお話できたらと思うのですがいかがでしょう?
(-196) uni 2021/05/27(Thu) 12:55:10

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「そうするよ。急いでもここからすぐに出られる訳でもない」

あなたが大げさにわちゃわちゃするのを見て
考えるのをやめた。

「僕はむしろ外の事ばかり。ルヴァと…ほんの少しの人間のことくらいしか気にならない。
僕は御曹司なんだ。金だって、権力だってあるんだ。
なのにここじゃあ、この肩書だって何の意味もない。
……僕は、有象無象の一人なんかじゃ、ないはずなのに」

悪いことだと思わない。当然のように話しながら、対して語気は弱まっていく。
最後には普段のブラキウムから想像できないような言葉を漏らした。
足を止めて俯き、踏みしめられた落ち葉を見つめる。
(-197) shionsou 2021/05/27(Thu) 12:59:25

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

けれど、あなたに包まれれば顔をあげていつもの無表情に戻る。

「いいよ。
君もきっと、僕と同じように凄い人間になれるはずだ。
約束しよう。僕もまた、君と会いたい」

胸の中にほんのりと温かい気持ちが生まれるのを感じる。
(-198) shionsou 2021/05/27(Thu) 13:00:13

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

それでも、
あなたの顔は見えないままだ

全ての人間の顔は等しく、ぐちゃぐちゃの落書きのような仮面にしか見えないのだから。
簡単に剥がれ、付け替えられるハリボテが目の前にみえている。
ブラキウムの視界はいつからかそうなっていた。
言葉を交わしても、触れ合っても、こころが動いても、やはり変わらない。
(-199) shionsou 2021/05/27(Thu) 13:01:22

【秘】 御曹司 ブラキウム → 貪欲 ルヘナ

/*
PLです。
是非やりましょう。なんでもイケます。
表ではあんな性格なのでなかなか面倒な感じになっており、お声かけすごくありがたいです!
やれることは全部やっていくスタイルでどんどん行っちゃいましょう。
(-200) shionsou 2021/05/27(Thu) 13:09:05

【秘】 貪欲 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム

/*
 よかった、ありがとうございます!
 個人的に凄く好きな性格のPCさんなので、ぜひお話してみたかったんです。
 ではでは、空き時間にふわっとお見掛けしたていで行きますね。
(-203) uni 2021/05/27(Thu) 13:19:07

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「そうかしら…ううん、そうね。わたしもきっと、
 好きだと言われることに、理由はもとめないもの。」

イクリールは、そのものに理由は求めない。
理由が必要な時を除いて。
何にだって、理由がある事は知っている。

皆はイクリールの事を口々にませていると言うけれど。
それでも確かにまだ、小等部に籍を置いている。
それでもこのギムナジウムに通う、沢山の生徒の事を知っている。
与えられる何かに対して、正当な理由が、筋の通った理屈が。
それを認めなければ、受け入れられないような生徒が居る事も。

「ええ、それだけよ。でも、それだけじゃないわ。
 細かいことを言えば、いろいろあるの。
 ブラキウムは、わたしにないものをたくさんもっているから。」

きれいなブロンドも、よく晴れた日の空のような目も
それにいつも堂々としていて、そのための努力をかかさないの。
とっても素敵だわ。
そう言って、イクリールはいつものように微笑んだ。

「あとは、そうね…
 忙しいのに、こうしてわたしのお話につきあってくれるもの。
 わたし、ブラキウムのことが好きよ。それに…」

ブラキウムのことを知って、これからもっと好きになりたいわ。
にっこりと微笑んで、差し出された手に疑う事無く両手を伸ばす。
右手での握手は、ある場所では敵意が無い事の証。
ブラキウムのそれは、どうだろう?
(-218) unforg00 2021/05/27(Thu) 15:04:09

【人】 御曹司 ブラキウム

>>153 ルヘナ

「…………誰だったかな」

声のした方向を振り向いて、こてんと首を傾げる。
まぁいいか、とぼやいて答えた。

「ご覧の通り僕は変わりないよ」
(163) shionsou 2021/05/27(Thu) 18:23:09

【人】 御曹司 ブラキウム

>>164 ルヘナ

「はいはいルヘナね」

これで次に会ったときは大丈夫だろう。
もちろんあなたが有象無象でなければの話である。

「上に立つべきものが勧告してやるのはいつも通りじゃないかい?
間違った馬鹿に教えてやるのも僕の寛大さだね」

風紀委員がそうするように。おとながそうするように。
教えてあげているのだと言う。

「それで?わざわざそんなくだらない事を聞くために声を掛けた訳じゃないだろう」
(167) shionsou 2021/05/27(Thu) 19:18:59

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「人間なんてそんなものだよ。
見たいものだけが見えるように世界にフィルターをかけてる」

それに例外はないと思っている。

「一方的に知っているだけの相手によくもまぁ語る。お世辞でもそこまで言われたことが無いよ。
どうもありがとう。
サルガスはあぁ言っていたけど君の方がよほどひとの事を見ている」

