人狼物語 三日月国


181 忘却の前奏曲、消失の1ページ

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視点:


到着: 朝日元親

【人】 朝日元親



ボクは─────。

   

(16) 西 2022/10/21(Fri) 1:15:28

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



ボクは…生まれてきても…よかったのかな。




(-4) 西 2022/10/21(Fri) 1:16:18

【人】 朝日元親



[ 先生の偉そうな熱弁が聞こえる。
  VとBの発音の話は十分を超えた。

  そんなくだらない話は聞こえるのに
  いざ声をかけられると気づくことが出来ない。
  それぐらい深く心の奥底へ沈んでいく
  そんな思想に耽る時がしょっちゅうあるんだ。

  朝日が地球の裏側に沈んでしまえば
  その先は感傷を駆り立てる、薄暗い夜なのだ。]



(17) 西 2022/10/21(Fri) 1:18:44

【人】 朝日元親



[ 四限の息の根を止める鐘が鳴ると
  淀んだ薄暗い世界から強制送還される。
  
  ふと覗い窓際の席からは四季の映りがよく見えた。
  季節外れに半袖の生徒、無駄に暑い気温、
  夏はドジっ子なのか忘れ物が随分多い。  ]


   (……まいった。頭が重い。)


[ 夏どころか時世にまで置いていかれたボクには
  此処教室はあまり居心地のいい場所ではない。
  此処地獄は居るだけで体力が削られる毒沼だ。

  ボクは此処から消え去るように席を立って離れる。
  混んでしまう前にさっさとパンでも買って
  邪魔者が居ない屋上にでも逃げてしまいたかった。]


(18) 西 2022/10/21(Fri) 1:20:52

【人】 朝日元親



[ でもここ屋上にはいつも先客がいる。>>9
  彼女がいる時はいつだってこの世界は夜だ。
  太陽が陰り、夜が我が物顔でふんぞり返り
  頼りない、しょぼくれた朝日が空に添えられる。>>7

  高嶺の太陽には、似つかわしくない朝の光。



   ごめん、邪魔した?


[ もう何度目にもなる太陽の夜想曲。>>9>>10
  悲鳴にも似た音色が耳を掠めて、>>8
  それでもその場を立ち去ろうとしなかったのは
  そこに居たのが
ハツナ恋人
だったからだ。]*


(19) 西 2022/10/21(Fri) 1:22:32

【人】 朝日元親


***

[ ボクは独りが怖かったのだろうか?

  違う。ボクが本当に怖かったのは
  誰とも仲良くなる魅力なんてないと
  ボク自身が思い知らされてしまうことだ。

  誰かと行動を共にしていれば
  認めたくない事実が大手を振って訪れる。
  ボクが無価値な人間であることがバレてしまう。

  相手にそんな気はさらさらないと
  頭では分かっているのに。分かっているのに。

  頭の奥から心臓へと伝う真っ赤な涙が
  傷つくことを強く恐れて、拒絶し続けてしまう。]



(20) 西 2022/10/21(Fri) 1:25:45

【人】 朝日元親




[ ボクは独りでよかったんだ。>>12
  誰にも構われない。誰にも邪魔されない。
  後ろ指を刺されようとも。笑われようとも。]




        [ ボクは影でありたかったんだ。
          息を、感情を、自分を、殺して。]


  
(21) 西 2022/10/21(Fri) 1:27:36

【人】 朝日元親




 [  それなのに。

        太陽の元に影があるのと同じで
        影の傍に太陽がやってきたんだ。>>13




(22) 西 2022/10/21(Fri) 1:29:27

【人】 朝日元親




   ダメって言っても座るんでしょ。


[ 胃のむかつきのせいだったんだと思う。
  八つ当たりのように
  つい、ぶっきらぼうに答えてしまって。>>13>>14

  その後すぐにごめんと謝った言葉は届いただろうか。
  分かってる。こんな思い込みで偏見を押し付けるから
  ボクという人間は嫌われるのだ。



(23) 西 2022/10/21(Fri) 1:32:11

【人】 朝日元親



  ボクは遠足には行かないよ。
  その日は所用の腹痛があるからね。


[ だからおやつも買わないと答えた。
  どうせボク一人欠けたところで世界は何も変わらない。
  仲の良いグループが勝手に楽しんでくるだけだから。

  こんなことを聞いたってこの人には
  何の得もないだろうに。変な人だと心底思って。>>15


(24) 西 2022/10/21(Fri) 1:33:08

【人】 朝日元親



   どうして、そんなこと聞くの?


[ いつもは絶対に続けないはずの会話を
  この時だけは続けてしまった。

  気になってしまったんだ。
  太陽と呼ばれるくらいの子が>>0
  こんな下民に話しかけるなんて。

  ドッキリくらいしか有り得ないだろう。
  それか焼きそばパンでも買わされるのだろうか。

  仮初の平穏を壊される可能性があったから
  ボクとしては気が気じゃなかったんだ。]*


(25) 西 2022/10/21(Fri) 1:33:40

【独】 朝日元親

/* >>22のポーズもそうだしこの差分がハツナちゃんとお揃いなのいいよね。
(-7) 西 2022/10/21(Fri) 1:50:11

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   そうやって君に救われてる私だから。

   君が生まれてきてくれてよかった、と。
   心から思う人がここに居る。

        それを何度でも君に伝えたい。


  
(-12) alice0327 2022/10/21(Fri) 11:32:34

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 君一人欠けたら世界が変わる人が
  ここにいた、それだけのこと。

         お弁当一緒に食べようよ、って
         誘おうかなって思ってたから。 ]


  
(-13) alice0327 2022/10/21(Fri) 11:38:26

【人】 朝日元親



[ 僕の心は誰かを目で追いかける余裕すら
  持ち合わせていない。>>26

  露骨にみんな集中を切らし始めて
  定位置を探してさまよう魚達のような目の中に
  確かにこちらを見つめる光があることも
  今の僕には気づくこともできない。

  それでもこうして巡り会ってしまうのだ。
  でも、本当にたまたまなんだけど
  なんて言っても誰も信じてくれないんだろう。]

  
(37) 西 2022/10/21(Fri) 22:47:47

【人】 朝日元親



   ボク以外に屋上に住み着く人がいるなんて
   驚いたのはボクの方だよ。


[ この場所はいつも人気が少ない。
  わざわざ友達を連れてくる場所じゃないし、
  あるのはせいぜい安っぽい青春イベント。

  ボクが居ることにも気づかず愛の告白をして
  見事に玉砕した気まずい空気にも慣れてきた。

  空気が悪くないと思えたのは、ハツナがいた時だけ。]


   他に話すことがないんでしょ。


[ 先生に対する辛辣な感想を零すと
  ハツナの誘いに乗るようにパンの袋を開けて
  食べる?と差し出してみただろう。

  今日のパンもいつも通りメロンパン。
  なんとなく、分け合いやすかったんだ。


  
(38) 西 2022/10/21(Fri) 22:48:46

【人】 朝日元親



[ ボクがいることで空気が悪くなる。
  その可能性を考えない程ボクは大人じゃない。

  お昼を食べようと誘うハツナが
  いつかボクの前から居なくなってしまうことも
  ボクには想像がついている。

  この時間を好きだと思ってくれる彼女には
  こんなボクはあまりに相応しくない。]



