情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ「遠慮……ん−、性分で」 「マジでぇ? あー……そうなんだ」 気ィ付かなかったな……と呟く。 着る物に無頓着なのは今に始まったことではない。 もしかしたらロメオが身だしなみに関して苦言を呈されているところをあなたは見たことがあるかもしれない。 いつも必要最低限の身だしなみなのも、また性分。 また必要ならの言葉には、「ん」と簡素な返事、頷き。 「あ。へえー、奇遇すね。オレもおんなじの買った」 「丁度小腹空いてて……いつもならあんまり買わないんすけどね」 「あんたと一緒に食えるんなら買ったかいもあったなー。アハハ」 (-440) susuya 2023/09/09(Sat) 19:52:03 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 路地の花 フィオレその通りよ!とヴィットーレもくすくす笑って。 縁の深い人に好きで居続けてもらえれば、 小さな場所でも潰れずに続けていくことができる。 バーもファミリーも、変わらない。 お互いピザを食べてははしゃぎ合って、 新作は一緒に食べに行きましょう!なんて 軽い調子の約束もしたりして。 ここだけ切り取ったら女子高生が二人いるみたい! ヴィットーレは口が大きいから、きっと貴方より早めに ピザをぺろりと平らげてしまう事だろう。 「あら!ふふ、デートかしら♡ それならきっちりおめかししてあげないとね!」 ちょっと席を外すわね、と一度バックグラウンドの方へ行って。 貴方が食べ終わる頃には戻ってくる。 持ってきたのは、ネイル用の道具一式。 中を開けて、どれがいいかしらね〜なんて悩み悩み… フィオレちゃんは可愛いからどの色もどの質感も似合っちゃいそうよね〜、なんて言いながら、何個か道具をチョイスして。 「じゃあ、おててを貸してもらえる?」 そっと手を差し出してそう告げた。 (-449) arenda 2023/09/09(Sat) 21:20:25 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「そうでしょう?これで、今から私の感情を否定することは出来なくなっちゃったわね」 論理を並べ立てて語っているのを聞きながら、見られていないのを良いことに悪戯っぽく歯を見せて笑う。 初めて会った時よりもずっと、「ああ言えばこう言う」を見せるようになった女にあなたは手をを焼かされているかもしれない。 こっちを見ろと主張する花は、あなたの期待する植物の姿ではない。それそのものとは全く別のものだ。 「ふ、ふふ…っ!」 「ああ、信用されてるみたいでよかった! もちろん、あなたの言葉をそのままそっくり受け取るほど単純じゃないし」 「そういう事をしれっと言えるようなら、もっと上手くやれると思っているもの」 少なくとも、先ほどの問答をしている間は"そういった意味"で口にすることはないのだろうし。 愛だの恋だのに現を抜かすような人間には見えていない。 「賛辞であるというなら、ありがたく受け取っておくけどね」 「ふふ、分かってるじゃない」 「嫌だなんて言わないでしょ?あなただって」 分かりきっていた反応にまたおかしそうに笑う。 お互い忙しくならないといいわね、なんて話していれば。 カフェも視界に入るほど近くになって。夕刻頃になれば、客足も落ち着いているだろうか。 (-467) otomizu 2023/09/10(Sun) 1:32:47 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ「あんまり口うるさく言われるのも嫌だろうから」 「周りから文句言われないくらいのアドバイスくらいに留めとくわね」 勿論これを聞いてもいいし聞かなくてもいい。 くたびれた服は新しいものと変えたらいいわよとか、その程度のもの。 自分の好きなように生きられるのが一番だし。 「かぼちゃのピザも美味しそうだったんだけどね」 「チーズに弱いの、つい買っちゃった」 目がない、というほどでもないけれど。優先的に選んでしまうくらいの好み。 「あら、嬉しいこと言ってくれるわね」 確かにロメオとはあんまり一緒にご飯食べることもなかったかも。 