【妖】 甲矢 潮音[自らの願望だけ伝える。] ……それは、どうだろうね。 でもね、僕の方は、そうしたいと思っているよ。 [きみは自分で決めて良い。 それが僕と同じじゃなくたって、 僕の欲望すべてを受け止めてくれなくたって、 僕はきみをすきじゃなくなったりしない。 僕もきみに嫌われるのが怖くて。 夢の中じゃなきゃこんな風に触れられない。 離してあげることなんか絶対に出来ない。 僕はきみが、きみだけが、すきだから。] ($9) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 0:12:38 |
【妖】 甲矢 潮音[ゾクゾクゾク、って、背筋に痺れが走る。 嗚呼もう、なにその顔。その声。 ……かわいすぎるにも、程があるでしょぉ?] 〜〜っ、 はァ …………ごめんね、恥ずかしい? 嫌だった? [昂りを抑え込み、努めて優しく問いかけつつ 右手で頬に触れて、こっち向かせて。 目許に唇を寄せて涙を吸い取っていった。 なんてきれいな涙だろう。白い肌も。 もっと見たい。 ] ($12) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 0:14:45 |
【妖】 甲矢 潮音[僕って本当に、駄目な彼氏だ。 大事な彼女を泣かせて、悦んでるんだから。 嫌われたくない。好き。大好き。 でも、もう少しくらいなら────……、 と、次のお願いをしかけたとき。] ($13) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 0:15:19 |
【人】 甲矢 潮音── 現実 ── (もう、良いところで……ッ) [マンションの前を通り過ぎていく音に 僕は慌てて夢の中から出た。 流歌の目が覚めちゃうじゃないか! 幾ら互いの部屋を出入りする仲でも 深夜の入眠中の不法侵入は、流石に。] (28) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 0:15:40 |
【人】 甲矢 潮音[ベッドの上の流歌がもぞりと動いた気がして、 開けたままにしてた窓から飛び出す。 窓を閉める余裕も振り返る余裕もなく 漆黒で羽搏いて自分の部屋のベランダへ。] (29) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 0:15:49 |
【人】 甲矢 潮音はーー…… [自分の部屋の中で深く息を吐いた。 ……見られた? どうだろう。 寝返りを打っただけかも知れない。 もう一度吐いた。 ちょっと、熱くなりすぎた。 幾ら夢の中でも、余りやりすぎたら 嫌われてしまうかもしれない。 それは困る。死んじゃう。死ねないけど。] (30) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 0:19:05 |
【人】 甲矢 潮音[────反省。 夢の中に入るのは、暫く控えよう。 顔を合わせた時は何事もなかったように振る舞おう。 ……そう決めたけど。 流歌の方は、どうだったかな……。*] (31) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 0:21:40 |
【独】 甲矢 潮音/* はぁ…………………… かわいすぎてどうしたらいいかわかんない(大の字) れいせいになれ がんばれ がんばれ (-27) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 8:04:32 |
【独】 甲矢 潮音/* >ω・)すき…… かわいい だいすき もう一つだけ誕生日前に事件を起こしたいんだけど 潮音セコムが頑強すぎて隙が作れんな(げんどう) (-28) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 8:42:15 |
【人】 甲矢 潮音[窓閉め忘れたことを思い出す。僕のせい? でも、暖かくなってきてるから それだけで風邪ひいたりはしないはず。 ボタン開けっぱで出歩いてたから? いやいや、もっと暖かい時刻だったし。 ぐるぐる。 ────────────── 何かあれば連絡して。 ノートやプリントは任せて。 しっかり休んでね。お大事に。 ────────────── そう送って、(渋々)一人で学校に向かった。 その日はずっと心配してた。 前の席と胸の中がぽっかり空いてて 物憂げに溜め息を吐いたりなんかして。] (53) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 19:58:45 |
【人】 甲矢 潮音[流歌が来ることがなければ、 下校までそんな時間が続いたのだろう。 面接がてら寄ったコンビニでは 口当たりの良いプリンをふたつ買って、 お見舞いを口実に部屋に行こうと考えるも。 かわいい娘が心配で早めに帰ってきたのか おば様とマンションの入り口で遭遇し 挨拶しつつエレベーターをご一緒して 様子を聞けば熱はなかったから大丈夫よ、と 肩を叩かれ、漸くホッとして。 今後ともよろしくね、と改まって言われれば首を傾げ。 となれば母娘の時間を邪魔するのも悪いような。 ……めちゃくちゃ会いたいけど。 何かあれば呼んでくれるはず……、だよな。 流歌さんお大事に、これはお二人でどうぞ、と コンビニの袋はおば様に託して。 流歌に見せるためだけに珍しく真面目に取った ノートの写メと、くどいようだけど、 お大事にってメッセージをまた送った。] (54) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 19:59:48 |
【人】 甲矢 潮音[すぐ隣にいるのに、遠いなぁ。 きみは大半、ずぅっと高いところで過ごすから これでも全然、近いんだけれど。 *] (55) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 19:59:58 |
【人】 甲矢 潮音[月が一巡りし、衣替えが済んだ。 校内を半袖の生徒達が歩いている。 熱中症になったら困るから 二の腕が覗いてしまうことは許そう。 厭らしい目で見た奴は殺す。 ] (56) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 21:42:02 |