(39) 西 2022/10/21(Fri) 22:49:35

【人】 朝日元親



[ 頭の中に黒いもやがかかる。

  ボクなんかがハツナと一緒にいちゃいけない。
  でもこの時間を手放す勇気も持てない。

  決して振り払えない強い感情の濁流に
  ボクはただ、流されていくだけ。
  留まることも許されず、逆らうことも許されず。]



(40) 西 2022/10/21(Fri) 22:50:26

【人】 朝日元親



[ ハツナの隣で考えに耽けようとすると
  戒めるように携帯が震えた。

  画面を見ると、
  何に必要かも分からないクラスラインに
  五限が自習である連絡がきていた。

  つまりボクら生徒にとっては至福のひととき。
  クラスのみんなは今頃バカ騒ぎということだ。]


   次、自習だってさ。


[ まさかの自習にボクは思わず小さく笑って。
  ハツナに画面を見るように促しもしたのだった。]*


(41) 西 2022/10/21(Fri) 22:51:05

【人】 朝日元親


***

[ 誰ともいられない孤独は目に見えて分かるのに
  誰とでもいる中の孤独は目には見えない。>>30

  仲良しグループという安全圏で浮き足立つ
  そんな大衆心理から抜け出そうとするみたいに
  この地に足をつけ、立ちたいという思いが
  本来噛み合うはずのない二人を引き寄せていく。]


   だって、そんな顔してる。


[ エスパーじゃないしただ思い込みが強いだけ。
  ご機嫌な様子の惜別さんにボクは困ったように
  頭を抱えてしまうだろう。>>32

  想定できないリアクションには
  誰だって困る。そうじゃない?


  そしてどうやら今度は
  ボクが彼女を困らせてしまったみたいだ。>>33


(42) 西 2022/10/21(Fri) 22:51:46

【人】 朝日元親



[ ボクが居ないことで彼女に影響があるなんて
  当時はまだ付き合うどころかまともに会話もしない
  関係だったんだから分かるはずもない。

  人当たりのいい可愛らしい女の子が
  孤立した惨めな男子に声をかけてるだけ。

  しかも謎に思わせぶりな台詞付きで。 >>34>>35>>36


  こんなの疑うなという方が無理な話だ。]


   惜別さんは物好きなんだね。


[ 理由を尋ねることに意味が無い事は分かった。
  ゲテモノ食いにミシュランの星の数なんて
  到底理解できないだろうし、
  マックのチキンナゲットがいくら粗悪品でも
  ある人は喜んで20ピースも平気でたいらげる。

  クチコミにも流されず自分の思う物を食べる。
  惜別さんはそういうタイプの子なんだと思っていた。
  自分の商品価値のなさを伝えたところで
  きっと、彼女にはこれっぽっちも関係ない。]

(43) 西 2022/10/21(Fri) 22:55:10

【人】 朝日元親



[ でもきっとボクをからかうやつがすぐに現れるだろう。
  そこに彼女が混ざっているかどうかは別として。

  傍から見た朝日元親はキョドり、気持ち悪いと
  周りから引かれるくらいがそれっぽい。
  求められる朝日元親のイメージはそう。

  けどこの時はなんとなく、
  思い通りにシナリオを描いていくのが
  腹立たしく思えて仕方がなかったから。]



(44) 西 2022/10/21(Fri) 22:56:56

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



     じゃあ、二人きりでサボる?

        惜別さんならボクはいいよ。



(-14) 西 2022/10/21(Fri) 22:59:08

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 大丈夫。誰にも聞こえてない。
  授業が始まる予鈴が鳴ったタイミングで吐き捨てた
  気色の悪い提案は目の前のキミにしか聞こえない。

  どうせ先生に怒られることを警戒したやつらは
  最後尾のテーブルの会話なんか聞いちゃいないから。]



(-15) 西 2022/10/21(Fri) 22:59:42

【人】 朝日元親



[ しばらくボクは黙って、
  先生が話し始めたタイミングを見計らうと。]


   なんてね。
   サボりなんてやめた方がいいと思うよ。
   惜別さんには何もいいことなんてないから。


[ ボクはその先の惜別さんの言葉も聞かずに
  視線を彼女から正面の黒板へと移した。

  こんなのはただの言い逃げだ。
  相手の想像を裏切る言葉を吐き捨てる
  典型的な天邪鬼のような仕打ち。


  肘をつきながら授業を聞き流すボクは
  その時はもう何も返事はしなかったんだ。
  これ以上彼女と関わるのが、怖かったから。



(45) 西 2022/10/21(Fri) 23:01:01

【人】 朝日元親



 [ そんなやり取りをして日が浅かった時に

   それがまさかまさかの屋上でコンサートを
   盗み聞きする羽目になったなんて。

   神様の悪戯にしては
   やりすぎだと思うんだよ、ボクは。]**


(46) 西 2022/10/21(Fri) 23:04:55

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




         
私は君と一緒にいたいな。



  
(-17) alice0327 2022/10/21(Fri) 23:52:49

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




   
え、……一緒に、いいの?



  
(-18) alice0327 2022/10/22(Sat) 0:32:30

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 目を丸くして、たぶん頬は少し赤かったかな。
  冗談に取られちゃうんじゃないか、って
  なんとなくそう思ってたものだから、
  まさか、通じたのかな、なんて
  ドキドキしちゃって。

  私にしか聞こえてないって事実も
  惜別さんなら、って言葉も
  なんだか特別みたいで、嬉しくて。 ]


  
(-19) alice0327 2022/10/22(Sat) 0:33:07

【人】 朝日元親



[ いつだったか直接文句を言われたことがあった。
  ハツナと僕の関係が知れ渡ってからすぐ、
  知りもしない女子に呼び出されて屋上に行くと
  複数人の女子に囲まれて、言われたんだ。>>50


   「どうしてハツナと付き合ってるの?」



[ 私もあなたが好きだったの、って?
  いいや、そんな優しい展開ではない。

  なんでお前なんかがハツナと付き合えるのか。
  お前といるだけでハツナが可哀想になる。


          さっさと別れてよ。あの子の為に。



  つまりボクの方から手を引けと。
  ボクが可愛い彼女を理不尽に振った
  クソ男の汚名を被って、ハツナの立場を守れと。

                  そういうことだ。


(62) 西 2022/10/22(Sat) 0:52:43

【人】 朝日元親



[ 美しい肖像も、素晴らしい小説も全て
  ベタベタなヘドロのような感受性で塗りつぶす。

  悲哀も、激情も、官能も、情緒も。
  積み上げられた芸術作品のように美しい
  ハツナという存在でさえ、
  ベタついた感性で全てをドロドロに壊してしまう。

  そしてそれを友情、優しさなんて耳触りのいい言葉で
  取り繕った見てくれだけの劣悪サービス。


  女という生き物の最も嫌悪すべき性質。
  ボクが今ぶつけられているのは、そんな物だ。]


(63) 西 2022/10/22(Sat) 0:54:54

【人】 朝日元親



[ けど、痛いところはちゃんと突いてくる。
  ボクなんかがハツナには相応しくないと。

          認めたくないけど、それは真実。]


(64) 西 2022/10/22(Sat) 0:56:16

【人】 朝日元親



[ 身長も器も小さいからこそ見えるのだろう。
  ボクの中で何かが壊れた気がした。
  そんな音が聞こえたかのように、女子達を
  取り巻く空気が静かに凍りつく。

  分かってるらしい。
  人の地雷を踏んだという事も。
  ボクが常識も何も無い人間だって事も。

  強い劣等感を抱いた人間は
  そこを刺激されると何をしだすか分からない事も。


(65) 西 2022/10/22(Sat) 0:57:22

【人】 朝日元親




   アドバイスありがとう。
   一応お返しに伝えておくんだけど…


         ボクは…あまり優しくないからね?



