【独】 上原 隆司/* お誘いいただいて遊びに来ました。 28歳にしては老けてますね、まぁいいや。老け顔なんだきっと。 ほらあんまり歳離れると……問題じゃん? (相手女子高生だし) (-0) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 11:17:39 |
【独】 上原 隆司/* おれが「お嬢さん、いくら?」って声かけていい?って言ったせいで無駄に苦労した気がします。 これが……墓穴か……! (-1) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 11:18:39 |
【独】 上原 隆司/* でも38くらいにしとけばよかったかな。 ……それは高校生からしたらおっさんすぎな気がする。お父さんか。 28でもだいぶ遠いやろ。 (-2) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 11:25:49 |
【人】 上原 隆司[>>9 >>10律儀に返答してくれた彼女は、明らかに怒りを向けていた。 上原はそれを確かに感じ取って、苦笑して肩をすくめた] ごめんって。からかっただけだよ。 [悪気はあったが謝ることにはする。傷つけようと思ってしたことではなかったからだ。 それに、彼女が己を仕事先の客と認識してくれていると上原は気付いた。彼女が覚えていてくれるのに、そのまま去る気にもなれなかった] なんかあったのか? 落ち込んでるように見えたが…… [果たしてこの状態で話す気になってくれるものなのか。疑問は感じつつも問わずにいられず、気遣うような声を投げた]** (11) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 11:55:33 |
【人】 上原 隆司[>>12「冗談に聞こえない」と少女に言われ、上原は苦笑いを維持することになった。買いそうに見えると言われたようなものである。 とは言え、自業自得である以上、言い訳を重ねようとはしなかった] バレンタインか……そういや、そういう時期だな。 ……青春だねえ。 [想いが叶うのも叶わないのも、恋敵が身近にいるのも、学生時代ならではという印象を受けた。 それでも、告白して振られたならまだ割り切りようがある気がしてしまうのは、そこまで辿り着けなかった思い出のせいだろうか。 >>13彼女の片想いの相手としてすぐに思い浮かぶ相手はいない。喫茶店で苦い思いを晴らそうとする人はいるだろうけれど、それが何かまでいちいち聞き耳を立てる趣味はこの男にはなかった] (15) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 15:50:32 |
【人】 上原 隆司[>>17誰かの恋愛対象に、なれるかなれないか。ひとえに相性としか言えない問題だ。それでも頑張ろうとしたらしい彼女が想いを叶えられなかったことが、上原の目には眩く映っていた。 真剣に恋をしようという気が、久しく無かったからだろう。 >>18“デート”に前向きな言葉を重ねながらもどこか警戒する様子も、生真面目さを感じて心地よく映った。 とはいえ] オジ……。 [>>19高校二年と自己紹介されると、上原は少し意外そうに彼女を見つめ返した。 未成年には見えたが、大学生か専門学校生か……そのくらい、彼女は少し大人びて見えていた] (21) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 17:51:30 |
【人】 上原 隆司 矢川さんね。俺は上原隆司。ライターやってる。 デートは大丈夫だろ。 取材相手が若いお嬢さんなのはよくあることだからな。 [何か疑惑の目で見られたときには取材だったと言っておけばかわせる、と上原は考えていた。 もっとも、デート扱いして困ることはせいぜい年齢差ぐらいなのだが。 >>20隣を歩こうとする彼女を見て] 行き先のリクエストはあるかい。 俺が行こうとしてたのはハーモニーだったが、 職場にプライベートで行くのは嫌じゃないか? [念のために問いかけた。 彼女が嫌がらないなら、上原はそのままハーモニーまで共に歩くだろうけれど。 もし矢川の望む店が他にあるなら、共にそちらへ向かうことになるだろう]** (22) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 17:51:54 |
【独】 上原 隆司/* 直前の村で一人称ロルで書きづらかったから三人称にしてみるかってしてみたが これはこれで書きづれー…… うーん、難しい世界ですね (-5) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 17:53:09 |
【人】 上原 隆司[>>24 >>25事情を聞くと頷いて] そういう事情ならその店にしておくか。 何かおすすめあるか? [深く問うでもなく受け入れて、別の場所と伝えられたコーヒーショップに向けて歩き出した。ときどき行く店のひとつだった。 隣をついてくるだろう彼女を見やる。話しながら歩くつもりで、歩調は彼女に合わせようと考えていた] ハーモニー、辞めちまうんだな。 寂しくなるな……そんなに親しかったわけでもないが。 [懇意ではなくとも、当然そこにいる人として馴染みのある相手。上原にとっての矢川はそんな店員のひとりだった。見知った環境が変わってしまう気がする。アルバイトの学生なんて、いつの間にか入れ替わっているものだけれど] (27) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 19:06:32 |