あたたかいピザに小さな口でかぶりつきながら、嬉しそうに微笑んでいる。 「あんまりこういうの食べないなら、普段は行きつけのお店にでも行ってるの?」 (-470) otomizu 2023/09/10(Sun) 2:44:54 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡日が落ちて、外の空気も肌寒さを感じられるようになるくらいの時間。 カフェの営業も終わる頃に、電話がかかってくる。 もう幾度となく話した、昔馴染みの女からだ。 電話に出たのなら、『ciao、アレ』といつもの軽い口ぶり。 『ね、今からそっちに行ってもいい?』 『お仕事も入らなそうだから』 (-471) otomizu 2023/09/10(Sun) 2:49:20 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ『ciao、フィオ』 電話口の向こうで、軽い調子の返答。 『構わんよ』 『裏口からな』 彼の店の表玄関は、日によって開いていたり開いていなかったりする。 今日は後者のほうなのだろう。 (-472) gt 2023/09/10(Sun) 4:36:31 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡『はぁい』 間延びした返事をして、一度電話は切られただろう。 そして間もなく、裏口の扉が開かれる音。 ノックすら必要ない程、ここに来るのは慣れていたから。 「アレ、来たわよ」 どこにいるだろう、あなたの姿を探して中を歩いていく。 (-473) otomizu 2023/09/10(Sun) 5:13:20 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「おう」 裏口から入って進んだ先、店の大きさからすればずいぶんと細長い物置のようなスペースに男はいた。 彼曰くそこが事務所で、彼の私室だ。 パイプベッドに腰かけて、目を眇めてタブレットを覗き込んでいる。 「コーヒーでいいか」 言いながら、既に机の上のケトルに手を伸ばす。 どうせコーヒー以外は出してこない。 ついでに、ぎし、と音を立ててパイプベッドの上で座り直し、自分の横のスペースを開けた。 (-474) gt 2023/09/10(Sun) 5:34:30 |
【人】 路地の花 フィオレ>>96 フレッド 「それは私のセリフ。 ふふ、でも昔よりは心配しなくても大丈夫そうだわ」 「じゃあ、約束。5年後も"お互いに"元気でいること! これなら、フレッドも私も頑張ろうって思えるでしょ?」 優しい目であなたを見ながら、頬を緩める。 約束一つあれば、自分たちはそれを頼りに生きていけると知っている。 どれだけ辛いことがあったとしても、前を向いて生きていく理由になるのだ。 「一番弟子!いいじゃない、何だか楽しそう」 「それだけたくさんのことを教えてもらえているなら、一方的なかたおもいなんかじゃないわね。 きっと先輩達からも愛されているのね、姉さん嬉しいわ」 沢山の楽しいに囲まれて生活出来ていること、色んな人にかわいがってもらっている事。 安心感と、誇らしさとで胸がいっぱいだ。 しかし可愛らしい趣味が多いと感じると同時に、友人達も同じような趣味を持っていたなとふと思う。 まさか同じ人物を指しているとは今の彼女には分からないことだけれど。 「面白い話もしてくれるし、とっても明るくていい人なの」 「だからフレッドのことも歓迎してくれるはずよ、いつ来てくれたってね。 お酒が飲める年齢なら、誰だって入っていいところなんだから」 #商店街 (117) otomizu 2023/09/10(Sun) 6:22:19 |
