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【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ 頼まれもしないのに、触れたくなるこの手が 相手の体に、影響を与えていると知っている。 それにどうしようもなく満たされて いることもきっと、君には伝えてある。 無意識化の行動への制限もそれなりに 出来ていた、はず。 そもそも、昨日愛し合ったと言わんばかりの 体を他人に見られる事自体は、 自分も避けたかったし。 そういうつもりがなかったとしても、 視線を集めてしまうだろうから。 ] (-44) はたけ 2023/03/20(Mon) 1:39:00 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ びっくりした、と言われれば そんな顔をしていたと、笑う。 拒絶するような素振りはなく、 それにほっとして。 頷くのを待って、触れ合うだけのキスを。 二度目はどちらからともなく、 吸い寄せられるように、交わした。 そっと火を灯すように、やさしく。 吐息が漏れれば、たったそれだけで 膨れ上がりそうな欲を、まだだと 手荒に押さえつけて、問うた言葉への 答えに、ひどく、安心してしまった。 ] またそういう事を言う…… [ 頬を捕まえられて、従うような素振りで 触れ合わせたら、誘うように唇が開かれて。 ] (-46) はたけ 2023/03/20(Mon) 1:39:26 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ 最初は軽く舌先を触れ合わせる程度、 徐々に、食むように下唇を軽く噛む。 どちらのものかわからない唾液が、 ちゅくちゅくと水音を立てるごとに、 興奮して、目眩がしそうだった。 もう少し、あと少し。 ながいながい、口付けの合間、 漏れる吐息が聞こえる度に、引き伸ばすように 噛みついて、受け入れて、絡ませて。 離れる頃に、糸になって伝う唾液にまた疼いた。 ] 触らせて、 [ 短い言葉にも、欲が滲むほど。 ] (-47) はたけ 2023/03/20(Mon) 1:40:35 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ 懇願するように言うと、服の裾から手を 忍ばせて、滑らかな肌の上を、熱くなって しまった手のひらが撫でる。 視界に入った耳が朱に染まりかけて いるようなら、唇をつけて。 短いリップ音を何度も近い場所から 響かせた後に、耳朶を食む。反応があるようなら より露骨に。 ――愛する箇所を撫でるからそう言うのか ――撫でた場所を愛しく思うからそう言うのか。 その境界はもう分からない。 触れる場所、全て愛おしく思うものだから。 ] (-48) はたけ 2023/03/20(Mon) 1:41:21 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ 柔さのない腹部、膨らみなどない胸部、 余すことなく撫でるように、触れる。 一度体を起こし、捲れた服の隙間から、 見える肌に、ごくり、と喉を鳴らして ] 見せて、ぜんぶ [ 言ってから服に手を掛ける。 露わになる肌の薄く色付いた箇所に 触れるだけのキスを贈り、 ベッドサイドのチェストを開いた。 パッケージだけ剥いた避妊具と、 使いかけのローション、それから 新品のローションが入っているが、 目にする余裕はあるか、どうか。 ] (-49) はたけ 2023/03/20(Mon) 1:41:45 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ ご要望とあれば、枕元のリモコンで 照明を落とすけれど、自らそれを提案するには 惜しいから、言わないままで。 ] ………ン、 [ キスを贈った場所のほど近く、 軽く歯を立てて、吸い上げた。* ] (-50) はたけ 2023/03/20(Mon) 1:42:12 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[困り果てたような声で返す割には、 その表情は嬉しそうで、 捕まえた頬を小指で擽るように撫でて笑い。 再び近づいていく距離に瞼を少しだけ伏せて。] ン、 …… [濡れた感触を互いに感じて、そのやわさにうっとりと 感じ入るように瞳を閉じれば、歯を立てられてあえかな声を漏らす。 送り合うように唾液を絡めて、与えられた分だけ。 受け取れば、こくんと喉を鳴らして飲み込んでもまだ、終わらない。] (-57) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 13:18:52 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[こんなに長く口付けを交わすのは、初めてのこと。 