【人】 上原 隆司[話しながら歩いているうちに、すぐに目当てのコーヒーショップにたどり着く。 「お煙草はお吸いになられますか」 店員に問われて習慣で喫煙席を申し出ようとして、上原は矢川を振り返った] 吸ってもいいかい。 [了承を得られれば喫煙席へ、拒まれたなら禁煙席へ。 席に着いたあとはメニューを眺めて、好みのコーヒー豆があるか探すことになるだろう。普段は深煎りで甘みの強い豆を好んでいるが、ほどよいものにはなかなか巡り会えないのが悩みの種だった。 もし矢川おすすめのメニューがあるなら、それも考慮した上で決めることになるだろう]** (28) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 19:07:08 |
【独】 上原 隆司/* 性経験豊富な女子って大人っぽく見える印象があって勝手に大人びてることにしちゃった(てへぺろ 不快だったらすまぬのう コーヒー豆の好みはおれの好みです…… マジでなかなか巡り会えないんだよなー…… (-6) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 19:08:57 |
【人】 上原 隆司[>>29満足げに微笑む姿が、上原が“高校生”に対し抱いていた感覚は当たっていたと伝える。 そんな年頃の少女らしい姿に、自然と微笑みが浮かんでいた。 歩きながらのおすすめの話には、だいぶ興味を惹かれた] チョコとコーヒーは元々合うからな。 深煎りか……あればそれにしてみるか。 [バレンタインらしいものをわざわざ頼もうという発想が、上原にはなかった。この歳だからではなく、昔から。そういう浮いたイベントは苦手で、敬遠しがちだった。 だからバレンタインに意識が向く女子高生との会話は、新しい世界を見ている気分になっていた] (33) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 21:02:39 |
【人】 上原 隆司[>>30矢川が喫煙席に抵抗を示さないことに、内心安堵していた。若い女性の煙草嫌いは並ならぬものと思い込んでいたことに、今更ながら気づく。 >>31豆選びになると] 好きな豆か…… 飲んだときに甘みの残る豆が好きでなぁ。 気に入る豆はレアか高いかで、あまりお目にかかれない。 いつも深煎りで妥協してる……。 俺も今日のブレンドにしておこう。 それとチョコクッキーを。 [酸味が苦手だ、と一言付け加えながら、豆とお菓子を選ぶ。 甘いものはコーヒーの酸味を引き立てやすいが、チョコに合わせる前提ならばそれも気にならないかと、組み合わせてみることにした。 喫煙席に人が少ないのは、会社員なら仕事中の時間帯だからなのかもしれない。 物珍しそうな矢川を見て、上原は改めて彼女が高校生だと実感していた] (34) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 21:03:00 |
【人】 上原 隆司 客とデートなんかそうそうしないよな。 いつもと比べると随分沈んで見えたな…… 学校の友達から見てどうかは俺にはわからんが。 [沈んで見えたのは、仕事中の彼女が浮かべる営業スマイルとの落差もあるのかもしれない。 デートという表現を深く追及せずにはおいたが、実のところ、気になる表現ではあった。 ――デート扱いでいいのか? デートするような間柄ではない上、10歳差。正直に言って、恋愛対象に見ているわけではなかった。 デートごっこ。上原からすると、そんな感覚の時間だったのだが……わざわざ言って水を差すこともないか、と黙っていた]* (35) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 21:03:21 |
【人】 上原 隆司[バイト先を辞めたくなるほど、付きまとわれているのだろうか。 過去の取材で知ったストーカー事例をぼんやり思い出しながら話を聞いていると、>>38突拍子もないお願いに目を丸くすることになった] こ……、恋人役? お嬢さんの身を守るためにか? [矢川と名は聞いたが、咄嗟に出た呼び名はどういうわけかそれではなかった。 ストーカー対策に新しい恋人の力を借りるというのは、よくある話だが――] ……付きまとわれてんなら、 すぐバレちまうんじゃないのかね。 [本物の恋人ではないことが。 それでは火に油を注ぎかねない。 それに――そこまでしてやる義理がない。それが上原の率直な感想だった]** (41) Siro_neri 2021/02/27(Sat) 22:13:19 |
【人】 上原 隆司[>>42>>43身を守る以外の理由を聞き、振られた相手への想いの強さが伝わってきた] 幼馴染かぁ……、恋になるのは難しいよな。 振るにも罪悪感あるだろうし。 けど、それなら尚のこと、ちゃんとした 恋人がいたほうがいいんじゃないのか? 恋人役がいちゃ、本物もできなくなるぞ。 [作ろうと思って作れるものではない。 彼女の身近な男性には不安が湧く存在も多いのだろう。 それでも見せかけの存在でごまかすよりは、ちゃんと通じ合える人を……。 上原がどうしてもそう思ってしまうのは、“見せかけの恋人”からトラブルに繋がった事例をいくつか知っているせいなのだろう]** (46) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 7:58:52 |
