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【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェン「おまじない」 目を瞬かせた。 ふうん、と。1人ごちる。 詩人は、少し目を細めて、口許の笑みをゆるやかにひそめた。 「はは。なるほどな?そりゃあそうだ。 うま〜く隠されてしまったようだ。 ただまあ、今からだと時間もないか。 引きずり込む、のはまあいい。叩くというのはどういうことだ?俺の相貌はな、西の領を傾けたことすらあったのだぞ」 片目を瞑り、小さくウィンクした。そして、緩慢に手を伸ばす。 ▼ (-98) protea 2021/12/16(Thu) 19:57:56 |
【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェンあなたの帽子に手を伸ばし、 少し持ち上げて、目元をじい、と眺めようとする。 「ほう。……いい目をしている。決意を秘めた翡翠の」 そして、帽子を戻すだろう。(そもそも、触れなかったかもしれない。) 「こうして、あとは睦言を囁いてやれば、望まぬ者はいなかったというわけだ。これで数々のご婦人やらと愛についての知見を深めた、というわけよ。 さあて、これで逃げ道に手はつけたな。後は思い残しのないように、身辺整理でもしておくかな」 (-99) protea 2021/12/16(Thu) 19:59:13 |
オーウェンは、フランドルは結構やんちゃだと思っている。 (a25) backador 2021/12/16(Thu) 21:35:08 |
【秘】 灯屋 レイ → 埃運び オーウェンさて、貴方は何処にいるだろう。 酒場にいるだろうか。それとも荷運びの途中だろうか? "蝙蝠"に貴方の話を聞いて、思った事はなんだったか。 憤り、共感……否、まだそれらは伝聞でしかない。 これはまだ、貴方の事を詳しくは知らないのだ。 ならば話してみるしかないだろうと。 いつも通りカンテラを手にして、冥府の主を騙る灯屋は貴方の姿を探していた。 /* こんばんは。お話しましょうという……お誘いです! ちょっと忙しくて無理です!な時は言ってください。 ちなみにこちらの返信速度は亀です。よろしくお願いします。 (-116) sym 2021/12/16(Thu) 22:20:19 |
【秘】 埃運び オーウェン → 灯屋 レイ「誰か、お探しかい」 酒場で会ったぶり。 きっとあの中で誰よりも、街を嫌っている彼は。 けれど、誰にも負けないくらい隣人を大切にする彼は。 ふと、何かを思い誰かを探す灯屋に、声をかける。 「何を吹き込まれたかは知らないが、 こんな時にアテもない探し人なんてするモンじゃない。 我慢する必要はないと言ったそばから、 変なことをされちゃあ困るんだよ─── にゃあ?」 半笑いで戯けてみせる。 それがどんな意味を持つか、知らないはずはないのに。 「ちょうど仕事が空いてるんだ。 何か手伝うくらいはできるかもしれないな」 (-117) backador 2021/12/16(Thu) 22:21:38 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 埃運び オーウェン/* 御機嫌よう。襲撃ロールの間だいたいキレそう(キレてる)をしていた睦月です。対戦ありがとうございました。きsれそう(キレてる)(好きです) ミズチはよいしょって首輪をつけてから、機体修復を落ち着いた環境でするために一度身を潜めようと立ち去る構えでしたが、その前にオーウェンに届け物の依頼をしました。 エドゥアルトに渡したい物があって渡すつもりだったのだけど、こうしていつ渡せるか分からなくなったから届けてほしいとの内容です。>>4:36を聞いてのお節介なので、エドゥアルトに心当たりは全くないと思います。>>4:a40>>4:a48 小さな布袋の中には、ガラスの小瓶があった。収められた若葉の色の液体は、木隠れの香というらしい。香水のように振りかけると木々の気配を纏え、獣等々に気付かれ辛くなる魔法薬の一種だ。 