(66) 西 2022/10/22(Sat) 0:58:09

【人】 朝日元親


   
[ 次は無い。

  それは決して人に対して向ける目ではない
  明確に軽蔑を示した目。
  そして、ハツナには決して向けることのない目。

  女子達が逃げていったのを確認すると
  身体の力がどっと抜けて金網にもたれかかって
  思い詰めたように大きな溜息をついたんだ。

  願わくばハツナには見られたくないと祈りながら。]**



(67) 西 2022/10/22(Sat) 0:59:50

【人】 朝日元親


***

   まぁね。


[ 嫌になることの方が基本だ。>>47
  ハツナですらそう思う時があるのだから
  思ったことが一度もない人間なんて
  いたりなんてしないだろう。

  そこに在るべき平穏と安寧に
  ボクという要素は必要なのだろうか?
  考えたところで口にしない以上答えも分からず。



   先生が少し不憫な気もするけどね。
   ん、ありがと。


[ のおにぎりを貰いながら
  話を聞き流される先生に安い同情を向ける。
  面白い授業が出来ない先生のせいだと
  思わなかったわけではないんだけどね。>>48

(68) 西 2022/10/22(Sat) 1:01:13

【人】 朝日元親



[ 自習と聞いて飛んできた提案は
  列記としたサボり行為。>>51

  いつか実験室で話してた時を思い出す。
  なんとなくあの頃と状況が似ている気がするから。]


   ハツナ、不良みたいなこと言ってる。


[ 冗談めかして言えるのは
  自分の方が素行がダントツで悪いと知っているからで、
  ボクは彼女の提案に首を縦に振った。

  あの場所教室に戻るのは
  出来れば避けたかったし。
  何よりボクが、この時間を手放したくなかったんだ。


(69) 西 2022/10/22(Sat) 1:02:44

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




     でも、ボクも同じことを考えてた。




(-22) 西 2022/10/22(Sat) 1:03:42

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 握ろうと伸ばした指先を重ねると
  キミにだけ見えるように、ボクは笑ってみせたんだ。]



(-23) 西 2022/10/22(Sat) 1:04:12

【人】 朝日元親



[ 二人の意見は一致したということで
  晴れて五限は二人仲良くおサボりに決まる。

  金網を背もたれに寄りかかると
  メロンパンのお供に買っておいた
  ココアの蓋をあけようとするのだが、

  しかし上手くあかずに奮闘していると
  ハツナからさっきのことを聞かれて。]


   うん?いつものことだよ。
   ボクって性根がネガティブだからさ
   しょっちゅう被害妄想が止まらなくなるんだ。


[ こんな話をハツナに出来るようになったのも
  つい最近、やっとのことだ。

  そこには確かな信頼があって
  それだけボクが甘えていることを意味していた。]

(70) 西 2022/10/22(Sat) 1:05:24

【人】 朝日元親



[2+2は5、嘘も100伝われば真実に。
 勝手な印象づけは当事者をおいて独り歩きするもので。

 あの子にボクが不釣り合いじゃないかという後ろ指も
 勝手に窓際族に追い込んでくれていると思うと
 感謝のひとつくらいはしてやってもいいと思う。]


   (だけどハツナは………)


[人を見る目がないという後ろ指が
 いつかあの子に向いてしまうのではないか
 そんな不安はいつだってボクの心に付きまとう。

 朝日くんと付き合うなんてぇ!生意気ぃ!
 なんて黄色い悪意が向くことはないだろう。
 
 だけど彼女が笑いものになるというのなら
 その時はボクも色々考えなければならないんだ。>>49]*


(71) 西 2022/10/22(Sat) 1:07:32

【人】 朝日元親



***

[ 知らないうちにボクの悪影響が
  惜別さんに出てしまったらしい。>>53

  いやなら行かなければいい
  そんな正論には救いなんてないと知ってるから。
  彼女への悪影響を知れば
  ボクはこのなんの価値もない頭を下げることに
  なるんだろうね。

  そうそう。たまにいるんだ。
  皆が「黒」と言っているのに違う色を言う人。
  集団心理や同調圧力を跳ね返して進む人。>>54

  ボクには到底真似できない。
  思わず嫉妬してしまうくらいかっこいい人。>>55



(72) 西 2022/10/22(Sat) 1:40:24

【人】 朝日元親



[ その答えは、はい、だった。>>57
  しっかりと聞こえて、分かっていて。

  それでも答えずに逃げた。>>56
  だってそこに、はい、と答えてしまったら
  ボクが君にサボりは良くないって説法が
  なんの説得力もなくなってしまうじゃないか。

  このまま水に流してしまえば
  そこで全て終わりなんだと、思っていたのに。]**



(73) 西 2022/10/22(Sat) 1:42:17

【人】 朝日元親



[ 一人以外の空間はボクには苦痛以外の何物でもない。
  だからボクは自分の住処屋上に帰ろうとしただけ。

  けど閉じられた防火扉の向こう側から聞こえたのは
  今となっては馴染み深い、太陽の悲鳴だった。>>58

  実験室の時とは違って
  今度は聞き入るようにキミを見ていたから
  鋭敏な聴覚は小さな悲鳴さえ逃さない。>>59


(74) 西 2022/10/22(Sat) 1:43:50

【人】 朝日元親



[ 歌う太陽の邪魔にならないように
  そっと扉を開けて、一歩、また一歩、近づく。

  キミの声を聞くのに
  この風の音が邪魔だったんだ。


  コンサートが終わって
  ボクが口を開いた時とキミが振り向いたのは
  きっと同じタイミングだっただろう。]

(75) 西 2022/10/22(Sat) 1:44:39

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   太陽も地球の裏側じゃ休んでるし
   キミもたまには休んでいいんじゃないのかな。


(-25) 西 2022/10/22(Sat) 1:45:30

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 余計なお世話だろうか。きっとそうだよね。
  けど惜別さんが太陽であるという周りの印象が
  巡り巡って惜別さんの首を絞めるくらいなら。
  いっその地球の裏にでも逃げていいと思うんだ。]



(-26) 西 2022/10/22(Sat) 1:46:34

【人】 朝日元親



[ ボクがいることに驚いた様子の惜別さんが
  困ったように笑ってみせる。>>60

  その姿になんだか途端に罪悪感が募ってきて
  ボクは軽率に死にたくなってきたりもした。]


   ごめん。邪魔したら悪いと思って。


[ 気にせず続けてどうぞと
  ボクは惜別さんに背を向けようとする。
  だってここはボクの住処だと言い張っても
  ボク専用の所有物というわけでもない。
  先客がいれば当然いなくなろうとする。