表情を変えないまま甘い言葉に耳を傾ける。
確か、別の誰かにも似たような事を言っていた気がする。
ブラキウムは忘れていない。

もっと知りたいならこういうのはどうだろう


その疑問には行動で応えた。
あなたが握ったブラキウムの軟らかい手が、ぎゅっと強く握り返し――それにとどまらず強く強く握りしめるようなものになるころにはあなたの体を引き寄せようとしていた。
あなたがその力に逆らえないならば、そのまま抱きしめるような形になるかもしれない。
(-243) shionsou 2021/05/27(Thu) 19:59:40

【人】 御曹司 ブラキウム

>>172 ルヘナ

「は?僕を勝手に君の知的好奇心のダシにしないでくれないか」

時間を無駄にした、と悪態を吐く。
その目はあなたを見ていない。

「知ってどうする?
他人の考えなんて理解できないのが普通だよ。
赤の他人なら尚更ね」
(180) shionsou 2021/05/27(Thu) 20:14:32
ブラキウムは、あまり手が大きくない。
(a136) shionsou 2021/05/27(Thu) 20:23:58

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「……そうね。でも、きっと悪いことじゃないわ。
 いやなことばかり見ていたら、誰だって疲れてしまうから。
 素敵なものを見ている間だけは、忘れていてもいいはずよ。」

たとえば、今みたいに。
柔らかな笑みはそのままに、ブラキウムへ両手を伸ばして

「あ、─────」

その手を引かれる。
ぐらり、イクリールの身体が傾いだ。
ブラキウムがそれを更に引き寄せ、抱き締めようとすれば
小柄な少女の身体はいとも容易くその両腕に収まるだろう。

逆らえない、というよりは、逆らわない。
現に、このままブラキウムが抱き締めたって
何が起こったのかと、きょとんとした顔をしているだけだ。
イクリールは、その行為の裏に悪意があるなどと
そんな事は、ただの一度も考えた事はない。

それは何か、あなたなりの理由があっての事で。
そして愛する『みんな』が善いものだと、そう信じている。
(-248) unforg00 2021/05/27(Thu) 20:33:23

【人】 御曹司 ブラキウム

>>181 ルヘナ

「滅茶苦茶だ!そこで僕の所為にするのはおかしいだろう。
君は自分で言っていておかしいと思わないのか……?」

横目にドン引きしている。

「そもそも僕に何のメリットがあるんだい?
この僕が、わざわざ、時間を浪費して、君の思考を広げる手伝いをするメリットを教えてくれたまえ」
(184) shionsou 2021/05/27(Thu) 20:48:54
ブラキウムは、ルヘナとも視線が合わない。
(a138) shionsou 2021/05/27(Thu) 20:49:27

【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「おれさまも、ここからは、
 そんなに簡単に出られないんだろうなって、
 そう思ってる。だから……。
 だからブラキウムや今いるみんなとできるだけお話がしたい。
 こうやって森の近くで探検したりするのだって、
 きっとブラキウムが言う通り御曹司で外にいたら、
 出来ないことだったと思うから。
 だから、ここで会えたことは、ごめんだけれど、
 おれさまにとってはちょっとだけ嬉しいんだ。
 ブラキウムがここから、どこに行ったって、
 おれさまがここから、どこに行ったって、
 この記憶だけはずっと持っておけるから」

ふひひと笑う。
(-253) reji2323 2021/05/27(Thu) 20:58:44

【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

誰でもない、ぐちゃぐちゃの仮面を被ったような顔が、
恐らく笑顔である表情を作って嬉しそうにする。

「……やった、約束だ。
 おれさま、出来るだけ約束をいっぱいすることにしてるんだ。
 そうすれば、その約束を忘れない限り、
 自分の中にずっとそいつが居続けるから。
 だからおれさまは、約束が好きなんだ」

誰のものかわからない、
簡単に剥がれ、付け替えられる『偽りの仮面』が
言いながら少しだけ笑い声を出した。

「よし、今日は木登りとかにも付き合ってもらおっかな!
 絶対楽しくなるから、覚悟しといて!」

本当の表情が分からなくても、動きでよくわかるような
楽しくて仕方がない様子で森の中に促した。

-----
(-255) reji2323 2021/05/27(Thu) 20:59:34

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「へぇ」

腕を後ろまで引きながら一歩前に出る。
ブラキウムの想定通りにあなたを手中に入れてしまった。
……最後まで抵抗の意思を感じなかったことにはもちろん気づく。

「君は――」

繋いだ右手は離れて、いつの間にか左手と一緒にあなたの背へ回されていた。
触れそうなくらいの距離にあなたの顔がある。
柔らかな体が密着している。

無垢なあなたを、ブラキウムは変わらず答えを求めるように無表情で見ている。
(-257) shionsou 2021/05/27(Thu) 21:15:36

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「それは。その考えは。
果たされない約束は、呪いだよ」

「ねぇ、ルヴァ」

森の中に進もうとするあなたの膨らんだ袖をきゅっと掴む。
楽しそうに動くあなたを見てもまだ足は動かない。

「君の事をちゃんと言葉にして教えて欲しい。
また会えるように。
忘れないように。
君が君だとすぐに分かるように」

見えないものを見ようとする空色の瞳が揺れる。
ころころと天気の様に移り変わる仮面に怯えている。
表情がわからないから、人一倍に言葉と……行動を求める。
(-258) shionsou 2021/05/27(Thu) 21:38:07
ブラキウムは、あなたの前ではいつもよりも小さく見えた。
(a149) shionsou 2021/05/27(Thu) 21:39:26