小瓶と一緒に中にあった紙にはその説明が書かれており、『自身の能力のみで至らない点は、道具に頼ることも選択肢だ。今度商店を見に行こう。』と付け加えられていた。 小瓶はオーウェンに渡した香が入っていたものと同じなので、ミズチが調合したものかなって分かるかもしれません。上記の描写はとりあえず用意したくらいなので、状況や暁月卿ドンドコドン様の文体に合わせて編集していただいて大丈夫です。 ドンドコドン様にお時間がない場合は、オーウェンに届けてもらった事実を置く許可をいただければと存じます。こちらからエドゥアルトに、パパーっと送るのをしましたくらいのものを置く感じにしますのだわ。 いかがでしょう? お願いしても大丈夫でしょうか? (-119) 66111 2021/12/16(Thu) 22:45:11 |
【秘】 灯屋 レイ → 埃運び オーウェン酒場を出て、どこぞの路地だっただろうか。 昼間でも薄暗く人気もない。 耳に届いた探し人の声に、そちらへ視線を向ける。 「えぇ。貴方を探していたんです、"野良猫"さん」 守るべき場所を失っても、この街を嫌ってなんかはいない。 傍観者だった灯屋は、カンテラを揺らして貴方の方へ。 「おや、怖い。ですが話も早いのは助かります。 "蝙蝠"とお話する機会がありましてね。 貴方と、少しお話したく思ったので。 我慢することも、ないのでしょう?」 貴方に投げられた言葉を諳んじて、ふっと笑ってみせる。 「なに、行き場を失ったという話に多少親近感を抱いたので。 貴方の事を、もう少し知りたくなったのです」 (-120) sym 2021/12/16(Thu) 22:48:58 |
【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ/* 承りましたわ、任せてくださいませ。お時間なかったら呻きとかでお伝えしますにゃ。 (-121) backador 2021/12/16(Thu) 22:49:19 |
【秘】 埃運び オーウェン → 吟遊詩人 フェリックス「……気安いぞ、 今すぐその顔を二度と見れん有様にしてやろうか」 特に抵抗することもなかったが、 鱗に包まれた瞼と、有鱗種の鮮やかな瞳をもった右眼───左眼は勿論のこと。が、不機嫌そうに歪んで。 「おたくみたいなのはタイプじゃない。 入れ込めば入れ込むだけ厄介になりそうなヤツ。 どれだけ顔の作りが良かろうと差し引き0、どころかマイナスに足を突っ込んでいく。 ま、どんだけ仕事しくじろうとお前を運ぶのだけはやり遂げてみせるさ。どうせ……あるんだろ、配達屋一つ動かすくらいのコネは」 (-134) backador 2021/12/16(Thu) 23:37:53 |
【人】 埃運び オーウェン「はあ〜〜風呂でも行こうかな……」 少しだけ上等な酒もあけて、程よく酔いが回ったころ。 いつもなら意識をどっかやるまで飲み耽るところだが、 今日はなんだか、まだ考え事をしたい気分だ。 娼館横のアレにはあんまりいい思い出はないが、 かといって近隣の高級浴場は懐に痛い。 妥協するか。今回も。 (33) backador 2021/12/16(Thu) 23:42:03 |
【秘】 埃運び オーウェン → 番犬 エドゥアルト「エドゥア〜〜ルトはいるか!」 溌剌に名前を呼びつつ、狩人を探す配達屋が一人。 小さな布袋を片手にうろうろとしていて、不機嫌そうな顔は『なんでああ言った手前俺から探さなきゃならねえんだ』といったところか。 さて、そんな上も下も内も外も出向く配達屋は、 あなたをどこで見つけただろうか。 (-139) backador 2021/12/16(Thu) 23:58:45 |
【秘】 埃運び オーウェン → 灯屋 レイ「口が軽いな、あの馬鹿は。 全部言ってやらなくて正解だった。 そのうち、酒場中に言いふらされちまう」 わざとらしく肩を竦めてみせる。 依頼へ共に出かけた時に比べて、幾分か棘のような雰囲気は抜けていた。 「別に、粗方仕事は終えたしさ。そう構えなくていい。 機嫌損ねたら一発は小突くかもしれねえけど、それは別に普段通りだろ。 で?何処まで知ってんの。 居場所を失くした異種族の。───その先。 俺が本当に街をひっくり返そうとした理由。 簡単には推測できるかもしれんが、どうだ?」 (-144) backador 2021/12/17(Fri) 1:06:38 |