  でもそれを引き止めるように
  キミがあの話の続きをしようとしたんだ。>>61



(76) 西 2022/10/22(Sat) 1:47:37

【人】 朝日元親



  いいことがあるなら……。


[ ボクは指先を顎に当てながら悩む。
  決めるのは惜別さん。全くもってその通りだ。]


  ボクは……。どんな行事だったとしても
  行きたくないなら行かなくていいと思う。

  でも……


[ ボクなんかと一緒である必要はどこにもないはずだ。
  そう言おうとした瞬間にハッと気づいてしまった。
  あの時、ボクは仕返しのようなものとはいえ
  一緒にサボってもいい旨を口にしてしまっている。

  例えば惜別さんがサボると決めたのなら
  ボクがそこに付き合わないというのは筋が通らない。]


(77) 西 2022/10/22(Sat) 1:49:28

【人】 朝日元親



[ いたずらに尋ねてくるキミとは対照的に
  ボクは思わず頭を抱えてしまって。]


   わかった、わかったよ。
   でも責任は持たないからね……


[ 渋々と承諾の意志を示したのだった。]**


(78) 西 2022/10/22(Sat) 1:49:56

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




   
そうじゃないかな、って思ってたよ。



  
(-29) alice0327 2022/10/22(Sat) 18:28:08

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 指先が重なる、それだけなのに
  たまらなく幸せだな、って思うのは
  好きな人が相手だからだよね。

  君が笑いかけてくれるのが嬉しくて、
  それに応えるように、
  柔らかく笑い返してみせるんだ。 ]


  
(-30) alice0327 2022/10/22(Sat) 18:29:15

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   この時間を邪魔する人は許さないし
   誰にも文句なんて言わせない。


  
(-31) alice0327 2022/10/22(Sat) 18:31:14

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   
……君は、太陽が泣いてても否定しないんだね。


   嬉しいな。
   そう言ってくれる人がいるなんて
   思ってもみなかった。


  
(-34) alice0327 2022/10/22(Sat) 20:12:00

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 余計なお世話なんてとんでもない。
  私、どこかでそう言ってくれる人を待ってた。

  太陽じゃない私を、受け入れてくれる人を。 ]


  
(-35) alice0327 2022/10/22(Sat) 20:12:40

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 好き、に理由なんて要らないと思うけど
  きっかけは?って聞かれるのなら
  間違いなく、この時の君の言葉。

  ひとりぼっちの太陽に
  陽だまりみたいな言葉をかけてくれた、
  君を好きになるのは、必然でしょう?  ] 


  
(-36) alice0327 2022/10/22(Sat) 20:13:09

【人】 朝日元親



[ さっきの話を聞かれてたのかどうか
  ともかくキミはここに来てしまった。

  言えるわけがない。
  キミとのことで他の女子に詰め寄られたなんて。
  言ったところでキミを不快にさせるだけだ。

  けれど全てを誤魔化してしまえば
  それはいつしか不安に変わってしまう。]



   朝日もたまには日陰に居たくなるんだ。


[ 薄汚れた宵闇に身を投じれば
  その腐臭は太陽にも届くだろう。>>80>>81>>82

  ボクはそれを弾き返せるような眩い光も
  強い心も持っていない。]


(101) 西 2022/10/22(Sat) 23:02:11

【人】 朝日元親



[ それにしても一体何があったというんだろうか。
  ハツナとの事でボクが後ろ指を刺されるのは
  今も前も変わらないけど。

  教室に入るといつも聞こえてくる気がした
  ハツナを守ろうというあの黄色い声が
  ぱったりと途絶えていた。>>86>>87

  凍りつく空気の中。
  地雷に触れてはいけないと怯えるように。

  どうやらボクの恋人は
  ボクが思う以上に強いらしい。



  …………。


[ その声は、ちゃんと聞いていた。
  聞いていないふりをして後ろを通り過ぎたけど
  正直、胸がすいたんだ。

  ボクの気持ちがどれだけ楽になれたか
  筆舌に尽くし難いっていうのは正にこの事だ。]


(102) 西 2022/10/22(Sat) 23:03:09

【人】 朝日元親



   ダメだよ。

      カッとなって心にもないことを言ったら。


   
(103) 西 2022/10/22(Sat) 23:03:54

【人】 朝日元親



[ その言葉はハツナの本意じゃないでしょ?と。
  ハツナが悪者にならないように逃げ道を作ろうと
  フォローするように声をかけて、自分の席へと座った。

  そうさ。刺されるのはボクだけでいい。
  ボクは自分が血を流すことよりも
  目の前でキミに血を流される方がずっと嫌だから。
]**


(104) 西 2022/10/22(Sat) 23:05:09

【人】 朝日元親



***

  満点取ったから許してくださいって
  言えたら凄いかっこいいよね。

  うん…なんだか、暖かい味がする。



[ 超人的な記憶力があるとか
  並外れた頭脳があるとか、努力家とか。
  なんでもないボクは多分80点をさまようんだろう。

  誰かの作る物を食べるなんて
  記憶を辿ってもキミしか出てこない。
  母さんは、料理なんてしないから。


  ボクが伝えた味の感想は>>88
  ハツナを満足させられるものだったろうか?]


(105) 西 2022/10/22(Sat) 23:06:23

【人】 朝日元親




[ ボクの両親は幼い頃に離婚した。
  原因は父さんの不倫のせい。

  母さんはボクのことを育てるために
  夜の街に飛び込んで


              それから──────。]



(106) 西 2022/10/22(Sat) 23:07:37

【人】 朝日元親



[ ボクの家には誰もいない。
  母さんも、父さんも。

  ただ毎月振り込まれる養育費という名の
  延命装置だけがボクの懐に入ってくる。

  ボクがどんなに行事に行かなかろうとも
  ボクがどんなに不良になろうとも

  ボクを咎める人なんて、誰もいない。]



(107) 西 2022/10/22(Sat) 23:08:22

【人】 朝日元親



[ でもそれを言ったら
  キミはきっとボクの力になろうとしてくれるだろう。

  だからボクはキミには言い出せない。
  キミには、ボクのような人間の住む世界なんて
  知らないままでいて欲しかった。]


   そのうち生徒指導でもくらっちゃうかもね。


[ ボクもキミにつられたようにくすりと笑う。>>89
  でもキミの評判を落としてしまうというのなら
  それはそれで少し嫌な気もするんだ。]


(108) 西 2022/10/22(Sat) 23:09:14

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



      バレちゃったか。

(-39) 西 2022/10/22(Sat) 23:09:46

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 指先を重ね、手を握って。
  微笑むだけ微笑んで。

       その先をしないボクは、卑怯者だ。]



(-40) 西 2022/10/22(Sat) 23:10:20

【人】 朝日元親



[ 時間が急に出来たと思うと
  心のゆとりも桁違いになる。

  自分の心を打ち明けると
  ハツナが何かを考えている様子で。>>90

  あぁ、眩しくて目が焼けそうだ。>>91
  こんなこと思っちゃいけないと分かっているのに。


      その言葉も、声も、
      ボクなんかには勿体ないって思えてならない。


  せっかくキミが、止めてくれたのに。>>92


(109) 西 2022/10/22(Sat) 23:11:32

【人】 朝日元親



   ……ムリかも。


[ 兎角、ハツナの前では素直に居られるようになった。
  だからボクは開けられないことを悟ると。]