【秘】 路地の花 フィオレ → オネエ ヴィットーレ新作は2種類出ていたから、交換この提案までしちゃっていたかも。 出かける予定のことも加味して、ノンアルコールカクテルなんかも出してもらって。 口が比較的小さめなのもあって、そのせいで余計に食べるのが遅くなってしまっているのだけど。 食べるのが遅くてごめんなんて言葉は今更、2人の間には必要なくて。 「そう、デートしてくるの」 「綺麗に咲いた、秋の花の傍でね」 なんて。小さく微笑んでいる。 心を許しているあなたには前から気になっている人がいるの、などと話していたでしょうから。きっとその人の元へ行くのだろうと察しが付くかも。 言われた通りに手を出して、すっかり傷もなくなった白い指があなたの手に触れる。 (-478) otomizu 2023/09/10(Sun) 7:06:54 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡声のした方へ足を運ぶ。 あなたの前に姿を見せた彼女は、いつもよりもラフな格好だ。 露出の少ない、ジーンズ姿。ネイルだけはしっかりされていて、何処かに出かけてきた帰りのような。 「うん、いつものでお願い。……何かしてたの?」 空けてもらったスペースに遠慮なく腰掛けて、不躾にタブレットを覗き見ようと体を寄せる。 殆ど密着するような姿勢になり、ベッドにもより体重が寄って軋んだような音を立てる。 (-479) otomizu 2023/09/10(Sun) 7:12:32 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレベッドの音は、びゅうと強くなり始めた潮風の音と交じり合う。 触れた体と体の間には、人間特有の熱と鼓動を僅かに重なる。 「仕事だよ」 タブレットにはたくさんのテキストファイルが並び、それを一つ一つ確認しているようだった。 それは主に、ファミリーに所属するさまざまな部署のことだ。 アレッサンドロ自身が管理する、"港"もそのひとつ。 「どうにもやかましくてね。あっちも、こっちも」 片手で器用にコーヒーを注いで、あなたの手が届くサイドテーブルにことんとカップが置かれる。 そうして空いた手が、背中からするりと回された。 ぎゅうと少しだけ力が入り、熱が押し広げられるようにして。 体を支えているのか抱き寄せているのか、あいまいな態勢のまま──それでも、いつもの調子で。 「飯は食ったか?」 (-480) gt 2023/09/10(Sun) 7:30:00 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「今は、の話ですがね。 理屈は通るのに根っこの所で奇妙だから、 人の心というものは俺の手に負えないものなんです」 単に含みなく笑われる度に居たたまれない気持ちが湧いてくる。 むしろ向こうも分かりやすいくらいに打算的でいてくれたらよかったのだが、こう思うのすら最早失礼なんだろうな。 「こちらこそよかったですよ。 勘違いされるのはたまったもんじゃありません」 「……何より申し訳ないですからね。返せる保証はないのに、 比重ばかりがズレて……きっと傷つけてしまうんですから。 知らないうちに恨まれでもしたらその時は遠慮なく喧嘩しますが」 決して人の想いなんかに対し誠実ではいられないのだから、鈍感でもいてはいけない。 必要な労力とも言える。現実を見据え続けるならば。 「何処かのタイミングで嫌と言えていたら、 我々の関係もこうはなっていなかったでしょうね」 相性が良いなどとは断じて認めないが。 扉を開け放ち「Prima le signore」の一言と浅い一礼で、先の入店を促した。 (-484) backador 2023/09/10(Sun) 8:41:51 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「あら、そうなの」 「何だか嫌な予感はしてたんだけど」 ざわついているだけならいいんだけど。 タブレットに表示されているものを見ても、学のない女には何もわからなかったものだから。早々に視線を外して、用意してもらったカップに手を伸ばす。 回された腕に甘えて、身体を預けきってしまう。 「カフェで軽食を少しね。まだ食べてないなら付き合うわよ?」 (-486) otomizu 2023/09/10(Sun) 9:19:53 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「理屈だけじゃないっていうのが、人間の面白いところでもあるけど…… 私は、人間のそういうところを好ましいって思うし」 「あなたが手に負えないなんて思うのは……結局のところ、理解が出来ないからなのかしら? それとも、理解出来ても対応に苦労するから、なのかしらね」 はたまた他の要因なのか。 