【秘】 番犬 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「…………何か、用か」 酒場のカウンター席に座っていたエドゥアルトは貴方の方へ振り返った。不機嫌そうなのはまあ、今に始まったことじゃないので気にする様子もない。 (-149) DT81 2021/12/17(Fri) 1:35:19 |
【秘】 灯屋 レイ → 埃運び オーウェン「そうかもしれませんね。 あぁ、でも彼をあまり責めないでくださいね。 突いたのは、私ですから。 ―――怪我するとうちの“番犬”が心配するので、万が一の時はお手柔らかにお願いします」 幾分柔らかくなったような雰囲気の中、世間話をするような軽さでそう返す。 「そうですね……。 『上にも下にも居場所がない』 『そんなこの街を嫌っている』 『嫌いなこの街を、壊したいだけ』 私が聞いた限りだと、そんな感じです。 『居場所を失くした者の、居場所を用意してくれない街への復讐』といったところでしょうか。 ……ですが、これは伝聞からの推測でしかない。 貴方が実際どう感じて其処へ至ったのか、貴方の言葉で聞いてみたかった」 大体合ってるなら、それはそれでいいのですが。 じぃと、貴方を見据えている。 (-154) sym 2021/12/17(Fri) 2:07:46 |
【秘】 埃運び オーウェン → 番犬 エドゥアルト「おたく宛に配達の品がありましてねえ。 ミズチからだ、受け取りな」 荒っぽい口調にしては丁寧に、その小さな布袋を手渡す。 開けてみれば、中に入っているのはガラスの小瓶。 収められた若葉の色の液体は、香水のように振りかけると木々の気配を纏え、獣等々に気付かれ辛くなる魔法薬の一種。木隠れの香というらしい。 小瓶と一緒に中にあった紙にはその説明が書かれており、『自身の能力のみで至らない点は、道具に頼ることも選択肢だ。今度商店を見に行こう。』と付け加えられていた。 「ま、頼る相手としては及第点じゃねえの。 要件はそれだけだ。礼は送ってきた奴にいいな」 (-158) backador 2021/12/17(Fri) 2:21:08 |
【秘】 埃運び オーウェン → 灯屋 レイ「犬飼ってんの? なーんて。別に俺がやったって言やあいいだろ。 野良猫にぶつけるには相応しいでしょうに」 おたくも俺もお人よしだな、なんてため息と共に。 お気楽そうに両手を挙げて、視線を受け止める。 「ん。気持ちいい位のハズレ。 悪い悪い、元から当てさせる気なんて無かった。 こんな偏屈なひねくれ者がそう簡単に踏み込ませるわけないだろうが。 上にも下にも居場所がなくて、こんな性格に成り果てたのと───この街が嫌いなのには、直接の理由はねえよ」 一笑に付して、ハッキリとそう告げる。 どっちも真実だ。嘘は言っていない。それは、ひねくれ者の常套句。 間違いなくミスリードを誘う言い方はしたというのに。 (-162) backador 2021/12/17(Fri) 2:51:58 |
【秘】 埃運び オーウェン → 灯屋 レイ「俺は……なんでも屋としての暮らしはそれなりに楽しいと思ってるよ。 風当りはキツいしイヤな仕事もあるけどさ、自分に妥協して、小銭をかき集めて、それなりに黄金の蜜を啜れて生きてる」 そこまでは軽い雰囲気の語り口だったが、 次の句を言い放つ寸前、片眼を鋭く尖らせて。 「俺が本当にこの街を壊したいと思った理由は、 お前ら───冒険者だ。 なあ。レイ、おたくは…… 冒険者の扱いって、考えたことあるか」 そんな問いかけを、した。 (-164) backador 2021/12/17(Fri) 2:52:35 |