   ハツナ。一口、飲んでいいよ。


[ だから開けて欲しいと持ちかける。
  ボクはひねくれてるつもりだったけど。

  キミの前でだけは
  随分と分かりやすくなってたかもしれないね。]**


(110) 西 2022/10/22(Sat) 23:12:38

【人】 朝日元親


***

[ 一度あると知った逃げ道には
  何度だって逃げ込んでしまうのが普通だと思う。

  その魔性をよく知っているのは
  ボク自身が何度も何度も逃げ出していたからだ。

  同調圧力に屈するのも、集団心理に流されるのも
  元を辿ればただの逃げ道でしかないんだから。

  鵜呑みにしたくないと拒絶できるキミは>>94
  この集団ボク達よりもずっと、優れている。]



(111) 西 2022/10/22(Sat) 23:13:37

【人】 朝日元親



[ 嫉妬したよ。
  ボクには一生かかっても出来ないことを
  何食わぬ顔でやってのけてしまう。

  ボクにとってはキミはヒーローだった。
  常闇に彷徨うボクを見つけて、助けてくれる。

  羨ましくて、感謝して、嫌悪して。
  ボクがキミへ抱く感情は情けない程に澱んでいた。

  この再会は、とてつもない幸運だったんだろう。>>95


(112) 西 2022/10/22(Sat) 23:13:59

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




[ その声を聞けて安心したんだよ。

      キミも人間なんだって、分かったから。]



(-41) 西 2022/10/22(Sat) 23:14:41

【人】 朝日元親



   それはそうなんだけど……
   

[ これ以上はやめようと直感が言う。>>97
  わざわざ言い返すようなことじゃない。

  けれど逃げるきっかけも、動機も無くして
  ボクはといえば物の見事に言いくるめられていた。
  これはもしかして嵌められたのでは?>>98>>99>>100


  残念ながら考えたってもう遅い。]


(113) 西 2022/10/22(Sat) 23:15:45

【人】 朝日元親



[ 徐々に計画が練り始められていく。
  どこに行こうかと言われれば思いつくのは
  広い公園くらいのものだ。

  ゲームセンターやボウリングは
  露骨すぎるサボり行為だから二人だと気が引ける。



   お菓子……
   あまり食べないけど、チョコなら。


[ 素直に答えてしまった以上、
  いつかはバレることになるだろうね。

  ボクが明治The chocolateの箱にイラストを
  描くタイプの男であることが……。]


(114) 西 2022/10/22(Sat) 23:16:08

【人】 朝日元親



[ 一度で決められるはずもないから。
  遠足までの間、何度も惜別さんとは話し合いの場を
  設けることになるだろう。

  次第にボクも惜別さんと話すことに
  抵抗もなくなってきて。]


   流石におやつ300円のルールは
   なくしてもいいよね……?



[ そんなくだらない話もできるようには
  心を開いていったんだ。]


(115) 西 2022/10/22(Sat) 23:17:17

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ キミはボクと同じだった。>>98
  疲れてしまうという感覚はボクにはよく分かる。

  ボクがキミに特別な感情を抱くようになったのは
  その瞬間だったんだと思う。

  キミがボクと同じ心を抱えていて
  それでいてボクとは何もかもが違ったんだから。]


(-42) 西 2022/10/22(Sat) 23:20:48

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 指先が重なるだけでも幸せだよ。でも……
  その先も求めてしまう私は、やっぱり我儘だよね。 ]


  
(-43) alice0327 2022/10/23(Sun) 4:59:45

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   元親くん、ありがとう。
   ね、お返し受け取ってくれる?


[ そう言って君の方を見て、
  君の頬に手を当てると。
  
  
君の唇に自分の唇を重ねた。 ]


  
(-44) alice0327 2022/10/23(Sun) 5:04:23

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   
ココアの味、した?



[ ほんの数秒の甘いひと時が終わると、
  悪戯っぽく君に聞いて、笑うんだ。 ]**

  
(-45) alice0327 2022/10/23(Sun) 5:05:01

【人】 朝日元親



[ 言えないよ。キミを信じているから。>>117
  言うわけにはいかないんだ。キミが大切だから。]


   そう、だね。
   太陽の周りをうろつく点々が、邪魔だ。
   

[ 眩しいなんて言いたくもない。
  人間が腐った臭いが漂っているだけで
  そこにはなんの光もない。

  キミと比べるなんておこがましい。


  考えたらチリチリと胃がムカついてきたけど
  ハツナが持ってきたノートを見ると
  少しずつ気持ちが落ち着いてくる。]


(132) 西 2022/10/23(Sun) 5:44:45

【人】 朝日元親



   交換日記?
   それは、そうだけど…


[ 言葉にするのが難しいこともあるのは
  ハツナの言う通りだ。>>117

  ボクみたいなコミュニケーション能力が
  欠落したやつは尚更そうだ。
  ハツナが提案するということは
  ハツナにも必要な事があるということだろうか?
  野暮と知りつつ、つい考えてしまう。



   わかった。
   色々、書いてみるよ。


[ ボクのことを知ってもらう機会というかは
  ボクがハツナのことを知れる機会に思えて。

  さっき考えたことも相まって
  ボクはその提案に乗ることにしたんだ。]


(133) 西 2022/10/23(Sun) 5:45:19

【置】 朝日元親



[ と言ってもまともに会話すらしないボクだ。
  触れる話題なんてなにもない。

  そのせいで最初はハツナの質問に答えるだけに
  なってしまった。

  しかも普段何食べてるのという質問に対して。>>L0


   「ハンバーグ、美味しかった?
    そういえばハンバーグにも色々あるよね。」

   「カップ麺とコンビニ弁当がほとんど。
    家に帰ったらいつもだらけてるよ。」


[ ズボラさを全面に押し出すコミュ障っぷりを披露する。
  実質的な一人暮らしを続けていたせいで
  すっかり自炊なんてやらなくなってしまったのだ。

  これは、交換日記として機能しているのだろうか?]


(L1) 西 2022/10/23(Sun) 5:45:54
公開: 2022/10/23(Sun) 5:50:00

【人】 朝日元親



[ でも、子どもっぽい遊びかもしれないけど。>>119
  この交換日記の時間は、個人的には好きだった。

  少しずつだけど自分の話が
  出来るようになっていったんだから。]


(134) 西 2022/10/23(Sun) 5:46:21

【人】 朝日元親



***


   それで言われたらもうボクも知らないや…
   うん、楽しみにしてる。ありがとう。


[ また持ってきてくれる。
  そんな言葉に秘められた似た境遇を>>124>>125
  推し量ることが出来たら良かったのに。

  何故かあの時のキミの顔がチラつく。>121
  ボクはキミを知らなすぎると痛感したせいで
  日に日にキミの心を知りたいと思ってしまうんだ。



   平気なの?内申とか大変じゃないかな。


[ 察しの悪い的はずれな答えは
  キミの心に届くまでの時間を物語っていた。>>126


(135) 西 2022/10/23(Sun) 5:47:12

【人】 朝日元親



[ 言葉は難しい。同じ意味、同じ語感でも
  話すタイミングで違う捉え方をされてしまう。

  ただココアを開けるのがムリだという言葉も
  キミに微かな影を落としてしまった。

  いつもボクが後ろ向きなことを言うせいで
  いらない誤解まで与えてしまう。

  それでいて口に出されなければ気づかないから
  ボクという人間は本当にどうしようもない。]



(136) 西 2022/10/23(Sun) 5:47:53

【人】 朝日元親



  うん、だって、開けてくれるんでしょ。


[ 仮にボクが開けてもちょうだいと言われても
  あげるつもりだったから。
  むしろなんでと首を傾げて。

  ココアを飲むように勧めたのだった。]


(137) 西 2022/10/23(Sun) 5:49:33

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




      ん?お返し?



