人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ

/*
Kiss……
ご回答ありがとうございます。一番ひどい状況にしていきますわね。
今日のご飯はハンバーグよ〜
(-66) redhaguki 2021/07/08(Thu) 11:38:42

【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ

/*
あ! 伝え忘れです。
腕をズタズタにした後は肩甲骨を剥がそうかと考えているのですが、どう思います?
(-67) redhaguki 2021/07/08(Thu) 11:50:57

【秘】 悪い子 ナフ → ルビーの花 アルレシャ

/* 肩甲骨!ということはもう腕とはおさらばということでございますわね!!
 わたくしは構いませんことよ!

飼い殺しにされようね、ナフ
(-68) otomizu 2021/07/08(Thu) 11:56:16

【墓】 悪い子 ナフ

電流は大した痛みではなかった。
ほっと息をついて――――

「………ぇ」

何が起こったのか、分からなかった。
凄まじい音がして、何かが刺さるような鋭い痛み。
皮が剥がされ血が噴き出すのを、腕がズタズタにされていくのを、呆然と見て。
一度機械が止まって―――

「あ ああああぁあああっ!!痛い、いたい…っ!!!
 なんで、腕 おれ おれ、まちがって…っ!!」



初めてあった頃の落ち着いた雰囲気はもはやなく、喉を潰すのではないかと思わせるほどの声を上げて、涙をぼろぼろと零している。
痛みに慣れていないのは本当で。
痛い事をされないように、機嫌を損ねないように必死で生きてきたのだ。

少年は、舞いをしなやかに見せるための腕を失った。

それでもまだ、この遊戯は終わらない。

早くこの痛みから解放されたくて。少年は、足を引き抜いて、『4.65セント』のペダルを踏んだ。
自分の価値なんてどうだっていい。早く解放されたい。
(+14) otomizu 2021/07/08(Thu) 12:12:32

【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ

/*
新しい腕はつけてあげますし好事家に好かれれば前よりいい暮らしは出来るかもしれませんわよ。
朝は無事だからステップは踏めますしね。
元の生活には…………………………
(-70) redhaguki 2021/07/08(Thu) 12:16:15

【秘】 悪い子 ナフ → ルビーの花 アルレシャ

/* 元の生活には戻れませんわねぇ〜〜!
かわいいナフ、お船で頑張って暮らそうね
(-72) otomizu 2021/07/08(Thu) 12:19:11
ナフは、骨に刃が当たって、痛みと恐怖で泣きじゃくっている。
(c44) otomizu 2021/07/08(Thu) 12:28:23

ナフは、幼い頃から母親によって丁寧に手入れされてきた左腕を失った。
(c46) otomizu 2021/07/08(Thu) 12:36:13

【墓】 悪い子 ナフ

少年は再び与えられた痛みに、劈くような悲鳴をあげる。
意識を失うこともできず、頭は朦朧とし 視界は霞んで赤色しか写さない。

暗殺のためにナイフを振るった右腕も失い、肩につながる骨すらなくして、
少年は元々抱えていた望みも捨てたかのようにただ
「死にたい」
と思った。

自分に価値なんてない。だから、早く 早く楽にしてほしい。

嗚咽だけが、響く。
(+15) otomizu 2021/07/08(Thu) 12:54:34

【秘】 新人クルー ゲイザー → 悪い子 ナフ


朝、いつもどおりパイを焼くために早起きをした。
身支度を済ませ髪を結んで鏡の前の自分と睨めっこ。
笑顔を作るための顔のストレッチとと身だしなみを整え
新たな1日へと足を踏みだ……そうとして、扉の下の隙間に滑り込んでいた手紙に気づいた。

首を傾げて、封を切る。暫く黙々と読んでいたが、読み進めるにつれて表情が曇る。
左から右に流れる瞳が、動揺で揺れる。…紛れもない、彼からの手紙だ。

あの日初めて、私にパイが欲しいと声をかけてくれた、穏やかな彼。

「………な、んで。」

彼と再び出会ったとき、私はあの時と同じように無邪気に笑えなかった。
後悔と後ろめたさが、弱い私を支配して、あの日と同じように穏やかに微笑みかけてくれた彼を。私はどうした?