【人】 埃運び オーウェン「……いつも通りとは言ったが。 よく耳を澄ませりゃ静かだな、この酒場も」 変わらず、飲兵衛の野郎どもの笑い声や、依頼を物色する冒険者の相談は耳に届くのに。 いつの間にここまで寂れたんだか。 気配だけは感じるのに、その実みんなが内緒話。 これが……自分の望んだ景色だったっけな。 (37) backador 2021/12/17(Fri) 18:44:52 |
オーウェンは、浴場に出かけた。依頼受ける気分にはなれん。 (a40) backador 2021/12/17(Fri) 18:47:50 |
【秘】 番犬 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「……ミズチから……?」 最近あまり酒場で見かけないような気がする。 何も心当たりがなさそうな面持ちで、配達されたものを受け取ると、中身を見て、少し考えるような間があったのち。 「おれが頼ったというよりは、彼の善意だが…… そうだな。……感謝する」 本人には後程伝えるつもりだ。 だから、この礼は、配達に対するものだった。 (-208) DT81 2021/12/17(Fri) 18:50:57 |
【秘】 灯屋 レイ → 埃運び オーウェン「とても頼もしい、協力者ですよ。 ……彼は貴方の事も案じています。 もし貴方と喧嘩したら、彼が悲しむでしょう?」 悲しむ顔は見たくないでしょう?なんて言って肩を竦める。 「おやおや。難問の上に引っ掛け問題ときましたか。 ―――それにしても、嫌いな街に住み続けるというのも、酔狂なもので」 カンテラを指で叩きながら貴方の話を聞く。 鋭くなった貴方の目を、細めた目で見つめる。 「冒険者?」 この灯屋はヨルムガンドから離れた事がない。 他の街での扱いを知らない。比較対象はない。 暫し考え、口を開く。 「良いとは、言えないでしょうね。 どれだけ力を持とうと役に立とうと、市民にとって騎士や衛兵でもない冒険者は路地裏のゴロツキと大差ないのでしょう」 貴方はどう考えているのですかと、問いを返す。 (-225) sym 2021/12/17(Fri) 22:26:05 |
【秘】 埃運び オーウェン → 灯屋 レイ「冒険者ってのは…… こんなゴミを混ぜ返して仕事をしゃぶるような職じゃない。 怪物の蟹や小鬼をシバき倒したりするそれはまだそれらしく≠ったが。 そもそも荒くれやゴロツキをどつくのって、なあ。それこそ政府の役目じゃないのか?」 反面、ヨルムガンドから外をずっと飛び回り、 様々な街の様相を見てきた配達屋は、 理想を。黄金に囚われない夢を知っている。 知ってしまって、この都市に重ね合わせてしまった。 「いいんだ。正当に依頼として任されてんなら、そりゃ冒険者の飯種だ。奪われるようなもんでもない。 たださ……この都市は。上は黄金ばかり弄んで、腐敗した暗部をほったらかし俺らを顎でコキ使って。かといって下は俺らを羨んで、生活に苦しみ何か厄介事を起こしてそのしわ寄せを冒険者らに寄越す。 そのくせ大体が感謝の言葉一つも言っちゃあくれない」 嘆息をして、その、 それなりに隠してきた理由を言い放つ。 「一番惨めで、蔑ろにされてんのは、酒場で屯してる冒険者じゃねえか」 (-246) backador 2021/12/18(Sat) 2:26:16 |
【秘】 灯屋 レイ → 埃運び オーウェン「……」 じっと貴方を見つめる。 「私、謝らなければいけませんね。 貴方が個人の憎悪でこのように、誰彼問わず巻き込む方ではないと。知っていたはずなのに」 ―――貴方が言う冒険者を、夢だと思った。 黄金なんかではない。 もっと土埃に塗れた……それでもなお輝く、力と自由への憧憬。 「ただこの街に嫌気が差していたなら、貴方はどこへでも飛んでいけたでしょうに。 それでも事を起こしたのは、『此処』の冒険者が蔑ろにされ続けるのを嫌ったからか」 仲間意識か、他の理由か。 もしくはこれも、灯屋の見当違いな推論かもしれない。 ただ、灯屋は思ったのだ。 「やり方にはひとつふたつ、言いたいところはあります。 けれど……貴方は、本当にお人好しで。 ひどくやさしいのですね」 (-277) sym 2021/12/18(Sat) 15:48:21 |