(-46) 西 2022/10/23(Sun) 5:50:45

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   [ ボクの唇が、突然、塞がる。

        ほんのり甘いココアの香りが
        キミの吐息と一緒に鼻先に触れた。]



(-47) 西 2022/10/23(Sun) 5:51:19

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 戸惑いを隠せずに口元を指先でなぞる。

  キミはボクを見て笑ってみせた。

  ほんの数秒の甘酸っぱい空気を

  ボクは、どうしようもなく恋しくなる。]




(-48) 西 2022/10/23(Sun) 5:52:51

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



    うん、ボクの好きな味がした。


(-49) 西 2022/10/23(Sun) 5:53:18

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




    ボクの好きな女の子の味がした。


(-50) 西 2022/10/23(Sun) 5:53:54

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ ボクはキミの唇を塞ぐ。

  大丈夫。ココアはちゃんとボクが
  取って置いておいたから。


            ボクに、集中して。]**



(-51) 西 2022/10/23(Sun) 5:54:46

【人】 朝日元親


***
[ そうだ、言い出したのはボクだ。>>129
  これを引き合いに出されている間は
  ボクは惜別さんに頭が上がらない。

  公園を浮かべるのがボクだけじゃないと分かれば
  感覚の一致が少しだけ嬉しくなるんだろう。]



   ポッキーとチョコボール…
   チョコボールはピーナッツ?
   それともキャラメルかな?


[ なんで聞いたかといえば
  当日用意しておこうと思ったからで、
  最初こそそんなつもりは無かったけど

  回数を重ねていく度にそんな気遣いも
  したくなるようになっていく。>>130

  女々しいって引かれなくて安心した。
  下手の横好きの絵でしかないけれど
  いつかキミの似顔絵を書いて、プレゼントしよう。

  そんなことを思っていたんだ。



(138) 西 2022/10/23(Sun) 6:19:00

【人】 朝日元親



   それもそっか。
   ならおやつは沢山持っていこう。


[ キミの好きなお菓子を持っていこう。
  そう言えるくらいに関係が進展したのは
  遠足の為に何度も何度も二人きりになったから。

  秘密の共有と密会が、心を弾ませたんだ。]**


(139) 西 2022/10/23(Sun) 6:19:22

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ ほんとはドキドキしてたんだよ?
  君が嫌だったらどうしよう、って
  全然思わなかったわけじゃないし、
  君を戸惑わせてしまったのは見ればわかったから。
 
  君もキスしたいって望んでくれてたらいいな、って。
  身勝手にそう思ってたんだ。 ]


 
(-53) alice0327 2022/10/23(Sun) 19:14:42

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親


[ 
ボクの好きな女の子の味、
って言われて
  そう返されるなんて思ってなくて、
  動揺で目が泳いじゃった。

  そんな隙だらけの私は、
  今度は君に唇を塞がれて。


  君のことを感じようと目を閉じれば、
  
好きな人
のことで頭がいっぱいになるんだ。
  
  君の思惑通り、だね。 ]
  
(-54) alice0327 2022/10/23(Sun) 19:15:30

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ どれくらいの時間だったんだろう、
  長かったような、短かったような。

  長さなんて、どうでもいいかな。


         
もっともっと、続けて居たくて。 ]


 
(-55) alice0327 2022/10/23(Sun) 19:15:58

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 唇が離れても、照れたように笑いながら、
  もう一度いいよね、って言ってさ。

  私と君が満足するまで、甘い時間は終わらない。 ]**


 
(-56) alice0327 2022/10/23(Sun) 19:16:20

【人】 朝日元親


[ 始まった交換日記。文字を通して互いを知る時間は
  キミにとって大切な時間になれたんだろうか。

  ボクが多くを語らない度に
  ほんの少し、寂しいという空気が流れる。>>140

  ボクはキミの全てが知りたくなって

  ボクの全てを知られるのが怖くなって


  だからこの時間はひとつの取っ掛りとして
  十分な役割を果たしてくれていたし
  ボクにとっても大事なイベントだったんだ。>>141


(144) 西 2022/10/23(Sun) 20:34:26

【人】 朝日元親




[ その代償に

      ボクはひとつ墓穴を掘ったわけだけど。>>L2



(145) 西 2022/10/23(Sun) 20:34:49

【人】 朝日元親




  (……これ、ダメっても言っても来るじゃん…。)



(146) 西 2022/10/23(Sun) 20:35:00

【人】 朝日元親



[ 心配だというのが全面に押し出されている
  この交換日記を見たら流石にボクも分かった。

  「私が行かないとちゃんと食べないでしょ?
   口で注意しても多分やらないでしょ?
   私が行くって決めたんだからいいよね?

            私、彼女だもんね???


  脳内ハツナに詰め寄られているボクには
  その提案を断る事なんて出来やしない。]


(147) 西 2022/10/23(Sun) 20:35:52

【人】 朝日元親



  「分かった。
   けど、両親には許可取らないとダメだよ。」


(148) 西 2022/10/23(Sun) 20:36:26

【人】 朝日元親



[ 高校生が夜遅くに誰かの家に行くなんて
  普通ならあまり褒められたことじゃない。
  ボクはあくまで一般論を言ったつもりだった。

  でもボクは知るんだ。
  キミがその一般論から遠く離れた
  ボクと同じような場所にいるんだって。


    知ってからはもう言わないだろう。
    言っても意味がないと分かってるから。



(149) 西 2022/10/23(Sun) 20:40:30

【人】 朝日元親



[ いつしか夜ご飯を一緒に食べることも
  それからキミを家まで送り届けることも

  キミが望んだら、日課にだってなるんだ。]



(150) 西 2022/10/23(Sun) 20:40:51

【人】 朝日元親


***


  そう…だね…。


[ ハツナの言葉にハッと気づく。
  ボクだってそうなんだ。分かっていたのに。
  当たり前のようにボクを除外していた。

  露呈してしまう。
  ボクのこの自堕落な姿を
  叱って止める人間が誰もいないことが。


  でもハツナが口に出せないことで
  ボクの首の皮が一枚繋がった。]


(151) 西 2022/10/23(Sun) 20:41:35

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ ハツナが動揺を見せる。
  そんな顔、きっとボクしか知らない。

  散々好き放題言っていた外野たちも
  ハツナのことを好きだと思った人たちも
  知ることすら許されない。


        ボクだけが味わうことを許された
        ココアのように、甘すぎる時間。]