あなたの横顔を見ながら、これもまた単純に興味本位で尋ねている。 自分とは違う考えを知りたいという、ただそれだけの理由。 だから、あなたがこれに答える義務はない。 「恨まれる……ってことよりも、"傷付いてもいいから傍にいたい"なんて言われた時のことを気にした方がいいんじゃない?」 「あなたみたいな人には、そういった子の方がよっぽど近付いてきそう。 申し訳ないからってきちんと断るんだろうなとは思うけどね」 無垢で一途で、純粋な架空の女の子を思い浮かべている。 他人ごとだと思って適当なことを言っているようにも見えるかもしれない。 「テオを自分のものにしようと思うなら、口先じゃどうにもならないだろうし。 有無を言わさず抱き込んでしまった方がよっぽど効きそうよね」 これは、本当に適当なことを言っている。 「やだ、そう言われてた可能性があったなんて思いたくないわ」 「でもそうね、それなら今までのテオに感謝しなくっちゃ」 何だかんだ、そう言わなかっただけの積み重ねが出来たことを嬉しく思って。 一礼をするあなたに、「Grazie」と、わざとらしく上品に微笑んでみせる。 足を踏み入れれば、挽きたての珈琲の香りが鼻をくすぐった。 (-492) otomizu 2023/09/10(Sun) 10:40:03 |
【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 路地の花 フィオレ/* 対応遅れてしまい申し訳ありません、しまむらです。熱中症きをつけて…… ここ最近からである旨、承知いたしました。 実際ヴィンセンツィオも顔を合わせても(立場をお互い知らないだろうというのもあり)、 手伝いに来ていることへのねぎらいの声を掛けるくらいで深く話すことはないかと思います。 ただ、手伝い自体は本心から有り難いことだと思っているので、 困ったことや足りないものがあったら教えて欲しい……のような話くらいはするかもしれません。 村内で何か質問等あればお申し付けいただければ幸いです。 よろしくお願いいたします! (-499) redhaguki 2023/09/10(Sun) 12:09:30 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「ヤな予感で終わればいいが、 心配するのが仕事なもんで」 ぱたん、とタブレットが伏せられる。 自分が用意していた冷えたコーヒーに手を伸ばし、 「じゃあ少し。 ……いや、あったかな? あとでちょっと見てくる」 あまり食事にこだわりがない男がそういって首をひねった。 「カフェか。俺ももう少し出かけるかな」 大きく伸びをしながら、自嘲するように笑う。 男はカポとしての仕事に注力すると、他のことをあまりしなくなる。 今日も家にこもりきりだったようだ。 (-505) gt 2023/09/10(Sun) 13:09:26 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 路地の花 フィオレ貴方が食べるのがどんなに遅くたって、 ヴィットーレは何にも気にすることもなく。 貴方が食べ終わるまで、カウンターに頬杖をつきながら にこにこ眺めている。 気分は子供を見守るお母さんだ。 「ふふ!素敵なデートにしなきゃね♡」 「うまくいくことを祈っているわ!じゃあ、そうねぇ……」 差し出された指を、少しごつごつした男の手で優しく取って。 指の下処理だとかはきっと必要ないだろうから、 まずは貴方の爪にベースを塗って、そしたらネイルポリッシュを 取り出して………貴方にはきっとブルー系が似合うのだけれど、 ヴィットーレが選んだのはコーラルピンク。 「可愛いフィオレちゃんにぴったりよ♡」 なんて、貴方の女の子らしさを押し出したいみたい。 ふんふん、と鼻歌を歌いながら爪に色を塗ったら、 次にトップコートも塗っていって……… そしたらあとは、ちょっとした飾りつけ。 ストーンをピンセットでつまんで、貴方の左手薬指の爪に ちょん、ちょんと乗せていく。……出来上がったのは、お花の形。 