【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェン「おお、こわやこわや」 降参、という手で両手をあげて、にこやかに。 「そこまで言うか〜?傷ついてしまうぞ。 ま、今のは俺の眉目秀麗さを湛えているという点で許そう。 無くはないさ。すべてが終わった時に、どうなっているかはわからんがな。 じゃあまたな、埃運びよ」 あえてその名を口にしたのは、あなたが案外、その名を嫌っておらず。 なんなら運びに誇りを持っているとみたからだろうか。 酔っ払いは酒精の香りを漂わせながら、酒場にいるご婦人を口説きに行った……。 節操のない男だ。 (-279) protea 2021/12/18(Sat) 16:31:15 |
【秘】 埃運び オーウェン → 灯屋 レイ「偏見を持たれるのには慣れてる。 そう言ったことでお前は内心俺がそーいう輩だって思ってたってのがバレるんだから何も言わんで、──」 いつもの様に早口で捲し立てて、煙に巻こうとした矢先に……その推論をぶつけられると、言葉に詰まって。 「……別に。っつかさ、言ってるだろ。 理由は『お前ら』だって。 だから……革命軍に足突っ込んじまった奴らはしゃーないとして、他の酒場に居る冒険者が、こんな場所で満足してるのを見たらさ。 行けないだろ、何処にも。 だから優しくしてやる筋合いなんてない。こんな面倒な配達屋が居るって思ってとっとと出てってくれたら良かったんだ」 そんな、不器用で、優しいものを吐くのだ。 (-286) backador 2021/12/18(Sat) 16:53:50 |
【神】 埃運び オーウェン≪娼館横の浴場にて≫ 「……」 わずかに淀んだ瞳。疲れが溜まっている様な、自分に対する不信を見つけ出してしまったような、そんな。 手袋を鱗に引っかからないよう丁寧に外し、足元に転がした鞄に詰める。 ベルトを解き、上着を脱いで。 寒い時期だからか冷たい風が肌を撫で、思わず身を震わせた。 背中、腕、腰に腿。 そして、腰巻の隙間から伸びる、 わずかにささくれだった小さな尻尾。 右瞼にあるものと同じ、厚く、鎧の様な鈍い光沢を持つそれは、リザードマンなどに見られるものではなく……紛れもなく竜のもの。 といっても珍しいものではなく、ともすれば娼館で客をとっている所だって見れるはずだ。 火ではなく嘘くらいしか吐けない竜人の、それも合いの子は、頽廃都市に生きる一般市民と何も変わりはない。 (G0) backador 2021/12/18(Sat) 18:09:42 |
【秘】 灯屋 レイ → 埃運び オーウェン「だって貴方の事、きちんと知らないんですもの。 だから話を聞きに来たと言ったじゃないですか。 ……とはいえ、得た情報で一瞬でも思ったのは事実です。 それを黙っているのは、不誠実でしょう?」 貴方はきちんと話してくれたのに。 「本当に、遠回りな優しさです。 貴方、結局突き放しきれないんですから。 その願いは叶いっこありませんよ」 かつん、と足音を立てて貴方に近づく。 貴方の目を見上げる。 「それでも。 我々を想ってくれてありがとうございます。 損な役回りなのをわかって駆け回ってくれて。 ありがとうございます」 (-304) sym 2021/12/18(Sat) 18:49:14 |
【秘】 埃運び オーウェン → 灯屋 レイ「勘違いするな。それでも全部は俺のためだ。 そのままにしといたら、俺がちゃんと清々しい気持ちで生きていけないんだよ。だから、この街の全部が嫌いなんだ」 見下ろす目は不機嫌そうに。 だが、いつも通りの……突き放しきれない表情。 「分かったんならちゃんと今置かれている境遇を見つめ直せ。もっとよく外の世界を見てみろ。お前だけじゃなく、これまで尋問してきた奴らにも言ってきた。 そうしてまだ、ここに残るってんなら……俺もうるさくは言わない。みんながみんな答えを持つなら。余計なお節介を焼く必要も、無くなる」 (-307) backador 2021/12/18(Sat) 19:03:50 |