私は、困ったように会釈だけして彼から逃げた。
きっと直接伝えに来なかったのは、彼の気遣いなのだろう。あの時の約束を彼は果たしてくれたというのに。

私は、ひどい人間だ。

(-82) gu_1259 2021/07/08(Thu) 14:46:33

【秘】 新人クルー ゲイザー → 悪い子 ナフ



じわりと、視界が歪む。
ボロボロと溢れた小さな粒が、頬を伝いながら渋滞をおこし大粒となって落ちていく。
便箋に綴られた彼の文字が滲んでいく。

「ごめん…ごめんなさい。ごめんなさい…。ごめんなさい。」

誰にも届かない懺悔が、溢れる後悔が、今はこの部屋を支配していた。

――――――――――
―――――暫くして落ち着いてきた頃、少女は袖で涙を拭って顔を上げた。
今度は逃げずに伝えよう、”ごめんなさい”と”ありがとう”を。
そしたらあの日と同じように無邪気に笑って私はこう口にする。

『私でよければ、いくらでも話をしましょう。
美味しいパイと紅茶を用意して、飽きるまで。沢山、沢山。』

そう伝えたら、彼はどう返してくれるだろうか。
喜んでくれる?また穏やかに微笑んでくれるだろうか?

少女は手紙を大切そうに懐にしまうと、自室の扉を開け放つ。
今日は彼を真っ先に探そう。
この気持ちを早く伝えたくて急く足を隠しもせず長い廊下を歩いていく。





彼が、再び消えてるとも知らないで。
(-83) gu_1259 2021/07/08(Thu) 14:48:37

【墓】 悪い子 ナフ

まだ、意識を失うことを許されない。
体を動かされるたびに激痛が走る。

視界の霞みと、意識だけは開けてきた。

いっそ殺してくれたなら。

金だけを家族に寄越して、放っておいてくれたなら、良かったのに。

それが叶う場所でないと、気づいているけれど。


「……ぜんざ」

掠れた声が、漏れる。
これ以上のことが、あるのかと。

涙が、溢れる。助けてと、言いたかった。
(+17) otomizu 2021/07/08(Thu) 17:23:58

【秘】 陶酔飛行 バーナード → 悪い子 ナフ

「…ハ、忘れて…くれてりゃ、いくら、で………」

『いくらでも言ってやる』
明らかに動揺の見えた様子。自分の読みが当たっていたと、確信仕掛けていたのに。

──最も、読みが当たっても解毒剤がなければこの有様にはなったが、その前に“彼”を懐柔して仕舞えばよかった。それで首の皮一つ繋がったのに、そう言葉の続きが紡がれることはなかった。

「……ッ、……な、っ……」

けれど真に運が無いのは、否、これが定めか。
『写真』を見た瞬間、そんな思考も選択肢も未来も一瞬で吹き飛んだこと。

身体に力が入らない。麻痺毒による痺れで震えることだってまああるだろう。けれど明らかにそんなレベルでは無いくらい、その写真を見た男は、一瞬で混乱するかのように呼吸が乱れ、目を逸らした。直視出来ないとばかりに。
(-88) poru 2021/07/08(Thu) 18:06:49
ナフは、幼い弟妹が満足に暮らせていけるように、ナイフ捌きの技術を磨いた右腕を失った。
(c95) otomizu 2021/07/08(Thu) 19:37:31

【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ

/*
されている側はなかなかリアクションも大変だと思うので、
痛覚の緩和の名目で薬を入れようかな……と思うのですがいります? いりません?
入れる場合、覚醒剤(気絶は出来ないが悲鳴等のリアクション増加)と痛覚を快に感じる薬(痛みが消えるわけではない)のどちらがいいでしょう?
(-92) redhaguki 2021/07/08(Thu) 20:08:53

【秘】 悪い子 ナフ → ルビーの花 アルレシャ

/* おっほっほ
 それなると快感に変わる方がお客様にも喜んでもらえそうですわねえ?めちゃくちゃになってしまいそうですけれど!