「相手が秋の花よりも、このお花を摘みたいと 思ってくれますように、ね♡」 くすくす、笑って思惑を告げれば、あとは最後にもう一度 トップを塗って、完成! 貴方のお仕事の内容だとか、夜の関係だとかは関係なく、 一人の恋に沸き立つ女友達にそうしてあげるように、 きっちり可愛らしいネイルを施してあげたのだった。 (-507) arenda 2023/09/10(Sun) 13:25:11 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「……別に世の中の全てが理解できるとは思ってません。 ただ俺は───不確定要素のある人との関わりは、あまり増やしたくないだけ」 相手に裏切られること。それ以上に自分が裏切ってしまうこと。それが起き得ないように気を張り巡らせる必要があって。これは何かに対する恐れとすら言えるのかもしれない。 低い場所を見て呟く横顔は薄く笑みを浮かべてはいるものの、嫌味たらしいというよりかは酷く自嘲的なものだった。 「本当に!いっそ恨んでほしいんですがね! ……百歩譲って、能力や性質に惹かれたとしましょう。 けれどそれは前者ならビジネスパートナーである方がいいし、 後者は───反りが合わないよりよっぽどろくでもない相性です」 半端に救われたくはない。 自分の歪みが肯定されるほど脆い救いの手もない。 そして己はもうその手のひらの上では生きていけない。それだけ。 「幸せにはなりません。誰も。 テオドロひとりならどうでもいいが、哀れな女は一人でも少ない方が良い」 「───喚き散らしますよ。大の男が、床の上で」 今のところ最も可能性が高そうな方法を言われて寒気が走る。 「感謝するくらいなら相応の報いは欲しいんですが。 ええ、それらの可能性を掴めなかったのは明白な俺の落ち度です」 己の甘さが見えてくるたびに、反発するかのように棘のある言葉が出る。音の鳴らないよう戸を閉じた店内では流石に抑えはするけども。 「うんと苦いエスプレッソでも飲みたい気分ですね、もう……」 (-517) backador 2023/09/10(Sun) 16:26:57 |
【人】 路地の花 フィオレ>>118 フレッド 小さな約束が、一筋の光になるように。 これが大袈裟でなくそう感じられるのは、これまでの生活で身に染みている。 自分との約束で笑顔になってくれるあなたに、つられて頬が緩む。 挫けそうになっても、どれだけ苦しくても。 絶望に飲まれてしまわないように。未来を諦めることがないように。 そう、いつまでも願っている。 「お仕事も同じくらい教えてもらってるでしょ? 絶対愛されてるわ、休憩終わったら確認してみるといいわよ!」 「こんなにかわいい子に慕われて、嫌いになる人なんていないんだから」 姉バカだ。 あなたの願いが叶うように、そして自信を分けるように頭をくしゃくしゃと撫でまわす。 くよくよ悩むより、前向きに突っ走る方がずっと良い結果を生むと思っているから。 「じゃあ今度予定合わせましょ、案内してあげる」 「もうちょっとお買い物していくから大丈夫よ。ありがとねフレッド。 お仕事頑張って、姉さん応援してるからね!」 このまましばらく座って休憩した後、買い物を再会するつもりで。 だから、あなたのこともここから見送るだろう。笑顔で、頑張れとポーズを取ってみせた。 #商店街 (142) otomizu 2023/09/10(Sun) 19:34:40 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「……うん、それなら分かりやすいわ。ありがと、テオの考えがまた少し理解出来た気がする」 「もしね、本当に自分ではどうしようもないと思ったなら。 その時は周りに押し付けちゃってもいいと思うの、あなたには信頼できる人がいないわけじゃないんだから」 自嘲的なそれに、眉を下げる。いつか抱え込んで潰れてしまいそうだと思ったから。 苦しい原因の何もかもを切り捨ててしまうことが出来る人じゃないと。 自分でなくても、押し付けて逃げる先があればいいと思うのだ。 「じゃあ恨みを買うような振る舞いをしないといけないわね。 優しさを見せたら最後、絶対に付け込まれると思った方がいいわ。恨んでほしいと思うならね」 自分は目の前の彼の性質に惹かれている。 魅せられてここにいるから、否定はしたくなくって。 