いつも、甘やかすみたいに交わしていたもの。 もっとと、深く入り込みたいというくらいに、 舌を割入れられて、口腔を犯されていく。 少し、苦しさもあるのに吸い上げられたら、 微かに痺れるような感覚すら覚えて、 頬に添えた手が、次第に滑り落ちて首筋にかかっていく。] ……っ、 は [ようやく、唇が解放された頃には息が上がっていた。 二人を繋いでいた細い糸が、重力に伴って落ちて、途切れて。 欲が滲むいつもより低い声に、ぞくりとまた肌が粟立っしまう。] (-58) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 13:19:32 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[シャツの下から滑り込んでくる指先。 手を繋ぐ時は少し温度の低い彼の冷たい指先が、 今日は熱くて、熱を分け与えられるみたいだ。 少し擽ったいような、感覚を覚えながらも。 抵抗することはしないまま。 ゆっくりと上へと上がってくる手。 そこまでは、良かった。 顔を背けたせいで顕になった染まった耳朶に 吐息を吹き込むみたいに響く音。 ちゅ、とリップ音がすれば、かぁ、と熱に染まる。 あ。 これは、] ……、 っ、景斗、さ…… [やばい。 肌を滑る手よりも過敏な耳がその音を、甘さを拾って熱を上げられてしまう。 少し、ストップをかけるみたいに名前を呼んで、制すけど。] (-59) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 13:21:06 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[厚い唇で食まれて、ぴちゃりと濡れた舌先が刺激を与えれば。 ぶる、と堪らずに身体が震えてしまう。 弱い箇所を自覚して、慌てて首を引いて。] みみ、……は、 その、…… [弱い、とは言い出しづらいけど。 その反応で伝わってしまったかもしれない。 それ以上は、と抑えるように上目に見る。 だって、まだ触れられたばかりなのに。こんな。 高め合うために触れ合うと分かっていても、 いつも以上に熱で火照りそうで、戸惑う。] (-60) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 13:22:06 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[邪魔だというようにたくし上げられた服が胸元に溜まる。 照明に照らされた中で、彼の視線に晒された素肌。 触れていない箇所なんてないみたいに、掌が這って、 擽ったさとは違う感覚が引きずり出されていく。 見上げるように向けられた視線に目を伏せて、] ……、っ…… [甘い声には、応える声はないけれど。 抵抗を見せなければ、了承と伝わるだろうか。 一部だけ色の濃い部分に、落とされたキス。 むず痒さを覚えながら、先程よりも熱の篭った吐息が口をつく。 手探りでチェストを探るのを横目にみながら、 手持ち無沙汰になった手を伸ばして、彼の髪を撫ぜて。] (-61) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 13:23:13 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[自分より少し長い髪、指先に絡める。 その感触を確かめて楽しんでいれば、 薄い胸板の先端に、歯を立てられて。] ンッ ……っ、[チリ、と甘い痺れが走った気がして片目を眇める。 詰めていた息が、閉じていたはずの唇から零れ、 髪を撫ぜた指が、ぴくりと彼の頭皮に押し付けられた。*] (-62) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 13:23:58 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ 湧き上がる欲は留まることを知らず、 欲望のままに暴れだしたくなるのを 制することすら、新鮮な気持ちになる。 生まれてくる欲に覚えがないから。 人並み程度と思っていたのに、 こんな欲もあるのだと、愉しくなってしまって。 口内に侵入し、絡めた舌を吸う、 それを返される度、 シたい という言葉の本質を知り、指先が、胸が、疼いた。 一方的ではなく、君もまた 求めてくれているのだと。 頬に掛かる手が滑り落ちていく。 息が上がり、短く呼吸をすると、 胸が僅かに上下する、それを見下ろす自分が いやに楽しげだったことに、少なくとも 自分はまだ、気づいていない。 ] (-67) はたけ 2023/03/20(Mon) 15:15:14 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐 ――……ん?なに? くすぐったい? [ 制止をかけるように、名前を呼ばれても その場所から退くことはない。 