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「……びっくり、したわ。
 ごめんなさいね、ブラキウム。わたし、重たいかしら…」

抱き締められれば暫しの間呆気に取られたような顔をして
それから困ったように微笑んで、
ブラキウムに殆どの体重を預けるようになっていた姿勢を正す。
それが許されるのであれば。

そして、それから。
ブラキウムに倣うように、両腕をその背に回した。

「────でも、そうね。
 こうした方が、ブラキウムの顔がもっとよく見えるわ。」

二人の距離はより近くなる。
イクリールは、ブラキウムの瞳を覗き込んで
それからもう一度、いつものように微笑んだ。

少なくとも、そこに含みがあるようには見受けられない
けれど、何を答えと見出すかは、ブラキウムに委ねられている。
(-259) unforg00 2021/05/27(Thu) 21:45:59

【人】 御曹司 ブラキウム

>>190 ルヘナ

「役立たずに意図なんて伝わらなくてもいいんだけど……ふむ」

ようやくあなたに視線を戻す。
今度は品定めをするような目つきだ。

「そこまで言うからにはさぞかし"できる"自信があるのかな。
――良いのかい?自分でも言うのもなんだけど、僕は真面目でも優等生でもない。
もっと他に、手を結んだ方が君の求めるモノを見つけてくれる人間が居るかもしれないよ」

まだ勿体つけている。
もしかすると、少し、楽しいのかもしれない。
(202) shionsou 2021/05/27(Thu) 21:49:05

【独】 御曹司 ブラキウム

イクリールめちゃくちゃグイグイくるんだけど………………………………
(-260) shionsou 2021/05/27(Thu) 21:51:40

【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

果たされない約束が、呪い。
その言葉に、少しだけ首を傾げたが、

「……?
 おれさまの、こと?」

進もうとして、振り返った表情は見えない。
どうにも、いつもよりブラキウムの様子が、やっぱりおかしい。

「……おれさまの、こと、かー。
 そうだなー、おれさまは、ルヴァだな。
 見た通りのルヴァがおれさまで、
 ブラキウムが知らないおれさまも、ルヴァだ」

少しだけ抽象的なことを言い、続ける。
その場に少しだけ座るように促した。
(-262) reji2323 2021/05/27(Thu) 22:05:29

【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「それ以外のことを言うなら。
 ……秘密なんだけど、誰にも言わないでね。

 おれさまは、ずっと助けてほしいんだ。
 正義の味方だってブラキウムに言ったり、
 みんなの団長であるって自信満々にしてるけど、
 いつか、おれさまをこの世界から救ってくれる
 そんな誰かが出てこないかなって、ずっと思ってる。

 おれさま、多分捨てられたからさ、
 そのときからずっと、泣いてる自分が胸の中にいて
 傘もささずにずっと、そいつが濡れてるの見てて、
 なんか変な感じなんだけど可哀そうだなって思ってた。
 だから、そいつを救ってやりたいんだ、おれさまは」

どこか、遠くを見るような目で呟く。
鬱蒼とした森が、目の前にある。
(-263) reji2323 2021/05/27(Thu) 22:06:29

【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「自分で自分を救ってやるなんて、変な話だけどさ。
 でないと俺は、ずっと救われないから」

一瞬だけ、彼がしそうもない顔をしたが、
それはブラキウムにとっては見えないことだったかもしれない。
すぐにルヴァの顔に戻り、横を向いて尋ねる。

「……噂、怖くない?
 ブラキウム。
 誰かに連れていかれてしまうっていう、あの噂。
 その、それでサルガスとかと
 ちょっと喧嘩っぽくなってたの知ってるけど。
 聞いておきたくて。
 おれさまは、ちょっとだけ、怖いよ」

袖で顔を隠しながら、尋ねる。
(-264) reji2323 2021/05/27(Thu) 22:06:50

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「いいや、重くなんかないよ」

だからこんなこともできてしまう。

「軽いさ」

右手があなたの後頭部に触れる。

「体も、言葉も」

額が擦れあう。
今だけは世界にあなたと僕だけ。
溶け合って一つになってしまいそうなふたり。
(-265) shionsou 2021/05/27(Thu) 22:13:40