「他人想いなのね。哀れな女は幸せじゃなくたってあなたの傍にいたいと思うかもしれないわよ? 自分だけが幸せじゃなくてもいいなんて考えはね。 少なくとも、私なら一蹴して抱き締めて離さないわ。一緒に不幸になってやるってね」 極論。幸せになる道があるなら最初から捨てたりはしないだろうし、あなたの言葉の真意を全て理解して話しているわけではないから。ある意味で理想論なのだろう。 「 ぷっ、あはは! それ、すっごく見てみたいわ!そんな姿、一生かかったって見れないでしょうね!」 心の底からおかしそうに笑う。駄々をこねるあなたの姿、忘れられないだろうな。 「蔓を巻きつける花だってあるのよ。傍に寄せたが最後、絡めとられてしまうこともあるのよ」 勉強になったかしら?なんて。奥まった席に向かいながら、無邪気ないたずらっ子のようににまにまと笑みを浮かべてみせている。 その姿でまた、苦い顔を浮かべさせてしまうかもしれないな。 (-530) otomizu 2023/09/10(Sun) 20:06:20 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「いつもお疲れ様」 「気を抜いて、知らないうちに荒されてました〜なんてシャレにもならないものね」 コーヒーを一口頂いて。 担当していないからこそ、治安の維持に貢献している仲間には労りと感謝が尽きない。 「何も無かったらアレの分だけ用意していいからね」 「私はアレの淹れてくれたコーヒーだけで満足できるから」 カップを置いて、ぺとりとあなたに抱き着くようにくっついて。 「また籠ってたの?お昼くらいは外に出た方がいいわよ、気が滅入るでしょ」 「街の方で秋のピザも出てたし、カフェの買い出しついでにでも歩いてみるといいんじゃない?」 珍しくコーラルピンクのネイルに彩られた指先が、あなたの腕をなぞるように触れる。甘えたいときのクセだ。 (-535) otomizu 2023/09/10(Sun) 22:53:17 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「この稼業でいうのもなんだが、トラブルなんてないほうがいい」 肩を竦める。 冷えたコーヒーを空っぽにして、 ごくりと喉がなる動きすらぴたりとくっついた体を通じて伝わる。 「まぁ何かないか、見てみるよ。 ちょっと……」 ぐ、と体を持ち上げようとして―― 腕に触れる指先の感触に、腰を下ろす。 「ピザか。 カルツォーネくらいなら食べやすいんだがなあ」 あなたが欲しがっているのはそれではない、と思ったのか。 ぎし、と再びベッドを軋ませて、腕をより深く抱え込むように回して、 くしゃりとその長い髪の先を指で梳いた。 「この年になると、外を出歩くのもおっくうになる」 「お前は毎日元気だなあ」 なんだか羨ましそうに、そう言った。 (-537) gt 2023/09/10(Sun) 23:36:55 |
【秘】 路地の花 フィオレ → オネエ ヴィットーレ「ありがと、ヴィー」 「またお土産話でも持って帰ってこられるように、楽しんでくるわ」 ふふ、と楽しそうに笑っている。 自分では選ばないような淡い色で彩られていく指の先を眺めて、時折感嘆の声を上げる。 丁寧に塗り進められて、艶やかなトップコートの輝きが心をくすぐった。 「こういう色、私には合わないと思ってたの」 「でも、意外と……ううん、ヴィーが選んでくれたんだから似合って当然なのかも」 爪に咲いた石の花に、より一層表情が明るくなる。 細やかな仕事と、そして込めてくれた思いに胸がいっぱいだ。 しばらく、両の手を広げて腕を伸ばし 噛み締めるようにネイルを眺めているだろう。 「ほんとに素敵……」 「こんなに可愛くしてもらっちゃったら、頑張らないわけにはいかないわねっ」 頬をうっすらと赤く染めて微笑む姿は、無邪気な少女のようだ。 買い出しや掃除だけじゃお礼に足りないんじゃないかしら、なんて。 (-539) otomizu 2023/09/11(Mon) 1:29:08 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「ファミリーだって好き好んで争ったりしたいわけじゃないんだものね」 今は昔ほど好戦的でないことをよく知っている。 