  
(-57) 西 2022/10/23(Sun) 20:42:04

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ もう一度、もう一度と重なる時間は
  ボクらの想像を超えていたんだろうけど。

  誰かに見られるかもしれない?
   今なら見られてしまってもいいとさえ思う。
      彼女は、ボクのものだと、言いたくて。



   ……戻ろっか。


[ あっという間にも思える長い時間のあと
  ボクはキミの手を離して。

  屋上から出ようと目配せをしてみせた。]**


(-58) 西 2022/10/23(Sun) 20:42:38

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ ひとりぼっちじゃない、って
  君といると思えたんだよ。

  君との時間が心地よかった。  ]


  
(-59) alice0327 2022/10/23(Sun) 22:01:46

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




   
私、君ともっと一緒にいたいよ。


            
私と……付き合ってほしいな。



  
(-60) alice0327 2022/10/23(Sun) 22:12:24

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




[ ひとりぼっちの太陽を、
  君は、救い上げてくれたから。 ]*



  
(-61) alice0327 2022/10/23(Sun) 22:14:49

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親

***


[ 私はみんなの前では
  基本的にいつもニコニコしてるし
  頬を赤くして動揺する姿なんてみせたことないよ。

  みんなの作り上げたイメージから外れた、
  惜別ハツナを知っているのは君だけ。


          全部、君だけが、知っている。
   そしてこんな君のことを知ってるのも私だけ。 ]


 
(-62) alice0327 2022/10/23(Sun) 23:25:23

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ もう一度、って二人とも欲張りだったから

  
思ったよりも時間が過ぎちゃってたんだろうね。


  誰かに見られたってよかった。
  君の彼女は私なんだ、って。
  私の彼氏は君なんだ、って。

      うるさいこと言う人たちに
      見せつけてやりたいとすら、思っちゃう。 ]


  
(-63) alice0327 2022/10/23(Sun) 23:26:25

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   ん……そうだね。
   ほんとはもっと一緒にいたいけど…。

   そろそろチャイムなるよね。


[ 二人だけの時間をめいっぱい堪能して
  私は君の方を見つめて。

  屋上から出ようって提案には
  頷きつつ、
名残惜しさが消せなかったから。 ]


  
(-64) alice0327 2022/10/23(Sun) 23:26:54

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   
元親くん、大好きだよ。



[ 改めて言った後、
  ぎゅっと君に抱きついて。
  
  ようやく屋上を後にすることになるんだ。 ]**


  
(-65) alice0327 2022/10/23(Sun) 23:27:30

【人】 朝日元親



[ こんなに腐りきってもボクも男だ。
  心を動かされればキミの方へ傾き
  一緒に過ごせば惹かれていく。>>152

  それが誰も祝福しない道だと知っても
  止められなかったんだ。


  88円のチョコボールの味が一生忘れられず。
  ボクはいつしか箱にキミの似顔絵を描いて
  キミの見えない場所にしまった。]



(169) 西 2022/10/25(Tue) 15:05:04

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 二人ぼっちも悪くない。
  そう考えるようになった時から


        ボクにとってキミは───。]



(-66) 西 2022/10/25(Tue) 15:05:30

【人】 朝日元親



[ 「ねぇ母さん。弁当作ってよ。」
  そんな当たり前の事すら許されないのが
  ボクの家庭というものだ。

  ボクのためと奮闘した母親も
  今はもう、ボクのいない家庭を築いている。

      考えるだけで、胃の奥が焼ける。


  だからボクはお弁当箱に卵焼きと
  レンジでチンした唐揚げだけを入れて
  簡素で何一つ洒落ていない弁当を持ってきたんだ。

  でもキミが幸せを分けてくれたから
  結果的にはこれでよかったんだと思う。>>154



(170) 西 2022/10/25(Tue) 15:06:08

【人】 朝日元親



[ 二人ぼっちの学校行事の日。>>154
  平日の昼間に学生二人がいても
  平和に慣れ親しんだ人達はきっと気づかない。

  ボクとは対照的にバリエーション豊富な
  サンドイッチはこころなしか量が多いように感じて
  思わず口角が上がってしまった。
  楽しみだと思ってくれてるような気がしたから。]


   ボクらは今不良生徒だよ。


[ つられて笑いながら考える。>>155
  こんな日もたまにはいいと思う反面
  これが普通になったらいけないと思うんだ。

  ボクはともかく、惜別さんは、特に。]


(171) 西 2022/10/25(Tue) 15:07:02

【人】 朝日元親



  そうだね。
  二人ぼっちの特権だよこれは。


[ 普通の遠足ならつまらなかった。
  きっと惜別さんの言ってることは正しい。
  だからボクは、いや、ボク達は
  行かない事を選んだんだから。

  その度にボクはやっぱり疑問に思ってしまう。
  どうして、キミはボクの近くにいるんだろうと。
  どうして、そこまでしてくれるのだろうかと。


  他愛のない話を積み重ねていく中で。>>157
  互いに持ち寄ったお菓子を広げながら
  ボクは戸惑いを感じてしまっていた。]


(172) 西 2022/10/25(Tue) 15:08:41

【人】 朝日元親



[ 渡したピーナッツのチョコボールと
  お返しとして貰った明治のチョコレート

  そういえば女の子からチョコを貰ったのは
  生まれて初めての経験なんだけど
  流石に声にするのは気持ち悪いので控えたよ。


  はしゃぎすぎた結果食べ切れないお菓子の
  処理に困っていると惜別さんから提案が来て。]


   それはもちろん構わないけど……
   どうして惜別さんはそんなに……


[ ボクと居ようとしてくれるのかな。>>158>>159
  そう聞こうとして、ボクは目を丸くした。

  その答えをキミが、教えてくれたから。>>160>>161

  嬉しくて、それと同時に恐ろしい
  青春と呼ぶに相応しい一幕。



(173) 西 2022/10/25(Tue) 15:09:23

【人】 朝日元親



[ やっぱり怖いと思ってしまうんだ。
  自分なんかが惜別さんに相応しくないって
  本気で思っていたから。

  気持ちに蓋をし続けていた。

  分かってるんだ。
  ボクはきっと惜別さんを後悔させて
  深く深く悲しませてしまうだろう。

  ボクが、無価値で、最低な人間だから。

           大丈夫……分かってる……。]



(174) 西 2022/10/25(Tue) 15:10:43

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




    ボクでよければ、お願いします。



          (大丈夫……分かってる、から。)



(-67) 西 2022/10/25(Tue) 15:11:17

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ ボクはキミの勇気に甘えて>>162
  キミの甘酸っぱい青春の欠片をもらって>>163

        太陽の手を取ってしまったんだ。]



(-68) 西 2022/10/25(Tue) 15:12:42

【人】 朝日元親


***

[ 思い返してみれば
  出会いの時点でボクはキミに振り回されている。
  それが嫌だなんて思ったわけじゃないけど。

  きっとボクはキミに頭が上がらなくて>>165
  それでいて幸せ者だと、そう感じていたんだ。

  自己嫌悪に苛まれる人間は
  自分が幸せ者になることが許せないというのに。


  けれど本当に驚いたのは
  キミの両親が反対していないこと。>>166
  普通なら反対するだろうと思うから
  ずっとキミに普通じゃない何かを感じていた。]


(175) 西 2022/10/25(Tue) 15:14:58

【人】 朝日元親



[ 次第にハツナの提案はエスカレートしていく。

  それも、綺麗にボクが困らない範囲で。>>168


  でも泊まってもいいかというキミが
  あまりにも普通には程遠かったから。]


   ご両親、反対しないの?