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

君がみんなを好きなように、みんなが君を好きならいいのにね


けれど、視線はいつまでも合わない。
――次に触れたのは底冷えするような銀。
空いた左手に握られた"どうしようもなく馬鹿な子"からの贈り物。
意匠の凝らされた果物ナイフが夕陽に煌めいていた。
それはあなたの軟らかい首の皮へ ―今朝りんごにそうしたように― するりと切り目を入れた。
(-267) shionsou 2021/05/27(Thu) 22:15:54
御曹司 ブラキウムは、メモを貼った。
(a156) shionsou 2021/05/27(Thu) 22:20:28

ブラキウムは、贈り物をとても気に入っている。
(a157) shionsou 2021/05/27(Thu) 22:21:11

【人】 御曹司 ブラキウム

>>209 ルヘナ

「ふぅ〜ん。
ある程度口も回るみたいだし馬鹿ではなさそうだ」

少なくとも、盲目的に信じたり、下らない小競り合いをしたりしている奴らよりかは。
これなら、少しくらいは覚えてやってもいい。
続く言葉にはにやりと笑った。

「ふ、面白いね。
わかった。改めて君の質問に答えてあげよう。
それが『正解』だといいんだけど。
それにしても
……君は僕の事が好きなのか?
(211) shionsou 2021/05/27(Thu) 22:42:53

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「…そう、よかった」

イクリールにとっては、それでも良かった。

『みんな』の事は好きだけれど、
その想いが容易に通じ合うとは思っていない。
今は一つになれずとも、言葉を尽くして、互いを知って
そうすれば、わかり合えない事など無いのだと。
そう、根拠も無しに信じている。
或いは、『今までは』そうだったのか。

「ええ、いいの。
 重いと思うのも、軽いと思うのも、人次第だものね。
 そう思わせないようにわたし、努力はするけれど、」
(-274) unforg00 2021/05/27(Thu) 22:43:34

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

でも、と言葉を続けようとして、
けれどそれは、音を伴う言葉になる事は無かった。

「─────え?」

目を瞠る。
最後にその目に映ったのは、夕陽を受けて閃く銀だった。
よく研がれたそれは、少女の白い肌に容易く紅を引く。
もしブラキウムがそれによって命を奪おうとしたのなら、
手にしたナイフは何処までも深く、その頸を裂くだろう。

イクリールは、抵抗しなかった。
(-275) unforg00 2021/05/27(Thu) 22:44:17

【置】 御曹司 ブラキウム

自室。

ブラキウムは贈り物を大事そうに手にしていた。
灯りに照らすと鋭い光を放つ。
銀を包んでいた真っ白いナフキン。
それは
柘榴を切った後のようにじっとりとした赤
に染まっていた。

「本当に君はいい子だね。サルガス」
(L27) shionsou 2021/05/27(Thu) 22:46:33
公開: 2021/05/28(Fri) 0:00:00

【置】 御曹司 ブラキウム

あなたの元へ、また置手紙。

*サルガスへ*

明日もまた、朝食を食べよう。
そうだ、君のくれた贈り物はとても気に入ったよ。
さっそく、使ってみたんだけど、使い心地がいい。
熟れていない果物でもなんだかおいしく感じるよ。
まぁ、甘くはないんだけれどね。
君も食べたい果物があったら持っておいで。
"お願い"するよ。

*ブラキウム*
(L28) shionsou 2021/05/27(Thu) 22:51:25
公開: 2021/05/27(Thu) 22:55:00
ブラキウムは、置手紙をサルガスの部屋に届けた。
(a166) shionsou 2021/05/27(Thu) 22:52:30

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「そういうことじゃ、なくて」

と、突っかかりそうになったところで促されて大きな木の根に腰を下ろした。
最後まで黙ってあなたの話を聞く。
尋ねられれば口を開いて。

「……はは。君が白馬の王子様になるのかい?
僕も、ルヴァみたいに明るくみんなを導けそうな人間だったら泣いている君を迎えに行ったんだけれど。
残念ながら僕は無敵じゃないからね」

仮面の変化は無かった。
そして、仮面は剥がれ落ちなかった。
今はそれでよかった。
自分の見ているルヴァがルヴァらしいと思えることが嬉しい。
目は合わなくとも、努めてあなたをまっすぐに見つめるように答える。

「怖いかと言われれば……やっぱり怖い、のかも。
僕が僕じゃなくなってしまう気がするんだ。
一刻も早く外には出たい。だけど、僕が僕じゃなくなったら何の意味もない。
それに……ルヴァやサルガスが居なくなるのも嫌だ」
(-281) shionsou 2021/05/27(Thu) 23:09:32

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

置手紙の裏には一言添えられていた。

「君もちゃんと"お願い"するんだよ」
(-282) shionsou 2021/05/27(Thu) 23:14:52

【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「そうかな? おれさまはブラキウム見てると安心するよ。
 おれさまと違って、ちゃんと考えて答えを出せる気がして、
 だからこうやって着いてきてくれるときは凄く勇気が出るんだ。
 いつもありがとうね、ブラキウム」