飲み物を嚥下して鳴った喉に、腕をなぞっていた指を這わせる。気まぐれな行動は、猫のようだ。 「あそこ、カルツォーネも出してた気がするわ。今度見てきてあげる」 「作業しながらでも食べられるものね、アレにはぴったりかもしれないわ」 抱え込まれるような恰好になれば、腕を首の後ろに回して。 こつんと額を合わせたりして、髪を好きに触れさせている。指通りがいいそれは良く手入れがされているのが分かるだろう。 「まだまだ暑いもの。億劫になる気持ちが分からないでもないわ。 そんなこと言ってると、心までおじさんになっちゃうわよ?」 「ふふ、なぁに急に」 目を細めて微笑んでみせる。 まだうらやましがるには早いでしょ、なんて言いたげな顔だ。 (-540) otomizu 2023/09/11(Mon) 1:42:33 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「マフィアだって人だし、何が欲しいかは人による」 「喧嘩は金にならないことが多い」 「…ってだけ、といえばそうかもしれないが」 金になることも、もちろんある。 かつてソルジャーとして暴力を生業にしていた男は、 擽られる指から避けるでもなく、少し身じろぎをするだけで…おそらくはやせ我慢をして、笑って。 「ん。ああ。 どうにもな、こればかりはな」 食。酒。娯楽。 アレッサンドロが嗜好として物をたしなむことは、ほとんどない。 昔はもう少しあれがうまい、これが楽しいと言っていた気もするが、 今ではそれも全て「必要だから」すること。 執着しているように見える珈琲ですら、きっと別の何かの代替だ。 「ホットドッグの買い置きも無くなりそうだし。 ――少し買ってきてくれ。カルツォーネ」 髪を、そして服の上から柔らかな肌を。 ごつごつとした手指が優しく、そこにあることを確かめるかのように撫でていく。 「もう39だぞ。おじさんだよ、おじさん」 「そのままの意味だよ。 それに、急じゃない。いつもお前は元気で、 それはとてもいいことだと思っているさ」 こつん。ゆるく微笑んだ顔が近づいて、額がまたぶつかった。 (-541) gt 2023/09/11(Mon) 2:53:37 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「生き方って簡単に変わるものじゃないんですよ。 それが最善だと信じているものを、今更曲げるのは猶更」 失望されてはならない。失敗してはならない。 能力を示すことしか取り柄がないのだから、止まることはできない。親しい人は皆価値を持つが頼りないから、苦役を代わってやらなければ。 「共に不幸になることをよしとできるなら……それもいいんでしょうね。でもやはり、それは俺を好いた人の自分勝手な、自己満足でしかありません。 傷つけるのすら許容してしまったら──まず俺が壊れます」 女を不幸にする男に価値はないから、背負ったならば応えたい。 けれど、自分にしかやれないのに、できない≠ニいうことを───もしもう一度認識してしまったら、とてもじゃないが今度こそ折れてしまう。そんな気がする。 これだけ足掻いてまだ少年のころから何も変わっていなかったら、最早生きていて何の価値がある。 根は本当に、ひとときの個人の利益より、常に全体の最善を進んで選び取るような男だ。自己犠牲を持っているというより、下手に自分を擲つのが最も効率的だったから、今も皆の幸福に還元されていくと信じて疑っていないだけの。 その歪みは幼少期から劇的に進み、生半可な言葉では正せないところまで来てしまっていた。 「……結果的に、俺を力尽くで捕まえて、 何しようと勝手に喜んでるような女ならばマシそうに思えるのは……勘弁してほしいな。一生の頼みで見逃してもらいたい」 相手がそうという訳ではないが、困ったような視線が向く。 目の前にいるのが幼馴染でもなければなるべく完璧な姿でいたいのに、こうして弱みを見せてしまっているのは、良い傾向なんだかどうなんだか。 (-545) backador 2023/09/11(Mon) 8:46:35 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ「ハハ。