【人】 上原 隆司 ……その間、俺も恋人ができないってことだよな。 [>>49高校を出るまでとは、短いようでいて長い。 その間、「恋人のフリ」を維持するのは……フリだとばれないように維持するのは、相当に難しい気がした。 ――いっそ本当に付き合うほうがマシでは? 一瞬考えついてみるものの、さすがに勢いで提案する内容ではなかった] そいつのことは……なんでそんなに好きなんだ? [語られた範囲でその相手に好感を抱ける理由は、上原には理解できそうになかった。かといって闇雲に批判するのも躊躇った。 返答を待ちながらチョコクッキーを小さく齧る。口の中に広がる甘みを、その後に飲んだコーヒーが中和し、蕩けるような濃厚な風味を残していった]** (51) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 10:15:26 |
【人】 上原 隆司 そんなに気にすることはないよ。 [問題があったとすぐに反省ができるのなら、良識はある子なのだろう――上原は素直にそう認識した。 それにしても、上原が恋愛も結婚も「面倒臭そう」と感じてしまうのは、普段仕事で見聞きする話題のせいなのか。 1年縛られる間に自分に出会いがなくなろうが、実際に困ることはあまり無いような気はしていた。 それでも軽はずみに受ける話題ではないのだけれど] (55) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 13:58:48 |
【人】 上原 隆司[クッキーをかじってチョコレートを味わってから、コーヒーをまた一口。 >>53 >>54彼女の答えを聞きながら、上原がなんとなく思ったことは] 距離が近すぎたのかねえ……。 [そばにいるのが当たり前の……例えば、家族。 夫婦で恋心を抱き続けるのは難しいと聞く。兄弟姉妹に恋はあまりしないだろう。 彼女たちの実情はもっと複雑だったのだろうけれど、そこまで聞かない上原が出した結論はそんなところだった] 恋は駆け引きってよく言うしな。 惚れさせる努力ってのはいろいろあるんだろうな。 [そこまで言うと、上原は一度煙草に手を伸ばした。火をつけっぱなしで溜まった灰を落として、軽く煙を味わい、座席の背にもたれた]* (56) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 13:59:09 |
【人】 上原 隆司 告白から始まってもいいと思うけどな。 相手が前向きに受け取ってくれることもあるだろ。 相性はあるからな。 告白もなくなんとなくで両想いになる人たちもいる。 告白されるまで眼中になくて、それから付き合って いつの間にか円満って例も聞くし。 [短くなってきた煙草を灰皿で揉み消し、コーヒーを一口飲んだ] (61) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 14:40:04 |
【人】 上原 隆司 気に入っている相手に妬くと言われたら、 期待するのは人情だよな……。 けど……応える気は、そいつに無かったのか。 [言い方に悩みながらも、上原は釈然としない部分を繰り返した。 どうにも不条理に感じる。 いっそ体目当てだったと思うほうがすっきりするくらいだった] 正解が決まってないから難しいよな。 人間関係ってのはさ……。 [同じ行動でも、ある人には喜ばれ、ある人には疎まれる。 努力をしなければ結ばれない人より、自然に通じ合える人がいればそのほうがいいのだが……そう簡単に見つかるものでないのは、上原は実感していた]* (62) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 14:40:27 |
【人】 上原 隆司 学校だけが世界じゃないしな。 学校以外のどこかから探してみるとか。 [>>64まさか自分のことを検討されているとは思わず、上原はただ一般論的に答えた。 >>65連絡先を求められると、もうハーモニーで会う機会も無くなるのだと思い出す] ん……。 今度は一緒に飯でも食べるかい。 [女子高生の友人ができるのも、面白いかもしれない。 そんなことを思って、上原もスマホを取り出し、連絡先交換に応じた。 また会いたいと言われて悪い気はしないし、仕事と全く無関係の年下の友人と思えば、かえって気楽に話せる気もしたのだった]** (67) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 16:15:31 |
【人】 上原 隆司 俺のことは気にすんなよ、矢川さん。 あんなのに付きまとわれてりゃ気も重くなるよな……。 [クッキーを食べ終え、コーヒーを飲み干す。置いていかれた伝票を持って] 帰るか。 ……まだ近くにいるかもしれんが。 [家まで送ったほうがいいだろうかと考えながら、上原は腕時計を見た。少し長すぎる休憩になってしまったようだ]* (77) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 18:13:09 |