【人】 甲矢 潮音[あれから夢に入るのをぴたりとやめた僕はいま ジャケットとネクタイを外したかわりに 黒のノースリーブのベストを着ていて。 ついた黒板の粉をハンカチで叩くと スクールバッグを肩に掛けた。 日誌はもう出したしさあ、流花と帰ろう。] やっと明日だね、覚えてた? [昇降口に向かいながら訊ねたのは もちろん二つのお祝いをする日のこと。 暑くても手は当たり前のように繋いでて、 ブレスレット同士はたまにカチンとぶつかる。 流歌がわざと当てようとしたときは かわいいなぁと思いつつ、ス、と避けちゃう時もある。 反応が見たくて、つい。] (57) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 21:43:38 |
【人】 甲矢 潮音[自分の靴箱の蓋を開ければ……、止まる。 中に入れられてた紙をぐしゃりと握って 靴は出さずに踵を返した。] ……ごめん、流歌 ちょっとだけ待っててくれる? すぐ済ませるから 一人では帰らないでね [詳しい説明もなしに駆け出してしまう。 人の出入りが激しい時間だし ここはグラウンドで部活やってる生徒や 顧問の教師からは丸見えだ。 流歌もノコノコ怪しい奴について行ったりしないし。 ……大丈夫なんて軽く考えてた。] (58) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 21:45:25 |
【人】 甲矢 潮音[流歌が一人になってすぐ。 大人しげな女の子が話しかけてくるだろう。 前髪が長めで、眼鏡をかけてて、 モジモジした動きで、如何にも隠キャな感じの。 特別仲良かったことはないが、 クラスが一緒になったことがあるのを覚えているか。] (59) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 21:45:51 |
【人】 甲矢 潮音[少女は今にも泣きそうな顔で助けを求める。] 「た、助けて下さい、乙守さん……!」 [自分は生物部で、 借りてきた動物の子供が逃げ出してしまったと。 緊急で人手がいるのだと。 ……兎に角来て欲しい、と。 裏庭に向けて腕を引く手はよく見れば震えていた。*] (60) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 21:46:28 |
甲矢 潮音は、メモを貼った。 (a5) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 21:50:03 |
【独】 甲矢 潮音/* > 多分友達だったら流歌を頭数に入れるなんて > よっぽど緊急なんだねって笑う気がする。 > 失礼だよね、むう。 一言一句かわいすぎてしぬwwww(不死 (-39) nagaren_rp 2022/05/23(Mon) 23:32:30 |
【人】 甲矢 潮音[わざとぶつけようとしてる時 視線が下に向いてるからすぐわかる。 色素の薄い睫毛が生え際までよく見えて綺麗なんだ。 手は繋いだまま器用に手首の角度で避けて ふふ、って微笑って] 流歌がかわいいからだよ [そう言ってこちらからコツンとするまでが1セット。 これくらいの意地悪なら、 許されるんじゃないかって甘えてる。] (101) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 8:34:02 |
【人】 甲矢 潮音[おでこにおやすみのキスする以上はしない関係でも 幸せな毎日を過ごしてた。 流歌は誓いの通り夜一人で出歩いたりしなくなり 学校に忘れ物も、たぶん、減ってたし。 平和が続いて気が抜けていたのは否めない。] (102) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 8:34:07 |
【人】 甲矢 潮音[靴箱にはお粗末なコラ写真を 印刷したものが入れられてた。 AVのパッケージか何かの裸体写真の顔だけ 流歌のかわいい顔に変えられてる奴。 思わず真顔で(顔以外のとこを)くしゃっと。 こんな修正入りまくった奇形より 流歌の絶妙なバランスの身体の方がよほどえっち ……じゃ、なくて。 趣味の悪過ぎる悪戯だ。 紙の端に屋上に来てとあった。 使われてたのが誰でも手に入る 体育祭の時の写真で。 綺麗なただひとつの魂だけ見つめ続けてた僕は 所詮両手で数えられるガキのすること、と 甘く見ていたんだと思う。*] (104) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 8:36:44 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[腕をグイグイと引きながら どうしよう、ああ、とぶつぶつ呟く少女の姿は やはり実際には逃げてもいない動物の仔を 心配しているようにしか見えなかっただろう。 流歌が振り返った時>>80 少女は「ごめんなさいっ」と泣き叫び 走り去る背中を見せていた。] (-47) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 9:24:31 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[次の瞬間、視界の両端から伸びる太い腕が 流歌の口許や手足を押さえ 近くの使われていない倉庫の中に 引き摺り込んでしまう。 埃っぽい床に流歌の小さな身体を転がして 出口を数で塞ぎニタニタと下卑た顔で見下ろすのは 水色チェックの制服ではないものを着た人間たち。 内部の人間なのか、外部の人間なのか。 確実に言えるのは如何にも不良、といった出立ちで 全員、男だった。] 「へー、結構かわいいじゃん。 脱がしてそれっぽい写真撮れって話だったけど 実際ヤるなとは言われてねぇよなァ」 [何かを言った、もしくは言おうとすれば、 黙らせようと平手が頬を打つだろう。 顔は萎えるからやめとけ、と身勝手な理由で それ以上の暴力はないだろうが。] (-48) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 9:25:02 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌「さァお嬢ちゃん。服を脱ぎな。 破いてやっても良いが替えがないだろ」 [ほぼ全員がスマホのカメラを向ける中で指示を出しつつ。 その中の一人が着信音の鳴ったスマートフォンを確認し お、とさも今撮られ送られてきたかのように 画像を開いて、流歌に見える位置に持っていく。 