助かりまーす」 自分の為に、というものに少し抵抗があるだけで、 そのくらいのアドバイスなら素直に受け取ろう。 物と言葉はちょっとしたものを一方的に押し付けるくらいがロメオには丁度いい。 「あ、オレかぼちゃのやつも買ったっすよ。 せっかくなら新しいの全部買ってやろうと思って」 「良かったら一口あげようかな」 そう言いながら紙袋の口を開ける。 ロメオの言う通り、きっとその中にはチーズクリームのピザの他にも新商品のピザが詰められているんだろう。 「誰かとなんか食べるとかあんま無いし……」 「や、テキトーに作って一人で食ってる。バイト先のパンとかも貰うし」 そう言いつつ、自分もチーズクリームのピザをぱくり。 「ん。うま」 (-553) susuya 2023/09/11(Mon) 15:12:34 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「そうね」 「私が思う、楽になれそうな方法を挙げてみただけ。頭の片隅にでも置いてくれたらそれでいいの」 行き詰まって、途方に暮れた時の一つの選択肢になればいい。 何より能力のない自分に、あなたにとって最善の答えが出せるわけではない。ただ、あなたが苦しむようなことがあるなら少しでも軽くできたら良いと思うだけ。 「難儀ね」 「ううん、ちょっと私が軽い気持ちで言ったのも良くなかったわ。あなたにとってはそれだけ重たいことだったのよね」 過去に何かあったのだろうか、と思うけれど。まだそれを聞くには踏み込みすぎるだろうかと、迷った末に口を噤んだ。 折れてしまってもいいよと言うのは、それこそ自己満足に過ぎないのだし。 根幹が崩れてしまえば、何が起こるかもわからない。 ただ、自分を擲って周りの幸福に変える。その考え方一点においては、境遇が違っても理解できるものだ。整備されていないスラムで、小さな子供達を守るためならなんでも出来た。そんな時期も確かにあったのだ。貴方には話せてもいないことだから、伝わらないことだけど。 「……何もなければそんなことしないわよ。 ただ、譲れない理由が出来たなら…一生の頼みよりも、自分の感情を優先してしまうこともあるかもしれないけど」 カフェオレとパンケーキを頼んで、うーんと少しばかり悩んだのちそう答える。あくまで一般論、そんな顔で。 それにしても、あなたが自分に弱みを見せてくれるのは何故なんだろうな。嬉しいことではあるけれど。 (-554) otomizu 2023/09/11(Mon) 15:16:08 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「それを言うなら、曲がりなりにもデートだというのに、 こんな話題を止めなかった俺にも一定の非がありますよ。……でも、そうですね」 「救いがあるとするなら、あなたはそんな気持ちで口を開けるくらい、あまり嫌がらずに聞いてくれた。俺の失態ではないと思わせてくれる───だからあまり気に病まないで」 結局のところ、一口に語ってしまえば女を曇らせる趣味が全く無いわけであるからして。育ってきた環境による人生観が違っていても、踏み込み切れず真に寄り添えることが少なかったとしても、相手を尊重する気持ちは変わらないのだろう。 「案外、耐えられないほど苦しいと思ったら、 なりふり構わず重荷を投げ捨てているかもしれませんしね。 その時は喜んでフィオレさんの所為にするとしましょう」 皮肉や軽口を、反対にある程度の受容として扱う。少々珍しい言いぐさであった。 言葉は決してこの男を変えることはなかっただろうが、その事象とは別に、積み重なるある程度の信頼というものはあって。つい口が滑るのもそういう理由、という言い聞かせを当人が行っている。 「目下で俺が考えるべきことは、 迂闊に理由を作らないように動くことだけですね…… 恨みを買う振る舞いというのも難しいものだ。 俺はこんなにも難儀な人間であるというのに、ね」 つり合いでも取るかのように、更に遠ざけるような言葉は吐くのだが。宣言通り濃いエスプレッソを頼んでは、翻弄されて疲れ切った顔。 (-562) backador 2023/09/11(Mon) 17:46:01 |
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新