 そういう方向性でよろしくお願いいたしますわ〜!kiss!
(-93) otomizu 2021/07/08(Thu) 20:17:57

【墓】 悪い子 ナフ

「っ、……ふ…」

脂汗が滲む。
未だかつて、入院すらしたことのない少年は どの器具が何の役目を担っているのかも分からない。
ただ、されるがままに。痛みを堪えていた。

血とは別に、透明な薬が追加されたのをぼんやりと見ていると
背中に何かが刺される感覚と、遅れて。
以前堕とされた時の、玩具による刺激とは比べ物にならないほどの―――
快楽


「あ、ああ―――!?い、っ、が……!」

剥がされる、打ち付けられる。
そのたびに、仮面の下の目が見開かれて、歯を食いしばる。
口の端からは、唾液がこぼれて 下半身は意思と関係なく硬く勃起して体と台に挟まれながらも 何度も白濁を吐き出しては、また硬くなって少年の体力を奪う。

悲鳴とも喘ぎともつかない声が口から零れていく。


―――ふと、体が持ち上がる。背中の皮膚が引っ張られるような痛みと、全身に響くように広がる快感に、頭にまた思考に靄がかかる。
恍惚とした表情を浮かべた、羽を生やした少年は、血の匂いの中で 地上に立つ従業員達をぼんやりと見下ろしている。
(+19) otomizu 2021/07/08(Thu) 22:10:14
悪い子 ナフは、メモを貼った。
(c132) otomizu 2021/07/08(Thu) 22:54:43

【墓】 愛される"天使" ナフ

担架へ横たえられた少年は、意識がもうあるのかないのかわからないような状態だ。

ただ、送金するという言葉を聞いて。ほんの少しだけ、口元に笑みを浮かべた。
本当に、意味が分かっていたのか定かではないけれど。

哀れな少年は、愛される天使となって この船で生きていくことになる。
少年の願いは、もう叶わない。
(+20) otomizu 2021/07/08(Thu) 23:22:34
ナフは、"従業員"になった。
(c133) otomizu 2021/07/08(Thu) 23:22:58

ナフは、意識が落ちるまでの間に、色んな人のことを考えた。
(c134) otomizu 2021/07/08(Thu) 23:23:31

ナフは、頑張ったから、褒めてくれるだろうか。
(c135) otomizu 2021/07/08(Thu) 23:24:42

ナフは、話をして、また特製パイをたべられるだろうか。
(c136) otomizu 2021/07/08(Thu) 23:26:07

ナフは、踊りを────踊りを?また、見てもらえるだろうか。
(c137) otomizu 2021/07/08(Thu) 23:26:52

ナフは、また、励ましてもらえるだろうか。
(c138) otomizu 2021/07/08(Thu) 23:28:19

ナフは、それから、色々な事を考えながら。意識は闇の中に沈んでいった。
(c139) otomizu 2021/07/08(Thu) 23:28:51

【秘】 暗殺者 ナフ → 陶酔飛行 バーナード

「……忘れるわけには、いかないから…な」

あなたの言った通り、暗殺は家族の生活のためのもので。
麻痺毒が回った今、それを為すのは目前となっている。

そして、写真を見た反応も、予想通りだ。

「……あんたは、この船の副船長と同じ目に遭ったことがあるはずだ。
 思い出せないか?バーナード・フェデラー」

自由になった手で、顔を挟んで こちらを向かせる。
目を逸らすなと言わんばかりに。

反応が一変したあなたを、見通すように 
赤い眼
が見つめている。
(-106) otomizu 2021/07/08(Thu) 23:40:48

【秘】 愛される"天使" ナフ → 新人クルー ゲイザー

手紙をあなたが見た2日後、廊下の向こうから歩いてくる少年の姿が見えるかもしれない。
まだ、あなたの姿には気付いていないようだ。
(-109) otomizu 2021/07/08(Thu) 23:53:29

【秘】 観測者 ゲイザー → 愛される"天使" ナフ

7日目。
未だに客船にて人探しをしていた少女は向かいから歩いていくる貴方の姿を見つけると、足を一瞬止めた。
そのまま慌てた様子で近くの従業員や客人を押しのけると、貴方の元に駆け寄った。

「ナフ様!」
(-115) gu_1259 2021/07/09(Fri) 0:20:21

【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザー

「……!ゲイザー」

やっと会えた、と言うように 少年は駆け寄ってくるあなたの姿を見て微笑んだ。
随分、久しぶりに会ったような気さえする。

以前に見たよりも、顔色は悪く 少しやつれているようにも見えるだろうか。それでも、あなたにかける声は 前と変わりなく穏やかなものだ。
(-117) otomizu 2021/07/09(Fri) 0:36:57

