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【人】 気分屋 ルヴァ* 沸き立つひと、ひと、ひと。 * お祭りらしい賑わいが辺りを包んでいます。 「………」 * ルヴァはあんまり人混みは得意ではありませんけれど。 * この賑わいは、そこまで嫌いではありません。多分。 * 歩いて、歩いて、歩きます。それだけで楽しいような気がして。 「……何か食べようかな」 (1) mennrui 2022/03/21(Mon) 21:19:47 |
ルヴァは、誰かの声に、ああ、と首飾りに触れました。気を付けないといけませんね。 (a3) mennrui 2022/03/21(Mon) 21:24:22 |
ルヴァは、随分元気な声に振り返って。そうか、首飾りを付けている人が、いっしょに遊ぶ人なのか。と気づきました。 (a6) mennrui 2022/03/21(Mon) 21:35:25 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 演者 シェルタン「…………」 「……はあ!?ち、ちがう!花が!花がきれいって言った!!」 * 大慌てです。余り袖もぶんぶんと揺れて。 「いや……べ、別にシェルタンも…… 綺麗じゃないわけじゃないけど 今のは違う!」 (-9) mennrui 2022/03/21(Mon) 22:59:00 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 演者 シェルタン「…………」 * あっ、分かっててからかったんだな。 * ということに気づいたルヴァは露骨に不満げな顔をしました。 「はな……飾り?そうなんだ」 「………まあ…あんまり、そういうの、つけないけど。 でも……ちょっとは、気になる」 * それはきっと綺麗だろうな、と想像します。 「へえ……お兄ちゃん? お兄ちゃん、が。そういう魔法、使える?んだ」 「………花飾り屋さん……」 * いいな。なんてまた小声で零して。 * だって、なんだか楽しそうですし。 (-12) mennrui 2022/03/21(Mon) 23:10:20 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 演者 シェルタン「えっと………」 「……あ、いたかも」 * 少しばかり記憶を巡らせて。 * 確かにそういう感じの人がいたかな、と思いだします。 「へえ。お花を育てるのも、大変そう…… なんだ、出店はしてないんだ」 「別に、買うか分かんないけど…… まあ……お土産、とか。にしても、いいのかもね」 * そこまで言って、ふと鞄に視線を下ろしました。 「………いくらくらいするの…?」 * なんていうか、お高そうな気がしたので。 (-16) mennrui 2022/03/21(Mon) 23:22:02 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 演者 シェルタン「……でも、毎日だと忘れそう…だし」 * それを日課にして続けているのであれば。 * やっぱりなんだか、大変そうに思うのです。 「…………」 「思ったより安い……」 * これくらいなら買えそうだな。 * そこまでは言葉にならなかったけれど。 「無人店舗?」 「………… 本当に適当なんだね」 * 危なくないですか?無人は…… * さて、歩き続けていれば食べ物や飲み物の屋台も。 * いくつもあって、すれ違っていくことでしょう。 * 目的の場所はもうすぐでしょうか?ルヴァはまた見まわして。 (-60) mennrui 2022/03/22(Tue) 9:07:00 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 異邦人 サルガス「わ」 * 急に声をかけられて、ルヴァはちょっとびっくり。 * なんだかちょっとお堅い、けれどきっと親切の言葉に。 * ううん、視線が泳いで首を傾げます。 「ち、力になる……って、言われても」 「………特に思いつかないし…… も、もっと困ってる人……いるんじゃない?」 * こうして本当に、全員に声をかけているのでしょうか。 * なんだか途方もないことです。ルヴァはそっと目を伏せました。 (-61) mennrui 2022/03/22(Tue) 9:12:50 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 異邦人 サルガス「………う、うん」 * なんだか難しい言い回しをするな。 * なんて思いながら、続いた言葉にはぎくりと揺れて。 「べ、別に苦手じゃ………」 「………でも…… ここは、知らない人ばっかりだし」 「僕、隣町から来たから………」 「………おはなしするのは、でも、いやってわけじゃないけど」 * ごにょごにょと言葉を紡ぎます。 * なんせ素直な言葉を出すのは下手ですから。 (-66) mennrui 2022/03/22(Tue) 10:35:07 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 異邦人 サルガス「う、うん」 「……その喋り方、癖なの?」 * まっすぐな言葉と視線に、ルヴァの視線はずれたまま。 * けれど、言葉に言葉を返す気持ちはしっかり持っています。 「えっ」 「え〜……と……… ゆ、有名なお祭りって聞いてたし。来たこと、なかったし」 * 多分、しっかり答えないと、あなたは逃がしてくれません。 * そんな気がしました。 「…………」 「 き、きれいだって、きいたから…… 」* ごにょごにょごにょ……… (-80) mennrui 2022/03/22(Tue) 15:13:46 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 演者 シェルタン「 適当じゃん……… 」* 本当にそうなのでしょうか。 * ルヴァはそれを疑うくらいの心はあったのでした。 * さて、いくつか歩いて、歩いて。 * ルヴァはふと、少し違う香りに気づくのです。 「こーひーの……」 * くい、とあなたの手を小さく引きます。 * どこかから、珈琲の匂いがしたのです。 * 花喫茶屋さんが、この辺りにあるのではないでしょうか。 (-90) mennrui 2022/03/22(Tue) 19:12:12 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 演者 シェルタン「わ、わっ!」 * 引っ張らないでよ、という言葉は出なくて。 * 代わりに、屋台に魅入られてしまうのです。 「………」 「すごい………」 * こんなにおしゃれをしたのみ物は、初めてかもしれません。 * ルヴァが気づいたのは珈琲の香りでしたが、他にも色々。 * 甘いものもちゃんとありそうです。目移りしそうなほどに。 「ど、どれにする……の?」 * 今ばかりは少しはしゃいだような声をして、あなたに訊ねます。 (-103) mennrui 2022/03/22(Tue) 20:07:39 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 演者 シェルタン「みるくてぃー……おいしそう、だね」 * ふんわり甘いミルクと茶葉の香り。 * 出てきたそれに桜の花。とても可愛らしい飲み物です。 「おんなのこ……っぽい」 「………のかなあ」 * ぽつり零した疑問を、ぷるぷる首を振って飛ばしました。 * ルヴァも何か選ばなくてはいけません。ええと、ええと? 「僕は………」 * ……何となく口に出すのが躊躇われてしまって。メニューを指さしてご注文。 * 頼んだのはミルクココア。暖かくて甘い茶色の海に、ホイップがこんもり。 * それから、お花の形のメレンゲまでのってしまって、とっても美味しそうで可愛いのです。 「……………」 * ルヴァは受け取ってから、しばらくの間じい、とカップを見つめています。きらきらとした瞳で。 (-111) mennrui 2022/03/22(Tue) 20:37:03 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 演者 シェルタン「………うん」 * 素直にうなずいて、くんくんと匂いを嗅いでいました。 * さて、あなたの言う通り。どこか座れるところがあればいいな。 「あ」 「……あそこのベンチ、とか」 * そっと袖の先で、花壇近くのベンチを指さしました。 * ゆっくり落ち着けそうな、良いロケーションです。 * ……早く飲みたいな。あなたの返事を待って、ルヴァはちょっとそわそわ。 (-116) mennrui 2022/03/22(Tue) 20:57:52 |
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