 にひ、と笑った。

「そっか。良かった。
 怖いのが一人じゃなくて。
 そうだよね、自分が自分じゃなくなるのは、怖いって、
 おれさまも、すごくも思う。
 怖くて怖くて仕方がなくて、寝れない夜もあるんだ。
 胸の中で泣いてる子供も、おれさま自身も怯えて、
 朝が来るのをずっと顔を隠して待ってたりするよ」
(-286) reji2323 2021/05/27(Thu) 23:29:11

【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「そうだね。
 おれさまも、誰が居なくなっても悲しいと思う。
 誰が、本人じゃなくなっても辛いと思う。
 噂が本当で、戻ってこれなくなったり、
 大きく変わったりするのがもし本当なら、
 それはとても怖いことだなって、そう思う。
 サルガスも、ブラキウムも、シェルタンも、他の皆も。
 誰も居なくなってほしくなんかない。

 ブラキウム……。
 ブラキウムは、居なくならないよね?
 連れていかれたり、しないよね……?」

静かな森の前で、泣きそうな声で尋ねる。
(-287) reji2323 2021/05/27(Thu) 23:29:44

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「僕は君が嫌いだよ。
誰にでも媚びたような言葉と振る舞いをする……お母様みたいな女」

ずっと、ずぅっと。
お前のような女になりたくなかった。


あなたが銀に目を瞠る隙に、ブラキウムはあなたの左耳の傍に顔を近づけていた。
軟らかくて大きくない右手は、長く滑らかでいい香りのする髪ごとあなたの頭を乱暴にわしづかみにしている。
左手は、皮を切り裂いたところで止まったまま。

ただ傷口から肌を伝う血液だけが動いている。
(-288) shionsou 2021/05/27(Thu) 23:32:11

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「ほら、言ってみなよ」

無償の好き。
無垢の隙。

無遠慮に踏み荒らされて尚、あなたがどう答えるか。
準備は整った。
首に沈む冷たい銀と耳にかかる熱い吐息があなたを挟み込む。

「ねぇ――僕はどう?」

やさしく子どもをあやすような声で問うた。
(-290) shionsou 2021/05/27(Thu) 23:40:52

【秘】 あなたと一緒 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「……ふん。おだてたって何も出ないよ。
君の為じゃなくて、僕にメリットがあるからこうしてるんだ」

帽子を目深にずらしてしまう。
その頬に薄ら朱が差しているのが見えるかもしれない。
しかしいつも明るいあなたの声が沈めば敏感に感じ取る。

「僕たち、一緒だね。
きっと、みんな怖い。
でも、うん。怖がってるだけじゃダメだ。
……よし。僕が僕であるうちは居なくならない。
これも約束だ。絶対に守る。誓ってもいい」

帽子をかぶり直して、ようやく顔を上げる。
今度はこちらから。
あなたの袖に埋もれた手を握る。
深く心が通じ合うようにつながったままブラキウムは動かない。

一人で救いに行けないならば、二人で行けばいいと思った。
(-297) shionsou 2021/05/28(Fri) 0:20:30

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

イクリールは抵抗しない。
恐怖に竦んでいるわけではない。
抵抗する事を諦めているわけでもない。

ただ、何が起こったかわからない、といった様子で
ブラキウムの言葉と、続く暴戻をただ受け止めている。

暫くの沈黙の後、
ナイフの冷たさと、遅れてやってきた痛みが
イクリールを現実へと引き戻した。

「………ブラキウム。」
(-299) unforg00 2021/05/28(Fri) 0:26:02

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「わたしは……ブラキウムには、媚びたように見える?
 もしも、こんなことをするひとは嫌いになったと言えば
 ブラキウムをがっかりさせずに済むのかしら」

悲しげに問い掛けるイクリールの表情は、
ブラキウムからは窺い知る事はできないだろう。
それは互いに同じ事。

「でもね、ブラキウム。わたし…
 確かに今は、あなたのことが好きよ、とは言えないわ。
 だって、どうしてそうするのかがわからないんだもの」

イクリールは、鋭いナイフも、突き付けられる嫌厭も、
そして、その無償とも言える優しさに付け入られる事も。
何一つとして、恐れる事はない。

「あなたのこと、『せんせい』や『おともだち』に聞いたわ。
 わたしの言葉や振る舞いが気にいらないのも、わかったわ。
 それでも、どうしてそうするのか、全部はわからない。
 わからないのに、嫌いだなんて言えないわ」

イクリールは恐れない。
よく研がれたナイフが、今度こそ深く突き立てられたって
ブラキウムがそれを選ぶのなら、それでも良かった。

「ブラキウム。もう一度だけ、言わせてちょうだい。
 わたしは、ブラキウムのことをちゃんと知って
 その上で、これからもっと好きになりたいの」
(-300) unforg00 2021/05/28(Fri) 0:28:32

【人】 御曹司 ブラキウム

>>214 ルヘナ

「――――そう、か」

本当に変な奴。
思わず顔を逸らした。
こっちは実質初対面なんだぞ。
よくもまぁ堂々と言えるものだ。
それがどんな意味合いだとしても、言葉にされると……。
やっぱりここに馴染んだやつらはおかしい奴ばかりじゃないか?