【秘】 観測者 ゲイザー → 愛される"天使" ナフ

穏やかに微笑む少年は、あの時と変わらない。あの日のままだ。
安堵感からかじわりと滲んだ涙を慌てて拭う。

「よかった、本当によかった…。手紙、見ました。
私、ナフ様に言いたい事がたくさんあって…」

そこで不意に言葉が切れた。
そこにあるはずの物はなく、あるはずのない物を目にしたから。
少年が不思議そうに首を傾げれば、それに合わせてダラリと伸びた袖が力なく揺れた。

「………………ナフ様? 腕……と…背中の、……ものは?」
(-118) gu_1259 2021/07/09(Fri) 1:51:57

【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザー

あなたが近くに来てくれたことが嬉しくて。
少年も、安堵で頬が緩む。

「おれも、ゲイザーに言いたいことが…たくさんあった。
 パイの感想も、直接話したくて―――」

ゲイザーの様子に、ふわりと首を傾ける。
袖から伸びていた、細い手首が見えない。

問いを耳にすると、少しだけ翳った表情を見せる。

「…これは……"お客様"が望んだもの、だ。
 一番人気の演目らしい」

踊り手であった彼が演じたのは、"天使"だった。
だから、羽は生えていて当然でしょう?
(-120) otomizu 2021/07/09(Fri) 2:26:42

【秘】 観測者 ゲイザー → 愛される"天使" ナフ

「……おきゃく、さま。」

それだけで全てを理解した。
消えてしまったあのあと、彼が何をさせられていたのか。
さぁっと全身の血の気が引いて喉が渇いていく。
残酷な演目は無惨にも少年の身体を壊して歪な天使へと昇華させてしまったのか。
目の前が暗くなって焦点が合わなくなるのを感じる。
少女はふらふらとした足取りで貴方に近寄ると、貴方の肩に顔を埋めた。

「ごめ…ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
また、…また助けられなかった…!ナフ様が辛い時、私はいつも何もできない!
なんでナフ様ばっかり、ナフ様が何をしたの、ひどい、非道い…!」

少女の口から後悔と懺悔がただ溢れていく。私はいつも終わったあとに後悔してただ泣き喚いている。
こんな事で彼が奪われたものは返ってこないというのに。
(-121) gu_1259 2021/07/09(Fri) 2:53:39

【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザー

「ゲイザー…ゲイザーは、悪くない。
 おかしいのはこの船だ」

運悪く選ばれて、運良く逃げられて、不運に見舞われてまた呼ばれてしまった。
たとえどれだけ非道な行いであったとしても、客がチップを賭けてそれを望めば、実現してしまう。

少年は、これまでの生涯で大事にしてきたものを奪われてしまった。
生きている意味も、分からなかったほど。少年の心にも深い瑕を残している。

きっと少女にはどうすることも出来なかった。
今はそれが、目の前のあなたでなくてよかったと思う。
あなたが酷い目に遭わなくてよかった。

「ゲイザー。おれは、今…あんたが、そう言ってくれることが嬉しい。
 おれは…大丈夫だから」

肩にうずまるあなたを、慰められないことがもどかしい。
他人を抱き締めるための腕は、もうないのだ。

「楽しい話をしよう、ゲイザー。せっかく、また会えたんだから。
 話したかったことを、沢山」
(-126) otomizu 2021/07/09(Fri) 8:07:28

【秘】 陶酔トリップ バーナード → 愛される"天使" ナフ

 
「ぐっ…!…ぁ、い、やだ……な、やめ…」

突然合わされる目。
問いかけられる言葉。

『同じ目』『思い出せないか』

ふわ、と浮かぶ情景。
副船長と同じ様な場所で、痴態を、拷問を、羞恥を味合わされてる男は──

「───ッ゛ああ゛ああァ!!」


一瞬の思考のフラッシュバック。
見えた光景、覚えのない記憶の一部が見えただけで、記憶が戻りきってない状態ですら、完全に錯乱した。

無我夢中で貴方を突き飛ばそうとするも、麻痺毒でそれすら叶わない。ただ見せつけられる過去の“真実”から少しでも逃げようともがく惨めな存在だ。
(-127) poru 2021/07/09(Fri) 8:17:39

