［　それから、お弁当を一緒に食べたりだとか
　　　変わらないようで変わってく日々を
　　　私達は送ってく。

　　　あれから何かあったかな、
　　　あったかもしれないし、
　　　なかったかもしれない。

　　　潮音はどうだったかな。
　　　帰るまでは一緒にすごせたかな。　*］

　

［　放課後。　
　　バイトしてる潮音をみたいって騒ぐ友達を
　　なんとか説得して、
　　
　　私だってみたいよー……。
　　でも邪魔はしちゃだめだもんね。

　　満員電車は避けたかったんだけど
　　遅延かなにかのせいでそうも行かず、
　　ふえー、さいあく。

　　ぎゅうぎゅうに詰め込まれて、
　　もみくちゃにされて


　　
　　とりあえず無事に？おうちには着いたと思う。
　　まだ帰ってない潮音に連絡をいれて、

　　お部屋に転がった。　］

　

　はぁー……潮音にあいたいなー



［　帰ってくるころを見計らって、
　　お帰り！って出迎えちゃおうかな。

　　そうしよ。
　　もうバカップルって言われても反論できないや……


　　そうだ、お疲れ様のスイーツ
　　今日は私が買っちゃお。］

［　コンビニいって、宿題して……
　　あ！
　　大変、英語の宿題を学校にわすれちゃった……

　　明日早く行ってやるのも考えたけど
　　英語の先生に目をつけられたら面倒なんだよー

　　
　　制服のまま、学校の方向へ向かった。

　　
　　終わる時間いつごろかな。
　　お店の近くで少し待って

　　かえろーってお誘いしていいかな？
　　時間はバイトおわりだからちょっぴり遅いのかな。


　　その日はどうなったかな。
　　――さておき。


　　その夜。きっとわたしは、また、
　　夢を見る。

　　もしかしたら、このあとも
　　ずっとそんな日を過ごしたのかな……？　*］