【神】 埃運び オーウェン様々な仕事で酷使してきた肉体は、傷も筋張りも多い。 身体そのものには無駄のない、といえば聞こえはいいかもしれないが、鍛えれば鍛えた分だけできることはやれることは増えていく。 諦めているだけだ、あれもこれも。 食事には頓着しなかったし、それに場所が場所だからか、どうしても纏わり付くような視線がある気がして。 そんなことを自分で思ってしまうくらい、故に洗練されているとはとても言い難い。 手早くタオルを腰に巻き、その上から伸びて不機嫌そうに揺れる尻尾を背に、湯船へ向かっていく。 「……ハア……」 そもそもこの辺りにいい思い出はない。 やれる仕事は多いだけ良いものだが、知らぬ男や女に身体を好きにさせることだけは妥協してやれなかった。 その代わり、こっちが好きにするならまだやれないことはなかったのだが。 そんなくだらない思い出ばかりが、この辺りに有る。 (G1) backador 2021/12/18(Sat) 19:26:42 |
オーウェンは、自分のやってることが正しいことだとは思ったことはないが。 (a54) backador 2021/12/18(Sat) 20:09:39 |
オーウェンは、そろそろ疲れた。マジで疲れた。 (a55) backador 2021/12/18(Sat) 20:10:19 |
【秘】 灯屋 レイ → 埃運び オーウェン「はい。では、そういう事にしておきましょう」 突き放しきれないとわかっているから。 にこりと笑うように貴方を見上げる。 小突かれたとしても仕方ないな、これ。 「冒険者の、とまではいかないまでもですね。 私だって現状に思うところはありましたよ? だから、貴方達の協力者という立場を選んだんです。 ……違うのは、私はこの街を嫌いきれない事。 街の外を見たとしてもきっと。 私は此処を捨てるより、より良くなる事を願うでしょう。 だから、私は此処に残ります」 貴方がもしも愛想を尽かして去るのなら。 次来るまでに少しは、マシにしておきたいです。 そんな事を、灯屋は告げるのでしょう。 (-324) sym 2021/12/18(Sat) 20:37:57 |
【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン「おや、耳が早い。私はつい最近知りました。」 ただ一つ、見えないだけで案外どこにでもいるのは、 下層市民だろうがハーフだろうが同じだなと内心ごちた。 「──それがですね、私、下級市民とは言いましたが、 他の下級市民の犠牲や安全には興味がないんですよ。 面白みもなく 貴方に反感も抱けない男で すみません」含みのある言い方。 近付く顔に視線だけをやって笑顔を投げる。 「ただ、オーウェンの思考は面白いと感じました。 まるで“冒険者”と言う存在が初めから生まれるようだ。 例えば私が今、騎士を経て冒険者をしているように、 最初から冒険者だった人間なんて一握りにも思えます。 となると、私みたいな成り上がりは捨てるとして。 最初から夢や誇りを抱いた冒険者だけを、 貴方は守りたかったでしょうか。己を捨ててまで」 でもそれは、冒険者と定義するよりは── 誇りを持った人間を、ただ支えたい、そんなものに聞こえて。 ある意味下級市民が抱くよりも純粋な願いに思えた。 「革命軍は下級市民の待遇改善も使命ですから、 表立って賛同はしませんが── 俺が目指していたものも人に言えば馬鹿にされる、 そんなものだったから、応援しますよ私は。 貴方が本当に心からそれを目指し続ける限りは」 (-329) poru 2021/12/18(Sat) 20:51:44 |
オーウェンは、エアハートに変わらず疲れた笑みを見せた。 (a61) backador 2021/12/18(Sat) 20:55:59 |
オーウェンは、「勘違いするな」と、呟いた。 (a62) backador 2021/12/18(Sat) 20:56:26 |
オーウェンは、最初から、自分のことしか考えてない。と思ってるつもりだったから。 (a63) backador 2021/12/18(Sat) 20:56:41 |
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