情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 春日 幸貴あっ、ごめん……じゃあ傘。 [深く考えずに手を差し伸べてから、彼女の両手が塞がっていることに気づいた。 俺は両手が空いている。だから傘を預かって、朱里と手を繋ごうと思った。 繋げられたなら石段に向かうことになるだろう。 初めのうちは順調に登れたけれど、長く登っているうちに気分が悪くなりかけて、石段の途中で休憩を申し出ることになった]* (143) Siro_neri 2021/03/19(Fri) 22:21:21 |
【人】 春日 幸貴[休憩中、ペースが悪くなかったことにはとてもほっとした。>>146 ずっと家族の足手まといだと思いながら生きていたけど、もう誰の足手まといでもないんだと思えた] よかった……。 もう少し早めに休憩挟めば、もっと楽に登れる。 [気持ち悪くなる前に休めれば自然と回復するし、回復にかかる時間も短い。 ちょっとずつ休みながら行くのが最良だとはっきり理解して、どのくらいの間隔で休めばいいかもすぐに把握できた。 休憩時間に、世界に拒まれた感覚のことや足手まといだと思って生きていたことを話そうかと思ったけれど。 俺の過去の呪縛がラスボスなら、その話も展望台までおあずけだろう。 こまめに休憩を挟んで展望台が目前となるのは、だいたい予定通りの時間だろうか。 その頃には疲労で怠さはかなり感じていたけれど、心臓は負担こそ感じても無事だった]* (148) Siro_neri 2021/03/19(Fri) 22:59:54 |
【人】 春日 幸貴うん、頼む。 手遅れになってからじゃ遅いから。 [当たり前のことだけれど、言葉に出した。 そういう意味では俺はHP2どころじゃなく瀕死なのだろう。今にも死にそうだと感じるくらいの状態なのだろう。 こまめな休憩を挟んで登っていくうちに、石段の残りはどんどん減っていって、やがて頂上が近づいた。 これを登り切れば終わりというところまで来たとき、疲労感はかなりあったけれど] 行くぞ、朱里。 [実質的には俺が手を引かれる側なんだけど。 彼女にそう笑いかけて、最後の石段を登った] (152) Siro_neri 2021/03/19(Fri) 23:43:58 |
【人】 春日 幸貴[登り終えたとき、他の何を確かめるのも忘れて、繋いだ手を離した。 そしてその一瞬後、両腕で朱里を抱き締めた。 まだやることがあったかもしれない。 終わってないことがあったかもしれないけど。 朱里を抱き締めたい気持ちを抑えることは、これ以上はできなかった]* (153) Siro_neri 2021/03/19(Fri) 23:44:39 |
【人】 春日 幸貴[朱里を抱き締めた後、傘が落ちる音を聞いた。 そんなことはどうでもよかった。抱き締め返してくれたことが嬉しくて。 だから、彼女にずっと伝えたかった“責任を取る言葉”は、今言うしかないと思ったけれど。 それは“ラスボス戦”の後なのだろう、と思い直した] (156) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 0:11:19 |
【人】 春日 幸貴[思い返したいことはいくつかあった。全部振り返っていたんじゃ、何時間あっても足りないと思う。 だからできるだけ絞ろうと考えて、改めて言葉にして向き合いたいことを探して] ……子どもの頃、世界に拒まれてると思った。 [最初にこの話が出たのは、今日ここに来て思い出したことだからだろう>>135] 綺麗な景色を見て、もっとよく見たくて、 そこに行こうとして…… 気分が悪くなって、死ぬかと思った。 来ちゃいけないって言われたみたいで。 あんなに綺麗なのに……って。 他にも理由はあったけどな。 食べてみたいものが食べられないとか、 動物に触れたら湿疹が出たとか。 世界に拒まれてるんだ、俺はこの世界に いてはいけないんだ……って思い込んでた。 そんなことなかったのにな。 [世界が俺を拒んでいるんじゃなく、俺が世界を拒んでいた。 薄々感じていたそのことを、はっきりと気付かせてくれたのは――あの世界で出会った勇者のうちの1人だった] (157) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 0:12:08 |
【人】 春日 幸貴俺はずっとこの世界を生きたかったんだ。 そのことに気付かせてくれた人がいた。 だから戻ってこられた。 そして、戻ってきたら、俺のお姫様と出逢った。 みんなが、俺に呪縛を解く力をくれたんだ。 [俺の命はあの世界が繋いでくれて、この出逢いもあの世界がくれた。 生きる希望を得た後に出逢ったお姫様はとにかく眩しくて、一気に大切な人になっていった。 その全てのおかげで踏み出して掴んだあの頃の未来が、今ここにある] 俺はきっと、こんなふうに共に歩める人を ずっと求めていたんだと思う……。 きっとそのせいなんだ。 朱里のことが好きでたまらなくて、 ずっと傍にいてほしいって思うのは。 [これが恋だった頃もあるんだろう。 でも、今は恋ではなくて愛だと言える。そのくらい、朱里の存在は俺の中で大きくなっていた] (158) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 0:13:05 |