「ま、まぁいいさ。
すぐに本題に入ろう――といきたい所だけど、
今の状況では僕も君も聞かれたら面倒なことになるかもしれないからね。
聞きたいことがあるなら、内密にしてくれないかな」

ごほん!と咳ばらいをして、人気のない場所への移動を促した。
(221) shionsou 2021/05/28(Fri) 0:34:52

【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「そっか。だったら嬉しいな。
 おれさまと一緒にいるメリットもあるってことだし……」

こちらはこちらで袖で表情を隠した。

「そうだね。もしかしたら、
 同じように苦しんでる子もいるかもね。
 良かった。ブラキウムが居る限り、
 おれさまもブラキウムを見続けるよ。
 おれさまもブラキウムが居なくならないでほしい
 って気持ちは、これだけは本物だから……」

照れたように、困ったように微笑んで。
少しだけ生傷の多い手で、ブラキウムの手を握った。

「おれさまも、出来るだけ頑張るよ。
 だからブラキウムも、頑張って」

一人では救われないかもしれないけど、二人なら――。
(-312) reji2323 2021/05/28(Fri) 2:16:06
ブラキウムは、一人で森に入ろうとは思わない。
(a188) shionsou 2021/05/28(Fri) 7:31:21

【秘】 貪欲 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム

>>221 >>222 人気のない場所

 二人が足を止めた場所がどこだったのかは定かではないが、
 そこは『内密に』何かを行う場所として適切だっただろう。
 内緒話も、睦事も、暴力も、それ以外のことも。

「……ここでいいか?
 ここ以外で見繕った方がいいのなら近場でまだ宛てはあるけど」
(-335) uni 2021/05/28(Fri) 11:21:10

【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカ

あなたの元へ風紀委員伝手に一通の手紙…と呼ぶにも短すぎるメモが届けられるだろう。

*仕事のできる風紀委員へ*

もしも僕が居なくなったらルヴァの事を"お願い"したい。

こんなことを言えるような関係でもないのは分かっている。
だけど、頼りになりそうな上の人間は君くらいしか思い付かなかった。
だからこれは命令じゃない。
返答も要らない。どうするかは君に任せるよ。
全部杞憂で終われば忘れてくれ。 


……それだけだ。
(-338) shionsou 2021/05/28(Fri) 11:43:57

【秘】 暴食 スピカ → 盲目 ブラキウム

メモを読む。
言葉は出なかった。
断る道理のあるような頼み事でない。
いつだってみんなのことを気にかけている、
風紀委員だ。

だが。

これではまるでいなくなることが
予想できているようではないか。


ただ、そこの真意だけが気になり、
メモを受け取ったスピカはあなたを探すだろう。

……もっとも、こんなメモを
人伝に渡すような相手が、
今見つかるかはわからないが。
(-343) serikanootto 2021/05/28(Fri) 12:32:27

【秘】 盲目 ブラキウム → 甘言 イクリール

あなたと同じように耳元に変わらない調子の声が入り込んでくる。
あなたの表情は見えない。
見ることができない。
それは最初からずっと変わらない。
ブラキウムの視る世界にはフィルターがかかっている。
全ての人間の顔はぐちゃぐちゃの落書きのような仮面にしか見えない。
あなたの優しい笑顔も覗き込む瞳も無機質なハリボテと変わらなかった。

だからブラキウムにとって、言葉と行動の重みは常人よりも大切だった。

「無償の好意は虚構だよ。
人間には何かしら必ず打算がある。
自分で意識していなくても、奥底に眠っている。
僕は君に言わせたい言葉なんて無い。
何を、期待しているんだ」
(-344) shionsou 2021/05/28(Fri) 12:33:15

【秘】 盲目 ブラキウム → 甘言 イクリール

いつまでたっても二人の体は動かない。
次の瞬間にでも命が奪われるかもしれないと言うのに、まだ抵抗しようとしないあなたを抑え込んでいる。
もはや意味を為していない行動だととう自覚はある。
ブラキウムは常日頃から嫌っている無駄であるはずなのに、どうしてか止めない。

逃げられるから?
ー違う。逃げるならとっくに逃げている。
抱き締められているから?
ー違う。僕だって簡単に逃げられる。
それじゃあ、どうして?
ーわからない。
今はただ、問答を続ける。

「あはは!君は人を嫌うのには理由が必要なのかい?
わからない、教えて、知りたい……ねぇ。
僕も君のことがわからないよ。
君がどこまで僕のことを知っているのか。
君の好きが何なのか。
逃げないことも、好こうとすることも。
……名前だって知らないのに」

こんな女になってしまうかもしれない自分が怖かった。
見ないまま、知らないままの方がきっと。
わかりあう必要なんてない。
僕は上に立つ側だ。
一方的でいいじゃないか。
お父様がそうしていたように、僕がおとなになればいい。
なのにどうして。
ブラキウムの口は止まらない。
(-346) shionsou 2021/05/28(Fri) 12:44:03