【秘】 暗殺者 ナフ → 陶酔トリップ バーナード

顔から手を離して、少年はあなたの体をベッドの上に押し倒す。

形勢が逆転する。
今度は、少年があなたに馬乗りになる形だ。

きっと錯乱していても、催淫剤の効果は残っているだろう───似たようなことを、フラッシュバックした記憶の中でされていたかもしれない。

「あんたの居場所は軍じゃない、ここだ。
 この、船だ」

あなたのズボンに手をかけ、下着ごと膝まで下ろしている。
(-130) otomizu 2021/07/09(Fri) 10:22:45

【秘】 陶酔トリップ バーナード → 愛される"天使" ナフ

「……っ、……違う、……俺は、こんな……あ、ぁあ」

皮肉を返そうと無理に現実に帰ろうとする度、彼の中の当時と今が混ざって余計に混乱が進む。

もう押し倒されるのも、霰な姿を晒すのも楽な仕事だろう。麻痺毒のせいか、催淫剤か、今フラッシュバックしている光景のせいか。

ただひたすら苦しげに何度も口を開いては閉じ、口から出るのは意味もない唸る様な声ばかりだ。
(-131) poru 2021/07/09(Fri) 10:31:48

【秘】 暗殺者 ナフ → 陶酔トリップ バーナード

「……引き渡してから、また1から思い出すのも、キツいだろう。
 ここで、ある程度準備してから送り出してやる」

露わになった下半身のそれを握って、刺激を加える。
その手は慣れているようで、痛みのないように確実に快感を与えていく。
それでいてあなたの様子を時折確認しては、決して絶頂を迎えないように調整していた。
(-132) otomizu 2021/07/09(Fri) 10:52:14

【秘】 陶酔トリップ バーナード → 暗殺者 ナフ

「……1か、ら?……準備……?ぁ、っぐ……」

浮かんだ疑問もすぐに刺激を与えられると、少しでも声を出さないように奥歯を噛み締めて堪える。耐え続ける。

けれどイかせる気がない事に、むしり焦らされている事に気づくと、困惑めいた目が時折そちらに向けられる。目的がわからないほど不安なものもないからだ。

「……は、ぁ……っ……ナフ……」

辛い。薬の上で寸止めされた状態では刺激が足りすぎず、腰を揺らし足を動かしても望むものが与えられない。普段なら威嚇し続けるか、意地でも矯正を堪えるのに、半端にフラッシュバックした痴態の上、入った自白材が、貴方に助けを求める様に声をあげた。──その確率を上げるために、ずっと甘い言葉を吐き続けていたのだから。
(-165) poru 2021/07/09(Fri) 19:06:32

【秘】 観測者 ゲイザー → 暗殺者 ナフ

「……でも…私…いつも…いつも見てるだけ…
何もしてあげられない…。」

涙を溢す少女に天使が穏やかに語りかける。
この狂った客船で何もかもを奪われて、それでも尚、穏やかに少女を気遣いあやす少年は確かに天使と遜色がないだろう。

涙でぐちゃぐちゃになった顔をあげる
腕で荒っぽく涙を拭えば赤くなった鼻を鳴らしてから
少しばかり腫れた目を細めて微笑んだ。

「…その前に手紙のお返事をさせてください。

『私でよければ、いくらでも話をしましょう。
美味しいパイと紅茶を用意して、飽きるまで。』

…沢山、お話ししましょう。ナフ様がいない間もパイを焼いてたんですよ。」

そう伝えてから行きましょう、と貴方をレストランへ誘導することだろう。
(-166) gu_1259 2021/07/09(Fri) 19:19:00

【秘】 暗殺者 ナフ → 陶酔トリッパー バーナード

「………」

ここで手を止めて、毒が抜けるのを待つなんてことが 少年には選択できなかった。
したくとも、クライアントの意向に背くことで家族に被害が向く方が怖かったのだ。

普段の暗殺の方が、よっぽど楽だと思った。
人を生かしておきながら、逃げられないようにするのは少年には難しすぎるから。どうしても、情が出てしまうから。

その声を振り切るように、快楽を与え続け 錯乱と快感で混乱させた状態にすると。
少年は一度会場の様子を見に行くために部屋を出て行くだろう。
抽選で連れていかれる人間と一緒に引き渡すのが楽だろうかと思ったのだ。

しかし―――少ししたら戻る、と告げた後 少年が戻ってくることはなかっただろう。
(-179) otomizu 2021/07/09(Fri) 19:58:22
 




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