問う声色は更に擽るように、喜色を滲ませて。 暴れるまでではない、ささやかな抵抗と 言いにくそうに何かを伝える言葉。 嗜虐心を煽られてしまいそうになったのを ] もっと? [ その一言で抑えたけれど、戸惑うような 表情には抗えず、もう一度リップ音を響かせた。 ] (-68) はたけ 2023/03/20(Mon) 15:15:44 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ 唇で肌を辿りながら、 ] 頭、あげて [ 服を抜き取っていく。 畳むまでの余裕はなくとも、 放り投げるまではせず、ベッドサイドに置いて ] 想像してたより、ずっと、良い [ 熱の籠もった吐息を聞きながら、 肌を通し、高鳴る音を感じれば 自然とこちらも熱の籠もる吐息が肌を撫でていく。 ] (-69) はたけ 2023/03/20(Mon) 15:16:15 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ ――想像の中、夜を過ごした相手は いつだって、少し怯えていて、 不安そうにこちらを見ていた。 それに興奮してしまう自分は、 酷い男なのだと知りながら、吐き出し 少しの後悔をしながら、何食わぬ顔をして 君に会いに行っていたのだ。 けれど現実の世界で今日という日に、 君は楽しげに、俺に触れるから ] きれい、 [ 愛おしさが溢れて、止まらなくなる。 室内勤務でアウトドアな趣味もない 君の肌は白く、 赤 が映える。 ] (-70) はたけ 2023/03/20(Mon) 15:17:02 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ つん、と存在を主張する胸の先端を 柔く、唇で挟みつつ、右手は横腹を ゆっくり滑り落ちていく。 やがて臍の下、までたどり着くと、 服の上から、手の甲でゆるく撫でた。 ] 気持ちいい、そのまま撫でてて [ 頭を撫でる手に続きを乞いながら、 胸元付近、赤を増やしつつ、徐々に 唇は腹のほうへ* ] (-71) はたけ 2023/03/20(Mon) 15:17:59 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗そう、じゃなくて ……、 [擽ったいという反応じゃないことは、 分かっているくせに、そんな反応はずるい。 声に微かに滲む笑う気配に、眉尻が下がってしまう。 どう答えようかと躊躇い、戸惑いに瞳を伏せれば、 睫毛がふるり、と、震えて水膜の張った瞳を覆う。 告げられずに居れば、再び耳元に寄せられる唇。 濡れた音と共に、低く囁かれたなら。 どくん、と血流が大きく波打った。 ああ、どうしても弱い。 ]この声に、心を掻き乱されそうになってしまう。 (-90) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 20:36:09 |
【秘】 瑞野 那岐 → マシロ[結局、僅かな抵抗も無駄になってしまって。 唆される声に、熱を帯びた耳朶を染めながら。] …… ン、 [手の甲で口から下を隠すようにして、小さく頷いた。 だめ、な、はずなのに。 囁かれた声がいつまでも耳に残って、離れない。 その声を、もっと聞きたいと思う欲が生まれて。 抵抗を試みた反面、求めるような反応は、 彼にはどう映っただろう。 なんだか、ものすごく恥ずかしいことをしたような。] (-91) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 20:36:54 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[肌を滑る唇はまだ、幾分か慣れている分だけ。 熱を抑えることは出来たかもしれない。 それでも、今まで以上に過敏になった気がしたけれど。 彼の声を合図に背をシーツから離して、 首元の溜まっていた服を頭から抜かせれば、 乱れた髪を整えるように、犬みたいに頭を振った。 ベッドの脇に落とされていく服は、皺を残したまま。 想像していたと言うから、鍛えてもいない身体を 晒すのは少し気が引けてしまう。 彼のように鍛えてはいない。 男性であれば標準的な、身体だと思う。 仕事柄、重い寸胴鍋などは持つことはあっても、 彼のようにスタントめいた身体を張った仕事とは、 違うから、多少、筋肉の付き方は違うかもしれない。] (-92) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 20:37:49 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[日の下で過ごすようなことはしないから、 日に大して焼けていない肌。 女性であれば、褒められたものかもしれないが。 ため息を漏らすみたいに呟く賛美に、苦笑を零して。 髪を撫ぜる手を一度、止めて。] 景斗さんも、脱いで。 [誘うように色を乗せて、つん、と襟元を指先で引っ掛けた。 一人よりも二人で、溺れたい。 こちらからもねだるように、 顎先にちゅ、と音を立てて口づけて、微笑みを浮かべ。] (-93) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 20:38:45 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[彼も脱ぐようであれば、手伝い、袖を引いた。 二人分のシャツが、ベッドサイドに落ちて、 ベッドの上の俺たちと同じみたいに重なり合う。 晒した肌を合わせて、彼の唇がまた肌に降りて。 胸の尖りを、食む。 気持ちいい、というより。まだ擽ったさが僅かに上。 くすりと笑ったのはいいものの、 脇腹を滑る手のほうが毛肌を立たせるから、 ぴく、とまた腰が僅かに跳ねてしまう。] …… ふ 、 甘えた[甘やかなおねだりに、微かな揶揄と笑いを含ませて。 乞われるままに髪にまた手を掛ければ。] (-94) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 20:39:19 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗……、 ッ [まだ持ち上がる程ではない男の象徴を 硬い手が反応を伺うみたいに掠めて、息を詰めた。 撫でる手がまた少し鈍って。 胸に散らされていく痕が、チリ、と。 火傷を残していくみたいに熱さを孕んで、降りていく。 最も弱い部分へと、下がっていくみたいに。*] (-95) milkxxxx 2023/03/20(Mon) 20:39:55 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ そうじゃなくて、言いづらそうに しているものだから。 声色には喜色が滲むだけではなく、 笑ってしまった。 快楽よりも羞恥が勝っているのを 好ましく、思った故に。 すっかり癖になってしまいそうだから ここまで、と決めて体を起こした。 ] (-124) はたけ 2023/03/21(Tue) 0:56:08 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ 露わになった上半身を、 まじまじと見つめてしまうのは許して欲しい。 標準身長、体重も相応だろう。 晒すことに気が引けているのは、 僅かに感じ取れたとしても、触れることを 見ることを許された恋人の裸に、 冷静になれるはずもない。 あまりに見つめていたせいか、 それとも、想像していたとかそういうことに 笑ったのか、苦笑いを零して。 それから手を止め、誘うように 脱いで。と言われて――。 ] (-125) はたけ 2023/03/21(Tue) 0:56:42 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐 ……うん、 [ 口を開けば余計な言葉を言ってしまいそうだった。 見ていて気持ちの良いものではないとか、 本当にいいのか、とか。 色々なことを天秤に掛け、誘いに乗ると 決めたら、恐る恐る、 ゆったりとしたシャツを脱ごうとすると、 袖が引かれて、ベッドサイドに落ちる。 ぱさ、と先に置いていた、君のシャツに 重なって。 その瞬間だけ、怯えと諦めとそういうものが 折り重なるような表情を浮かべたのは、 どうか、気づかないでいてほしい。 ] (-126) はたけ 2023/03/21(Tue) 0:57:14 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ 布一枚の隔たりもなくなって、 触れ合う肌の面積が増えることが、 泣いてしまいそうなほど、幸せだった。 その緩んだ顔を、見せたくなくて、 吸い付くように、唇を肌へ、胸の尖りへ。 擽ったいのか、くすりと笑う声が心地よく 鼓膜を震わせ、願い通り手が髪の中に 入ってくれば、抱きかかえられているような 気持ちになって、頬を肌にぴたりとつけた。 ] (-127) はたけ 2023/03/21(Tue) 0:57:57 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ ゆるやかな動き、手の甲で押し上げるように 触れると、息を詰めるような音。 撫でる手の動きは鈍るも、 制止するようなことがなければ、 臍のあたりを通り、やがて手の甲と 頬が触れ合うほどに近くなる。 押し返すほどには熱を孕んでいない 男性器を間近に、服の上から、口付けるような 動きを数度。 手をひっくり返し、手の甲で撫でる動きから、 手のひらで包むような動き方へ変える。 もどかしさを感じるくらい、やさしくゆっくりと。* ] (-128) はたけ 2023/03/21(Tue) 0:58:35 |
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