【秘】 盲目 ブラキウム → 貪欲 ルヘナ

あなたと連れ添った場所は、提案通りあなたの部屋だ。
促されれば中に入り、椅子に腰掛けた。
いつもよりも少しだけ小さな声で話す。

「個室で構わない。
別に絶対に誰にも聞かせたくないほどではないからね。
そうだったら君にも話していないだろうし。

それで、何だったかな。
できるだけ具体的に聞いてくれた方が答えやすいんだけど」

か細いぼやきも混じえながら。
(-351) shionsou 2021/05/28(Fri) 13:00:34

【秘】 貪欲 ルヘナ → 盲目 ブラキウム


 自室まであなたを連れてきたルヘナはベッドに腰かけ、
 あなたのほうに少しだけ顔を近づけた。
 声を抑えて話すため、必要な行動だと思っている。

「具体的にというと多少難しくはなるけど、そうだな。
 まず一点、ここで起きている事象を解決すべきだと思うか、
 受け入れるべきだと思うかを知りたい。
 "噂"につては不快だという共通見解があると思っているが、
 その"噂"の原因については分からなくて」

 最初は簡単な二択から。
 問いかける口調、姿勢には警戒や敵意の類は一切ない。
(-354) uni 2021/05/28(Fri) 13:17:06
御曹司 ブラキウム(匿名)は、メモを貼った。
shionsou 2021/05/28(Fri) 13:32:10

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

言わせたい言葉なんて無い?

 それは違うわ、ブラキウム。あなたの言うことは正しいもの
 誰かを理由もなしに好きになることなんてないように、
 誰かを理由もなしに嫌いになることだってないはずよ」

────それとも、気付いていないだけ?
イクリールは、
何も平等に
無関心に
好意をばら撒いているわけではない。
確かにこのギムナジウムに通う『みんな』の事は好きだ。
そこに嘘偽りや謀、況してや個の軽視などあるわけもない。

それは、このギムナジウムの事が好きだからだ。
そして、このギムナジウムに通う『みんな』の事を
ちゃんと知って、それからもっと好きになりたいと思っている。
同じ人間として、対等に向き合いたいと思っている。
それが許されるのであれば。

ブラキウムは、わたしにどうしてほしいの?
(-378) unforg00 2021/05/28(Fri) 16:54:12

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

ブラキウムと同様に、イクリールも大きく動こうとはしない。
未だブラキウムによって抑え込まれているから?それは違う。
形ばかりの拘束は、きっとイクリールにだって振り解ける。

それでも自ら望んでそうはせず、
もう一度、ブラキウムを優しく抱き竦めて、肩口に頬を寄せる。
今はまだ、そしてきっと、これからも
狭く柔らかで、丸みを帯びたブラキウムのそれに。

「ねえ、ブラキウム。
 嫌いになるのだって、ちゃんと理由があった方がいいわ。
 自分の気持ちを言葉で説明できないのは、気持ちが悪いでしょう?」

夕暮れ時の、今ここだけは、二人きりの世界。
どこか日々の営みからは隔絶されたようなこの場所で、
どこか時の止まってしまったような錯覚さえ覚えるこの場所で
二人はただ、何処までも無為な時間を過ごしている。

「小等部の、イクリールよ。
 どうか覚えていて、ブラキウム。
 だってわたし、あなたと仲良くなりたいの。
 わたしがあなたをちゃんと好きになるために、
 あなたがわたしをちゃんと嫌いになるために。
 これからお互いのことを知っていきましょう?」

これは打算に入るのかしら。
そんなどうでもいいことを呟いて、イクリールは一人笑った。
何の含みも、拗れ絡まり合った感情も無く。
(-380) unforg00 2021/05/28(Fri) 16:57:17

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「そうだ。僕たちにできる事をやろう。
誰の思い通りにもなってやらない。
そのためにも……もっと知らないとダメかな」

ちいさな二人のこどもにできることはそんなに多くはない。
けれど、可能性を夢見るのはこどもの特権だ。

「困ったことがあったら話をしよう。
怖くなったら傍に居よう。
ルヴァと一緒なら、不可能も可能にできるかもしれないんだ」

握った手を何度も確かめるように動かす。
神隠しの噂は確実にブラキウムを変えていた。
一瞬だけあなたと視線があった気がした。
(-384) shionsou 2021/05/28(Fri) 17:51:55

【秘】 御曹司 ブラキウム → 貪欲 ルヘナ

「前者だよ。元々は後者…というよりは信じていなかったね。
他愛もない噂だと気にも留めていなかった。

だけどサルガスが探していた、ヘイズだっけ。彼女が居なくなった時から少しずつここの様子がおかしくなっているのは知っている。
いくらか話をして僕なりに考えてみたんだ。
僕は居なくなる訳にはいかない。
ルヴァやサルガスにも居なくなって欲しくない。
だから、今はこの噂を、事件を止めたいと思っている」

自分の気持ちを整理するように言葉を繋げる。
ブラキウム自身もまだ、はっきりと言語化したことのない思いなのだろう。
(-385) shionsou 2021/05/28(Fri) 18:10:05