【人】 上原 隆司[会計はカードで手早く済ませて、店の出口で矢川に向き直った] 家まで送っていくよ。 家が知られたくなければ、近くまででも。 あれを見た後じゃ、独りにするのが心配だ。 [上原は真剣に矢川を見つめて伝えるが、もし彼女が固辞するなら無理についていくことはないだろう]** (82) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 19:25:44 |
【人】 上原 隆司[矢川が拒まなかったから、隣を歩いて彼女の家まで共に向かう。 「ごちそうさま」には微笑んで頷いた] 時間は大丈夫。 俺が家に帰るのが遅くなるだけだ。 待ってる人もいないしな。 [時計を見ていたことを気にしているのだろうと、補足を伝えた。 上原の会社へはこの辺りからは電車で2駅ほどだが、駅にさえ着けばすぐ戻れるということでもある] (85) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 20:03:23 |
【人】 上原 隆司 面倒な奴が潜んでんなぁ……。 学校の中は人目があるだろうけど、 気をつけろよ、本当に。 防犯ブザー持つとかさ。 [あの手の輩に執着される原因は、大抵は思いも寄らないものである。まさかそんな理由で、と衝撃を受けるような話をいくつか知っていた。 理解しようとするほうが無駄……というのが上原の個人的な感想だった] 礼はいいよ、俺がしたいと思ったことを やってるだけだ。 [それは本当に言葉通りのことで、上原は何か要求する気がなかった。礼を差し出されたら困惑することになるだろう。 だから、問いには答えなかった]* (86) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 20:03:58 |
【人】 上原 隆司[>>87自衛手段を考えてくれる彼女に上原はほっとする。 話しながら歩いているうちに、彼女の家が近づいているようだった] 知り合いが何かの被害に遭っちゃたまらんからな。 礼は……そんなに言うなら受け取るよ。 [やがて3階建ての家にたどり着く。その大きさには目を瞠ったが、特にコメントはせず] じゃあ、また今度な。 用心しろよ。 [手を振られると軽く振り返して、彼女が家に入るのを見届けると最寄り駅まで大股に歩き始めた。 今から会社に戻って一仕事では、少々残業になりそうだったが、その不満よりも矢川の身辺に関する不安のほうが浮かんだ]* (89) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 21:07:29 |
【人】 上原 隆司[会社に戻って少しばかり残業をして、終わると電車で数駅先の自宅へ。 駅の隣のスーパーで惣菜を2、3品買って帰るのが日課だった。 上原はよくある1DKの独居マンションに住んでいた。帰宅して、買った惣菜と炊いてあったご飯で食事という、今の会社で働き始めてからずっと変わらない暮らしだった。 翌日休みだと思うと、夜はのんびり映画を見る気になったが……夕方見たあの男と、そのときの矢川の蒼白な顔がちらついて、あまり集中できなかった] (93) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 22:16:44 |
【人】 上原 隆司 『いつでも。 今日と明日は仕事が休みだし、 普段は19時には退社してる。 あれから大丈夫だったか?』 [すぐに返信した後、上原はなんとなく不安を感じた。 昨日の今日で礼とは、ちょっと早すぎるような気がして。用件は別にあるのだろうかと、どうしても考えてしまった]* (95) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 22:17:17 |
【人】 上原 隆司[上原は返信を待ちながら昼食の用意をしていた。 ありあわせで食べ始めた頃、やっと届いた返信>>96を見て、食事の手が止まる。 ――自転車にすりゃいいって問題か? バス登校を選んだのを見抜くような相手が、自転車にしたところで引き下がるものだろうか。 追突されたり、引き倒されたりしないものだろうか。 かえって危機に陥る気がしてしまった] 『OK。 学校の近くのコンビニで待ってようか。』 [約束が決まるまでは不安だろうと、手短に返信する。 余計な不安を煽ることも、今は言わずにおいた。 矢川に単独行動を避けさせるにしても、さすがに校門まで行くのは人目を引くだろう]* (98) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 22:49:17 |
【人】 上原 隆司[待ち合わせのコンビニに行く前に、警察署でストーカー被害の具体例と具体的な対策を記した冊子を2部もらった。 警察に届け出るために必要な情報も、公的な避難場所も、相談機関も、詳しく記されている。 それを用意した上で、コンビニに着いたのは待ち合わせの5分前。 店外からも見つけやすいようにと、窓側の雑誌コーナーで表紙を眺めながら窓の外をときどき見ていた。 やがて駆けてきた矢川の姿は、上原の目には相当に必死な様子に映った。店外に出て彼女を迎えて] 大丈夫か? 少しどこかで休むかい。 [心配を隠せない様子で声をかけた]** (101) Siro_neri 2021/02/28(Sun) 23:24:12 |
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