そこには後ろ手を縛られた夏服の潮音が写っていて。 ……こっちの合成写真は割と精巧なものだった。] (-49) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 9:28:36 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[ ドゴォッ 倉庫のドアが吹き飛ぶ。 数人下敷きにしたそれを革靴で踏み締め、 流歌と流歌に触れる男の姿を確認すれば カッと頭に血が昇るのを感じ 地を這うような声で一言。] ────汚い手で流歌に触るな [双眼は炎のように揺らめいていた。 反面、その場の男達の瞳からは光が失われる。 ゴキャリ、 流歌に触れていた男の腕は自罰するかのように反対側の手によって 在らぬ方向へ曲げられ。 少し置いて、醜い悲鳴が上がった。 彼らは最早自発行動を取ることが出来ぬ 傀儡と化していた。……恐怖と痛みだけ正常に残して。] (-67) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 20:01:14 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[スッと歩み寄れば 男達は左右に捌けて道を作り 流歌の身体から目を背ける。 彼らはみっともなく震えていた。] 流歌、もう大丈夫 ……っ ……これは、……酷い…… [そっと抱き締めて顔を近づけると 頬が軽く腫れていることに気づく。 他にも怪我があるかも知れない。 屋上に隠れていた女の頭の中を少々覗いて そのまま担いで飛び降りてきたから それほど時間は経っていない筈だが どれほどの暴行を加えられたか定かではなかった。] (-68) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 20:02:27 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[よしよしと腕の中の流歌の 背中や頭を優しく撫でながら。] 流歌を傷つけたのはだぁれ? [発すれば、 頬を叩いた男は既に曲がった腕をまた別方向へ曲げ。 腹を蹴った男は自らの脚を折り。 怒鳴り声を上げた男ども……は全員、なのか、 自らの喉を両手にてぎりぎりと締め上げ始める。] (-69) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 20:02:47 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[あらあら。 クソガキのかわいい悪戯なら記憶を消して 頭をパーにするだけで許してやってもよかった。 だけど、流歌をこんなに傷つけたお前らに 生きる権利はもうないよね。] (-70) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 20:03:21 |
【独】 甲矢 潮音/* あれ? >ァァァァ になってたから >ィィィィ にしたら >ぁぁぁぁ になってるぞ? いっぱい見逃してそうだ (-74) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 20:27:29 |
【独】 甲矢 潮音/* やりにくかったらごめんね.°(ಗдಗ。)°. 流歌がすきすぎてこうなっちゃうんだ 他の人間マジでどうでもいい人外だから…… (-76) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 20:30:38 |
【独】 甲矢 潮音/* そういえば何も考えずにCの赴くままに動かしてたけど 人外バラす予定特段なかったのにこれはバレるね……? >はわ…… どういう感情かなーー><困らせてたらごめんね、、 はやくしっかり慰めたいな………… (-77) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 20:43:54 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[撫でる手が触れるのはほぼ生身の肌。 ……であれば全員の目を潰すのが先だったな。 頭に血が昇っていたのは一瞬で。 色を失っていく顔を見ながら 醜く愉しい悲鳴を聴きながら 冷静にそんなことを考えていた。 苦しみ悶える人間どもの感情は 僕にとって馳走でしかない。 普段触れないようにしている分 甘く染み渡るようだった。 こちらこそが僕の本質なのだから。] (-89) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 22:55:54 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[もっともっと見ていたかったけれど 必死に僕を呼ぶ人の手が顔に触れるから 仕方なしにそちらを向いた。 きみの意見は何でも応援したいけど 何でも肯定できるわけじゃない。] ……何で? きみがやめてと言ったら あいつらは止まってくれたの? ……っ 求めてくれたら、誰でもいいわけ……っ? [歌うことをやめなかったきみへの不満が漏れた。 だから僕だけのきみになってくれる日は来ないんだと。 ずっと待ってくれていたことも知らない僕は。] (-91) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 22:56:27 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[流歌の顔がこれまでより一番近くにあって。 柔らかくて。 流れてくる感情なんかより ずぅぅ……っと美味しい味がして。 ぱちぱち、と瞬きを二つ。] (-93) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 22:56:58 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌流、歌……? [瞳の妖しい輝きが鳴りを潜め 彼女を見つめれば 正しく目が合っただろうか。 ばたばたと男達が床に崩れ落ちる。 彼らには弱いが、確かに息があった。*] (-94) nagaren_rp 2022/05/24(Tue) 23:03:28 |
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