【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカ

あなたがブラキウムを探すのなら、夜の時間に施設のどこかで見つけられるだろう。
いつも通り廊下を一人で歩いている。
(-391) shionsou 2021/05/28(Fri) 19:02:30

【秘】 暴食 スピカ → 御曹司 ブラキウム

「ちょっと、どういうことですか。このメモ。
 まるで何か起こることがわかっているみたい」

スピカをスピカとして認識していれば、
用向きは言わずともわかるだろう。

風紀委員は、あなたに声をかけた。
(-392) serikanootto 2021/05/28(Fri) 19:11:51

【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカ

「あー……待ってよ。この声はあの時の風紀委員だね」

足を止めてあなたの方に振り返る。

「無事に届いたみたいで良かった。
返答は要らないと書いたはずなんだけど」

おかしいな、と首を傾げる。
あなたは断らないと思ったから。

「どうもこうも……保険はかけておいて損しないだろう?」
(-396) shionsou 2021/05/28(Fri) 19:20:06

【秘】 貪欲 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム


 長い語らいを行うあなたに相槌を打ちながら、
 ルヘナは数度頷いて。それから口を開く。

「なるほど、方針やそれに至る思考については理解した。
 お前のここに残り続けたい理由についても知りたいと思うが
 脱線だというのも分かっているのでスルーしてくれていい。

 ……なるほど。
 事件を止めるというのはどこまでの規模を想定している?
 今この時期だけなら大人の指示で動く子供達を止めればいい、
 けど俺達が卒業するまで、もしくは根本的解決となると……
 規模は相当なものになる。
 シェルタンやメレフと協力しても困難だと言えるだろう」
(-399) uni 2021/05/28(Fri) 19:25:10

【秘】 暴食 スピカ → 御曹司 ブラキウム

「そうじゃないのよ」

否定する。

「そりゃあ、私には断る理由はないんです」

頼みを承諾する。

「でもね、保険というなら、
 他にもやりようはあるのでなくて?
 誰にも抗えないようなことが、起きていると。
 そしてブラキウムさんはそれを知っているということ?」

詰問する。
 
(-400) serikanootto 2021/05/28(Fri) 19:26:38

【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカ

「勘だよ、勘。
まだ何も知らない。
けど、分からないからって後手に回るのは癪だ。
僕は最後まで負けるつもりはない」

詰められればあっさり答える。
無表情な瞳。
けれど、今はあなたの方をじっと見ている。
(-404) shionsou 2021/05/28(Fri) 19:45:16
ブラキウムは、保険がかけられてほっとした。
(a204) shionsou 2021/05/28(Fri) 19:46:11

【秘】 暴食 スピカ → 御曹司 ブラキウム

「勘、ね……」

この件は、
カストルにポルクスの非実在を説くようなものだと、
風紀委員は感じた。
これ以上詰めるのは無駄だ。
少なくとも、今は。

「分かりました。あなたの『保険』、
 私が背負います。
 その代わり……何か些細なことでもいいんです。
 『私に教えられること』がわかったなら、
 ちゃんと教えてくださいね?」

あなたの無表情な瞳を、
風紀委員の輝く瞳が見つめた。
(-407) serikanootto 2021/05/28(Fri) 19:53:08

【秘】 御曹司 ブラキウム → 貪欲 ルヘナ

「約束があるんだ。
僕はそれを守るために、少なくとも僕がここから出るまでは何とかしたいと思ってる」

助かるよ、と挟んで続ける。
しかし、まだ情報も何もない。
突然思いついたこどもの我儘と言ってもいいくらいに。
事実、ギムナジウムの為ではなく自分の為であるから我儘であることに違いは無かった。

「協力は……さてね。できるかは難しい気がするけどね」

あなたの言うようにこどもの中に敵が居るとして
誰が信頼できると言うのだろうか?
(-408) shionsou 2021/05/28(Fri) 19:54:02
 




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レヴァティ
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ポルクスはいます

シェルタン
0回 残 たくさん


ルヴァ
3回 残 たくさん


シトゥラ
4回 残 たくさん

置きメイントゥラ

犠牲者 (5)

ヘイズ(2d)
0回 残 たくさん

 

ルヘナ(3d)
5回 残 たくさん

のんびり返信

イクリール(3d)
1回 残 たくさん

のんびりやります

カストル(4d)
0回 残 たくさん

置き去りカストル

ブラキウム(5d)
1回 残 たくさん

新規〇夜から

処刑者 (3)

スピカ(3d)
14回 残 たくさん

部屋なう 新規○

メレフ(4d)
5回 残 たくさん

新規◎

サルガス(5d)
1回 残 たくさん

白鳥の歌を謡おう

突然死者 (0)

舞台 (4)

デボラ
0回 残 たくさん

 

ラサルハグ
23回 残 たくさん

先生は今日いる

アルレシャ
0回 残 たくさん

先生いますよぉ〜

ポルクス
23回 残 たくさん

おやすみ。

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