【人】 春日 幸貴[朱里を間近にじっと見つめて、ずっと伝えたかった言葉を言おうとしたら、自然ともう一度片手を繋ごうとしていた。片腕で彼女を抱いたまま] 朱里……、好きだ。 ずっと一緒にいてほしい。 俺と付き合ってくれないか。 [直前に言った言葉の繰り返しでしかないけれど。 きちんと明確に伝えておきたかった。 言葉にしないとすれ違うことも、想いが伝わらないことも、俺はずっと思い知ってきたから。 そうして答えを待つように、じっと彼女を見つめた]* (159) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 0:13:41 |
【人】 春日 幸貴[朱里のくすんだ世界に色を与えられたのが俺なのだと、そんなふうに言ってもらえることは――照れ臭くて、気恥ずかしくて、だけど、この上なく嬉しかった。 このために生まれてきたんじゃないか。 そう思えてしまうほど] ありがとう、朱里……。 二人で一緒に幸せを掴もう。 [既に掴んだ幸せのほかに、もっとたくさんいろんな幸せが、輝きが、世界にはたくさん散りばめられているはずだ。 それを二人で掴むために、これからも共に歩んでいきたい。 そう思いながら、彼女の頸にそっと手を当てた。 再び見つめ返してくれる彼女の瞳に吸い寄せられるように、顔を近づけていた。 拒まれなければそっと唇を重ねるだろう。 重ね合った掌をそっと擦り合わせ、指を絡め合いながら]* (163) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 0:49:30 |
【人】 春日 幸貴[繋ぎ合わせた手の熱、 抱き締め合った体の熱、 触れ合った唇の熱。 陽の光なんかより余程熱くて、だけど遥かに心地よかった。 今だけ、俺の腕の中が世界の全てのようだった。 他には何も存在しないかのように朱里に酔いしれていた] (166) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 1:19:46 |
【人】 春日 幸貴[どのくらいそうしていたんだろう。 長いような短いような、永遠にそのままでもいいとさえ思ってしまうような時間の間、唇と同じくらいに掌と指を感じていた。 もしディープキスを知っていたら掌の代わりにそっちを選んでいただろうと、将来思い返すことになるのを今はまだ知らない。 抱き締め合うだけよりも、もっと朱里の傍に行きたい――そう思った答えが、このときはキスだった] (167) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 1:20:05 |
【人】 春日 幸貴[静かに唇を離して、瞼を開けて、朱里の顔を改めて見つめた] 朱里、たくさんの“初めて”をありがとう。 これからもいろんな“初めて”を俺に教えてくれよ。 俺には知らないことがたくさんある。 朱里と一緒に知っていきたい。 [微笑んで静かに伝えた声は囁き声にも近かっただろうけれど、これだけ近くにいればはっきりと聞こえただろう。 これからも朱里と共に歩んでいける。その安らぎが俺の心を深く満たしていた]** (168) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 1:20:46 |
【独】 春日 幸貴/* (:3[____] お弁当食べてレジャーシートでごろごろして夜空を眺めるとかもしたかった感はある (深刻な時間不足) 72h+延長じゃ関係が深まりすぎるとかいう懸念してなかったっけかな? これ以上ないくらい深まりましたが……………… (-50) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 1:23:03 |
【独】 春日 幸貴/* 楽しかったからいいんだけど いやぁ 思った以上に相性のいい子たちでずぶずぶと びっくりしたな……(溶鉱炉に親指を立てて沈みながら) (-51) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 1:24:01 |
【人】 春日 幸貴[今はまだ、体まで求め合うことには不安があった。 補助があるとはいえ、壊れかけの心臓が耐え切れるのかが怖くてたまらなくて。 躊躇いなく求められるのは、きっと本物の心臓が手に入ってからになるのだろう] (172) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 7:11:29 |
【人】 春日 幸貴[その後、朱里に促されて街の全景を見た。 彼女の言葉を聞きながら見下ろした世界は、俺がずっと知っていたのと違う色をしているように見えた] 俺たちの世界だな……。 [救ったと表現されて、抵抗は感じなかった。 二人で一緒に歩んできて、世界は確かに別の姿になったと感じるから。 だから彼女にそう微笑みかけて、その後もう一度、隅々まで見渡すように世界に目を向けた。 いろんな場所に行ってみたけれど、それでもまだほんの一握りだ。まだまだ知らないものがこの世界にたくさんある。 もちろん、この世界の外側にも。 天から降り注ぐ光と体を撫でていく風が、俺たちを祝福してくれているように感じた]** (174) Siro_neri 2021/03/20(Sat) 7:12:22 |
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新