[ ある日直球で質問をぶつけてしまうのだ。]
  

(176) 西 2022/10/25(Tue) 15:15:46

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ それでもキミの提案を受け入れて
  キッチンが少しづつ変化していくのを
  微笑ましく感じてしまうのは

         ボクらの願いが
         同じだったからなんだと思う。>>166



(-69) 西 2022/10/25(Tue) 15:16:33

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   W今日、泊まってくの?W


         W今日、泊まってくんだっけ?W



(-70) 西 2022/10/25(Tue) 15:18:28

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 当たり前になればなるほど言葉も変わる。
  ボクの聞き方も当然に変わっていって。
  キミとの時間の価値も変わっていく。

      そうして、ボクは最後に言うんだ。



(-71) 西 2022/10/25(Tue) 15:19:48

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



W今日、泊まっていきなよ。W


(-72) 西 2022/10/25(Tue) 15:21:43

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   [ キミにだけ、伝わればいい。]**



(-73) 西 2022/10/25(Tue) 15:22:05

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   ふふ、ありがとう。


[ その言葉を聞いて、一気に力が抜けた。
  生まれて初めての告白だもん。
  失敗の可能性だって考えてて。

  
もしそうなったら、
そうなっても

  
君と一緒にいたい、って。


          
私は皆が言うような光じゃない。 ]


  
(-76) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:43:20

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   じゃあ、……まずはさ。
   惜別さん、っていうの禁止ね!

   名前で呼んでほしいな。

         
ハツナって、呼んでほしいな。


  
(-77) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:43:56

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ そんな風に彼氏になったばかりの君に言うんだ。

  ハツナ、って呼ぶのは君だけ。

  
君だけでいて欲しくて、そんなわがままを。 ]


  
(-78) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:44:39

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ そんな私のわがままを、
  君は受け入れてくれてるんだ、って。

  言葉の変化に気づいたとき、
  私はきっと嬉しくて微笑みを隠せないんだ。 


  君にとって私は一番大切な人で、
  過ごす時間は一番の価値を持つ、って
  そう思っていてもいいんだよね?


           
だから、私の答えは……。  ]


  
(-79) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:49:14

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



Wうん、そのつもりだよ。W


  
(-80) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:50:22

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 私と君だけが、知っている。 ]**


 
(-81) alice0327 2022/10/25(Tue) 16:50:41

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ 最初は恥ずかしかったキミの名前を呼ぶのも
  段々と素直に呼べるまで慣れることが出来た。

  ボクの名前を覚えてくれてるのなんて
  キミくらいのことだろうと思う。
  キミに呼ばれるようになってから
  自分の名前が好きになれたんだ。


  それにあの日、キミが言った言葉が
  ボクは忘れられなくて。>>184

  ボクはキミに甘えるように心の距離を詰めた。]



(-82) 西 2022/10/25(Tue) 22:03:50

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




    それが間違いだったのだろうか?



            ボクには、分からない。




(-83) 西 2022/10/25(Tue) 22:04:36

【人】 朝日元親



[ 夜道を二人で歩くのは今となってはもう日課だ。
  またいつものようにボクはキミを送る。

  夜に女の子一人で帰らせるわけにはいかないから。
  最もな理由をつけて、一番は名残惜しさだけど。



   ねぇ、ハツナ。


[ フクロウの鳴き声が聞こえる夜道。
  車通りの多い道をキミが車道側にならないように
  キミとの間に僕が立って。

  いつか言われたキミの心の悲鳴に>>184
  向き合おうという思いで、言葉を紡ぐ。]


(186) 西 2022/10/25(Tue) 22:05:44

【人】 朝日元親



      ボクは、キミの傍にいるよ。


(187) 西 2022/10/25(Tue) 22:06:38

【人】 朝日元親



[ いままで言えなかった決意が
  募る思いに合わせてキミへと渡る。

  いつもボクを好きだと言ってくれたのに
  ボクも同じ気持ちを持っているのに
  ボクはキミに、好きだと全然言えていない。

  そんな自分が嫌で
  ボクは自分を変えようとも思って。
  ようやくここへたどり着いたんだ。]


(188) 西 2022/10/25(Tue) 22:07:42

【人】 朝日元親



      ボクは、ハツナが──────。



(189) 西 2022/10/25(Tue) 22:09:16

【人】 朝日元親



[ すると突然遠くの道から知らない人の悲鳴と
  タイヤがアスファルトに勢いよく擦れる音が響いた。
  ボクの決意も、言葉も、全て掻き消すように。]



(190) 西 2022/10/25(Tue) 22:14:44

【人】 朝日元親



[ 後ろへ振り向けば、ふらふらと車線すら守らない
  乗用車が道路の中で獰猛に暴れながら
  こちらへとやってくる。

  止まることを知らない乗用車が
  ボクらの立っていた歩道へ、突っ込んできていた。]


(191) 西 2022/10/25(Tue) 22:15:35

【人】 朝日元親



[ でも、その矛先にいたのは

               ボクではなくて。]



(192) 西 2022/10/25(Tue) 22:16:30

【人】 朝日元親



     [ 考える前に、身体が動いていた。]


(193) 西 2022/10/25(Tue) 22:17:20

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ


       ごめん…!


(-84) 西 2022/10/25(Tue) 22:17:44

【人】 朝日元親



[ ボクはキミを突き飛ばした。
  もしかしたら怪我をさせてしまうかもしれないのに。

  ボクはやっぱりダメなやつだから
  こんな形でしかキミを守ることが出来なかったんだ。]


(194) 西 2022/10/25(Tue) 22:18:16

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   (……ボクは、ハツナが、好きだよ。>>189)



(-85) 西 2022/10/25(Tue) 22:21:55

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



  [ 鈍い衝突音に消えた想いは

                  届かない。]**


(-86) 西 2022/10/25(Tue) 22:22:49

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ ハツナ、って呼んでくれる度に
  私は嬉しそうに笑って、なーに?って応えて。
  君の名前を呼ぶときは君への想いも込めていたけど
  みんなの前で呼ぶときは密かにこう思ってた。


  
私だけだよ、この人の名前を呼ぶのは。
  
               
呼んでいいのは。


  滲む独占欲を隠しきれず
  私はいつも君の名前を呼んで。
  君に甘えるように、いつも君の傍にいた。 ]


 
(-89) alice0327 2022/10/25(Tue) 23:33:25

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   その日課が、君を危険に晒すと
   わかっていたのなら、こんな、こと……。


  
(-90) alice0327 2022/10/25(Tue) 23:34:30

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親




   
…………え、……?



  
(-91) alice0327 2022/10/25(Tue) 23:39:46
 




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朝日元親
21回 残----pt

 

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0回 残----pt

 

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2回 残----pt

 

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